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Ryzen 7で3万円台!ミニPC「GMKtec NucBox M5 Plus」をレビュー!

GMKtec NucBox M5 plus top
3万円台で購入できるRyzen7 5825U搭載のミニPC「GMKtec NucBox M5 Plus」。早くも「動画編集やPCゲームにも使えて便利そう」と評判です。

しかし、その一方で「あまりにも安いので何か不安。もっと有名なものの方が良いのでは?」という口コミもあり、購入を迷っている人も多くいるようです。

そこで今回は、その性能をよく知ってもらうために、次の6点を重点的に解説します。

  1. 外観・デザイン(接続ポート、サイズ・重量)
  2. プロセッサ性能(ベンチマーク、ゲーム性能)
  3. メモリ
  4. ストレージ
  5. 通信性能
  6. 映像出力

また、前モデル「GMKtec NucBox M5」、「GMKtec NucBox M6」「GMKtec NucBox M7 Pro」との違いも分かるように紹介!

ベンチマークやゲーム性能、拡張性(増設)、通信性能、デザインにいたるまで総合的に評価してきます。

そのほか、購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「GMKtec NucBox M5 Plus」が激安特価で発売中!性能も高い?

GMKtec NucBox M5 Plus 手で持つ

ミニPC「GMKtec NucBox M5 Plus」が3万円台で発売中されています。2024年9月に発売されて以降、人気モデルになっていますね。前モデル「GMKtec NucBox M5」(2023)との違いも気になります。

「GMKtec NucBox M5 Plus」とは?

GMKtec NucBox M5 Plus」(ジーエムケーテック ナックボックス エム5 プラス)は中国のPCメーカーGMKtecから発売されたWindows ミニPCです。

プロセッサはAMD Ryzen7 5825Uで、これが意外とパワフルです。PassmarkのCPUベンチマークは約1万8千点を超えており、インテル N100のおよそ3倍以上のスコアを記録。

動画編集や高解像度の画像編集もサクサク動くので、動作が遅くてイライラすることもありません。

もちろん、Webサイトの読み込みやOfficeアプリも高速で、調べものや文書作成もスムーズに。

省電力性も高いので、長時間の作業に使う仕事用のPCとしてもピッタリです。

拡張性が高く、通信性能も高い

GMKtec NucBox M5 Plus」のもう一つの魅力は低価格ながらも拡張性が高いことです。メモリは2スロットあり、合計で最大64GBまで拡張できます。また、ストレージも2スロットあり、合計で最大4TBまで拡張できます。

もちろん、USBポートも豊富に搭載されており、周辺機器との接続もバッチリ。HDMI 2.0ポートやDisplayport 1.4もあるので、デュアルモニターやトリプルモニターで作業できます。

通信面では超高速なWi-Fi 6E対応で、オンラインゲームや他のゲーム機と連携したストリーミングプレイ(リモートプレイ)でもストレスが全くなし。

より安定した通信が利用できる2.5G ギガビット有線LAN通信にも対応しているので、安心して大容量データの転送も利用できます。

これだけの高い拡張性や通信性能をもちつつ、3万円台で購入できるのは驚きですね!

それでは早速どんなミニPCなのか、その価格や特徴(メリット)をもっと深堀りして調べてみましょう!

この製品の購入はこちら→ Amazon リンクAliExpress リンク

公式ページ:AMD Ryzen 7 5825U ミニ PC – NucBox M5 Plus

価格をチェック!他メーカーのミニPCを抑えて最安なのか?

GMKtec NucBox M5 Plus 付属品

GMKtec NucBox M5 Plus」はAmazonで38,995円(16GB+512GB)で販売されています。セール価格なので一時的に安くなっているかもしれませんが、かなり安い価格です。ちなみに、32GB+1TBモデルは49,350円(税込)で販売されていました。

GMKtec NucBox M6

一方、Ryzen 5 6600H搭載のミニPC「GMKtec NucBox M6」はAmazonクーポン適用で45,880円で発売中です。

こちらは16GB/32GB DDR5 4800メモリ、512GB/1TB M.2 NVMe (PCIe 4.0 M.2 2280)、USB 4.0 Type-C (DP/PD/DATA)を搭載したモデルです。

4K 3画面出力やWi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、2.5G ギガビット有線LAN通信にも対応しています。「GMKtec NucBox M5 Plus」よりも少し性能が高く、USB 4.0ポートで外付けGPUと接続できるのが魅力です。

他メーカーのミニPCは今いくらなのか?

GMKtec NucBox M5 Plus」と同じAMD Ryzen7 5825Uプロセッサを搭載したミニPCはいくらで販売されているのでしょうか?似た性能をもつミニPCも含めて価格を調べてみました。

BMAX B5 A Pro

Ryzen7 5825Uプロセッサ搭載の低価格なモデルとしては「BMAX B5 A Pro」も人気です。価格はAmazonで38,999円(税込・16GB+512GB)で、「GMKtec NucBox M5 Plus」とほぼ同じ価格になります。

こちらは16GB DDR4 メモリ、512GB M.2 NVMe SSDストレージ、Type-C (フル機能)を搭載したモデルです。「GMKtec NucBox M6」と同じくUSB 3.2 x2、USB 2.0 x2ポートもあるので周辺機器との接続もスムーズに行えます。

Beelink EQ5

Ryzen7 5825Uプロセッサ搭載の「Beelink EQ5」(16GB+500GB)はAmazonクーポン適用で44,800円で販売中です。

こちらは他のミニPCとは違い、電源内蔵でACアダプター不要で利用できるモデルです。

他に16GB/32GB DDR4 (最大64GB)メモリ、500GB/1TB M.2 PCIe 3.0 SSD、HDMI 2.0 x2 (4K@60Hz)を搭載しています。

USB 3.2 (10Gpbs) x3、USB 2.0 x1もあるので拡張性も良さそうです。通信面ではWi-Fi 6、Bluetooth5.2の他にデュアル有線LAN通信(1Gbps)も利用できます。

MINISFORUM UM760 Slim

MINISFORUMから発売されたAMD Ryzen 5 7640HS プロセッサ搭載のミニPC「MINISFORUM UM760 Slim」はAmazonで55,184円(税込・16GB+1TBモデル)で発売中です。

こちらは32GB DDR5-4800MHzメモリ、512GB/1TB M.2 ストレージ、USB 4.0 Type-Cポート (Alt PD/40G/DP出力) を搭載したモデルです。

8K 3画面 出力、M.2 SSDで最大8TBまでのストレージ拡張、最大96GBまでのメモリ拡張にも対応しているので、「GMKtec NucBox M5 Plus」よりもスペックが少し高めになります。

CHUWI LarkBox S

CHUWIから発売された第12世代 Intel Core i3-1220P 搭載のミニPC「CHUWI LarkBox S」はヤフーショッピングで45,900円、CHUWI JPストアで45,900円(税込)、AliExpress46,705円 (16GB+512GB)で発売されました。

第12世代 Intel Core i3-1220PプロセッサはAMD Ryzen7 5825Uプロセッサよりも性能が少し低くなりますが、それほど大きな差はなく同じようなパフォーマンスを発揮します。

そのほか、16GB DDR4 3200MHzメモリ、512GB PCIe 3.0 SSD ストレージ搭載で、RGBライト、4K 3画面出力、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、1Gbpsのギガビット有線LAN通信に対応しています。

外観・デザインを確認・サイズや重さは?接続ポートは?

GMKtec NucBox M5 Plus デザイン

新モデル「GMKtec NucBox M5 plus」は手のひらサイズのコンパクトな筐体に、洗練されたデザインが魅力です。

マットな質感のアルミニウム合金を採用したボディは、高級感と耐久性を兼ね備えています。

サイズは 12.8 x 12.7 x 4.7 cmで、ちょうどA5サイズの書籍やノートと同じくらいです。

重量は約528gで別の部屋への移動も簡単です。

カラーバリエーションは落ち着いた色合いのブラックと爽やかでフレッシュなブルーの2色展開です。

どちらのカラーリングもオフィスやインテリアにも自然と溶け込む親しみやすいデザインです。

天板はフラットな形状で中央にGMKtecのロゴが配置され、右上にプRyzenロセッサの小さなロゴも配置されています。

側面は左右ともに熱を排出するための通気孔が全面的に配置されています。

底面の中央には熱を排出するための通気孔があります。その周辺には4つのネジが配置され、ここから分解できるようになっています。

接続ポート

GMKtec NucBox M5 Plus 前面ポート

前面には、電源ボタンとType-Cポート、USB 3.2ポートが配置され、シンプルながらも機能的なデザインです。

背面には、HDMIポート、DisplayPort、2つのLANポート、2つのUSB2.0ポートなど、豊富なインターフェースを備え、様々な機器とスムーズに接続できます。

GMKtec NucBox M5 Plus 背面ポート

VESAマウントに対応

GMKtec NucBox M5 Plus」はVESAマウントに対応し、ディスプレイ背面に設置することができます。

また、NucBox M5 Plusには、VESAマウント用のブラケットとネジが付属しています。ブラケットをNucBox M5 Plus本体にねじ止めし、ディスプレイのVESAマウント穴にブラケットを取り付けることで設置が可能になります。

サイズ・重量を比較

  • 1.「GMKtec NucBox M5 plus」・・・12.8 x 12.7 x 4.7 cm / 約528g
  • 2.「GMKtec NucBox M5」・・・12.8 x 12.7 x 4.7 cm / 約528g
  • 3.「GMKtec NucBox M6」・・・12.8 x 12.7 x 4.8 cm / 528g
  • 4.「GMKtec NucBox M7 Pro」・・・12.7 x 13.2 x 5.8 cm / 約 636g

プロセッサ性能を確認・動画編集やゲームはできる?

GMKtec NucBox M5 Plus CPU

新モデル「GMKtec NucBox M5 plus」はAMD Ryzen 7 5825Uプロセッサを搭載し、優れたパフォーマンスを発揮します。8コア16スレッド、最大4.5GHzの高速処理能力により、動画編集、画像処理、3Dレンダリングなど、負荷の高い作業もスムーズにこなせます。

また、Zen 3アーキテクチャを採用することで、高性能と低消費電力を両立しています。TDP (Thermal Design Power) はわずか15Wです。TDPは、CPUが消費する最大熱設計電力(発熱量の目安)のことで、この低いTDPにより、NucBox M5 Plusは、高いパフォーマンスを維持しながら、消費電力を抑えることができます。

CPUのベンチマークは?

PassMarkのベンチマークスコアは約1万8千で、前世代モデルと比較して大幅に向上しています。また、Geekbench 6のマルチコアで約6300点、Cinebench R23のマルチコアで1万点を越えるなど、低価格ながらも高いスコアを記録しています。

CPUのベンチマークの測定結果 一覧

  • PassmarkのCPUベンチマークで「18346」
  • Geekbench 6のシングルコア「1730」、マルチコア「6348」
  • Cinebench R23 シングルコア「1467」、マルチコア「10788」

前モデルと比較

前モデル「GMKtec NucBox M5」はRyzen 7 5700Uプロセッサ搭載で、PassmarkのCPUベンチマークで約1万5千点を記録していました。新モデル「GMKtec NucBox M5 plus」は約3000点多いスコアを記録しているため、性能が向上しているといえます。

GMKtecのミニPCをPassmarのCPUベンチマークで比較

  • 1.「GMKtec NucBox M5 plus」・・・18346(Ryzen 7 5825U)
  • 2.「GMKtec NucBox M5」・・・15846(Ryzen 7 5700U)
  • 3.「GMKtec NucBox M6」・・・16792(Ryzen 5 6600H)
  • 4.「GMKtec NucBox M7 Pro」・・・22447(Ryzen 9 PRO 6950H)

 Ryzen 7 5825U 性能を比較

性能的には第11世代のインテル Core i5 11400H (Blackview MP200)よりも少し高い性能を発揮します。

Core i3-1220P (CHUWI LarkBox S)よりも約4千ほどスコアが高くなり、

低価格なミニPCに多く搭載されているインテルN100の約3倍以上高いスコアになります。

CPUランキング

※PassmarkのCPUベンチマークで比較したものです。

  1. Core i9-11900H (Minisforum MS-01)・・・Passmark:20647
  2. Ryzen 5 6600H (Beelink EQ6/NucBox M6)・・・Passmark:18798
  3. Ryzen7 5825U (GMKtec NucBox M5 plus/BMAX B5 A Pro)・・・Passmark:18346
  4. Core i5 11400H (Blackview MP200)・・・Passmark:15904
  5. Ryzen 7 5700U (Blackview MP100)・・・Passmark:15850
  6. Core i3-1220P (CHUWI LarkBox S)・・・Passmark:14524
  7. Intel Core i7-1255U (BMAX B8 Pro)・・・Passmark:13607
  8. Core i7-11390H (BMAX B7 Power)・・・Passmark:9943
  9. Intel N97 (GMKtec NucBox G5)・・・Passmark:5877
  10. Intel N100 (BMAX B4 Plus/CHUWI LarkBox X)・・・Passmark:5553

グラフィック性能

内蔵のGPUはRadeon Graphics (Vega 8) で、軽めのPCゲームや動画編集、3Dモデリング・レンダリングなどでも快適に動作します。

3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアは約3700を記録しています。また、Time Spyのグラフィックスコアでは1100点を超えています。

GPUのベンチマーク結果・グラフィックスコア 一覧

  • Fire Strike グラフィックスコアで「3720」
  • Time Spy グラフィックスコアで「1109」
  • 3DMark Night Raidで「14998」
  • 3DMark Wild Life「7799」

ゲーム性能

GMKtec NucBox M5 Plus ゲーム

AMD Ryzen 7 5825Uは、統合グラフィックスとしては比較的高い性能を持つため、多くのゲームをプレイすることができます。ただし、最新のAAAタイトルを最高画質でプレイするには、やや力不足です。画質を下げることによって多くの人気ゲームが動作します。

具体的なゲームタイトルとフレームレートは以下の通りです。

中程度のゲームのFPS

  • 原神: アニメ調の美しいオープンワールドを冒険する、アクションRPG。低設定で60 FPS。
  • タワーオブファンタジー: アニメ調のグラフィックが特徴的な、オープンワールドRPG。低設定で50 FPS。
  • フォートナイト Fortnite: 建築要素を組み合わせたバトルロイヤルゲーム。中設定で60 FPS以上。
  • Apex Legends: 個性豊かなレジェンドを操作して戦う、バトルロイヤルシューター。低設定で60 FPS。
  • オーバーウォッチ2 Overwatch 2: 個性的なヒーローを操作して戦う、チーム対戦型アクションシューター。低設定で75 FPS。
  • GTA V: 広大なオープンワールドで、犯罪やカーチェイスなどを楽しめるアクションアドベンチャー。中設定で60 FPS。
  • Rainbow Six Siege: 対テロ特殊部隊を題材とした、リアルな戦術シューター。低設定で90 FPS。

軽いゲームのFPS

  1. マインクラフト Minecraft: ブロックを積み重ねて自由に世界を創造するサンドボックスゲーム。低設定で60 FPS以上。
  2. League of Legends: 5対5のチームで対戦する、世界的人気を誇るMOBA。中設定で100 FPS以上。
  3. Valorant: 銃撃戦で競い合う、戦略性の高いタクティカルシューター。低設定で144 FPS以上。
  4. Rocket League: 車でサッカーをする、ユニークなスポーツゲーム。高設定で120 FPS以上。
  5. Among Us: 宇宙船を舞台に、クルーとインポスターに分かれて戦う人狼系ゲーム。60 FPS以上。

動作が厳しい重いゲームのFPS

  • Cyberpunk 2077: 近未来都市を舞台にした、オープンワールドRPG。低設定で30 FPS。
  • Red Dead Redemption 2: 西部開拓時代を舞台にした、オープンワールドアクションアドベンチャー。低設定で30 FPS。
  • God of War: 北欧神話を舞台にした、壮大なアクションアドベンチャー。低設定で40 FPS。
  • Elden Ring: 高難易度で知られる、ダークファンタジーアクションRPG。低設定で45 FPS。
  • Microsoft Flight Simulator: リアルなフライトシミュレーションを楽しめる、本格的なフライトシミュレーター。低設定で30 FPS。

発熱量は多い?冷却性能は高い?

結論から言うと、NucBox M5 Plus発熱量は一般的なミニPCと同程度で、冷却性能は十分に確保されています。ただし、高負荷な作業を長時間続けると、本体温度が上昇することがあります。

発熱量について

NucBox M5 Plusは、AMD Ryzen 7 5825Uプロセッサを搭載しており、TDP(熱設計電力)は15Wです。これは、一般的なミニPCと同程度の消費電力であり、発熱量も同程度と考えられます。

冷却性能について

NucBox M5 Plusは、CPUクーラーに銅製のヒートシンクとファンを搭載しており、効率的に熱を放散することができます。また、筐体全体がアルミ合金製で、これも放熱に貢献しています。

ただし、高負荷な作業を長時間続けると、本体温度が上昇することがあります。これは、CPUの処理能力が高く、発熱量が多くなるためです。

メモリを確認・何GBまで拡張できるのか?

GMKtec NucBox M5 Plus メモリ

新モデル「GMKtec NucBox M5 plus」はクリエイティブな作業にも十分に対応できるパワフルなミニPCです。

その秘密は、高速なDDR4-3200メモリを標準で16GB/32GB搭載していることにあります。8GB/16GB ×2のデュアルチャネル構成により、データ転送速度が向上し、スムーズな動作を実現します。

例えば、PhotoshopIllustratorなどのAdobe製品、Adobe Premiere ProDaVinci Resolveなどのビデオ編集ソフト、AutoCADなどの設計ソフトも遅延することなくスムーズに動作します。

また、BlenderCinema 4DAutodesk Mayaなどの3Dモデリング・レンダリングソフトなど、メモリを多く消費するアプリケーションも快適に動作します。

もちろん、仮想マシン(VMwareVirtualBox)を複数台起動する場合でも、16GB/32GBのメモリ容量があれば余裕を持って対応できます。

メモリの拡張・増設は?

2つのSODIMMスロットを搭載しており、最大64GBまでメモリを増設することが可能です。 将来的にさらにメモリを必要とするような作業が生じた場合でも、対応できるので安心です。

前モデルと比較

前モデル「GMKtec NucBox M6」や「GMKtec NucBox M7 Pro」はより高速なメモリ規格「DDR5 4800」を採用しています。

DDR5 4800」は転送速度や最大容量がDDR4 3200よりも優れています。

DDR4 3200とDDR5 4800の違い

  • DDR4 3200: データ転送速度は最大3200MT/s。1枚あたり最大32GBまで。
  • DDR5 4800: データ転送速度は最大4800MT/s1枚あたり最大64GBまで。

そのため、よりメモリの性能が高いPCを求めるなら、前モデル「GMKtec NucBox M6」や「GMKtec NucBox M7 Pro」の方が最適です。

メモリを比較

  • 1.「GMKtec NucBox M5 plus」・・・16GB / 32GB DDR4 3200(最大64G)
  • 2.「GMKtec NucBox M5」・・・16GB DDR4 3200(最大64GB)
  • 3.「GMKtec NucBox M6」・・・16GB/32GB DDR5 4800(最大64GB)
  • 4.「GMKtec NucBox M7 Pro」・・・32GB/64GB DDR5 4800(最大96GB)

ストレージを確認・容量は?読み込みは高速か?

GMKtec NucBox M5 Plus ストレージ

新モデル「GMKtec NucBox M5 plus」はPCIe 3.0 x4接続のNVMe SSDを搭載し、高速なデータアクセスを実現しています。標準で512GB/1TBの大容量SSDを搭載しているので、OSやアプリケーションはもちろん、写真、動画、音楽など、大量のデータを保存できます。

また、高速な転送速度のSSDにより、Windowsの起動やアプリケーションの読み込みが高速化され、ストレスを全く感じさせません。

もちろん、動画、画像、圧縮ファイルなどなどの大容量のファイルの読み書きもあっという間に完了。

Cyberpunk 2077Final Fantasy XIVなどゲームのロード時間やマップの切り替え速度、Adobe Premiere ProFinal Cut Proなどの高解像度動画の編集やレンダリングも高速に処理できます。

ストレージの拡張・増設は?

2280サイズのM.2 SSDに換装可能なのに加えて、空きM.2スロット (2242サイズ) を利用して、SSDを合計で最大4TBまで増設できます。将来的に容量不足になってもすぐに対処できるので安心です。

前モデルと比較

前モデル「GMKtec NucBox M5」は512GB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)ストレージ搭載で、最大2TBまで搭載できました。

新モデルと比べると、選択できるストレージの量や拡張できる容量が約半分になります。

また、「GMKtec NucBox M6」や「GMKtec NucBox M7 Pro」はより高速なストレージ規格「PCIe 4.0」を採用しています。

転送速度の違い

  • 1.PCIe 3.0: 最大転送速度は約 3,500 MB/s(4レーン使用時)。
  • 2.PCIe 4.0: 最大転送速度は約 7,000 MB/s(4レーン使用時)。

PCIe 4.0はPCIe 3.0の倍の速度をだせるため、新モデルよりも高速に処理できます。

ストレージを比較

  • 1.「GMKtec NucBox M5 plus」・・・512GB / 1TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)、最大4TB
  • 2.「GMKtec NucBox M5」・・・512GB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)、最大2TB
  • 3.「GMKtec NucBox M6」・・・512GB/1TB M.2 NVMe (PCIe 4.0 M.2 2280)、最大4TB
  • 4.「GMKtec NucBox M7 Pro」・・・1TB/2TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)、最大4TB

通信性能を確認・オンライン会議やゲームは快適にできるか?

新モデル「GMKtec NucBox M5 plus」は高速なネットワーク通信を可能にする充実した機能を搭載しています。

超高速Wi-Fi 6Eに対応

最新のWi-Fi 6Eにも対応し、高速かつ安定したワイヤレス通信で、オンライン会議やビデオ通話、オンラインゲームなども、途切れることなく快適に行えます。

また、Wi-Fi 6の高速通信と低遅延の特性は、VR/ARコンテンツストリーミングにも最適です。VRヘッドセットをワイヤレスで接続し、高画質で滑らかなVR/AR体験を楽しむことができます。

2.5Gbpsのデュアル有線LANに対応

2.5GbpsのLANポートを2つ搭載しており、NASなどのネットワーク機器への接続に最適です。ギガビットLANの2.5倍の速度で、大容量ファイルの転送やバックアップもスムーズに行えます。

例えば、高画質の写真や動画ファイルをNASに保存したり、バックアップを取ったりする際にも、ストレスなく高速に処理できます。

Bluetooth 5.2による複数デバイス接続・LE Audioなどに対応

Bluetooth 5.2にも対応しており、ワイヤレスイヤホンやキーボード、マウスなどの複数デバイスへの同時接続も可能です。

また、LE Audioによる低遅延で高音質な音楽再生やオーディオのストリーミングが可能です。aptX Adaptiveなどの高音質オーディオコーデックにも対応しています。

※Wi-Fiモジュール搭載のため、通信性能に異常が生じた際は新しいものに交換できます。

通信性能を比較

  • 1.「GMKtec NucBox M5 plus」・・・Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、デュアル2.5G有線LAN
  • 2.「GMKtec NucBox M5」・・・Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、デュアル2.5G有線LAN
  • 3.「GMKtec NucBox M6」・・・Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、デュアル2.5G有線LAN
  • 4.「GMKtec NucBox M7 Pro」・・・Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、デュアル2.5G有線LAN

映像出力を確認・何台まで出力できる?解像度は?

GMKtec NucBox M5 Plus 映像出力

新モデル「GMKtec NucBox M5 plus」は多様な映像出力ポートを搭載し、ゲーム、ビデオ編集、VR、3Dレンダリング、ストリーミング、マルチディスプレイ環境など、様々な用途で快適に映像を再生できるようになっています。

具体的には4K@60Hz出力に対応したHDMI 2.0ポート、DisplayPort 1.4、フル機能のUSB Type-Cポートを搭載し、最大3画面の同時出力が可能です。4K解像度の広大なデスクトップ領域は、複数のアプリケーションを同時に表示したり、高解像度の画像や動画を編集したりする際に、作業効率を大幅に向上させます。

PCゲームに活用して楽しむ

AMD Ryzen 7 5825Uに内蔵されているRadeon Graphicsは、軽めのゲームであれば快適にプレイできます。3画面出力でゲームの世界に没頭したり、大画面ディスプレイに接続して迫力のあるゲーム体験を楽しむことも可能です。

ビデオ編集をスムーズに

Radeon Graphicsは、動画編集ソフトを利用する際、ハードウェアエンコードを支援し、レンダリング時間を短縮できます。Premiere ProやDaVinci Resolveなどのソフトを使って、4K動画をスムーズに編集することが可能です。

VRの世界へ

VRヘッドセットを接続し、仮想現実の世界を体験することも可能です。4K解像度出力に対応しているので、高精細で臨場感あふれるVR体験を実現できます。

3Dレンダリングを高速化

BlenderやCinema 4Dなどの3Dレンダリングソフトを使用する際にも、Radeon Graphicsがその威力を発揮します。複雑な3Dモデルのレンダリングも、スムーズに行うことができます。

ストリーミング配信も快適に

3画面出力機能を活用すれば、ゲーム配信ライブ配信など、ストリーミング配信を効率的に行うことができます。例えば、ゲーム画面、チャット画面、配信ソフトの操作画面をそれぞれ別のディスプレイに表示することで、スムーズな配信が可能です。

マルチディスプレイ環境で生産性向上

複数のディスプレイを接続することで、作業効率を飛躍的に向上させることができます。例えば、プログラミングではコードエディタ、ブラウザ、ドキュメントをそれぞれ別の画面に表示したり、ビデオ編集ではタイムライン、プレビュー画面、エフェクト操作画面を分けて表示したりすることができます。

GMKtec NucBox M5 Plusのデメリット

GMKtec NucBox M5 Plus ブルー

GMKtec NucBox M5 Plus」は非常にコスパに優れるミニPCですが、デメリットもあります。購入する前に必ず確認しておきましょう。

USB4.0ポートがない

GMKtec NucBox M5 Plus」は高速データ転送や映像出力に有利なUSB4.0ポートが搭載されていません。

OCuLinkポートがない

GMKtec NucBox M5 Plus」は外部グラフィックカードを接続できるOCuLinkポートがないため、グラフィック性能を強化することができません。

2.5インチHDD/SSDで拡張できない

GMKtec NucBox M5 Plus」は2.5インチベイがないため、大容量のHDD/SSDを追加してストレージ容量を増やすことができません。

電源を内蔵していない

GMKtec NucBox M5 Plus」はACアダプタが別途必要となるため、持ち運びの際にやや不便です。

グラフィックボードを内蔵できない

GMKtec NucBox M5 Plus」のCPU内蔵のRadeon Graphics (Vega 8) は、最新ゲームや高負荷なグラフィック処理には不向きです。グラフィックボードを使って性能を引き上げたいところですが、スペックに限りがあるミニPCなので、それを内蔵することができません。

GMKtec NucBox M5 Plusのスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen7 5825U
    ※7nm/8コア/16スレッド/最大4.5GHz/TDP 15W
  • GPU Radeon RX Vega 8 (Ryzen 4000)
  • RAM(メモリ) 16GB / 32GB DDR4 3200MT/s
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 512GB / 1TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)
  • 拡張ストレージ 最大4TBまで (PCIe 3.0 M.2 2280スロット)
  • 電源 ACアダプター(19V/3.42A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G ギガビット有線LANに対応
  • インターフェース USB-C (DP/PD/DATA) x1、USB3.2 Gen1 x2、USB 2.0 x2、HDMI 2.0 x1、Displayport 1.4 x1、2.5G 有線LAN(RJ45) x2、ヘッドホンジャック x1、電源ボタン、DCポート、ケンジントンロック
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4096×2160@60Hz)、USB-C (DP1.4)、Displayport 1.4
  • 冷却システム アクティブ放熱システム、ツイン ターボファン、ヒートパイプ、静音
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
  • サイズ 12.8 x 12.7 x 4.7 cm
  • 重量 約528g
  • カラー ブラック、ブルー
  • 付属品 HDMIケーブル x1、電源ケーブル x1、保証カード x1、電源アダプター x1、VESAスタンド x1、取り扱い説明書 x1、ネジセット x1

GMKtec NucBox M5 Plusの評価

GMKtec NucBox M5 Plus 斜め

7つの基準でGMKtec NucBox M5 Plusを5段階で評価してみました。

  1. 映像出力:★★★★
  2. スペック:★★★
  3. デザイン:★★★
  4. 通信:★★★★
  5. 機能(拡張性):★★★★
  6. 使いやすさ:★★★★
  7. 価格:★★★★

総合評価

GMKtecから発売されたRyzen7 5825Uプロセッサ搭載のミニPCです。

豊富なポートを搭載し、優れた拡張性と通信性能を備えています。

「BMAX B5 A Pro」の方がいいのか?

