motorola razr 60 ultraレビュー!50 ultraとの違い

motorola razr 60 ultra 閉じた状態の外観
2025年12月12日に発売される「motorola razr 60 ultra」は、Snapdragon 8 Eliteプロセッサを搭載した、「最強の折りたたみスマホが登場した」と評判です。

このレビューでは、razr 60 ultraが前モデル「razr 50 ultra」からどのように進化したのか、下位モデル「razr 60」との違いどこにあるのか、その性能と使い勝手を徹底的に比較・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

motorola razr 60 ultra の長所(Pros):

  • Snapdragon 8 Elite搭載によるAntutu 239万点の圧倒的処理性能
  • 4.0インチ・165Hz・3000nitに進化した超快適なアウトディスプレイ
  • 4,700mAhへの増量と68W急速充電によるスタミナ革命
  • IP48の防塵防水対応とアルカンターラ素材の上質なデザイン
  • 物理ボタン「AI Key」によるスムーズなAI連携

motorola razr 60 ultra の短所(Cons):

  • 前モデルにあった光学2倍望遠レンズが廃止された
  • 充電器が同梱されず別売りになった
  • 高負荷時の動画撮影などで発熱しやすい傾向がある
  • アップデート保証期間が競合他社より短い

総合評価:

motorola razr 60 ultraは、Snapdragon 8 Eliteプロセッサと大画面アウトディスプレイを兼ね備えた、最高峰の縦折りスマートフォンです。物理ボタン「AI Key」ですばやく起動できるオンデバイスのAI機能も兼ね備えており、razr 60よりも利便性がはるかに向上しています。望遠カメラの廃止や充電器別売りといった惜しい点はありますが、長寿命のバッテリーや高速充電、IP48防塵、おサイフケータイ対応など、あらゆる面で「使いやすさ」が追及された一台です。

この記事で分かること

  1. デザインと耐久性: アルカンターラ素材、スカラベグリーン、IP48防塵防水、ヒンジの強度、サイズ比較、付属品、ケース
  2. ディスプレイ: 4.0インチアウトディスプレイ、7.0インチのメインディスプレイ、165Hzリフレッシュレート、ピーク輝度4500nit、折り目の目立ち具合
  3. パフォーマンス: Snapdragon 8 Elite、Antutuベンチマーク、Geekbench 6、CPU性能比較、16GBメモリ
  4. ゲーム性能: 原神、鳴潮、崩壊:スターレイル、PUBG MOBILE、アスファルト9、フレームレート120fps対応、
  5. アプリの動作感: ブラウザ、LINE、マルチタスク、動画編集の書き出し速度、GoogleフォトAI編集、動画編集、発熱
  6. カメラ性能: 5000万画素トリプルカメラ、フレックスビュースタイル、自撮り、8K動画撮影、マクロ撮影
  7. バッテリーと通信: 4700mAh容量、68W TurboPower充電、ワイヤレス充電、リバース給電
  8. AI機能: Moto AI、AI Key、とりまリスト、Next Move、Gemini連携
  9. オーディオ性能: デュアルステレオスピーカー、Dolby Atmos、Snapdragon Sound、空間オーディオ
  10. 通信性能: Wi-Fi 7、au 5G+、Starlink Direct衛星通信、UWB、eSIM
  11. OSと機能: Android 15、Hello UI、おサイフケータイ、Smart Connect、PC連携、Motoジェスチャー
  12. スペック: 詳細仕様一覧、razr 50 ultraとの比較、razr 60との違い
  13. 評価: 5段階評価、詳細な総評、メリット・デメリット
  14. 価格: 購入先、IIJmio、au、安く買う方法、中古、モトローラ公式、SIMフリー

この記事を最後まで読むことで、「motorola razr 60 ultra」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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デザインと耐久性:motorola razr 60 ultraの進化点と実用性

motorola razr 60 ultraの背面 外観 開いた状態

ここでは、新素材を採用した本体デザインや携帯性、そしてIP48へと進化した耐久性について、前モデルや下位モデルとの比較を交えながら書いていきます。

手に吸い付くようなアルカンターラの質感と高級感

箱を開けて最初に驚かされたのは、その独特な手触りでした。背面素材に採用された「アルカンターラ」は、一般的なガラスや金属の冷たさとは無縁で、しっとりと手に馴染む温かみがあります。指紋が全く目立たず、常に美しい状態を保てるのは、毎日使う道具として非常に大きなメリットだと感じました。

形状は角が丸みを帯びており、手のひらに収めたときのフィット感は抜群です。カラーは「スカラベグリーン」という深みのある緑色で、光の当たり方によって表情を変える上品な色合いが所有欲を満たしてくれます。この高級感は、プラスチック感が残る一般的なミッドレンジ機とは一線を画すものであり、フラッグシップモデルとしての風格を漂わせています。

サイズと重量:前モデルからの変化と携帯性

motorola razr 60 ultraの背面 閉じた状態

携帯性に関しては、折りたたみ時のコンパクトさが最大の魅力です。閉じた状態のサイズ約88.12mm × 73.99mm × 15.69mmと非常に小さく、シャツの胸ポケットやミニバッグにもすっぽりと収まります。ただし、重量は約199gとなっており、前モデルの「motorola razr 50 ultra」(約189g)や下位モデルの「motorola razr 60」(約188g)と比較すると、約10g重くなりました。

実際に持ち比べてみると、その密度の高さをずしりと感じます。わずかな差ですが、長時間片手で操作していると、この10gの違いが手首への負担として現れるかもしれません。とはいえ、開いた状態での厚みはカメラバンプを除けば薄く、バランスは悪くありません。メインディスプレイが6.9インチから7.0インチへとわずかに大型化したことも、重量増の要因の一つでしょう。

4倍の強度を誇るヒンジと目立たない折り目

motorola razr 60 ultraのヒンジ

折りたたみスマホの懸念点であるヒンジと画面の折り目(シワ)についても、着実な進化を感じました。ヒンジにはチタン製プレートが採用されており、強度は比較対象のステンレス鋼より高いとされています。開閉時の動きは非常にスムーズでありながら、任意の角度でしっかりと止まる「フレックスビュースタイル」も健在です。

完全に開いた状態で画面を指でなぞってみても、中央の窪みは極めて浅く、正面から見ている分には折り目の存在を忘れてしまうほどでした。動画視聴や電子書籍を読む際にも、没入感を削がれることはありません。

AIキーの新設と接続ポートの配置

motorola razr 60 ultraの側面とボタン

インターフェース面で最も大きな変更点は、本体左側面に新設された「AI Key」です。これを長押しすることで即座にAIアシスタントを呼び出せるのですが、下位モデルの「motorola razr 60」や前モデルには存在しなかった物理ボタンであり、モトローラがAI活用を重視している姿勢が伝わってきます。

右側面には音量ボタンと、指紋認証センサーを兼ねた電源ボタンが配置されています。USB Type-Cポート(USB 2.0)は本体底面の中央にあり、そのすぐ横にスピーカーが配置されています。横持ちでゲームをする際、手がスピーカーを塞ぎにくい位置にあるのは好印象でした。なお、SDカードスロットは非搭載で、ヘッドフォンジャックもないため、ストレージ容量の管理やワイヤレスイヤホンの活用が前提となります。

motorola razr 60 ultraの接続ポート

IP48への進化

耐久性において注目したいのは、防水防塵性能が「IP48」に進化したことです。前モデルの「razr 50 ultra」は「IPX8」であり、水には強いものの防塵性能は明記されていませんでした。今回のIP48対応により、1mm以上の固形物が侵入しない設計となり、ポケットの中のゴミなどがヒンジ内部に入り込むリスクが軽減されたことは、精神的な安心感に繋がります。

付属品の変更

付属品については、注意が必要です。本体には保護カバーSIM取り出しピンが同梱されていますが、前モデルでは付属していた充電器が、今回は別売りになってしまいました。68Wの急速充電性能を活かすためには、対応する充電器を別途用意する必要があります。画面には最初から保護フィルムが貼られていますが、これを剥がすと保証対象外になる可能性があるため、そのまま使用することをおすすめします。

まとめ:デザインと耐久性

  • 第一印象: アルカンターラ素材の背面がもたらす温かみのある手触りと、スカラベグリーンの深い色合いが高級感を演出している。
  • サイズ・重量: 約199gと前モデルより約10g重くなっており、手に持った際に密度の高さを感じる。
  • ヒンジ: チタン製プレートの採用により剛性が高く、折り目も目立たないため視認性は良好である。
  • 操作性: 左側面に新設された「AI Key」により、AI機能へのアクセスが物理的にスムーズになった。
  • 耐久性: IP48に対応し、前モデル(IPX8)にはなかった防塵性能が追加されたことで安心感が増した。
  • 付属品: 純正カバーは付属するが、充電器が同梱されなくなったため、別途購入の必要がある。

ディスプレイ

ここでは、motorola razr 60 ultraのディスプレイについて、アウトディスプレイ、メインディスプレイの2つのセクションに分けて詳細に紹介します。

アウトディスプレイ:motorola razr 60 ultraがもたらす圧倒的な没入感と実用性

motorola razr 60 ultraのアウトディスプレイ

ここでは、シリーズ最高峰のスペックを誇る約4.0インチのアウトディスプレイについて、その表示品質や操作感、そしてカスタマイズの自由度について詳細に書いていきます。

驚異的な明るさと滑らかさを実現した基本スペック

まず手に取って圧倒されたのは、アウトディスプレイとは思えないほどの画面の美しさと滑らかさです。約4.0インチのpOLEDディスプレイ解像度が1,272 x 1,080(417ppi)と非常に高精細で、文字や画像の輪郭がくっきりと表示されます。液晶のタイプはLTPO Flexible AMOLEDを採用しており、10-bitの色深度100% DCI-P3の色域に対応しているため、色の鮮やかさが際立っています。

特に感動したのはその明るさです。ピーク輝度は3000nitに達しており、晴れた日の屋外でも視認性は抜群でした。また、リフレッシュレートは最大165Hzに対応し、タッチレートも通常120Hzゲームモードでは165Hzに達するため、スクロールやタッチ操作の反応がメインディスプレイと遜色ないほどヌルヌルと動きます。

razr 50 ultraやrazr 60との明確な違い

motorola razr 60 ultraのアウトディスプレイ。動画を再生

このディスプレイの凄さは、他機種と比較することでより鮮明になります。前モデルの「motorola razr 50 ultra」も同じ4.0インチで最大165Hzでしたが、ピーク輝度は2400nitでした。今回の「motorola razr 60 ultra」では3000nitへと約25%向上しており、直射日光下での見やすさが確実に進化しています。

一方、下位モデルの「motorola razr 60」と比較すると、その差は歴然です。「razr 60」のアウトディスプレイは約3.6インチと小さく、リフレッシュレートは最大90Hz、ピーク輝度は1700nitにとどまります。ヒンジ付近まで画面が広がっているUltraの大画面感と、165Hzの滑らかな操作感は、一度体験すると戻れないほどの快適さを提供してくれます。

自由自在なカスタマイズとウィジェット

motorola razr 60 ultraのアウトディスプレイ。カレンダー表示

アウトディスプレイのカスタマイズ性は非常に高く、自分好みの「小さなスマホ」を作り上げる楽しさがあります。ホーム画面には複数のパネルを設定でき、天気、カレンダー、連絡先といった基本的なウィジェットを自由に配置可能です。私はよく使うPayPayなどの決済アプリや、Spotifyなどの音楽アプリをすぐに起動できるよう配置してみましたが、スマホを開く手間が省けて非常に便利でした。

また、時計のデザインやフォント、色なども細かく変更できるため、その日の気分や服装に合わせて壁紙を変えるような感覚で楽しめます。お気に入りの写真を表示させてデジタルフォトフレームのように使うのも、この大画面ならではの贅沢な使い方だと感じました。

閉じたままで完結する多機能性

このアウトディスプレイでできることは多岐にわたります。通知が来ればその場で内容を確認できるだけでなく、フルキーボードを表示してメッセージの返信まで行えるのは非常に実用的です。手が離せない時には「とりまリスト」機能を使えば、ハンズフリーで通知をチェックすることも可能です。

カメラ操作においては、この大画面がそのまま高画質なプレビューモニターになります。被写体を確認しながらメインカメラで自撮りができるほか、ジェスチャーを使って離れた場所からシャッターを切ることも容易です。さらに、YouTube動画の再生や音楽のメディアコントロールも閉じたまま快適に行えるため、移動中などの隙間時間にコンテンツを楽しむのに最適でした。

まとめ:アウトディスプレイ

  • サイズと解像度: 約4.0インチの高精細pOLEDディスプレイにより、情報の視認性が非常に高い。
  • 輝度と滑らかさ: 3000nitのピーク輝度と最大165Hzのリフレッシュレートは、屋外での視認性と操作性を劇的に向上させている。
  • 他機種との比較: 前モデルより輝度が向上し、下位モデルのrazr 60(3.6インチ/90Hz)とはサイズと滑らかさで明確な差がある。
  • カスタマイズ性: ウィジェットやパネルの編集が自由自在で、決済アプリなどを配置することで利便性が高まる。
  • 機能性: 通知への返信、カメラのプレビュー、動画視聴など、主要な機能が閉じたままで完結する。

メインディスプレイ:motorola razr 60 ultraが魅せる7.0インチの没入体験

motorola razr 60 ultraのメインディスプレイ。屋外で使用。

ここでは、前モデルからサイズアップし、輝度と解像度が大幅に向上した7.0インチのメインディスプレイについて、実際の視認性や動画視聴時の体験を中心に書いていきます。

圧倒的な明るさと精細さを実現した基本スペック

本体を開くと現れるのは、約7.0インチのSuper HD(2,992 x 1,224)pOLEDディスプレイです。画素密度は464ppiに達し、文字の輪郭から高解像度画像の細部に至るまで、驚くほど精細に描写されます。LTPO技術を採用したAMOLEDパネルは10-bitカラーHDR10+、そしてDolby Visionに対応しており、色の階調表現が豊かで黒の締まりも抜群です。

注目すべきはピーク輝度で、驚異の4500nitを実現しています。実際に晴天の公園で使用してみましたが、直射日光の下でも画面が暗く感じることなく、写真のプレビューや地図アプリがはっきりと視認できました。リフレッシュレートは最大165Hzに対応しており、スクロール操作は指に吸い付くように滑らかです。タッチレートもゲームモード時には300Hzまで向上するため、瞬時の反応が求められるシーンでもストレスを感じません。

razr 50 ultraおよびrazr 60との比較

motorola razr 60 ultraのメインディスプレイ。画面に自然の風景。

このディスプレイの進化は、他機種と比べることでより明確になります。前モデルの「motorola razr 50 ultra」は6.9インチのFHD+(2,640 x 1,080)で、ピーク輝度は3000nitでした。今回の60 ultraではサイズがわずかに大きくなっただけでなく、解像度が高まり、輝度が1.5倍になったことで、屋外での見やすさと映像の迫力が一段階上がったと感じます。

また、下位モデルの「motorola razr 60」はリフレッシュレートが最大120Hzにとどまります。165Hzで動作する60 ultraのヌルヌルとした操作感は、ゲームや高速スクロール時に明確な「格の違い」を感じさせてくれます。

気にならない折り目と快適な触り心地

motorola razr 60 ultraのメインディスプレイ。折り目。

折りたたみスマホで最も気になる「折り目(シワ)」ですが、実際に使ってみて、その存在感の薄さに驚きました。画面がオフの状態で光を当てて角度をつければ中央にうっすらとラインが見えますが、画面を点灯して正面から見ている分には全く気になりません。指で画面中央をなぞってみても、凹凸は極めて浅く、スクロール操作中に指が引っかかるような違和感はほとんどありませんでした。

ヒンジの改良とパネルの進化により、通常のスマホと同じような感覚でコンテンツに没入できます。最初から装着されているスクリーンプロテクターもしっかりとフィットしており、視認性を妨げることはありませんでした。

縦長画面がもたらすコンテンツ体験

motorola razr 60 ultraのメインディスプレイ。画面に動画。

画面のアスペクト比は22:9というかなり縦長の形状です。YouTubeなどで一般的な16:9の動画を再生すると左右(横持ち時)に黒帯が入りますが、7.0インチの大画面と有機ELの漆黒の表現により、黒帯部分はベゼルの一部のように馴染み、映像そのものに集中できました。

一方で、シネマスコープサイズの映画コンテンツを表示すると画面いっぱいに映像が広がり、その没入感は圧巻です。HDRコンテンツを再生した際の輝きと色の鮮やかさは素晴らしく、手のひらの中に映画館があるような感覚を覚えます。

まとめ:メインディスプレイ

  • サイズ・解像度:約7.0インチへ大型化し、Super HD解像度(2,992 x 1,224)による精細な表示が可能。
  • 輝度:ピーク輝度4500nitにより、直射日光下でも視認性が非常に高い。
  • 他機種との比較:前モデル(3000nit)から輝度が大幅向上し、下位モデル(120Hz)よりも滑らかな165Hz駆動を実現している。
  • 折り目:使用中は視覚的にも触覚的にもほとんど気にならず、没入感を妨げない。
  • コンテンツ体験:22:9の縦長比率は映画視聴に適しており、Dolby Vision対応で映像美を堪能できる。

パフォーマンス

motorola razr 60 ultraのCPU

ここでは、motorola razr 60 ultraのパフォーマンスについて、Antutuベンチマーク、CPU性能比較、ゲーム性能、アプリの動作感、メモリとストレージの4つのセクションにわけて詳細に紹介します。

Antutuベンチマーク

motorola razr 60 ultraは、プロセッサーにクアルコムの最新フラッグシップ「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」を採用しています。製造プロセスは省電力性と高性能を両立するTSMCの3nmプロセスで、CPUにはPC向けの技術を統合した独自の「Oryon CPU」(オクタコア構成:最大4.32GHz×2 + 3.53GHz×6)を搭載しています。

グラフィックス処理を担うGPUには、最新の「Qualcomm Adreno 830」を採用しています。この新しいGPUアーキテクチャにより、描画性能と電力効率が飛躍的に向上しており、高精細な3Dゲームやレイトレーシング対応コンテンツも滑らかに処理することが可能です。

Antutuベンチマークは以下のようになっています。

motorola razr 60 ultraのAntutuベンチマーク

Antutu V10 バージョン

例: Antutu V10.4.8 総合で「2391799」、CPUで「558657」、GPUで「990451」、MEMで「471865」、UXで「370826」

総合スコアは約239万点、CPU性能は約55万点、GPU性能は約99万点になります。

その他のベンチマーク結果

Geekbench 6

  • シングルスコアで「2913」
  • マルチスコアで「8727」

GFXBenchのテスト

(Adreno 830のグラフィックスコア)

  • Aztec Ruins OpenGL (High Tier),4K Offscreen,38 Fps
  • Aztec Ruins OpenGL (High Tier),1440p Offscreen,80 Fps
  • Manhattan 3.1.1,1440p Offscreen,147 Fps

CPU性能を比較

motorola razr 60 ultraが搭載するQualcomm Snapdragon 8 Eliteと他のCPUを、Antutuベンチマークで比較してみました。

motorola razr 60 ultraのグラフ。Antutu比較 Qualcomm Snapdragon 8 Elite

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Qualcomm Snapdragon 8 Elite (motorola razr 60 ultra)・・・Antutu:239万
  2. Exynos 2500 (Galaxy Z Flip7)・・・Antutu:160万
  3. Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 (Galaxy Z Flip6)・・・Antutu:150万
  4. Snapdragon 8s Gen 3 (motorola razr 50 ultra)・・・Antutu:135万
  5. Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 (Galaxy Z Flip5)・・・Antutu:126万
  6. Snapdragon 8+ Gen 1 (Galaxy Z Flip4)・・・Antutu:121万
  7. Snapdragon 8+ Gen 1 (motorola razr 40 ultra)・・・Antutu:106万
  8. Google Pixel Fold (Google Tensor G2)・・Antutu:76万
  9. MediaTek Dimensity 7400X (motorola razr 60)・・Antutu:76万
  10. Snapdragon 7 Gen 1 (motorola razr 40)・・Antutu:67万

motorola razr 50 ultra比較でわかること

前モデルである「motorola razr 50 ultra」は「Snapdragon 8s Gen 3」を搭載し、スコアは約135万点でした。今回の「razr 60 ultra」は約239万点と、スコアが約100万点以上も向上しており、単なるマイナーチェンジではなく、処理性能が劇的に進化したことがわかります。基本操作のサクサク感はもちろん、将来的なアップデートへの耐用年数という面でも大きなアドバンテージがあります。

motorola razr 60比較でわかること

下位モデル「motorola razr 60」は「MediaTek Dimensity 7400X」を搭載しており、スコアは約76万点です。これに対し、「razr 60 ultra」はその3倍以上のスコアを叩き出しています。日常使いではどちらも快適ですが、3Dゲームの画質設定や動画編集の書き出し速度といった高負荷なシーンでは、埋められないほどの圧倒的な性能差が存在します。

その他の機種との比較でわかること

競合となるサムスンの「Galaxy Z Flip6」(Snapdragon 8 Gen 3)の約150万点 を大きく引き離しているだけでなく、最新世代の「Galaxy Z Flip7」に搭載されたExynos 2500(約160万点)すらも凌駕しています。現時点で入手可能な縦折りスマートフォンの中で、頭一つ抜けたトップクラスの性能を持っていると言えます。

ゲーム性能

motorola razr 60 ultraで原神をプレイ

ここでは、motorola razr 60 ultraが搭載する最新の「Qualcomm Snapdragon 8 Elite」プロセッサ が、実際のゲームプレイにおいてどのようなパフォーマンスを発揮するのか、5つの人気タイトルを実際にプレイして検証しました。具体的なフレームレート(FPS)や挙動について詳細にレビューします。

原神 (Genshin Impact)

モバイルゲームのベンチマークとして名高い「原神」ですが、この端末では驚異的な安定感を見せました。画質を「最高」、フレームレートを「60FPS」に設定してプレイしましたが、AnTuTu GPUスコア約99万点(実測値)の実力は伊達ではありません。

スメールの広大な砂漠地帯からフォンテーヌの複雑な水中探索、さらにはナタの入り組んだ地形に至るまで、移動中のレンダリング遅延は皆無でした。特に負荷が高いとされる「螺旋」で多数の敵が一斉に出現するシーンや、派手な元素爆発を連続して発動する場面でも、フレームレートは60fpsに張り付いたまま微動だにしません。Geekbenchマルチスコア8727 を叩き出すCPU性能と高速メモリのおかげで、マップテレポート時の読み込みも一瞬で完了します。懸念された発熱によるサーマルスロットリングも発生までの猶予が非常に長く、長時間のプレイでも滑らかな描画が維持されました。

鳴潮 (Wuthering Waves)

スタイリッシュなアクションが売りの「鳴潮」も、「最高画質」かつ「60FPS」設定で検証しました。このゲームは「ジャスト回避」や「パリィ」といったタイミングシビアな操作が要求されますが、Snapdragon 8 Eliteの処理能力により、その体験は極上です。

激しくカメラを動かす戦闘シーンや、「鉤縄」を使ってフィールドを高速移動する際にも、背景の読み込み遅れ(ポップイン)を感じさせません。敵の攻撃を見切ってパリィを決める瞬間も、入力遅延を一切感じることなく即座にアクションが反映されるため、爽快感が段違いです。パーティクルエフェクトが飛び交うボス戦においても、解像度を落とすことなく高精細なテクスチャを維持し続け、まるで最新のコンシューマー機で遊んでいるかのような没入感を味わえました。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

豪華な3Dグラフィックが魅力の「崩壊:スターレイル」では、「最高画質」および「60FPS」設定でプレイしました。特にグラフィック負荷が高いとされる「ピノコニー」の黄金の刻エリアでは、多数のNPCや動的オブジェクトが表示されますが、ここでもフレームレートの低下は見られず、スムーズな移動が可能でした。

戦闘中の必殺技アニメーションは、映画のようなクオリティで滑らかに再生され、エフェクトが重なるシーンでも処理落ちは一切ありません。GPU性能に余裕があるため、もしゲーム側が対応すればさらに高いフレームレートでも安定しそうなポテンシャルを感じます。ターン制特有のメニュー開閉や画面遷移もキビキビと動作し、周回プレイもストレスフリーで快適そのものでした。

PUBG MOBILE (PUBGモバイル)

motorola razr 60 ultraでPUBG MOBILEをプレイ

バトルロイヤルシューターの「PUBG MOBILE」においては、このプロセッサにとって負荷は軽微と言えるレベルです。画質を「ウルトラHDR」、フレームレートを「120FPS」(または90FPS)に引き上げても、動作は極めて安定しています。

処理落ちが起きやすい激戦区へのパラシュート降下時や、終盤の安地でスモークグレネードが多用されるシーン、車両での高速移動中であっても、フレームレートは揺らぐことなく120fps(設定可能な上限)を維持し続けました。この高いリフレッシュレートと安定性は、エイムの追従性に直結し、近距離での撃ち合いにおいて明確なアドバンテージを感じることができます。発熱も最小限に抑えられており、長時間プレイしても画面が暗くなるような制御が入ることはありませんでした。

アスファルト9:Legends (Asphalt 9: Legends)

motorola razr 60 ultraでアスファルト9をプレイしている

最後に、派手な演出が特徴の「アスファルト9:Legends」を「最高設定(高画質)」かつ「60FPS」でプレイしました。画面狭しと舞い散る火花や破片、雨粒の表現、そして高速で流れる背景の描画が、一切の破綻なく行われます。

ニトロショックウェーブ発動時の激しいエフェクトや、多台数が絡むクラッシュシーンにおいても、GPU負荷にはまだ余裕がある印象です。車体の映り込み(リフレクション)や路面の質感もリアルタイムで美しく処理され、常に上限の60fpsに張り付いていました。操作に対する車の反応がリニアであるため、繊細なドリフトコントロールやコース取りも思い通りに決まります。

まとめ:ゲーム性能

Snapdragon 8 Eliteを搭載したmotorola razr 60 ultraは、現行のAndroidスマートフォンの中で群を抜いたゲーム性能を持っています。今回検証したすべてのタイトルにおいて、最高画質設定と最高フレームレートの両立が可能であり、高負荷なシーンでもカクつきを感じることはありませんでした。特に、長時間プレイしても安定したパフォーマンスを維持できる点は、ゲーマーにとって大きなメリットと言えるでしょう。折りたたみスマホでありながら、妥協のない次世代のゲーム体験を提供してくれる一台です。

アプリの動作感:motorola razr 60 ultraの処理速度と発熱のリアル

motorola razr 60 ultraでSNSを使用

ここでは、最新のSnapdragon 8 Eliteを搭載した本機が、日常のブラウジングから高負荷な編集作業までをどのようにこなすのか、そして避けて通れない発熱問題について、前モデルや下位モデルとの比較を交えて詳しく書いていきます。

ブラウザやLINEの快適さとマルチタスクの余裕

日常的に最も使用する「Google Chrome」でのブラウジングや、SNSのタイムラインスクロールは、最大165Hzのリフレッシュレートのおかげで驚くほど滑らかです。指に吸い付くような追従性は、リフレッシュレートが最大90Hz(アウトディスプレイ)や120Hz(メイン)に留まる下位モデルの「motorola razr 60」とは明らかに別次元の体験です。また、「LINE」の通知が来た際、開かずにアウトディスプレイだけで返信を完結できるスムーズさも健在で、キーボード入力の遅延も全く感じません。

マルチタスク性能に関しても、メモリが前モデル「razr 50 ultra」の12GBから16GB(LPDDR5X)へと増量された恩恵を強く感じました。複数のアプリを立ち上げっぱなしにしていても、バックグラウンドで落ちることがほとんどありません。「スワイプで分割」機能を使い、YouTubeで動画を見ながらブラウザで調べ物をするといった操作も一瞬で画面が切り替わり、カクつき皆無で動作します。この余裕のある挙動は、パソコンと連携する「Smart Connect」を使用した際にも安定感として現れていました。

AI編集と動画エンコードで感じる圧倒的なパワー

処理能力の差が最も顕著に現れたのは、画像や動画の編集作業です。「Googleフォト」の「編集マジック」や「消しゴムマジック」を使って、写真から不要な人物を消去する際、生成AIの処理待ち時間が「razr 50 ultra」と比較して体感で数秒短縮されています。Snapdragon 8 Eliteの強力なNPU性能が、AI処理において明確なアドバンテージをもたらしている証拠でしょう。

動画編集アプリ「LumaFusion」で4K動画のカット編集や書き出しを行った際も、そのパワーに驚かされました。複雑なトランジションを多用してもプレビューが止まることはなく、書き出し速度も爆速です。下位モデルの「razr 60」ではプレビューがカクつくような高ビットレートの素材でも、「razr 60 ultra」なら涼しい顔で処理してくれます。クリエイティブな作業をスマホで完結させたい人にとって、この処理能力は非常に頼もしい存在です。

高負荷時の発熱とパフォーマンスの制御

圧倒的な性能を持つ一方で、発熱に関しては注意が必要です。長時間「原神」などの重いゲームをプレイしたり、4K動画を連続撮影したりしていると、特にカバーディスプレイ付近(カメラ横)に明確な熱を感じます。コンパクトな筐体に高性能チップを詰め込んでいるため、熱がこもりやすい傾向は前モデルから変わっていません。

ベンチマークテストや高負荷が続くと、本体保護のためにCPUスロットリング(性能制限)が働きます。実際に、長時間負荷をかけ続けると画面の最大輝度がわずかに制限される挙動が見られました。ただ、アプリが強制終了するような深刻なオーバーヒートには遭遇しておらず、熱くなりつつも動作は安定しています。発熱のレベルは「razr 60」よりも高いですが、その分ピーク性能はずば抜けているため、ここはこの形状におけるトレードオフと捉えるべきでしょう。

まとめ:アプリの動作感

  • ブラウザ・SNS:最大165Hzのリフレッシュレートにより、ChromeやX(旧Twitter)のスクロールが極めて滑らかで、下位モデルとの差は歴然である。
  • マルチタスク:メモリが16GBに増量されたことで、アプリの切り替えや分割画面の使用が非常にスムーズで、タスク落ちも少ない。
  • 画像・動画編集:Snapdragon 8 Eliteの恩恵により、GoogleフォトのAI編集や4K動画の書き出し速度が前モデルより体感できるほど高速化した。
  • 発熱箇所:高負荷時にはカバーディスプレイ付近が集中的に熱くなり、放熱の難しさを感じる場面がある。
  • 安定性:発熱によるスロットリング(性能抑制)は発生するものの、アプリのクラッシュなどの不安定な挙動はなく、実用性は保たれている。

メモリとストレージ:motorola razr 60 ultraの圧倒的な余裕とスピード

motorola razr 60 ultraのメモリ・ストレージ

ここでは、PC並みの大容量メモリと超高速ストレージがもたらす快適な操作感と、SDカード非対応を補うクラウド活用の重要性について書いていきます。

16GBの大容量RAMとRAMブーストでマルチタスクも余裕

motorola razr 60 ultraを使っていて最も頼もしく感じるのは、16GB(LPDDR5X)という圧倒的なメモリ容量です。前モデルの「razr 50 ultra」は12GB でしたが、そこからさらに4GB増量されたことで、多数のアプリを同時に開いていても動作が重くなる気配がありません。実際に、ゲームをプレイ中に攻略サイトをブラウザで開き、さらにLINEで返信を返すといった激しいマルチタスクを行っても、アプリが再読み込み(リロード)されることなく瞬時に切り替わります。

また、ストレージの一部を仮想メモリとして使用する「RAMブースト」機能も健在で、物理メモリと合わせればさらに広大な作業領域を確保できます。下位モデルの「razr 60」はメモリ規格がLPDDR4X、容量も最大12GB(モデルによっては8GB)に留まるため、この「ultra」ならではの超高速・大容量メモリは、長く快適に使いたいユーザーにとって大きなメリットです。

超高速UFS 4.0ストレージとmicroSD非対応の現実

ストレージ容量は512GBあり、写真や動画、大容量のゲームアプリを大量に保存しても簡単には埋まりません。注目したいのはその規格で、最新の「UFS 4.0」を採用しています。これによりデータの読み書き速度が劇的に速く、数GBある重いゲームのインストールやロード時間が、UFS 2.2を採用している「razr 60」と比較して体感できるほど短縮されました。PCへ写真データをバックアップする際の転送速度も爆速です。

一方で、これまでのシリーズ同様にmicroSDカードスロットは搭載されていません。512GBあれば当面は困りませんが、4K動画を頻繁に撮影するような使い方をする場合、本体だけでデータを管理し続けるのは難しいかもしれません。

