「VASTKING KingPad M10」と高コスパタブレットを徹底比較！

2万円前後で販売されている「VASTKING KingPad M10」と高コスパタブレットを徹底比較！価格やAntutuベンチマーク、スペックの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。

このページ内の目次

「VASTKING KingPad M10」の特徴

「VASTKING KingPad M10」の特徴をまとめてみました。

2K液晶・ワイヤレス出力・着脱キーボード

「VASTKING KingPad M10」は10.36インチで解像度2048 x1080 ドットの液晶を搭載。画質は高精細な2Kで高画質な映像をを楽しめます。また、Wi-Fiを利用して外部のテレビやディスプレイに出力することが可能。大画面で動画を視聴することができます。そのほか、マグネットで着脱できる専用キーボードを用意。タッチパッドも利用できます。

4GBメモリ＆128GB＆Android 11

「VASTKING KingPad M10」はUNISOC Tiger T618 オクタコアプロセッサを搭載。Antutuベンチマーク総合で約200,000点を記録し、高速に動作します。また、大容量4GBメモリ搭載でスムーズに動作。OSはAndroid 11で新機能も使えるようになっています。

13MPカメラ・クアッドスピーカー・4G通信

「VASTKING KingPad M10」は背面に1300万画素カメラを搭載。前面には800万画素カメラを搭載し、Web会議やチャット、オンライン授業などに活用できます。また、本体に4つのスピーカーを搭載。臨場感あるサウンドが楽しめるようになっています。そのほか、本体にSIMスロットを搭載。単体4G LET通信が利用できます。

公式ページ Kingpad M10 Tablet – Vastking

価格を比較

「VASTKING KingPad M10」と「ALLDOCUBE kPad」、「Teclast M40 Pro」、「Blackview Oscal Pad 8」の価格を比較してみました。

「VASTKING KingPad M10」

「VASTKING KingPad M10」は、Amazonで23,800円 (4000円OFFクーポン付き)、米国Amazon.comで$193.99で販売されています。

「ALLDOCUBE kPad」

「ALLDOCUBE kPad」は、Amazonで23,999円(6000円OFFクーポン付き)、楽天市場で21,980円 (税込)、ヤフーショッピングで21,980円 (税込)、AliExpressでUS $187.42 (11/25セールでUS $139.99 – 164.00)、Banggoodで19,765円、米国Amazon.comで$199.99 + $13.63 shipping で販売されています。

「Teclast M40 Pro」

「Teclast M40 Pro」は、Amazonで29,900円（7000円OFFクーポン付き）、楽天市場で25,980円 (税込)、ヤフーショッピングで25,980 円、AliExpressでUS $173.71、Banggoodで19,634円、米国Amazon.comで$219.99(日本発送は+$45.52)で販売されています。

「Blackview Oscal Pad 8」

「Blackview Oscal Pad 8」は、Amazonで18,999円（3000円OFFクーポン付き）、楽天市場で22,964円 (税込)、Banggoodで16,169円、AliExpressでUS $143.99 – 197.27、米国 Amazon.comで$189.99 + $41.65 shippingで販売されています。

Antutuベンチマークを比較

「VASTKING KingPad M10」と「ALLDOCUBE kPad」、「Teclast M40 Pro」、「Blackview Oscal Pad 8」のAntutuベンチマークスコアを比較してみました。

「VASTKING KingPad M10」

Antutu総合で「189235」、CPUで「68876」、GPUで「42186」、MEMで「36162」、UXで「42011」。

＜CPU＞ Unisoc Tiger T618

「ALLDOCUBE kPad」

Antutu総合で「183051」、CPUで「61075」、GPUで「30421」、MEMで「35738」、UXで「55817」。

＜CPU＞Unisoc Tiger T610

「Teclast M40 Pro」

Antutu総合で約200,000

＜CPU＞ UNISOC T618
※「Teclast M40 /SE」、「VASTKING KingPad K10」と同じプロセッサ

「Blackview Oscal Pad 8」

Antutu総合で「96231」

＜CPU＞ Unisoc SC9863A

スペックを比較

「VASTKING KingPad M10」と「ALLDOCUBE kPad」、「Teclast M40 Pro」、「Blackview Oscal Pad 8」のスペックを比較してみました。

「VASTKING KingPad M10」のスペック

ディスプレイ　10.36インチ、解像度2048 x1080 ドットの液晶
※2K
プロセッサ　UNISOC Tiger T618 オクタコア 2.0GHz
※12nm
GPU ARM Mali-G52
RAM（メモリ） 4GB
ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDカードで最大128GBまで
バッテリー 6000 mAh
駆動時間　12時間
背面カメラ　13MP
前面カメラ 8MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS（A-GPS）
※ワイヤレスで外部出力が可能
インターフェース USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
※microHDMI端子は搭載されていません
筐体の素材　フルメタル（金属）
スピーカー　クアッドスピーカー
キーボード　専用の着脱式キーボードカバーを用意（別売）、タッチパッド付き
音声認識　Googleアシスタント
生体認証　3D顔認証
OS　Android 11
サイズ　247 x 157 x 8 mm
重量　450g
カラー ミスティックグレー
発売日 2021年9月
SIMカード　NanoSIM
対応バンド ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au回線に対応
4G FDD:B1+B3+B8+B18+B19/B26+28A/28B+B40+B41
3G WCDMA:B1+B2+B5+B8
2G GSM:B2+B3+B5+B8