同じプロセッサを搭載した「BMAX B5 A Pro」とはスペックが非常に似ています。

強いて違いを挙げると、「GMKtec NucBox M5 Plus」の方は16GB+512GBの他に、32GB+1TBモデルも用意しています。

また、「BMAX B5 A Pro」がBluetooth 5.0対応であるのに対し、「GMKtec NucBox M5 Plus」はBluetooth5.2に対応。

GMKtec NucBox M5 Plus」は2.5Gの有線LAN端子を2つ持っているという違いもあります。

そのほか、細かい部分では、「GMKtec NucBox M5 Plus」の方はVESAマウントのスタンドやネジまで付属するのに対し、

BMAX B5 A Pro」は付属しないという違いもあります。

総合的に見ると、「GMKtec NucBox M5 Plus」の方が性能がわずかに高く、お買い得ですが、タイミングによっては「BMAX B5 A Pro」の方が安いときもあります。

価格をこまめにチェックして、最終的には性能とのバランスを見てどちらにするかを決めましょう。

「GMKtec NucBox M5 Plus」に最適な人は?

ズバリ、パワフルでコスパの高いミニPCを探している人に最適です。

インテルN100やN97、N150では物足りなく、ある程度PCゲームや動画編集もこなせる性能をもつ低価格なミニPCを探している人に最適です。

内蔵のGPUの性能がインテルN100よりも圧倒的に高いため、

Adobe Photoshop / Adobe Illustratorを使ってグラフィックの作業をしたり、Blender、Cinema 4D、Autodesk Maya などの3Dモデリング・レンダリングソフトを使ったりするのにも最適です。

もちろん、Adobe Premiere Pro、DaVinci Resolveなどの動画編集もこなせる性能があるので、趣味はもちろん、仕事用のPCとしても最適です。

(まとめ)

プロレベルの負荷の高い作業を行うには不向きですが、一般の人が趣味や仕事で使うのなら、十分な性能で、きっと満足することは間違いありません。

安いときを見計らってタイミングよく購入することをおすすめします。

GMKtec NucBox M5 Plusの価格・購入先

GMKtec NucBox M5 Plus 正面

GMKtec NucBox M5 Plus」はGMKtec公式サイト、もしくはAmazonなどのECサイトで購入できます。

GMKtec公式サイト

  • ベアボーンモデルで35,395円、
  • 16GB+512GBモデルで43,090円、
  • 32GB+1TBモデルで50,785円、

で販売されています。

GMKtec公式サイトで「GMKtec NucBox M5 Plus」をチェックする

※支払い方法はクレジットカード、PayPalです。

ECサイト

  • Amazonで42,390円(※25% OFFクーポンの適用・16GB+512GB)、
  • 楽天市場で42,645円(送料無料)、
  • AliExpressで37,781円(ベアボーンモデル)、
  • 米国 Amazon.comで $399.98(32GB+1TBモデル)、

で販売されています。

Amazonで「GMKtec NucBox M5 Plus」をチェックする

楽天市場で「GMKtec NucBox M5 Plus」をチェックする

ヤフーショッピングで「GMKtec NucBox M5 Plus」をチェックする

AliExpressで「GMKtec NucBox M5 Plus」をチェックする

米国 Amazon.comで「GMKtec NucBox M5 Plus」をチェックする

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おすすめの類似製品を紹介

GMKtec NucBox M5 Plus」に似た性能をもつミニPCも販売されています。

「CHUWI UBOX」

CHUWIから発売されたAMD Ryzen 5 6600H 搭載のミニPCです(2025年1月 発売)。

16GB DDR5 4800MHzメモリ、512GB PCIe 3.0 M.2 SSDストレージ、Windows 11 Proを搭載しています。

また、フル機能 USB 4.0 Type-Cポート、4K 3画面出力(USB-C/144Hz、HDMI 2.0/120Hz、DisplayPort 1.2/120Hz)、冷却システム、最大64GBまでのメモリ拡張、最大 2TB までのストレージ拡張(M.2 SSD)、VESAマウント、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G ギガビット有線LANにも対応しています。

価格は、楽天市場で54,900円(送料無料)、AliExpressで49,315円、です。

関連記事:Ryzen 5 6600H搭載ミニPC CHUWI UBOXをレビュー!USB4で快適

「BMAX B5 A Pro」

BMAXから発売された電源内蔵のWindowsミニPCです(2024年10月発売)。

AMD Ryzen7 5825U、16GB DDR4 メモリ、512GB M.2 NVMe SSDストレージ、拡張スロット(ストレージ用)、Displayport 1.4 x1、HDMI 2.1 x1、Windows 11を搭載しています。

また、4K 3画面出力、最大64GBまでのメモリ拡張、ストレージ拡張(M.2 NVMe、2.5inch HDD)、冷却システム、VESAマウント、Type-C (フル機能) x 1、USB 3.2 x2、USB 2.0 x2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで38,999円(税込・16GB+512GB)、楽天市場で47,197円(送料無料)、ヤフーショッピングで78,868円、米国 Amazon.comで$329.99($60 OFFクーポン付き)です。

関連記事:Ryzenで最安「BMAX B5 A Pro」の性能と評価を解説

「Beelink EQ6」

Beelinkから発売されたAMD Ryzen 5 6600H / Ryzen 7 7735HS / Ryzen 9 6900HXプロセッサ搭載のミニPCです。Windows 11 Pro、16GB/24GB DDR5 メモリを搭載。500GB/1TB M.2 2280 PCle4x4 ストレージ、ストレージ用の拡張スロット(最大4TB)、電源供給ユニット、HDMI 2.0 (最大4K) x2搭載で、

4K 3画面出力、冷却システム MSC2.0、ACケーブルからの電源供給、最大8TBまでのストレージ拡張、最大64GBまでのメモリ拡張、自動電源ON、USB-C (10Gbps) x1、USB3 (10Gbps) x3、USB2.0 (480Mbps) x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、デュアル ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで68,900円(税込・Ryzen 7 7735HS+24GB+500GB)、米国 Amazon.comで$349.00 (Ryzen 5 6600H+16GB+500GB)、です。

関連記事:Ryzenで電源内蔵「Beelink EQ6」のメリット・デメリット

「MINISFORUM UM760 Slim」

MINISFORUMから発売されたAMD Ryzen 5 7640HS プロセッサ搭載のミニPCです。

Windows 11、32GB DDR5-4800MHzメモリ、512GB/1TB M.2 ストレージ、M.2 2280 PCIe4.0 SSD スロットx2を搭載しています。

また、8K 3画面 出力、M.2 SSDで最大8TBまでのストレージ拡張、最大96GBまでのメモリ拡張、効率的な放熱システム、VESAマウント、1つのUSB 4.0 Type-Cポート (Alt PD/40G/DP出力) 、2つのUSB3.2 Type-A (Gen2) ポート、Wi-Fi 6E、BlueTooth 5.3、2.5Gギガビット有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで55,184円(税込・16GB+1TBモデル)、楽天市場で68,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,124円、AliExpressで50,954円、米国 Amazon.comで$319.00、です。

関連記事:「MINISFORUM UM760 Pro」の選択はアリか? 注目の高性能ミニPCと徹底 比較!

「CHUWI LarkBox S」

CHUWIから発売された第12世代 Intel Core i3-1220P 搭載のミニPCです(2024年10月 発売)。

Windows 11 Home、16GB DDR4 3200MHzメモリ、512GB PCIe 3.0 SSD ストレージ、SO-DIMM スロットを搭載しています。

また、RGBライト、4K 3画面出力、最大64GBまでのメモリ拡張、冷却システム、最大 1TB までのストレージ拡張、VESAマウント、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、1Gbpsのギガビット有線LAN通信に対応しています。

価格は、ヤフーショッピングで45,900円、CHUWI JPストアで45,900円(税込)、AliExpressで46,705円 (16GB+512GB)です。

関連記事:「CHUWI LarkBox S」とLarkBox X、HeroBoxを比較

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N150は快適だった!ミニPC GMKtec NucBox G3 Plusを徹底レビュー!

GMKtec NucBox G3 Plus 本体グレーの外観 正面で少し傾いている。
2024年12月に発売された「GMKtec NucBox G3 Plus」は、Intel N150プロセッサを搭載し、その驚くほどコンパクトな筐体に秘められた実力で注目を集めるミニPCです。このレビューでは、NucBox G3 Plusが日々の作業をどれだけ快適にするのか、そして大ヒットした前モデル「GMKtec NucBox G3」と比べて何がどう進化したのか、その性能と使い勝手を徹底的に比較・検証しました。

先に結論からお伝えします

GMKtec NucBox G3 Plus の長所(Pros):

  • 高負荷時でもほとんど気にならない、卓越した静音性
  • 2万円前後から購入できる、圧倒的なコストパフォーマンス
  • Wi-Fi 6と2.5G有線LANに対応する、高速で安定した通信機能
  • 工具不要で内部にアクセスでき、メモリやストレージの増設が容易
  • N100からGPU性能が向上し、4K動画再生などがよりスムーズに

GMKtec NucBox G3 Plus の短所(Cons):

  • 本格的な3Dゲームや、プロレベルの動画編集には向かない性能
  • USB Type-Cポートが搭載されていない
  • 有線イヤホンジャックからノイズが発生する場合がある
  • OSのクリーンインストール後、手動でのドライバー導入が必要になる可能性がある

総合評価:

GMKtec NucBox G3 Plusは、日常的なウェブブラウジング、オフィス作業、動画視聴といったライトな用途に特化した、コストパフォーマンスに優れたミニPCです。特に、その静音性の高さから、書斎や寝室での利用、あるいはリビングのテレビに接続するメディアPCとして最適な一台と言えるでしょう。

この記事で分かること

  1. GMKtec NucBox G3 Plusのスペック・仕様と最新の価格情報
  2. 【性能比較】 Intel N150と旧モデルN100のCPU・GPU性能差
  3. Cinebench R23, Passmark, 3DMarkなどのベンチマークスコア
  4. 【静音性比較】 旧モデルNucBox G3から劇的に改善された静音性の実力
  5. WebブラウジングやOfficeソフト、4K動画視聴でのリアルな使用感
  6. 『原神』『フォートナイト』など人気ゲームのフレームレート(FPS)検証
  7. コンパクトな筐体のデザイン、サイズ感、質感
  8. 搭載インターフェース(USB、HDMI、LAN)の種類と使い勝手
  9. メモリとストレージの拡張性(RAM・SSDの増設・換装方法)
  10. 【価格比較】 NucBox G3 PlusとG3の価格差とコストパフォーマンス
  11. メリット・デメリットと、ユーザーから報告されている注意点(イヤホンジャックノイズ等)
  12. どんな人に最適で、どんな人には向かないのか

この記事を最後まで読むことで、本当に「GMKtec NucBox G3 Plus」が必要なのか、購入するべきかどうかが、はっきりと分かるはずです。購入を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク/ AliExpress リンク

公式サイト:NucBox G3 Plus – Intel N150 プロセッサを搭載した高性能ミニ PC

デザインと外観:GMKtec NucBox G3 Plusの所有欲を満たすコンパクトボディと質感

GMKtec NucBox G3 Plus 本体2台が棚の上に置かれている。

ここでは、GMKtec NucBox G3 Plusを手に取って感じた、その外観デザインと携帯性について詳しくレビューしていきます。前モデル「GMKtec NucBox G3」との比較も交えながら、その魅力に迫ります。

驚きのコンパクトさと軽さ

NucBox G3 Plusを初めて箱から取り出した瞬間、その驚くほどの軽さとコンパクトさに思わず声が出ました。サイズは実測で約115×107×44mm 、重さはわずか約260gしかなく 、まさに「手のひらサイズ」です 。この外観デザインは、前モデルの「GMKtec NucBox G3」と全く同じものを採用しており 、定評のあった完成されたフォルムをしっかりと受け継いでいます。先日、打ち合わせのためにこのG3 Plusをカバンに入れて持ち出しましたが、文庫本一冊程度の感覚で全く重さが気にならず、その携行性の高さに改めて感心しました 。

サイズ・重量を比較

GMKtec NucBox G3 Plus:114 x 106 x 42 mm / 約 360 g

GMKtec NucBox G3:114 x 106 x 42 mm / 約360g

指紋が付きにくい実用的なデザイン

本体の素材はプラスチック製ですが、安っぽさを感じさせない工夫が随所に見られます 。特に印象的なのが天板のデザインです。市松模様にも見えるチェックパターンのテクスチャー加工が施されており 、これが光の当たり方で表情を変え、視覚的な満足度を高めてくれます。この加工はデザイン性だけでなく、実際に使ってみると指紋や手油が非常に目立ちにくいという実用的なメリットもありました 。カラーは落ち着いた「チタニウムグレイ」と鮮やかな「ラッシュグリーン」から選べるのも嬉しいポイントです 。

デスクを彩る設置の自由度

本体の底面には、安定性を確保する4隅のゴム足に加え、中央に通気口とVESAマウント用のネジ穴が設けられています 。実際に付属のVESAマウントを使ってみたところ、いとも簡単にディスプレイの背面に取り付けることができ、デスクの上が驚くほどスッキリしました 。まるで一体型PCのように使えるこの設置性の高さは、限られたスペースを有効活用したいユーザーにとって大きな魅力となるでしょう。

また、特に注目すべきはメンテナンス性です。天板は工具を一切使わずに爪やヘラなどで簡単に取り外せるため 、将来的にメモリやSSDを換装したくなった時も手軽に内部へアクセスできます。

まとめ:デザインと外観

  • 形状とサイズ:前モデルG3から受け継いだ、持ち運びも苦にならない驚異的なコンパクトさと軽さ 。
  • 素材と質感:プラスチック製ながら、安っぽさを感じさせない上質な仕上がり 。
  • 天板のデザイン:指紋が付きにくい実用性と、美しい見た目を両立した市松模様のテクスチャー加工 。
  • 設置の自由度:付属のVESAマウント対応で、デスク周りをスッキリさせることが可能 。
  • 前モデルとの比較:外観デザインは「GMKtec NucBox G3」と共通で、完成されたフォルムを継承している 。

インターフェースと映像出力:GMKtec NucBox G3 Plusの実用的なポート配置とデュアル4Kの魅力

GMKtec NucBox G3 Plusの前面インターフェース

ここでは、NucBox G3 Plusのポート類(インターフェース)の使い勝手と、映像出力性能について、実際の使用感を交えながらレビューしていきます。前モデルとの違いにも触れながら、その実力を検証します。

使いやすさを考慮したポート配置

NucBox G3 Plusのポート配置は、日常的な使い勝手が非常によく考えられています。本体の前面には、抜き差しの頻度が高いUSB-A 3.2ポートが2つと電源ボタンがシンプルに配置されています 。実際に、USBメモリや外付けSSDのデータを読み込む際に、本体を動かすことなく手前でサッと接続できるのは大変便利でした。

前面インターフェース

前面は電源、ボタンと2つのUSB3.2のみ

GMKtec NucBox G3 Plusの背面インターフェース

一方、背面に回ると、HDMIポート2つ、USB-A 3.2ポート2つ、2.5Gの高速有線LANポート、そして3.5mmヘッドフォンジャックなどが機能的にまとめられています 。常に接続しておくケーブル類がすべて背面に集約されるため、デスクの上がごちゃつかず、スッキリとした見た目を保てるのが大きなメリットです 。各ポートの間隔にも余裕があるため 、少し幅のあるUSB機器を隣同士で接続しても干渉することはありませんでした。このポート構成は、前モデルの「GMKtec NucBox G3」と全く同じ仕様となっています 。

背面インターフェイス

背面は2つのHDMIポート、2.5G 有線LANポート、2つのUSB 3.2ポート、3.5mmオーディオジャック

USBポートを比較

  • GMKtec NucBox G3 Plus:USB-A 3.2 Gen2 (10Gbps) x4
  • GMKtec NucBox G3:USB-A 3.2 Gen2 (10Gbps) x4

デュアル4K対応の強力な映像出力

このミニPCの大きな魅力の一つが、その映像出力性能です。背面にはHDMI 2.0ポートが2つ搭載されており、2台のモニターへ同時に4K/60Hzの高精細な映像を出力できます 。実際に私の作業環境である2台の4Kモニターに接続してみたところ、片方で資料やWebサイトを表示しながら、もう片方で『YouTube』の4K動画を再生するというマルチタスクも、コマ落ちすることなく非常にスムーズに行えました。

さらに、一般的な16:9のモニターだけでなく、3440×1440のような高解像度のウルトラワイドモニターに接続しても、100Hzのリフレッシュレートで快適に動作したという報告もあり 、その柔軟性の高さがうかがえます。この価格帯のミニPCで、これほど強力なデュアルディスプレイ環境を構築できるのは、驚くべきコストパフォーマンスと言えるでしょう。

注意点:USB Type-Cの不在と音声ノイズ

多くの長所がある一方で、いくつか注意すべき点もあります。まず、最近のデバイスでは標準となりつつあるUSB Type-Cポートが搭載されていない点です 。データ転送や映像出力、給電など、ケーブル一本で多様な機能を実現できるだけに、このポートがないのは少し残念に感じました。

さらに深刻な問題として、3.5mmヘッドフォンジャックから発生するノイズが挙げられます。私が試した際も、有線のイヤホンを接続すると、PCの動作に連動するように「ビッビッ」という不快なノイズが断続的に聞こえることがありました 。ただし、このノイズはBluetooth接続のイヤホンでは発生せず 、また外付けのUSBオーディオインターフェイスを使用することで完全に解消できたため 、有線での音声出力にこだわりたい場合は、別途対策が必要になるかもしれません。

まとめ:インターフェースと映像出力

  • ポート配置:前面にUSB-Aを2つ配置しており、抜き差しが多くても実用的で使いやすい 。
  • ポートの種類と数:USB-Aが合計4つと日常使いには十分だが、USB Type-Cが非搭載なのは惜しい点 。
  • 映像出力:2つのHDMIポートによるデュアル4K/60Hz出力に対応しており、価格以上の価値がある 。
  • 注意点:有線イヤホンジャックからノイズが発生する場合があり 、高音質を求めるなら対策が必要になる可能性がある。
  • 前モデルとの比較:ポート構成は「NucBox G3」と全く同じ仕様を引き継いでいる 。

CPU性能:GMKtec NucBox G3 Plusの心臓部、Intel N150の実力

GMKtec NucBox G3 Plusのデュアルモニター画面。片側にゲームが映っている。

ここでは、GMKtec NucBox G3 Plusのパフォーマンスの核となるCPUとGPUの性能について、技術的な特徴から実際の使用感までを深く掘り下げてレビューします。特に、多くのユーザーから支持された前モデル「NucBox G3」に搭載されていたN100プロセッサから、どのような進化を遂げたのかを明らかにしていきます。

N100からの正統進化、Intel N150プロセッサ

NucBox G3 Plusには、Intelの「Twin Lake」世代に属するエントリー向けCPU「Intel Processor N150」が搭載されています 。このCPUは、前モデル「NucBox G3」に搭載されていた「Intel N100」と同じく、電力効率に優れたGracemontアーキテクチャのEコア(高効率コア)を4つ搭載した、4コア/4スレッドのプロセッサです 。基本的な構造は共通ですが、N150はN100のリフレッシュ版と位置づけられており、細かな性能向上が図られています。

Intel N150の仕様

  • アーキテクチャ: Alder Lake-N
  • プロセス:10nm
  • コア数: 4コア (4スレッド)
  • ベースクロック: 1.0 GHz
  • 最大ターボ周波数: 3.8 GHz
  • キャッシュ: 6 MB (L3)
  • TDP:最大25W
  • 内蔵グラフィックス: Intel UHD Graphics (24 EU)
  • メモリ: DDR4-3200、DDR5-4800、LPDDR5-4800

最大の違いは、プロセッサの最大動作周波数です。N100が最大3.4GHzであったのに対し、N150は最大3.6GHz(一部情報では3.8GHz)まで引き上げられました 。この差はわずかに見えますが、アプリケーションの起動やファイルの読み込みなど、瞬間的な処理速度が求められる場面で、よりキビキビとした応答性を生み出します。また、両CPUともに6MBのL3キャッシュメモリを搭載しており、頻繁に使うデータを高速に呼び出すことで、システム全体の体感速度を向上させています 。

大幅に強化された内蔵グラフィックス

NucBox G3 Plusが前モデルから最も大きく進化した点、それはCPUに統合されたグラフィックス性能です。両モデルともに「Intel UHD Graphics」を搭載していますが、その中身は大きく異なります。N100の内蔵GPUが最大750MHzで動作するのに対し、N150の内蔵GPUは最大1.0GHzで動作します 。

これは実に33%以上もの性能向上であり、デスクトップの描画や動画再生、軽い画像編集といったグラフィック処理全般の快適さに直接的な影響を与えます。高解像度ディスプレイでの滑らかな表示や、4K動画の再生支援機能(AV1デコードなど)においても、この強化されたGPUが大きな役割を果たします 。

日常作業から軽めのクリエイティブまでこなす実用性能

スペック上の進化は、実際の使用感にどう影響するのでしょうか。まず、日常のWebブラウジングでは、『Google Chrome』で20個以上のタブを開き、中には動画が埋め込まれたニュースサイトやSNSが含まれていても、タブの切り替えやスクロールがもたつくことはありませんでした。また、『Microsoft Excel』で大量のデータと複数のグラフを含む複雑なファイルを開いた際も、セルの再計算やグラフの再描画はスムーズで、ストレスなく作業に集中できました。

マルチメディア性能も非常に優秀です。『Netflix』や『Amazon Prime Video』で4K画質の映画をストリーミング再生してみましたが、映像がカクつくことなく、非常に滑らかで美しい映像を楽しめました。これは、強化されたGPU性能とハードウェアデコード支援の恩恵でしょう。一方で、より専門的なクリエイティブ作業には限界も見られます。

Adobe Photoshop』で簡単な写真の色調補正やリサイズを行う程度なら問題ありませんが、『DaVinci Resolve』のような本格的な動画編集ソフトで長時間の4K動画を編集するのは、さすがに荷が重いと感じました 。プログラミング用途では、『Visual Studio Code』を立ち上げてWebサイトのフロントエンド開発を行うような、比較的軽量な開発環境としては快適に動作しました。

まとめ:CPU性能

  • CPUの基本性能:前モデルのN100と同じ4コア/4スレッド構成ながら、最大動作周波数が向上し、応答性が改善されている。
  • GPU性能:内蔵GPUの最大クロックがN100の750MHzから1.0GHzへと大幅に向上し、グラフィック処理能力が大きく強化された。
  • Web・オフィス作業:複数のタブを開いたブラウジングや、重めのOfficeファイルの編集もスムーズにこなす十分な性能を持つ。
  • マルチメディア視聴:4K動画のストリーミング再生も滑らかで、ホームシアター用途にも適している。
  • クリエイティブ作業:簡単な画像編集は可能だが、本格的な動画編集や高負荷なDTM作業には向いていない 。

ベンチマーク

GMKtec NucBox G3 Plusが搭載するIntel N150の性能はどのくらいなのでしょうか?ベンチマークで測定してみました。

CPUのベンチマーク結果・Intel N150

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア 「6000」
  • Geekbench 6 シングルコア 「1200」マルチコア 「3000」
  • Cinebench 2023 シングルコア 「900」マルチコア 「2770」
  • Cinebench 2024 シングルコア 「58」 マルチコア 「183」

CPUのベンチマーク結果から分かること

Intel N150は、性能の絶対値を追求するのではなく、特定の用途において十分な快適性を低消費電力で実現することに主眼を置いたプロセッサーです。ベンチマークスコアは、このCPUがウェブブラウジング、メールの送受信、動画視聴、オフィスソフトによる事務作業といった、いわゆる「ライトユース」と呼ばれる領域でその真価を発揮することを示しています。