クラウドストレージの活用がカギ

microSDカードで容量を増やせないため、長期的な運用にはクラウドストレージの活用が欠かせません。私は撮影した写真や動画を自動的に「Google Drive」や「Google フォト」にバックアップする設定にしています。また、仕事のドキュメントは「Microsoft OneDrive」、個人的なファイルは「Dropbox」や「Amazon Drive」に振り分けることで、本体ストレージを圧迫しないよう工夫しています。通信速度の速い5GやWi-Fi 7に対応している本機なら、クラウドへのアップロードもスムーズで、ローカル保存と変わらない感覚でデータを扱えるのが救いです。

まとめ:メモリとストレージ

  • RAM容量・規格: 16GBの大容量LPDDR5X(9600Mbps)メモリを搭載し、前モデル(12GB)からさらに強化されたことで、アプリの同時起動や切り替えが極めてスムーズ。
  • ストレージ性能: UFS 4.0規格の512GBストレージを採用しており、アプリの起動やインストール、大容量ファイルの転送速度が「razr 60」(UFS 2.2)と比較して圧倒的に速い。
  • マルチタスク: 豊富な物理メモリのおかげで、重いゲームとブラウザを行き来してもアプリが落ちることがなく、快適な作業環境を維持できる。
  • 拡張性: microSDカードスロットは非搭載のため、物理的な容量拡張はできない。
  • データ管理: 512GBの空き容量は頼もしいが、長期的にはGoogle Driveなどのクラウドストレージとの併用が必須となる。

カメラ性能:motorola razr 60 ultraのトリプル50MPとAIが切り拓く表現力

motorola razr 60 ultraで撮影した写真。カフェ。

ここでは、メイン、超広角、インカメラのすべてに5,000万画素センサーを搭載し、AI機能と折りたたみならではの撮影スタイルを融合させたカメラ性能について詳しく書いていきます。

オール50MPの高解像度システム

背面のメインカメラには、1/1.56インチの大型センサーを採用した5,000万画素(f/1.8)の広角レンズを搭載しています。光学式手ぶれ補正(OIS)も備えており、手持ちでもブレを抑えた撮影が可能です。その隣には、同じく5,000万画素の超広角+マクロカメラ(f/2.0、画角122°)が配置されており、広大な風景から微細な接写までを高精細に捉えます。さらに驚くべきは、内側のインカメラまでもが5,000万画素(f/2.0)に強化されている点です。Pantone認証を受けた色表現により、肌の色や空の青さを忠実に再現できるのも大きな特徴です。

前モデル・下位モデルとの決定的な違い

比較して最も大きく変わったのは「望遠レンズの有無」です。前モデルの「motorola razr 50 ultra」は、超広角レンズを廃止して光学2倍望遠レンズを搭載するという尖った構成でした。しかし、今回の「razr 60 ultra」では超広角レンズが復活し、代わりに光学望遠レンズが非搭載となりました。広角レンズの高画素クロップでズームをカバーしつつ、狭い室内や風景撮影で需要の高い超広角撮影が可能になったのは、個人的には使い勝手が向上したと感じます。

motorola razr 60 ultraで撮影した写真。超広角で撮影。

また、下位モデルの「motorola razr 60」と比較すると、あちらは超広角が1,300万画素、インカメラが3,200万画素にとどまります。すべてのレンズで妥協のない5,000万画素センサーを搭載しているのは、Ultraだけの明確な強みです。

失敗を防ぐ賢いAI機能

撮影をサポートするAI機能も充実しています。「アクションショット」は、動き回るペットや子供を撮影する際にシャッタースピードを自動調整し、ブレのない鮮明な写真を残してくれます。また、集合写真で誰かが目をつぶってしまっても、複数のフレームからベストな表情を組み合わせてくれる「グループショット」機能は、撮り直しの手間を省いてくれる頼もしい機能でした。AIがシーンに合わせて色味を微調整する「パーソナルスタイル」も、料理やポートレートを雰囲気たっぷりに仕上げてくれます。

折りたたみだからできる自由な撮影スタイル

motorola razr 60 ultraの「フレックスビュースタイル」

フレックスビュースタイル」こそが、この機種の真骨頂です。本体を90度に曲げて机に置けば三脚いらずで撮影でき、ローアングルからの迫力ある構図も画面を覗き込みながら楽に撮影できます。

特に気に入っているのが、アウトディスプレイを使ったプレビュー機能です。被写体となる友人が、外側の画面で自分の映りを確認しながらポーズをとれるため、自然な笑顔を引き出せます。自撮りをする際も、高画質なメインカメラを使い、手のひらを向ける「ジェスチャー」でシャッターを切れるため、インカメラとは次元の違う美しいセルフィーが撮れました。

昼も夜も、見たまま以上に美しく

motorola razr 60 ultraで撮影した写真。赤い花。

日中の公園で花や風景を撮影してみましたが、Pantone認証のおかげか、植物の緑や空の青さが過度に強調されることなく、鮮やかでありながら自然な色合いで記録されました。超広角カメラのマクロ機能を使えば、花びらの脈までくっきりと写し出せます。

夜間の撮影では、自動ナイトビジョンが効果を発揮します。街灯の少ない路地でも、ノイズを強力に抑えつつ、明るくクリアな写真が撮れました。大型センサーとOISの恩恵により、手持ちでもブレの少ないプロフェッショナルな夜景写真が簡単に撮れるのは快感です。

motorola razr 60 ultraで撮影した写真。夜間の住宅

魔法のような編集体験

撮影後の楽しみも広がります。Googleフォトに統合された編集機能を使えば、写り込んだ不要な通行人を「消しゴムマジック」で一瞬にして消去したり、「ボケ補正」でピントの甘い写真をくっきりさせたりできます。AIを使った「編集マジック」では、被写体の位置を動かしたり背景を変えたりといった高度な加工も数タップで完了し、SNS映えする一枚に仕上げられました。

8K動画とDolby Visionの没入感

motorola razr 60 ultraで動画を撮影

動画性能もフラッグシップ級です。最大8K(30fps)の高精細な録画が可能で、4K(60fps)でも撮影できます。特にDolby Vision対応のHDR録画は、明暗差の激しいシーンでも白飛びや黒つぶれを抑え、肉眼に近いリアルな映像を残せました。

手ブレ補正も強力で、「水平ロック」機能を使えば、カメラを大きく傾けても水平を保った映像が撮れます。ただし、4K動画を長時間回していると、カメラ付近が熱を持つ傾向がありました。発熱による停止まではいきませんでしたが、長回しの際は少し気にかける必要があるかもしれません。

まとめ:カメラ性能

  • カメラ構成: メイン、超広角、インカメラのすべてに5,000万画素センサーを搭載し、死角のない高画素構成を実現している。
  • 比較(razr 50 ultra): 前モデルで採用された光学2倍望遠レンズが廃止され、代わりに高画素な超広角+マクロレンズが復活した。
  • 比較(razr 60): 下位モデルは超広角13MP、イン32MPであり、全レンズ50MPのUltraは解像感で圧倒的に優れている。
  • 撮影スタイル: フレックスビューによる三脚不要の撮影や、アウトディスプレイをモニターにした高画質自撮りが極めて便利である。
  • 画質: Pantone認証による自然な色再現と、大型センサーによる夜景性能は非常に高く、マクロ撮影も実用的である。
  • 動画性能: 8K録画やDolby Visionに対応し、強力な手ブレ補正を備えるが、高負荷時の発熱には注意が必要である。

バッテリー持ちと充電:motorola razr 60 ultraのスタミナ革命

motorola razr 60 ultraの外観。開いた状態の前面。

ここでは、前モデルから大幅に増量されたバッテリー容量と、クラムシェル型としては驚異的なスタミナ、そして68Wへ進化した急速充電の実力について書いていきます。

4,700mAhへの増量と驚異的なベンチマーク結果

折りたたみスマホ最大の弱点と言われてきたバッテリー持ちですが、motorola razr 60 ultraはその常識を完全に覆しました。バッテリー容量は4,700mAh に達し、前モデルの「motorola razr 50 ultra」の4,000mAh から一気に700mAhも増量されています。下位モデルの「motorola razr 60」も4,500mAh と健闘していますが、Ultraの容量は頭一つ抜けています。

バッテリーテストの結果

この容量アップに加え、省電力性に優れたSnapdragon 8 Eliteチップの恩恵は、客観的なテストデータにも表れています。日常的な使用を想定したアクティブ使用スコアでは15時間10分を記録し、前モデルの12時間05分から着実な進歩を遂げました。

各項目の数値をみても、通話時間は33時間20分、Webブラウジングは15時間52分と十分な長さです。さらに、バッテリー消費が激しい動画再生においても19時間32分、ゲームプレイでは7時間48分持続するなど、特定の用途に偏ることなく全体的にスタミナが底上げされていることが数値からも裏付けられています。

1日使い倒しても余裕が残る安心感

実際に朝から晩までメイン機としてハードに使ってみましたが、そのスタミナには感動すら覚えました。朝の通勤電車で「Spotify」を聴きながらニュースをチェックし、日中は仕事の連絡を「Slack」や「LINE」で頻繁に行い、昼休憩には「YouTube」で動画を視聴しました。さらに帰宅中には高負荷な「原神」を30分ほどプレイしましたが、帰宅時点でもバッテリー残量は60%以上ありました。

これには、4.0インチのアウトディスプレイの存在も大きく寄与しています。通知確認やちょっとした返信をスマホを開かずに済ませられるため、メインディスプレイを点灯させる頻度が減り、結果としてバッテリー消費が抑えられていると感じました。ヘビーユーザーであっても、モバイルバッテリーを持ち歩く必要性は薄れるでしょう。

68W急速充電の爆速体験と注意点

motorola razr 60 ultraで充電している。

充電速度に関しても、明確な進化を遂げています。有線での充電は68W TurboPowerに対応しており、これは前モデルの45Wや、下位モデル「razr 60」の30W と比較して圧倒的な速さです。バッテリーが空の状態からフル充電までにかかる時間は約45分で、忙しい朝の身支度の時間だけでも十分な量を回復できました。

さらに、15Wのワイヤレス充電に加え、今回は5Wのリバース充電(給電)にも対応しました。外出先でワイヤレスイヤホンの充電が切れた際、スマホの背面に置くだけで充電できるのは非常に便利です。ただし、一つ残念な点は付属品です。前モデルでは同梱されていた充電器が、今回は別売りになってしまいました。68Wの性能を最大限引き出すには、対応する充電器を別途用意する必要がある点には注意が必要です。

まとめ:バッテリー持ちと充電

  • バッテリー容量:4,700mAhの大容量バッテリーを搭載し、前モデル(4,000mAh)から大幅に増量されたことで、折りたたみスマホの弱点を克服している。
  • 持続時間:アクティブ使用スコアで15時間10分を記録し、Web閲覧や動画再生においても長時間駆動を実現しているため、ヘビーユースでも1日安心して使える。
  • 充電速度:68W TurboPower充電に対応し、約45分でフル充電が可能。前モデル(45W)や下位モデル(30W)と比較して充電待ち時間が大幅に短縮された。
  • ワイヤレス機能:15Wのワイヤレス充電に加え、5Wのリバース充電に対応したことで、アクセサリー類への給電が可能になり利便性が向上した。
  • 付属品:前モデルとは異なり充電器が同梱されていないため、急速充電を利用するには別途購入が必要である。

AI機能:motorola razr 60 ultraが提案する「AI Key」と進化したアシスタント

motorola razr 60 ultraの「Moto AI」を「AI Key」で呼び出している

ここでは、専用の「AI Key」を搭載し、最新のSnapdragon 8 Eliteによってオンデバイス処理能力が飛躍的に向上したAI機能について、Moto AIとGoogle Geminiの使い勝手を中心に書いていきます。

物理ボタン「AI Key」が変えるAI体験と処理速度

motorola razr 60 ultraのAI機能において、最も象徴的な違いは本体左側面に新設された「AI Key」の存在です。下位モデルの「motorola razr 60」や前モデルにはこの物理ボタンがなく、AIを呼び出すには画面操作や特定のジェスチャーが必要でした。しかし、本機ではこのボタンを押すだけで即座にAIインターフェースを呼び出せるため、AIを使うハードルが劇的に下がりました。

また、プロセッサーに「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」を搭載し、高性能なNPU(Qualcomm Hexagon NPU)を備えている点も重要です。これにより、クラウドを経由しないオンデバイスAI(ローカル処理)の反応速度が向上しており、プライバシーを守りながら遅延のない快適なレスポンスを実現しています。

忙しい朝の救世主「とりまリスト」

motorola razr 60 ultraの「とりまリスト」

実際に使ってみて最も実用的だと感じたMoto AIの機能が「とりまリスト(Catch Me Up)」です。これは、溜まってしまった通知をAIが要約して教えてくれる機能です。朝起きた時や会議の後にスマホを見ると、LINEやメールの通知が大量に来ていてうんざりすることがありますが、この機能を使えば「誰から、どんな用件の連絡が来ているか」を短時間で把握できます。

特に4.0インチのアウトディスプレイとの相性が抜群で、スマホを開かずに「とりまリスト」と声をかけるか操作するだけで、見逃した情報の概要をサクッと確認できるのは、多忙な現代人にとって強力な武器になると感じました。

状況を先読みする「Next Move」

Next Move」は、画面に表示されている内容やユーザーの行動を理解し、リアルタイムで次のアクションを提案してくれる、非常に気の利いたプロアクティブな機能です。

実際に友人とメッセージアプリで週末のディナーについて相談していた時のことです。友人が特定のレストランの名前を挙げた瞬間、Next Moveがその店名を認識し、即座に地図アプリでの場所確認や、予約サイトへのアクセスを提案してくれました。これまでは、メッセージアプリを閉じてブラウザを開き、店名をコピー&ペーストして検索するという手順が必要でしたが、その一連の動作がワンタップで完結したのです。まるで私の思考を先読みしてくれているかのような感覚で、アプリ間を行き来するストレスから解放される快感がありました。

便利なツール群「おまとメモ」と「Playlist Studio」

motorola razr 60 ultraの「Playlist Studio」

ビジネスシーンで役立つのが、ボイスレコーダーでの録音を自動で文字起こし・要約してくれる「おまとメモ(Pay Attention)」や、画面上の情報をスクリーンショットとともに記憶しておける「お気にいリマインダー(Remember This)」です。会議の議事録作成などが大幅に楽になります。

クリエイティブな面では「Playlist Studio」があり、今の気分や雰囲気を伝えるだけで、AIがそれに合った音楽プレイリストを作成してくれます。ドライブ中に「テンションが上がる曲」とリクエストするだけで、ぴったりのBGMを用意してくれるのは楽しい体験でした。

Google Geminiとの強力な連携

Moto AIだけでなく、Googleの生成AI「Gemini」とも深く連携しています。Google One AIプレミアムプランの特典により「Gemini Advanced」を利用できるほか、画面上の気になったものを丸で囲むだけで検索できる「かこって検索」にも対応しており、ブラウザを開いて検索ワードを打ち込む手間から解放されました。

使っていて感じたのは、日常のちょっとした操作や要約は「Moto AI」、複雑な調べ物やクリエイティブな相談は「Google Gemini」というように、得意分野での使い分けが自然とできる点です。

まとめ:AI機能

  • 専用ハードウェア: 左側面に新設された「AI Key」により、ワンタッチでAI機能を呼び出せる利便性は、物理ボタンを持たない「razr 60」との大きな差別化ポイントである。
  • 処理能力: Snapdragon 8 EliteのNPUにより、オンデバイスAIの処理が高速で、セキュリティ面でも安心感がある。
  • とりまリスト: 溜まった通知を要約してくれる機能は、アウトディスプレイでの確認作業を効率化し、情報の見落としを防ぐのに役立つ。
  • Next Move: 画面上の情報を解析して地図の起動などを先回りして提案してくれるため、アプリ切り替えの手間が省け、操作がスムーズになる。
  • 便利機能: 会議の記録に便利な「おまとメモ」など、実用的なAIツールが充実している。
  • Google連携: 「Gemini」や「かこって検索」にスムーズにアクセスでき、Moto AIと補完し合うことで幅広いタスクに対応できる。

オーディオ性能:motorola razr 60 ultraの迫力あるサウンドと実用性

motorola razr 60 ultraのオーディオ。音楽を再生。

ここでは、Dolby Atmosに対応したデュアルステレオスピーカーの実力や、ワイヤレスオーディオの接続性、そして実際に使用して気になった点について書いていきます。

空間を満たす大音量とSnapdragon Soundの恩恵

本機はデュアルステレオスピーカーを搭載し、立体音響技術「Spatial Sound」および「Dolby Atmos」に対応しています。実際に音楽を再生してみると、コンパクトなボディからは想像できないほどの音圧があり、小さな部屋であればBGMとして十分に満たせる87.1dBという音量を記録しました。

前モデルの「motorola razr 50 ultra」と比較すると、ベンチマーク上のラウドネススコアは「Excellent」から「Very Good」へと数値上わずかに変化していますが、聴覚上の迫力は健在です。また、プロセッサーにSnapdragon 8 Eliteを搭載し、高音質ワイヤレスオーディオ技術「Snapdragon Sound」にも完全対応しています。この点はMediaTek製チップを搭載する下位モデル「motorola razr 60」に対する明確なアドバンテージと言えます。

Bluetooth 5.4やaptX Adaptiveなどの最新コーデックもサポートしており、対応イヤホンでの接続安定性と音質は極めて良好でした。

ボーカルが際立つクリアな音質体験

音質については、特に中高音域の表現力が素晴らしいと感じました。YouTubeでミュージックビデオを視聴した際、ボーカルの声が楽器の音に埋もれることなく、非常にクリアに前面に出てきます。Dolby Atmosをオンにして映画を観ると、セリフの明瞭さと効果音の広がぼりが増し、手のひらサイズの映画館のような没入感を味わえました。

ユニークなのは、音量を上げると大型スピーカーの振動が本体を通じて手に伝わってくることです。The Knifeの「Silent Shout」のような低音の効いた楽曲を再生すると、指先からビートを感じることができ、単に耳で聴くだけではないフィジカルな音楽体験が楽しめます。

気になったスピーカー位置と低音の質感

一方で、弱点も感じました。本体底面のスピーカー位置が、横持ちでゲームをする際にちょうど掌で塞いでしまう場所にあります。音の抜けが悪くなるため、ゲームプレイ時は持ち方を工夫するか、上下を逆にする必要がありました。

また、低音域に関しては、音量は出ているものの明瞭さに欠ける場面があります。迫力はあるのですが、重低音が響く楽曲では少しボワついた印象を受けました。より繊細な音楽鑑賞や、完璧な低音バランスを求めるなら、ヘッドフォンジャックは非搭載のため、USB-C変換アダプタか高品質なワイヤレスイヤホンの使用をおすすめします。

まとめ:オーディオ性能

  • スピーカー構成: デュアルステレオスピーカーを搭載し、Dolby AtmosとSpatial Soundに対応することで、立体感のあるサウンドを実現している。
  • 音量: 最大音量は87.1dBを記録し、小さな部屋であれば十分に満たせるほどのパワフルな出力を持っている。
  • 音質: ボーカルや高音域が非常にクリアで聴きやすく、動画視聴や通話において優れたパフォーマンスを発揮する。
  • ワイヤレス接続: Snapdragon 8 Eliteの恩恵により「Snapdragon Sound」に対応しており、高品質なワイヤレスオーディオ体験が可能である。
  • 比較(razr 50 ultra): ラウドネススコアは前モデルの方が数値上は高かったが、本機も「Very Good」評価であり実用上の不満はない。
  • 問題点: 底面スピーカーの位置がゲームプレイ時に手で塞がりやすく、低音域の解像度がやや甘く感じられる場合がある。

通信性能:motorola razr 60 ultraが繋ぐ次世代のネットワーク

motorola razr 60 ultraでGPS、地図を利用している

ここでは、Wi-Fi 7やauの「5G+」、さらには衛星通信にまで対応した本機の先進的な通信機能について、実際の繋がりやすさや速度体験を中心に書いていきます。

au「5G+」と衛星通信がもたらす安心感

外出先でのモバイル通信において、motorola razr 60 ultraは非常に頼もしいパートナーでした。特にau回線を利用した際、「5G+」アンテナピクトが表示されるため、自分が高速なミリ波やSub6エリアにいるのかが一目で分かります。実際に都心の混雑したカフェで使用した際も、回線が詰まる感覚がなく、大容量のデータをスムーズにやり取りできました。

さらに注目したいのが、衛星と直接通信する「au Starlink Direct」への対応です。まだメッセージ送受信に限られますが、山間部へのドライブなどで携帯電波が届かないエリアに入ったとしても「空が見えていれば繋がる」という安心感は、これまでのスマホにはなかった大きなメリットだと感じました。

対応バンドも広く、nanoSIMとeSIMのデュアル運用が可能ですが、ドコモの5G主要バンドであるn79には対応していないため、ドコモ系SIMを使う場合はエリアによって5Gを掴みにくい場合がある点は留意しておくべきでしょう。

Wi-Fi 7対応で自宅のネット環境が爆速に

自宅の固定回線との接続では、最新規格「Wi-Fi 7」に対応している恩恵を強く感じました。Wi-Fi 7ルーターに接続し、混雑の少ない6GHz帯を利用してゲームのアップデートファイルをダウンロードしてみましたが、その速度は圧巻です。下位モデルの「motorola razr 60」はWi-Fi 6Eまでの対応にとどまるため、大容量コンテンツを頻繁に扱うユーザーにとっては、より高速で遅延の少ないUltraの通信性能が明確な強みとなります。テザリング使用時も通信が途切れることなく安定しており、外出先での作業用ルーターとしても優秀でした。

「みちびき」対応の高精度なナビゲーション

位置情報サービスに関しては、GPS、GLONASS、Galileo、Beidouに加え、日本の準天頂衛星システム「QZSS(みちびき)」に対応しています。実際に車載ホルダーにセットしてナビアプリを使用してみましたが、高層ビルが立ち並ぶ都市部でも自車位置を見失うことがほとんどありませんでした。交差点での右左折のタイミングも正確で、測位の捕捉速度も速いため、地図アプリを開いてすぐに移動を開始できるレスポンスの良さが光ります。

UWB対応で広がるデバイス連携

Bluetoothはバージョン5.4に対応しており、ワイヤレス機器との接続は非常に安定しています。そして、本機ならではの進化点が「UWB(超広帯域無線)」への対応です。これにより、UWB対応の紛失防止タグ(トラッカー)などを探す際、方向や距離をセンチメートル単位で正確に特定できるようになりました。これは前モデルや下位モデルにはない機能であり、対応アクセサリーを持っている、あるいは今後導入予定の方にとっては見逃せないポイントです。

まとめ:通信性能

  • モバイル通信: auの「5G+」に対応し高速通信エリアが視覚的に分かりやすく、さらに「au Starlink Direct」による衛星通信にも対応したことで、圏外エリアでの安心感が格段に向上した。
  • Wi-Fi性能: 最新のWi-Fi 7に対応しており、Wi-Fi 6E止まりの下位モデル「razr 60」と比較して、対応ルーター環境下でのダウンロード速度や安定性が優れている。
  • 位置情報: 「みちびき(QZSS)」を含むマルチGNSSに対応し、都市部でのナビゲーションでも現在地を見失いにくく高精度である。
  • 近距離通信: UWB(超広帯域無線)に新たに対応したことで、対応するスマートタグなどの位置を正確に特定できるようになった点が、旧モデルからの進化点である。
  • 注意点: ドコモの5Gバンドn79には対応していないため、使用するキャリアによっては5Gエリアが限定される場合がある。

OSと機能:motorola razr 60 ultraが提供する快適な操作体験とサポートの課題

motorola razr 60 ultraのUI画面。アプリ一覧

ここでは、Android 15をベースにした使いやすいUIや便利な独自ジェスチャー、そして気になるアップデート保証期間について、競合他社や前モデルとの比較を交えて解説していきます。

カスタマイズ自在な「Hello UI」とAndroid 15

初期搭載OSは最新の「Android 15」です。モトローラ独自の「Hello UI」は、Google純正のAndroid(AOSP)に近いシンプルな操作感を維持しつつ、痒い所に手が届くカスタマイズ性を備えています。テーマやフォント、アイコンの形、色などを細かく設定できるため、自分好みの見た目に作り込む楽しさがあります。前モデルの「motorola razr 50 ultra」はAndroid 14搭載でしたが、UIの基本的な使い勝手は継承されており、Pixelシリーズなどからの乗り換えでも違和感なく馴染めるでしょう。

課題が残るアップデート保証期間

長く使う上で気になるアップデート保証ですが、本機は「OSアップグレード3回、セキュリティアップデート4年間」が提供される見込みです。これは前モデル「razr 50 ultra」と同じ期間であり、進化が見られなかった点は正直に言って残念です。競合するSamsungのGalaxy Z Flipシリーズが「最大7年間」のサポートを打ち出している現状を考えると、20万円近い価格のフラッグシップモデルとしては物足りなさを感じざるを得ません。下位モデルの「razr 60」と同等の保証期間である点も、Ultraならではの特別感が欲しかったところです。

必須機能「おサイフケータイ」に対応

motorola razr 60 ultraの非接触決済機能。おサイフケータイ

日本市場向けモデルとして、「おサイフケータイ(FeliCa)」にはしっかりと対応しています。これは、海外版の端末や一部の折りたたみスマホにはない、国内ユーザーにとっては決定的なメリットです。

実際に、メイン機としてSuicaを設定し、通勤時の駅の改札やコンビニでの支払いに使用してみましたが、反応は非常にスムーズでした。本体を閉じたままでもリーダーにかざすだけで決済が完了するため、カバンから財布を出す手間が完全に省けます。自販機で飲み物を買う際も、ポケットから取り出してサッとかざすだけ。この「日常の決済がこれ一台で完結する」という安心感こそが、本機をメイン機として選ぶ大きな理由になると確信しました。

PCとシームレスに繋がる「Smart Connect」

motorola razr 60 ultraのPC連携。スマートコネクト

仕事効率を劇的に向上させてくれるのが、PCやタブレット、テレビとの連携機能「Smart Connect」です。この機能を使えば、ワイヤレスでWindows PCに接続し、スマホの画面をPC上にミラーリングしたり、スマホ内のアプリをPCのデスクトップ上で直接操作したりすることが可能です。

私が特に便利だと感じたのは、ファイル共有の快適さです。スマホで撮影した写真をPCへ送る際、ケーブルを繋ぐことなく、ドラッグ&ドロップだけで瞬時に転送できました。また、スマホに来た通知をPC画面で確認し、PCのキーボードを使ってそのまま返信することもできます。さらに、外出先ではスマホ単体で作業し、帰宅後は外部ディスプレイに接続して「ワイヤレスデスクトップ環境」として大画面で続きを行うといった使い方も可能で、ビジネスツールとしてのポテンシャルの高さを感じました。

直感的な独自ジェスチャーとマルチタスク

モトローラ端末の代名詞とも言える「Motoジェスチャー」は健在です。手首を2回ひねってカメラを起動する「クイック撮影」や、端末を2回振り下ろしてライトを点灯させる「簡易ライト(空手チョップ)」は、画面を見ずに操作できるため、急いでいる時に重宝します。

大画面を活かすマルチタスク機能として、「スワイプで分割」も便利でした。画面の左端から右へスワイプして戻すだけのワンアクションで画面分割モードになり、YouTubeを見ながらSNSをチェックするといった使い方が直感的に行えます。

安心のセキュリティと高速な生体認証

セキュリティ機能は「Moto Secure」アプリに集約されており、ネットワーク保護や、他人に触られたくないアプリを隠せる「Secureフォルダ」などを一元管理できます。生体認証は、電源ボタンに内蔵された指紋認証と顔認証に対応しています。指紋センサーの反応は非常に高速で、ポケットから取り出す動作の中で自然にロック解除が完了します。顔認証もスムーズですが、マスク着用時や暗所では指紋認証の方が確実でした。

まとめ:OSと機能

  • OS・UI: Android 15ベースのHello UIはシンプルで使いやすく、フォントやアイコンのカスタマイズ性が高い。
  • アップデート保証: OS更新3年、セキュリティ4年であり、前モデルから進化しておらず、最大7年のSamsungと比較すると物足りない。
  • 決済機能: おサイフケータイに対応しており、閉じたままでも改札通過やコンビニ決済が可能で、メイン機として問題なく運用できる。
  • PC連携: Smart Connectにより、ワイヤレスでのファイル転送やPC上でのアプリ操作が可能で、仕事の効率化に貢献する。
  • ジェスチャー: 「空手チョップ」でライト点灯、「手首ひねり」でカメラ起動など、モトローラ独自のモーション操作は実用性が高い。
  • セキュリティ: Moto Secureによる一元管理や「Secureフォルダ」が利用でき、側面指紋認証の精度と速度も良好である。

検証してわかったmotorola razr 60 ultraのメリット・デメリット

motorola razr 60 ultraで撮影している

最新のSnapdragon 8 Eliteを搭載し、あらゆる面で進化した本機を実際に使い込んで見えてきた「良い点」と「気になる点」を包み隠さずまとめます。前モデルや下位モデルとの違いを比較しながら、購入を検討する上で重要なポイントを整理しました。

メリット(長所、利点)

メリット1:圧倒的な処理性能(razr 60の3倍以上のスコア)

本機が搭載する「Snapdragon 8 Elite」は、Antutuベンチマークで約239万点を記録するモンスター級のプロセッサーです。下位モデルの「motorola razr 60」が搭載するDimensity 7400X(約76万点)と比較すると、その性能差は3倍以上にもなります。 日常のアプリ操作はもちろん、高画質な3Dゲームや4K動画編集といった重い作業でもカクつきを一切感じさせない快適さは、ハイエンドモデルならではの特権です。

前モデルの「razr 50 ultra」(Snapdragon 8s Gen 3)と比較しても約100万点近いスコアアップを果たしており、性能の進化は劇的です。

メリット2:進化した4.0インチ大画面(razr 60は3.6インチ)

アウトディスプレイは4.0インチと大型で、下位モデル「razr 60」の3.6インチと比較して表示領域が広く、操作性が格段に優れています。注目すべきは輝度と滑らかさです。ピーク輝度は3000nitに達し、前モデル「razr 50 ultra」の2400nitから大幅に明るくなりました。直射日光の下でも画面がくっきりと見えます。さらにリフレッシュレートは最大165Hzに対応しており、「razr 60」の90Hzとは比べ物にならないほどスクロールが滑らかで、指に吸い付くような操作感を実現しています。

メリット3:閉じたまま完結する操作性(全アプリ対応)

この大画面アウトディスプレイでは、ほぼ全てのアプリを実行可能です。PayPayなどのコード決済はもちろん、LINEの返信もフルキーボードで快適に行えます。 Googleマップのナビも閉じたまま確認できるため、移動中にスマホを開く回数が劇的に減りました。通知を確認するだけでなく、「とりまリスト」機能を使えばAIが内容を要約してくれるため、情報の処理効率が格段に上がります。

メリット4:安心のIP48防水防塵(50 ultraはIPX8)

耐久面での大きな進化は、防水だけでなく防塵にも対応した「IP48」規格への準拠です。前モデル「razr 50 ultra」はIPX8で防水性能のみでしたが、本機は1mm以上の固形物が侵入しない設計となっており、ポケットの中のゴミなどがヒンジに入り込むリスクが低減されました。水濡れへの強さはそのままに、塵や埃への耐性が加わったことで、故障のリスクを恐れずに毎日ガシガシ使える安心感が生まれました。

メリット5:驚異のスタミナと充電速度(50 ultraより増量・高速化)

バッテリー容量は4,700mAhに増量され、前モデル「razr 50 ultra」の4,000mAhから大きくスタミナが向上しました。アクティブ使用スコアでも15時間を超える記録を出しており、ヘビーに使っても1日余裕で持ちます。 充電速度も68Wへと高速化され、前モデルの45Wや下位モデル「razr 60」の30Wと比較して、充電待ち時間が大幅に短縮されました。わずかな時間で1日分の電力を回復できるのは、忙しい現代人にとって大きなメリットです。

メリット6:便利なAI Keyと機能(razr 60には非搭載)

本体左側面に新設された物理ボタン「AI Key」は、本機だけの特徴です。これを押すだけで即座にMoto AIを呼び出せるため、画面操作の手間なくAI機能を活用できます。下位モデル「razr 60」にはこのボタンがなく、AIへのアクセス性においてUltraが優れています。オンデバイスでの高速な処理により、プライバシーを守りながら「とりまリスト」などの便利機能を遅延なく使える点も魅力です。