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「ALLDOCUBE kPad」のスペック

ディスプレイ 10.4インチ、解像度2000×1200 pxのIPS液晶
※10点マルチタッチ/In-cell/7.8mmベゼル
プロセッサ　Unisoc Tiger T610 オクタコア (ARM 2×A75 2.0G and 6×A55 2.0G）
GPU　Mali G52-3EE-2-core 850MHz
RAM（メモリ）4GB
ストレージ 64GB
外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで
バッテリー 6000 mAh
充電 5V/2A(Type-C充電)
背面カメラ　5MP
前面カメラ 5MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (Beidou/Galileo/Glonass)、4G通信
インターフェース USB Type-C
センサー　重力センサー
スピーカー　BOXスピーカー x2
マイク　シングルマイク
筐体の素材　メタル（金属）
OS Android 11
サイズ 248.1 x 157.9 x 8.6mm
重量　476.27 g
カラー グレイ

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「Teclast M40 Pro」のスペック

ディスプレイ 10.1インチ、解像度1920 x 1200 ドットのIPS液晶
※10点マルチタッチ操作
プロセッサ　UNISOC T618 オクタコア
※12nm
CPU 2xA75 + 6xA55
GPU　　ARM Mali-G52
RAM（メモリ）　6GB LPDDR4
ストレージ 128GB eMMC
外部ストレージ microSDカードで最大128GBまで
バッテリー　7000mAh
充電 Type-C充電
背面カメラ　8MP　※オートフォーカス対応
前面カメラ　5MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n ( 2.4GHz/5GHz )、Bluetooth 5.0、GPS (BDS/GLONASS,GALILEO)、4G LET通信に対応
インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカードスロット、SIMスロット、3.5mmイヤホンジャック
センサー　Gセンサー
スピーカー　クアッドスピーカー
オーディオ　Momentum Ⅱ サウンドシステム
筐体の素材　メタル（金属）
OS Android 11
サイズ　242 × 163 × 9 mm
重量　555 g
カラー　グレイ

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「Blackview Oscal Pad 8」のスペック

ディスプレイ　10.1インチ、解像度1920 x 1200 ドットのIPS液晶
※FHD/画面比率78.5%/画面分割
プロセッサ　Unisoc SC9863A オクタコア 1.6 GHz
GPU　PowerVR GE8322
RAM（メモリ）　4GB
ストレージ　64GB
外部ストレージ microSDカードで最大128GBまで
バッテリー 6000 mAh
駆動時間　スタンバイで480時間、通話で24時間、HD動画再生で5時間、Web閲覧で7時間、ゲームで5時間、音楽再生で25時間
充電　Type-C充電
背面カメラ　5MP ※フラッシュ対応
前面カメラ 2MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (GLONASS/BEIDOU)
インターフェース USB Type-C (OTG)、3.5mmイヤホンジャック
センサー　Gセンサー
スピーカー　デュアルステレオスピーカー内蔵
マイク　内蔵
キーボード　専用キーボードを用意
ケース　専用カバーケースが付属
Office　WPS Office プリインストール
生体認証　顔認証
OS Android 11ベースのDoke OS_P1.0
サイズ 242 x 160.5 x 9.4 mm
重量 547g
カラー　Android 11

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「VASTKING KingPad M10」のメリット・デメリット

「VASTKING KingPad M10」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・10.36インチの2K液晶が見やすい

「VASTKING KingPad M10」は10.36インチで解像度2048 x1080 ドットの液晶を搭載しています。

一方、「ALLDOCUBE kPad」は10.4インチで解像度2000×1200 pxのIPS液晶（10点マルチタッチ）を搭載しています。「Teclast M40 Pro」は 10.1インチで解像度1920 x 1200 ドットのIPS液晶（10点マルチタッチ）を搭載しています。「Blackview Oscal Pad 8」は10.1インチで解像度1920 x 1200 ドットのIPS液晶を搭載しています。

・4GBメモリ＆128GBで快適に使える

「VASTKING KingPad M10」は4GBメモリ搭載でスムーズに動作します。また、128GBストレージを搭載し、別売のmicroSDカードで最大128GBまで拡張できます。

一方、「ALLDOCUBE kPad」は4GBメモリ＆64GBストレージを搭載しています。「Teclast M40 Pro」は6GB LPDDR4メモリ＆128GB eMMCストレージを搭載しています。「Blackview Oscal Pad 8」は4GBメモリと64GBストレージを搭載しています。

・6000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応

「VASTKING KingPad M10」は6000mAhバッテリー搭載で約12時間駆動できます。また、Type-C充電も利用できます。

一方、「ALLDOCUBE kPad」と「Blackview Oscal Pad 8」は6000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Teclast M40 Pro」は7000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

