SmartWatch 3 SWR50 はIngressに最適なスマートウォッチ

Googleのスマートフォン向け陣取りゲーム「Ingress」の人気が高まっている。それに伴い、「エージェント」と呼ばれるIngressユーザーも急増中。エンライテンド（緑）とレジスタンス（青）の2陣営に分かれて実際に存在する場所をバーチャルで奪い合う熱い戦いが各地で繰り広げられている。

注目したいのは、優秀なエージェントであればあるほど、戦いを有利に進めるためにリアルなアイテムをうまく使いこなしていること。特にスマートウォッチは必携アイテムのようで、ベテランエージェントのほとんどが所有しているそうだ。

人気急上昇中の「Ingress」によって、新たなニーズが開拓されたスマートウォッチに注目だ。

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なぜエージェントたちはスマートウォッチを欲しがるのか？

スマートウォッチは現在それほど売れているわけではない。一般的な消費者はスマートフォンをメインで使っており、小さなディスプレイで通知チェックほどにしか使えないスマートウォッチをわざわざ使う気にはなれないのだ。バッテリーが短く、単独で通信機能を備えていないのも原因だろう。しかし、それにもかかわらずエージェントたちはスマートウォッチを欲しがっている。

その理由はスマートウォッチを持っていることで戦いを有利に進めることができるということに尽きる。戦いを有利に進めるには、まず敵の動きを察知すること。誰がいつ、どのポータルを攻撃しているのかを素早く確認できれば、その後に再攻撃を仕掛けることも可能だ。スマートウォッチはスマートフォンと連携して通知をすばやく確認することができる。「Google Play」には「Watch face for Ingress」というIngress専用のアプリが用意されており、このアプリを導入することで、敵の動きを素早く察知することが可能だ。

仲間と連みやすいスマートウォッチ

もう一つの理由はスマートウォッチの方が仲間と連動しやすいことにある。Ingressはリアルな空間ともリンクしているため、常に外で歩き回っていなければならなくなってしまう。それでもメッセージの通知はスマホ上から見られるが、その際にいちいちスマホを取り出さなければならないのは面倒だ。特に目的の場所へ急いでいるときにはいちいちスマホを取り出す余裕もない。

しかし、Ingressを友人や知人と楽しんでいる場合は、相手のメッセージに重要なものが含まれている可能性がある。例えば、敵に味方陣営のポータルを破壊され支援してほしいという要請などだ。スマートウォッチがあれば、そうした緊急性のあるメッセージの確認も素早く行うことができる。Googleのメッセージングサービス機能「ハングアウト」を利用すれば、メッセージの受信はリアルタイムで受けとることが可能だ。

エージェントにふさわしいスマートウォッチを選ぶ

Ingressエージェントにとって重要なのは、見た目よりも中身。特に屋外で利用することがメインになるので、視認性がよく、かつ雨に強いモデルを選びたい。おすすめはソニーの「SmartWatch 3 SWR50」。他のスマートウォッチがスーツに似合うようにデザインされているのに対して、この製品だけは屋外でフィットネス用に作られている。そのため、IP68の防水仕様で、ベルトもゴムのようなシリコンバンド製。雨に濡れても全く気にする必要がない。

ディスプレイの解像度は360×360と高く、他のスマートウォッチよりもメッセージが読みやすい。おまけにGPSやジャイロセンサー, デジタルコンパス,などのセンサーも搭載されており、Googleマップで位置情報を確認する際に威力を発揮する。バッテリーは420mAhと他社のスマートウォッチよりもやや長めに使用可能。マイクも内蔵されているので、スマートフォンと連携してハンズフリー通話やボイスコマンドによる操作も可能だ。