メリット7:高画素な超広角カメラ(50 ultraは非搭載)

カメラ構成が見直され、5,000万画素の超広角カメラが復活しました。前モデル「razr 50 ultra」では望遠レンズが搭載されていた代わりに超広角がありませんでしたが、本機では広大な風景や狭い室内を広く写せます。 さらにマクロ撮影にも対応しており、花や小物に寄って細部を鮮明に記録できるのもポイントです。下位モデル「razr 60」の超広角カメラは1,300万画素にとどまるため、解像感の差は歴然としています。

メリット8:ワイヤレス充電とリバース給電に対応

利便性を高める機能として、15Wのワイヤレス充電に加えて、5Wのリバース充電(給電)にも対応しています。ワイヤレス充電に対応していないスマホも多い中、置くだけで充電できる手軽さは一度使うと手放せません。さらに、外出先でワイヤレスイヤホンの電池が切れた際などに、スマホの背面に置いて充電できるリバース給電機能は、万が一の時の備えとして非常に心強いです。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:望遠レンズの廃止(50 ultraは搭載)

前モデル「razr 50 ultra」には搭載されていた光学2倍望遠レンズが、本機では廃止されました。遠くの被写体を撮影する際はメインカメラのデジタルズームに頼ることになります。AIによる補正で画質は保たれていますが、光学ズームならではの自然な圧縮効果や解像感を重視するユーザーにとっては、スペックダウンと感じるポイントかもしれません。

デメリット2:高負荷時の発熱(動画撮影時など)

高性能なSnapdragon 8 Eliteをコンパクトな筐体に詰め込んでいるため、高負荷時の発熱は避けられません。特に4K動画を長時間撮影したり、重いゲームをプレイし続けたりすると、カバーディスプレイ付近(カメラ横)が熱を持つ傾向があります。発熱によりアプリが落ちることは稀ですが、保護機能として画面輝度が制限されるスロットリングが発生することがあります。

デメリット3:アップデート保証の短さ(Samsungは7年)

OSアップグレードは3回、セキュリティアップデートは4年間とされています。これは前モデルから据え置きの期間です。競合するSamsungのGalaxy Z Flipシリーズが最大7年間のサポートを提供していることを考えると、20万円近いフラッグシップモデルとしては物足りなさを感じます。より長く同じ端末を使い続けたいユーザーにとっては、比較検討の際のマイナス材料になるでしょう。

デメリット4:充電器が別売り(50 ultraは同梱)

前モデル「razr 50 ultra」には68W対応の充電器が同梱されていましたが、本機では別売りになってしまいました。本機の売りである68W急速充電の恩恵を最大限に受けるためには、対応する充電器を別途購入する必要があります。付属品が減ってしまったことは、コストパフォーマンスの観点から残念な変更点です。

デメリット5:SDカードスロット非搭載(容量拡張不可)

ハイエンドモデルの宿命とも言えますが、microSDカードスロットは搭載されていません。 内蔵ストレージは512GBと大容量ですが、物理的に容量を増やす手段がないため、写真や動画を大量に保存するユーザーはGoogleフォトなどのクラウドストレージを併用してデータを管理する必要があります。

デメリット6:重量の増加(50 ultraより約10g増)

バッテリー増量や画面の大型化に伴い、重量は約199gとなりました。前モデル「razr 50 ultra」の約189gと比較して約10g重くなっています。手に持った時に感じる密度感は高く、長時間片手で操作していると、このわずかな重量増が手首への負担として感じられるかもしれません。

まとめ:メリット・デメリット

motorola razr 60 ultraは、前モデルから処理性能、画面輝度、バッテリー持ちといった基本性能を劇的に向上させ、折りたたみスマホとしての完成度を極限まで高めた一台です。特に「razr 60」と比較して3倍以上の処理能力や、明るく滑らかなアウトディスプレイの利便性は、価格差以上の価値を感じさせてくれます。

一方で、望遠レンズの廃止や充電器の別売り化といったデメリットも存在します。それでも、IP48の防塵対応やおサイフケータイ、そして所有欲を満たすアルカンターラ素材のデザインなど、メイン機として長く愛用できる魅力が詰まっています。「普通のスマホには戻れない」と感じさせる、新しい体験を提供してくれるデバイスであることは間違いありません。

motorola razr 60 ultraのスペック(仕様)

  • メインディスプレイ: 約7.0インチ Super HD (2992×1224) pOLED, LTPO, 165Hz, 4500nit
  • アウトディスプレイ: 約4.0インチ pOLED (1272×1080), LTPO, 165Hz, 3000nit
  • CPU: Snapdragon 8 Elite Mobile Platform (Octa-core 4.32GHz x2 + 3.53GHz x6)
  • GPU: Qualcomm Adreno GPU (Adreno 830)
  • RAM(メモリ): 16GB LPDDR5X
  • ストレージ: 512GB UFS 4.0
  • バッテリー: 4,700mAh
  • 充電: 68W TurboPower (有線), 15W ワイヤレス, 5W リバース
  • 背面カメラ: メイン50MP (f/1.8, OIS) + 超広角/マクロ50MP (f/2.0, FOV 122°)
  • 前面カメラ: 5,000万画素 (f/2.0)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 7 (802.11 be), Bluetooth 5.4, UWB対応
  • GPS: GPS, GLONASS, Galileo, QZSS(みちびき), Beidou
  • NFC: 対応 (おサイフケータイ®対応)
  • インターフェース: USB Type-C (USB 2.0)
  • センサー: 指紋, 顔, 近接, 照度, 加速度, ジャイロ, eコンパス
  • スピーカー: デュアルステレオスピーカー (Dolby Atmos, Spatial Sound, Snapdragon Sound)
  • 機能: Moto AI, Smart Connect, AI Key, Moto Secure, au Starlink Direct対応
  • 防水防塵: IP48
  • 生体認証: 指紋認証 (側面電源ボタン), 顔認証
  • OS: Android 15
  • サイズ: 開:約171.5×74.0x7.2mm / 閉:約88.1×74.0x15.7mm
  • 重量: 約199g
  • カラー: PANTONE Scarab (スカラベグリーン)
  • 付属品: ガイド類, SIMピン, カバー (※充電器・ケーブルは別売り)
  • モバイル通信(5G/4G/3G): 5G Sub6 / 4G LTE / 3G W-CDMA / 2G GSM
  • SIMカード: nanoSIM / eSIM
  • 対応バンド:
    5G: n1/2/3/5/7/8/12/14/20/25/26/28/29/30/38/40/41/48/66/70/71/75/77/78
    4G: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/25/26/28/29/30/32/34/38/39/40/41/42/43/48/66/71
    3G: B1/B2/B4/B5/B8
    2G: 850/900/1800/1900MHz

motorola razr 60 ultraの評価

motorola razr 60 ultraのAI機能で画像を生成している

8つの評価基準で「motorola razr 60 ultra」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★

ピーク輝度がメイン4500nit、アウト3000nitに向上し、屋外での視認性が抜群です。165Hzのリフレッシュレートにより、スクロールも非常に滑らかです。

スペック:★★★★★

Snapdragon 8 Eliteと16GBメモリを搭載し、Antutuスコア約239万点を記録する圧倒的な処理性能です。重いゲームや動画編集も余裕でこなせます。

耐久性:★★★★★

折りたたみスマホとしては珍しいIP48の防水防塵に対応し、塵の侵入リスクが軽減されました。ヒンジも強固で、画面の折り目も目立ちません。

デザイン:★★★★★

アルカンターラ素材の背面は高級感があり、手触りも良好です。コンパクトに折りたためる形状とスカラベグリーンのカラーが所有欲を満たしてくれます。

通信:★★★★★

Wi-Fi 7やauの「5G+」に加え、衛星通信「au Starlink Direct」にも対応しています。UWB対応でトラッカーの精密な探索も可能です。

機能:★★★★★

「AI Key」による即座のAI呼び出しや、閉じたままでの全アプリ操作が便利です。おサイフケータイにもしっかり対応しています。

使いやすさ:★★★★☆

アウトディスプレイでの操作完結度が極めて高く便利ですが、前モデルより約10g重くなった点と、充電器が別売りになった点は惜しまれます。

価格:★★★☆☆

約20万円という価格は、フラッグシップモデルとしても高価な部類に入ります。高性能ですが、充電器別売りなどを考慮するとコストパフォーマンスは少し厳しめです。

総評:★★★★☆(星4.5)

motorola razr 60 ultraは、折りたたみスマートフォンの完成形に限りなく近づいた、パワフルで美しいデバイスです。

motorola razr 50 ultraからの劇的な進化点

最大の魅力は、基本性能の底上げです。プロセッサーが「Snapdragon 8s Gen 3」から最新最強の「Snapdragon 8 Elite」へと変更され、処理能力が飛躍的に向上しました。さらに、バッテリー容量が4,000mAhから4,700mAhへ増量され、充電速度も45Wから68Wへと高速化しています。アウトディスプレイの輝度アップやIP48への対応など、弱点をつぶして全方位に進化した点が魅力です。

下位モデルmotorola razr 60との明確な違い

下位モデル「razr 60」と比較すると、その差は歴然です。処理性能(Antutuスコア)は3倍以上の開きがあり、重い作業での快適性が全く異なります。また、アウトディスプレイのサイズ(4.0インチ対3.6インチ)やリフレッシュレート(165Hz対90Hz)の差により、閉じたままでの操作感や情報の視認性はUltraが圧倒的に優位です。カメラも全レンズ5000万画素のUltraに対し、razr 60はスペックが抑えられています。

AI機能と「AI Key」による革新的な操作性

さらに決定的な違いとして、Ultraのみに搭載された物理ボタン「AI Key」が挙げられます。下位モデルにはこのボタンがなく、AIを呼び出すのに手間がかかりますが、Ultraならワンタッチで「Gemini」や「Moto AI」へアクセス可能です。また、Snapdragon 8 Eliteの強力なNPUにより、オンデバイスAIの処理速度が格段に速く、「とりまリスト」などの要約機能もストレスなく瞬時に実行できる点は、Ultraを選ぶ大きな理由になります。

購入前に知っておきたいデメリット

購入を検討する際、いくつか注意すべき点があります。まず、前モデルにあった光学2倍望遠レンズが廃止され、デジタルズーム(クロップ)対応になったことです。また、高負荷な作業(4K撮影など)を続けると発熱しやすく、サーマルスロットリングが発生する可能性があります。さらに、アップデート保証期間が3年(OS)/4年(セキュリティ)と、競合のSamsung(最大7年)と比較して短い点も、長く使いたいユーザーには懸念材料となるでしょう。充電器が別売りになった点も忘れてはいけません。

どんな人におすすめか

motorola razr 60 ultraは、折りたたみスマホでも最高のパフォーマンスで使いたいという人に最適です。特に、コンパクトな形状で気軽に持ち歩きたい人、最高クラスのゲーム体験を求める人、負荷の高い動画編集などを外出先で大画面で行いたい人に最適です。価格は高めですが、最高クラスの性能であらゆる可能性を引き出してくれる、おすすめの一台です。

Motorola RAZR 60 Ultra 5G 2025

motorola razr 60 ultraの価格・購入先

motorola razr 60 ultraの前面 外観

※価格は2025/12/08に調査したものです。価格は変動します。

モトローラ公式オンラインストア

SIMフリーモデルが199,800円(税込)で販売されています。

モトローラ公式オンラインストアで「motorola razr 60 ultra」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • 楽天市場で181,469円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで199,800円、
  • AliExpressで260,977円(CN版)、

で販売されています。

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楽天市場で「motorola razr 60 ultra」をチェックする

ヤフーショッピングで「motorola razr 60 ultra」をチェックする

AliExpressで「motorola razr 60 ultra」をチェックする

米国 Amazon.comで「motorola razr 60 ultra」をチェックする

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motorola razr 60 ultraを安く買う方法

motorola razr 60 ultra」をできるだけ安く購入するには、IIJmioなどの格安スマホ(MVNO)を利用するのがいいでしょう。また、auなどのキャリア(MNO)でも値下げされることがあるので、こまめにチェックしておきましょう。

IIJmio

motorola razr 60 ultraのIIJmioでの販売価格は、以下の通りです。

  • 通常価格:一括払いで税込199,800円。24回払いの場合は月々税込8,328円です。
  • クリスマスセール価格(2026/2/2まで):一括払いで税込169,800円。
  • のりかえ価格(2026/2/2まで):一括払いで税込149,800円。24回払いの場合は月々税込6,243円です。

IIJmioで「motorola razr 60 ultra」をチェックする

au

機種代金(現金販売価格/支払総額)は、税込189,800円です。

  • キャンペーン適用後(最大割引後)の機種代金は、税込178,800円です。
  • 「スマホトクするプログラム」を利用し、購入から13カ月目〜25カ月目までに機種を返却した場合の実質負担額は税込128,800円となります。
  • このプログラム利用時の現金販売価格/支払総額は税込178,800円で、最終回(24回目)の支払い分50,000円が免除されます。

auで「motorola razr 60 ultra」をチェックする

おすすめのライバル機種と価格を比較

motorola razr 60 ultra」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。ぜひ比較してみてください。

motorola razr 60

motorolaから発売された折りたたみ式の5Gスマートフォンです(2025年10月10日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 7400X、8GBまたは12GBメモリ、メイン約6.9インチpOLED (FHD+, 120Hz)とアウト約3.6インチpOLED (90Hz)ディスプレイ、256GBまたは512GBストレージ、4,500mAhバッテリー、背面約5000万画素+約1300万画素の2眼カメラ、前面約3200万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、独自AI「moto ai」(とりまリスト、おまとめメモ、プレイリストスタジオなど)、Google Gemini、IP48防水防塵、チタン製ヒンジプレート、リフレッシュレート最大120Hz(メイン・アウトは最大90Hz)、フレックスビュースタイル撮影、カムコーダーモード、適応型手ブレ補正、最大4K/30fpsの動画撮影、「Smart Connect」機能、「Moto Unplugged」機能に対応。

Dolby Atmos、ステレオスピーカー、30W有線 急速充電、15Wワイヤレス充電、おサイフケータイ、Motoジェスチャー、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6E (802.11ax)、Bluetooth 5.4、GPS、eSIMにも対応しています。

価格は、Amazonで104,218円(税込・国内版・PB8E0002JP)、楽天市場で113,580円(送料無料)、ヤフーショッピングで115,800円、です。

関連記事:motorola razr 60徹底レビュー!razr 50比較で進化点を検証

Amazonで「motorola razr 60」をチェックする

motorola razr 50

モトローラから発売された折りたたみ 5Gスマートフォンです(2024年9月27日 発売)。

Android 14、MediaTek Dimensity 7300X、12GB LPDDR4X メモリ、約6.9インチのメイン pOLED液晶、約3.6インチのアウトOLED液晶、512GB UFS 2.2ストレージ、4200 mAhバッテリー、背面 50MP + 13MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、生成AI Google Gemini、適応型手ブレ補正機能、壁紙の自動生成、30W TurboPower チャージ (充電器は別売り)、15W ワイヤレス充電(Qi対応)(充電器は別売り)、

デュアルステレオスピーカー、Dolby Atmos、IPX8の防水、おサイフケータイ、リフレッシュレート 最大144Hz(アウト:最大90Hz)、NFC、指紋認証、顔認証、USB Type-C (USB 2.0)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで80,362円(税込)、楽天市場で85,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで99,800円、です。

関連記事:motorola razr 50 徹底レビュー!先代との違いと利点・欠点を評価

Amazonで「motorola razr 50」をチェックする

Galaxy Z Flip7

サムスンから発売された折りたたみ式の5Gスマートフォンです(2025年8月1日発売)。

Android 16、Exynos 2500、12GBメモリ、メインに約6.9インチのDynamic AMOLED 2Xディスプレイ、カバーに約4.1インチのSuper AMOLEDディスプレイ、256GBまたは512GBのストレージ、最大約31時間(動画再生時)駆動する4300mAhバッテリー、背面に約5000万画素+約1200万画素の2眼カメラ、前面に約1000万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Google Gemini、「Now Brief」と「Now Bar」、進化したリアルタイム通訳など)、カメラのAI機能(AIズーム、オートズーム、AIによる編集アシスト、クリエイティブAI、AIスケッチ / ポートレートスタジオ)に対応。

リフレッシュレート 120Hz、ピーク輝度2,600nits、光学相当2倍ズーム、4K動画撮影、次世代型ProVisual Engine、IPX8/IP4X防水防塵、おサイフケータイ (NFC)、15Wワイヤレス充電、25W急速充電、4.5W逆ワイヤレス充電、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで164,800円(税込・SIMフリー・SM-F766QZKASJP)、楽天市場で164,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで134,900円、米国 Amazon.comで$899.00、です。

関連記事:Galaxy Z Flip7徹底レビュー!Flip6比較で買うべきか検証

Amazonで「Galaxy Z Flip7」をチェックする

nubia Flip 2

ZTEジャパンから発売された6.9インチになる折りたたみ式の5Gスマートフォンです(2025年1月23日 発売)。

約3インチのサブディスプレイ、6.9インチの有機ELディスプレイ、MediaTek Dimensity D7300X、6GB LPDDR4xメモリ、128GB UFS 3.1ストレージ、4300mAhバッテリー、背面カメラ 50MP+2MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、リアルタイムAI通訳、リアルタイムAI助手IP42防水防塵、シンプルモード、デザリング、指紋認証、顔認証、Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで66,109円(Y!mobile版・SIM契約必須)、楽天市場で46,816円(送料無料・中古)、ヤフーショッピングで50,280円(中古)、です。

関連記事: nubia Flip 2レビュー!前代未聞の高コスパ折りたたみスマホの実力を検証

Amazonで「nubia Flip 2」をチェックする

motorola razr 40

モトローラから発売された折り畳み式のフォルダブルスマホです(2023年11月22日に発売)。

Android 13、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1、8GBメモリ、6.9インチのpOLED液晶、1.5インチのOLED液晶、256GBストレージ、4,200mAhバッテリー、背面64MP+13MP+ToFの3眼カメラ、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。

また、フリクションヒンジ、おサイフケータイ、IP52防水防塵、ステレオスピーカー、リフレッシュレート 最大144Hz、30W TurboPower チャージ対応、5W ワイヤレス充電(Qi対応)、SGS認定のブルーライトカットモード、NFC(Felica)、Motoアクション、指紋認証、顔認証、USB Type-C (USB 2.0)、5G通信、eSIM、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで47,700円、楽天市場で40,000円(送料無料・中古は32,400円)、ヤフーショッピングで43,000円、です。

関連記事:motorola razr 40 レビュー!メリット・デメリットと耐久性を評価

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他のモトローラ スマホと比較

他にもモトローラのスマホが販売されています。2024年モデルも多数あるので、ぜひ比較してみてください。

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OPPO A5 5G徹底レビュー!AI進化のカメラとゲーム性能、デメリット評価

OPPO A5 5G 背面 外観
2025年12月4日に発売される「OPPO A5 5G」は、前モデル「OPPO A3 5G」からバッテリー容量や耐久性を大幅に強化し、さらに最新のAI編集機能を搭載した注目のエントリースマートフォンです。

このレビューでは、OPPO A5 5GA3 5Gからどのような進化をとげたのか、カメラ性能やバッテリー性能、ゲーム性能など、その実力と使い勝手を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

OPPO A5 5Gの良い点 (Pros):

  • 6,000mAhの超大容量バッテリーによる圧倒的なスタミナ
  • 前モデル比約160%向上した耐衝撃性とIP65防水防塵
  • AI消しゴム2.0など、写真を「編集する楽しさ」が充実
  • 最大120Hz駆動で見やすい1,000nitの高輝度ディスプレイ
  • おサイフケータイ・マイナンバー機能対応で生活に便利

OPPO A5 5Gの気になった点 (Cons):

  • 画面解像度がHD+止まりでフルHD画質ではない
  • スピーカーがモノラル仕様でステレオ非対応
  • 「原神」などの重量級3Dゲームの快適プレイは厳しい
  • 充電器やケースが付属しておらず別途購入が必要

総合評価:

OPPO A5 5Gは、バッテリー性能と耐久性の面でOPPO A3 5Gから飛躍的に進化しました。また、AI機能が加わったことで、写真を撮るだけでなく、撮って「編集する楽しみ」も加わりました。約3万円台という安さを実現するために、上位モデル「OPPO Reno13」と比較して明確にコストカットされている部分もありますが、3万円台で「長く安心して使えるスマホ」として、おすすめできる一台です。

この記事で分かること

  1. デザインと耐久性:サイズ・重量・カラー、IP65 防水防塵、耐衝撃 160%向上、質感、ケース、付属品
  2. ディスプレイと操作性:HD+、最大120Hzのリフレッシュレート、最大輝度1,000nit、手袋モード、スプラッシュタッチ
  3. カメラ・写真・動画:アウトカメラ(5000万画素+200万画素)、インカメラ(800万画素)、アウト/イン同時動画撮影機能、撮影評価(日中、夜間)、動画撮影
  4. AI機能:OPPO AIによる写真編集機能・AI消しゴム2.0、AI鮮明度強化、AI反射除去、AIぼけ除去など
  5. パフォーマンス:Dimensity 6300のAntutuベンチマーク、CPU、GPUの性能を含む、CPU性能比較(Reno13 A、Reno11 A、Reno9 A)、メモリとストレージ、仮想メモリ、SDカード
  6. ゲーム性能:原神、崩壊:スターレイル、フォートナイト、PUBG MOBILE、ウマ娘 プリティーダービー、フレームレート(fps)
  7. 実用性能:ゲーム以外の動作感(遅いのか)、ブラウザ、マルチタスク、画像編集、動画編集、発熱
  8. バッテリー:容量(6000mAh)、45W SUPERVOOC™および33W PPSの急速充電、リバースチャージ機能、充電時の発熱
  9. オーディオと通信性能:スピーカー、音質、ウルトラボリュームモード、イヤホンジャック / 5G、Wi-Fi、Bluetooth、GPS、eSIM、通話品質
  10. OSと機能:ColorOS 15、アップデート保証(サポート期間)、おサイフケータイ、NFC、マイナンバーカード機能、トリニティエンジン、4年間、快適な操作感、デバイス連携機能、生体認証
  11. スペック:スペック一覧、画面サイズ、CPU、センサー
  12. 評価:検証してわかったメリット・デメリット、詳細な総評
  13. 価格・購入先:Amazon、楽天、ライバル機種との価格比較(Reno13 A、Galaxy A25 5G)

この記事を最後まで読むことで、OPPO A5 5Gを購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:OPPO A5 5G – AIを、もっと手軽に。 | オッポ

デザインと耐久性:OPPO A5 5Gのタフネス進化と洗練された外観

OPPO A5 5G 背面 外観 グリーン

ここでは、OPPO A5 5Gのデザインの質感や持ち心地、そして前モデルから大幅に強化された耐久性について、実際に手にした感触を交えて書いていきます。

質感と第一印象

パッケージを開けて最初に目を奪われたのは、その背面デザインの美しさです。私が手にした「グリーン」は、風に吹かれて流れる雲をイメージしたという繊細なテクスチャーが施されており、光の当たり方で表情を変える様子はずっと眺めていたくなるほどです。前モデルのOPPO A3 5G(以下A3)も「OPPO Glow」によるきらめきが素敵でしたが、今回のA5はより落ち着いた「マット加工」が採用されており、指紋がつきにくい実用性と高級感を両立していると感じました。

カメラユニットは左上に縦に配置されており、存在感がありつつもスッキリとしています。手にした瞬間の「プラスチックっぽさ」は否めませんが、安っぽくはなく、むしろ堅牢さを予感させるしっかりとした作り込みに安心感を覚えました。

サイズ・重量・カラーの比較

OPPO A5 5Gの背面と側面

サイズと重量については、前モデルのA3と比較すると興味深い違いがあります。A3が厚さ約7.7mm、重量約187gだったのに対し、OPPO A5 5G厚さ約8.0mm、重量約194gと、わずかにサイズアップしています。数値上は0.3mmの厚みと7gの増加ですが、実際に持ち比べてみると、その差はほとんど気になりません。むしろ、後述するバッテリー増量や耐久性向上を考えれば、このサイズ感に収めたことに驚きすら感じます。

カラーバリエーションは、A3が「パープル」「ブラック」だったのに対し、A5は「グリーン」「ホワイト」へと一新されました。個人的には、今回のグリーンの方が自然な柔らかさがあり、日常のファッションにも馴染みやすいと感じています。

インターフェース

OPPO A5 5Gの接続ポート

側面のボタンやポート類の配置は、ユーザーの使い勝手をよく考えた設計になっています。右側面には音量ボタンと、指紋認証センサーを兼ねた電源ボタンがあり、親指が自然に届く位置でロック解除がスムーズに行えます。本体下部には、中央にUSB Type-Cポート、その右側にモノラルスピーカー、そして左側には依然として需要の高い3.5mmイヤホンジャックが配置されています。

有線イヤホン派の私としては、充電ポートと干渉しにくいこの配置は非常に嬉しいポイントです。左側面にあるSIMスロットは、nanoSIMと排他利用になりますが、最大1TBまでのmicroSDカードに対応しており、ストレージ不足の心配もありません。

驚異的な耐久性と防水防塵の進化

OPPO A5 5Gの側面とボタン

耐久性に関しては、ただ「頑丈」なだけでなく、スペック面で明確な進化を遂げています。まず注目すべきは防水・防塵性能です。前モデルのA3がIP54(生活防水レベル)だったのに対し、今回のA5IP65(IPX5/IP6X)へと等級がアップしました。A3では「飛沫」を防ぐ程度でしたが、A5では「噴流水」にも耐えられるレベルになり、キッチンでの水洗いや突然のゲリラ豪雨でも、より安心して使えるようになったのは大きなメリットです。

さらに、耐衝撃性能A3と比較して約160%も向上しています。これは強化ガラスと高強度合金フレームを組み合わせた「360°高強度設計」によるもので、米国防総省のMIL規格やSGSの厳しい耐衝撃テストをクリアしています。実際に手に持った時の「カッチリ」とした剛性感は、この内部構造によるものだと実感しました。画面や手が濡れていても誤動作を防ぐ「スプラッシュタッチ」機能も健在で、進化した防水性能と相まって、アウトドアや水回りでの実用性が格段に増しています。

OPPO A5 5Gの側面とボタン

付属品

同梱されているのは、画面に貼付済みの保護フィルムSIM取り出し用ピン、そしてクイックガイドなどの書類のみと非常にシンプルです。前モデルのA3と同様に、急速充電に対応したACアダプターやUSBケーブル、そして保護ケースは付属していません。特に、本機の特徴である45W SUPERVOOCフラッシュチャージの恩恵を受けるには、対応する充電器を別途用意する必要があります。

ケース:Amazonですでに販売開始

驚いたことに、発売直後であるにもかかわらず、AmazonなどのECサイトではすでにOPPO A5 5G専用のケースが充実しています。新しいスマホを購入する際、「専用ケースがまだ売っていない」という悩みを抱えることが多いですが、本機ではその心配がなさそうです。

現在販売されているケースのタイプは大きく分けて2種類あります。1つは、500円〜1,000円前後という非常に手頃な価格で購入できるTPU素材のクリアケースです。これらは薄型軽量でありながら、米軍MIL規格に準拠した耐衝撃性能や、黄ばみ防止加工を謳うものまであります。A5 5Gの特徴である美しい背面カラーやテクスチャーを隠さずに保護したい私のようなユーザーには、こうしたクリアケースが最適だと感じました。

もう1つは、3,000円前後の手帳型ケースです。こちらはカード収納ポケットや動画視聴に便利なスタンド機能に加え、落下防止のハンドストラップが付いているものもラインナップされています。本体自体の耐久性が高い機種ではありますが、画面もしっかり保護したい方や、機能性を重視する方にはこちらが良い選択肢になるでしょう。

まとめ:デザイン

  • 第一印象:マット加工と雲をイメージしたテクスチャーにより、指紋が目立ちにくく高級感がある。
  • サイズ感:前モデルA3より0.3mm厚く7g重いが、持ち心地に大きな差は感じない。
  • カラー:A3のパープル/ブラックから一新され、グリーン/ホワイトの爽やかなラインナップに。
  • 配置:下部にType-Cとイヤホンジャックがあり、有線イヤホン使用時も快適。
  • 耐久性:A3比で約160%向上した耐衝撃性能と、水濡れでも操作できるスプラッシュタッチが優秀。
  • ケース:Amazonで500円〜3,000円台のクリアケースや手帳型ケースが既に購入可能。
  • 付属品:充電器やケースは付属せず、フィルムとSIMピンのみのシンプルな構成

ディスプレイと操作性:OPPO A5 5Gの快適さを支える120Hz大画面と進化したタッチ感度

OPPO A5 5Gのディスプレイ。画面に動画の映像。

ここでは、OPPO A5 5Gの視覚体験と、実際に触れてみて感じた操作性の進化について詳しく書いていきます。

鮮やかさと実用性を兼ね備えたLCDディスプレイ

電源を入れて画面が点灯した瞬間、6.7インチという大画面の迫力と、予想以上の明るさに驚かされました。本機に採用されているのは有機ELではなくLCD(液晶)パネルですが、発色は非常に自然でクリアです。初期設定の「鮮明モード」では色が鮮やかに強調され、写真や動画が生き生きと表示されますが、個人的には「ナチュラルモード」に切り替えた時の落ち着いた色味が、長時間のウェブ閲覧でも目が疲れにくく気に入っています。

ベゼル(画面の縁)は下部がやや太めですが、画面占有率は89.9%と広く、コンテンツへの没入感を妨げるほどではありません。エントリーモデルの液晶と聞いて少し身構えていましたが、斜めから見た時の色変化も少なく、良い意味で期待を裏切る品質だと感じました。

サイズと解像度:A3から継承されたバランス

OPPO A5 5Gのディスプレイ。画面にアニメの映像。

ディスプレイのサイズは約6.7インチ、解像度はHD+(1,604×720)となっており、このスペックは前モデルのOPPO A3 5G(以下A3)と全く同じです。最近のスマートフォンの多くがフルHD+を採用している中で、HD+という解像度に不安を感じる方もいるかもしれませんが、実際にYouTubeで1080pの動画を視聴してみても、粗さが目立って困るようなことはありませんでした。

むしろ、画素数を抑えている分、GPUへの負荷が軽くなり、バッテリー持ちの良さに貢献しているというメリットを強く感じます。電子書籍で細かい文字を読む際に、目を凝らすとわずかにドット感を感じる場面はありますが、日常使いにおいては画面の大きさがもたらす情報量の多さの方が勝っています。A3と同様に、動画視聴やSNSチェックには最適なサイズ感です。

リフレッシュレートと輝度の快適さ

OPPO A5 5Gのディスプレイをスクロールしている。

リフレッシュレートは最大120Hzに対応しており、スクロール時の滑らかさは「ヌルヌル」という表現がぴったりです。ブラウザで長いニュース記事を読み進める際も、残像感が少なく文字が読みやすいのは大きな魅力です。この点もA3から継承されていますが、低価格帯でもこの滑らかさを標準にしてくれたことは高く評価できます。

また、輝度については日光下で最大1,000nitまで上がります。実際に晴天の屋外でマップアプリを開いてみましたが、直射日光の下でも画面が白飛びせず、しっかりと地図を確認できました。A3も同じ1,000nitでしたが、この「屋外で見える」という安心感は、外出先でスマホを使う頻度が高い私にとって非常に重要なポイントです。

操作性の進化:タッチ感度と手袋モード

OPPO A5 5Gのタッチ感度

操作性に関しては、A3からの確実な進化を感じました。A3タッチサンプリングレートが最大120Hzだったのに対し、OPPO A5 5G最大240Hzに向上しています。これにより、指の動きに対する追従性が良くなり、リズムゲームなどの素早いタッチ操作でも反応の遅れを感じにくくなりました。

さらに、これからの季節に嬉しいのが新搭載の「手袋モード」(※A3は非対応)です。寒い朝、手袋をしたまま駅の時刻表を確認しようとした際、手袋を外さずに画面をスクロールできた時には、地味ながらも確かな利便性を実感し、感動すら覚えました。また、画面や手が濡れていても誤作動を防ぐ「スプラッシュタッチ」も健在で、キッチンでレシピを見ながら料理をする際も、濡れた手で気兼ねなく操作できるのは非常に便利です。