・背面13MP＆前面8MPカメラが使える

「VASTKING KingPad M10」は背面13MP（1300万画素）と前面8MP（800万画素）カメラが使えるようになっています。

一方、「ALLDOCUBE kPad」は背面5MP＆前面5MPカメラを搭載しています。「Teclast M40 Pro」は背面8MP（※オートフォーカス対応）＆前面5MPカメラを搭載しています。「Blackview Oscal Pad 8」は背面5MP(※フラッシュ対応)＆前面2MPカメラを搭載しています。

・Wi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0＆GPSに対応

「VASTKING KingPad M10」は高速で途切れにくいWi-Fiデュアルバンドに対応しています。また、Bluetooth 5.0に対応。GPSナビゲーションも利用できます。

一方、「ALLDOCUBE kPad」と「Teclast M40 Pro」はWi-Fiデュアルバンド(2.4GHz/5GHz)＆Bluetooth 5.0＆GPS(Beidou/Galileo/Glonass)になっています。「Blackview Oscal Pad 8」はWi-Fiデュアルバンド(2.4GHz/5GHz)＆Bluetooth 5.0＆GPS (GLONASS/BEIDOU)に対応しています。

・4G LET通信に対応

「VASTKING KingPad M10」はSIMスロットを搭載し、単体で4G LET通信が利用できます。

一方、「ALLDOCUBE kPad」、「Teclast M40 Pro」、「Blackview Oscal Pad 8」も4G LET通信に対応しています。

・薄型軽量のメタルボディ

「VASTKING KingPad M10」は厚さ8mmで重さ450gの薄型軽量デザインになっています。また、アルミ合金素材を採用し、高級感もあります。

一方、「ALLDOCUBE kPad」は厚さ8.6mmで重さ476.27gになっています。「Teclast M40 Pro」は厚さ9mmで重さ555gになっています。「Blackview Oscal Pad 8」は厚さ9.4mmで重さ547gになっています。

・クアッドスピーカー搭載で音がいい

「VASTKING KingPad M10」は4つのスピーカーを搭載し、高音質なサウンドが楽しめます。

一方、「ALLDOCUBE kPad」はデュアルBOXスピーカーを搭載しています。「Teclast M40 Pro」はクアッドスピーカーを搭載しています。「Blackview Oscal Pad 8」はデュアルステレオスピーカーを搭載しています。

・専用キーボードカバーを用意

「VASTKING KingPad M10」はマグネットで着脱できる専用キーボードカバーを用意しています（別売）。

一方、「Blackview Oscal Pad 8」は専用キーボードが用意されています。「ALLDOCUBE kPad」と「Teclast M40 Pro」は専用キーボードが用意されていません。

・Android 11の新機能が使える

「VASTKING KingPad M10」はAndroid 11の新機能が使えるようになっています。Android 11には、

「メディアコントロール」（アプリ起動なしで再生などの設定変更）、「バブル」（他のアプリにふきだしでメッセージを表示・返信）、「スクリーンレコード」（操作などを録画）、「デバイスコントロール」（スマート家電のコントロールメニュー）、「アプリ候補」（ホーム画面に頻度の高いアプリを表示）、「ワンタイムパーミッション」（アプリ使用中のみ位置情報などを許可）などの機能が搭載されています。

一方、「ALLDOCUBE kPad」、「Teclast M40 Pro」、「Blackview Oscal Pad 8」もAndroid 11を搭載しています。

デメリット

・専用スタイラスペンがない

「VASTKING KingPad M10」は専用スタイラスペンが用意されていません。

一方、「ALLDOCUBE kPad」、「Teclast M40 Pro」、「Blackview Oscal Pad 8」も専用スタイラスペンが用意されていません。

・カメラがオートフォーカスに対応していない

「VASTKING KingPad M10」のカメラはオートフォーカスに対応していません。

一方、「Teclast M40 Pro」はオートフォーカスに対応しています。「ALLDOCUBE kPad」と「Blackview Oscal Pad 8」はオートフォーカスに対応していません。

「VASTKING KingPad M10」の評価

「VASTKING KingPad M10」の評価を紹介します。

スペック：★★★★

通信：★★★★

機能：★★★★

デザイン：★★★★

使いやすさ：★★★★

価格：★★★★

＜総合評価＞

2021年3月に発売された「VASTKING KingPad K10」の後継モデルになります。OSはAndroid10からAndroid 11にアップグレードされています。液晶ディスプレイは10.1インチ（解像度1920 x 1200ドット）から10.36インチ（解像度2048 x1080 ドット）になり、大幅に高精細化しています。

また、メモリは3GBから4GBに。ストレージ容量は32GBから128GBに増強されています。そのほか、デュアルスピーカーからクアッドスピーカーになり、音質も大幅に向上しています。プロセッサ、バッテリー容量、カメラ性能、通信性能は前モデルと同じです。

発売時の価格は23,999円 (3000円OFFクーポン付き)。専用キーボードカバーは別売になりますが、4G LET通信に対応し、なおかつノートPCスタイルで使えるのでかなり便利です。2万円前後で購入できるコスパの高いAndroid11タブレットを探している人におすすめです。