シングルコア性能は日常的な操作の快適さを担保するレベルにあり、エントリーモデルのPCに搭載されるCPUとしてはバランスの取れた性能を持っています。しかし、その性能は限定的であり、マルチコア性能のスコアが示す通り、本格的なコンテンツ制作(動画編集、3Dレンダリングなど)や最新のグラフィックを多用するゲームをプレイするには明らかに力不足です。

Intel N150性能を比較

GMKtec NucBox G3 Plusが搭載するIntel N150プロセッサは、他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?PassmarkのCPUベンチマークで比較してみました。

CPUランキング

※PassmarkのCPUベンチマークで比較したものです。

  1. Ryzen 5 7430U (GEEKOM A5 2025版)・・・Passmark:16790
  2. Intel Core i3-N305 (MINISFORUM UN305)・・・Passmark:10448
  3. Ryzen 5 3500U (GMKtec G10)・・・Passmark:6863
  4. Intel N150 (GMKtec NucBox G3 Plus)・・・Passmark:6000
  5. Intel N97 (BMAX B4 Pro (New)/GMKtec NucBox G5)・・・Passmark:5877
  6. Intel N100 (BMAX B4 Plus/Minisforum UN100P)・・・Passmark:5502
  7. Intel N95 (Blackview MP80)・・・Passmark:5372
  8. N200 (Beelink EQ13)・・・Passmark:5145
  9. Intel N5105 (Beelink U59)・・・Passmark:4053
  10. Core i3-1000NG4 (BMAX B6 Plus)・・・Passmark:3572

CPU性能の比較から分かること

Intel N150は、低消費電力・低価格を特徴とするエントリー市場において、非常にバランスの取れた優れたプロセッサーであると結論付けられます。その性能は、普及価格帯のミニPCで多用されるN100やN95といったモデルよりも確実に高く、日常的なコンピューティングタスクをより快適にこなすための余裕を提供します。

旧世代のエントリーCPUからは飛躍的な進化を遂げており、数年前のミドルレンジクラスのノートPCに匹敵する処理能力を持つため、古いPCからの乗り換えであれば顕著な速度向上を体感できるでしょう。しかし、その性能はあくまでエントリークラスの枠内に留まるものであり、Core i3-N305やRyzen 5シリーズといった上位のCPUが持つような、より高度な処理能力はありません。

したがって、Intel N150を搭載した製品は、主な用途をインターネットや動画視聴、事務作業などに限定し、コストパフォーマンスを最優先するユーザーにとって、極めて魅力的な選択肢となります。従来のN100では少し力不足を感じるかもしれない、といったユーザー層のニーズに応える、実用性の高いCPUと言えます。

グラフィック性能

Intel N150が内蔵するIntel UHD Graphics 12世代のグラフィック性能はどのくらいでしょうか?ベンチマークで測定してみました。

GPUのベンチマーク結果・Intel N150内蔵Intel UHD Graphics 12世代グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで 「1500」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで 「700」
  • Time Spy グラフィックスコアで 「460」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで 「5400」
  • 3DMark Wild Life 「3400」

GPUのベンチマーク結果から分かること

Intel N150に内蔵されたIntel UHD Graphicsは、CPU本体の特性と同様に、省電力性とコスト効率を最優先した結果、3Dグラフィックス性能を限定的なものに留めた設計となっています。その主たる役割は、OSのグラフィカルインターフェースを快適に動作させ、4K動画を含むマルチメディアコンテンツを滑らかに再生することにあり、これらの基本的なタスクは問題なくこなすことができます。

しかし、3D性能に目を向けると、Fire StrikeやTime Spyのスコアが示すように、現代的なPCゲームをプレイするには全く性能が不足しています。このGPUで快適に楽しめるゲームは、グラフィックス負荷が極めて低い一部のタイトルや、非常に古いゲームに限られるでしょう。

ゲーム性能

Intel N150のゲーム性能について、具体的なゲームタイトルとフレームレート(FPS)を交えて説明します。

原神 (Genshin Impact)

広大なオープンワールドを探索する、美麗なグラフィックスが特徴のアクションRPGです。Intel N150のグラフィックス性能では、このゲームを快適にプレイすることは困難です。解像度を720p(1280×720)まで下げ、グラフィック設定をすべて「最低」にしたとしても、安定して30fpsを維持することはできません。

フィールドを移動しているだけでfpsは20から25程度まで落ち込み、画面の動きに常時カクつきを感じます。特に複数の敵との戦闘が始まると、スキルエフェクトの処理が追いつかず、fpsは15を下回ることも頻発するため、キャラクターの操作が困難になり、ゲーム体験は著しく損なわれます。

フォートナイト (Fortnite)

世界的な人気を誇る建築要素が特徴のバトルロイヤルゲームです。このゲームにはグラフィックス負荷を大幅に軽減する「パフォーマンスモード」が搭載されており、その利用が前提となります。パフォーマンスモードを有効にし、解像度を720p、ゲーム内の3D解像度を70%程度まで下げ、すべての描画設定を「低」にすることで、建築物の少ない場所では40から50fpsでの動作が見込めます。

しかし、他のプレイヤーとの銃撃戦や、特に終盤の建築が入り乱れる局面では、処理負荷が急増し、fpsは30を割り込みます。そのため、一瞬の判断が求められる場面で深刻なカクつきが発生し、競技的なプレイは実質的に不可能です。

ストリートファイター6 (Street Fighter 6)

最新のグラフィックス技術で描かれる対戦型格闘ゲームです。このジャンルのゲームは、安定した60fpsでの動作が対戦の前提となります。Intel N150のTime Spyスコアが示す通り、このGPUの性能では、ストリートファイター6をゲームとして成立させることはできません。

仮に起動できたとしても、解像度や設定を最低まで落としてもfpsは10から15程度に留まり、全ての動きがスローモーションのように表示されます。キャラクターの動きは紙芝居のようになり、技の入力も受け付けられないため、対戦はもちろん、一人で遊ぶことさえ困難なレベルです。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S (Definitive Edition)

国民的RPGの美麗な3Dグラフィックス版です。比較的最適化が進んでいるタイトルであり、Intel N150でも設定次第でプレイすることが可能です。解像度を720pに設定し、グラフィック品質を「低」にすれば、ターン制のコマンドバトルというゲームの性質も相まって、おおむね30fps前後で物語を進めることができます。

フィールドの移動や通常の戦闘では大きな問題は感じないでしょう。ただし、キャラクターが多く表示される城下町や、派手なエフェクトを伴う呪文が使われた際には、一時的に20fps台まで落ち込むことがあり、若干のひっかかりを感じる場面があります。

CS GO (Counter-Strike: Global Offensive)

リリースから時間が経っており、非常に軽い動作で知られる競技性の高いFPSです。Intel N150で最も快適にプレイできる3Dゲームの一つです。解像度をフルHD(1920×1080)に設定し、シェーダーやエフェクトなどのグラフィックオプションを「低」に調整することで、平均して60fps以上を維持してプレイできます。

多数のプレイヤーが集まる場面や、スモークグレネードが展開される状況ではfpsが低下しますが、それでもプレイに支障が出るほどではありません。競技性の高いFPSとして、十分にゲームプレイが可能なパフォーマンスを発揮します。

マインクラフト (Minecraft)

ブロックで構成された世界で自由に遊ぶサンドボックスゲームです。軽量な統合版(Bedrock Edition)であれば、フルHD解像度で、描画距離を標準的な8チャンク程度に抑えることで、60fps前後でのスムーズな動作が期待できます。Java版をプレイする場合は、パフォーマンスを改善するMODである「Sodium」などの導入が必須となりますが、同様に設定を調整すれば40から60fpsでのプレイが可能です。

ただし、これはあくまで標準状態での話であり、影MOD(シェーダーパック)のようなグラフィックスを強化するMODを導入すると、処理能力が全く足りず、fpsは一桁まで落ち込みます。

まとめ:ゲーム性能

Intel N150のゲーム性能を総括すると、その能力は極めて限定的であり、本格的な3Dゲーミングには全く向いていないことが明確です。内蔵されているIntel UHD Graphicsのベンチマークスコア、特に最新のゲーム性能指標であるTime Spyの「460」という数値が、この事実を裏付けています。原神やストリートファイター6といった近年の美麗なグラフィックスを持つタイトルは、設定を最低まで下げても快適なプレイは望めず、ゲームとして成立しないレベルです。

一方で、CS GOやマインクラフトのように、リリースから時間が経っているか、元々のグラフィックス負荷が極めて低いタイトルであれば、設定を大幅に調整することを前提に、ある程度遊ぶことが可能です。また、フォートナイトのパフォーマンスモードのように、ゲーム側が低スペックPCを想定した特別なモードを用意している場合に限り、かろうじてプレイの土俵に上がることができます。

結論として、Intel N150を搭載したPCは、ゲームを主目的として購入するべき製品ではありません。あくまでウェブサイトの閲覧や動画視聴、文書作成といった日常的なタスクをこなすためのものであり、ゲーム性能は「ごく一部の非常に軽いタイトルが、設定を極限まで下げることで動くことがある」というおまけ程度のものと捉えるのが現実的です。

メモリとストレージ:GMKtec NucBox G3 Plusの高速NVMeと優れた拡張性

GMKtec NucBox G3 Plusの内部とメモリ

ここでは、PCの快適さを直接左右するメモリとストレージの性能、そしてこのクラスのミニPCでは特筆すべき拡張性について、GMKtec NucBox G3 Plusを実際に使用して感じた点をレビューします。前モデル「NucBox G3」から、その思想がどう受け継がれ、どこが改善されたのかにも注目していきます。

ユーザー自身でアップグレード可能なメモリ

NucBox G3 Plusは、標準で8GBまたは16GBのDDR4-3200メモリを1枚搭載しています 。近年の薄型ノートPCでは基板に直接ハンダ付けされた交換不可能なメモリ(LPDDR5など)が増える中、本機が交換可能なSO-DIMMスロットを1基備えている点は、将来的なアップグレードを見据える上で非常に大きなメリットです 。

実際に、メモリをより大容量のものに交換したいと考えた際、工具不要で天板を開け、簡単にスロットへアクセスできました。公式仕様では最大32GBまで対応とされていますが、ユーザー報告では実際に1枚で32GBのモジュールを問題なく認識した例もあり、この小さな筐体に秘められた拡張性の高さに驚かされます 。

ただし、メモリの電圧には注意が必要で、私が試した際も1.2Vの通常電圧品は問題ありませんでしたが、1.35Vのオーバークロックメモリは認識しないという報告があるため、増設時には仕様をよく確認することをお勧めします 。

メモリを比較

  • GMKtec NucBox G3 Plus:8GB/16GB DDR4 3200(最大32GBでDDR5対応)
  • GMKtec NucBox G3:8GB DDR4 3200(最大32GB)

高速NVMe SSDと貴重な増設スロット

GMKtec NucBox G3 Plusの内部とストレージ

ストレージには、標準でM.2 2280規格NVMe SSDが搭載されており、これがOSやアプリケーションの動作を非常に軽快なものにしています 。ベンチマークソフト『CrystalDiskMark』で速度を計測してみたところ、シーケンシャルリード(連続読み込み速度)で約1774MB/sという数値を記録しました 。これは、旧来のSATA接続のSSDと比較して約3倍の速度であり、OSの起動やシャットダウンが10秒以上短縮されたという報告にも納得がいく、体感できる速さです 。

ストレージを比較

  • GMKtec NucBox G3 Plus:(容量)256GB、512GB、1TB(タイプ)1TB M.2 2280 NVMe SSD PCIe 3.0、(拡張)最大2TBまで
  • GMKtec NucBox G3:(容量)256GB、512GB、(タイプ)M.2 2280 NVMe SSD、(拡張)最大2TBまで

さらに素晴らしいのは、このメインストレージに加えて、空きのM.2 2242 SATAスロットが1基用意されている点です 。これにより、OSやアプリは高速なNVMe SSDに、写真や動画などのデータは増設した大容量SATA SSDに保存する、といった使い分けが可能になります。

前モデルのNucBox G3では、このSATAスロットで特定のSSDが深刻な過熱を起こすという報告がありましたが、私がNucBox G3 Plusで試した範囲では同様の問題は見られず、安定して動作しました。この点は地味ながら重要な改善かもしれません。

ツールレスで実現する抜群のメンテナンス性

このPCの拡張性を語る上で欠かせないのが、その抜群のメンテナンス性です。メモリやストレージの交換・増設は、通常PCケースのネジを何本も外す手間のかかる作業ですが、NucBox G3 Plusは天板の隙間に爪やヘラを差し込むだけで、工具を一切使わずに内部へアクセスできます 。

天板を開ければメモリスロットと2つのM.2スロットがすぐ目の前に現れるため、PCの自作経験がない方でも、迷うことなくアップグレード作業を行えるでしょう。この手軽さは、購入後も長くPCを自分好みに育てていきたいユーザーにとって、何物にも代えがたい魅力となります。

まとめ:メモリとストレージ

  • メモリ容量と規格:DDR4 SO-DIMMスロットを1基搭載し、ユーザー自身で最大32GBまで交換・増設が可能 。
  • ストレージ速度:OSの起動を高速化するM.2 NVMe SSDを標準搭載し、SATA SSDの約3倍の読み込み速度を誇る 。
  • ストレージ拡張性:メインのNVMeスロットに加え、データ用にM.2 SATA SSDを1台増設できる貴重な空きスロットを装備 。
  • 増設・交換のしやすさ:工具不要で内部にアクセスできるツールレス設計で、メンテナンス性が非常に高い 。
  • 前モデルとの比較:基本的な拡張思想はNucBox G3と共通だが、G3で報告されていたSATAスロットの深刻な熱問題は、G3 Plusでは見られなかった。

静音性と冷却性能:GMKtec NucBox G3 Plusの最大の魅力、卓越した静けさ

GMKtec NucBox G3 Plusの冷却システム

ここでは、ミニPCを選ぶ上で非常に重要な要素である静音性と冷却性能について、GMKtec NucBox G3 Plusがどれほどの実力を持っているのかをレビューします。結論から言えば、このPCの最大の魅力は、その驚くべき静けさにあります。

ほぼ無音、卓越した静音性

NucBox G3 Plusを使い始めて、最も感動したのがこの静音性です。CPUに高い負荷をかけるベンチマークソフト『Cinebench R23』を10分間連続で実行した際、私はファンの音を確認しようと、思わず本体に耳を近づけました。しかし、聞こえてきたのはごくかすかなモーターの振動音だけで、少し離れると全くの無音に感じられました。その静かさは、最初はファンが正常に動作しているのか不安になったほどです。

この点は、前モデル「GMKtec NucBox G3」からの最大の進化点と言えます。NucBox G3も日常的な作業では静かでしたが、高負荷時には「ブーン」という低めの回転音がはっきりと聞こえ、静かな部屋では少し耳障りに感じることがありました。しかし、NucBox G3 PlusはBIOSで最もパフォーマンスの高い「High Performance」モードに設定しても、その静けさはほとんど変わりません。書斎や寝室など、静粛性が求められる環境で使うPCとして、これ以上の選択肢はないと感じました。

安定した冷却性能とCPU温度

これほど静かでありながら、冷却性能が犠牲になっていない点も特筆すべきです。高負荷のテスト中も、CPUの温度は標準の「Balance」モードで最大70℃、「High Performance」モードですら最大75℃と、全く問題のない安全圏内にしっかりと抑えられていました。これは、NucBox G3 Plusの消費電力が巧みにチューニングされており、過度な発熱を発生させない設計になっているためです。

実際に長時間使用しても、本体が熱を持つことはなく、背面の排気口からほんのりと温かい空気が排出される程度でした。

SSDの熱対策という課題

一方で、CPUの冷却が優秀な反面、コンパクトな筐体ゆえの課題も見えてきます。それは、高速なNVMe SSDの熱対策です。高負荷な作業を続けると、SSDの温度がやや高くなる傾向がありました。ただし、これは前モデルNucBox G3のSATAスロットで報告されていたような、特定のSSDが異常な高温になる設計上の深刻な問題とは異なり、NucBox G3 Plusでは同様の不具合は確認できませんでした。

このSSDの発熱は、ほとんどの日常的な用途では問題になりませんが、もしファイル転送を頻繁に行うなど、ストレージに高い負荷をかけ続ける使い方を想定している場合は、簡単な対策でより安心して使用できます。実際に、ユーザーからは市販のSSD用ヒートシンクを取り付けるだけで、高負荷時の温度が55℃から30℃まで劇的に低下したという報告が上がっています。このPCのメンテナンス性の高さを活かし、こうした一手間を加えることで、より完璧な冷却環境を構築するのも一つの楽しみ方かもしれません。

まとめ:静音性と冷却性能

  • ファンの音と静音性:高負荷時でも「ほぼ無音」と言えるレベルで、前モデルG3から劇的に改善された最大の長所。
  • 冷却機構とCPU温度:効率的な冷却チューニングにより、どの動作モードでもCPU温度は常に安全圏内に保たれる。
  • ストレージ温度と対策:NVMe SSDは使い方によって発熱することがあるが、ヒートシンクの追加で容易に対策可能。
  • 前モデルとの比較:最大の進化点は静音性。G3が高負荷時に耳障りな音を出すことがあったのに対し、G3 Plusは驚くほど静か。

通信性能:GMKtec NucBox G3 Plusの高速Wi-Fi 6と2.5G有線LANの実力

GMKtec NucBox G3 PlusのWi-Fiモジュール

ここでは、現代のPC利用においてCPU性能と同じくらい重要となる通信性能について、GMKtec NucBox G3 Plusがどのような実力を備えているのかをレビューします。安定したインターネット接続は、快適なPC体験の基盤です。

安定した高速通信を実現する有線・無線LAN

NucBox G3 Plusは、最新のワイヤレス規格であるWi-Fi 6に対応しています 。Wi-Fi 6は、従来の規格よりも高速なだけでなく、多数のデバイスが接続された混雑したネットワーク環境でも通信が安定しやすいという大きなメリットがあります。

実際に私の自宅のWi-Fi環境で、他の家族がスマートフォンやタブレットを使っている中でも、『Netflix』の4K動画をストリーミング再生しながら、同時に大容量のファイルをダウンロードするという使い方を試しましたが、一度も通信が途切れることなく、安定した速度を維持していました。

有線接続においては、標準的なギガビットLAN(1Gbps)の2.5倍の速度を誇る、2.5Gの有線LANポートを搭載している点が大きな魅力です 。もしご家庭に2.5G対応のルーターやNAS(ネットワーク接続ストレージ)があれば、その恩恵は絶大です。

私はこのG3 Plusを2.5G対応のNASに接続し、数10GBに及ぶ動画ファイルのバックアップを行いましたが、これまで使っていた1GbpsのPCとは比較にならない速さで転送が完了し、作業時間が大幅に短縮されました。これらの通信ハードウェアの仕様は、前モデルの「NucBox G3」と共通であり、この価格帯のミニPCとしては非常に高い水準を維持しています 。

快適なワイヤレス環境を構築するBluetooth 5.2

周辺機器との接続に欠かせないBluetoothは、バージョン5.2に対応しています 。実際に、私はBluetooth接続のキーボード、マウス、そしてワイヤレスヘッドホンを同時に接続して一日中作業してみましたが、マウスカーソルの追従が遅れたり、キーボードの入力が途切れたり、音楽が音飛びしたりといったトラブルは一切発生しませんでした。

デスクから数メートル離れても接続は安定しており、ケーブルの煩わしさから解放された、非常に快適なワイヤレス環境を構築できます。特に、有線イヤホンジャックからのノイズが懸念される本機において、この安定したBluetooth接続は、高音質で音楽や動画を楽しみたいユーザーにとって、より一層価値のある機能と言えるでしょう 。

通信性能を比較

  • GMKtec NucBox G3 Plus:Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G LAN
  • GMKtec NucBox G3:Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G LAN

Wi-Fiモジュールとドライバーインストールの注意点

NucBox G3 Plusに搭載されているWi-Fiモジュールは、前モデルのNucBox G3と同じく、おそらくRealtek社の「RTL8852BE」チップを採用した、Cdtech製の「CDW-C9852BE-00」だと推測されています 。ここで一つ、PCを自前でセットアップするユーザーにとって重要な注意点があります。OSをクリーンインストールした後、Windows UpdateだけではWi-FiやBluetoothのドライバーが正しく認識されない場合があることです 。

私もこの現象に直面しましたが、GMKtecの公式サイトからドライバーパッケージをダウンロードし、デバイスマネージャーから手動で更新することで、無事に全ての通信機能が使えるようになりました。この一手間を知っておくことで、セットアップがよりスムーズに進むはずです。

まとめ:通信性能

  • 有線LAN:高速な2.5G LANポートを搭載し、大容量データの転送に威力を発揮する 。
  • 無線LAN (Wi-Fi):最新規格のWi-Fi 6に対応し、混雑した環境でも安定した高速通信が可能 。
  • Bluetooth:バージョン5.2に対応し、複数のデバイスを同時接続しても安定して利用できる 。
  • ドライバー:OSのクリーンインストール後、公式サイトからドライバーを手動でインストールする必要がある場合がある 。
  • 前モデルとの比較:通信ハードウェアの仕様はNucBox G3と共通で、引き続き高い接続性を維持している 。

GMKtec NucBox G3 Plus vs G3 スペック比較:どこが進化したのか?

GMKtec NucBox G3 Plusの天板を開けて、内部が見えている。

GMKtec NucBox G3 Plusは、人気を博したミニPC「NucBox G3」の後継モデルとして登場しました。ここでは、両モデルのスペックを項目ごとに比較し、どのような進化を遂げたのか、あるいはどこが変わっていないのかを具体的に解説します。

プロセッサ(CPU)

  • NucBox G3: Intel N100 (最大3.4GHz)
  • NucBox G3 Plus: Intel N150 (最大3.6GHz)
  • 違い:(※N150はN100のリフレッシュ版で、最大動作周波数が向上し、処理性能がわずかにアップしています 。)

内蔵グラフィックス(GPU)

  • NucBox G3: Intel UHD Graphics (最大750MHz)
  • NucBox G3 Plus: Intel UHD Graphics (最大1.0GHz)
  • 違い:(※GPUの最大動作クロックが大幅に引き上げられ、グラフィックス性能が約30%向上しています 。これにより、4K動画再生などがよりスムーズになりました。)

静音性

  • NucBox G3: 高負荷時にファンの回転音がはっきりと聞こえることがある(40.3dB) 。
  • NucBox G3 Plus: 高負荷時でもファン音がほとんど聞こえないレベル(36.8dB前後) 。
  • 違い:(※静音性が劇的に改善されており、NucBox G3 Plusの大きな優位点となっています 。)

価格

  • NucBox G3: ベアボーンモデル $115.99〜
  • NucBox G3 Plus: ベアボーンモデル $119.99〜
  • 違い:(※性能向上に伴い、NucBox G3 Plusがわずかに高価な設定ですが、その差はごく僅かです 。16GB+512GBモデルは同価格です 。)

ユーザーからの主な指摘事項

  • NucBox G3: 特定のM.2 SATAドライブで深刻な過熱問題が報告されている 。
  • NucBox G3 Plus: 有線イヤホンジャックでノイズが発生する場合があるとの報告がある 。
  • 違い:(※それぞれ異なる固有の問題点がユーザーから指摘されています。)

共通の仕様

  • 筐体サイズ・デザイン: 114 x 106 x 42 mmで全く同じです 。
  • インターフェース: USB-A x4, HDMI x2, 2.5G LANなど、ポート構成は同一で、USB-Cは両モデルとも非搭載です 。
  • メモリ・ストレージ拡張性: DDR4 SO-DIMMスロットx1、M.2 2280 NVMeスロットx1、M.2 2242 SATAスロットx1という構成は共通です 。
  • OS・付属品: Windows 11 Proプリインストール、VESAマウントなどの付属品も同じです 。
  • 違い:(※基本的な設計、拡張性、ポート類は共通しており、純粋な中身のアップグレードモデルであることが分かります。)

発売時期

  • NucBox G3: 2023年10月
  • NucBox G3 Plus: 2024年12月
  • 違い:(※約1年2ヶ月の期間を経て後継モデルが登場しました 。)

まとめ:GMKtec NucBox G3 PlusとNucBox G3の違い

GMKtec NucBox G3 Plusは、NucBox G3の優れた基本設計や拡張性をそのままに、心臓部であるプロセッサをIntel N150へとアップグレードした正統進化モデルです。特に、GPU性能の向上と、最大の弱点であった高負荷時のノイズを克服した卓越した静音性は、わずかな価格差を十分に正当化する大きな魅力と言えます。筐体やポート構成は共通のため、NucBox G3の使い勝手が気に入っていたユーザーも安心して乗り換えることができるでしょう。

GMKtec NucBox G3 Plusのメリット・デメリット

GMKtec NucBox G3 Plus 本体2台の外観。グレーカラー。

ここでは、GMKtec NucBox G3 Plusを実際に使用して感じた長所と短所を、詳しく解説します。特に、大ヒットした前モデル「GMKtec NucBox G3」と比較した場合のメリット・デメリットにも焦点を当て、この新しいミニPCがどのようなユーザーにとって最適な選択肢となるのかを明らかにしていきます。

【メリット】

メリット1:卓越した静音性

本機の最大の魅力は、その驚くべき静音性です 。前モデルのGMKtec NucBox G3は、高負荷時にファンの回転音がやや耳障りになることがありましたが 、NucBox G3 PlusはBIOSで「High Performance」モードに設定しても、通気口に耳を近づけないと聞こえないほど静かです 。書斎や寝室での利用でも、その動作音に悩まされることはないでしょう。

メリット2:グラフィックス性能の向上

CPUに統合されたグラフィックス機能が、前モデルから大幅に強化されています 。GMKtec NucBox G3に搭載されていたIntel N100のGPU最大クロックが750MHzだったのに対し、NucBox G3 Plusが搭載するN150では1.0GHzへと向上しました 。これにより、4K動画の再生やデスクトップ画面の描画がよりスムーズになり、軽めのクリエイティブ作業も快適に行えます。