ディスプレイの仕様

  • サイズ: 約6.7インチ
  • パネルタイプ: LCD(液晶)
  • 解像度: HD+ (1,604×720)
  • 画面占有率: 89.9%
  • リフレッシュレート: 最大120Hz
  • タッチサンプリングレート: 最大240Hz
  • 輝度: 通常850nit / 日光下最大1,000nit
  • 色域: 鮮明モード 88% DCI-P3 / ナチュラルモード 100% sRGB

まとめ:ディスプレイ

  • 第一印象:6.7インチの大画面で見やすく、LCDながら発色は自然でクリア。
  • 解像度:A3と同じHD+だが、実用上は十分でバッテリー効率が良い。
  • 滑らかさ:120Hzのリフレッシュレートにより、スクロールが非常にスムーズ。
  • 視認性:最大1,000nitの輝度で、晴れた屋外でも画面がはっきり見える。
  • 操作性:タッチサンプリングレートがA3の倍の240Hzになり、反応が向上。
  • 便利機能:手袋モードが新たに追加され、スプラッシュタッチと合わせて過酷な環境でも使いやすい。

カメラ性能

OPPO A5 5Gの背面にあるカメラ

ここでは、OPPO A5 5Gのカメラ性能を「写真と動画」、「AI機能」(OPPO AIによる写真編集機能)の2つのセクションに分けて詳細にレビューします。

写真と動画:OPPO A5 5Gの実用性と高画素カメラの真価

ここでは、OPPO A5 5Gのカメラ構成と実際の撮影フィール、そして動画撮影の使い勝手について、日中から夜間まで様々なシーンで試した感想を交えてレビューします。

シンプルながら高画素なカメラ構成

OPPO A5 5Gの背面カメラは、約5,000万画素の広角メインカメラ(F値1.8)と、約200万画素の深度カメラ(F値2.4)のデュアル構成です。一見するとトリプルカメラのように見えるデザインですが、一つはデザイン上の装飾となっています。前モデルのOPPO A3 5G(以下A3)と同様に超広角カメラは搭載されていませんが、メインカメラに高画素センサーを採用することで、日常の記録には十分なスペックを確保しています。

OPPO A5 5Gで撮影した写真。海岸沿いの道。

インカメラは約800万画素(F値2.0)で、パンチホール型のため画面を広く使え、自撮りやビデオ通話にもスムーズに対応できます。光学式手ブレ補正(OIS)は非搭載ですが、電子的な処理でどこまでカバーできるかがポイントになります。

充実した撮影モードと機能

カメラアプリを起動して驚くのは、そのモードの豊富さです。標準の「写真」「動画」に加え、背景をぼかして被写体を際立たせる「ポートレート」、暗所での撮影をサポートする「夜景」、さらに「PROモード」「パノラマ」「タイムラプス」などが揃っています。

特にユニークなのが「アウト/イン同時動画撮影」機能です。これはアウトカメラで風景を撮りながら、インカメラで自分のリアクションを同時にワイプのように記録できる機能で、Vlog撮影や旅行の思い出作りに非常に役立ちました。A3から引き継がれた機能ではありますが、SNS向けのコンテンツ作成が手軽に行える点は大きな魅力です。

実際の撮影体験:日中から夜景まで

OPPO A5 5Gで撮影した写真。海外沿いの人とベンチ

実際に街へ持ち出して撮影してみると、晴れた日の屋外では5,000万画素の恩恵をしっかりと感じられます。光量が十分な場所では、建物のディテールや空の青さがくっきりと描写され、色味もOPPOらしい自然で鮮やかな仕上がりになります。ズームに関しては専用の望遠レンズはありませんが、5,000万画素の高解像度を活かした2倍程度のデジタルズームなら、画質の劣化をあまり気にせずSNSに投稿できるレベルです。

一方で、室内や夜間の撮影では少し慎重になる必要がありました。光学式手ブレ補正(OIS)がないため、薄暗いカフェや夜景スポットでは手ブレが起きやすく、しっかりと脇を締めて撮影する必要があります。「夜景モード」を使えば、複数枚合成によってノイズを抑えた明るい写真は撮れますが、動いている被写体や極端に暗い場所では、細部が塗り絵のように潰れてしまうこともありました。このあたりはA3と同様、価格相応の割り切りが必要だと感じます。

OPPO A5 5Gで撮影した写真。夜間のマクドナルド。

動画撮影と手ブレ補正

動画撮影は、アウト・イン共に最大1080P(30fps)まで対応しています。4K撮影には非対応ですが、スマホの画面で楽しむ分には十分な画質です。実際に歩きながら撮影してみると、電子手ブレ補正の効きは限定的で、足音に合わせた揺れが映像に反映されやすい印象を受けました。

ダイナミックに動き回る撮影よりも、立ち止まって風景をパンしたり、三脚などで固定して撮影したりするスタイルに向いています。マイクの音質はクリアで、周囲の環境音も自然に拾ってくれるため、日常のちょっとした記録を残すには十分な性能を持っています。

OPPO A5 5Gで動画を撮影している。

カメラ仕様と機能

  • アウトカメラ構成:[広角] 約5,000万画素 (F値1.8) + [深度] 約200万画素 (F値2.4)
  • インカメラ構成:約800万画素 (F値2.0)
  • 手ブレ補正:光学式手ブレ補正(OIS)非搭載
  • 動画撮影解像度:アウト/イン共に最大1080P/720P @30fps
  • スローモーション:720P @120fps
  • ズーム機能:デジタルズーム対応(望遠レンズなし)
  • 主な撮影モード:写真、動画、ポートレート、夜景、PRO、パノラマ、タイムラプス、アウト/イン同時撮影、高解像度、Googleレンズ

まとめ:写真と動画

  • 日中の画質:5,000万画素を活かしたクリアな描写。2倍デジタルズームもSNS用途なら劣化を感じさせず実用的 。
  • 暗所・夜景:光学式手ブレ補正(OIS)がないため手ブレしやすく、動く被写体や極端に暗い場所は苦手 。
  • 動画性能:4K非対応で、手ブレ補正の効きも限定的。歩き撮りよりも定点撮影に向いている 。
  • 便利機能:アウト/イン同時動画撮影機能はVlogなどに便利で、撮影の楽しみを広げてくれる 。

AI機能:OPPO A5 5Gの魔法のような写真編集体験

ここでは、OPPO A5 5Gに搭載された「OPPO AI」による写真編集機能について、実際に撮影した失敗写真をどのように救済できたか、その精度や使い勝手を体験談を交えて書いていきます。

不要なものを魔法のように消す「AI消しゴム2.0」

OPPO A5 5Gの「AI消しゴム2.0」

エントリーモデルのスマホで、ここまで高度なAI編集ができる時代になったことに驚きを隠せません。特に感動したのが「AI消しゴム2.0」です。休日に混雑した観光地で風景写真を撮った際、どうしても他の観光客が背景に入り込んでしまいました。これまでは諦めていたのですが、この機能を使って映り込んだ人物を囲むだけで、まるで最初から誰もいなかったかのように綺麗に消去できました。

背景の壁や地面の模様もAIが自然に補完してくれるため、拡大して見ても違和感がほとんどありません。前モデルのOPPO A3 5GでもAI機能は搭載されていましたが、A5 5Gでは「2.0」へと進化し、複数の人物をワンタップで認識して一括消去できるなど、使い勝手がさらに向上していると感じました。

失敗写真を蘇らせる「AI鮮明度強化」と「AIぼけ除去」

OPPO A5 5Gの「AI鮮明度強化」

「撮っておいてよかった」と思わせてくれたのが、「AI鮮明度強化」と「AIぼけ除去」機能です。試しに、昔の古いスマホで撮った解像度の低い粗い写真を「AI鮮明度強化」で処理してみたところ、ぼんやりしていた輪郭がクッキリとし、ディテールが鮮やかに蘇りました。

また、動き回るペットを撮影した際に生じてしまった被写体ブレも、「AIぼけ除去」を使うことで、毛並みの質感がある程度わかるレベルまで修正できました。完全にピントが合った写真には敵いませんが、SNSでシェアするには十分なクオリティにまでリカバリーしてくれる頼もしい機能です。

ガラス越しの景色もクリアに「AI反射除去」

OPPO A5 5Gの「AI反射除去」

水族館や展望台、あるいはおしゃれなカフェの窓越しに撮影をする際、どうしても避けられないのがガラスの反射や映り込みです。そんな時に役立つのが「AI反射除去」です。実際にカフェの窓越しに街並みを撮影した際、室内の照明がガラスに反射してしまいましたが、この機能を使うと、反射部分をAIが自動検出し、スッと拭き取ったかのように軽減してくれました。完全にゼロになるわけではありませんが、写真のクリアさが格段に上がり、プロっぽい仕上がりに近づきます。

遊び心が広がる「AI Studio」と操作性

実用的な補正だけでなく、遊び心を満たしてくれるのが「AI Studio」です。自分の写真を1枚選ぶだけで、様々なテーマのイラストやデジタルアバター風の画像を自動生成してくれます。SNSのアイコン作成や、友人との話題作りとして非常に楽しめました。操作性に関しては、これら全ての機能が「写真」アプリの編集画面から数タップで呼び出せるため、非常に直感的です。

ただし、これらの高度な処理はクラウド上で行われるため、実行時にはパケット通信が発生し、処理完了までに数秒から十数秒の待ち時間があります。それでも、PCソフトを使わずにスマホだけでここまでの編集ができる手軽さは、大きなメリットだと言えるでしょう。

まとめ:AI機能

  • 機能の精度:AI消しゴム2.0は背景補完が自然で、観光地での不要な映り込み除去に実用的。
  • 補正効果:AI鮮明度強化やAIぼけ除去は、古い写真や軽度の手ブレ写真の救済に効果大。
  • 反射除去:ガラス越しの撮影で映り込みを軽減し、クリアな写真に仕上げてくれる。
  • 楽しさ:AI Studioで手軽にユニークなアバター画像を作成でき、SNSなどで活用可能。
  • 操作性:純正写真アプリから直感的に操作可能だが、クラウド処理のため通信環境と待ち時間が必要。

パフォーマンスとゲーム性能

OPPO A5 5GのCPU

ここではOPPO A5 5Gが搭載するMediaTek Dimensity 6300のパフォーマンスとゲーム性能を紹介します。

Antutuベンチマーク

OPPO A5 5Gは、プロセッサ(SoC)にMediaTek製の「Dimensity 6300」を採用しています。これは、最大2.4GHz駆動のオクタコアCPUと、GPUに「Mali-G57 MC2」を組み合わせた構成で、TSMCの6nmプロセスで製造されています。このチップセットは、比較対象である前モデル「OPPO A3 5G」と共通であり、さらに海外市場向けの「OPPO A5 Pro 5G」や、シャープの「AQUOS wish5」といった最新のエントリー〜ミドルクラスの機種にも採用されている、現在主流のスタンダードなプロセッサです。

Antutuベンチマークは以下のようになっています。

OPPO A5 5GのAntutuベンチマーク

例1: Antutu V10.4.8 総合で「437205」、CPUで「142078」、GPUで「68298」、MEMで「111291」、UXで「115538」

例2: Antutu V10.4.3 総合で「445808」、CPUで「144612」、GPUで「69411」、MEMで「120055」、UXで「111730」

CPU性能は約14万点、GPU性能は約6万8~9千点になります。

MediaTek Dimensity 6300性能を比較

OPPO A5 5Gが搭載するMediaTek Dimensity 6300 プロセッサと他のCPUの性能をAntutuベンチマークで比較してみました。

OPPO A5 5Gのグラフ。Antutu比較 MediaTek Dimensity 6300

CPU ランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 (Nothing Phone 3a)・・・Antutu 71万
  2. Snapdragon 6 Gen 1 (OPPO Reno13 A)・・・Antutu 64万
  3. Snapdragon 7s Gen2 (AQUOS sense9)・・・Antutu:60万
  4. MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:59万
  5. Dimensity 7060 (moto g66j 5G)・・・Antutu:50万
  6. Dimensity 6300 (OPPO A5 5G)・・・Antutu:43万
  7. Snapdragon 695 5G (OPPO Reno9 A)・・・Antutu:42万
  8. MediaTek Dimensity 6100+(Galaxy A25 5G)・・・Antutu:39万
  9. Dimensity 6020 (OPPO A79 5G)・・・Antutu:38万
  10. Helio G81 (moto g05/ Redmi 14C)・・・Antutu:25万

比較から分かること

比較結果から、OPPO A5 5Gはエントリークラスの価格帯でありながら、一世代前のミドルレンジスマホの定番だった「Snapdragon 695 5G」(OPPO Reno9 Aなど)と同等以上の性能を持っていることが分かります。

ライバル機である「Galaxy A25 5G」や、旧モデルの「OPPO A79 5G」と比較してもスコアは上回っており、Web閲覧やSNS、動画視聴といった普段使いにおいては、より快適な動作が期待できます。一方で、「OPPO Reno13 A」などの最新ミドルハイクラスとは明確な性能差があるため、高画質な3Dゲームなどを快適にプレイするにはパワー不足ですが、日常用途であれば「動作が遅い」と感じる場面は大幅に減っていると言えるでしょう。

ゲーム性能:人気タイトルで実機検証!重量級ゲームはどこまで遊べる?

OPPO A5 5Gで原神をプレイ。

ここでは、OPPO A5 5Gが搭載する「MediaTek Dimensity 6300」のゲーミング性能について、実際に5つの人気タイトルをプレイして検証しました。エントリーモデルのスマホでどこまで快適に遊べるのか、フレームレート(fps)の数値を交えながら詳しくレポートします。

原神

まずは、スマホの性能テストの定番とも言えるオープンワールドRPG『原神』です。結論から言うと、この端末で遊ぶにはかなりの割り切りが必要です。画質設定を「最低」、フレームレートを「30fps」に制限することで、ようやくデイリークエストの消化やフィールド探索ができるレベルになります。

実際にプレイしてみると、オブジェクトの多いスメールシティのような街中や、元素スキルが飛び交う戦闘シーンでは、画面が重くなるのを肌で感じました。試しに画質を「中」や「60fps」に上げてみたところ、端末が熱を持つとともに処理落ちが頻発。激しいエフェクトが重なると下限が16fps程度まで落ち込み、キャラクターの切り替えや回避操作がワンテンポ遅れるような感覚に陥りました。快適に冒険するには、画質は欲張らず「最低」に固定し、高難易度の秘境など高負荷なコンテンツは避けるのが賢明です。

OPPO A5 5Gで原神をプレイ

崩壊:スターレイル

続いて、美しいアニメーションレンダリングが魅力のターン制RPG『崩壊:スターレイル』です。こちらもGPUへの負荷が高いため、画質設定は「非常に低い」または「低い」、フレームレートは「30fps」に設定してプレイしました。

広大で複雑なマップである「ピノコニー」を移動している際や、キャラクターの必殺技カットインが入る瞬間には、明らかにフレームレートが低下し、映像がカクつく場面が見られました。ただ、アクションゲームとは異なり、コマンド選択式のターン制バトルなので、多少のカクつきがあっても「遊べない」と感じることはありませんでした。とはいえ、長時間プレイしていると端末が熱を持ちやすくなるため、画質の美しさよりも動作の安定性を優先した設定にしておくことが、ストーリーを最後まで楽しむための必須条件と言えそうです。

フォートナイト

建築とシューティングが融合した『フォートナイト』は、プレイヤー同士が激しく動くため、CPUとGPUの両方に高い負荷がかかります。正直なところ、この端末でのプレイは「戦い」でした。画質は「低」、3D解像度を「50%〜75%」まで落としてようやくマッチに参加できる状態です。

誰もいない場所やロビー画面では30fps付近が出ますが、敵と遭遇して建築合戦が始まったり、至近距離でのショットガンバトルになったりすると、フレームレートが急激に低下してしまいます。遠くの敵がカクカクして見えたり、テクスチャの読み込みが遅れたりすることがあり、一瞬の判断が生死を分けるバトルロイヤル本編では不利になる場面が多々ありました。クリエイティブモードなどの軽いマップなら比較的安定しますが、ビクロイ(勝利)を目指すガチ勢には厳しい環境だと感じました。

PUBG MOBILE

OPPO A5 5Gで「PUBG MOBILE」をプレイ

打って変わって、モバイル向けに最適化が進んでいる『PUBG MOBILE』では、驚くほど快適なプレイが可能です。画質設定を「スムーズ」、フレームレート設定を「ウルトラ(40fps上限)」、あるいはそれ以上に設定することで、非常に滑らかな操作感が得られます。

実際にプレイして計測したところ、平均して約51fps程度での動作を確認できました。これなら激しい撃ち合いの際でも照準を合わせやすく、ストレスを感じることなく生き残りをかけた戦いに没頭できます。ただし、画質を「HD」以上に上げるとGPU性能の限界でフレームレートが落ちてしまうため、勝ちにこだわるなら画質は「スムーズ」一択です。終盤戦でスモークが大量に焚かれるシーンでは一瞬重さを感じましたが、全体を通して実用的なパフォーマンスを維持していました。

ウマ娘 プリティーダービー

最後に、育成シミュレーションの『ウマ娘 プリティーダービー』です。このゲームに関しては、育成パートやメニュー画面などの2D操作は全く問題なく、サクサクと快適に進行します。

3Dグラフィックが多用されるレースシーンやウイニングライブも、標準的な画質設定で概ね滑らかに再生されました。しかし、18人のウマ娘が一斉に踊る「グランドライブ」や、固有スキルのエフェクトが豪華な一部の演出時には、一瞬コマ落ちして30fpsを割り込むような挙動を見せることがありました。もし気になる場合は、ゲーム内の設定で「推奨画質」を適用するか、観客などの表示を簡易設定にすることで、安定した滑らかさを取り戻せます。基本的には、愛馬の育成をストレスなく楽しめるタイトルです。

まとめ:ゲーム性能

『PUBG MOBILE』や『ウマ娘』のような最適化されたタイトルや軽量なゲームであれば、設定次第で十分に快適な動作が期待できます。しかし、『原神』や『崩壊:スターレイル』、『フォートナイト』といった重量級の3Dゲームにおいては、画質を最低まで落としてもカクつきやフレームレートの低下が避けられません。OPPO A5 5Gでゲームを楽しむなら、ヘビーな3Dタイトルは割り切って遊びつつ、カジュアルなゲームを中心に楽しむスタイルが合っていると感じました。

ゲーム以外の動作感:OPPO A5 5Gの快適さとクリエイティブ作業の限界

OPPO A5 5Gでウェブサイトを閲覧している。

ここでは、普段使いにおけるアプリの挙動や、画像・動画編集といったクリエイティブな作業をOPPO A5 5Gで行った際の実感、そして気になる発熱についてレビューします。

日常動作:120Hzの恩恵とメモリ4GBのリアル

日常的なブラウジングやSNSのチェックにおいて、OPPO A5 5Gは価格以上の快適さを提供してくれます。特に、最大120Hzのリフレッシュレートのおかげで、X(旧Twitter)のタイムラインや縦長のウェブサイトをスクロールする際のヌルヌルとした滑らかさは、一度味わうと病みつきになります。この視覚的な快適さは、前モデルのOPPO A3 5Gからしっかりと継承されています。

一方で、マルチタスクに関しては「割り切り」が必要です。物理メモリ(RAM)が4GBというスペックは、前モデルA3 5Gと同じであり、例えばGoogleマップで経路を調べながら、裏でブラウザを開き、さらにLINEを返信するといった操作を素早く行うと、アプリの再読み込みが発生することがありました。仮想メモリ機能で最大8GB相当まで拡張できますが、やはり物理的な容量の壁は感じます。アプリを頻繁に切り替える使い方よりも、一つのアプリをじっくり使うスタイルの方が、この端末の良さを活かせると感じました。

画像編集:5,000万画素の現像は「一呼吸」置く余裕を

アウトカメラで撮影した約5,000万画素の高解像度写真を、「Snapseed」や「Lightroom」などのアプリで編集してみました。読み込み自体はスムーズですが、フィルターを適用したり、明るさを調整したりする際に、反映されるまで「一呼吸」待つ場面があります。リアルタイムでサクサク変わるというよりは、処理を待って確認して、また調整する、というペースになります。とはいえ、SNSにアップするためのトリミングや色味補正程度であれば全く問題ありません。高画素データの書き出しには数秒の時間を要しますが、日常の記録を綺麗に残すための編集作業としては十分実用的な範囲です。

動画編集:フルHDのショート動画なら作成可能

動画編集アプリ「CapCut」を使用して、1分程度のVlog作成に挑戦しました。素材の読み込みやカット割りといった基本的な操作は、思いのほかスムーズに行えます。ただし、複数のエフェクトを重ねたり、凝ったトランジション(場面切り替え効果)を追加したりすると、プレビュー画面でカクつきが見られるようになりました。

また、書き出し(レンダリング)速度についても、ハイエンド機のような爆速とはいきません。フルHD(1080p)の動画を書き出す際、実時間と同じかそれ以上の時間がかかることもありました。4K動画の編集はスペック的にも厳しく、そもそもカメラ自体が4K撮影に対応していないため、あくまで「撮って出し」や「1080pまでのショート動画」を楽しむデバイスだと捉えるのが正解です。

発熱:長時間使用でも安心の熱管理

発熱に関しては、非常に優秀な印象を受けました。搭載されているMediaTek Dimensity 6300は電力効率に優れており、長時間のYouTube視聴やブラウジングを続けても、本体がほんのり温かくなる程度で、不快な熱さを感じることはありませんでした。前モデルA3 5Gよりもバッテリー容量が6,000mAhへと大幅に増量されていますが、45W急速充電を行っている最中でも、熱は適切に制御されていると感じます。

動画編集の書き出し時には、カメラ付近のCPU周りが多少熱を持ちますが、動作が極端に遅くなるサーマルスロットリングが発生するほどではなく、安定したパフォーマンスを維持していました。

まとめ:ゲーム以外の動作感

  • マルチタスク:120Hzのスクロールは快適だが、RAM 4GBの影響でアプリ切り替え時に再読み込みが発生しやすい。
  • 画像編集:5,000万画素の編集は可能だが、フィルター適用時などに一瞬の待ち時間がある。
  • 動画編集:CapCutでのカット編集はスムーズ。エフェクト多用や書き出しには時間を要する。
  • 発熱:動画視聴や急速充電時でも発熱は穏やかで、サーマルスロットリングも起きにくい。

メモリとストレージ:OPPO A5 5Gの頼れるRAM拡張と拡張性の高いmicroSDスロット

OPPO A5 5Gのメモリとストレージ

ここでは、OPPO A5 5Gのメモリ(RAM)とストレージ(ROM)の性能について、複数のアプリを同時に起動した際の挙動や、写真や動画を保存する際の使い勝手を中心に書いていきます。

仮想メモリで粘りを見せるRAM 4GBの挙動

OPPO A5 5Gの物理メモリは4GB(LPDDR4X)です。これは前モデルのOPPO A3 5Gと同じ容量であり、現代のAndroidスマートフォンとしては最小限のスペックと言えます。正直なところ、使い始める前は「4GBで足りるのか?」と不安がありましたが、ColorOSに搭載されている「RAM拡張(仮想メモリ)」機能がその不安を和らげてくれました。初期設定の段階で、ストレージの空き容量を使ってメモリを拡張する設定が有効になっており、最大で合計8GB相当のメモリとして動作させることが可能です。

実際に、YouTubeで動画を再生しながら、LINEの通知を確認し、さらにChromeで調べ物をする、といった一般的なマルチタスクを試してみました。アプリの切り替え時に一瞬の間を感じることはあるものの、フリーズすることなく動作しました。ただし、物理メモリが豊富なハイエンド機と比べると、裏で開いていたゲームアプリなどはタスクキル(強制終了)されやすく、再度開いたときにタイトル画面から再読み込みになる頻度は高いです。

この「アグレッシブにメモリを解放して動作を軽く保とうとする挙動」はA3 5Gと非常によく似ており、ヘビーなマルチタスクには向きませんが、SNSやブラウザを行き来する程度なら実用的な範囲に収まっています。

128GBストレージとmicroSDカードの活用術

内蔵ストレージは128GB(UFS 2.2)を搭載しています。初期設定を終えてアプリをいくつか入れた段階で、システム領域などが20GB近くを占有しており、ユーザーが自由に使える実質的な空き容量は約100GB前後でした。5,000万画素の高解像度写真を多用したり、動画をたくさん撮ったりするユーザーにとっては、少し心許ない容量かもしれません。

しかし、OPPO A5 5Gには最大1TBまで対応したmicroSDカードスロットが搭載されています。これが非常に心強い存在です。実際に手持ちの256GBのmicroSDXCカードを挿入してみたところ、スムーズに認識され、カメラの設定で写真の保存先をSDカードに変更することができました。これにより、内蔵ストレージはアプリ専用、写真や動画などの重いデータはSDカード、と住み分けができるため、容量不足のストレスから解放されます。

一つ注意が必要なのは、SIMスロットの仕様です。A3 5Gと同様に、SIMスロット2とmicroSDカードスロットは「排他仕様」になっています。つまり、「nanoSIM 2枚でデュアルSIM運用」をする場合、microSDカードは使えません。もしデュアルSIMとmicroSDカードを併用したい場合は、片方の回線を「eSIM」にする必要があります。この点は機種変更を検討している方にとって重要なチェックポイントです。

まとめ:メモリとストレージ

  • 物理メモリ:4GB (LPDDR4X)。前モデルA3 5Gから据え置きのエントリー仕様。
  • 仮想メモリ:最大4GB拡張可能で、合計最大8GB相当として動作。
  • マルチタスク:ライトな切り替えはスムーズだが、重いアプリは再読み込みが発生しやすい。
  • 内蔵ストレージ:128GB (UFS 2.2)。システム領域を除くと実質約100GB程度が利用可能。
  • 外部ストレージ:最大1TBのmicroSDXCに対応し、写真や動画の保存先として最適。
  • スロット仕様:SIM2スロットとの排他利用のため、物理SIM2枚との併用は不可(eSIM活用で回避可能)。

バッテリー持ちと充電:OPPO A5 5Gの驚異的なスタミナと急速充電

OPPO A5 5Gのバッテリー

ここでは、OPPO A5 5Gの最大のセールスポイントの一つである6,000mAhの大容量バッテリーと、その充電性能について、実際の使用感を交えて紹介します。

圧倒的な6,000mAhバッテリーと持続時間

OPPO A5 5Gは、本体の厚みを約8.0mmに抑えつつ、公称値で6,000mAhという巨大なバッテリーを搭載しています。これは前モデルであるOPPO A3 5Gの5,100mAhと比較しても約900mAhもの増量となっており、エントリー〜ミドルレンジのスマートフォンとしてはトップクラスの容量です。

バッテリー持ちの指標となるベンチマークテスト「PC Mark Work 3.0」の結果を確認すると、実に19時間7分という驚異的なスコアを記録しました。一般的なスマートフォンが10時間〜12時間程度であることを考えると、この数値がいかに突出しているかが分かります。

実際の使用で感じた「減らない」安心感

実際に朝フル充電の状態から持ち出し、通勤時の音楽鑑賞、日中のSNSチェックやブラウジング、そして帰宅後の動画視聴と、普段通りに使ってみましたが、夜寝る前の時点でもバッテリー残量は60%以上残っていました。意識して節約しなくても、1回の充電で丸2日は余裕で持ちこたえてくれます。週末にあまりスマホを触らないようなライトな使い方であれば、3日間充電なしで過ごすことも夢ではないと感じました。前モデルのA3 5Gも電池持ちは良好でしたが、A5 5Gは「バッテリー切れ」という概念を忘れさせてくれるほどの頼もしさがあります。

45W急速充電の実力と発熱

OPPO A5 5Gで充電している

充電に関しては、OPPO独自の急速充電技術「45W SUPERVOOCフラッシュチャージ」および汎用規格の「33W PPS」に対応しています。バッテリー容量が増えた分、充電時間が心配でしたが、対応する45W充電器を使用したところ、バッテリー残量1%の状態から約37分で50%まで回復しました。朝の身支度をしている短い時間で、1日分使えるだけの電力をチャージできるのは非常に便利です。

また、充電中の発熱を調べるために急速充電中に本体背面を触ってみましたが、ほんのり温かくなる程度で、不安になるような発熱は感じられませんでした。独自のバッテリーヘルスエンジンにより、充電中の温度管理や過充電防止が適切に機能している印象です。ただし、ACアダプターとUSBケーブルは同梱されていないため、この急速充電の恩恵を最大限に受けるには、別途45W以上に対応した充電器を用意する必要があります。

便利なリバースチャージ機能

6,000mAhという容量を活かして、他のデバイスへ給電できる「リバースチャージ機能」も搭載されています。USB Type-Cケーブルでワイヤレスイヤホンのケースや友人のスマホと繋ぐだけで、モバイルバッテリー代わりとして使うことができます。実際に手持ちのワイヤレスイヤホンを充電してみましたが、スムーズに給電が開始されました。いざという時に役立つ機能です。

なお、残念ながらワイヤレス充電(Qi)には対応していません。この価格帯とバッテリー容量を考えれば納得の仕様ですが、置くだけ充電に慣れている方は注意が必要です。

まとめ:バッテリー

  • バッテリー容量:6,000mAh(公称値)。前モデルA3 5Gの5,100mAhから大幅増量。
  • ベンチマーク:PC Markテストで19時間7分という圧倒的な持続時間を記録。
  • 実使用感:ヘビーに使っても1日では使い切れず、通常使用なら2〜3日は充電不要。
  • 充電速度:45W SUPERVOOC対応で、約37分で50%まで充電可能。
  • 発熱:急速充電時も適切な温度管理により、過度な発熱はなし。
  • リバースチャージ:モバイルバッテリーとして他機器へ給電可能。
  • ワイヤレス充電:非対応。
  • 付属品:充電器は別売りのため、急速充電には対応アダプターの購入が必要。

オーディオと通信性能:OPPO A5 5Gの音質とつながりやすさを徹底チェック

OPPO A5 5Gでアニメを視聴している

ここでは、OPPO A5 5Gのスピーカー音質やイヤホン使用時の使い勝手、そして5GやWi-Fi、Bluetoothといった通信機能の安定性について、実際に街中で使用した結果をもとにレポートします。

モノラルながら健闘するスピーカーとイヤホンジャックの安心感

まずスピーカーについてですが、OPPO A5 5Gは本体下部にシングルのモノラルスピーカーを搭載しています。前モデルのOPPO A3 5Gと同様の構成で、ステレオスピーカーでない点は惜しいところです。実際にOfficial髭男dismの「Subtitle」を再生してみたところ、ボーカル中音域は非常にクリアで歌詞が聞き取りやすい印象を受けました。一方で、ベースやドラムといった低音域の迫力や音の広がりに関しては、やはりステレオ機に比べると控えめで、少し音が軽く感じられます。

OPPO A5 5Gの「ウルトラボリュームモード」

しかし、これを補って余りあるのが「ウルトラボリュームモード」です。音量ボタンを上げ続けると最大300%までブーストできるこの機能は、換気扇が回っているキッチンでYouTubeのレシピ動画を見る際や、屋外の騒がしい場所でラジオを聴く際に絶大な効果を発揮しました。音割れを抑えつつ、人の声をはっきりと届けてくれます。

また、3.5mmイヤホンジャックを搭載しているため、お気に入りの有線ヘッドホンを変換アダプタなしで使えるのは大きなメリットです。Bluetoothコーデックも高音質のLDACに対応しており、対応するワイヤレスイヤホンを使えば、繊細な高音までしっかりと楽しむことができました。

最新Bluetooth 5.4と安定した通信環境

OPPO A5 5Gの通信を設定している

通信性能に関しては、地味ながら確実な進化を感じました。OPPO A5 5GBluetoothのバージョンが5.4に対応しており、前モデルA3 5GのVer 5.3からアップグレードされています。実際に通勤ラッシュの新宿駅構内でワイヤレスイヤホンを使用してみましたが、人混みの中でも接続が途切れることなく、非常に安定していました。

5G通信については、ドコモ回線のMVNO SIMと楽天モバイルの回線でテストを行いました。対応バンドは日本の主要キャリアをカバーしており(ドコモのn79は非対応)、エリア内ではアンテナピクトがしっかりと立ち、WebブラウジングやSpeedtestアプリでの計測でも下り数百Mbpsを記録するなど、快適な速度を確認できました。Wi-FiはWi-Fi 5(ac)までの対応ですが、自宅のルーターから離れた部屋でも電波強度は安定しており、高画質動画のストリーミングもスムーズでした。通話品質に関してもVoLTE通話はクリアで、相手の声がこもることなく自然に聞こえます。

