「Fire TV 2017」 と「Fire TV Stick」 どちらを買うべき?


Amazonから新たなメディアプレーヤー「Fire TV 」(2017モデル)が発売される。一万円以下という手頃な価格で、10月25日から販売開始。現在は予約受付中。なお、この製品は日本国内でのみ使用可能なモデルで海外使用は不可。一人最大3個まで購入できる。

「Fire TV」(2017)はどんなメディアプレーヤーなの?

フルHDの2倍となる4K解像度での再生に対応したメディアプレーヤー。Dolby Atmosにも対応しているので、迫力でサウンドで動画が楽しめる。もちろん、Amazon プライム・ビデオ、Netflix、Huluなどのサービスを利用して快適に動画視聴を楽しめるようになっている。

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4K再生&Dolby Atmos対応メディアプレーヤー Amazon「Fire TV 2017」

Fire TV 」はストリーミング動画を再生するためのメディアプレーヤー。スティック型デバイス「Fire TV Stick」よりも40%性能を強化し、4Kでの動画再生に対応。Dolby Atmos サウンド、Wi-Fiデュアルバンドでの高速かつ安全な通信にも対応する。

「Fire TV Stick」よりも美しく表示できるの?

「Fire TV Stick」の表示が最大 60fps・1080pにあるのに対し、「Fire TV」は最大 60fpsの4K Ultra HDに対応。HDR方式としてHDR10にも対応し、「Fire TV Stick」よりも鮮明で色彩豊かな表示で、Amazon プライム・ビデオやNetflixなどの対応コンテンツが楽しめる。

「Fire TV」はどんなコンテンツに対応しているの?

Amazon プライム・ビデオ、Netflix、Hulu、AbemaTV、dTV、DAZNなどの動画配信サービスに対応。そのほか数千のテレビ番組や映画からお気に入りコンテンツを視聴できる。なお、現在「Fire TV」は5000種類を超えるアプリにも対応している。

動作は速いの?

「Fire TV Stick」のプロセッサはクアッドコア 1.3 GHzなのに対し、「Fire TV」のプロセッサはクアッドコア 1.5 GHz。また、「Fire TV Stick」のメモリは1GBであるのに対し、「Fire TV」のメモリは2倍の2GB。GPUにはARM製のMali450 MP3を使用しているため、「Fire TV Stick」よりも高速に動作し、より快適に動画を楽しめる。

音声で操作できるの?

製品には音声認識リモコンが付属。リモコンは音声検索対応で、ユーザーの声に瞬時に反応し、音声のみでコンテンツ検索できる(※Fire TVではAmazonビデオ全体で検索が可能)。

使い方は?

テレビやディスプレイにHDMIで接続して使用する。また、使用するにはインターネット環境が必要で、Wi-Fi接続か有線LAN端子で接続する必要がある。有線LAN接続を利用する場合は別途オプション製品の「Amazonイーサネットアダプタ」が必要となるので注意しよう。

電源はどうなってるの?

Micro USB端子で給電する方式を採用。電源アダプタとUSBケーブルは製品に付属しているので別途購入する必要はない。

サイズや重さ、色はどうなってる?

「Fire TV」のサイズは65.0 mm x 65.0 mm x 15.0 mmで、重量は87.1 g。カラーはブラックのみをラインナップする。

「Fire TV 2017」のスペック

  • プロセッサ Amlogic Quad-core 1.5GHz | ARM 4xCA53
  • GPU Mali450 MP3
  • ストレージ 8 GB
  • メモリ 2 GB
  • Wi-Fi デュアルバンド、デュアルアンテナWi-Fi (MIMO); 802.11a/b/g/n/ac対応
  • 音声認識 同梱のFire TV音声認識リモコンまたは、無料のFire TVリモコンアプリで対応(Fire、Android OS、iOSで利用可能)
  • イーサネット(有線LAN)対応 あり / Amazon イーサネットアダプタ(※別売)を購入する必要あり
  • クラウドストレージ Amazonのコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能
  • 入出力端子 1 タイプA HDMI 1.4b出力、HDCP 1.4 、1 Micro USB(電源用)
  • オーディオ Dolby Atmos, 7.1サラウンド対応, 2chステレオ, 最大5.1chのHDMIオーディオパススルー
  • 対応フォーマット ビデオ: HDR-10. H.265, H.264、オーディオ: AAC-LC、AC3、eAC3 (ドルビーデジタルプラス)、FLAC、MP3、PCM/Wave、Vorbis, Dolby Atmos (EC3_JOC)、写真: JPEG、PNG、GIF、BMP
  • 出力 2160p、1080p、720p、最大60fps
  • Bluetooth Bluetooth 4.1, BLE
  • 対応テレビ HDMI端子対応4Kテレビ、24/25/30/50/60Hz および HDCP 2.2対応のテレビ
  • 保証 1年間限定保証 Fire TVの使用時は利用規約が適用されます
  • 付属品 音声認識リモコン、USBケーブル、電源アダプタ、単4電池2本、スタートガイド
  • サイズ 65.0 mm x 65.0 mm x 15.0 mm
  • 重量 87.1 g

「Fire TV Stick」との違いは?

「Fire TV Stick」との違いをまとめてみました。

高速に動作 / 有線LANも使える

「Fire TV」の方がCPUとメモリの性能が高いので、「Fire TV Stick」よりも高速に動作する。また、「Fire TV」は別途オプションのアダプターを利用すれば、有線LANでネット接続できる。

4K動画再生に対応 / 鮮明で色彩豊か

「Fire TV Stick」では4Kでの動画再生に対応していなかったが、「Fire TV」は4Kでの動画再生(最大 60fps・4K Ultra HD)に対応する点で大きな違いがある。また、HDR方式としてHDR10にも対応しているので、「Fire TV Stick」よりも鮮明で色彩豊かな表示が可能だ。

Dolby Atmos対応で音がいい

音響面でも「Fire TV」はDolby Atmosに対応しているので、「Fire TV Stick」(Dolby Audio対応)よりも音がいい。

「Fire TV 2017」は買うべきか?

おそらく大部分の人はすでに価格の安い「Fire TV Stick」(4,980円)を手に入れていることだろう。4K解像度で動画を視聴していないのであれば、無理に「Fire TV」(2017)を購入する必要はないと思われる。しかし、昨今の動画配信サービスはどんどん高解像度のコンテンツ表示に移行しており、100%ストリーミング動画を楽しむためには4K対応の機器が必須になりつつある。4K表示に対応したテレビ、ディスプレイをすでに持っているならば、「Fire TV Stick」から「Fire TV」(2017)に切り替えた方がいいだろう。

「Fire TV 」(2017 Newモデル)の価格は?

現在、Amazonでの「Fire TV 」の価格は8,980円。送料は無料で、ギフトラッピングも可。一万円以下で買える手頃なメディアプレーヤー(ストリーミング端末)を探している人におすすめだ。

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