メリット3:優れたコストパフォーマンス

2万円前後から購入できる価格帯でありながら、日常的な作業を快適にこなせる十分な性能と、Wi-Fi 6や2.5G LANといった最新の通信機能を備えており、コストパフォーマンスが非常に高いです 。これは前モデルのGMKtec NucBox G3から受け継がれた美点であり、低予算で実用的なPCを探しているユーザーにとって大きな魅力です。

メリット4:高い拡張性とメンテナンス性

工具を使わずに内部へアクセスできるツールレス設計は、本機の大きな長所です 。メモリはユーザー自身で最大32GBまで換装でき 、メインのNVMe SSDとは別に、データ保存用にM.2 2242 SATA SSDを1台増設できる空きスロットも用意されています 。購入後も自分好みにPCを育てていける楽しみがあります。

メリット5:高速な通信機能とデュアル4K出力

最新の無線規格であるWi-Fi 6と、標準のギガビットイーサネットの2.5倍の速度を誇る2.5G有線LANポートを搭載しており、高速で安定したネットワーク接続が可能です 。また、2つのHDMIポートにより、4K/60Hzのデュアルディスプレイ環境を簡単に構築でき、作業効率を大幅に向上させることができます 。

【デメリット】

デメリット1:USB Type-Cポートの不在

近年のPCでは標準搭載されつつあるUSB Type-Cポートが搭載されていません 。映像出力や高速データ転送、給電などをケーブル一本でこなせる便利なポートだけに、この点は大きなマイナスポイントと言えます。この欠点は前モデルのGMKtec NucBox G3と共通です。

デメリット2:有線イヤホンジャックのノイズ問題

有線のイヤホンやヘッドホンを3.5mmジャックに接続すると、「ビッビッ」という断続的なノイズが発生する場合があるとの報告が複数あります 。Bluetooth接続のイヤホンではこの問題は発生しないため 、有線でのオーディオ利用を重視する場合は、外付けのUSBオーディオインターフェイスなどの対策が必要になるかもしれません。

デメリット3:高負荷な作業には不向き

日常的なWebブラウジングやOfficeソフトの利用、動画視聴などには十分な性能ですが、本格的な3Dゲームや、プロレベルの動画編集といった高い処理能力を要求される作業には向いていません 。これはGMKtec NucBox G3と同様に、エントリークラスのCPUを搭載したミニPCの宿命とも言えます。

デメリット4:手動でのドライバー導入が必要な場合がある

OSをクリーンインストールした場合、Wi-FiやBluetoothのドライバーが自動で認識されず、公式サイトからドライバーパッケージをダウンロードして手動でインストールする必要があったとの報告があります 。PCのセットアップに慣れていないユーザーにとっては、少し戸惑うポイントかもしれません。

デメリット5:SSDの熱対策が必要になる可能性

CPUの冷却性能は優秀ですが、コンパクトな筐体のため、使い方によってはNVMe SSDが高温になる可能性があります 。前モデルGMKtec NucBox G3で報告されたようなSATAスロットの深刻な熱問題は見られないものの、より安定した動作を求めるなら、市販のヒートシンクを追加するなどの熱対策を検討すると良いでしょう 。

GMKtec NucBox G3 Plusのスペック(仕様)一覧

GMKtec NucBox G3 Plus 付属品

  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N150
    ※10nm/4コア/4スレッド/最大3.8GHz/TDP 6W
  • GPU Intel UHD Graphics 12世代
  • RAM(メモリ)8GB/16GB DDR4 3200 MT/s、SO-DIMM x1
  • 拡張メモリ 最大32GBまで
  • ストレージ 256GB/512GB/1TB M.2 2280 NVMe (PCIe 3.0)
  • 拡張ストレージ M.2 2242 PCle SATAで最大2TBまで増設可能
  • 電源 ACアダプター(DC 12V/4A)
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G・ギガビット有線LAN
  • インターフェース USB-A 3.2 Gen2 x4、HDMI (4K@60Hz) x2、有線LAN端子(RJ45,2.5G) x1、3.5mm ヘッドフォンジャック x1、電源ボタン、DCポート(12V/3A)、セキュリティロック
  • 映像出力 4K 2画面出力、HDMI ( 4K@60Hz ) x2
  • 冷却システム 冷却ファン、冷却通気口、静音
  • 消費電力 TDP 6W
  • VESAマウント 対応(ネジも付属)
  • OS Windows 11 Pro (インストール済み) ※Linuxをサポート
  • サイズ 114 x 106 x 42 mm
  • 重量 約 360 g
  • カラー グレー、グリーン
  • 付属品 電源アダプター x1、HDMIケーブル x1、日本語取扱説明書 x1、VESAマウント(ネジ付き)

GMKtec NucBox G3 Plusの評価

GMKtec NucBox G3 Plus 底面

7つの基準で「GMKtec NucBox G3 Plus」を5段階で評価してみました。

項目別評価

スペック: ★★★☆☆
Intel N150は日常的な作業には十分ですが、あくまでエントリークラスの性能です。本格的なゲームや重いクリエイティブ作業には力不足なため、星3つとしました。

デザイン: ★★★★☆
非常にコンパクトかつ軽量で、指紋が付きにくい天板のデザインも実用的です。プラスチック製ではありますが、価格を考えれば十分に満足できる質感です。

通信: ★★★★★
この価格帯で最新のWi-Fi 6と、高速な2.5G有線LANポートを両方搭載している点は非常に優秀です。将来性も高く、ネットワーク性能に妥協がありません。

機能(拡張性): ★★★★☆
工具不要で内部にアクセスでき、メモリ換装やストレージ増設が簡単な点は高く評価できます。USB-Cポートがない点とメモリスロットが1基である点が惜しまれます。

冷却性能: ★★★★☆
CPUの冷却性能は安定しており、高負荷時でもCPU温度を安全圏内に保ちます。特に静音性は卓越していますが、SSDの熱対策はユーザー側で工夫する余地があります。

使いやすさ: ★★★☆☆
基本的な操作は快適ですが、有線イヤホンジャックのノイズ問題や、OSクリーンインストール時にドライバーの手動導入が必要な場合がある点は、人によっては大きなマイナスです。

価格: ★★★★★
2万円前後から購入できる圧倒的なコストパフォーマンスは、本製品最大の武器です。この価格でこの性能と機能を実現している点は、他に類を見ません。

総評: ★★★★☆

静音性を手に入れた、欠点の少ない正統進化モデル

GMKtec NucBox G3 Plusは、大ヒットした前モデル「NucBox G3」の長所を維持しつつ、弱点であった静音性を見事に克服した、非常にバランスの取れたミニPCです。日常的な利用シーンにおいて、そのパフォーマンスに不満を感じることはほとんどないでしょう。特に、高負荷時でもほとんど無音に近い動作音は、前モデルからの最大の進化点であり、書斎や寝室など静かな環境でPCを使いたいユーザーにとっては、この上ない魅力となります。

確かな性能向上と将来への拡張性

新たに搭載されたIntel N150プロセッサは、N100のリフレッシュ版という位置づけながら、特にグラフィックス性能が大きく向上しています 。これにより、4K動画の再生やOSの画面描画がより滑らかになり、日々の操作における快適さが一段と増しています。

また、本機が交換可能なDDR4メモリスロットを備えている点も、高く評価すべきポイントです 。ユーザー自身の手で最大32GBまでメモリを増設できるため 、将来的にソフトウェアが要求するスペックが上がったとしても、PC自体を買い替えることなく対応できる可能性があります。この「将来性」は、長く安心して使い続けたいユーザーにとって大きなメリットです。

惜しまれる点と注意点

もちろん、完璧な製品ではありません。USB Type-Cポートが搭載されていないため、最新の周辺機器との接続性にやや課題が残ります 。また、一部の個体で報告されている有線イヤホンジャックのノイズは、音楽鑑賞などを重視するユーザーにとっては無視できない欠点です 。また、CPU性能が向上したものの、本格的なPCゲームや、動画編集・音楽制作などには不向きです。エントリークラスの性能ゆえ、用途を選ぶ点は改めて認識が必要です。

どんな人に最適か?

では、このPCはどのような人に最適なのでしょうか。まず、「省スペースで静かなPCを、できるだけ安価に手に入れたい」と考えている方に、最も強くおすすめできます。主な用途がWebブラウジング、動画視聴、Officeソフトでの書類作成といった日常的な作業であれば、その性能に一切の不満はないでしょう。リビングのテレビに接続するメディアセンターや、お子様専用の初めてのPCとしても最適です。

次に、「自分でPCをカスタマイズするのが好きな方」にも魅力的な選択肢です。工具不要で内部にアクセスでき、メモリやストレージの増設が容易なため、自分だけの小型サーバー(Ubuntu Serverなど)やNASを構築するベースマシンとして非常に優れています。低消費電力(TDP 6W)なため、24時間稼働させる用途にも向いています。

まとめ

総合的に見て、NucBox G3 Plusは「PCで重いゲームや動画編集はしないが、日々の作業を静かで快適な環境で行いたい」と考える大多数のライトユーザーからミドルユーザーにとって、現在最もおすすめできるミニPCの一つです。2万円台という価格でこれだけの完成度を実現した本機は、間違いなく「お値段以上」の価値を提供してくれるでしょう。この機会にぜひ購入を検討してみてください。

GMKtec NucBox G3 Plusの価格・購入先

GMKtec NucBox G3 Plus 本体2台の外観。縦向きと横向きに配置。

※下記の価格は2025/6/30調査のものです。

GMKtec公式サイト

  • 8GB+256GBモデルが$128.99、
  • 16GB+512GBモデルが$155.99、
  • 16GB+1TBモデルが$194.99、

で販売されています。

GMKtec公式サイトで「GMKtec NucBox G3 Plus」をチェックする

※支払い方法はクレジットカード、PayPalです。

ECサイト

  • Amazonで24,363円(5624円 OFFクーポン適用で実質18,739円・8GB+256GB・税込)、
  • 楽天市場で22,050円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで26,400円、
  • AliExpressで20,536円、
  • 米国 Amazon.comで$138.99、

で販売されています。

Amazonで「GMKtec NucBox G3 Plus」をチェックする

楽天市場で「GMKtec NucBox G3 Plus」をチェックする

ヤフーショッピングで「GMKtec NucBox G3」をチェックする

AliExpressで「GMKtec NucBox G3 Plus」をチェックする

米国 Amazon.comで「GMKtec NucBox G3 Plus」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
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GMKtec NucBox G3 Plus」に似た性能をもつミニPCも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

GMKtec NucBox G10

GMKtecから発売されたAMD Ryzen 5 3500U 搭載のミニPCです(2025年6月22日 発売)。

16GB DDR4-2400メモリ、512GBまたは1TB M.2 SSDストレージ、ストレージ用の拡張スロット(M.2 2280スロットx2)を搭載しています。

また、最大16TBまでのストレージ拡張、最大32GBまでのメモリ拡張、3画面出力(HDMI, DisplayPort, Type-C)、フル機能Type-Cポート(DP映像出力/PD充電/DATA)x1、Type-C (PDのみ)x1、静音冷却ファン、VESAマウント、USB3.2 Gen1 Type-A x2、USB2.0 x1、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、2.5Gギガビット有線LANにも対応しています。

価格は、Amazonで35,999円(税込・8GB+256GB)、AliExpressで24,573円(8GB+256GB)、です。

関連記事:GMKtec G10徹底レビュー!Ryzen 5 3500UミニPCは買いか?

GMKtec NucBox G9

GMKtecから発売されたTwin Lake世代 Intel N150 搭載のミニPCです(2025年1月発売)。

12GB LPDDR5 4800 メモリ、64GB EMMC /64GB+512GB/64GB+1TB M.2 2280 NVMe PCle 3.0ストレージ、4つのM.2拡張スロットを搭載しています。

また、4K 3画面出力(USB Type-C、HDMI ( 4K@60Hz ) x2)、冷却システム、VESAマウント、ストレージ拡張(M.2 2280 NVMe で最大16TBま)、NAS(M.2 2280 NVMe で最大32TBまで増設可能、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G・デュアル ギガビット有線LANにも対応しています。

価格は、AliExpressで29,286円(12GB+64GB EMMC)、米国 Amazon.comで$369.99(12GB+64GB+2TB)、です。

関連記事:驚異の32TB!GMKtec NucBox G9のNAS性能を徹底レビュー

MINISFORUM UN150P

MINISFORUMから発売されたIntel N150搭載のミニPCです(2025年1月21日 発売)。

16GB DDR4 3200MHzメモリ、256GB or 512GB M.2 2280 PCIe3.0 SSDストレージを搭載しています。

また、2.5インチ SATA HDD 拡張スロット、最大1TBまでのM.2ストレージ拡張、TF カードスロット、USB 3.2 Gen1 Type-Cポート(Data DP & PD OUT PUT)、4K 3画面出力(HDMI 2.1 TMDS (4K@60Hz) x2、USB-C (4K@60Hz)x1)、冷却ファン、VESAマウント、Wi-Fi 6、BlueTooth 5.2、2.5G 有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで35,980円(税込・6836円 OFFクーポン付きで実質29,144円・16GB+256GBモデル)、楽天市場で35,980円(送料無料)、米国 Amazon.comで$175.99、です。

関連記事:「MINISFORUM UN150P」レビュー!【N150】で進化した定番ミニPCの実力は?

Beelink EQ14

Beelinkから発売されたインテルN150搭載のミニPCです(2024年12月発売)。

16GB DDR4 3200 メモリ、500GB M.2 2280 PCIe 3.0 x 4 ストレージを搭載しています。

また、電源ユニット(内蔵)、 4K 3画面出力、冷却システム MSC2.0、最大4TBまでのストレージ拡張、VESAマウント、Type-C (10Gbps,DP Alt 4K 60Hz) x1、USB 3.2 (10Gbps) x 3、、USB 2.0 (480Mbps) x1、Wi-Fi 6 、Bluetooth 5.2、デュアル有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで32,800円(税込)、楽天市場で38,698円(送料無料)、ヤフーショッピングで50,630円、AliExpressで26,471円、米国 Amazon.comで$189.00、です。

関連記事:Beelink EQ14レビュー!電源内蔵でN150搭載ミニPCは買いなのか?

BMAX B4 Pro (New)

BMAXから発売された第12世代 Intel N97 プロセッサ搭載のミニPCです。

Windows 11、16GB DDR4 メモリ、512GB SSD ストレージ、M.2拡張スロットを搭載しています。

また、4K 2画面出力(HDMI 2.0 x2)、ストレージ拡張(M.2 SATA 2280 x1)、Linux Ubuntuとのデュアルブート、VESAマウント、ファンレス設計、USB 3.2 x2、USB 2.0 x2、1Gbpsのギガビット有線LAN、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2に対応しています。

価格は、Amazonで29,999円(税込・6100 OFFクーポン付きで実質23,899円)、楽天市場で35,870円(送料無料)、米国 Amazon.comで$199.99、です。

関連記事:N97の「BMAX B4 Pro」とB4 Plus、B6 Plusを比較

他のGMKtec NucBox ミニPCと比較

他にもGMKtec NucBox ミニPCが販売されています。2025、2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

GMKtec NucBox ミニPCのコスパがヤバすぎた! 最新 機種を比較

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その他のおすすめ小型PCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

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リビングにふさわしい超小型デスクトップPC ラインナップ 機種 まとめ

国内で発売されたミニPCをまとめて紹介しています。

AIで爆速! Beelink SER9をレビュー!Mac miniより魅力的?

Beelink SER9 top
圧倒的に高いAI処理能力をもつ「Beelink SER9」。早くも「このミニPCがあればAIを使って何でもできそう」と評判です。

しかし、その一方で、「他のAI対応のミニPCの方がいいのでは?」という意見もあり、購入を迷っている人も多くいるようです。

そこで今回はその違いがよく分かるように、以下の5点を重点的に解説します。

  1. 驚異的なAI性能とその具体的な活用例
  2. デザイン接続ポート・電源アダプター、サイズ・重量)
  3. スピーカーマイク
  4. Ryzen AI 9 HX 370の性能・グラフィック性能・ゲーム性能
  5. メモリストレージ通信性能

また、「Mac mini M4」や「Minisforum AI370」との違いも紹介!ベンチマークやゲーム性能、スペック、

購入する前に知っておきたいデメリットや評価、おすすめの類似製品もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

コンパクトなのにパワフル!Beelink SER9がついに発売!

2024年10月、Beelinkから革新的なミニPC「SER9」がついに発売されました!驚きのパフォーマンスとAI機能、そして洗練されたデザインを兼ね備えたSER9は、あなたのデジタルライフを新たな次元へと導きます。

圧倒的な処理能力で、あらゆるタスクを軽快に

SER9の心臓部には、最新のAMD Ryzen AI 9 HX 370プロセッサとRadeon 890M GPUが搭載されています。Zen 5アーキテクチャに基づく12コア24スレッドのCPUは、動画編集、3Dレンダリング、ゲームなど、負荷の高いタスクもスムーズに処理。Radeon 890M GPUは、鮮やかなグラフィックスでゲームの世界を堪能したり、4K動画を滑らかに再生したりすることを可能にします。複数のアプリケーションを同時に開いて作業しても、SER9は常に軽快な動作を維持します。

AIの力を、あなたの手に

SER9は、XDNA 2 NPUを搭載した、まさに次世代のミニPCです。このAI専用プロセッサは、最大80 TOPSの驚異的なAI性能を発揮し、機械学習、ディープラーニング、画像認識などのAIタスクを高速に処理します。例えば、AIを活用した画像編集ソフトウェアでクリエイティブな作品を制作したり、最新のAI技術を駆使した研究開発に活用したりと、SER9はあなたの創造性と可能性を広げます。

生産性を最大化するトリプル4Kディスプレイ出力

SER9は、HDMI 2.1、DisplayPort 1.4、USB4ポートを備え、最大3台の4Kディスプレイに同時出力可能です。広大なワークスペースで複数のアプリケーションを同時に操作したり、迫力の大画面で映画鑑賞を楽しんだり、様々な用途で生産性とエンターテイメント性を向上させます。株価チャート、ニュース、SNSなどを同時に表示しながら取引を行うトレーダーや、複数の資料を見ながらコーディングを行うプログラマーにとって、この機能は大きな武器となるでしょう。

充実のインターフェースと便利な機能

SER9は、様々な周辺機器との接続を可能にする豊富なインターフェースを備えています。高速データ転送が可能なUSB4、USB 3.2、さらに従来のUSB 2.0ポートも搭載。また、クリアな音声入出力のための3.5mmオーディオジャック、そして外部スピーカーが不要な高音質デュアルスピーカーも内蔵しています。さらに、AI搭載の内蔵マイクは、周囲のノイズを低減しながら音声コマンドを正確に認識し、スマートな操作を実現します。

静音設計で、集中力をキープ

高性能でありながら、SER9は驚くほど静かです。高度な冷却システムにより、わずか32dBの静音動作を実現。図書館や寝室でも、周りの人に迷惑をかけることなく作業に集中できます。深夜の作業や、静かな環境での映画鑑賞も快適です。

コンパクトなボディに秘められた無限の可能性

135 x 135 x 44.7 mmというコンパクトな筐体に、32GB DDR5 7500MHzメモリ、1TB PCIe 4.0 SSD、2.5G LAN、Wi-Fi 6など、最新のテクノロジーが凝縮されています。最大64GBメモリ、最大8TBストレージまで拡張可能なSER9は、まさに未来を見据えたミニPCです。

どうやらBeelink SER9は、デジタルライフをより豊かに、より快適にする革新的なデバイスのようですね!

早速どんなミニPCなのか、もっとくわしくその価格や特徴(メリット)を見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:Beelink SER9

価格をチェック!他のAIミニPCよりもお買い得なのか?

Beelink SER9 手でもつ

Beelink SER9の価格

Beelink SER9」(ビーリンク サー9)はAmazonで142,400円(税込・セール価格)です。現在、Beelink公式サイト上でブラックフライデーセールが実施されており、その影響で通常価格(192,803円)から大幅に値下げされて販売されています。

Beelink SER8の価格

前モデルは2023年5月に発売された「Beelink SER8」です。

このミニPCはパワフルなRyzen 7 8845HSプロセッサと高いグラフィック性能で人気がありました。

現在でもAmazonで発売されており、価格は89,800円(税込・セール価格)です。

Minisforum AI370の価格

一方、他メーカーではBeelink SER9と同じRyzen AI 9 HX 370 プロセッサ搭載の「Minisforum AI370」がMINISFORUM公式サイトで159,980円(※セール価格) で発売中です。

こちらも現在セール中で、通常価格(224,980円)から大幅に安くなって販売されています。

GEEKOM GT1 Megaの価格

また、GEEKOMから発売された「GEEKOM GT1 Mega」がAmazonで109,900円(Core U7-155Hモデル)で発売中です。

こちらもAIに強い性能を持っており、より性能が高いCore U9-185Hモデルも139,900円で発売中です。

その他のミニPCの価格

そのほか、GMKtec から発売されたAMD Ryzen 7 8845HS プロセッサ搭載のミニPC「GMKtec NucBox K8 Plus」がAmazonで79,999円(税込・セール価格)で発売中。

Appleから発売されたM4チップ搭載の「Mac mini M4」はAmazonで90,970円(税込)で発売中です。

(まとめ)

Beelink SER9」と同じプロセッサを搭載したミニPCは現在、セールで約15万円で発売されています。通常価格は約20万台なので、約5万円ほど安くなっているようです。

一方、AIに対応したミニPCは約10万円前後から購入でき、最安では約8万円ほどで購入できるようです。

Beelink SER9」は非常にAI処理能力に優れていますが、より安いAI対応のミニPCを購入するという選択肢もあります。

果たして「Beelink SER9」は他のミニPCよりもお買い得なのでしょうか?

くわしい特徴(メリット)を見ていきましょう。

驚異的なAI処理能力・最大50TOPをフル活用して差をつける

Beelink SER9 AI性能

新モデル「Beelink SER9」は、AMD Ryzen AI 9 HX370プロセッサを搭載しているため、

最大50TOPのAI処理能力をフル活用することができます。

50TOPとは1秒間に 50兆回の演算 を実行できることを意味し、

例えば、画像生成AI Stable Diffusion Web UIを使えば、わずか5.9秒で高品質な画像を生成できます。

この驚異的なAI処理能力を使えば、画像生成AIだけでなく、動画生成AI音楽生成AIなどを使い、高品質なコンテンツを短時間で制作できます。

例えば、最大50TOPのPCで、動画生成AIを使うと、従来のPCでは数時間、数日かかっていた動画生成が、わずか数分から数十分で完了できてしまいます。

また、より高度なAIモデルが扱えるようになるため、よりリアルで自然な動画、高精細な映像表現が可能になります。

あるいは、最大50TOPのPCで、音楽生成AIを使うと、より高速に、より多くのバリエーションをもつ楽曲が短時間で生成できます。

もちろん、より高度なAIモデルを活用することで、より自然で、人間らしい感情表現を持つ音楽を生成できるので、音楽のクオリティもどんどん高くなります。

AIを組み合わせたらどうなるか?

想像してみましょう。もしもこれらの画像生成AI、動画生成AI、音楽生成AIを組み褪せて、動画コンテンツを作っている人がいたとしたら、どうなるでしょうか?

従来の方法で動画コンテンツを作っている人に比べて、量も多く、質も高くなり、どんどん差がついていくはずです。

そうです。AIをうまく使っている人は作業効率がどんどん速くなり、作品のクオリティもどんどん高くなっていくのです。

これはクリエイティブな作業なだけでなく、ビジネスの文書作成やプレゼン、データ分析、チーム内でのやり取りであっても同じことです。

何もしなければどんどん遅れをとることになり、AIをうまく使う人と大きな差が生まれてしまいます。

AI時代に乗り遅れないためには?

逆にいえば、AIを使えば、それを使わない人に大きな差をつけられるということでもあります。

しかもそれは非常に簡単なことで、複雑な知識は必要ありません。

AIはだれでも簡単に使えて、無駄な労力を省いて生産性を上げてくれる魔法のツールです。

それを使わない手はもうどこにもありません。新しいAIミニPCを手に入れて、クリエイティブに進化していきましょう。

デザインをチェック!まるでMac miniのような外観で、ポートも豊富?

Beelink SER9 デザイン

新モデル「Beelink SER9」はAppleのMac miniを彷彿とさせるシンプルで洗練された、スタイリッシュなデザインを採用しています。

筐体はアルミニウム合金製のユニボディで、高い耐久性も兼ね備えています。

また、側面は通気孔がないシンプルなデザインを採用。

底面には無数の通気孔を設け、エアフローを最適化し、高い冷却性能を発揮できるようになっています。

カラーはスペースグレーで、落ち着いた雰囲気です。

サイズ・重量を比較

  • 1.「Beelink SER9」・・・135 x 135 x 44.7 mm / 重量は非公開
  • 2.「Beelink SER8」・・・126 x 113 x 40 mm / 約 500g
  • 3.「Beelink GTi14」・・・168 x 120 x 39 mm/ 約 767g
  • 4.「Minisforum AI370」・・・128 x 128 x 48 mm / 約 580g
  • 5.「Mac mini M4」・・・127 x 127 x 50 mm / 670g

前面インターフェース

Beelink SER9 前面ポート

前面は頻繁に使うポートやボタンを配置した、必要最小限のものが並んでいます。

具体的には、Type-C (10Gbps/Data) x1、USB 3.2 (10Gbps) x1、3.5mm オーディオジャック x1、CLR CMOS、電源ボタンがあります。

背面インターフェース

Beelink SER9 背面ポート

背面には映像出力用の端子や有線LAN端子、USBポートなどが配置されています。

具体的にはUSB4 (40Gbps/PD3.0/DP1.4) x1、HDMI 2.1 (4K 120Hz)x1、3.5mm オーディオジャック x1

USB 2.0 (480Mbps) x2、DP 1.4 (144Hz) x1、LAN 2.5G x1、USB 3.2 (10Gbps) x1、DCポート x1が配置されています。

映像出力にはUSB4、HDMI 2.1、DP 1.4を使用し、4K 3画面出力も利用できます。

電源アダプター

Beelink SER9 ACアダプター

電源ユニットは内蔵せず、付属の電源アダプターを使用します。

一般的なコンセントに接続するタイプのアダプターですが、小型で携帯しやすいデザインです。

ACアダプターの仕様は以下の通りです。

  • 入力: 100-240V 50/60Hz
  • 出力: DC 19V 6.32A

Beelink SER9の動作に必要な電力(消費電力が最大120W)を供給する重要な役割を担っています。

スピーカーとマイクを確認・AIと音声でやり取りできるか?