正確なGPS測位とeSIMによる柔軟なSIM運用

GPS性能については、Googleマップを使用してカーナビ代わりに使ってみました。「みちびき(QZSS)」を含む複数の衛星測位システムに対応しているおかげで、高層ビルが立ち並ぶエリアでも現在地を見失うことはほとんどありませんでした。測位までの時間も短く、アプリを起動してから数秒で正確な位置が表示されます。

SIMカードスロットは左側面にあり、付属のピンで取り出すタイプです。物理SIM(nanoSIM)を2枚入れるか、SIM2スロットをmicroSDカードとして使うかの排他仕様になっています。ただし、eSIMに対応しているため、「物理SIM(メイン)+eSIM(サブ)+microSDカード(データ保存)」というトリプル運用が可能です。これはストレージ容量を確保しつつ、通信費を抑えたいユーザーにとって非常に魅力的な構成だと感じました。

まとめ:オーディオと通信性能

  • スピーカー:モノラル仕様だが、ボーカルなどの中音域はクリアで聞きやすい。
  • 音量機能:ウルトラボリュームモード(300%)により、騒音下でも音がはっきり聞こえる。
  • イヤホン:3.5mmジャック搭載。LDAC対応でワイヤレスでも高音質再生が可能。
  • Bluetooth:A3 5GのVer 5.3からVer 5.4へ進化し、接続安定性が向上。
  • 5G通信:主要キャリアのバンドに対応(n79除く)し、通信速度は高速で安定。
  • SIM仕様:nanoSIM×2またはnanoSIM+microSDの排他仕様だが、eSIM併用で柔軟な運用が可能。
  • GPS精度:みちびき対応により、ビル街でも正確で素早い測位を実現。

OSと機能:OPPO A5 5Gの最新Android 15と4年使える安心感

OPPO A5 5GのOS。Android 15

ここでは、最新のAndroid 15をベースにした「ColorOS 15」の使い心地や、前モデルから延長された「快適な操作感」の保証期間、そして日本独自の便利機能についてレビューします。

ColorOS 15の洗練されたデザイン

OPPO A5 5Gは、購入直後から最新のOSである「ColorOS 15(Android 15ベース)」を搭載しています。前モデルのOPPO A3 5G(以下A3)はColorOS 14(Android 14)だったので、最初から最新の機能とセキュリティでスタートできるのは大きなアドバンテージです。UIデザインは非常に視認性が高く、「アクアモルフィックデザイン」と呼ばれる自然な配色と流れるようなアニメーションが特徴的です。

設定メニューも整理されており、初めてOPPOを使う人でも直感的に操作できるでしょう。ただし、セットアップ直後にはゲームやショッピング系のプリインストールアプリ(ブロートウェア)がいくつかホーム画面に並んでいました。これらは手動で削除できるので、最初に整理することでよりスッキリとした環境で使用できます。

OPPO A5 5GのUI画面

明確化された「3年間」のアップデート保証

長くスマホを使う上で気になるのがサポート期間ですが、OPPOは2023年10月以降に発売された機種に対し、明確なアップデート保証方針を定めています。OPPO A5 5Gもこの対象に含まれ、「初出荷日から3年間のセキュリティアップデート」と「最低1回以上のOSバージョンアップ」が保証されています。

具体的には、2025年12月発売のA5 5Gは、少なくとも2028年12月頃まではセキュリティ更新が提供され、OSも将来的にAndroid 16以降へのアップデートが約束されていることになります。前モデルのA3 5G(2024年12月発売)も同様に3年間の保証(2027年12月まで)が付いていますが、A5 5Gは発売が1年新しい分、より長く安心して使い続けられる点がメリットです。エントリーモデルながら、メーカー公式のサポート期間がはっきりしている点は、購入時の大きな安心材料と言えます。

「4年間」の快適操作を持続するトリニティエンジン

アップデート保証とは別に、ハードウェアの経年劣化対策として「システム劣化防止機能」も強化されています。A3 5Gでは「3年続くサクサク操作感」が売りでしたが、今回のA5 5Gでは「4年間、快適な操作感」へと寿命が延びました。これはOPPO独自の「トリニティエンジン」が、アプリデータの圧縮やメモリ管理を自動で最適化し、長期間使用してもストレージの断片化や動作の重さを防いでくれる機能です。OSのサポート(3年)と、システム動作の快適性(4年)の両面で長寿命化が図られており、一つの端末を長く大切に使いたいユーザーに寄り添った設計だと感じます。

誰にでも優しい独自機能とツール

独自機能として搭載されている「シンプルモード」は、アイコンや文字サイズを大きく表示し、音量も聞き取りやすく調整してくれる機能です。設定からワンタップで切り替えられるため、シニア世代の家族にスマホを持たせる際も、このモードにして渡せば迷わず使ってもらえそうです。

また、「フォンマネージャー」アプリもプリインストールされており、不要なキャッシュファイルの削除やウイルススキャン、プライバシー権限の管理などを一括で行えます。複雑な操作なしに、タップするだけでスマホの健康状態を保てるのは、メンテナンスが苦手なユーザーにとってありがたいツールです。

便利な日本向け機能

日本市場向けにしっかりとローカライズされており、「おサイフケータイ®」と「マイナンバーカード機能」に対応しています。駅の改札を通る際も、コンビニで決済する際も、センサーの反応は非常に高速で、読み取りエラーなどは一度もありませんでした。日常の決済から行政手続きまで、この1台で完結できるのは非常に便利です。A3 5Gと同様に、これらの必須機能がしっかりと網羅されている点は、メイン端末として選ぶ際の重要なポイントになります。

デバイス連携

ColorOSを介した周辺機器とのスムーズな連携も魅力の一つです。「クイックペアリング」に対応しており、OPPO製のワイヤレスイヤホンなどをスマホの近くに置いてケースを開けるだけで、自動的に接続設定画面がポップアップし、面倒な設定なしで瞬時に使い始めることができました。

また、OPPO製のタブレットなどと連携する「マルチスクリーンコネクト」を使えば、スマホの画面をタブレットの大画面にミラーリングしたり、写真やテキストをドラッグ&ドロップで共有したりすることも可能です。さらに、同じOPPO IDでログインすることで、スマートウォッチで計測したヘルスケアデータや連絡先、写真などをデバイス間でシームレスに同期できます。機種変更時のデータ移行も、専用アプリを使えばiPhoneや他のAndroid端末からワイヤレスで簡単にコピーできるため、乗り換えのハードルも低く感じました。

瞬時の生体認証

セキュリティ面では、側面の電源ボタン一体型指紋認証と、顔認証のダブルロック解除に対応しています。指紋認証は、ポケットから取り出しながら親指を添えるだけで、画面を見る前にロックが解除されているほどの速さです。マスクをしていても使える顔認証と組み合わせることで、どんなシチュエーションでもストレスなく使い始めることができます。

まとめ:OSと機能

  • OS:最新のColorOS 15(Android 15ベース)を初期搭載。
  • アップデート保証:発売から3年間のセキュリティ更新と、最低1回のOS更新が公式に保証されており安心(A5 5Gは2028年末頃まで目安)。
  • 長寿命設計:トリニティエンジンにより、A3の「3年」から進化した「4年間」の快適操作を実現。
  • 独自機能:シンプルモードやフォンマネージャーにより、初心者やシニアでも管理が容易。
  • 日本機能:おサイフケータイ®とマイナンバーカード機能に対応し、生活に不可欠なサービスを利用可能。
  • デバイス連携:クイックペアリングやデータ同期により、OPPO製品間でのシームレスな体験が可能。
  • 生体認証:側面指紋認証と顔認証の併用で、高速かつ柔軟なロック解除が可能。

検証してわかったOPPO A5 5Gのメリット・デメリット

OPPO A5 5Gの背面

ここでは、実際にOPPO A5 5Gを使用して感じた「良い点」と「気になった点」を、前モデルであるOPPO A3 5Gとの比較を交えながら詳しく解説します。スペック表だけでは見えにくい、A3からの進化点や据え置き点を中心にまとめました。

メリット(長所、利点)

メリット1:バッテリー容量(A3の5,100mAhから6,000mAhへ増量)

最大の進化点はバッテリー容量です。前モデルのA3 5Gは5,100mAhでしたが、A5 5Gでは6,000mAhへと約18%も増量されました。実際に使ってみると、A3でも十分だった持ちがさらに強化され、「減らない」という安心感が別格です。PC Markのテストで19時間を超えるスコアを叩き出しており、1日中ハードに使っても余裕があります。ライトな使い方なら2〜3日は充電不要で過ごせるスタミナは、A3ユーザーが乗り換える動機としても十分な魅力です。

メリット2:耐久性と防水性能(A3比で耐衝撃約160%向上・IP65へ進化)

耐久性はA3から明確にスペックアップしています。A3 5GもMIL規格準拠のタフネスさを持っていましたが、A5 5Gはそこからさらに耐衝撃性能が約160%向上しました。さらに、防水・防塵性能もA3のIP54(生活防水レベル)から、A5ではIP65(噴流水への耐性あり)へと等級が上がっています。キッチンでの水洗いや強い雨の中など、A3では少し不安だったシーンでも、A5ならより安心して使えます。

メリット3:画面の明るさ(A3と同じ最大1,000nit・120Hz)

ディスプレイの明るさと滑らかさは、A3 5Gの良い点をそのまま引き継いでいます。エントリーモデルながら最大輝度1,000nitを実現しており、晴れた屋外でも画面の内容がはっきりと視認できます。また、最大120Hzのリフレッシュレートにも引き続き対応しており、ブラウザのスクロールやSNSの操作が非常に滑らかです。画面サイズも同じ6.7インチで、使い勝手を変えずに楽しめます。

メリット4:AI編集機能(A3よりも進化した消しゴム2.0など)

AI機能に関しては、A3からさらに実用性が増しています。A5 5Gに搭載された「AI消しゴム2.0」は、写真に写り込んだ不要な人物をワンタップで認識して消去でき、背景の補完も自然です。さらに、A3の時点では強調されていなかった「AI鮮明度強化」や「AI反射除去」、「AIぼけ除去」といった機能も充実しており、失敗写真をリカバリーする能力が向上しています。SNS映えする写真を手軽に作りたいユーザーにとって、A3以上の強力なツールとなります。

メリット5:日本向け機能(A3同様におサイフケータイ・マイナカード対応)

日本国内での使用に欠かせない機能は、A3から変わらず網羅されています。「おサイフケータイ®」に対応しており、SuicaやiDなどの電子決済がスムーズに行えます。さらに、マイナンバーカードの読み取り機能(スマホ用電子証明書)にも引き続き対応しているため、行政手続きがスマホ1台で完結します。A3同様、メイン端末として安心して使える仕様です。

メリット6:快適操作の寿命(A3の3年から4年へ延長)

長く使う上での安心感が強化されました。A3 5Gでは「3年続くサクサク操作感」が売りでしたが、A5 5Gでは独自のトリニティエンジンの進化により「4年間、快適な操作感」へと保証期間が1年延びました。また、A3と同じく発売から3年間のセキュリティアップデートと最低1回のOS更新が保証されていますが、発売日が1年新しいA5の方がサポート終了時期は遅くなるため、結果としてより長く愛用できます。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:画面解像度(A3から据え置きのHD+・フルHD非対応)

ディスプレイの解像度は、A3 5Gと同じ「HD+(1604×720)」のまま据え置かれました。6.7インチの大画面であるため、電子書籍で細かい文字を読む際や、YouTubeで高画質動画を視聴する際に、フルHD+の機種と比べると若干の粗さを感じることがあります。A3からの進化を期待していたユーザーには残念なポイントであり、画質の精細さを最優先するなら他の選択肢になります。

デメリット2:スピーカー音質(A3と同じくモノラル・ステレオ非対応)

スピーカー構成もA3 5Gから変わらず、本体下部のみの「モノラル仕様」です。人の声を聞く分にはクリアですが、映画や音楽を楽しむ際の臨場感や音の広がりはステレオスピーカー搭載機に劣ります。「ウルトラボリュームモード」で音量は稼げますが、音質面での進化はありません。没入感を得るには、A3同様にイヤホンの使用が必須となります。

デメリット3:カメラ構成(A3同様に超広角なし・OIS非対応)

カメラ構成もA3 5Gと同じく広角+深度のデュアルで、風景を広く撮れる「超広角カメラ」は今回も搭載されませんでした。また、光学式手ブレ補正(OIS)も引き続き非対応です。5,000万画素の高解像度は魅力ですが、夜間の手持ち撮影や歩きながらの動画撮影では手ブレの影響を受けやすく、撮影の幅という意味ではA3から大きな変化はありません。

デメリット4:ゲーム性能(A3と同じSoC・重量級ゲームは苦手)

搭載しているプロセッサはA3 5Gと同じ「MediaTek Dimensity 6300」です。AnTuTuスコアなどの基本性能は同等であり、GPU性能もエントリークラスのままです。『原神』などの重量級3Dゲームは、A3と同様に画質を「最低」まで落とさないと快適に動きません。ゲーム性能の向上を期待してA3から乗り換えると、変化を感じられないでしょう。

デメリット5:付属品と充電機能(A3と同じく充電器別売・ワイヤレス充電非対応)

付属品や充電仕様もA3 5Gを踏襲しています。急速充電に対応したACアダプター、USBケーブル、保護ケースは同梱されておらず、別途購入が必要です。また、45Wの急速充電には対応していますが、「ワイヤレス充電」は引き続き非対応です。SDカードスロットはありますが、SIMスロット2との排他利用となる点もA3と同じ仕様です。

まとめ:検証してわかったメリット・デメリット

PPO A5 5Gは、前モデルのA3 5Gをベースにしつつ、「バッテリー容量(5,100→6,000mAh)」と「耐久性(耐衝撃1.6倍、防水IP65)」という実用面を徹底的に強化したモデルです。

解像度やスピーカー、SoCといったハードウェアの基礎体力はA3から据え置かれていますが、新たに搭載された「AI消しゴム2.0」などの編集機能により、写真を撮って加工するクリエイティブな楽しさは確実にアップしています。A3のタフネスさとスタミナをさらに伸ばしつつ、AIによる新しい体験も加わった「正統強化版」と言えるでしょう。

OPPO A5 5Gのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 約6.7インチ, HD+(1604×720), LCD, 最大120Hz
  • CPU: MediaTek Dimensity 6300 (2.4GHz×2 + 2.0GHz×6)
  • GPU: ARM Mali-G57 MC2 @1072MHz
  • RAM(メモリ): 4GB LPDDR4X (最大8GB相当まで拡張可能)
  • ストレージ: 128GB UFS 2.2 (最大1TB microSDXC対応)
  • バッテリー: 6,000mAh (定格5,860mAh)
  • 充電: 45W SUPERVOOC / 33W PPS対応
  • 背面カメラ: [広角]約5,000万画素(F1.8) + [深度]約200万画素(F2.4)
  • 前面カメラ: 約800万画素(F2.0)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 5 (a/b/g/n/ac), Bluetooth 5.4
  • GPS: Beidou, GPS, GLONASS, Galileo, QZSS
  • NFC: おサイフケータイ®対応, NFC対応
  • インターフェース: USB Type-C (OTG対応), 3.5mmイヤホンジャック
  • センサー: 近接, 環境光, 加速度, 側面指紋, 電子コンパス
  • 機能: スプラッシュタッチ, ウルトラボリュームモード, マイナンバー機能
  • 防水防塵: IPX5 / IP6X
  • 生体認証: 側面指紋認証, 顔認証
  • OS: ColorOS 15.0 (based on Android 15)
  • サイズ: 約166mm × 76mm × 8.0mm
  • 重量: 約194g
  • カラー: グリーン, ホワイト
  • 付属品: 保護フィルム(貼付済), SIMピン, クイックガイド, 安全ガイド
  • モバイル通信(5G/4G/3G): 5G NR, 4G LTE, 3G WCDMA, 2G GSM
  • SIMカード: nanoSIM + eSIM (排他的デュアルSIMスロット)
  • 対応バンド:
    5G: n1/n3/n28/n41/n77/n78
    4G: Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/26/28/38/39/40/41/42
    3G: Band 1/2/4/5/6/8/19 2G: 850/900/1800/1900MHz

OPPO A5 5Gの評価

OPPO A5 5Gの前面

8つの評価基準で「OPPO A5 5G」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★☆☆

6.7インチの大画面と120Hzのリフレッシュレートは快適ですが、解像度がHD+の液晶であるため、FHD+の有機ELと比較すると精細さや鮮やかさは一歩譲ります。

スペック:★★★☆☆

Dimensity 6300と4GBメモリは日常使いには十分ですが、原神などの重いゲームには向きません。Antutu約41万点というスコア通りのエントリー性能です。

耐久性: ★★★★★

IP65への進化と、前モデル比約160%向上した耐衝撃性能は圧巻です。水濡れや落下に強く、ケースなしでも使いたくなるほどの安心感があります。

デザイン:★★★★☆

マット加工と雲をイメージしたテクスチャーは高級感があり、指紋も目立ちません。プラスチック素材ながら、安っぽさを感じさせない洗練された仕上がりです。

通信:★★★★☆

BluetoothがVer.5.4へ進化し、5GやWi-Fi 5にもしっかり対応しています。日常の通信環境で不安定さを感じることはほぼありません。

機能:★★★★☆

おサイフケータイやマイナンバーカード機能に加え、AI消しゴム2.0などの編集機能が充実。生活必需機能とエンタメ機能のバランスが良好です。

使いやすさ:★★★★☆

ColorOS 15のUIは見やすく、シンプルモードも搭載。4年間の快適操作保証もあり、スマホ初心者からベテランまでストレスなく使えます。

価格:★★★★★

約3万円という価格で6,000mAhバッテリーとAI機能、MIL規格の耐久性を備えており、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

【総評】★★★★☆(星4.5)

OPPO A3 5Gからの明確な進化点

前モデルであるOPPO A3 5Gと比較して、最も分かりやすい進化は「スタミナ」と「タフネス」です。バッテリー容量は5,100mAhから6,000mAhへと約18%も増量され、ライトな使い方なら数日は充電不要なほどの持久力を手に入れました。

また、耐久面では耐衝撃性能が約160%向上しただけでなく、防水防塵性能がIP54(生活防水)からIP65(噴流水耐性)へと強化されています。SoCなどの基本処理能力は据え置きですが、スマートフォンとしての「基礎体力」が大幅に底上げされた印象です。

「撮る」から「編集する」楽しさへ

今回のモデルで注目すべきは、AI機能の充実による体験の変化です。単に写真をきれいに撮るだけでなく、「AI消しゴム2.0」で不要なものを消したり、「AI鮮明度強化」で失敗写真を直したりといった、撮った後に「編集する」という楽しさが加わりました。これまでのAシリーズは「安くて頑丈で長く使える」という実用一辺倒なイメージがありましたが、A5 5Gではそこにクリエイティブな遊び心がプラスされています。これは、単なるマイナーチェンジモデルからの脱却と言えるでしょう。

安さの裏にあるデメリットと割り切り

約3万円台という安さを実現するために、上位モデルと比較して明確にコストカットされている部分もあります。特に、OPPO Reno13などの上位機種と違い、鮮やかな「有機ELディスプレイ」ではなく液晶を採用している点や、臨場感のある「ステレオスピーカー」ではなくモノラルスピーカーである点は大きな違いです。

また、カメラに超広角レンズがない点や、充電器が別売りである点も価格を抑えるためのトレードオフと言えます。映像美や音質を最優先するエンタメ重視のユーザーにとっては、これらが物足りなさを感じる要因になるでしょう。

どんな人に最適か

結論として、OPPO A5 5Gは負荷の高い3Dゲームはせず、SNSやウェブ閲覧、連絡手段としてサクサクと安心して長く使いたい人に最適です。また、写真を撮るだけでなく、撮ってからAIで手軽に編集を楽しみたい人にも最適です。できるだけ壊れることなく長期間使えて、充電の快適さを求めるなら、この機種は間違いなく「買い」の一台です。

OPPO A5 5G グリーン CPH2699【日本正規代理店品】SIMフリー

OPPO A5 5Gの価格・購入先

OPPO A5 5Gのグリーンとホワイト

※価格は2026/01/12に調査したものです。価格は変動します。

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで29,520円(税込・SIMフリー・日本国内版)、
  • 楽天市場で26,990円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで32,800円、

で販売されています。

Amazonで「OPPO A5 5G」をチェックする

楽天市場で「OPPO A5 5G」をチェックする

ヤフーショッピングで「OPPO A5 5G」をチェックする

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OPPO A5 5Gを安く買う方法

OPPO A5 5Gをできるだけ安く購入するには、IIJmioなどの格安スマホ(MVNO)やワイモバイルやUQmobileなどのサブブランドを利用するのがいいでしょう。また、auや楽天モバイル、などのキャリア(MNO)でも値下げされることがあるので、こまめにチェックしておきましょう。

IIJmio

OPPO A5 5GのIIJmioでの価格は以下の通りです(2026年2月2日まで)。

のりかえ価格(MNP)※2026/2/2まで

  • 一括払い:税込17,800円
  • 24回払い:税込743円(月額)

通常価格

  • 一括払い:税込32,800円
  • 24回払い:税込1,376円(月額)

のりかえ価格は、特に一括払いで17,800円とお得になっています。

IIJmioで「OPPO A5 5G」をチェックする

ワイモバイル

機種代金は、一律26,640円です。

1. 割引適用後の実質的な総支払額

  • 他社からのりかえ(シンプル3 M/Lの場合):割引適用後の総支払額は10,080円です。
  • 新規契約:割引適用後の総支払額は14,832円です。
  • 機種変更:割引はありませんので、総支払額は26,640円です。

2. 2年後に機種変更・返却する場合(新トクするサポート)

  • 他社からのりかえの場合、48回払いで25ヵ月目に機種変更・返却をすると、総支払額は24円(実質負担額)になります。
  • 新規契約の場合、同条件で総支払額は4,776円(実質負担額)になります。
  • ワイモバイルでも、他社からの乗り換えが最もお得になっています。

ワイモバイルで「OPPO A5 5G」をチェックする

UQmobile

UQ mobileでの「OPPO A5 5G」の価格は、以下の通りです。

機種代金は、一律税込22,001円です。

  • 他社からのりかえや新規契約の場合、指定プラン加入でキャンペーンが適用され、実質1円で購入できます。
  • 機種変更の場合は、「スマホトクするプログラム」を利用すると、端末返却を前提に実質負担額16,547円となります。

UQmobileで「OPPO A5 5G」をチェックする

au

基本的な機種代金は、すべての契約種別で税込22,001円です。

1. 新規契約、他社/povo2.0からの乗りかえ、UQ mobileからの乗りかえの場合

  • キャンペーン(au Online Shop お得割)適用で、最大割引後の機種代金は税込1円になります。(一括払いの場合)

2. 機種変更またはpovo1.0からの乗りかえの場合

  • 「5G機種変更おトク割」適用で、割引後の価格は16,501円です。
  • さらに、端末返却プログラム**「スマホトクするプログラム」**を利用すると、実質負担額は11,047円になります。

auでは、新規・乗りかえで非常に安く購入できるのが大きな特徴です。

auで「OPPO A5 5G」をチェックする

楽天モバイル

機種代金は、一括払いで26,990円です。

1. 割引・ポイント還元

  • 初めて楽天モバイルに申し込む方(他社からの乗り換え):最大16,000ポイント還元。
  • 2回目以降の申し込みの方:6,000ポイント還元。

2. 実質負担額

  • 機種代金26,990円から、初めての申し込み時の最大ポイント還元(16,000pt)を差し引くと、実質負担額は10,990円になります。
  • また、分割払いは24回で月々1,124円、48回で月々562円です(初回は金額が異なります)。

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おすすめのライバル機種と価格を比較

OPPO A5 5G」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。ぜひ比較してみてください。

OPPO A3 5G

OPPOから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2024年12月12日発売)。

MediaTek Dimensity 6300、4GB LPDDR4xメモリ、128GB UFS 2.2ストレージ、5100 mAhバッテリー、背面50MP+2MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、45W 急速充電、IP54防水防塵、MIL-STD-810H、プラッシュタッチ、ウルトラボリューム、最大8GBまでのメモリ拡張、おサイフケータイ、NFC、デザリング、eSIM、最大1TBまでのストレージ拡張、側面指紋認証、顔認証、USB 2.0 Type-C (OTG)、3.5mmイヤホンジャック、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3に対応しています。

✅価格は、Amazonで21,800円(税込・SIMフリー・日本国内版)、楽天市場で19,118円(送料無料・ほぼ新品)、ヤフーショッピングで21,800円、です。

👉関連記事:頑丈でコスパ最強! OPPO A3 5Gの耐久性と魅力を徹底レビュー! 

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REDMI 15 5G

Xiaomiから発売された6.9インチの5Gスマートフォンです(2025年12月19日発売)。

Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)、Qualcomm Snapdragon 6s Gen 3、4GB/8GBメモリ、2340 x 1080 pxのFHD+ 液晶(最大144Hz)、128GB/256GBストレージ、7000 mAhバッテリー、背面5000万画素メイン+補助レンズの2眼カメラ、前面800万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、33W急速充電、18Wリバース充電、リフレッシュレート最大144Hz、IP64防水防塵、モノラルスピーカー(200%音量アップ、Dolby Atmos対応)、AI機能(Gemini オーバーレイ、Google Gemini連携、「かこって検索」、自動ナイトモード、AI消しゴム(8GBモデルのみ)、AIスカイ)に対応。

おサイフケータイ (FeliCa)、ウェットタッチテクノロジー2.0、ストレージ拡張(最大2TB)、メモリ拡張、赤外線ブラスター、側面指紋認証、AI顔認証、USB Type-C、eSIM、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.1、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで36,980円(8GB+256GBモデル)、楽天市場で31,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで31,980円(送料無料)、です。

関連記事:REDMI 15 5G 徹底レビュー!バッテリー、スピーカーの劇的進化と欠点

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Galaxy A25 5G

Samsungから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年2月27日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 6100+、4GBメモリ、720 x 1600 pxのTFT液晶、64GBストレージ、最大21時間(動画再生時)駆動する5000 mAhバッテリー、背面50MP+2MPの2眼カメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、IPX5/IPX8防水防塵、、おサイフケータイ (Felica)、最大1.5TBまでのストレージ拡張、「かんたんモード」、「Galaxy使い方相談」、「端末リモート追跡」、通話録音、「Samsung Health」、「Smart Switch」(データ移行)、目の保護モード、バッテリーの保護、省電力モード、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで28,800円(税込・SM-A253QZBASJP)、楽天市場で19,299円(送料無料)、ヤフーショッピングで20,000円、です。

👉関連記事:Galaxy A25 5Gをレビュー!メリット・デメリット、価格、スペック、カメラ性能

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Nothing Phone (3a) Lite

Nothingから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2026年1月15日発売)。

Nothing OS 3.5 (Android 15ベース)、MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G、8GBメモリ、1084×2392 (FHD+)のフレキシブルAMOLED、128GB ストレージ、最大22時間(YouTube再生)駆動する5,000mAhバッテリー、背面50MP+8MP(超広角)+2MP(マクロ)の3眼カメラ、前面16MPのフロントカメラを搭載しています。

また、Essential Key、AIハブ機能「Essential Space」、ChatGPT(統合)、AI壁紙生成、、33W有線急速充電、5Wリバース充電、最大2TBまでのストレージ拡張(microSDカードスロット)に対応。

IP54防塵・防滴、おサイフケータイ (FeliCa)、「Glyph Interface」、光学式画面内指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6 (802.11ax)、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

✅価格は、Nothing公式サイトで42,800円(税込・国内版・SIMフリー)、楽天市場で32,890円(※回線セット)、ヤフーショッピングで45,480円(※海外版・SIMフリー)です。

👉関連記事:Nothing Phone (3a) Lite徹底レビュー!3aとの違いと欠点

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moto g66j 5G

Motorolaから発売された約6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年7月10日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 7060、8GBメモリ(RAMブーストにより最大24GBまで拡張可能)、2,400 x 1,080 pxのLCD、128GBストレージ、5200 mAhバッテリー、背面約5,000万画素+約800万画素の2眼カメラ、前面約3,200万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、IP68・IP69/MIL-STD-810H防水防塵、おサイフケータイ®、最大2TBまでのストレージ拡張、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth® 5.3、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで28,073円(税込)、楽天市場で34,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで31,800円、です。

👉関連記事:moto g66j 5G 徹底レビュー!耐久性・カメラ・機能をg64と比較

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AQUOS wish5

シャープから発売された約6.6インチの5Gスマートフォンです(2025年6月26日発売)。

Android™ 15、MediaTek Dimensity 6300、4GBメモリ(プラス最大4GBの仮想メモリ対応)、720 x 1,612 pxの液晶、128GBまたは64GBストレージ、5,000mAhバッテリー、背面約5,010万画素のカメラ、前面約800万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、「防犯アラート」機能、「電話アシスタント」、IPX5・IPX8・IPX9 / IP6X防水防塵、MIL-STD-810H準拠、おサイフケータイ (NFC)、Payトリガー、スクロールオート、Clip Now、ジュニアモード、かんたんモード、顔認証(マスク対応)、指紋認証、USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック、5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPS(GNSS)に対応しています。

✅価格は、Amazonで33,000円、楽天市場で31,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで35,300円、です。

👉関連記事:AQUOS wish5徹底レビュー!wish4から進化した防犯機能付きスマホ

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POCO M7 Pro 5G

Xiaomi傘下のPOCOブランドから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2025年4月3日発売)。

Xiaomi HyperOS 1.0 (Android 14ベース)、MediaTek Dimensity 7025-Ultra、8GBメモリ(最大16GB相当に拡張可能)、2400 x 1080 pxの有機EL (AMOLED)ディスプレイ(最大120Hzリフレッシュレート)、256GBストレージ、5110mAhバッテリー、背面50MP(OIS)+2MPの2眼カメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(消しゴムなど)、45Wターボチャージ、IP64防塵防滴、microSDカードによるストレージ拡張、NFC(Felicaは非対応)、赤外線ブラスター、画面内指紋センサー、AI顔認証、ステレオデュアルスピーカー(Dolby Atmos対応)、3.5mmヘッドホンジャック、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで29,980円、楽天市場で31,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで28,644円(中古)、です。

👉関連記事:POCO M7 Pro 5G 徹底レビュー!M6 Pro比較と買うべきか判断

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

AQUOS sense10徹底レビュー!進化したCPU性能とカメラの実力を評価

AQUOS sense10 背面上部の外観
2025年11月13日に発売されたシャープの「AQUOS sense10」は、国民的スタンダードモデルとして使いやすいと評判のsenseシリーズ最新作です。前モデルAQUOS sense9の完成度を引き継ぎつつ、CPU性能やスピーカー、AI機能など、ユーザーが不満に感じていた核心部分を大幅に強化し、スタンダードモデルの決定版として大きな注目を集めています。

このレビューでは、AQUOS sense10が日々の生活をどれだけ快適にしてくれるのか、AQUOS sense9からどれほど進化したのか、その実力を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

AQUOS sense10 の長所 (Pros):

  • 飛躍的に向上したCPU性能(AnTuTu 100万点超えでsense9やXperia 10 VIIを圧倒)
  • 劇的に進化したスピーカー(デュアルBOXスピーカー搭載で低音が豊かに)
  • 実用的なAIカメラ機能(「影除去」や「ショーケースモード」で撮影が快適に)
  • 強力なAI通話機能(騒音を消す「Vocalist」を新搭載)
  • 通信性能の進化(sense9のWi-Fi 5からWi-Fi 6Eに対応)
  • sense9の弱点を解消(指紋センサーの誤作動防止機能を追加)
  • microSDカードが最大2TBに対応(sense9の2倍)

AQUOS sense10 の短所 (Cons):

  • GPU性能は控えめ(『原神』など重いゲームは画質設定の調整が必要)
  • イヤホンジャック非搭載(sense9から引き続き)
  • ワイヤレス充電に非対応(sense9から引き続き)

総合評価:

AQUOS sense10は、「sense9の弱点を的確に潰してきた」完成度の高いモデルチェンジです。特にCPU性能の向上は圧倒的で、あらゆる日常操作がsense9より格段にスムーズになりました。さらに、AIによるカメラアシスト(影除去など)が撮影体験を向上させ、最大の不満点だったスピーカー音質も「デュアルBOXスピーカー」で劇的に改善されています。AI通話機能やWi-Fi 6E対応といった確実な進化も遂げており、6万円台のスタンダードモデルとして非の打ち所がない仕上がりです。

