DELLから自立スタンド型のAndroidタブレット「Venue 10 7000」シリーズが発表された。最薄の厚み 6.2mmを実現しながらも、高精細な10.5インチ有機EL液晶を備え、専用キーボードも用意されているという。
DELLはすでにハイエンド向けAndoridタブレット「DELL Venue 8 7000」やWindowsを搭載した「Dell Venue 8 Pro」を発売済み。圧倒的に高いスペックとコストパフォーマンスの高さから人気製品になっている。今回発表された「Venue 10 7000」はDELLからは初となる自立スタンド型。新たなラインナップを投入することで、さらなるシェアを獲得するねらいだ。
果たしてDELLは「YOGA Tablet」シリーズで成功を収めるレノボを打ち負かすことができるのか?DELLの最新Andoridタブレット「Venue 10 7000」シリーズに世界の注目が集まっている。
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自立スタンド型Andoridタブレット DELL「Venue 10 7000」
画像から分かるとおり、DELL「Venue 10 7000」は自立スタンド型になっており、レノボの「YOGA Tablet2」とそっくりだ。この自立型スタンドというのはご存知の通り一長一短がある。単体で自立できるので、外部のスタンドなどを持ち歩く必要がなくなる。そしてオプションのキーボードと組み合わせて使う際には、自由に角度を調整することも可能だ。スタンドを持たない分、荷物は軽くなり、文書作成などの作業もしやすくなる。
しかし、一方でバッテリーを内蔵したシリンダー状の部分が出っ張ってしまうため、持ち運びは少々不便だ。
確かに持ちやすくはあるが、バッグの中にすっきりと収まらないのは大きなデメリットになる。レノボの「YOGA Tablet2」にも同じことが言えるが、この自立型スタンドを搭載したタブレットは、毎日カバンに入れて使うよりも、自宅や職場など一定の場所に固定して使った方がいいだろう。
DELL「Venue 10 7000」には、専用キーボードが付属したモデルと単体モデルを用意。専用キーボードを使えばストレート、スタンド、テント、クラムシェルといったモードで利用することができる。キーボードは磁石による着脱式を採用し、着脱をスムーズに行える。
カメラには3D マッピングに対応した独自開発カメラ「RealSense」を搭載。物体の奥行きを認識や計測が可能。タブレット単体で撮影するものの3次元データでき、ピント位置の変更なども可能。機能面では、自動的に写真を整理するスマートアルバムなどを備えている。この他、ビジネスでも利用できるよう Android for Work をサポート。デバイス上のデータを仕事用と個人用に分けて使用することができる。
DELL「Venue 10 7000」のスペック
- ディスプレイは10.5インチ、解像度2,560×1,600の有機EL液晶
- プロセッサはAtom Z3580(2.33GHz)
- RAMは2GB
- ストレージは16GB
- バッテリーは7000mAh
- カメラは背面800万画素 CMOS) 、前面200万画素 CMOS)
※3D マッピングに対応した独自開発カメラ「RealSense」を搭載 - OSは自動暗号化機能を備えたAndroid 5.0 Lollipop
- ステレオスピーカーを搭載
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