Beelink SER9 スピーカー

新モデル「Beelink SER9」はAIでやり取りするためにスピーカーマイクを搭載しています。

スピーカーは2つ搭載されていますが、特別に音質がいいものではなく、

主に音声がクリアに伝わる程度のものです。

本格的で高音質なサウンド再生はできないので、別途外部のスピーカーを利用した方がいいかもしれません。

マイクは本体の前面(前面パネルの上部、電源ボタンの横に小さな穴がいくつか並んでいる部分)に配置されています。

AI音声インタラクションに対応し、周囲の音声を360度全方向から拾うことができます。

ただし、ノイズリダクションなどには対応していないので、よりクリアに音声を拾うには別途外部のマイクが必要になります。

Beelink SER9」のスピーカー、マイクは本格的なものではありませんが、

AIとのやり取りを気軽に音声でやり取りできるのは便利です。前モデル「Beelink SER8」にはなかった新しい要素で、

AI時代に対応した新しい仕様であるともいえます。

なお、Microsoft Copilot は、最近リリースされたバージョンで音声モードを搭載しています。OpenAIのChatGPT Advanced Voiceと同様に、AIとまるで人間のように会話することができます。しかも、ChatGPT Advanced Voiceとは異なり、月額20ドルのサブスクリプションは必要ありません。

また、ChatGPT Advanced Voice は、OpenAIの最新のLLMであるGPT-4oを活用し、より自然な会話のやり取りを可能にします。ブレインストーミングや複雑なトピックの議論など、リアルタイムでのインタラクションが必要なタスクに最適です。

Ryzen AI 9 HX 370の性能とベンチマーク

Beelink SER9 CPU性能

新モデル「Beelink SER9」はAMD Ryzen AI 9 HX370プロセッサを搭載した、驚異的な処理能力を持つミニPCです。

最新のZen 5アーキテクチャを採用したこのCPUは、12個のコアと24個のスレッドを備え、従来のミニPCをはるかに凌駕するパフォーマンスを発揮します。

Cinebench R23のマルチコアスコアは、なんと22,630を記録。これは、前世代のCPUと比較して約20%の性能向上です。

4K動画編集、3Dレンダリング、最新ゲームなどの負荷の高いタスクも軽々とこなせます。

CPUのベンチマーク結果 一覧

  • PassmarkのCPUベンチマークで「35425」
  • Geekbench 6のシングルコア「2972」、マルチコア「12756」
  • Cinebench R23 シングルコア「1623」、マルチコア「22630」
  • Cinebench 2024 シングルコア「110」、マルチコア「940」

PassmarkのCPUベンチマークスコア「35425」は、前世代のフラッグシップモバイルCPUであるRyzen 9 6980HXを大きく上回っています。

Geekbench 6のシングルコアスコア「2972」、マルチコアスコア「12756」も、モバイルCPUとしては非常に高い数値です。特にシングルコア性能の高さは、Webブラウジングやオフィスソフトの利用など、日常的なタスクを快適に行う上で重要です。

Cinebench R23Cinebench 2024のスコアも、Ryzen AI 9 HX370の高い処理能力を示しています。CinebenchはCPUのレンダリング性能を測るベンチマークであり、3Dモデリングや動画編集などのクリエイティブな作業において重要となります。Ryzen AI 9 HX370は、これらの作業を快適にこなせるだけの性能を備えていると言えるでしょう。

総合的に見ると、Ryzen AI 9 HX370は、モバイルCPUとしてはトップクラスの性能を誇ります。高いシングルコア性能とマルチコア性能を両立しており、日常的なタスクからクリエイティブな作業まで、幅広い用途に対応できます。また、内蔵GPUのRadeon 890Mも高いグラフィックス性能を備えているため、軽いゲームであれば快適にプレイ可能です。

しかし、デスクトップ向けCPUと比較すると、絶対的な性能では still 及びません。また、発熱量や消費電力も高いため、バッテリー駆動時間や冷却性能には注意が必要です。

Ryzen AI 9 HX 370性能を比較

<CPUランキング>の結果からRyzen AI 9 HX370が比較対象の中で最も高いスコアを記録しており、現行のモバイルCPUの中でもトップクラスの性能を持つことが分かります。

CPUランキング

※PassmarkのCPUランキングで比較したものです。

  1. Ryzen AI 9 HX 370Beelink SER9/GMKtec EVO-X1/Minisforum AI370)・・・Passmark:35096
  2. Ryzen 9 7940HS (GEEKOM A7 / MINISFORUM UM790 Pro)・・・Passmark:30504
  3. AMD Ryzen 9 8945HS (GMKtec K11/MINISFORUM UM890 Pro/GEEKOM A8)・・・Passmark:30325
  4. Ryzen 7 7840HS (Beelink SER7/MINISFORUM UM780 XTX)・・・Passmark:29937
  5. Core i9-13900H (Minisforum MS-01)・・・Passmark:29694
  6. Ryzen 7 8845HS (GMKtec NucBox K8/Beelink SER8)・・・Passmark:28708
  7. Core Ultra 9 185H (Minisforum AtomMan X7 Ti)・・・Pssmark:28465
  8. Core i9-12900H (GEEKOM XT12 Pro)・・・Passmark:28206
  9. Ryzen 7 7735HS (GMKtec NucBox K5)・・・Passmark:24225
  10. Core Ultra 5 125H (GMKtec NucBox K9)・・・Pssmark:22418

比較から分かること

特に、前世代のフラッグシップモデルであるRyzen 9 7940HSや、Intelの最新CPUであるCore i9-13900H、Core Ultra 9 185Hと比較しても、Ryzen AI 9 HX370は significant に高いスコアを出しています。これは、Zen 5アーキテクチャの採用によるIPC向上と、高クロック動作によるものと考えられます。

また、Ryzen AI 9 HX370は、同じZen 4アーキテクチャを採用したRyzen 9 8945HSよりも高いスコアを記録しています。これは、HX370がより高いTDPで動作し、より高クロックで動作できるためと考えられます。

これらのことから、Ryzen AI 9 HX370は、高い処理能力を必要とするタスク、例えば動画編集、3Dモデリング、ゲームなどにおいて、優れたパフォーマンスを発揮することが期待できます。モバイルノートPCやミニPCに搭載されることで、高いパフォーマンスと携帯性を両立した、魅力的な製品となるでしょう。

冷却性能

Beelink SER9は、高性能なCPUとGPUを搭載しているため、発熱量はそれなりに大きくなります。

発熱量

  • CPU: Ryzen AI 9 HX370 (TDP 54W)
  • GPU: Radeon 890M (TDP 最大120W)

CPUとGPUのTDPを合計すると最大174Wとなり、かなりの発熱量であることが分かります。

また、負荷の高い作業を行う場合、CPU温度は 70℃~80℃ 程度になります。

ただし、Beelink SER9は発熱をおさえるための冷却システムを備えています。

Beelink SER9の冷却システムの特徴

  • 大型吸気ファン・・・底面に大型の吸気ファンを搭載し、筐体内部に効率的に冷気を送り込みます。
  • ヒートパイプ・・・CPUとGPUの熱をヒートシンクに効率的に伝達するヒートパイプを備えています。
  • 大型ヒートシンク・・・ヒートパイプから伝達された熱を放熱する、大型のヒートシンクを搭載しています。
  • エアフロー・・・筐体内部のエアフローを最適化することで、効率的な冷却を実現しています。

これらの冷却システムにより、Beelink SER9は、高負荷時でも安定して動作することができます。

グラフィック性能

Beelink SER9のAMD Ryzen AI 9 HX370に内蔵されたRadeon 890Mは、ミニPCのグラフィック性能を新たな次元へと引き上げます。

最新のゲームをフルHD高画質でプレイできるのはもちろん、動画編集や3Dグラフィックスなど、クリエイティブな作業も快適に行えます。

もちろん、3Dグラフィックスのレンダリング性能にも優れているため、Blenderなどのソフトで、複雑なモデルもスムーズに作成できます。

GPUのベンチマーク

Radeon 890Mは3DMarkのFire Strikeによるグラフィックスコアは「7700」を記録し、約 8千前後のスコアになります。

ちょうどグラフィックボードのNVIDIA GTX 1050 と同じくらいの性能で、

比較的軽めのPCゲームや高画質なファイルを扱う動画編集、4Kなど重い画像ファイルを扱う写真編集などでも快適に動作します。

GPUのベンチマーク結果・Radeon 890Mグラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「7700」(DirectX 11)
  • Time Spy グラフィックスコアで「4084」(DirectX 12)
  • 3DMark Wild Life「20,500」
  • 3DMark Wild Life Extreme 「6400」

AMD Ryzen AI 9 HX370に内蔵されたRadeon 890Mは、モバイル向けAPUとしてはかなり高いグラフィックス性能を持っていることが、ベンチマークスコアから読み取れます。

Fire Strike グラフィックスコア「7700」は、DirectX 11世代のゲームにおいて、エントリークラスのディスクリートGPUであるGeForce GTX 1050 Tiに匹敵する性能を示しています。

Time Spy グラフィックスコア「4084」も、DirectX 12世代において同様の傾向を示しており、GeForce GTX 1050 Tiをわずかに上回る性能です。

3DMark Wild LifeとWild Life Extremeのスコアは、モバイル環境でのゲーム性能を測る指標として有用です。Radeon 890Mは、Wild Lifeで「20,500」、Wild Life Extremeで「6400」を記録しており、前世代のRadeon 780Mと比較して大幅な性能向上を果たしています。

これらの結果から、Radeon 890Mは、軽いゲームであれば高画質で快適にプレイできる性能を持っていると言えるでしょう。最新のAAAタイトルを最高画質でプレイするのは難しいかもしれませんが、画質設定を調整することで、十分プレイ可能なレベルに達する可能性があります。

ただし、Radeon 890Mはあくまで内蔵GPUであるため、ハイエンドのディスクリートGPUと比較すると性能は劣ります。本格的なゲーミング用途には、より高性能な外部GPUを搭載したPCを選択する方が良いでしょう。

グラフィック性能を比較

※3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで比較したものです。

  • 1.GTX 1650 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:9000
  • 2.Radeon 890M・・・3DMark Fire Strike:8000 前後
  • 3.Radeon 780M・・・3DMark Fire Strike:8000 前後
  • 4.Radeon 760M・・・3DMark Fire Strike:7800 前後
  • 5.GTX 1050 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:7300
  • 6.Radeon 680M・・・3DMark Fire Strike:6000 前後
  • 7.GTX 950 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:6000

ゲーム性能

Beelink SER9 ゲーム

AMD Ryzen AI 9 HX370に内蔵されたRadeon 890M GPUは、前世代の内蔵GPUと比べて最大2倍の性能向上を実現しています。

そのため、最新のAAAタイトルも、設定次第で快適にプレイできます。

例えば、「フォートナイト」や「エーペックスレジェンズ」も画質を低く抑えることで、快適にプレイできます。

人気FPS/TPSゲームの動作は?

フォートナイト:

世界中で大人気のバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」は、BeelinkのミニPCでも楽しめます!多くの人がプレイするフルHD解像度(1920×1080)でも、グラフィック設定を「低」にすれば、平均60FPS前後でプレイ可能。これは、一般的なモニターで十分に快適に遊べるレベルです。さらに、解像度をHD(1280×720)に落とせば、平均70-80FPS前後と、より滑らかな動きでプレイできます。動きの激しいゲームなので、FPSが高いほど有利になることも!

エーペックスレジェンズ:

こちらも人気のバトルロイヤルゲーム「エーペックスレジェンズ」。フォートナイトよりも少しグラフィックの負荷が高いですが、BeelinkのミニPCでも十分にプレイ可能です。フルHD(1920×1080)でプレイする場合は、グラフィック設定を「低」にすることで、平均50-60FPS前後を維持できます。より快適さを求めるなら、HD(1280×720)に解像度を下げることで、平均60-70FPS前後でプレイできます。

eスポーツタイトルも快適に動作!

VALORANT:

競技性の高いタクティカルFPS「VALORANT」は、BeelinkのミニPCと非常に相性が良いです。フルHD(1920×1080)解像度でも、グラフィック設定を調整することで、非常に快適なプレイが可能です。「低」設定なら、なんと平均100FPS以上!「中」設定でも、平均60FPS以上を維持できます。高FPSは、敵を素早く認識し、正確なエイムを行う上で非常に重要です。

League of Legends:

世界中で圧倒的な人気を誇るMOBAゲーム「League of Legends」は、BeelinkのミニPCで最高のパフォーマンスを発揮します!フルHD(1920×1080)解像度、かつ、グラフィック設定を「最高」にしても、平均144FPS以上を叩き出すという、驚異的な結果に。美しいグラフィックで、ストレスなくゲームを楽しみたい方に最適です。

オーバーウォッチ2:

チーム対戦型のアクションシューティングゲーム「オーバーウォッチ2」も、BeelinkのミニPCで十分にプレイ可能です。フルHD(1920×1080)解像度で、グラフィック設定を「低」にすれば、平均60-70FPS前後で快適に遊べます。「中」設定にしても、平均40-50FPS前後でプレイできるので、グラフィックの美しさとパフォーマンスのバランスを調整できます。

話題のRPGも楽しめる!

原神:

美しいオープンワールドを冒険する人気RPG「原神」も、BeelinkのミニPCでプレイ可能です。ただし、フルHD(1080p)での高画質設定は厳しいので、HD画質(720p)に解像度を落とし、グラフィック設定を「低」または「最低」に調整しましょう。これにより、平均40-60FPS前後で、十分にゲームを楽しむことができます。美麗なグラフィックを堪能したい場合は、ゲーミングPCを検討するのも良いかもしれません。

エルデンリング:

高難易度で知られるアクションRPG「エルデンリング」も、BeelinkのミニPCでプレイできます。原神と同様に、解像度はHD画質(720p)に設定し、グラフィック設定は「低」にすることをおすすめします。これにより、平均30-40FPS前後でのプレイが可能になります。より滑らかな映像で楽しみたい、最高画質で没入感を高めたいという場合は、より高性能なグラフィックボードを搭載したPCが必要になるでしょう。
ヘビーなゲームは注意が必要

アーマード・コアVI:

美麗なグラフィックと高速なメカアクションが魅力の「アーマード・コアVI」ですが、今回ご紹介しているBeelinkミニPCに内蔵されているグラフィックス(Radeon 780Mまたは890M)では、快適なプレイは難しいです。このゲームを最高の環境で楽しむためには、より高性能なグラフィックボードを搭載したゲーミングPCが必要となります。BeelinkのミニPCは、比較的軽量なゲームや、画質設定を調整することでプレイできるゲームに向いていると言えるでしょう。

(補足) FPS (Frames Per Second) は、1秒間に画面が何回更新されるかを示す数値です。数値が高いほど、映像が滑らかになります。一般的に、60FPS以上あれば快適にプレイできるとされています。

メモリ、ストレージ、通信性能の詳細スペックを確認

AI性能をフルに引き出すためにはメモリやストレージの性能も重要になります。

また、オンラインで使用するAIサービスを活用する場合は通信性能も重要です。

新モデル「Beelink SER9」はメモリ、ストレージ、通信性能の詳細スペックを確認してみましょう。

メモリ

32GBのLPDDR5X-7500メモリ (8GB x2)を搭載しています。

LPDDR5Xは、従来のLPDDR5よりも高速な 最大8.5 Gbps のデータ転送速度と低消費電力を実現したメモリです。

メモリスロットはこの他に2つあり、合計で最大64GBまで拡張することができます。

メモリを比較

  • 1.「Beelink SER9」・・・32GB LPDDR5X-7500(最大64GB)
  • 2.「Beelink SER8」・・・32GB DDR5-5600(最大64GB)
  • 3.「Beelink GTi14」・・・16GB DDR4-3200(最大64GB)
  • 4.「Minisforum AI370」・・・32GB/64GB DDR5-4800
  • 5.「Mac mini M4」・・・8GB ユニファイドメモリ(最大24GB)

ストレージ

Beelink SER9 ストレージ

1TBPCI Express 4.0 SSD (Crucial製) を搭載しています (最大4TB)。

PCIe 4.0は、PCIe 3.0の2倍のデータ転送速度(最大転送速度: 16 GT/s )を持つ規格です。

高速なSSDにより、OSの起動、アプリケーションの読み込み、データのアクセスなどが高速に行えます。

ストレージのスロットはもう一つあり、合計で最大8TBまで拡張できます。

ストレージを比較

  • 1.「Beelink SER9」・・・1TB M.2 2280 PCle4.0 x4(合計で最大8TBまで)
  • 2.「Beelink SER8」・・・1TB M.2 2280 PCle4.0 x4(合計で最大8TBまで)
  • 3.「Beelink GTi14」・・・1TB M.2 2280 PCle4.0 x4(合計で最大8TBまで)
  • 4.「Minisforum AI370」・・・500GB、1TB、2TB PCIe 4.0 NVMe SSD(M.2、2.5HDDで拡張可能)
  • 5.「Mac mini M4」・・・512GB、1TB、2TB、4TB、8TB SSD(拡張不可)

Wi-Fi

Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)に対応し、高速な無線ネットワーク接続が可能です。

Bluetooth

Bluetooth 5.2に対応し、ワイヤレスマウス、キーボード、ヘッドセットなどの周辺機器を接続できます。

有線LAN

2.5ギガビットイーサネットに対応しています。高速な有線ネットワーク接続が可能です。

通信性能を比較

  • 1.「Beelink SER9」・・・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G 有線LAN
  • 2.「Beelink SER8」・・・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G 有線LAN
  • 3.「Beelink GTi14」・・・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G 有線LAN
  • 4.「Minisforum AI370」・・・Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、2.5G 有線LAN(2ポート)
  • 5.「Mac mini M4」・・・Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、1G 有線LAN

「Beelink SER9」のデメリット

Beelink SER9は非常に優れた性能をもつミニPCですが、いくつかデメリットがあります。購入前に必ず確認しておきましょう。

1. 8K 3画面出力に対応していない

Beelink SER9は、4K解像度での3画面出力には対応していますが、8K解像度での出力、そして8K解像度での3画面出力には対応していません。8Kディスプレイを接続しても、4K解像度でしか表示できません。8K解像度で3画面出力したい場合は、別途対応したグラフィックカードを搭載したPCが必要となります。

2. RGBファンで光る演出がない

最近のゲーミングPCでは、RGBファンでケース内部を鮮やかに彩る演出が一般的になっています。しかし、Beelink SER9は、冷却性能を重視したシンプルなファンを搭載しており、RGBによるライティング機能はありません。ケース内部を光らせたい場合は、別途RGBファンを購入して交換する必要があります。ただし、静音性を重視するユーザーにとっては、RGBファンがないことはメリットとも言えます。

3. 縦置き用のスタンドが付属しない

Beelink SER9は、横置きでの使用を想定して設計されています。縦置き用のスタンドは付属していないため、縦置きで使用する場合は、別途スタンドを購入する必要があります。なお、縦置きスタンドは、AmazonなどのECサイトで販売されています。Beelink SER9のサイズに合ったスタンドを選ぶように注意してください。

4.Oculinkポートがない

Beelink SER9」はOculinkポートがありません。そのため、外部GPUボックスと接続して、グラフィック性能を向上させることができません。

5.OSがボリュームライセンス

Beelink SER9」にプリインストールされているWindows 11 Proは、ボリュームライセンス版です。

これは、企業向けのライセンスであり、一般ユーザー向けのライセンスではありません。

ボリュームライセンスの特徴

  • ライセンスの譲渡・・・ボリュームライセンスは、原則としてライセンスの譲渡ができません。つまり、Beelink SER9を中古で売却する場合、OSのライセンスは引き継がれません。
  • サポート・・・ ボリュームライセンスのサポートは、Beelinkではなく、Microsoftから提供されます。ただし、サポートを受けるには、別途契約が必要になる場合があります。
  • 機能制限・・・ボリュームライセンス版では、一部の機能が制限されている場合があります。

そのため、新規にWindows OSをインストールし直す、あるいは、もともと使っていたストレージと交換する、といった対策が必要になります。

Beelink SER9のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen AI 9 HX 370
    ※Zen 5(4nm)/12コア/24スレッド/最大5.1GHz/TDP28W
  • NPU XDNA 2 (NPU Performance:50TOPS、Total Processor Performance:最大 80 TOPS)
  • GPU Radeon 890M(16CU)
  • RAM(メモリ)32GB DDR5 7500 MHz (8GB x4)
  • 拡張メモリ 最大64GBまで(SO-DIMM DDR5 5600MHz スロット x2)
  • ストレージ 1TB M.2 2280 PCle4.0 x4 (最大4TB) ※システム用
  • 拡張ストレージ +4TBで合計 最大8TB (M.2 2280 PCle4.0 x4)
  • 電源 ACアダプター(入力:100-240V、AC 50/60Hz、19V/5.26A)
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 Intel AX200 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5Gギガビット有線LAN
  • 前面インターフェース Type-C (10Gbps/Data) x1、USB 3.2 (10Gbps) x1、3.5mm オーディオジャック x1、CLR CMOS、Power Button
  • 背面インターフェース USB4 (40Gbps/PD3.0/DP1.4) x1、HDMI 2.1 (4K 120Hz)x1、3.5mm オーディオジャック x1、USB 2.0 (480Mbps) x2、DP 1.4 (144Hz) x1、LAN 2.5G x1、USB 3.2 (10Gbps) x1、DCポート x1
  • 映像出力 4K 3画面出力 (USB4、Displayport 1.4、HDMI 2.0)
  • スピーカー デュアルスピーカー
  • マイク 内蔵
  • 冷却システム MSC 2.0 テクノロジー、ベイパーチャンバー、SSD ヒートシンク、サイレントファン、底面からの空気取り入れ口、SSD 表面温度 51度、DDR 表面温度 53度
  • 静音動作 32dB
  • モード バランスモード (54W)、パフォーマンスモード(65W)
  • VESAマウント 非対応
  • 自動電源ON 対応
  • 動作環境 -10度~45度
  • 筐体 メタル(金属)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 135 x 135 x 44.7 mm
  • 重量 不明
  • カラー フロストシルバー、スペースグレー
  • 付属品 ユーザーマニュアル、HDMIケーブル 100cm、ACアダプター 19V/5.26A

Beelink SER9の評価

Beelink SER9 箱

7つの基準で「Beelink SER9」を5段階で評価してみました。

  • スペック:★★★★★
  • デザイン:★★★★
  • 通信:★★★★
  • 機能(拡張性):★★★★
  • 冷却性能:★★★★
  • 使いやすさ:★★★★★
  • 価格:★★★

総合評価

2023年5月に発売された「Beelink SER8」の後継モデルになります。

AMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサを搭載したことで、飛躍的にAI性能が向上しています。

また、高いグラフィック性能や拡張性、通信性能なども兼ね備えています。

「Minisforum AI370」よりもお買い得か?

同じプロセッサを搭載したミニPCには「Minisforum AI370」もあり、

どちらにするべきか迷う人もいるかもしれません。

Minisforum AI370」の場合はUSBポートの数が1つ多く、

M.2 SSDの他に2.5インチHDD/SSDなどでも拡張できるなど、

拡張性が非常に優れている点が特徴的です。

一方、「Beelink SER9」も高い拡張性を備えていますが、

スピーカーやマイクなども内蔵し、優れたデザインである点が特徴的です。

電源は内蔵していませんが、ACアダプターも小さく、使いやすそうです。

どちらの機種も非常にパワフルで発熱量が高くなるというデメリットがあるので、

その点は大きな違いはありません。

あとは購入のタイミングによって価格が違うので、価格の安さも考慮して選んだ方がいいでしょう。

「Mac mini M4」の方がいいのか?

Mac mini M4」も非常に優れたAI性能をもつミニPCです。

まだ、正式に日本語に対応していないものの、Apple Intelligenceが無料で使える点を考えると、

コスパは計り知れないほど高いといえます。

ただし、メモリやストレージなどを自分で増設できないなど、拡張性にやや難があります。

また、AI処理の性能においては「Beelink SER9」の方が圧倒的に有利です。

Windows OSの方が使えるAIも多いなどのメリットもあるので、

AI性能を重視するなら、「Beelink SER9」がおすすめです。

Beelink SER9はどんな人に最適か?