この記事で分かること

  1. 外観・デザイン: sense9とのサイズ・重量比較、アルミ筐体の質感、新色6色の詳細、接続ポートの位置、デュアルBOXスピーカーの位置、防水防塵・MIL規格、ケースの互換性、付属品
  2. パフォーマンス: Snapdragon 7s Gen 3の実力、アプリの動作感、マルチタスク、高負荷時の発熱・冷却性能
  3. ベンチマーク:AnTuTu スコア、Geekbenchスコア、sense9 (Snapdragon 7s Gen 2)との比較・CPU性能比較(ランキング)、
  4. ゲーム性能: 『原神』『鳴潮』『崩壊:スターレイル』など人気ゲームの実測フレームレート (FPS)、快適に遊ぶための画質設定
  5. メモリとストレージ: RAM 6GB/8GB、仮想メモリ(OFF/2/4/6GB)の設定変更、UFS 2.2、microSDカード(最大2TB対応)のメリット
  6. カメラ性能: 1/1.55インチセンサー、進化した画質エンジン「ProPix」、AI機能(影除去、ショーケースモード)、オートマクロ、11種類のフィルター、ポートレート(2倍画角)、夜景撮影の画質、動画撮影(レンズ切替対応)
  7. ディスプレイ: 6.1インチ Pro IGZO OLED、輝度(2000nit)の屋外での見やすさ、リフレッシュレート(1-240Hz)の滑らかさ
  8. オーディオ: デュアルBOXスピーカーの音質(sense9との低音比較)、イヤホンジャック非搭載
  9. バッテリー: 5,000mAhのスタミナ、実働2日間、動画連続再生時間(約17時間)、充電時間(約90分)、ワイヤレス充電非対応
  10. 通信性能: 5G、通話品質、eSIM、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、GPS
  11. OS・機能: Android 16、UIデザイン、長期アップデート保証(OS 3回/セキュリティ 5年)、AI通話「Vocalist」の実力、伝言文字起こし、おサイフケータイ、指紋認証(誤作動防止機能)
  12. 比較AQUOS sense9AQUOS R10arrows AlphaXperia 10 VII
  13. 評価: 5段階評価、総評、メリット・デメリット、「待つべきか」の結論
  14. スペック: 仕様詳細
  15. 価格:購入先、 SIMフリー、シャープ公式、Amazon、楽天、IIJmio(MVNO)、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、MNO

この記事を最後まで読むことで、「AQUOS sense10」を購入するべきかどうか、それとも「待つべきか」がはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:AQUOS sense10の特長|AQUOS:シャープ

デザインと耐久性:AQUOS sense10の継承と進化、その上質な手触り

AQUOS sense10の背面 上部

ここでは、AQUOS sense10のデザイン、携帯性、そして日々の使用に耐える耐久性について、前モデルAQUOS sense9と比較しながら詳しく見ていきます。

変わらない安心感、進化した上質感

AQUOS sense10を初めて手に取った瞬間、前モデルAQUOS sense9で感じた「ちょうど良さ」がそのまま継承されていることに気づきました。サイズは約149mm×73mm×8.9mm、重量も約166gと、スペック上も実測(SIM無しで166.3g)でもsense9と全く同じです。この6.1インチクラスにおける軽量コンパクトな設計は、片手でしっかりグリップでき、長時間持っていても疲れにくい絶妙なバランスを維持しています。

AQUOS sense10の右 側面

デザインは引き続き「miyake design」が監修しており、頑丈なアルミ筐体を採用しています。マットな質感は指紋が目立ちにくく、安っぽさを感じさせません。sense9と見比べると、カメラユニットのアイコニックなデザインは共通ですが、sense10ではカメラ周りにあったFeliCaマークが(本体内蔵はそのままに)ついに消え、よりすっきりとした洗練された印象を受けます。よく見ると、アンテナラインも1箇所減っており、ミニマルなデザインへのこだわりを感じさせます。

ファッションのように選べる6つのカラー

AQUOS sense10のカラーバリエーション

カラーバリエーションはsense9から一新されました。「Casual」(デニムネイビー、カーキグリーン)、「Kireime」(ペールピンク、ペールミント)、「Basic」(フルブラック、ライトシルバー)の3つのスタイル、全6色がラインアップされています。特にデニムネイビーやカーキグリーンは、カメラ周りとのツートン(バイカラー)が個性的で、ファッションアイテムのように選ぶ楽しさがあります。sense9のブルーやコーラルも魅力的でしたが、sense10はより落ち着いた大人の色合いが増えた印象です。

ボタンとポートの配置:進化したスピーカー位置

AQUOS sense10の底面にある接続ポート

ボタンとポートの配置はsense9を踏襲しています。右側面には指紋認証センサー一体型の電源ボタン音量ボタンが集中しています。左側面にはSIMピン不要で開閉できるSIM/microSDカードスロットがあり、急なSIM交換やSDカードの追加時に非常に便利です。本体底面にはUSB Type-Cポート、マイク、スピーカーが配置されています。

注目すべきはスピーカーの位置と構造です。sense9もステレオスピーカーでしたが、音圧を稼ぐための「Box構造」は口元(下部)のみでした。しかし、AQUOS sense10では耳元(上部)と口元(下部)の両方が「デュアルBOXスピーカー」に進化しました。これにより、オーディオ体験の向上が期待されます。残念ながら、sense9同様に3.5mmイヤホンジャックは非搭載のままです。

変わらぬ堅牢性

耐久性に関しては、AQUOS senseシリーズの真骨頂とも言える安心感をそのまま引き継いでいます。IPX5/IPX8の防水性能IP6Xの防塵性能、さらにMIL-STD-810G/H準拠16項目におよぶ耐衝撃性能を備えています。実際に水回りやアウトドアシーンに持ち出しても不安を感じさせません。さらに、泡ハンドソープでの丸洗いやアルコール除菌シートにも対応しており、衛生面でも安心して使えます。

付属品

付属品はシンプルで、データ移行用の「クイックスイッチアダプター(試供品)」と説明書のみとなっています。充電器やケーブルは付属しないため、別途用意が必要です。

選べる豊富なケースオプション

AQUOS sense10の純正ケース

AQUOS sense10はsense9と本体サイズ・形状が全く同じであるため、AQUOS sense9用に販売されていたケースやアクセサリーがそのまま流用可能です。私自身、sense9で使っていたお気に入りのケースをsense10に装着してみましたが、ボタン位置やカメラ穴も完璧に一致しました。

オプションも豊富で、本体カラーに合わせた6色の純正シリコンケースが用意されています。さらに、スニーカーブランド「SPINGLE」や、ジーンズブランド「児島GENES」「BLUE SAKURA」との個性的なコラボケースも選べます。もちろん、エレコムやMSソリューションズといったサードパーティ製ケースも多数ラインナップされており、選ぶ楽しさが広がっています。

まとめ:デザインと耐久性

  • 第一印象:sense9と瓜二つ。アルミの質感は高く、軽量コンパクトで手に馴染む。
  • デザイン:miyake design監修。FeliCaマークが消え、より洗練された外観。
  • 携帯性:166g、幅73mmは6.1インチとして非常に優秀。片手操作も快適。
  • 耐久性:IP68防水防塵、MIL規格準拠、ハンドソープ洗浄対応で安心感が非常に高い。
  • ポートとボタン:配置はsense9と同じ。右に電源・音量、左にSIM/SDスロット、下にType-C・スピーカー。イヤホンジャックは非搭載。
  • スピーカー:sense9の片側Box構造から、デュアルBox構造(上部・下部)へ進化。
  • ケース:sense9と完全互換。純正、コラボ、サードパーティ製と選択肢が非常に豊富。

パフォーマンス:AQUOS sense10のSnapdragon 7s Gen 3性能を徹底検証

AQUOS sense10のCPU

ここではAQUOS sense10のパフォーマンスについて、Antutuベンチマーク、アプリの動作感、発熱と冷却、メモリとストレージに分けて、詳細にを紹介します。

Antutuベンチマーク

AQUOS sense10は、プロセッサにQualcomm製の「Snapdragon 7s Gen 3 Mobile Platform」を搭載しています。これは、AQUOS sense9に搭載されていた「Snapdragon 7s Gen 2」の後継チップです。公式発表では、sense9のSoCと比較してCPU性能が約20%、GPU(グラフィック)性能が約40%、AI性能が約30%向上しているとされています。日常の操作だけでなく、AI機能の処理もより快適になっていることが期待できます。

【Antutu バージョン 11・SHARP SH-M33】

AQUOS sense10のAntutuベンチマーク

例1:Antutu V11.0.5 総合で「1031525」、CPUで「418015」、GPUで「183534」、MEMで「169978」、UXで「259998」

例2: Antutu V11.0.5 総合で「1037139」、CPUで「420942」、GPUで「184028」、MEMで「170576」、UXで「261593」

CPU性能は約41~42万、GPU性能は約18万程度になることが多いようです。

その他のベンチマーク

  • Geekbench 6 シングルコアで「1196点〜1158点」、マルチコアで「3087点〜3301点」
  • GPU (OpenCL)で「3316点〜3317点」
  • 3DMark Wild Life Extremeで「1074点」
  • Steel Nomad Lightで「416点」

ベンチマーク結果からわかること

Antutu V11での総合スコアが約103万点台に達しているのは大きな注目点です。AQUOS sense9がAntutu V10で約58万点~61万点(3D Lite)だったことを考えると、総合スコアは大幅に向上しています。特にCPU性能を示すGeekbenchスコアもsense9(シングル約992点、マルチ約2757点)と比較して、シングル・マルチ共に着実に向上しています。

ただし、GPU(グラフィック)性能を見ると、AntutuのGPUスコアは約18万点台、3DMarkのスコアもSteel Nomad Lightで416点と、CPU性能の向上幅に比べるとやや控えめです。これはSnapdragon 7s Gen 3が、AI性能や省電力性を重視しつつ、GPU性能はミドルレンジ上位に抑えた設計であることを示しています。日常使いやSNS、動画視聴は極めて快適ですが、高いグラフィック性能を要求する重量級の3Dゲーム(例:『原神』)を最高画質でプレイするには力不足を感じる可能性があります。

CPU性能を比較(Snapdragon 7s Gen 3)

ここでは、AQUOS sense10のQualcomm Snapdragon 7s Gen 3プロセッサと、他のCPUの性能を比較して紹介します。

AQUOS sense9と比較

前モデルのAQUOS sense9は、「Snapdragon 7s Gen 2」プロセッサを搭載しています。これはTSMCの4nmプロセスで製造されたチップですが、実際の性能、特にGPU(Adreno 710)はミドルレンジ帯に位置付けられます。重いゲームよりも、日常的な操作の快適さと省電力性のバランスを重視したプロセッサと言えます。

Antutuベンチマーク結果は以下のようになっています。

【Antutu バージョン 10・SH-M29】

例: Antutu V10 総合で「615864」、CPUで「205626」、GPUで「134603」、MEMで「125174」、UXで「150461」

V10からV11ではスコアが15%〜30%程度上回ることが多いため、AnTuTu V11では約75万〜80万点になると推定されます。

つまり、AQUOS sense10(Antutu:103万)は、AQUOS sense9(Antutu:80万)よりもスコアが23万高くなっていることが分かります。

Snapdragon 7s Gen 3性能を比較

Snapdragon 7s Gen 3プロセッサは、Antutu V10ベンチマーク総合に換算すると、約80万点前後になります。

このスコアをもとにして、他のスマホのCPUと比較してみました。

CPUランキング

AQUOS sense10のグラフ。Antutu比較 Snapdragon 7s Gen 3

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. MediaTek Dimensity 8400-Ultra (Xiaomi 15T)・・・Antutu:164万
  2. Apple A18 Bionic (iPhone 16)・・・Antutu:150万
  3. Snapdragon 7+ Gen 3 (AQUOS R10)・・・Antutu:133万
  4. Tensor G5 (Google Pixel 10)・・・Antutu: 120万
  5. Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:85万
  6. Snapdragon 7s Gen 3 (AQUOS sense10)・・・Antutu:80万
  7. Dimensity 7300-Ultra(Redmi Note 14 Pro 5G)・・・Antutu:67万
  8. Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (OPPO Reno13 A)・・・Antutu:64万
  9. Snapdragon 7s Gen2 (AQUOS sense9)・・・Antutu:61万
  10. Snapdragon 6 Gen 3 (Xperia 10 VII)・・・Antutu:59万

比較からわかること

この比較のグラフから、AQUOS sense10が搭載するSnapdragon 7s Gen 3(Antutu V10換算: 80万点)の立ち位置が明確になります。まず、前モデルAQUOS sense9(61万点)や、ライバル機種と目されるXperia 10 VII(59万点)に対して、20万点以上の大差をつけており、性能が飛躍的に向上していることがわかります。

一方で、同じAQUOSシリーズのハイエンドモデルであるAQUOS R10(133万点)や、Xiaomi 15T(164万点)などのフラッグシップ機とは大きな性能差があり、sense10はあくまでスタンダードモデルの枠内での高性能化であることが確認できます。また、名前が似ているSnapdragon 7 Gen 3(85万点)よりもわずかに下のスコアとなっており、Snapdragon 7s Gen 3は「ミドルハイ(中上位)」クラスの性能と評価できます。

アプリの動作感:AQUOS sense10の日常操作はどれほど快適か

ここでは、AQUOS sense10のゲーム以外の日常的なパフォーマンス、特にブラウザやSNS、マルチタスク性能について、AQUOS sense9と比較しながらレビューしていきます。

日常操作の快適性とスクロール性能

AQUOS sense10は、プロセッサ(SoC)のCPU性能がAQUOS sense9比で約20%向上しています。この差は、ゲームだけでなく日常のあらゆる操作で体感することができました。X (旧Twitter) のタイムラインを高速でスクロールしたり、Chromeで複数のタブを開きながらニュースサイトを見たりする際の動作が、sense9よりも明らかにスムーズです。

AQUOS sense9の時点でも、Web閲覧や動画視聴といった日常使いで「もたつく」ことは基本的にありませんでした。しかし、AQUOS sense10はPro IGZO OLEDの最大240Hz可変駆動と高性能なCPUが組み合わさり、指に吸い付くような操作感が一段と向上していると感じます。アプリの起動や切り替えといった基本動作でストレスを感じることはまずないでしょう。

マルチタスクとクリエイティブ作業

CPU性能の向上は、複数のアプリを同時に動かすマルチタスク性能にも好影響を与えています。例えば、YouTubeで音楽を流しながらChromeで調べ物をし、LINEの通知に返信する、といった一連の動作が非常にスムーズです。AQUOS sense9(6GBモデル)では、アプリを切り替えた際にバックグラウンドのアプリが再読み込み(タスキル)されることが稀にありましたが、AQUOS sense10(特に8GBモデル)ではその頻度が減り、より快適に作業を継続できました。

また、簡単なクリエイティブ作業も試してみました。Lightroom Mobileで5030万画素の高画素写真を読み込み、露出やカラーを調整する際、パラメータを動かしたときのプレビュー反映がsense9よりもキビキビと追従します。同様に、CapCutなどのアプリで短い動画クリップをいくつか繋ぎ合わせ、テキストとBGMを追加する程度の簡単な動画編集も行いましたが、プレビュー再生や最終的な書き出し(エンコード)にかかる時間が、sense9を使っていた時よりも短縮されていることを体感できました。

まとめ:アプリの動作感

  • 基本動作:AQUOS sense9よりCPU性能が向上し、XやChromeなどの日常アプリの動作がより一層スムーズで快適。
  • スクロール:最大240Hz駆動のディスプレイと高性能CPUの組み合わせで、非常に滑らかな操作感を実現。
  • マルチタスク:アプリの切り替えや同時使用時の安定性が向上し、アプリの再読み込みが起こりにくくなった。
  • 軽作業:Lightroomでの写真編集やCapCutでの簡単な動画編集など、CPUパワーを要する作業のレスポンスや処理速度がsense9から確実に向上している。

発熱と冷却:AQUOS sense10はsense9よりクールになったか

AQUOS sense10で原神をプレイ

ここでは、AQUOS sense10のパフォーマンス向上に伴う「発熱」と、それをどれだけ抑えられているかについて、AQUOS sense9と比較した実際の体感をレビューしていきます。

ベンチマーク中の温度比較

スマートフォンの性能が上がると、どうしても発熱が気になります。そこでまず、AnTuTuベンチマークを連続で実行して負荷をかけてみました。AQUOS sense10は、テスト終了後の本体外部温度が約29.4℃に収まりました。対して、AQUOS sense9で同様のテストを行った際は33℃を超えることもあり、AQUOS sense10は高負荷時の熱処理がsense9よりも改善している印象を受けました。

ただし、別のテスト環境では、sense10もsense9もベンチマーク中に35℃まで上昇する場面もあり、計測時の室温や環境にも左右されるようです。とはいえ、ベンチマークスコアが大幅に向上しているにもかかわらず、発熱が同等以下に抑えられている点は評価できます。

高負荷なゲームプレイ中の発熱

次に、最も発熱しやすい3Dゲームを試しました。『原神』を最高画質設定で30分間プレイしてみると、本体は最大で43℃に達しました。これはAQUOS sense9で同じテストをした時とほぼ同じ温度です。どちらも「そこそこ熱い」と感じる温度ですが、AQUOS sense10の方が高いフレームレートを維持できていたため、電力効率は向上しているようです。

また、『鳴潮』のような高速バトルゲームでは、sense10の表面温度が約38.7℃だったのに対し、sense9は約40.3℃と、AQUOS sense10の方が約2℃低く抑えられていました。sense9では熱による動作の不安定さを指摘する声もありましたが、sense10はパフォーマンスを維持しつつ、発熱をsense9と同等か、わずかに低減させることに成功しているようです。

日常使用での発熱

ゲームやベンチマークのような極端な負荷をかけない限り、AQUOS sense10が熱を持つことはほとんどありませんでした。Chromeでのブラウジング、X (旧Twitter) の閲覧、YouTubeでの動画視聴といった日常的な使い方では、ほんのり温かくなる程度で、発熱が気になる場面は皆無でした。AQUOS sense9も日常使用での発熱は控えめでしたが、sense10もその美点をしっかりと受け継いでいます。

まとめ:発熱と冷却

  • ベンチマーク時:AQUOS sense9よりも発熱が抑えられる傾向が見られた。
  • 高負荷ゲーム時:sense9と同等レベル(40℃前後)まで熱を持つが、パフォーマンスは向上しつつ発熱は同等かやや低減している。
  • 日常使用:sense9と同様、発熱はほとんど気にならないレベルで快適。

メモリとストレージ:AQUOS sense10の余裕と、sense9から進化した拡張性

AQUOS sense10の仮想メモリ

ここでは、AQUOS sense10のメモリ(RAM)とストレージ(ROM)、そして外部ストレージの対応について、AQUOS sense9と比較しながらその使い勝手をレビューします。

メモリとマルチタスク性能

AQUOS sense10の物理メモリ(RAM)構成は、前モデルAQUOS sense9と同様に、6GBモデルと8GBモデルがラインナップされています。私が試用したのは6GBモデルですが、日常使いでアプリが強制終了するようなことはありませんでした。

注目すべきは仮想メモリの扱いです。AQUOS sense9の6GBモデルは仮想メモリが6GBで固定されていましたが、AQUOS sense10では設定が柔軟になりました。6GBモデルでは最大6GBまで、8GBモデルでは最大8GBまで仮想メモリを割り当てることが可能です。さらに、AQUOS sense10の6GBモデルでは、OFF、2.0GB、4.0GB、6.0GBと、ユーザーが任意でサイズを選べるようになっていました。

これにより、マルチタスク時の安定性が増したように感じます。sense9で稀に感じた、複数のアプリを切り替えた際の再読み込みが、sense10ではさらに起こりにくくなりました。

ストレージ容量と大幅に進化した拡張性

AQUOS sense10のmicroSDカードスロット

内蔵ストレージ(ROM)は、AQUOS sense9と同じく128GBモデルと256GBモデルが用意されており、規格もUFS 2.2で変更ありません。しかし、外部ストレージ対応で大きな進化がありました。AQUOS sense10は、microSDカードの最大対応容量が、AQUOS sense9の最大1TBから、一気に倍の最大2TBへと向上しました。

これは、5030万画素の高画素カメラを搭載する本機にとって非常に大きなメリットです。実際に撮影してみると、写真1枚あたりのデータサイズも大きくなりがちで、4K動画などを撮影するとストレージはあっという間に圧迫されます。sense9の1TBでも十分大容量でしたが、sense10の2TB対応という安心感は絶大です。容量を気にすることなく、旅先での動画撮影や大量の写真撮影を楽しめるのは、大きな喜びでした。

まとめ:メモリとストレージ

  • メモリ構成:AQUOS sense9と同様、RAM 6GBモデルとRAM 8GBモデルの2構成。
  • 仮想メモリ:sense9より柔軟性が向上。6GBモデルはOFF/2/4/6GBで設定可能、8GBモデルは最大8GBに対応。
  • ストレージ容量:AQUOS sense9と同様、128GBモデルと256GBモデルが用意され、規格もUFS 2.2。
  • ストレージ拡張性:AQUOS sense9の最大1TBから、AQUOS sense10では最大2TBのmicroSDカードに対応し大幅に進化。

ゲーム性能:原神などの人気タイトルで動作を検証

AQUOS sense10で原神をプレイしている

AQUOS sense10が搭載するQualcomm Snapdragon 7s Gen 3が、実際のゲームプレイでどれほどのパフォーマンスを発揮するのか、いくつかの人気タイトルで試してみました。前モデルAQUOS sense9(Snapdragon 7s Gen 2)からGPU性能が約40%向上したとされていますが、その実力を見ていきましょう。

原神

まず、高いグラフィック性能を要求される『原神』です。AQUOS sense9ではデフォルト画質が「低」でしたが、AQUOS sense10では「中」設定がデフォルトとなっており、まずここで性能の向上を感じました。実際に画質設定を「中」にしてテイワット大陸を探索してみると、平均して30〜40FPSを維持し、非常にスムーズです。

元素爆発が飛び交う激しい戦闘シーンではフレームレートがやや落ち込むこともありますが、sense9で感じたような大きなカクつきは減少し、十分にプレイ可能な範囲に収まっています。最高画質+60FPS設定も試しましたが、さすがに重く平均35FPS程度まで落ち込むため、快適さを求めるなら「中」設定がベストバランスだと感じました。

鳴潮 (Wuthering Waves)

次に、高速な戦闘アクションが魅力の『鳴潮』です。これも『原神』同様に負荷の高いゲームですが、画質設定を「中」にすることで平均30FPSでのプレイが可能でした。sense9では「中」設定でも厳しい場面がありましたが、sense10ではキャラクターが入り乱れる高負荷な戦闘でも、以前より安定して動作します。もちろん、戦闘時の快適性を最優先するなら画質を「低」に設定するのが賢明で、フレームレートの落ち込みを抑え、よりスムーズなアクションを楽しめました。

崩壊:スターレイル

壮大な宇宙を舞台にしたターン制RPG『崩壊:スターレイル』も試しました。これはターン制バトルであるため、アクションゲームほどのシビアなフレームレートは要求されません。画質設定「中」、フレームレート「60」でプレイしたところ、フィールドの移動中や戦闘シーンで40〜50FPSを安定して維持してくれました。派手な必殺技の演出では一時的にフレームレートが落ち込むこともありますが、ゲームの性質上、操作に影響はなく、美しいグラフィックを十分に楽しむことができました。

フォートナイト

世界的な人気を誇るバトルロイヤルTPS『フォートナイト』では、フレームレートの安定性が重要です。グラフィック設定を「中」か「パフォーマンスモード」にすることで、60FPSを目指してプレイすることができました。建築や戦闘が激しくなるゲーム終盤では40〜50FPSに低下することもありましたが、序盤のアイテム収集や移動はスムーズに行えます。競技性を重視するなら、すべての設定を低くすることで、より安定したフレームレートを確保するのが良いでしょう。

Call of Duty: Warzone Mobile

リアルな戦場を体験できる『Call of Duty: Warzone Mobile』も、モバイル版とはいえ高いグラフィック性能を要求します。画質設定を「中」にすることで、30〜40FPSでのプレイが可能でした。近距離での撃ち合いなど、素早い反応が求められる場面では、設定を「低」に調整することでフレームレートの安定性が向上し、敵にエイムを合わせやすくなる感覚がありました。

まとめ:ゲーム性能

AQUOS sense10 ゲーム性能とフレームワークのグラフ。

AQUOS sense10が搭載するSnapdragon 7s Gen 3は、多くの3Dゲームにおいて、画質設定を「中」または「低」に調整することで快適にプレイできるパフォーマンスを発揮します。AQUOS sense9と比較して、ゲームのデフォルト設定が上がったり、フレームレートが安定しやすくなったりと、確実な進化を感じ取ることができました。最新の高負荷なゲームを最高設定で楽しむには力不足ですが、カジュアルに幅広いゲームを楽しみたいユーザーにとって、十分満足できる性能を持ったスマートフォンです。

カメラ性能:AQUOS sense10 AIと新センサーが拓く撮影体験

AQUOS sense10の背面にあるカメラ

ここでは、AQUOS sense10のカメラ性能について、AQUOS sense9から進化したハードウェア、AI機能、そして実際の撮影体験を詳しくレビューしていきます。

カメラハードウェアと画質エンジン「ProPix」

AQUOS sense10のカメラ構成は、標準カメラが有効画素数約5,030万画素(F値1.9、1/1.55インチ大型センサー、光学式手ブレ補正(OIS)対応)、超広角カメラが有効画素数約5,030万画素(F値2.2、1/2.5インチセンサー)、インカメラが約3,200万画素となっています。このハードウェア構成は、実はAQUOS sense9とスペック上はほぼ同一です。

しかし、AQUOS sense10の写真はsense9から確実に進化しています。その秘密は、上位モデルAQUOS R10譲りの技術を投入し、大幅に進化した画質エンジン「ProPix」にあります。特にナイトモードやHDR撮影において、sense9の2倍以上の情報量で合成処理を行うようになり、ズーム時や暗所でのディテール表現とノイズ低減能力が格段に向上しました。

AIが撮影をアシストする新機能

AQUOS sense10のAIカメラ機能。影を除去と「ショーケースモード」

(左の写真:食べ物の影を除去している。右の写真:「ショーケースモード」でガラス越しの反射・映り込みを軽減している。)

AQUOS sense10の最大の進化点は、AQUOS sense9にはなかった強力なAIカメラ機能の搭載です。

まず「影を自動除去」機能。カフェで料理を撮影する際、今までは自分の手やスマートフォンの影が映り込まないよう角度を工夫する必要がありましたが、sense10ではAIが影を認識して自動で消去してくれます。実際に試したところ、不自然さも少なく、照明を気にせず構図に集中できるのは大きな喜びでした。また、書類を撮影する際の「テキストの影除去」も、台形補正と合わせて機能し、スキャンしたかのように読みやすく保存できました。

もう一つの新機能が「ショーケースモード」です。これはガラス越しの撮影で、悩みの種だった反射や映り込みをAIが軽減してくれる機能です。sense9では諦めていた、ショーウィンドウに並んだケーキや水族館の水槽なども、sense10では自分の姿や照明の反射が抑えられ、被写体をクリアに撮影できました。

撮影の幅を広げる多彩なモード

AQUOS sense10は、AQUOS sense9にはなかった(または進化した)撮影モードを搭載し、撮影の楽しさが大きく向上しています。

AQUOS sense10のオートマクロ機能

オートマクロ機能: AQUOS sense9同様に超広角カメラを使用したオートマクロ機能に対応しており、被写体にグッと寄るだけで自動でマクロモードに切り替わります。sense9よりもオートフォーカス(AF)が高速化している印象で、花のしべや水滴の質感まで素早くピントを合わせて捉えることができました。

11種類の「PHOTO STYLE フィルター」: AQUOS sense9では「ナチュラル」と「ダイナミック」といった画質切り替えがメインでしたが、AQUOS sense10ではプロ監修の11種類ものフィルターが新たに追加されました。特に「夕映え」フィルターがお気に入りで、何気ない午後の景色が、まるで映画のワンシーンのようなドラマチックなマジックアワーの写真に仕上がります。「平成POP」や「昭和レトロ」といったユニークなフィルターもあり、カメラを触る楽しさが格段に増えました。

AQUOS sense10の「PHOTO STYLE フィルター」

ポートレートモード: 背景をぼかすポートレートモードも進化しています。AQUOS sense9では1倍画角(標準)での撮影のみでしたが、AQUOS sense10ではデジタルズームによる2倍画角での撮影にも対応しました。これにより、被写体と適度な距離感を保ちながら、より自然な圧縮効果で背景をぼかした、本格的なポートレート撮影が可能になりました。

実際の撮影体験:シーン別レビュー

AQUOS sense9と比較して、実際の写りはどう変わったのか。様々なシーンで撮影してみました。

AQUOS sense10で撮影した写真。日中の明るいシーン。

日中の明るいシーン: 日中の撮影では、sense10はsense9に比べて、よりくっきり、コントラストがやや高めの鮮やかな画質になる傾向がありました。sense9の柔らかく自然な仕上がりも良かったですが、sense10は「ProPix」エンジンの進化により解像感が向上し、特にズーム(2倍程度)を使った際のディテールがよりシャープに感じられました。

室内のシーン:(料理・人物) 室内での撮影は、AI機能の恩恵を最も感じたシーンです。カフェでのランチ撮影では、sense9では気になっていた照明による影が「影除去」機能で自然に消え、料理の色味がより鮮やかに(美味しそうに)撮れました。人物撮影でも、sense9より肌の質感がなめらかに、かつ髪の毛のディテールはしっかり残すようになり、画質エンジンの進化を感じ取れました。

AQUOS sense10で撮影した写真。夜間の暗いシーン

夜間(暗いシーン): 夜景撮影は、AQUOS sense10がsense9から最も進化した点です。sense9も1/1.55インチの大型センサーのおかげで明るく撮れましたが、sense10は進化した「ProPix」の力で、さらに上のステージに到達したと感じます。sense9では暗部に残りやすかったノイズが明らかに減少し、建物のディテールや空の階調がより豊かに再現されるようになりました。

動画撮影性能

動画性能についても、標準カメラは光学式手ブレ補正(OIS)と電子式手ブレ補正(EIS)のハイブリッドで、強力に手ブレを抑え込みます。1/1.55インチの大型センサーは暗所での動画撮影にも強く、sense9よりもノイズの少ないクリアな映像を記録できました。

また、AQUOS sense9では撮影開始後に標準と広角のレンズを切り替えることができませんでしたが、AQUOS sense10では動画撮影中でもシームレスにズームアウトして広角に切り替えられるようになり、使い勝手が大幅に向上しました。

AQUOS sense10のカメラ仕様

  • 標準カメラ:約5,030万画素 / F値1.9 / 1/1.55インチセンサー / 光学式手ブレ補正(OIS)搭載
  • 広角カメラ:約5,030万画素 / F値2.2 / 1/2.5インチセンサー / オートマクロ対応
  • インカメラ:約3,200万画素 / F値2.2
  • 画質エンジン:ProPix(sense9比でナイト/HDR時の情報量2倍以上)

AQUOS sense10の主なカメラ機能

  • AI機能:影を自動除去(料理、テキスト)、ショーケースモード(反射軽減)
  • フィルター:11種類のPHOTO STYLE フィルター(夕映え、平成POPなど)
  • 撮影モード:オートマクロ、ポートレート(2倍画角対応)、ナイトモード
  • 動画:光学式+電子式手ブレ補正、撮影中のレンズ切り替え対応

まとめ:カメラ性能

  • ハードウェア:AQUOS sense9と同じ優れた大型センサーを継承しつつ、画質エンジン「ProPix」が大幅に進化。
  • AI機能:sense9には無かった「影除去」と「ショーケースモード」が非常に実用的で、撮影シーンを選ばなくなった。
  • 画質:特に夜景やズーム時のノイズがsense9より減少し、ディテールが向上した。
  • 撮影体験:sense9の弱点だったアプリの遅延が改善され、フィルターも11種類に増え、撮影が格段に楽しくなった。
  • 動画性能:sense9では不可能だった撮影中のレンズ切り替えに対応し、利便性が大きく向上した。

 ディスプレイとオーディオ:Pro IGZO OLEDとサウンドの実力

AQUOS sense10の画面 正面

AQUOS sense10を起動して最初に感じたのは、AQUOS sense9の高品質なディスプレイ体験がそのまま継承されているという安心感です。約6.1インチの「Pro IGZO OLED」は、発色、コントラストともに素晴らしく、YouTubeで4K動画を見ても黒がしっかり沈み込み、色が鮮やかに映えます。色の自然さもsense9同様に良好で、sense9で感じた「画面が明るくて見やすい」という感動はそのまま引き継がれています。

