Linux Ubuntu OS&8GBメモリも選択(搭載)できる小型PC「Beelink S1」を紹介します。
「Beelink S1」の特徴
「Beelink S1」の特徴を紹介します。
8GBメモリ&Ubuntu OSで爆速化する「Beelink S1」
現在、日本で販売されているUbuntu OS搭載モデルは「Intel Compute StickのLinuxバージョン」のみ。一般的には中古PCにインストール用のCDを作成するなどして対処するしかなく、手間なくLinux Ubuntu OSを使いたい人にとっては非常に不便だ。その点「Beelink S1」は最初からUbuntu 17.04が使用可能で、しかも8GBメモリ搭載モデルも選択できる。おまけに通常の2.5インチのSSDよりも高速に動作するM.2規格の SSDもサポートされているので、Ubuntu OSであれば、かなり軽快に使えるようになることは間違いない。
実はWindowsよりも便利な「Ubuntu OS」
Ubuntu OS ( Linux )には軽量なアプリが豊富に用意されており、ほとんど無料で使うことができる。例えば、画像編集が行える「GIMP」やイラスト制作が行える「Inkscape」を使えば、有料のPhotoshopやIllustratorなどはほとんど使わずに済むようになる。アプリはWindowsと違い、ほとんどが軽量化されており、スペックが高くなくても軽快に動作する。もちろん、Chromeブラウザやプリンター、スキャナーなどの周辺機器も使えるので、通常のWindowsパソコンと同じように使用できる。セキュリティ面ではウイルスが少ない分、Windows パソコンよりも安全だ。
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Linux Ubuntu & 8GBメモリも搭載できる小型PC「Beelink S1」
「Beelink S1」はWindows 10 を搭載した小型PC。Linux Ubuntu OSも選択可能で、メモリも4GBと8GBから選択できる。また、内蔵64GBストレージの他に最大2TBまでの2.5インチHDDやM.2 SSDで拡張することが可能。4K出力、マイクロソフトの音声アシスタント「Cortana」による操作(起動)、USB Type-C、Wi-Fiデュアルバンド、VESAマウント(壁掛け)による設置にも対応している。
「Beelink S1」の性能
「Beelink S1」の性能についてまとめてみました。
プロセッサやメモリ、グラフィック性能
プロセッサは Intel Apollo Lake Celeron N3450 Quad Core 2.2GHz 、RAMは4/8GBを搭載。「Braswell」の後継となる「Apollo Lake」世代のプロセッサで高い省電力性とグラフィック性能を発揮。グラフィック( GPU ) のIntel HD500 Graphicsとの組み合わせで、動画の再生やPhotoshopやillustratorでの画像編集、WordやEcelなどのOffficeアプリでの文書作成、Web閲覧などをスムーズに行える。
映像出力の性能
出力は4Kでの出力に対応し、HDMIで3840 x 2160(4K)、VGAで1920 x 1080までサポートする。また、少ないデータ量で動画を伝送するための動画圧縮規格「H.264」はもちろん、「H.264」の半分のファイルサイズ・ビットレートで同等の画質を実現する(H.265)の再生にも対応する。
ストレージの性能
ストレージ容量は64GB。2.5インチのHDDを最大2TBまで拡張可能なほか、より高速なM.2 ( 2242 ) SSD での拡張にも対応する。
通信の性能
通信はWiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0、有線LAN(1000Mbps)をサポート。
インターフェース
インターフェースはUSB Type-C、SDカードスロット、USB3.0×2、USB2.0×2、HDMI×1、VGA×1、DC×1、3.5mmステレオジャック×1。
機能について
マイクロソフトの音声アシスタント「Cortana」に対応 ( ※Windows10使用時 )。本体に搭載れているマイクから音声で話しかけることでPCを操作(起動)できる。また、VESA規格に対応し、壁掛け用のマウントを用意。ディスプレイの背面や壁に設置できる。
サイズ・重量
サイズは 16.00 x 13.45 x 3.20 cmで、 重量は407g。カラーはブラック&グレイ、ブルーの2種類をラインナップする。
「Beelink S1」のスペック
- プロセッサは Intel Apollo Lake N3450 Quad Core 2.2GHz
- RAM(メモリ)は4/8GB
- ストレージ容量は64GB
- 通信はWiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0、有線LAN(1000Mbps)
- 出力は4Kおよび2Kでの出力に対応
※ H.264@Lvl5.2 / HEVC(H.265) 8-bit / HEVC(H.265)10-bit / VP8/VP9 - OSはWindows10 / Linux Ubuntu 17.04
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Beelink 小型PCは日本で売ってるの?
Beelink製 小型PCは実はヤフーショッピングで販売されている。ただし、販売されているのはWindows搭載モデルで、Ubuntu搭載モデルは販売されていない。UbuntuなどLinux OSを使いたい場合はUSBメモリやDVDを使い、自分でインストールする必要があるようだ。
なお、現在、「Beelink 」の小型PCは、日本のAmazonでも多数販売されている。気になる人はチェックしてみよう。
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