負荷の高いAI処理を頻繁にする人におすすめです。

特に画像生成AI、動画生成AI、音楽生成AIなど、処理に時間がかかる作業を短時間で済ませたい人に最適です。

AI性能が極めて高いミニPCを探している人におすすめです。

Beelink SER9の価格・購入先

Beelink SER9 正面 本体

Beelink SER9」はBeelink公式サイトやAmazonなどのECサイトで購入できます。

Beelink公式サイト

146,493円(セール価格・通常価格は192,803円)で販売されています。

Beelink公式サイトで「Beelink SER9」をチェックする

※支払い方法はクレジットカード、PayPalです。

ECサイト

  • Amazonで179,000(税込・25000 OFFクーポン付きで実質154,000円)、
  • 楽天市場で207,535円(送料無料)、
  • AliExpressで183,655円、
  • 米国 Amazon.comで$999.00、

で販売されています。

Amazonで「Beelink SER9」をチェックする

楽天市場で「Beelink SER9」をチェックする

ヤフーショッピングで「Beelink SER9」をチェックする

AliExpressで「Beelink SER9」をチェックする

米国 Amazon.comで「Beelink SER9」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

 

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おすすめの類似製品を紹介

Beelink SER9に似た性能をもつミニPCも販売されています。

MINISFORUM AI X1 Pro

MINISFORUMから発売されたAMD Ryzen AI 9 HX 370 搭載のミニPCです(2025年4月 発売)。

DDR5 5600MHzメモリ(最大96GB)、M.2 2280 PCIe4.0 NVME SSD (最大12TB、最大読み書き速度7000MB/s)、Copilotボタン、スピーカー、デュアルマイクアレイ、指紋認証ボタン (Windows Hello対応)、Windows 11 Proを搭載しています。

また、OCuLink (PCIe 4.0×4)による外部GPU接続、最大96GBまでのメモリ拡張、合計で最大12TBまでのストレージ拡張、最大4画面同時出力、冷却システム、VESAマウント、SDカードスロット、

USB4ポート (Alt PD in 100W & PD out 15W)、HDMI 2.1 FRL (4K@120Hz | 8K@60Hz)、DP 2.0 (4K@1260Hz | 8K@60Hz)、USB 3.2 Gen2 Type-Aポート (10Gbps) x2、USB2.0 Type-A ポート x1、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、2.5G デュアル有線LAN、に対応しています。

価格は、Amazonで186,980円(税込・35526円 OFFクーポン付きで実質151,454円)、楽天市場で150,962円+送料、ヤフーショッピングで150,962円、です。

関連記事:MINISFORUM AI X1 Proレビュー!AI性能と拡張性で進化したミニPC

Beelink GTi14

Beelinkから発売されたIntel Core Ultra 9 185H 搭載のミニPCです(2025年2月 発売)。

32GB/64GB/96GB DDR5 5600MHz Dual SO-DIMMメモリ、1TB/2TB (Dual M.2 2280 PCle4.0 X4)ストレージ、145W電源ユニット(内蔵)、SDカードスロットを搭載しています。

また、最大34.5 TOPS、AI音声インタラクションと360°全方向ピックアップ、Thunderbolt 4 (40Gbps/PD/DP)、4K 3画面出力(Thunderbolt 4/DP1.4a/HDMI)、MSC 2.0 冷却システム、拡張メモリ最大96GB、拡張ストレージ最大 8TB (Dual M.2 2280 PCle4.0 X4)、VESAマウント、自動電源ON、指紋認証(電源ボタンに指紋センサー内蔵)、Wi-Fi 7 (Intel BE200)、Bluetooth 5.4、2.5G デュアル ギガビット有線LANにも対応しています。

価格は、Beelink公式サイトで$879.00(日本円で131555円・32GB+1TBモデル/64TB+2TBモデルは146521円)、です。

関連記事:Beelink GTi14 レビュー!Core Ultra 9搭載の高速AIミニPC

GMKtec EVO-X1

GMKtecから発売されたAMD Ryzen AI 9 HX 370 搭載のミニPCです(2024年12月20日 発売)。

32GB or 64GB LPDDR5X 7500MHzメモリ、1TB or 2TB PCIe 4.0 M.2 2280 SSD NVMeストレージ、Windows 11 Proを搭載しています。

また、8K 3画面出力(USB4,DP2.1,HDMI 2.1)、Oculinkポート、冷却システム、最大8TBまでのストレージ拡張(M.2 2280 PCIe 4.0)、

縦置きスタンド、USB 4.0 (PD/DP/DATA) x1、USB 3.2 Gen2 (10Gbps) x4、USB 2.0 x2、WiFi 6 (2.4GHz/5.0GHz)、 Bluetooth 5.2、2.5Gデュアル 有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで169,900円(税込・34980 OFFクーポン付きで実質134,920円)、楽天市場で174,900円(送料無料)、AliExpressで126,616円、です。

関連記事:GMKtec EVO-X1レビュー!8K対応Oculink付きAIミニPCの実力

Minisforum AI370

Minisforumから発売されたAMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサ搭載のミニPCです(2024年11月 発売)。

XDNA 2 AIエンジン、Radeon 890M、32GB LPDDR5X-7500MHz メモリ、1TB M.2 2280 PCIe4.0 SSD ストレージ、Windows 11を搭載しています。

また、最大50TOPS(1秒間に50兆回のAI演算)、3画面出力、8K映像出力、冷却システム、最大4TBまでのストレージ拡張、USB4ポート、4つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポート、Wi-Fi6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、楽天市場で186,990円(送料無料)、AliExpressで176,209円、です。

関連記事:驚異のAI性能!Minisforum AI370の実力を徹底レビュー

GEEKOM GT1 Mega

GEEKOMから発売されたIntel Core Ultra 9 185H / Core Ultra 7 155H / Core Ultra 5 125H 搭載のミニPCです(2024年10月発売)。

32GB DDR5 5600MHz メモリ、1TB M.2 2280 PCIE Gen4x 4 SSD、Windows 11 Proを搭載しています。

また、高度なAI処理、4画面出力、2つのUSB 4.0ポート、VESAマウント、 ケンジントンロック、冷却システム、USB3.2 Gen2 Type-A x5、USB 2.0 Type-A x1、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、デュアル 2.5G ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで139,900円(Core U9-185Hモデル)、楽天市場で131,800円(送料無料・Core Ultra9・中古品)、米国 Amazon.comで$989.00 (ore Ultra U9-185H)、です。

関連記事:GEEKOM GT1 Megaレビュー!AI性能もゲームも本当にOK?

GMKtec NucBox K8 Plus

GMKtec から発売されたAMD Ryzen 7 8845HS プロセッサ搭載のミニPCです(2024年10月に発売)。

Windows 11 Pro、32GB DDR5-5600メモリ、1TB/2TB SSD M.2 (2280 PCle Gen 4.0) ストレージ、Oculink ポート、2つのLANポートを搭載しています。

また、3画面出力(USB4、HDMI 2.1、DP2.1)、最大8TBまでのストレージ拡張(M.2 2280)、最大96GBまでのメモリ拡張、冷却システム、VESAマウント、USB 4.0 Type-C (40Gbps/PD充電/DP1.4) x2、USB3.2 (Gen2/10Gbps) x2、USB 2.0 x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5Gbpsのデュアル ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで79,999円(税込・セール価格)、楽天市場で99,999円(送料無料)、AliExpressで56,927円(※ベアボーンモデル)、米国 Amazon.comで$749.99 ($200 OFFクーポン付き)、です。

関連記事:最速で最強「GMKtec NucBox K8」とハイエンド小型PCを比較

Mac mini M4

Appleから発売されたmacOS Sequoia 搭載のミニPCです(2024年11月8日 発売)。

Apple M4チップ、16GB / 24GB ユニファイドメモリ、256GB / 512GBストレージ、スピーカー、3.5mmヘッドフォンジャックを搭載しています。

また、Apple Intelligence、3つのThunderbolt 4ポート(DP映像出力、最大100WのPD給電)、3画面出力、HDMI映像出力、USB-Cポート(最大10Gb/s) x2、有線LAN、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで90,970円(税込)、楽天市場で104,905円(送料無料)、ヤフーショッピングで124,800円、です。

関連記事:Apple AI対応「Mac mini M4」とM2、M1モデルを比較

他のBeelink ミニPCと比較

他にもBeelinkのミニPCが販売されています。Ryzen搭載モデルだけでなく、インテル搭載モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

BeelinkのミニPCがコスパ高すぎで大人気に! 最新 機種 まとめ

その他のおすすめ小型PCは?

その他のおすすめ小型PCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

激安で買える海外製の小型PC 最新 機種 ラインナップ まとめ

海外製の小型PCをまとめて紹介しています。

Intel N150ミニPCはこう選べば正解!2025最新の性能・価格を比較

最新のN150ミニPCをまとめて紹介しています。

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最新のインテルN100搭載ミニPCをまとめて紹介しています。

リビングにふさわしい超小型デスクトップPC ラインナップ 機種 まとめ

国内で販売されたミニPCをまとめて紹介しています。

5万円台の高性能ベアボーンPC「MINISFORUM 129i7」をレビュー

MINISFORUM 129i7 top
5万円台で購入できる高性能なベアボーンPC「MINISFORUM 129i7」。早くも「超パワフルでコスパも高い」と評判です。

しかしその一方で、「多少高くても、ふつうのミニPCの方がいいのでは?」という口コミあり、購入を迷っている人も多くいるようです。

そこで今回は、ベアボーンPCならではのメリットがよく分かるように、次の8点を重点的に解説します。

  • マザーボード(グラフィックボード、BIOS、消費電力)
  • 接続ポート(USBポート)
  • 映像出力(ビデオポート)
  • メモリ(DDR4-3200、最大64GB)
  • ストレージ(M.2 SSD、NVM2、2.5 SATA HDD)
  • 冷却システム(冷却ファン、静音)
  • プロセッサ性能(Core i9-12900HK、ベンチマーク)
  • グラフィック性能(ゲーム性能)

また、必要になるパーツやマニュアル、ドライバなども紹介!ベンチマークやゲーム性能、スペック、

購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「MINISFORUM 129i7」とは?

MINISFORUM 129i7」(ミニスフォーラム 129アイ7)は、2024年10月16日に、中国 MINISFORUMから日本で発売された、Mini-ITX デスクトップPCです。

OSなしのベアボーンPCで、第12世代のインテル Core i9-12900HK プロセッサを搭載しています。

前モデルには2023年12月28日に発売されたインテル Core i9-12900H / Core i9-13900H 搭載のミニPC「Minisforum MS-01」があります。

このミニPCは「パワフルでグラフィック性能も高く動画編集も快適」、「インターフェースが豊富で使いやすい」と評判でした。

新モデルはMINISFORUM初のMini-ITXデスクトップPCで、グラフィックボードを内蔵できる高い拡張性を備えていることで話題になっています。

もちろん、ベアボーンPCなので、Winodows11 OS以外にもLinux UbuntuWindows Serverなどもインストールして使えますよ。

それでは早速どんなミニPCなのか、その価格や特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:MINISFORUM 790S7/129i7 Mini-ITXパソコン

価格は約5万8千円・8万円台のミニPCや格安ベアボーンPCよりもお買い得なのか?

MINISFORUM 129i7 省スペース

新モデル「MINISFORUM 129i7」のくわしい特徴(メリット)を見ていく前に、関連した製品の価格を全体的に抑えておきましょう。

まず、新モデル「MINISFORUM 129i7」はMINISFORUM公式サイトやAmazonで57,980円で販売されています。

ベアボーンPCのため、メモリ・ストレージ・OSは含まれていないので注意してください。プロセッサは搭載されているので、購入する必要はありません。

ちなみに「MINISFORUM 129i7」が搭載するIntel Core i9-12900シリーズのプロセッサを単体で購入しようとすると、Amazonで5万円以上します。

ベアボーンPCで購入した方がかなり安いことは確かです。

ミニPCの価格をチェック

また、新モデルと同じプロセッサ(Intel Core i9-12900HK)を搭載しているミニPCは他に「MINISFORUM NAB9」が発売されており、

Amazonクーポン適用で72080円で購入できます。こちらの製品はメモリやストレージ、OS込みとなるため、場合によっては新モデルよりも安くなるかもしれません。

そのほか、Intel Core i9-12900HKを搭載したミニPCとして「MINISFORUM UN1290W」が楽天市場で86,980円で発売中。

KODLIX GD90」はAmazonで69,999円(税込)で発売中です。

ベアボーンPCの価格をチェック

また、ベアボーンPCとしてAMD Ryzen 8000 / 7000対応の「DESKMEET X600」が31,300円(税込)で発売中です。こちらはプロセッサ、メモリ、ストレージ、OSを搭載していないので、注意してください。

他にMinisforumから発売されたCPU交換式のミニPC(ベアボーンPC)として「Minisforum MS-A1」がAmazonクーポン適用で80,174円で発売中。

ASUSから発売されたNUC規格のミニPC(ベアボーンPC)「NUC 14 Pro+」はAmazonで100,032円で発売中です。

なお、ASUSからはIntel N100を搭載したMini-ITX規格のマザーボード「PRIME N100I-D D4」が、Amazonで25,232円で発売中です。こちらの製品は別途ケース、メモリ、ストレージ、OSが必要になります。

まとめると、新モデル「MINISFORUM 129i7」と同等の性能をもつミニPCは7~8万円で販売されることが多いようです。

また、新モデルと同じベアボーンPCは、CPUを搭載していない安いもので3万円台、高性能なモデルで8~10万円台で販売されていることが多いようです。

果たして新モデル「MINISFORUM 129i7」はこれらのPCよりもお買い得なのでしょうか?

くわしい特徴(メリット)を見てみましょう。

Mini-ITX規格の「AR1290」を採用・グラフィックボードを追加できる

MINISFORUM 129i7 マザーボード

新モデル「MINISFORUM 129i7」はマザーボードMINISFORUMが開発したMini-ITX規格の「AR1290」を採用しています。

このマザーボードはIntel HM670 チップセットに対応し、拡張スロット(PCIe 4.0 x8スロット×1)を1つ搭載しています。

そのため、NVIDIAが開発したグラフィックカードのRTX 4000 シリーズやRTX 2000シリーズを搭載することが可能です。

ただし、PCIe 4.0 x8スロットは、x16スロットと比べて帯域幅が半分になります。

そのため、ハイエンドグラフィックボードを搭載した場合、x16接続時と比べてパフォーマンスが低下する可能性があります。

また、本体に電源ユニットとして400W TFX電源が内蔵されていますが、グラフィックボードに供給する電力として十分でない可能性があります。

自分が搭載しようとしているグラフィックボードに必要な電力をあらかじめ、調べておく必要があります。

マザーボード AR1290の特徴

  • CPU: Intel Core i9-12900HK (14コア20スレッド、最大5.0GHz)
  • チップセット: Intel HM670
  • メモリ: DDR4-3200 SO-DIMM×2 (最大64GB)
  • ストレージ: M.2 2280 PCIe 4.0 x4 SSDスロット×1, M.2 2230 PCIe 4.0 x8 SSDスロット×1
  • 拡張スロット: PCIe 4.0 x8スロット×1
  • グラフィックス: Intel Iris Xe Graphics (CPU内蔵)
  • 映像出力: HDMI 1.4×1, DisplayPort 1.4×1, VGA×1
  • ネットワーク: 1GbE LAN×1, Wi-Fi 6 (M.2 2230 Key Eスロット)
  • オーディオ: Realtek ALC897
  • その他: USB 3.2 Gen2×4, USB 2.0×2, TPM 2.0

BIOSについて

最新のUEFI BIOSを採用し、従来のBIOSよりも高速な起動と多くの設定オプションを利用できます。

CPU、メモリ、ストレージ、ファン速度などをカスタマイズしたり、

起動ドライブの優先順位を変更したり、セキュアブートを有効/無効にしたりできます。

また、マウス操作に対応したグラフィカルインターフェースで、直感的な操作が可能です。

メーカーのウェブサイトから最新のBIOSバージョン(ファームウェア)をダウンロードしてアップデートできます。

なお、BIOS画面は起動時に「DEL」キーを繰り返し押すことで表示されます。

消費電力について

MINISFORUM 129i7の消費電力は、その時の動作状況によって大きく変わります。

PCを起動しているだけで、特に負荷をかけていないアイドル時は約15W〜20W 程度です。

高負荷なゲームや動画編集など、CPUに高い負荷がかかっている負荷時では最大135Wになります。

ウェブブラウジング、オフィスソフトの使用など、一般的な使い方をしている平均的な使い方では、約30W〜50Wになります。

合計11つのUSBポートを搭載・USB 3.2 Gen2 Type-Cポートも利用できる

新モデル「MINISFORUM 129i7」はコンパクトな筐体ながらも豊富な接続ポートを搭載しています。

前面インターフェース

MINISFORUM 129i7 前面ポート

前面は頻繁に利用するポートやボタンを中心に配置されています。

上から順番に、電源ボタン、CMOSクリアボタン、3.5mmヘッドフォンジャック ×1、USB 3.2 Gen2 Type-A ×2、USB 3.2 Gen2 Type-C ×1が並んでいます。

背面インターフェース

MINISFORUM 129i7 背面ポート

背面はUSBポートや映像出力、通信ポートを中心に配置されています。

上から順番に、USB 2.0 Type-A x4、HDMI 1.4 x1、DisplayPort 1.4 x1、VGA x1、USB 3.2 Gen2 Type-A x2、USB 2.0 Type-A x2、2.5GbE LANポート ×1、マイク x1、LINE OUT x1、LINE IN x1、の順番で並んでいます。

背面だけでUSB2.0ポートが合計で6つ搭載されており、USB 3.2 Gen2 Type-A ポートも2つあります。

前面と合わせると、3+8で合計11のUSBポートを備えていることになり、非常に拡張性が高いといえます。

USBポートの転送速度

  • 1.USB 3.2 Gen2 Type-A・・・最大 10 Gbps
  • 2.USB 3.2 Gen2 Type-C・・・最大 10 Gbps
  • 3.USB 2.0 Type-A・・・最大 480 Mbps

最大8K映像出力に対応・3台のモニターに同時に出力できる

MINISFORUM 129i7 3画面出力

新モデル「MINISFORUM 129i7」は映像出力用にHDMI 1.4ポート、DisplayPort 1.4ポート、VGAポートを搭載しています。

HDMIポートは最大4K解像度で、DisplayPortでは最大8K解像度で出力が可能です。

VGAポート(Video Graphics Arrayポート)は、主にコンピュータのディスプレイやモニターと接続するためのアナログ映像出力ポートです。

現在では、プロジェクターや古いモニターと接続する際に使用されます。

映像出力用のポート

  • HDMI・・・最大4K (4096 x 2160) @ 30Hz
  • DisplayPort・・・最大8K (7680 x 4320) @ 60Hz
  • VGA・・・最大1920 x 1080 @ 60Hz

また、新モデル「MINISFORUM 129i7」ではこれらの端子を組み合わせて、最大3台のディスプレイに同時出力できます

3つのモニターを同時に使用することで、作業効率を大幅に高めることができます。

DDR4-3200メモリに対応・最大64GBまで増設できる

MINISFORUM 129i7 メモリ

新モデル「MINISFORUM 129i7」はDDR4-3200 SO-DIMMに対応しています。

メモリのスロットは2つあり、合計で最大64GB (32GB×2)まで増設できます。

ただし、ベアボーンPCなのでメモリは付属せず、別途購入する必要があります。

DDR4-3200のメモリはAmazonで16GBが5千円前後で購入できます。

DDR5よりも転送速度が遅くなりますが、速度はまずまず快適に使えるレベルです。

メモリの転送速度を比較

  • DDR3・・・転送速度: 最大 2133 MT/s
  • DDR4 3200・・・転送速度: 最大 3200 MT/s
  • DDR5・・・最大 6400 MT/s(初期規格)〜 8400 MT/s(新しいモデル)

PCIe 4.0接続のM.2 SSDと2.5インチのSSD/HDDを搭載できる

MINISFORUM 129i7 ストレージ

新モデル「MINISFORUM 129i7」は2つのM.2 2280 PCIe 4.0 SSD スロットと、1つの2.5インチ SATA HDD/SSD スロットを搭載しています。

M.2 2280 PCIe 4.0 SSDはNVMe SSDに対応し、高速なデータ転送速度を実現しています。また、SATA SSDにも対応しています。

価格は、NVMe規格の場合でAmazonで500GBが5千円、1TBが9千円ほどです。

搭載できる容量は公開されていませんが、

一般的に、M.2 2280 NVMe SSDの場合は、現在市販されている最大容量で8TB 程度です。

M.2 2230 NVMe/SATA SSDの場合は、最大容量が 2TB 程度です。

2つ合わせると、M.2 SSDだけで合計10TBまで搭載できます。

2.5インチのSATA SSDやHDDにも対応

2.5インチのSATA SSDやHDDの拡張スロットで増設も可能で、価格はM.2 2280 PCIe 4.0 SSDよりも安くなります。

なお、PCIeは、コンピュータの内部で使用される高速通信インターフェース規格です。

PCIe 4.0は、そのPCIeインターフェースの第4世代にあたる規格で、前の世代(PCIe 3.0)に比べて、転送速度が倍増しており、1レーン(1トラック)の転送速度は8 GT/s(ギガトランスファー/秒)から16 GT/sに向上しています。

専用CPUクーラーを搭載・全負荷TDP 85Wで発熱量を抑えられる

MINISFORUM 129i7 冷却システム

新モデル「MINISFORUM 129i7」はパワフルなCore i9-12900HK プロセッサを安定させるために、効率的な冷却システムを搭載しています。

具体的にはCPUの熱を効率的に吸収・放散するために設計された、専用のCPUクーラーを搭載しています。

このクーラーは、CPUと密着するように設計されており、熱伝導性を最大限に高めています。

また、CPUとクーラーの間には、安定的に放熱できる高品質なシリコーン素材を使用しています。

これにより、CPUからクーラーへの熱伝達効率が向上し、冷却性能がさらに高まります。

そのほか、CPUクーラーには、4PINのPWMファンを搭載しています。

PWM制御により、CPU温度に応じてファンの回転数を自動的に調整し、最適な冷却性能と静音性を両立させています。

その他の冷却システムの特徴

全負荷TDP 85W

129i7は、全負荷時でもTDPを85Wに抑えることで、発熱量を抑制しています。これにより、冷却システムへの負荷を軽減し、安定した動作を実現しています。

BIOSからカスタマイズ

BIOS設定画面から、CPUファンとケースファンの回転速度を細かく調整することができます。これにより、冷却性能と静音性のバランスを、自分の好みに合わせてカスタマイズすることができます。

静穏な冷却ファンを採用・2025ファン対応

冷却ファンは、静音性に配慮した設計となっています。また、120mm×25mmサイズのファンに対応しており、必要に応じて、より冷却性能の高いファンに交換することができます。

ヒートパイプ

CPUクーラーとヒートシンクを接続するヒートパイプにより、熱を素早く移動させることが可能。ケース内に冷却ファンを搭載し、ケース内のエアフローを促し、熱を外部に排出します。

金属製のシャーシ

筐体に金属製のシャーシを採用することで、放熱性を高めています。

Core i9-12900HKの性能とベンチマーク

MINISFORUM 129i7 ベンチマーク

MINISFORUM 129i7」は第12世代のAlder Lakeアーキテクチャを採用したIntel Core i9-12900HK プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは高性能ノートPC向けのプロセッサで、2022年にリリースされました。

具体的には、10nmプロセスで製造された14コア、20スレッド、最大5.0GHz駆動のCPUを搭載し、CPUの発熱量の目安となるTDP45Wで動作します。

ベンチマーク

PassmarkのCPUベンチマークは約2万7千を記録しています。

最新のCore Ultra 9 185H(Passmark約2万9千)よりは劣りますが、約2千ほどのスコア差で、それほど大きな差ではありません。

また、Core Ultra 7 155H(Passmark約2万5千)よりも2千ほど高いスコアになっています。

CPUのベンチマーク結果

  • PassmarkのCPUベンチマークで「27356」
  • Geekbench 6のシングルコア「2426」、マルチコア「11894」
  • Cinebench R23 シングルコア「1938」、マルチコア「18197」

Core i9-12900HK性能を比較

性能的にはRyzen 7 7840HS、Ryzen 7 8845HSに近い性能を発揮します。Ryzen 7 7735HSよりも3千ほどスコアが高いことから、かなりパワフルに動作することがうかがえます。

CPUランキング

※PassmarkのCPUベンチマーク(マルチ)のスコアで比較したものです。

  • 1.Ryzen AI 9 HX 370 (Minisforum AI370)・・・Passmark:35427
  • 2.AMD Ryzen 7 8700G (Minisforum MS-A1)・・・Passmark:31723
  • 3.Ryzen 9 7940HS (GEEKOM A7 / MINISFORUM UM790 Pro)・・・Passmark:30504
  • 4.Core Ultra 9 185H (GEEKOM GT1 Mega)・・・Passmark:29353
  • 5.AMD Ryzen 9 8845HS (GEEKOM A8)・・・Passmark:29381
  • 6.AMD Ryzen 9 8945HS (MINISFORUM UM890 Pro)・・・Passmark:29246
  • 7.Ryzen 7 7840HS (Beelink SER7/MINISFORUM UM780 XTX)・・・Passmark:29937
  • 8.Core i9-13900H (Minisforum MS-01)・・・Passmark:29694
  • 9.Ryzen 7 8845HS (Retro Mini PC AM02 / GEEKOM A8/Beelink SER8/GMKtec NucBox K8)・・・Passmark:28708
  • 10.Core Ultra 9 185H (Minisforum AtomMan X7 Ti)・・・Pssmark:28465
  • 11Core i9-12900H (GEEKOM XT12 Pro)・・・Passmark:28206
  • 12.★ Core i9-12900HK(MINISFORUM 129i7)・・・Passmark:27356
  • 13.Core Ultra 7 155H (GEEKOM GT1 Mega)・・・Passmark:24967
  • 14.Ryzen 7 7735HS (GMKtec NucBox K5)・・・Passmark:24225
  • 15.Core Ultra 5 125H (MINISFORUM UH125 Pro/GMKtec NucBox K9)・・・Pssmark:22418
  • 16.Ryzen 7 5800H (Beelink SER5 MAX)・・・Passmark:21080
  • 17Core i9-11900H (GMKtec M4)・・・Passmark:20647

次にグラフィック性能をチェックしていきましょう。

グラフィック性能

MINISFORUM 129i7 ゲーム

内蔵のGPUはIntel Iris Xe Graphicsで、最大頻度1.45GHzまで対応し、軽いゲームや動画編集などのグラフィック処理に対応しています。

Fire Strike グラフィックスコアは約5千前後を記録しています。

GPUのベンチマーク結果・グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「5050」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「2370」
  • Time Spy グラフィックスコアで「1800」(DirectX 12)

性能的にはグラフィックボードのGTX 950 シリーズやAMDのRadeon 680Mに近い性能を発揮します。

グラフィック性能を比較

※3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで比較したものです。

  • 1.GTX 1650 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:9000
  • 2.Radeon 890M・・・3DMark Fire Strike:8000 前後
  • 3.Radeon 780M・・・3DMark Fire Strike:8000 前後
  • 4.Radeon 760M・・・3DMark Fire Strike:7800 前後
  • 4.GTX 1050 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:7300
  • 5.インテル Arc グラフィックス・・・3DMark Fire Strike:7000
  • 6.Radeon 680M・・・3DMark Fire Strike:6000 前後
  • 7.GTX 950 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:6000
  • 8.Intel Iris Xe Graphics(Core i9-12900HK)・・・3DMark Fire Strike:5000

ゲーム性能

Fire Strike グラフィックスコアで約5千前後を記録しているため、

PCゲームもプレイ可能です。

ゲームのベンチマーク結果

ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーのベンチマーク

  • FHD解像度で最高品質(デスクトップPC)設定で「5100」(普通)
  • FHD解像度で高品質(デスクトップPC)設定で「7240」(やや快適)