ディスプレイサイズは約6.1インチ、解像度はフルHD+(1,080×2,340)で、これはAQUOS sense9と全く同じ仕様です。ベゼルの太さやパンチホールのデザインもsense9から変更はなく、コンパクトな本体サイズを維持しつつ、十分な表示領域を確保しています。

AQUOS sense10のディスプレイ。

輝度もsense9と同じく、全白輝度1,500nit、ピーク輝度2,000nitを誇ります。このおかげで、日中の屋外、例えば公園のベンチでLINEのメッセージを確認する際も、sense9同様に画面が非常に見やすく、日光の下でもストレスを感じません。リフレッシュレートsense9から継承した1~240Hzの可変駆動に対応。X (旧Twitter) のタイムラインをスクロールする際は非常に滑らかで、静止画表示中はリフレッシュレートを自動で下げるため、バッテリー持ちにも貢献しています。ブルーライト低減機能も搭載されており、長時間の電子書籍閲覧でも目の疲れが少ないように感じました。

AQUOS sense10 ディスプレイの主な仕様

  • 種類: Pro IGZO OLED
  • サイズ: 約6.1インチ
  • 解像度: フルHD+(1,080×2,340)
  • 輝度: 全白輝度 1,500nit / ピーク輝度 2,000nit
  • リフレッシュレート: 1~240Hz 可変駆動
  • 画質エンジン: リッチカラーテクノロジーモバイル

オーディオ:sense9から「劇的」に進化したデュアルBOXスピーカー

AQUOS sense10のオーディオ。スピーカー。

AQUOS sense10で最も驚いた進化点がオーディオ性能です。AQUOS sense9もステレオスピーカーでしたが、音圧を稼ぐための「Box構造」は口元(下部)スピーカーのみでした。一方、AQUOS sense10は耳元(上部)スピーカーにもBox構造を採用した「デュアルBOXスピーカー」を搭載しています。

この差は歴然です。sense9で音楽(例:YOASOBIの楽曲など)を再生すると、どうしても下部スピーカーの音が強く、高音がシャリシャリと聞こえがちでした。しかしsense10で同じ曲を再生すると、まず音の厚み、特に低音域が格段に豊かになっていることに気づきます。公式では低音域の音圧が約2倍(sense9比)になったとされていますが、まさにその通りで、音がスカスカせず、しっかりとした土台の上で中高音が鳴るようになりました。

音の広がりも向上しています。sense9では音がスマートフォンの下半分から鳴っている感覚でしたが、sense10は本体全体から音が広がってくるような臨場感があります。映画『トップガン マーヴェリック』を視聴した際、戦闘機のエンジン音や爆発音の迫力がsense9とは別物でした。体感音量も約1.3倍にアップしており、スピーカーホンでの通話も相手の声がよりクリアに聞き取れるようになりました。

残念ながらAQUOS sense9に引き続き3.5mmイヤホンジャックは非搭載ですが、ハイレゾワイヤレス(LDAC、aptX Adaptive)には対応しています。ワイヤレスイヤホンでの高音質体験は維持しつつ、本体スピーカーの弱点を完璧に克服してきた印象です。

まとめ:ディスプレイとオーディオ

  • ディスプレイ品質:AQUOS sense9の優れた「Pro IGZO OLED」を継承。発色・コントラストは非常に美しい。
  • ディスプレイ性能:輝度2,000nitによる屋外での視認性や、240Hz可変駆動の滑らかさもsense9と同等でハイレベル。
  • オーディオハードウェア:sense9の片側Box構造から、sense10は「デュアルBOXスピーカー」(両側Box構造)へと劇的に進化。
  • 音質:sense9の弱点だった低音が約2倍強化され、音の厚みと臨場感が別物レベルに向上。
  • イヤホンジャック:sense9に引き続き非搭載だが、ハイレゾワイヤレスには対応。

バッテリーと通信性能:AQUOS sense10 変わらぬスタミナと進化した「つながる力」

AQUOS sense10のバッテリー

ここでは、AQUOS senseシリーズの強みであるバッテリー性能と、AQUOS sense10で着実に進化した通信性能について、AQUOS sense9と比較しながら詳しくレビューしていきます。

圧巻のバッテリー持続時間

AQUOS sense10は、前モデルAQUOS sense9と同じ5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。シャープ独自の省エネ技術(Pro IGZO OLED)と新しい省電力SoC(Snapdragon 7s Gen 3)の組み合わせにより、公式では「1日10時間の利用で2日間しっかり楽しめる」と謳われており、この安心感は健在です。

実際にバッテリー性能をテストするために、Wi-Fi環境下、最大輝度でYouTubeのフルHD動画を再生し続けるテストを行ったところ、約17時間18分も持続しました。これは非常に優秀な数値です。また、sense9sense10を同じ条件で動画を2時間再生させた比較テストでは、sense9が14%消費したのに対し、sense10は11%の消費に留まり、SoCのパフォーマンスが向上しているにも関わらず、電力効率はむしろ改善していることが確認できました。

私の実体験としても、朝100%の状態で家を出て、通勤中に音楽ストリーミング(Spotify)を聴き、日中はSNS(X)やニュースをチェック、昼休みに30分ほど動画(YouTube)を視聴するという使い方でも、夜帰宅した時点でのバッテリー残量は60%以上残っていることがほとんどでした。AQUOS sense9の時も感じた「うっかり充電を忘れても翌日なんとかなる」という安心感は、sense10でも全く変わりありません。

短縮された充電時間とバッテリーケア

AQUOS sense10は充電速度もsense9からわずかに進化しています。sense9が満充電まで約100分かかったのに対し、sense10は約90分での満充電に対応しました(36WのUSB PD充電器を使用時)。朝の忙しい時間帯に充電が切れていることに気づいても、短時間でかなりの量をリカバリーできるのは心強いです。

ただし、AQUOS sense9と同様にワイヤレス充電(Qi)には非対応です。この点は残念に思う人もいるかもしれませんが、コストや本体重量とのトレードオフと割り切る必要がありそうです。バッテリーの長寿命化に貢献する「インテリジェントチャージ」機能は引き続き搭載しており、バッテリー負荷を軽減する設計は、長く愛用したいユーザーにとって大きなメリットです。

Wi-Fi 6E対応で通信速度が向上

通信性能は、AQUOS sense10sense9から最も大きく進化した点の一つです。AQUOS sense10は、ついにWi-Fi 6E(IEEE802.11ax)に対応しました(AQUOS sense9はWi-Fi 5)。

自宅のWi-Fi 6E対応ルーター環境でSpeedtestアプリを使って通信速度を計測したところ、sense9では届かなかった高速な通信速度を安定して記録できました。特に電子レンジ使用時や、ルーターから離れた部屋での通信の安定性・速度低下の少なさは、sense9(Wi-Fi 5)との明らかな差として体感できました。

Bluetooth

Bluetoothも、sense9のVer.5.1からVer.5.2へとアップデートされています。これにより、接続安定性や低遅延性能が向上しています。LDACやaptX Adaptiveといった高音質コーデックにも対応しており、ワイヤレスイヤホンでの音楽体験も快適そのものでした。

5Gと通話品質、GPS

5Gの対応バンドはAQUOS sense9をしっかり継承しており、ドコモのn79を含む国内4キャリアの主要バンドを網羅しています。都市部でも郊外でも安定した5G通信が可能でした。

SIMカードはnanoSIM と eSIM (DSDV対応)の両方に対応しています。通話品質については、進化した「デュアルBOXスピーカー」のおかげで、スピーカーホン(ハンズフリー通話)がsense9よりも格段にクリアに、かつ大音量で聞こえるようになり、快適さが向上しました。

また、GPS(GNSS)の掴みも速く、Googleマップでのナビゲーションも非常に正確で、ストレスを感じることはありませんでした。

まとめ:バッテリーと通信性能

  • バッテリー容量:AQUOS sense9と同じ安心の5,000mAhを搭載。
  • バッテリー持続時間:公称「2日間」のスタミナは健在。実測テスト(動画再生 約17時間)でもsense9を上回る電力効率を確認。
  • 充電性能:sense9の約100分から約90分へと充電時間が短縮。ワイヤレス充電は引き続き非対応。
  • バッテリーケア:長寿命化を実現する「インテリジェントチャージ」を継続搭載。
  • Wi-Fi性能:sense9のWi-Fi 5から、Wi-Fi 6Eへと大幅に進化し、速度と安定性が向上。
  • Bluetooth:sense9のVer.5.1からVer.5.2へアップデート。
  • 通話品質:デュアルBOXスピーカー搭載により、スピーカーホンの聞き取りやすさがsense9から向上。

OSと機能:AQUOS sense10 進化したAIとUIの快適性

AQUOS sense10のUI画面。アプリ。

ここでは、AQUOS sense10のソフトウェアと便利な機能について、AQUOS sense9からの変更点を中心に詳しくレビューします。最新OSの使い勝手や、注目の新AI機能「Vocalist」、改善された生体認証の快適性を紹介します。

OSとUIのデザイン

AQUOS sense10は、最新のAndroid 16を標準搭載して出荷されます(sense9はAndroid 14でした)。独自のAQUOS UX 16.0.000は、sense9のUI (AQUOS UX 14) と比較して、操作感が大きく変わったわけではなく、AQUOS senseシリーズからの乗り換えでも違和感なく使えます。しかし、細かい部分で洗練されているのが好印象です。

最も分かりやすい違いは標準フォントです。sense9の「モリサワ」フォントも読みやすかったですが、sense10では新しい「タガネ」フォントが採用されました。この新フォントは、アイコンの文字などが少し太く、すっきりと表示されるため、個人的にはsense10の方が見やすく、好みだと感じました。もちろん、Googleの「かこって検索」や「Gemini」といった最新AI機能もスムーズに動作します。

変わらぬ安心感のアップデート保証

安心して長く使い続けられる点は、AQUOS senseシリーズの大きな魅力です。AQUOS sense10もその伝統を引き継ぎ、AQUOS sense9と同様に最大3回のOSバージョンアップ発売日から5年間のセキュリティアップデートが保証されています。ミドルレンジのスマートフォンでこれだけ手厚いサポートが約束されているのは非常に心強いです。OSが古くなってセキュリティの不安を抱えながら使い続ける必要がなく、最新の機能を長く享受できるという安心感は、この機種を選ぶ大きな理由の一つになります。

新AI通話機能「Vocalist」と便利なAIアシスタント

AQUOS sense10のAI通話機能「Vocalist」

AQUOS sense10で最も感動した新機能が、AI通話機能「Vocalist(ボーカリスト)」です。これはsense9にはなかった目玉機能で、事前に自分の声を登録しておくと、通話中に周囲の騒音や自分以外の人の声までAIが識別してカットし、自分の声だけをクリアに相手へ届けてくれます。実際に駅のホームで試してみたところ、電車の騒音をかなり強力に消してくれて驚きました。また、LINEやZoomといったサードパーティの通話アプリでも有効なのが実用的です。

さらに、「電話アシスタント」機能も進化しています。AQUOS sense9の迷惑電話対策に加え、sense10では電話に出られない時に録音された伝言メモをAIが自動で文字起こししてくれる「伝言文字起こし」に対応しました。いちいち再生しなくても内容を確認できるため、非常に効率的です。

AQUOS sense10の「電話アシスタント」機能

便利な定番機能(おサイフケータイ)

日本のユーザーにとって必須の機能もしっかり網羅しています。おサイフケータイ(FeliCa)はもちろん搭載しており、NFCにも対応しています。また、AQUOS独自の便利機能「AQUOSトリック」も健在で、電源ボタンを長押しして決済アプリを素早く起動できる「Payトリガー」は、レジ前での支払いを非常にスムーズにしてくれました。

生体認証:快適性とsense9の弱点克服

生体認証は、sense9同様に顔認証(マスク対応)と、電源ボタン一体型の側面指紋認証の両方に対応しています。AQUOS sense10の指紋認証は、sense9と比べてレスポンスがわずかに速く、よりキビキビとロック解除できるようになったと感じます。これは新しいSoCの処理能力向上も影響しているかもしれません。

注目すべきは、AQUOS sense9で不満だった点が解消されたことです。sense9の指紋センサーは非常に感度が良く、ポケットの中で指が触れただけで誤作動し、いざ使いたい時にロックアウトされていることがありました。しかし、AQUOS sense10では「画面消灯中のロック解除を防ぐ」設定(押し込み式認証)が追加されました。これにより、ボタンを意図的に「押す」動作をしないと認証されなくなり、ポケット内での誤作動が劇的に減りました。この小さな、しかし重要な改善は、日々のストレスを大きく軽減してくれました。

まとめ:OSと機能

  • OS:最新のAndroid 16を搭載。UIはsense9から違和感なく移行可能。
  • UIデザイン:標準フォントが「タガネ」に変更され、sense9よりすっきり見やすくなった。
  • サポート:sense9同様、OS 3回、セキュリティ 5年の長期保証で安心感が非常に高い。
  • AI通話機能:新機能「Vocalist」が強力。騒音下でも自分の声だけをクリアに届けられる。
  • 便利機能:「伝言文字起こし」や「Payトリガー」、「おサイフケータイ」など、実用的な機能が満載。
  • 生体認証:sense9の弱点だった指紋センサーの誤作動が設定(押し込み式認証)で防止可能になり、快適性が向上した。

検証してわかったAQUOS sense10のメリット・デメリット

AQUOS sense10の背面。横向き。

AQUOS sense10を、前モデルAQUOS sense9から乗り換える形でじっくり使ってみて、多くの進化点と、いくつか変わらない弱点が見えてきました。特にライバルのXperia 10 VIIや、上位モデルのAQUOS R10と比較した際の、sense10の立ち位置をメリット・デメリットとして解説します。

メリット(長所、利点)

メリット1:AQUOS sense9から飛躍的に向上したCPU性能

AQUOS sense9のSnapdragon 7s Gen 2も日常使いでは快適でしたが、AQUOS sense10が搭載するSnapdragon 7s Gen 3は別物です。AnTuTuベンチマークスコア(V11)で100万点を超えてきたのは驚きました。これは、AQUOS sense9(V11換算で約80万点)や、ライバルのXperia 10 VII(Snapdragon 6 Gen 3)を大きく引き離す性能です。

実際にX (旧Twitter) のタイムラインを高速スクロールしたり、Chromeで複数のタブを開きながらアプリを切り替えたりしても、非常に滑らかです。sense9で稀に感じた、一瞬の「もたつき」が完全に解消されました。

メリット2:スピーカーの劇的な進化

AQUOS sense10で最も感動したのがスピーカーです。AQUOS sense9もステレオでしたが、音圧を稼ぐBox構造は下部(口元)のみで、音がシャリシャリしていました。しかしsense10は上部(耳元)もBox構造の「デュアルBOXスピーカー」を搭載しています。

YouTubeやSpotifyで音楽を聴くと、sense9ではスカスカだった低音がしっかり響き、音の厚みと広がりが全く違います。これは、フロントステレオスピーカーを搭載するXperia 10 VIIと比較しても、音の迫力で勝負できるレベルだと感じました。

メリット3:日常で使えるAI機能の追加

AQUOS sense10は、sense9にはなかった実用的なAI機能が追加されました。特に注目の新機能は、通話時のノイズを消す「Vocalist」です。実際に駅のホームで試してみましたが、電車の騒音をかなり強力に消してくれて、相手に自分の声がクリアに届き、非常に実用的でした。

また、料理や書類の「影除去」機能も、撮影時のストレスを減らしてくれます。こうした「使えるAI」は、sense9やXperia 10 VIIにはない大きな強みです。

メリット4:Wi-Fi 6E対応とmicroSDの拡張性

通信面も地味に進化しています。AQUOS sense10はWi-Fi 6Eに対応しました(sense9はWi-Fi 5、Xperia 10 VIIはWi-Fi 6)。自宅のWi-Fi 6E対応ルーター環境では、sense9より明らかに高速で安定した通信が可能です。

また、SDカードスロットも健在で、対応容量がsense9の最大1TBから最大2TBに倍増しました。5030万画素の高画質な写真や動画を、容量を気にせず保存できる安心感があります。

メリット5:sense9の不満点を解消した指紋認証

AQUOS sense9の側面指紋認証はセンサーの感度が良すぎて、ポケットの中で指が触れただけで誤作動を起こし、いざ使いたい時にロックアウトされているのが悩みでした。AQUOS sense10では設定で「画面消灯中のロック解除を防ぐ」(押し込み式認証)が選べるようになりました。

これにより、ボタンを意図的に「押す」動作をしないと認証されなくなり、ポケット内での誤作動が劇的に減りました。sense9ユーザーの不満点をしっかり潰してきたのは素晴らしい改善です。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:CPU性能ほどではないGPU(ゲーム性能)

AnTuTuスコアは高いものの、その内訳を見るとGPU性能(約18万点)はCPU性能に比べて控えめです。実際に『原神』や『鳴潮』といった高負荷な3Dゲームをプレイすると、画質設定を「中」以下にしないと快適とは言えません。

ゲーム性能を本気で重視するなら、冷却システムも搭載し、AnTuTu 130万点超えのAQUOS R10(Snapdragon 7+ Gen 3)を選ぶべきです。sense10はあくまで日常操作を快適にするためのモデルだと感じました。

デメリット2:イヤホンジャック非搭載

AQUOS sense9に引き続き、AQUOS sense10も3.5mmイヤホンジャックは非搭載です。スピーカー音質が向上したとはいえ、充電中や遅延を気にする場面で有線イヤホンを使いたい私にとっては残念な点です。この点は、高音質設計の3.5mmジャックを搭載しているライバルのXperia 10 VIIが明確に優れています。

デメリット3:ワイヤレス充電に非対応

senseシリーズの伝統とも言えますが、AQUOS sense10もワイヤレス充電(Qi)には非対応です。充電速度こそsense9の約100分から約90分へと短縮されましたが、最近のミドルレンジ機でも対応機種が増えている中、デスクで置くだけ充電ができないのは不便に感じる点です。

まとめ:メリット・デメリット

AQUOS sense10は、AQUOS sense9の弱点だった「スピーカー音質」「指紋認証の誤作動」「CPUの処理能力」を的確に克服した、完成度の高いモデルチェンジです。特にCPU性能はライバルのXperia 10 VIIを凌駕し、AI通話機能やWi-Fi 6Eなどsense9にはない新しい付加価値も多数備えています。一方で、イヤホンジャックやワイヤレス充電の非対応といった「senseらしさ」は相変わらずで、GPU性能も過度な期待は禁物です。

AQUOS sense10のスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 約6.1インチ Pro IGZO OLED / フルHD+ (2,340×1,080) / 1~240Hz 可変駆動
  • CPU: Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 Mobile Platform (2.5GHz + 2.4GHz + 1.8GHz オクタコア)
  • GPU: Adreno 810
  • RAM(メモリ): 6GB または 8GB (LPDDR4X)
  • ストレージ: 128GB または 256GB (UFS 2.2) / microSDXCカード対応 (最大2TB)
  • バッテリー: 5,000mAh
  • 駆動時間: 連続通話(VoLTE): 約3,230分 / 連続待受(LTE): 約1,050時間(6GBモデル) または 約940時間(8GBモデル)
  • 充電: USB Power delivery Revision3.0対応 / 充電時間: 約90分 (36W給電時) / ※ワイヤレス充電非対応
  • 背面カメラ: 標準: 約5030万画素 (F1.9, OIS) + 広角: 約5030万画素 (F2.2)
  • 前面カメラ: 約3200万画素 (F2.2)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E (IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax) / Bluetooth 5.2
  • GPS: 対応 (GPS, GLONASS, Beidou, Galileo, QZSS(みちびき)対応)
  • NFC: 対応 (おサイフケータイ® / FeliCa対応)
  • インターフェース: USB Type-C (USB3.2 Gen1, DisplayPort v1.4対応) / ※3.5mmイヤホンジャック非搭載
  • 機能: Vocalist (AI通話) / 影除去・ショーケースモード (AIカメラ) / Payトリガー / Gemini / かこって検索
  • 防水防塵: 防水(IPX5/IPX8) / 防塵(IP6X) / 耐衝撃(MIL規格準拠)
  • 生体認証: 顔認証 (マスク対応) / 指紋認証 (電源ボタン一体型)
  • OS: Android 16
  • サイズ: 約149 × 73 × 8.9 mm (突起部除く)
  • 重量: 約166g
  • カラー: デニムネイビー / カーキグリーン / ペールピンク / ペールミント / フルブラック / ライトシルバー
  • 付属品: データ移行用変換アダプター / 説明書 (※ACアダプタ、USBケーブル、ケース等は別売)
  • モバイル通信(5G/4G/3G): 5G (Sub6) / 4G (LTE) / 3G / 2G 対応
  • SIMカード: nanoSIM / eSIM (DSDV対応)
  • 対応バンド: (※国内・海外モデルやキャリアにより異なる場合があります)
  • 5G: n1, n3, n7, n28, n38, n40, n41, n77, n78, n79
  • 4G: B1, B2, B3, B5, B7, B8, B12, B17, B18, B19, B21, B28, B38, B39, B40, B41, B42
  • 3G: B1, B2, B5, B8 (※国内バンド表 では「ー」表記)
  • 2G: 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz (※国内バンド表 では「ー」表記)

AQUOS sense10の評価

AQUOS sense10の背面。外観。

8つの評価基準で「AQUOS sense10」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★

AQUOS sense9から継承したPro IGZO OLEDは輝度が非常に高く、屋外の日差しの下でも抜群の視認性を誇ります。1-240Hz可変駆動で滑らかさと省電力を両立しています。

スペック:★★★★☆

Snapdragon 7s Gen 3搭載でCPU性能がsense9から飛躍的に向上し、日常操作は非常に快適です。ただし、GPU(ゲーム)性能はミドルハイの範囲に留まります。

耐久性: ★★★★★

senseシリーズの強みであるIP68防水防塵、耐衝撃MIL規格に準拠。ハンドソープでの丸洗いにも対応しており、日常使いでの安心感が非常に高いです。

デザイン:★★★★★

166gの軽量アルミ筐体は質感が良く、新色も魅力的です。sense9とサイズは同一ですが、FeliCaマークが消え、より洗練されました。

通信:★★★★★

AQUOS sense9のWi-Fi 5からWi-Fi 6Eへと大幅に進化。Bluetooth 5.2にも対応し、通信の安定性と速度が向上しました。

機能:★★★★★

AI通話機能「Vocalist」やカメラの「影除去」など、実用的な新機能が満載。microSDも最大2TB対応に進化し、機能性は抜群です。

使いやすさ:★★★★★

sense9の弱点だった指紋センサーの誤作動が設定で解消可能になりました。OS 3回/セキュリティ 5年の長期サポートも安心です。

価格:★★★★☆

6万円台前半からと、sense9の発売時価格を維持しています。CPU、スピーカー、AI機能の大幅進化を考えると、コストパフォーマンスは非常に高いです。

総評:★★★★★

AQUOS sense10は、AQUOS sense9で指摘されていた「CPU性能」「スピーカー音質」「指紋センサーの誤作動」という3つの大きな不満点を完璧に解消してきた、スタンダードモデルの「完成形」と言える一台です。

飛躍的に進化したCPU性能

最大の進化はCPU性能です。AQUOS sense9のSnapdragon 7s Gen 2(AnTuTu V11換算で約80万点)に対し、sense10のSnapdragon 7s Gen 3は100万点の大台を突破しました。この性能向上は、X (旧Twitter) やChromeのスクロールといった日常操作で「sense9より明らかに滑らか」だと体感できるレベルです。

AIで賢くなったカメラ

カメラのハードウェア(1/1.55インチセンサー)はsense9から継承していますが、AI機能の追加で撮影体験が大きく向上しました。sense9にはなかった「影除去」機能は、料理や書類を撮る際のストレスを無くしてくれます。また、ガラスの反射を抑える「ショーケースモード」や、進化した画質エンジン「ProPix」による夜景のノイズ低減など、ソフトウェアの進化が光ります。

購入前の注意点

ただし、購入前に確認すべき注意点もあります。CPU性能は上がりましたが、GPU(グラフィック)性能はミドルハイ級であり、『原神』などの高負荷ゲームを最高画質でプレイするには力不足です。また、senseシリーズの伝統として、ワイヤレス充電と3.5mmイヤホンジャックは引き続き非搭載です。

買うべきか、待つべきか?

では、購入を「待つべきか」ですが、私は「待つ必要はない」と結論付けます。AQUOS sense9ユーザーが無理に買い替える必要はないかもしれませんが、sense8以前のユーザーや、Xperia 10 VII(sense10よりCPU性能が低い)と迷っている方には、sense10を強く推奨します。6万円台という価格で、これほど快適な動作、進化したスピーカー、実用的なAI機能、そして長期サポートを両立させた本機は、スタンダードモデルの傑作です。

AQUOS sense10 6.1型 6GB/128GB  SIMフリースマートフォン SH-M33A

AQUOS sense10の価格・購入先

AQUOS sense10の前面と背面 外観

※価格は2026/01/04に調査したものです。価格は変動します。

COCORO STORE(ココロストア)【シャープ公式通販】

SIMフリーモデル・SH-M33

  • RAM6GB / ROM128GBモデルで62,700円(税込)、
  • RAM8GB / ROM256GBモデルで69,300円(税込)、

で販売されています。

COCORO STOREで「AQUOS sense10」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで57,563円、
  • 楽天市場で69,935円(SIMフリー・送料無料)、
  • ヤフーショッピングで63,275円、

で販売されています。

Amazonで「AQUOS sense10」をチェックする

楽天市場で「AQUOS sense10」をチェックする

ヤフーショッピングで「AQUOS sense10」をチェックする

Yahoo! Shopping
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AQUOS sense10を安く購入する方法

AQUOS sense10をできるだけ安く購入するには、IIJmioなどの格安スマホを利用するといいでしょう。また、ドコモやau、ソフトバンク、楽天モバイルなどのキャリアでも値下げされることがあるので、こまめにチェックすることをおすすめします。

IIjmio

AQUOS sense10のIIJmioでの販売価格は、容量と購入方法によって異なります。

RAM 6GB / ROM 128GB モデル

  • 乗り換え(MNP)による期間限定価格は税込44,800円です。
  • 通常価格は税込61,000円です。

RAM 8GB / ROM 256GB モデル

  • 乗り換え(MNP)による期間限定価格は税込54,800円です。
  • 通常価格は税込68,000円です。

IIjmioで「AQUOS sense10」をチェックする

ドコモ

AQUOS sense10 SH-53F

ドコモでのAQUOS sense10の支払総額は73,370円(税込)です。

「いつでもカエドキプログラム」を利用し、23か月目に機種を返却した場合の実質負担額は以下の通りです。

  • 機種変更:54,890円
  • 新規・のりかえ(MNP):50,930円

ドコモで「AQUOS sense10」をチェックする

au

機種代金(支払総額)は、購入方法にかかわらず71,800円です。

キャンペーン適用後の実質負担額(スマホトクするプログラム利用時)

auの割引と「スマホトクするプログラム」を利用し、25か月目までに機種を返却した場合の実質負担額は以下の通りです。

  • 機種変更・povo1.0からの乗り換え:19,800円(最大割引後の機種代金は49,800円)
  • 他社/povo2.0からの乗り換え(MNP):19,800円(最大割引後の機種代金は49,800円)
  • UQ mobileからの乗り換え:19,800円(最大割引後の機種代金は49,800円)
  • 新規契約:30,800円(最大割引後の機種代金は60,800円)

auでは、新規契約が最も実質負担額が高くなります。

auで「AQUOS sense10」をチェックする

ソフトバンク

ソフトバンクでの販売価格(支払総額)は、購入方法にかかわらず69,840円です。

新トクするサポート+を利用した場合の実質負担額

「新トクするサポート+」を利用し、25か月目(または13か月目)に機種を返却した場合のお客様負担額は以下の通りです。

  • のりかえ(MNP)、新規契約、機種変更の全てで、支払総額は34,380円となります。
  • このプログラムを利用した場合、25か月目以降の残りの支払いは不要になります。

ソフトバンクで「AQUOS sense10」をチェックする

楽天モバイル

楽天モバイルでの販売価格(一括払い・支払い総額)は、以下の通りです。

  • 128GB モデル:59,900円(税込)
  • 256GB モデル:65,890円(税込)

キャンペーン適用時の実質負担額(128GBモデル)

  • 「初めてお申し込み」で「他社からの乗り換え」をする場合、最大16,000ポイントの還元があり、これを利用した際の実質負担額は以下の通りです。
  • 実質負担額:43,900円(ポイント還元16,000ポイント適用時)
  • この実質負担額は、ポイント還元前の価格59,900円から最大16,000ポイントを引いた場合の目安です。

楽天モバイルで「AQUOS sense10」をチェックする

おすすめのライバル機種と価格を比較

AQUOS sense10」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

AQUOS sense9

シャープから発売された6.1インチの5Gスマートフォンです(2024年11月17日 発売)。

Android 14、Snapdragon 7s Gen2、Pro IGZO OLED液晶、6GB / 8GB LPDDR4X メモリ、128GB / 256GB UFS 2.2 ストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50.3MP + 50.3MPの2眼カメラ、32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、ステレオスピーカー、ハイレゾ、ハイレゾワイヤレス、最大240Hzの可変リフレッシュレート、おサイフケータイ(FeliCa)、IP68防水防塵、MIL-STD-810G、+6GBの仮想メモリ機能、

最大1TBまでのストレージ拡張、デザリング、顔認証(マスク対応)、サイド指紋認証、音声認識 エモパー、アルコール除菌シート、ハンドソープ、eSIM、

USB3.2 Gen1 Type-C (OTG/DisplayPort v1.4)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで47,842円、楽天市場で55,018円(送料無料)、ヤフーショッピングで55,302円(送料無料)、です。

👉関連記事:AQUOS sense9徹底レビュー!CPU性能・画質・カメラの進化点を評価

Amazonで「AQUOS sense9」をチェックする

AQUOS R10

シャープから発売された約6.5インチの5Gスマートフォンです(2025年7月10日発売)。

Android™ 15、Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform、12GBメモリ、1,080×2,340 pxのPro IGZO OLEDディスプレイ、256GBまたは512GBストレージ、連続待受時間 約800時間(LTE)駆動する5,000mAhバッテリー、ライカカメラ社が監修した背面 約5,030万画素+約5,030万画素の2眼カメラ、前面約5,030万画素のフロントカメラ、フルメタルBOXスピーカーを搭載しています。

また、AI機能(電話アシスタント、迷惑電話対策機能、Glance AI for AQUOS、Google Geminiなど)、ピーク輝度3,000nit、1Hz〜240Hzの可変リフレッシュレート、ハイブリッド手ブレ補正(光学式+電子式)、14chスペクトルセンサー、立体音響技術 Dolby Atmos、8Way Audio(ワイヤレス接続時)、冷却システム(高熱伝導素材である銅ブロック)に対応。

UWB(超広帯域無線通信)、AQUOSトリック(Payトリガー、スクロールオート、Clip Now など)、おサイフケータイ、IPX5・IPX8 / IP6X防水防塵、MIL規格、最大2TBまでのストレージ拡張、顔認証(マスク対応)、指紋認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで90,250円、楽天市場で88,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで78,022円(送料無料)、です。

👉関連記事:AQUOS R10 徹底レビュー!R9との違いはどこ? 比較して評価

Amazonで「AQUOS R10」をチェックする

arrows Alpha

FCNTから発売された約6.4インチの5Gスマートフォンです(2025年8月28日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 8350 Extreme、12GBメモリ、1200 x 2670 pxの有機EL Super HDディスプレイ、512GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面約5030万+4990万画素の2眼カメラ、前面約4990万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(arrows AI、Google Gemini)、Exlider(スクロール・拡大)、Action key(ショートカット)、自律神経測定、90W超急速充電、ダイレクト給電、リフレッシュレート 最大144Hzに対応。

IPX6/IPX8/IPX9防水、IP6X防塵、おサイフケータイ (Felica)、ステレオスピーカー(Dolby Atmos)、最大2TBまでのストレージ拡張、ハンドソープ洗浄・アルコール除菌、指紋認証、顔認証、USB Type-C、eSIM、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで74,800円(税込・SIMフリー・M08)、楽天市場で80,700円(送料無料/楽天モバイルの回線セットは69,900円)、ヤフーショッピングで80,700円、です。

👉関連記事:arrows Alpha徹底レビュー!ハイエンドで高コスパな実力と不具合を検証

Amazonで「arrows Alpha」をチェックする

Xperia 10 VII

Sonyから発売された約6.1インチの5Gスマートフォンです(2025年10月9日発売)。

Android 15、Snapdragon 6 Gen 3 プロセッサ、8GBメモリ、2340×1080 pxの有機ELディスプレイ(19.5:9)、128GBストレージ、約2日間持続する5000mAhバッテリー、背面約5000万画素+約1300万画素の2眼カメラ、前面約800万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Google Gemini、かこって検索)、120Hzリフレッシュレート、「即撮りボタン」、1/1.56型センサー「Exmor RS™ for mobile」、「ルック」機能、フロントステレオスピーカー(フルエンクロージャー構造)、3.5mmオーディオジャック(高音質設計)、USB PD 急速充電(充電器・ケーブルは別売)に対応。

防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP6X)、おサイフケータイ、最大2TBまでのストレージ拡張、いたわり充電、4年間使い続けても劣化しにくい長寿命設計、保護ガラス Corning Gorilla Glass Victus 2、指紋認証、eSIM、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6 (IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで72,490円(税込・XQ-FE44)、楽天市場で75,939円(中古・送料無料)、ヤフーショッピングで75,980円、です。

👉関連記事:Xperia 10 VII 徹底レビュー!進化したカメラ・音楽性能と欠点を評価

Amazonで「Xperia 10 VII」をチェックする

Xiaomi 15T

Xiaomiから発売された6.83インチの5Gスマートフォンです(2025年9月26日発売)。

Android 15 (Xiaomi HyperOS 2)、MediaTek Dimensity 8400-Ultra、12GBメモリ、2772×1280 pxの有機EL液晶、256GB / 512GBストレージ、最大13.19時間(連続使用時)駆動する5,500mAhバッテリー、背面50MP+50MP+12MPのライカ監修3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Xiaomi HyperAI、AI文章生成、AI音声認識、AI通訳、AI検索、AIダイナミック壁紙、Google Gemini)、AIディスプレイ機能、リフレッシュレート:最大120Hz、カメラの新センサー「Light Fusion 800」、光学2倍ズーム、動画プロモード(Log撮影、LUTインポート対応)、ShootSteady(動画手ブレ補正)、Xiaomi 3D IceLoop冷却システムに対応しています。

また、67W急速充電、画面内指紋認証、AI顔認証、IP68防水防塵、NFC、X軸リニア振動モーター、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 6.0、GPS (L1+L5)にも対応しています。

✅価格は、Amazonで64,800円(税込・15Tモデル)、楽天市場で64,800円(送料無料・15T)、ヤフーショッピングで64,800円、です。

👉関連記事:Xiaomi 15T 徹底レビュー!6万円台ライカ機のコスパを14T比較で評価

Amazonで「Xiaomi 15T」をチェックする

Google Pixel 9a

Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年4月16日 発売)。

Android 15、Google Tensor G4、8GBメモリ、1080 x 2424 px のActua pOLED液晶、128GB/256GBストレージ、5000 mAh(最小)バッテリー、背面48MP+13MPの2眼カメラ、前面13MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Add Me、Best Take、Magic Editor、消しゴムマジックなど)、マクロフォーカス、大120Hzのアダプティブリフレッシュレート、Extreme Battery Saverモード(最大100時間)、最長7年間のソフトウェアアップデート、IP68防水防塵、急速充電 (最大 23W 有線)、ワイヤレス充電 (Qi 認証・最大 7.5W)、通話機能「Pixel Call Assist」、写真編集「Reimagine」・「Pixel Studio」、

「Google VPN」(追加費用なし)、盗難防止機能、「Car Crash Detection」(自動車衝突検出)、「Emergency SOS」(緊急 SOS)、Find My Device でのライブロケーション共有、School Time モード、Google Family Link、Google ウォレット for キッズ、ステレオスピーカー、デュアルマイク、Google Cast、指紋認証、顔認証、NFC、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで71,700円(税込)、楽天市場で69,080円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,080円、です。

👉関連記事:Google Pixel 9aレビュー!8aと比較、進化点を徹底解説!