ファイナルファンタジー XV WINDOWS EDITION ベンチマーク

  • FHD解像度で最高品質(デスクトップPC)設定で「2000」(重い)
  • FHD解像度で高品質(デスクトップPC)設定で「2800」(やや重い)

FF14の方はフルHDの最高品質にしても「普通」が出ており、高品質 設定に変更することで、かなり快適にプレイできるようです。

ただし、FF15の方は最高品質では重く、高品質に下げてもやや重くなります。画質が標準以下でなら快適にプレイできるようです。

以上から、非常にグラフィック性能が高いゲームは、画質を下げることによってプレイ可能になります。

ただし、高負荷なゲームよりも、比較的軽めのゲームの方が向いているといえます。

「MINISFORUM 129i7」のデメリット

MINISFORUM 129i7」のデメリットを紹介します。

デメリット1:OCuLinkポートがない

MINISFORUM 129i7」はOCuLinkポートを搭載していません。

OCuLinkポートは、PCI Express信号を外部に伝送するための高速インターフェースで、外付けのGPUと転送した際に高速な転送が可能になります。

MINISFORUM 129i7」はそのOCuLinkポートがないため、外付けのGPUを利用してグラフィック性能を強化することができず、ゲームや動画編集などで高いグラフィック性能を利用できません。

デメリット2:高負荷なPCゲームには向いていない

MINISFORUM 129i7」はIntel Iris Xe Graphicsを使用していますが、軽めのPCゲームや動画編集用で、負荷の高い、本格的なグラフィック性能が必要なゲームには向いていません。

ただし、グラフィックボードを搭載することで、飛躍的にグラフィック性能を上げることは可能です。その場合、負荷の高いPCゲームでも快適に動作する可能性があります。

デメリット3:メモリ、ストレージ、OSを別途用意する必要がある

MINISFORUM 129i7」はベアボーンPCのため、メモリ、ストレージ、OSを別途用意する必要があります。

古いPCからそのままメモリやストレージを引き継ぐ場合はコストがかかりませんが、

新規で用意すると、別途コストがかかってしまいます。

「MINISFORUM 129i7」のスペック

  • マザーボード AR1290
  • プロセッサ Intel Core i9-12900HK
    ※10nm/14コア/20スレッド最大5.0GHz
  • GPU Intel Iris Xe グラフィックス (CPU内蔵)
  • RAM(メモリ)DDR4-3200MHz SO-DIMM x2 (最大64GB)
  • ストレージ M.2 2280 PCIe 4.0 SSD スロット x2 / 2.5インチ SATA HDD/SSD スロット x1
  • 電源 400W TFX電源内蔵
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2(M.2 2230 Key E Wi-Fi/Bluetooth スロット x1)
  • 有線LAN 2.5 ギガビット有線LAN x1
  • 前面インターフェース USB 3.2 Gen2 Type-A x2、USB 3.2 Gen1 Type-C x1、3.5mm コンボジャック x1、電源ボタン x1
  • 背面インターフェース USB 3.2 Gen2 Type-A x2、USB 2.0 x6、HDMI 1.4 x1、DisplayPort 1.4 x1、VGA x1、2.5 Gigabit Ethernet x1、電源入力 x1
  • 映像出力 3画面出力対応(HDMI 1.4 x1、DisplayPort 1.4 x1、VGA x1)
  • 冷却システム 専用のCPUクーラー、安定的に放熱できるシリコーン、全負荷TDP 85w、4PIN CPUファン、4PIN ケースファンなど、BIOSでファンの回転速度を設定、12025ファン対応、サイズ:12cm
  • BIOS AMI UEFI BIOS
  • VESAマウント 非対応
  • OS ライセンスなし(Windows 11 / 10、Linux Ubuntuなどをインストール可能)
  • サイズ 128 x 127 x 55.6 mm ※ Mini-ITX サイズ
  • 重量 約 580g (本体のみ)
  • カラー グレー
  • 付属品 AC電源コード、取扱説明書 ※Wi-Fiカード固定器具なし

マニュアルとドライバについて

MINISFORUM 129i7」のマニュアルとドライバは公式サイトからダウンロードして入手します。

※紙媒体やCD ROMなどの形式で付属していないので注意してください。

ダウンロード方法

MINISFORUMの公式サイトにアクセスします。(https://www.minisforum.jp/

上部のメニューから「サポート」->「システム・ドライバー」を選択します。

製品カテゴリーで「Mini-ITX」を選択し、「MINISFORUM 129i7」を見つけます。

MINISFORUM 129i7」のページに、マニュアルドライバのダウンロードリンクがあります。

必要なものをダウンロードして終了です。

「MINISFORUM 129i7」の評価

7つの基準で「MINISFORUM 129i7」を5段階で評価してみました。

  • スペック:★★★★
  • デザイン:★★★
  • 通信:★★★★
  • 機能(拡張性):★★★★★
  • 冷却性能:★★★★
  • 使いやすさ:★★★★★
  • 価格:★★★

総合評価

MINISFORUMから発売されたベアボーンPCになります。

5万円台ながらもパワフルなインテル Core i9-12900HK プロセッサを搭載し、

高い拡張性も兼ね備えています。

注目は豊富なインターフェースと高い拡張性です。

インターフェースについては利用できるUSBポートが合計で11つもあり、

USB 3.2 Gen2 Type-CポートUSB 3.2 Gen2 Type-Aポートも利用できるなど、

非常に充実しています。

映像出力用にHDMI 1.4ポート、DisplayPort 1.4VGAポートも搭載されているので、

仕事で必要なポートはすべてそろっているといっていいでしょう。

また、これらのポートに加え、グラフィックボードを搭載できる拡張スロットも搭載されています。

購入後、高いグラフィック性能が必要になった際に追加して、グラフィック性能を向上させることができるので、

この点は非常に便利です。

しかも、サイズは 128 x 127 x 55.6 mmと非常にコンパクトです。

ミニPCよりも大きくなりますが、この拡張性はやはり魅力的です。

Core i9-12900HKの性能について

第12世代のプロセッサでやや古くなっていますが、PassmarkのCPUベンチマークで約2万7千を記録するなど、

決してあなどれない高い性能を備えています。

グラフィック性能はFire Strikeで5千程度とそれほど高くはありませんが、動画編集までは余裕でこなせるので、仕事用のPCとして最適です。

(まとめ)

ベアボーンPCのため、別途メモリ、ストレージ、OSが必要とはいえ、

これだけの性能で5万円台なのはやはり信じられないほどコスパが高いといえます。

最近では数十万以上するAI対応ミニPCが続々と登場してきますが、

仕事で使える実用的なデスクトップPCとして、

あえてコスパの高い「MINISFORUM 129i7」を選ぶのもアリだと思います。

5万円台で購入できる高性能なベアボーンPCを探している人におすすめです。

「MINISFORUM 129i7」の価格・販売先

MINISFORUM 129i7」はMINISFORUM公式サイトとAmazonなどのECサイトで購入できます。

MINISFORUM公式サイト

57,980円(ベアボーンモデル)で販売されています。

MINISFORUM日本公式サイトで「MINISFORUM 129i7」をチェックする

ECサイト

Amazonで85,980円(16336円 OFFクーポン)、

楽天市場で85,980円(送料無料)、

米国 Amazon.comで$499.99、

で販売されています。

Amazonで「MINISFORUM 129i7」をチェックする

楽天市場で「MINISFORUM 129i7」をチェックする

ヤフーショッピングで「MINISFORUM」をチェックする

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おすすめの類似製品を紹介

MINISFORUM 129i7」に似た性能をもつミニPCも販売されています。

「MINISFORUM BD795i SE」

MINISFORUMから発売されたAMD Ryzen 9 7945HX搭載のマザーボードです(2024年12月 発売)。

内蔵のGPUはAMD Radeon 610Mで、PCIe 5.0 X16 を利用してグラフィックボードを搭載することもできます。

DDR5 5200 対応のメモリスリット、M.2 2280 PCIe4.0 SSD スロットを搭載。USB3.2 Gen2 Type-C Port x1(Alt DP)、USB3.2 Gen1 Type-A Port x2、USB2.0 Type-A Port x2など豊富なポートも備えています。

価格は、Amazonで85,980円(16336円 OFFクーポン)、楽天市場で85,980円(送料無料)、米国 Amazon.comで$499.99、です。

関連記事:6万円台で超高性能!MINISFORUM BD795i SEで最強PCを自作する方法

「DESKMEET X600」

ASRockから発売されたベアボーンPCです。AMD AM4/AM5 ソケットと500W 電源、Wi-Fiモジュール用のM.2スロット搭載で、AMD Ryzen 8000 / 7000 シリーズのプロセッサ、DDR5 メモリ (最大 256GB)、SSD SATA3 6.0Gb/s もしくはM.2 2280 Gen5x4 / Gen4x4 ストレージを搭載できます。また、最大20cmのグラフィックボードの追加、2.5Gbpsのギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで33,898円、楽天市場で31,280円(送料無料)、ヤフーショッピングで34,936円 です。

関連記事:ベアボーン「DESKMEET X600」でAIに強いPCを自作する方法を解説 

「Minisforum MS-A1」

Minisforumから発売されたCPU交換式のミニPC(ベアボーンPC)です。AMD Ryzen 7 8700G、最大96GBまでのDDR5-5200MHzメモリ、4つのM.2 2280 SSD ストレージを搭載可能で、4K 3画面出力(USB4、HDMI 2.1、Displayport 2.0)、8K映像出力、USB4 ポート、OCuLinkポート、Wi-Fi 6E 、Bluetooth 5.2、2.5G デュアル有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで49,980円(7,497円OFFクーポン付き・ベアボーンキット)、楽天市場で59,717円(送料無料・ベアボーンキット)、ヤフーショッピングで122,435円(Ryzen 5 8500Gモデル)、AliExpressで52,132円(ベアボーンキット)、米国 Amazon.comで$255.99(ベアボーンキット)、です。

関連記事:CPU交換式「Minisforum MS-A1」のメリット・デメリット

ASUS「NUC 14 Pro+」

ASUSから発売されたNUC規格のミニPC(ベアボーンPC)です。

Intel Core Ultra 9 185H / Core Ultra 7 165H / Core Ultra 7 155H / Core Ultra 5 135H / Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載した5種類のモデルを用意しています。

また、最大96GBまで搭載できるDDR5-5600メモリスロット、M.2 2280 PCIe Gen4x4 NVMe SSD スロット x1、M.2 2242 PCIe x4 NVMe SSD スロット x1 搭載で、

Thunderbolt 4(40Gbps、DP映像出力、PD給電)、HDMI映像出力(2つのHDMI 2.1ポート)、USB 3.2 Gen 2 Type-A x1、USB 2.0 Type-A x1、Wi-Fi 6E (Intel AX211)、2×2、Bluetooth 5.3、2.5G ギガビット有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで100,032円(税込)、楽天市場で102,829円(送料無料)、ヤフーショッピングで102,829円(送料無料)、AliExpressで99,085円、米国 Amazon.comで$1,119.00です。

関連記事:CPUを選べるASUS「NUC 14 Pro+」のメリット・デメリット

ASUS「PRIME N100I-D D4」

ASUSから発売されたIntel N100を搭載したMini-ITX規格のマザーボードです。DDR4 メモリスロット、ストレージ用のM.2 スロット、SATA 6Gb/s ポート、PCIe 3.0の拡張スロット、通信用のM.2 スロット搭載で、

ASUS Control Center Express、CPUヒートシンク、4ピンPWM/DCファン、オーディオシールド、プレミアムオーディオコンデンサ、ステンレススチール製バックI/O、映像出力(DisplayPort x1、VGA port x1、HDMI x1)、1Gbpsの有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで23,452円、楽天市場で24,480円(送料無料)、ヤフーショッピングで24,989円、です。

関連記事:ASUS「PRIME N100I-D D4」でコスパの高いPCを自作する方法

他のMINISFORUM ミニPCと比較

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MINISFORUMのハイスペックな小型PC ラインナップ まとめ

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激安で買える海外製の小型PC 最新 機種 ラインナップ まとめ

海外製の小型PCをまとめて紹介しています。

ミニPCはインテル N100 搭載モデルを選べ! 2024 最新機種と選び方

リビングにふさわしい超小型デスクトップPC ラインナップ 機種 まとめ

国内で販売されたリビング用の小型PCをまとめて紹介しています。

GEEKOM GT1 Megaレビュー!AI性能もゲームも本当にOK?

GEEKOM GT1 Mega top
高いAI処理能力を発揮するミニPC「GEEKOM GT1 Mega」。早くも「4画面でAIの作業もサクサクとこなせそう」と評判です。しかし、その一方で「複数のモデルがあり、どれを買っていいのか分からない」という人も多くいるようです。

そこで今回はCore Ultra 9 185H搭載モデルとCore Ultra 7 155H搭載モデルの違いが分かるように

  • プロセッサ性能
  • グラフィック性能
  • AI性能

を詳細に解説します。

また、前モデルの「GEEKOM NUC GT13 PRO」や「GEEKOM NUC GT12 PRO」との違いがよく分かるように、

  • メモリ
  • ストレージ
  • 映像出力
  • 通信性能(Wi-Fi 7)

についても紹介します。そのほか、ベンチマークやゲーム性能、スペック、購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「GEEKOM GT1 Mega」とは?

GEEKOM GT1 Mega」(ギコム ジーティー1 メガ)は、2024年10月に台湾のPCメーカー GEEKOMから発売されたWindows 11 Pro搭載のミニPCです。

第14世代のIntel Core Ultra 9 185H / Intel Core Ultra 7 155H / Intel Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載した3つのモデルを用意しています。

前モデルには第13世代の インテル CORE I9-13900H搭載の「GEEKOM NUC GT13 PRO」(2024年6月に発売)、

インテル Core i9/i7/i5搭載の「GEEKOM NUC MINI IT13」(2024年1月に発売)があります。

このミニPCは「コンパクトサイズでも超高速に動作する」、「豊富なインターフェースがあって使いやすい」と評判でした。

GEEKOMからはこの他にも第12世代 インテル Core i9-12900H 搭載の「GEEKOM XT12 Pro」(2024年4月に発売)、

インテル N100 搭載の「GEEKOM NUC Mini Air 12」(2024年3月に発売)が発売され、

いずれも高評価を得ています。

新モデルはAI処理能力に優れたNPUを搭載し、4画面出力に対応していることで話題になっています。

もちろん、原神などのPCゲームもサクサクとプレイできますよ。

それでは早速、どんなミニPCなのか、その価格や特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式サイト: GEEKOM AI PC NUC GT1 Mega 第14世代 インテル® CORE™ Ultra7-155H/ Ultra9-185H

価格は約11~14万前後・約18万の超高性能モデルより安いが本当にお買い得か?

GEEKOM GT1 Mega デスク

新モデル「GEEKOM GT1 Mega」のくわしい特徴(メリット)を見ていく前に、関連した製品の価格を全体的に抑えておきましょう。

まず、新モデル「GEEKOM GT1 Mega」はCore U9-185Hモデルで139,900円、Core U7-155Hモデルで109,900円で販売されています(※AmazonとGEEKOM公式サイトの価格は同じです)。

一方、前モデルで第13世代 i7-13620H/ i9-13900H搭載の「GEEKOM NUC GT13 PRO」はAmazonで132,000円(税込・i9-13900H)、

第12世代 i7-12650H、i9-12900H搭載の「GEEKOM NUC GT12 PRO」が95,900円(税込・i9-12900H)で販売されていました。

新モデルとの価格差はあまりなく、同じくらいの価格帯です。

他メーカーでは、Ryzen AI 9 HX 370搭載の「Minisforum AI370」は通常価格で179,980円(割引で157480円で購入可能)で予約受付中。

Intel Core Ultra 5 125H搭載の「MINISFORUM UH125 Pro」はAmazon クーポン適用で97,374円(税込)で販売中です。

また、Apple M4チップ搭載の「Mac mini M4」は楽天市場で96,100円で発売中。

Intel Core Ultra 5 125H プロセッサ 搭載の「GMKtec NucBox K9」はAmazonクーポン適用で90,800円で販売中です。

AI性能の高いミニPCはやはり10万円以上になることが多いです。最安でも9万円で新モデルとの価格差は1万円程度です。

ただし、Ryzen AI 9 HX 370搭載の「Minisforum AI370」と比べると、新モデルの最上位モデルを選んでも約4万円も安くなります。

果たして新モデル「GEEKOM GT1 Mega」はこれらのミニPCよりもお買い得なのでしょうか?

くわしい特徴(メリット)を見ていきましょう。

CPU性能の違いを検証

Core Ultra 9 185H VS Core Ultra 7 155H

GEEKOM GT1 Mega CPU

新モデル「GEEKOM GT1 Mega」には第14世代の3つのプロセッサ(Intel Core Ultra 9 185H / Intel Core Ultra 7 155H / Intel Core Ultra 5 125H)が用意されています。

このうち、なるべく性能の高いものを選ぶとすると、

最上位のIntel Core Ultra 9 185H搭載モデルか、それとも上位のIntel Core Ultra 7 155H搭載モデルのどちらかの選択になります。

性能の差が非常に大きいのであれば、最上位のCore Ultra 9 185Hで決まりですが、

もし仮にそれほど大きな差はなく、価格が安くなるのであれば、Core Ultra 7 155Hの方がお得そうです。

どちらを選択するべきなのか、まずはこの2つのプロセッサの性能の違いを明らかにしてみましょう。

Core Ultra 9 185HのCPUベンチマーク

Core Ultra 9 185H プロセッサはPassmarkのCPUベンチマークで約2万9千を記録していました。

CPUのベンチマーク結果

  • PassmarkのCPUベンチマークで「29353」
  • Geekbench 6のシングルコア「2239」、マルチコア「11942」
  • Cinebench R23 シングルコア「1850」、マルチコア「18550」
  • Cinebench 2024 シングルコア「105」、マルチコア「1140」

Core Ultra 7 155Hのベンチマーク

一方、Core Ultra 7 155Hの方はPassmarkのCPUベンチマークで約2万5千を記録していました。

CPUのベンチマーク結果

  • PassmarkのCPUベンチマークで「24967」
  • Geekbench 6のシングルコア「2523」、マルチコア「11133」
  • Cinebench R23 シングルコア「1790」、マルチコア「15530」
  • Cinebench 2024 シングルコア「105」、マルチコア「840」

PassmarkのCPUベンチマークの結果は約4千の差で、それなりの差はありますが、非常に大きな差とまではいかず、許容範囲内であるといえます。

Geekbench 6Cinebench R23Cinebench 2024でも明らかな差はありますが、やはり大きな差とまではいえません。

このぐらいの差であればCore Ultra 7 155Hでも良さそうです。

他のCPU性能と比較

他のCPUとも比べてみましょう。

Core Ultra 9 185Hは、Ryzen 9 8845HSやAMD Ryzen 9 8945HSと同じくらいのスコアです。

Intel Core Ultra 7 155HはRyzen 7 7735HSに近いスコアです。

Core Ultra 5 125Hとの差は約2千ほどで、それほど大きな差はありません。

CPUランキング

※PassmarkのCPUベンチマーク(マルチ)のスコアで比較したものです。

  • 1.Ryzen AI 9 HX 370 (Minisforum AI370)・・・Passmark:35427
  • 2.AMD Ryzen 7 8700G (Minisforum MS-A1)・・・Passmark:31723
  • 3.Ryzen 9 7940HS (GEEKOM A7 / MINISFORUM UM790 Pro)・・・Passmark:30504
  • 4.★ Core Ultra 9 185H (GEEKOM GT1 Mega)・・・Passmark:29353
  • 5.AMD Ryzen 9 8845HS (GEEKOM A8)・・・Passmark:29381
  • 6.AMD Ryzen 9 8945HS (MINISFORUM UM890 Pro)・・・Passmark:29246
  • 7.Ryzen 7 7840HS (Beelink SER7/MINISFORUM UM780 XTX)・・・Passmark:29937
  • 8.Core i9-13900H (Minisforum MS-01)・・・Passmark:29694
  • 9.Ryzen 7 8845HS (Retro Mini PC AM02 / GEEKOM A8/Beelink SER8/GMKtec NucBox K8)・・・Passmark:28708
  • 10.Core Ultra 9 185H (Minisforum AtomMan X7 Ti)・・・Pssmark:28465
  • 11.Core i9-12900H (GEEKOM XT12 Pro)・・・Passmark:28206
  • 12.★ Core Ultra 7 155H (GEEKOM GT1 Mega)・・・Passmark:24967
  • 13.Ryzen 7 7735HS (GMKtec NucBox K5)・・・Passmark:24225
  • 14.★ Core Ultra 5 125H (MINISFORUM UH125 Pro/GMKtec NucBox K9)・・・Pssmark:22418
  • 15.Ryzen 7 5800H (Beelink SER5 MAX)・・・Passmark:21080
  • 16.Core i9-11900H (GMKtec M4)・・・Passmark:20647

次にグラフィック性能をチェックしていきましょう。

グラフィック性能の違いを検証

Core Ultra 9 185H VS Core Ultra 7 155H

GEEKOM GT1 Mega GPU

グラフィック性能において、Core Ultra 9 185HCore Ultra 7 155Hで大きな違いはあるのでしょうか?

どちらもIntel Arc グラフィックスを採用している点は同じです。

ベンチマークで違いがあるのかを確かめてみましょう。

Core Ultra 9 185H プロセッサは3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで「7160」を記録しています。

GPUのベンチマーク結果・グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「7160」(DirectX 11)
  • Time Spy グラフィックスコアで「3550」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「28250」

一方、Core Ultra 7 155HはFire Strikeのグラフィックスコアで「6870」を記録していました。

GPUのベンチマーク結果・グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「6870」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「1370」
  • Time Spy グラフィックスコアで「2780」(DirectX 12)

Fire Strikeのグラフィックスコアのスコア差は約290となり、それほど大きな差はありません。

しかし、Time Spy のグラフィックスコアではCore Ultra 9 185Hが「3550」、

Core Ultra 7 155Hが「2780」と770の差が出ています。

大きさ差があるとまではいきませんが、やはりグラフィック性能はCore Ultra 9 185H プロセッサの方が高いようです。

ゲームや3Dモデリング・アニメーション、動画編集、CAD、重いファイルを扱う画像編集、機械学習などを頻繁に扱う人は、

少々無理をしてもCore Ultra 9 185H プロセッサの方を選んだ方がいいでしょう。

逆に上記の用途であまり使用しなければ、Core Ultra 7 155Hでも十分であるといえます。

他のGPUと比較

他のGPUやグラフィックボードとも比較してみましょう。

インテル Arc グラフィックスはグラフィックボードのNVIDIA GTX 1050 と同じくらいの性能です。

最新のRadeon 890Mと比べると、スコアが約1000 低くなります。

グラフィック性能を比較

※3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで比較したものです。

  • 1.GTX 1650 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:9000
  • 2.Radeon 890M・・・3DMark Fire Strike:8000 前後
  • 3.Radeon 780M・・・3DMark Fire Strike:8000 前後
  • 4.Radeon 760M・・・3DMark Fire Strike:7800 前後
  • 4.GTX 1050 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:7300
  • 5.★インテル Arc グラフィックス・・・3DMark Fire Strike:7000
  • 6.Radeon 680M・・・3DMark Fire Strike:6000 前後
  • 7.GTX 950 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:6000

AI性能の違いを検証

Core Ultra 9 185H VS Core Ultra 7 155H

GEEKOM GT1 Mega 2台

AI性能において、Core Ultra 9 185HCore Ultra 7 155Hは違いがあるのでしょうか?

どちらもIntelのMeteor Lake世代のCPUで、AI処理に特化したIntel AI Boost (NPU)を搭載している点は同じです。

インテルから具体的なTOPSの数値は発表されていないため、違いがあるのかどうかが不明です。

※Core Ultraシリーズは大雑把に「11TOPSと同性能」であることだけ公開されています。

しかし、Core Ultra 9 185HGeekbench 5 MLのベンチマークは約28000点であることが判明しており、

非常に高いAI処理能力を持っていることがうかがえます。

ただし、Core Ultra 7 155HのGeekbench 5 ML ベンチマーク結果は不明で、今のところ両プロセッサのAI性能を比較することはできません。

Core Ultra 7 155HのAI性能は、他のベンチマークでならある程度判明しています。

UL Procyon AI Image Generation Benchmark (Stable Diffusion1.5FP16 / OpenVINO)

※AI画像生成のパフォーマンスをチェックするツール

画像1枚あたりの生成速度 78.569s

UL ProcyonのAI Computer Vision Benchmark

※NPUの存在がAI処理にどれだけ貢献するのかをチェックするツール

CPUで79、NPUで269

ある程度高いAI性能であることが分かりますが、今度は逆にCore Ultra 9 185H プロセッサの方のベンチマーク結果がわかりません。

結局、今のところ、CPUの性能からAI性能の違いを推測することしかできないようです。

試しに、3DMark CPU Profileで調べてみると、両CPUのAI性能が明らかになります。

Core Ultra 9 185Hの3DMark CPU Profile ベンチマーク結果

最大スレッド: 1481
16スレッド: 1292
8スレッド: 794
4スレッド: 427
2スレッド: 228
1スレッド: 122

Core Ultra 7 155Hの3DMark CPU Profile ベンチマーク結果

最大スレッド: 1177
16スレッド: 1019
8スレッド: 625
4スレッド: 338
2スレッド: 181
1スレッド: 97

このデータをみると、やはりCore Ultra 9 185H の方が Core Ultra 7 155H よりも高いCPU性能をもち、どうやらAI処理性能も高いことがうかがえます。

動画の生成、高画質な画像の生成など、大量データの分析などでAIを使った作業を頻繁にする人は、

なるべくCore Ultra 9 185H プロセッサを搭載したモデルを選んだ方がいいでしょう。

あまり負荷のかからない一般的なAI機能を利用するのであれば、Core Ultra 7 155H でも十分です。

参考までにTOPS(1秒間に11兆回のAI演算)の違いも示しておきます。Core Ultra 9 185H、Core Ultra 7 155Hは分かり次第追記します。

AI性能を比較比較

  • 1.「Minisforum AI370」・・・50 AI TOPS
  • 2.「MINISFORUM UM890 Pro」・・・16 AI TOPS
  • 3.「Mac mini M4」・・・11TOPS

ゲーム性能の違いを検証

Core Ultra 9 185H VS Core Ultra 7 155H

GEEKOM GT1 Mega ゲーム性能

ゲーム性能において、Core Ultra 9 185H と Core Ultra 7 155Hはどのくらいの違いがあるのでしょうか?

ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーのベンチマークを使って調べてみました。

Core Ultra 9 185Hの場合

  • FHD解像度で最高品質(デスクトップPC)設定で「5670」
  • FHD解像度で標準品質(デスクトップPC)設定で「8880」

Core Ultra 7 155Hの場合

  • FHD解像度で最高品質(デスクトップPC)設定で「4200」
  • FHD解像度で標準品質(デスクトップPC)設定で「7900」

ゲームの性能においてはやはりCore Ultra 9 185Hの方が性能が高いといえます。

ゲームを頻繁にプレイする人はなるべく、Core Ultra 9 185Hの方を選んだ方がいいでしょう。

しかし、どちらも負荷が非常に高いゲームには不向きで、比較的軽いPCゲームで快適に動作する点は同じです。

負荷の高いPCゲームはいずれも画質を下げてプレイすることになるため、大きな違いはないといえます。

Core Ultra 9 185H、Core Ultra 7 155Hを使用した場合の各ゲームタイトルのフレームレートはまだ詳細が判明していませんが、

Core Ultra 5 125H プロセッサのものなら判明しています。参考までに示しておきます。

オープンワールド/アクションRPGゲームタイトルのFPS

このジャンルは、広大な世界を自由に探索できるのが魅力ですが、高いグラフィック性能を要求する傾向があります。GEEKOM GT1 MegaのミニPCでは、画質設定の調整がプレイの快適さを左右するカギとなります。

原神: 50-60 FPS

美しいアニメ調のグラフィックで人気のオープンワールドRPG。BeelinkのミニPCでも、画質設定を調整することで十分に楽しめます。HD解像度(720p)で、グラフィック品質を「低」または「最低」に設定すれば、平均50-60FPSでプレイ可能です。広大な世界を冒険する楽しさを、十分に味わうことができるでしょう。

The Witcher 3: Wild Hunt: 49 FPS

重厚なストーリーと広大な世界が魅力の、世界的に評価の高いアクションRPG。BeelinkのミニPCでプレイする場合は、画質設定を調整する必要があります。HD解像度(720p)、「低」設定でプレイすると、おおむね快適に動作するでしょう。

Monster Hunter: World: 58 FPS

巨大なモンスターを狩る、大人気ハンティングアクションゲーム。BeelinkのミニPCでも、十分に楽しめる数値です。解像度と画質設定のバランスを取ることで、迫力ある狩りを体験できます。
Fallout 4: 60 FPS

核戦争後の荒廃した世界を舞台にした、自由度の高いオープンワールドRPG。BeelinkのミニPCで、快適にプレイ可能です。フルHD解像度(1080p)でも、比較的高いフレームレートを維持できるため、没入感のあるゲーム体験を楽しめます。

バトルロイヤルゲームタイトルのFPS

これらのジャンルは、一瞬の判断が生死を分けるため、高いFPS(フレームレート)が非常に重要になります。GEEKOM GT1 Megaは、設定次第で、これらのゲームも十分に楽しめます。

Fortnite Battle Royale: 78 FPS

世界中で大人気のバトルロイヤルゲーム。BeelinkのミニPCでも、高いFPSでプレイ可能です!HD解像度(720p)、グラフィック設定を調整すれば、平均78FPS前後で動作します。これにより、スムーズな操作感で、他のプレイヤーと互角に戦えるでしょう。

Counter-Strike 2: 39 FPS

競技シーンでも人気の高い、伝統的なFPSゲーム。BeelinkのミニPCでプレイする場合は、画質設定を大幅に下げる必要があるでしょう。解像度を下げ、グラフィック設定を最低レベルにすることで、プレイ可能なレベルになります。

Overwatch 2: 88 FPS

チーム対戦型のアクションシューティングゲーム。BeelinkのミニPCで、非常に快適にプレイできます!HD解像度(720p)で、グラフィック設定を調整すれば、平均88FPS前後という高いフレームレートを維持できます。滑らかな映像で、白熱したバトルを楽しめるでしょう。
レースゲーム

美麗なグラフィックで、リアルなレース体験ができるのが魅力のレースゲーム。BeelinkのミニPCでも、タイトルによっては、十分に楽しめます。

Forza Horizon 5: 76 FPS

美しいオープンワールドを舞台にしたレースゲーム。BeelinkのミニPCでも、非常にスムーズに動作します!HD解像度(720p)で、グラフィック設定を調整すれば、平均76FPS前後で、美しい景色の中を駆け抜ける爽快感を味わえます。

GRID Legends: 41 FPS

様々な車種が登場するレースゲーム。BeelinkのミニPCでプレイする場合は、画質設定の調整が必要になるでしょう。解像度を下げ、グラフィック設定を低めにすることで、プレイ可能なレベルになります。

格闘ゲームタイトルのFPS

格闘ゲームは、正確なコマンド入力と、素早い反応が求められるため、安定したFPSが重要です。

The King of Fighters XV: 60 FPS

SNKの人気格闘ゲームシリーズ。BeelinkのミニPCでも、問題なく楽しめます。安定した60FPSで、滑らかな動きと、正確なコマンド入力を実現できます。

Street Fighter 6: 61 FPS

カプコンの最新格闘ゲームも、BeelinkのミニPCでプレイ可能です!安定した60FPS以上を維持できるため、オンライン対戦も快適に楽しめるでしょう。

Tekken 8: 57 FPS

バンダイナムコエンターテインメントの3D格闘ゲーム。BeelinkのミニPCでは、画質設定を調整することで、十分に楽しめます。HD解像度(720p)、「低」設定にすれば、ほぼ60FPS前後での動作が見込めます。

MOBAゲームタイトルのFPS

戦略性とチームワークが重要なMOBAゲーム。GEEKOM GT1 MegaのミニPCでも、人気のタイトルを快適にプレイできます。

DOTA 2: 80 FPS

世界中で人気のMOBAゲーム。BeelinkのミニPCでも、高FPSで快適にプレイできます!HD解像度(720p)で、グラフィック設定を調整すれば、平均80FPS前後で動作し、スムーズな操作と、美しい映像でゲームを楽しめます。
その他

Cyberpunk 2077: 34 FPS

非常に高いグラフィック性能を要求する、未来都市を舞台にしたオープンワールドRPG。BeelinkのミニPCでプレイする場合は、大幅な画質設定の調整が必要です。解像度を下げ、グラフィック設定を最低レベルにすることで、何とかプレイ可能なレベルになります。

Rise of the Tomb Raider: 37 FPS

人気アクションアドベンチャーゲーム「トゥームレイダー」シリーズ。BeelinkのミニPCでプレイする場合は、画質設定を低めに設定する必要があるでしょう。解像度を下げ、グラフィック設定を調整することで、プレイは可能です。

GTA V: 70 FPS

クライムアクションの定番「グランド・セフト・オートV」は、BeelinkのミニPCでも十分に楽しめます!HD解像度(720p)で、グラフィック設定を調整すれば、平均70FPS前後で動作し、広大なオープンワールドを自由に駆け巡ることができます。

(補足) FPS (Frames Per Second) は、1秒間に画面が何回更新されるかを示す数値です。数値が高いほど、映像が滑らかになります。一般的に、60FPS以上あれば快適にプレイできるとされていますが、ジャンルや個人の好みによって、快適に感じるFPSは異なります。特に、FPSや格闘ゲームなど、競技性の高いゲームでは、より高いFPSが求められることがあります。

0.5リットルのコンパクトサイズ・アルミボディで耐久性もあり

GEEKOM GT1 Mega デザイン

新モデル「GEEKOM GT1 Mega」はわずか0.5リットルのコンパクトさで、スタイリッシュなデザインになっています。

筐体の素材はアルミ製で、光沢があり、耐久性も優れています。

また、VESAマウントに対応し、モニター背面に設置してスペースを有効活用できます。

マウントに必要なキットやネジも付属します。

サイズ・重量を比較

  • 1.「GEEKOM GT1 Mega」・・・135 x 132 x 46.9 mm / 約 575 g
  • 2.「GEEKOM NUC GT13 PRO」・・・117 x 112 x 49.2 mm / 約 652 g
  • 3.「GEEKOM NUC GT12 PRO」・・・117 × 112 × 49.2 mm / 約 652g

違い:2つのUSB4ポートを搭載・合計で8つのUSBポートを利用できる

新モデル「GEEKOM GT1 Mega」はコンパクトなサイズながらも豊富なインターフェースを備えています。

前面インターフェース

GEEKOM GT1 Mega 前面ポート

前面には、USB3.2 Gen2 Type-A x4、3.5mm ステレオヘッドセットジャック x1、電源ボタン x1があります。

USB3.2 Gen2 Type-Aは最大転送速度10Gbpsの転送が可能です。

背面インターフェース

GEEKOM GT1 Mega 背面ポート

背面にはUSB 4.0 x2、USB3.2 Gen2 Type-A x1、USB 2.0 Type-A x1、HDMI 2.0 x2に加えて、

RJ45(2.5 Gbps) x2、SD カード 4.0 x1、DCイン x1、ケンジントンロック x1があります。

USB 4.0はUSB4ポートは最大40Gbps(ギガビット毎秒)のデータ転送速度、最大100Wの電力を供給できる USB Power Delivery(USB-PD)規格に対応しています。

HDMI 2.0は最大18.0 Gbpsのデータ転送速度、4K(3840×2160ピクセル)@60Hzの映像出力、4Kで最大60Hzのリフレッシュレート、10ビットカラーや12ビットカラー、HDRに対応しています。

USBポートの数は前面だけで4つ、背面で4つとなり、合計で8つのUSBポートを利用できます。

一方、前モデル「GEEKOM NUC GT13 PRO」と「GEEKOM NUC GT12 PRO」は合計で6つのUSBポートを搭載していました。

新モデルの方が前モデルよりもUSBポートの数が2つ多くなっています。

USBポートの数を比較

  • 1.「GEEKOM GT1 Mega」・・・合計で8つ
  • 2.「GEEKOM NUC GT13 PRO」・・・合計で6つ
  • 3.「GEEKOM NUC GT12 PRO」・・・合計で6つ

32GB DDR5メモリを搭載・最大64GBまで増設できる

GEEKOM GT1 Mega メモリ

新モデル「GEEKOM GT1 Mega」は32GB DDR5 5600MHz デュアルチャンネルメモリを搭載しています。

DDR5 5600MHzの転送速度は、44.8GB/s です。

また、2つのスロットを搭載し、合計で最大64GBまで増設できます。

一方、前モデル「GEEKOM NUC GT13 PRO」と「GEEKOM NUC GT12 PRO」は32GB DDR4 3200MHz (転送速度 25.6GB/s)のメモリを搭載していました。

新モデルは前モデルよりもより高速に転送できるメモリを搭載しています。

メモリの仕様を比較

  • 1.「GEEKOM GT1 Mega」・・・32GB DDR5 5600MHz(最大64GB)
  • 2.「GEEKOM NUC GT13 PRO」・・・32GB DDR4 260PIN 3200MHz(最大64GB)
  • 3.「GEEKOM NUC GT12 PRO」・・・32GB DDR4 260PIN 3200MHz(最大64GB)

1TB M.2ストレージを搭載・2スロットがどちらもGen4x 4対応で高速

GEEKOM GT1 Mega ストレージ

新モデル「GEEKOM GT1 Mega」は1TB M.2 2280 PCIE Gen4x 4 SSD ストレージを搭載しています。

M.2 2280 PCIE Gen4x 4は。最大で、シーケンシャルリード7,000MB/s、シーケンシャルライト6,000MB/s ほどの速度に達するといわれています。

ストレージ用の拡張スロットも搭載し、M.2 2280 PCIE Gen4x 4 SSDで最大 2TBまで増設できます。

一方、前モデル「GEEKOM NUC GT13 PRO」と「GEEKOM NUC GT12 PRO」も同じ規格、容量のストレージを搭載していますが、

M.2スロットの対応規格が、1つはPCIe 4.0 x4、もう1つはSATA 3.0に対応しています。

新モデルはM.2スロットの対応規格がどちらもPCIe 4.0 x4となり、より高速に転送できるようになっています。

ストレージの仕様を比較

  • 1.「GEEKOM GT1 Mega」・・・1TB M.2 2280 PCIE Gen4x 4 SSD(最大1TB)
  • 2.「GEEKOM NUC GT13 PRO」・・・1TB M.2 2280 PCIE Gen4x 4 SSD(最大1TB)
  • 3.「GEEKOM NUC GT12 PRO」・・・1TB M.2 2280 PCIE Gen4x 4 SSD(最大1TB)

4画面出力に対応・4つのモニターで作業できる

新モデル「GEEKOM GT1 Mega」は4画面出力に対応し、4つのモニターに同時に出力できます。

使用するポートは2つのUSB4ポート、2つのHDMI 2.0ポートになります。

  • USB4ポート・・・DisplayPort 2.0の映像出力(8K)に対応
  • HDMI 2.0ポート・・・4K(3840×2160ピクセル)@60Hzの映像出力、4Kで最大60Hzのリフレッシュレート

一方、前モデル「GEEKOM NUC GT13 PRO」と「GEEKOM NUC GT12 PRO」も4画面出力に対応していました。

映像出力については新モデルと前モデルは同じ性能になっており、違いはありません。

映像出力を比較

  • 1.「GEEKOM GT1 Mega」・・・最大4画面(2つのUSB4、2つのHDMI 2.0)
  • 2.「GEEKOM NUC GT13 PRO」・・・最大4画面(2つのUSB4、2つのHDMI 2.0)
  • 3.「GEEKOM NUC GT12 PRO」・・・最大4画面(2つのUSB4、2つのHDMI 2.0)

Wi-Fi 7の超高速通信を利用できる・Bluetooth 5.4、2.5G有線LAN通信にも対応

GEEKOM GT1 Mega Wi-Fi 7

新モデル「GEEKOM GT1 Mega」はWi-Fi 7、Bluetooth 5.4、2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応しています。

  • Wi-Fi 7・・・Wi-Fi 6Eと比較して最大4.8倍の速度を実現し、遅延も大幅に削減されています。
  • Bluetooth 5.4・・・Bluetooth 5.4に対応し、ワイヤレスイヤホンやキーボードなどの周辺機器をスムーズに接続できます。
  • 2.5Gのギガビット有線LAN・・・2.5ギガビットイーサネットに対応し、高速で安定したネットワーク接続を提供します。

一方、前モデル「GEEKOM NUC GT13 PRO」と「GEEKOM NUC GT12 PRO」はWi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応していました。

新モデルはWi-Fi 7に対応したことで、前モデルよりも高速なワイヤレス通信が利用できるようになっています。

また、Bluetoothのバージョンも新モデルの方が前モデルよりも新しい規格になり、高速で安定した通信が利用できるようになっています。

通信性能を比較

  • 1.「GEEKOM GT1 Mega」・・・Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、2.5Gのギガビット有線LAN通信
  • 2.「GEEKOM NUC GT13 PRO」・・・Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、2.5Gのギガビット有線LAN通信
  • 3.「GEEKOM NUC GT12 PRO」・・・Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、2.5Gのギガビット有線LAN通信

「GEEKOM GT1 Mega」のデメリット

GEEKOM GT1 Mega 天板

GEEKOM GT1 Mega」のデメリットを紹介します。

Oculinkポートなしで外付けGPUと高速に接続できない

新モデル「GEEKOM GT1 Mega」はOculinkポートを搭載していません。

そのため、最大63Gbpsの高速転送で、外付けのGPUボックスと接続し、グラフィック性能を大幅に上げることができません。

電源ユニットを内蔵していない

新モデル「GEEKOM GT1 Mega」は電源ユニットを内蔵していません。

そのため、外出先に持ち出す際に、必ずACアダプターを持ち歩く必要があります。

「GEEKOM GT1 Mega」のスペック

  • プロセッサ Intel Core Ultra 9 -185H / Intel Core Ultra 7-155H / Intel Core Ultra 5-125H
  • GPU Intel Arc graphics(U9) / Intel Arc i-GPU(U5,U7)
  • RAM(メモリ)32GB DDR5 5600MHz デュアルchannel
  • 拡張メモリ 最大 64GBまで (2つのスロット)
  • ストレージ 1TB M.2 2280 PCIE Gen4x 4 SSD
  • 拡張ストレージ 最大 2TBまで(M.2 2280 PCIE Gen4x 4 SSD)
  • 電源 ACアダプター 120W-19V/6.32A
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 (インテル Wi-Fi モジュール内蔵)
  • 有線LAN 2 x 100/1000/2500Mbps (2.5G RJ45 LAN)
  • 前面インターフェース USB3.2 Gen2 Type-A x4、3.5mm ステレオヘッドセットジャック x1、電源ボタン x1
  • 背面インターフェース USB 4.0 x2、USB3.2 Gen2 Type-A x1、USB 2.0 Type-A x1、HDMI 2.0 x2、RJ45(2.5 Gbps) x2、SD カード 4.0 x1、DCイン x1、ケンジントンロック x1
  • 映像出力 4画面出力
  • VESAマウント 対応
  • セキュリティ ケンジントンロック
  • 筐体 アルミニウム
  • OS Windows 11 Pro (プリインストール済み)
  • サイズ 135 x 132 x 46.9 mm
  • 重量 約 575 g
  • カラー グレー

「GEEKOM GT1 Mega」の評価

GEEKOM GT1 Mega 付属品

7つの基準で「GEEKOM GT1 Mega」を5段階で評価してみました。

  • スペック:★★★★
  • デザイン:★★★★
  • 通信:★★★★
  • 機能(拡張性):★★★★
  • 冷却性能:★★★★
  • 使いやすさ:★★★★★
  • 価格:★★★

総合評価

台湾のPCメーカー GEEKOMから発売されたミニPCです。

第14世代のIntel Core Ultra 9 185H / Intel Core Ultra 7 155H / Intel Core Ultra 5 125H の3つのプロセッサを用意し、

高いAI性能やグラフィック性能も備えています。

最上位のCore Ultra 9 185H、上位のCore Ultra 7 155H搭載モデルにおいては、

CPUの性能が非常に高く、価格も10万~13万であることから、コスパは高いといえます。

しかし、AIに関する性能は未知数でまだよく分からない部分も多いことは確かです。

特に比較の対象として使用しやすい具体的な「TOPS」の数値が公開されていないなど、致命的なほど情報不足になってます。

Intel Core Ultra 5 125H に関しては34~40TOPSであると言われている(※まだ詳細は不明)ので、

最上位のCore Ultra 9 185H、上位のCore Ultra 7 155Hはそれ以上であると期待したいのですが、

はっきりとした情報がない以上、なんともいえません。

今のところ、AIの性能を目当てに購入するのなら、

50 TOPS の処理能力を備える「Minisforum AI370」(AMD Ryzen AI 9 HX 370)の方が無難です。

ただし、グラフィック性能は十分に判明しており、

動画編集やアニメ制作、音楽制作、PCゲーム用として使うのはアリだと思います。

特に4画面出力に対応している点は非常に便利で、

4つのモニターを同時に使用しながら動画編集をするといった使い方が最適です。

USBポートも合計8つと非常に多いので、多くの周辺機器と接続して使いたいというユーザーにも最適です。

メモリやストレージを増設できる点も拡張性において高く評価できます。

第14世代のIntel Core Ultra プロセッサを搭載した高性能なミニPCを探している人におすすめします。

「GEEKOM GT1 Mega」の価格・購入先

GEEKOM GT1 Mega 正面

GEEKOM公式サイト

Intel Core Ultra 9 -185Hモデルで139,900円、

Intel Core Ultra 7-155Hモデルで109,900、

で販売されています。

※支払い方法はクレジットカード、PayPal、Apple Pay、American Express、銀行振込、 shoppayです。

ECサイト

Amazonで118,915円(Core U9-185H)、

楽天市場で239,000円(送料無料・Core U9-185H)、

米国 Amazon.comで$989.00 (ore Ultra U9-185H)、

で販売されています。

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おすすめの類似製品を紹介

GEEKOM GT1 Megaに似た性能をもつミニPCも販売されています。

Beelink GTi14

Beelinkから発売されたIntel Core Ultra 9 185H 搭載のミニPCです(2025年2月 発売)。

32GB/64GB/96GB DDR5 5600MHz Dual SO-DIMMメモリ、1TB/2TB (Dual M.2 2280 PCle4.0 X4)ストレージ、145W電源ユニット(内蔵)、SDカードスロットを搭載しています。

また、最大34.5 TOPS、AI音声インタラクションと360°全方向ピックアップ、Thunderbolt 4 (40Gbps/PD/DP)、4K 3画面出力(Thunderbolt 4/DP1.4a/HDMI)、MSC 2.0 冷却システム、拡張メモリ最大96GB、拡張ストレージ最大 8TB (Dual M.2 2280 PCle4.0 X4)、VESAマウント、自動電源ON、指紋認証(電源ボタンに指紋センサー内蔵)、Wi-Fi 7 (Intel BE200)、Bluetooth 5.4、2.5G デュアル ギガビット有線LANにも対応しています。

価格は、Beelink公式サイトで$879.00(日本円で131555円・32GB+1TBモデル/64TB+2TBモデルは146521円)、です。

関連記事:Beelink GTi14 レビュー!Core Ultra 9搭載の高速AIミニPC

Minisforum AI370

Minisforumから発売されたAMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサ搭載のミニPCです(2024年11月 発売)。

XDNA 2 AIエンジン、Radeon 890M、32GB LPDDR5X-7500MHz メモリ、1TB M.2 2280 PCIe4.0 SSD ストレージ、Windows 11を搭載しています。

また、最大50TOPS(1秒間に50兆回のAI演算)、3画面出力、8K映像出力、冷却システム、最大4TBまでのストレージ拡張、USB4ポート、4つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポート、Wi-Fi6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、MINISFORUM公式サイトで179,980円 です。

関連記事:驚異のAI性能!Minisforum AI370の実力を徹底レビュー

Beelink SER9

Beelinkから発売されたAMD Ryzen AI 9 HX 370搭載のミニPCです(2024年10月 発売)。

32GB DDR5 7500 MHzメモリ、1TB M.2 2280 PCle4.0 x4 ストレージ、デュアルスピーカー、マイクを搭載しています。

また、50TOPSのAI処理能力、4K 3画面出力 (USB4、Displayport 1.4、HDMI 2.0)、冷却システム、最大64GBまでのメモリ拡張、 最大8TB (M.2 2280 PCle4.0 x4)のストレージ拡張、

USB4 (40Gbps/PD3.0/DP1.4) x1、Type-C (10Gbps/Data) x1、USB 3.2 (10Gbps) x2、USB 2.0 (480Mbps) x2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5Gギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで179,000円(税込・25000円OFFクーポン付きで実質154,000円)、楽天市場で207,535円(送料無料)、AliExpressで185,286円、米国 Amazon.comで$999.00、です。

関連記事:AIで爆速! Beelink SER9をレビュー!Mac miniより魅力的?

MINISFORUM UH125 Pro

MINISFORUMから発売されたIntel Core Ultra 5 125H プロセッサ 搭載のミニPCです(2024年7月4日 発売)。

AI処理に特化した VPU、32GB DDR5 メモリ、1TB M.2 2280 PCIe 4.0 SSD ストレージを搭載しています。

また、最大40TOPS(1秒間に40兆回のAI演算)、Copilot ボタン、OCulink ポート、4K 4画面出力(DP 2.0、HDMI2.1、USB4)、最大96GBまでのメモリ拡張、最大6TBまでのM.2 ストレージ拡張、2.5G デュアルギガビット有線LAN、Wi-Fi6E、BlueTooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで119,980円(22606円 OFFクーポン付き・税込・32GB+1TB)、楽天市場で134,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで134,980円(送料無料)、AliExpressで85,317円(ベアボーン)、米国 Amazon.comで$779.99($156 OFFクーポン付き)です。

関連記事:「MINISFORUM UH125 Pro」がRyzenよりお得な理由を解説

Mac mini M4

Appleから発売されたmacOS Sequoia 搭載のミニPCです(2024年11月8日 発売)。

Apple M4チップ、16GB / 24GB ユニファイドメモリ、256GB / 512GBストレージ、スピーカー、3.5mmヘッドフォンジャックを搭載しています。

また、11TOPS(1秒間に11兆回のAI演算)、Apple Intelligence、3つのThunderbolt 4ポート(DP映像出力、最大100WのPD給電)、3画面出力、HDMI映像出力、USB-Cポート(最大10Gb/s) x2、有線LAN、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、価格は、楽天市場で96,100円(送料無料)、ヤフーショッピングで96,100円です。

関連記事:Apple AI対応「Mac mini M4」とM2、M1モデルを比較

GMKtec NucBox K9

GMKtecから発売されたIntel Core Ultra 5 125H プロセッサ 搭載のミニPCです(2024年4月 発売)。

NPUのMovidius VPU、インテル AI Boost、32GB DDR5-5600 メモリ、1TB / 2TB M.2 SSD ストレージ、Window 11 Proを搭載しています。

また、最大34TOPS(1秒間に34兆回の演算処理)、4K 3画面出力(HDMI 2.0、Type-C、DP 1.4)、最大96GBまでのメモリ拡張、冷却システム、VESAマウント、USB 4 Type-C (Thunderbolt 4互換/最大40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、USB3.2 Gen2 (10Gbps) x4、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5Gのデュアル ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで135,800円(税込・45000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で141,506円(送料無料)、AliExpressで66,046円(ベアボーンモデル)、米国 Amazon.comで$759.98、です。

関連記事:AIミニPC「GMKtec NucBox K9」に高評価が多い理由を解説

他のGEEKOMミニPCと比較

他にもGEEKOMのミニPCが販売されています。2025、2024年モデルもあるので、ぜひご覧ください。

GEEKOMミニPC完全ガイド!2025 全機種比較と性能/選び方を徹底解説

その他のおすすめ小型PCは?

その他のおすすめ小型PCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

激安で買える海外製の小型PC 最新 機種 ラインナップ まとめ

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