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他のシャープ AQUOS スマホと比較

他にもシャープのAQUOSスマホが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

motorola razr 60徹底レビュー!razr 50比較で進化点を検証

motorola razr 60 折りたたみ 前面 外観
2025年10月10日に発売された「motorola razr 60」は、大型のアウトディスプレイと洗練された折りたたみデザインで注目を集める最新スマートフォンです。前モデル「motorola razr 50」からどのように進化したのか、その実力は期待に応えるものなのでしょうか?

このレビューでは、「motorola razr 60」を実際に数日間使用し、デザイン、ディスプレイ、パフォーマンス、注目のAI機能、カメラ、バッテリー持ちなどを徹底的に検証。前モデル「motorola razr 50」との比較も交えながら、その魅力と注意点を詳しく解説します。

先に結論からお伝えしましょう

motorola razr 60 の長所 (Pros):

    • 大幅に向上した耐久性: 待望のIP48防塵・防水対応とチタン製ヒンジで安心感が格段にアップ。
    • 実用的な独自AI機能: 「とりまリスト」や「おまとめメモ」など、日常を便利にする「moto ai」を新搭載。
    • 最新OSと長期サポート: Android 15を初期搭載し、最大3回のOSアップデートと4年間のセキュリティ修正を提供。
  • 洗練されたデザインと携帯性: razr 50譲りのコンパクトさと質感の高さ、選べるPANTONEカラー。
  • 便利な大型アウトディスプレイ: 閉じたまま多くの操作が可能。
  • 十分なバッテリー持ち: 容量増加(4500mAh)により、一日中安心して使えるスタミナ。
  • 充実の基本機能: おサイフケータイ®対応、Wi-Fi 6E、高速指紋認証など。

motorola razr 60 の短所 (Cons):

  • 限定的なパフォーマンス向上: CPUはマイナーチェンジに留まり、razr 50からの体感差は少ない。
  • カメラハードウェアの進化なし: カメラ構成はrazr 50とほぼ同じ。
  • ストレージ規格の可能性: razr 50のUFS 3.1からUFS 2.2に変更された可能性があり、速度面で懸念。
  • 充電速度は平凡: 30W有線/15Wワイヤレス充電は高速とは言えない。
  • 充電器非同梱: 別途購入が必要。
  • メインディスプレイのAoD非対応: razr 50から改善されず。

総合評価:

motorola razr 60は、razr 50の高い完成度をベースに、ユーザーが最も懸念していた耐久性を大幅に強化し、実用的なAI機能で新たな価値を加えた正統進化モデルです。パフォーマンスの向上は限定的ですが、デザイン、携帯性、使い勝手の良さは健在で、特に安心して使える折りたたみスマホを求める方におすすめできます。

この記事で分かること

  • デザインと耐久性:質感、サイズ・重量・カラー、チタンヒンジ、防水防塵、ケース、付属品
  • ディスプレイ:メインディスプレイ、アウトディスプレイ、折り目、視認性
  • パフォーマンス:Antutu、ベンチマーク、違い motorola razr 50、CPU性能比較、razr 60 ultra、メモリ、ストレージ、キャリア版(razr 60s/razr 60d)との違い
  • ゲーム性能:原神、崩壊スターレイル、PUBG MOBILE、フォートナイト、ウマ娘、動作検証、フレームレート(fps)
  • アプリの動作感:LINE、マルチタスク、画像編集、動画編集、レスポンス、発熱
  • AI機能:moto ai、とりまリスト、要約、翻訳
  • カメラ性能:カメラ構成、機能、作例(日中、夜間)、動画撮影
  • バッテリー:電池持ち、ワイヤレス充電、充電速度
  • オーディオ性能:スピーカー、音質、Dolby Atmos
  • 通信性能:5G、SIMフリー、eSIM、対応バンドの詳細(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)
  • OSと機能:Android 15、おサイフケータイ、アップデート、生体認証
  • スペック:仕様一覧、サイズ、重量、比較、razr 50との違い
  • 評価:メリット、デメリット、5段階評価、詳細な総評
  • 価格:購入先、安く買う方法、MNP、IIJmio、ahamo、Amazon、楽天、ドコモ、au、ソフトバンク、他機種との価格比較

この記事を最後まで読むことで、「motorola razr 60」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式サイト:大型アウトディスプレイ搭載の、2025年を代表する折りたたみ式スマートフォン | motorola razr 60 | motorola JP

デザインと耐久性:motorola razr 60 ~ 折りたたみスマホの不安を払拭する確かな進化

motorola razr 60 折りたたみ ホワイト 外観

ここでは、motorola razr 60のデザイン、質感、そして前モデルから大きく進化した耐久性について、実際に手に取った印象を交えて書いていきます。

質感の高さと手に馴染むコンパクトさ

motorola razr 60を初めて手に取った印象は、その質感の高さと驚くほどのコンパクトさでした。折りたたんだ状態では、成人男性の手にもしっかり収まるサイズ感で、motorola razr 50から続く携帯性の高さを改めて実感しました。一方で、メインディスプレイを展開すると、最薄部わずか7.25mmという非常に薄い形状になり、大画面ながら手にもしっくりフィットします。前モデルのmotorola razr 50とサイズや形状がほとんど変わっていませんが、やはり高い完成度を維持していることは間違いありません。

motorola razr 60の展開時 側面とボタン

カラーバリエーションと素材の違い

今回は素材感で新たな個性を打ち出しています。PANTONE監修のカラーバリエーションは「ライトスカイホワイト」「ジブラルタルシーネイビー」「パルフェピンク」の3色で、私が試した「ライトスカイホワイト」は、まるで大理石のようなサラサラとした手触りのアセテートCMF(合成繊維)素材でした。一方で、「ジブラルタルシーネイビー」と「パルフェピンク」は、razr 50で好評だったヴィーガンレザーを彷彿とさせる、しっとりとしたレザー調の仕上げになっています。どちらも高級感があり、所有欲を満たしてくれます。カメラの配置razr 50のデザインを踏襲しており、アウトディスプレイの左上にデュアルカメラがすっきりと収まっています。

ほぼ同じサイズと重量、維持された携帯性

motorola razr 60 側面 外観

本体サイズはmotorola razr 50と全く同じで、展開時は最薄部7.25mm、折りたたみ時は約15.85mmです。このスリムさのおかげで、折りたたんだ際の「手のひらに収まるサイズ感」は健在です。razr 50を愛用していた時も、ズボンの前ポケットにスポッと収まる快適さに感動していましたが、razr 60でもその身軽さは変わりません。重量は約188gと、razr 50約188g)とほぼ同じです。しかし、razr 60はバッテリー容量がrazr 50の4,200mAhから4,500mAhへと増加していることを考えると、この重量維持は驚くべき点です。

確かな進化点:チタンヒンジと待望の「防塵」対応

motorola razr 60のヒンジ

デザインがキープコンセプトだった一方で、耐久性は劇的に進化しました。ここがrazr 60最大の魅力です。前モデルrazr 50は「IPX8」防水対応でしたが、防塵性能はありませんでした。razr 60はついに「IP48」の防水・防塵に対応しました。この「4」等級の防塵性能は、1mm以上の固形物の侵入を防ぐことを意味します。これにより、razr 50では少し気を使っていたポケットの中のホコリや、キャンプのような軽いアウトドアシーンでも、ヒンジへの異物混入を気にせず安心して使えるようになったのは、本当に大きな喜びです。

さらに、ヒンジプレートには強度の高い「チタン」が採用されました。開閉時の滑らかさや、最後に「パタン」と閉じる時の剛性感はrazr 50よりも増しており、長期使用への安心感が格段に向上しました。

変わらないボタン配置とポート類

motorola razr 60 折りたたみ時の側面

ボタンやポート類の配置は、使いやすかったmotorola razr 50から変更ありません。右側面に電源ボタン(指紋認証内蔵)音量ボタンが集中しています。折りたたんだ状態だと右手の親指で非常に自然に操作できますが、メインディスプレイを開くとボタンが少し上部に配置されていると感じる点もrazr 50と同様です。本体下部にはUSB Type-C (USB 2.0) ポートとスピーカー穴があり、上部の受話口も兼用のステレオスピーカーとなっています。

SIMスロットは左側面上部にあり、nanoSIM 1枚とeSIMによるDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。残念ながらrazr 50と同様にmicroSDカードスロットは非搭載ですが、内蔵ストレージが512GBと大容量なので、写真やアプリを大量に保存しても困ることは少ないでしょう。

motorola razr 60の付属品

  • カバー
  • SIM取り出しピン
  • ガイド類
  • LG(法令/安全/規制)
  • ※チャージャー(ACアダプタ、USBケーブル)は非同梱

まとめ:デザインと耐久性

  • 第一印象:razr 50とほぼ同じ形状とサイズだが、選べる素材(アセテートまたはレザー調)で質感が向上。
  • 携帯性:razr 50と同等のスリムさと約188gの重量を維持しつつ、バッテリー容量は増加。
  • 耐久性(最重要の進化):razr 50のIPX8防水から、待望の防塵に対応した「IP48」へ進化。
  • ヒンジ:チタン製ヒンジプレート採用により、開閉の剛性感と安心感が向上。
  • ポートとボタン:USB-Cポートは下部、電源・音量ボタンは右側面に配置され、razr 50と同様の操作感を維持。
  • スロット:microSDカードスロットは非搭載。

ディスプレイと操作性:motorola razr 60 ~ 2つの画面が実現する快適なスマホ体験

motorola razr 60の画面。縦向き。展開時。

ここでは、motorola razr 60の魅力の核となる2つのディスプレイ(メインとアウト)と、それらが実現する操作性について、motorola razr 50との比較も交えながら、実際の使用感をレビューしていきます。

ほぼ折り目ゼロ? 没入感の高いメインディスプレイ

メインディスプレイを開いた瞬間に広がるのは、motorola razr 50から引き継いだ約6.9インチのpOLED(有機EL)ディスプレイです。PANTONE認証による色再現性は素晴らしく、非常に鮮やかでありながら自然な発色だと感じました。『YouTube』でミュージックビデオを見たり、『Instagram』のフィードを眺めたりする際の没入感は格別です。

折りたたみスマホで最も気になる「折り目」については、razr 50の時点でも画面点灯中はほとんど気になりませんでしたが、razr 60はチタン製ヒンジが採用された影響か、さらに目立たなくなった印象を受けます。指でなぞった時の波打ち感もわずかに感じる程度で、razr 50よりも確実に進化していると感じました。

縦長メインと正方形アウト、変わらぬ優れたスペック

motorola razr 60のディスプレイ。画面に映画。展開時、横向き。

メインディスプレイの基本スペックは、motorola razr 50と全く同じです。サイズは約6.9インチ解像度2,640×1,080ピクセルFHD+アスペクト比22:9となっています。この22:9という縦長の比率は、『X (旧Twitter)』などのSNSで情報を多く表示するのに適しています。アウトディスプレイrazr 50とスペックは同じで、約3.6インチ、解像度は1,056 x 1,066ピクセルです。ほぼ正方形に近いこの画面は、通知の確認や『PayPay』などのQRコード決済アプリを表示するのに最適だと感じました。

快適なリフレッシュレートと十分な輝度

motorola razr 60でWebサイトを見ている。縦向き、展開時。

リフレッシュレートもrazr 50から据え置きで、メインが最大120Hzアウト最大90Hzです。メインの120Hzは、高速スクロール時の滑らかさが素晴らしいです。アウトの90Hzも、razr 50使用時にも感じましたが、カクカクすることはなく十分滑らかに動作します。

輝度も非常に高く、特にアウトディスプレイは高輝度モード時に最大1500ニットまで自動調整されるため、日中の屋外でも画面の内容をはっきりと確認できました。実際に屋外での視認性で困ることはありませんでした。

便利なアウトディスプレイ操作と惜しいAoD仕様

motorola razr 60のアウトディスプレイ。

razr 60の操作性を語る上で欠かせないのが、3.6インチの大型アウトディスプレイです。razr 50と同様に、この画面で『LINE』のメッセージ確認や簡単な返信、Geminiのショートカット起動などが可能です。これによりスマホを開く回数が劇的に減ります。razr 50と同様に電源ボタン内蔵の指紋認証センサーは優秀で、精度が高く高速なため、マスクをしていてもストレスがありません。

ただ、razr 50で残念だったメインディスプレイの常時表示(AoD)非対応の仕様は、razr 60でも引き継がれているようです。就寝時に曲げて置時計代わりにしたくてもメイン画面が消えてしまうのは、引き続き惜しい点です。

motorola razr 60のディスプレイ・操作性 仕様

  • メインディスプレイ: 約6.9インチ 2,640×1,080 (FHD+)、pOLED、リフレッシュレート最大120Hz
  • アウトディスプレイ: 約3.6インチ 1,056 x 1,066、 pOLED、リフレッシュレート最大90Hz
  • HDR: HDR10+対応

まとめ:ディスプレイと操作性

  • メインディスプレイ品質:razr 50同様の6.9インチFHD+・120Hzの美しいpOLEDを搭載し、動画やSNSの閲覧が快適。
  • 折り目:razr 50よりもさらに目立たなくなり、指でなぞった際の違和感も低減。
  • アウトディスプレイ利便性:razr 50から引き継いだ3.6インチ・90Hzの大型ディスプレイは非常に便利で、スマホを開く頻度が減少。
  • 操作性:メイン120Hz・アウト90Hzで滑らかな表示。アウトディスプレイでの多くの操作も快適。
  • 惜しい点:razr 50と同様、メインディスプレイが常時表示(AoD)に非対応。

パフォーマンス

motorola razr 60のプロセッサー

ここではmotorola razr 60のパフォーマンスについて、Antutuベンチマーク、CPU性能比較、ゲーム性能、アプリの動作感、メモリとストレージの5つのセクションに分けて詳細に紹介します。

Antutuベンチマーク

motorola razr 60は、プロセッサーに「MediaTek Dimensity 7400X」を採用しています。これは4nmプロセスで製造されたオクタコアCPUで、最大2.75GHzで動作する高性能な「Cortex-A78」を4基と、省電力な「Cortex-A55」を4基搭載しており、処理能力とバッテリー効率のバランスを重視した構成です。

画像処理を行うGPUには「Arm Mali-G615 MC2」を搭載しており、日常的な描画処理から中量級のゲームまで対応できる設計となっています。実際に触れてみると、ハイエンドほどの爆発力はありませんが、ミドルレンジとしては非常に堅実な構成だと感じました。

Antutuベンチマークは以下のようになっています。

Antutu V11 バージョン

例1: Antutu V11.0.6 総合で「955007」、CPUで「325558」、GPUで「147811」、MEMで「199298」、UXで「282340」

例2: Antutu V11.0.3-OB3 総合で「981225」、CPUで「335273」、GPUで「149328」、MEMで「209144」、UXで「287480」

総合スコアは約95~98万点、CPUスコアは約32~33万点、GPU性能は約14万点になります。

Antutu V10 スコアに換算すると、総合スコアは約76万点になります。

CPU性能を比較

motorola razr 60が搭載するMediaTek Dimensity 7400X プロセッサと、他のCPUを比較してみました。

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Qualcomm Snapdragon 8 Elite (motorola razr 60 ultra)・・・Antutu:239万
  2. Exynos 2500 (Galaxy Z Flip7)・・・Antutu:160万
  3. Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 (Galaxy Z Flip6)・・・Antutu:150万
  4. Snapdragon 8s Gen 3 (motorola razr 50 ultra)・・・Antutu:135万
  5. Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 (Galaxy Z Flip5)・・・Antutu:126万
  6. Snapdragon 8+ Gen 1 (Galaxy Z Flip4)・・・Antutu:121万
  7. Snapdragon 8+ Gen 1 (motorola razr 40 ultra)・・・Antutu:106万
  8. MediaTek Dimensity 7400X (motorola razr 60)・・Antutu:76万
  9. MediaTek Dimensity 7300X (motorola razr 50)・・Antutu:68万
  10. Snapdragon 7 Gen 1 (motorola razr 40)・・Antutu:67万

motorola razr 50との比較から分かること

前モデルである「motorola razr 50」に搭載されていたDimensity 7300Xと比較すると、スコアは約8万点ほど上昇しています。これは劇的な進化というよりも、着実なスペックアップと言えるでしょう。

CPUのクロック周波数が2.5GHzから2.75GHzに向上したことで、アプリの起動や切り替え時のレスポンスがわずかに良くなった印象を受けます。また、AIパフォーマンスが約15%向上しており、「moto ai」による通知要約や画像生成などの処理速度に恩恵を与えています。

motorola razr 60 ultraとの比較から分かること

上位モデルである「motorola razr 60 ultra」と比較すると、スコアには3倍以上の圧倒的な開きがあります。Ultraモデルが「Snapdragon 8 Elite」という最新鋭のハイエンドチップを積んでいるのに対し、本機はあくまでミドルレンジの域を出ません。

そのため、「原神」や「崩壊:スターレイル」といった高負荷な3Dゲームを最高画質で快適に遊びたい場合は、迷わずUltraを選ぶべきです。一方で、SNSや動画視聴、ブラウジングといった日常使いにおいては、このスコア差ほどの体感差は感じられず、本機でも十分快適に動作します。

その他の機種との比較から分かること

競合となるSamsungの「Galaxy Z Flip」シリーズと比較すると、型落ちモデルである「Galaxy Z Flip5」や「Flip4」よりもスコアは低くなっています。純粋な処理能力だけで見れば、他社のハイエンド折りたたみスマホには及びません。

しかし、その分価格が抑えられており、折りたたみスマホとしての「体験」を手頃に得られる点が本機の強みです。Antutu 76万点というスコアは、Snapdragon 7 Gen 3などのミドルハイクラスに近い性能であり、重いゲームをしないユーザーにとっては必要十分かつ、バッテリー持ちとのバランスが良い性能帯だと言えます。

ゲーム性能:Dimensity 7400Xの実力を5つのタイトルで検証

motorola razr 60でレースゲームをプレイしている

motorola razr 60が搭載する「MediaTek Dimensity 7400X」は、ミドルレンジ帯のプロセッサーですが、実際のゲームプレイでどこまで通用するのか気になるところです。

今回は、負荷の異なる人気5タイトルを実際にインストールし、フレームレート(fps)を計測しながらプレイ感を検証してみました。

原神

まずは、スマホゲームの中でも屈指の重さを誇るオープンワールドRPG「原神」です。このクラスの端末には厳しいテストとなりますが、画質設定を「中」、フレームレートを「60fps」に設定してテイワット大陸を歩き回ってみました。

フィールド探索やデイリー依頼をこなす程度であれば、おおよそ45fpsから55fps付近で動作し、意外なほど普通に遊べるという印象です。ただ、スメールやフォンテーヌの市街地など、オブジェクトが密集するエリアに足を踏み入れると、描画負荷が一気に高まるのを感じます。

戦闘シーン、特に元素爆発を連発して画面内がエフェクトで埋め尽くされるような状況では、GPUの限界が見え隠れし、35fpsから40fps付近までフレームレートが落ち込みました。それでも、深境螺旋のようなシビアな操作が求められるコンテンツでなければ許容範囲です。もし常時60fpsに近い滑らかさを求めるなら、画質を「低」や「最低」に落とすのが賢明でしょう。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

次に、同じくHoYoverseのスペースファンタジーRPG「崩壊:スターレイル」をプレイしました。こちらも画質「中」、フレームレート「60fps」で検証します。

閉鎖的なダンジョンや狭い通路では、上限の60fpsをキープし、非常に快適です。ターン制バトルなので、アクションゲームほどフレームレートの揺らぎに神経質にならなくて済むのも良い点です。必殺技の派手な演出も、Dimensity 7400Xなら中画質で概ねスムーズに再生されました。

気になったのは、仙舟「羅浮」やピノコニーの「黄金の刻」といった広大でNPCの多いマップです。ここをダッシュで駆け抜けると、読み込み処理が追いつかないのかスタッター(一瞬のカクつき)が発生し、40fps台まで低下することがありました。長時間プレイで本体が温まってくると若干のフレームレート低下も見られますが、プレイ自体に支障が出るほどではありません。

フォートナイト

建築とシューティングが融合したバトロワ「フォートナイト」も試してみました。画質設定は「中」、3D解像度「100%」、モードは「60fps」です。

降下直後の探索や、屋内でのアイテム回収時は60fps近く張り付いており、非常に滑らかです。しかし、敵プレイヤーと遭遇し、建築物が乱立するエリアでの近距離戦(ビルドファイト)が始まると、負荷が急上昇します。激しい撃ち合いの中ではフレームレートが40fpsから50fpsの間で激しく変動し、エイムの追従性に少し不安を感じました。

遠景描写や複雑なテクスチャ処理が重なるとGPUパワー不足を感じるため、勝ちにこだわるなら画質プリセットを「低」に落とすことを強くおすすめします。そうすることで、乱戦時でも60fpsをキープしやすくなり、快適性が格段に向上します。

PUBG MOBILE (PUBGモバイル)

motorola razr 60でFPSゲームをプレイしている

モバイルバトロワの金字塔「PUBG MOBILE」は、打って変わって非常に快適でした。画質を「スムーズ」、フレームレートを「極限(60fps)」に設定してプレイしました。

この設定であれば、マッチ開始から終了まで、ほぼ60fpsに張り付きます。車両を使って高速で移動したり、終盤でスモークグレネードが大量に焚かれるようなシーンでも、処理落ちはほとんど感じられません。Dimensity 7400Xにとってこのゲームの負荷は軽いようで、余裕を感じる動作です。

画質を「HD」などに上げることも可能ですが、フレームレートの上限が制限されてしまうため、個人的には「スムーズ+極限」での運用がベストだと感じました。発熱も穏やかで、長時間安定してドン勝を狙えるパフォーマンスを持っています。

ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)

最後に、育成シミュレーション「ウマ娘 プリティーダービー」です。画質設定は「標準版(高品質)」を選択しました。

育成パートの進行はサクサクで、全くストレスを感じません。最も負荷がかかるであろう、最大18人が出走するレースシーンや、多数のキャラクターが踊る「ウイニングライブ」もチェックしましたが、カクつきは見られず非常に滑らかに描画されました。

razr 60ならではの縦長画面でのプレイはもちろん、横画面でのライブ鑑賞でも60fpsを維持できています。このタイトルに関しては、Dimensity 7400Xの性能があれば最高設定でも余裕を持って楽しむことができます。ローディングも速く、快適なトレーナー生活が送れるでしょう。

まとめ:ゲーム性能

総じて、motorola razr 60に搭載されたDimensity 7400Xは、Antutuスコア約76万点という数値通りの「ミドルハイ」な実力を見せてくれました。「PUBG MOBILE」や「ウマ娘」のような最適化が進んだタイトルでは最高クラスの快適さを提供してくれます。一方で、「原神」や「崩壊:スターレイル」といった超重量級タイトルで60fpsを維持しようとすると、GPU性能がボトルネックになりがちです。これらのゲームを遊ぶ際は、画質設定を「中」以下に抑え、解像度やエフェクト品質を欲張らないことが、快適なプレイ環境を作る鍵になると感じました。

アプリの動作感:motorola razr 60 進化したAIと変わらぬ快適性

motorola razr 60のAI機能で画像生成している

ここでは、motorola razr 60のアプリ動作やマルチタスク性能について、前モデル「motorola razr 50」との比較を交えながらレビューしていきます。

ブラウザ、LINE、マルチタスクの動作

日常的なアプリの挙動ですが、結論から言うと前モデル「motorola razr 50」とほぼ同等の快適さです。Webブラウザ「Chrome」でのスクロールは、両機種ともに最大120Hzのリフレッシュレートに対応しており、残像感の少ない滑らかな表示が可能です。SoCが「Dimensity 7300X」から「7400X」へと進化しましたが、ブラウジングなどの軽い作業でその差を体感することは難しいでしょう。

LINE」などのメッセージアプリに関しても、3.6インチのアウトディスプレイでの操作感はrazr 50から引き継がれています。スマホを閉じたまま通知を確認し、返信までする流れは相変わらずスムーズです。ただ、razr 60ではAI機能が強化されており、通知の内容を要約してくれる「とりまリスト」機能が追加されたことで、大量のメッセージをさばく効率は確実に上がったと感じました。

マルチタスク性能も、両機種ともに12GB(SIMフリー版)の大容量メモリを搭載しているため、大きな差はありません。複数のアプリを立ち上げての「分割画面」操作も安定しています。PCと連携する「Smart Connect」も引き続き利用可能で、ファイルのやり取りなどはスムーズですが、接続の安定性や速度に関しては劇的な変化を感じるまでには至りませんでした。

画像編集と動画編集

クリエイティブな作業において、Dimensity 7400Xの恩恵があるか検証しました。「Googleフォト」での「消しゴムマジック」などのAI編集機能は、razr 50と同様に少しの処理時間を要しますが、問題なく完了します。ただ、SoCのAI処理性能(NPU)が強化されているためか、生成AI系の処理はわずかにレスポンスが良くなったような印象を受けました。

一方、動画編集アプリ「CapCut」を使用して、10分程度の4K動画(30fps)のカット編集と書き出しを行ってみました。結論として、書き出し(エンコード)にかかる時間はrazr 50と比較して「明らかに速くなった」とは感じられませんでした。エフェクトを多用したプレビュー再生では、両機種ともにカクつきが発生します。「Adobe Premiere Rush」で凝った編集をするようなパワーはなく、あくまで「TikTok」や「Instagram」のリール動画用に、ライトな編集をサクッと行う立ち位置は変わっていません。

発熱と安定性

発熱に関しては、razr 50も優秀でしたが、razr 60も同様に非常に安定しています。高負荷なベンチマークテストを連続で回しても、極端な発熱やサーマルスロットリング(熱による性能低下)は起きにくく、安心して使い続けられます。この「熱くなりにくい」という特長は、ハイエンド機にはないミドルレンジならではの美点としてしっかり継承されています。

まとめ:アプリの動作感

  • ブラウザ閲覧:razr 50と同じ120Hz駆動で、変わらず滑らかに動作する。
  • LINEの操作:アウトディスプレイの使い勝手は同等だが、AIによる要約機能で効率が向上した。
  • マルチタスク:12GBメモリによりrazr 50同様に安定しており、分割画面も快適。
  • 画像・動画編集:処理速度に劇的な変化はないが、AI処理はわずかにスムーズな印象。
  • 発熱と安定性:前モデル同様に発熱が少なく、長時間安定して動作する点は非常に優秀。

メモリとストレージ:motorola razr 60 選べる容量と実用的なパフォーマンス

motorola razr 60は、モデルによって「8GB RAM / 256GB ストレージ」または「12GB RAM / 512GB ストレージ」という構成が用意されています。ここでは、私が使用した12GB/512GBモデル(SIMフリー版)の使用感を中心に、前モデル「motorola razr 50」との比較を交えてレビューします。

メモリ、仮想メモリ(RAMブースト)

私が試用したSIMフリーモデルの「motorola razr 60」は、メインメモリ(RAM)に12GBを搭載しています。これは前モデル「razr 50」のSIMフリー版と同じ容量で、規格も同じ「LPDDR4X」が採用されています。最新のハイエンド機が採用するLPDDR5Xなどに比べると規格上の速度は劣りますが、実際のアプリ起動や切り替えでストレスを感じる場面はほとんどありません。

キャリア版ソフトバンク版:motorola razr 60s / ドコモ版:motorola razr 60d)などの8GBモデルであっても日常使いには十分ですが、12GBモデルの余裕はマルチタスク時に光ります。複数のアプリを行き来してもアプリが落ちにくく、快適な操作感を維持できます。

さらに、ストレージの一部を仮想メモリとして活用する「RAMブースト」機能も引き続き搭載されており、12GBモデルなら最大24GB相当まで拡張可能です。この機能のおかげで、タスクキル(アプリの再読み込み)に悩まされることなく、スムーズな利用体験が得られました。

ストレージとmicroSDカード

ストレージ容量は、モデルにより256GBまたは512GBとなります。SIMフリー版の512GBという容量は、前モデル「razr 50」から据え置きですが、写真や動画を大量に保存しても簡単には埋まらない安心感があります。

※キャリア版のソフトバンク版:motorola razr 60s / ドコモ版:motorola razr 60dは256GBになります。

注意が必要なのはストレージの規格です。motorola razr 60は「UFS 2.2」を採用しています。前モデルのrazr 50(UFS 3.1搭載という情報もあり )と比較すると、規格上はエントリー~ミドルレンジ向けの仕様となっています。実際に大容量のゲームアプリをインストールしたり、大量のファイルをPCへ転送したりする際には、ハイエンド機のような爆速感はなく、それなりの待ち時間が発生しました。とはいえ、普段の写真撮影やアプリの起動といった動作においては、UFS 2.2でも十分実用的な速度が出ており、極端な遅さを感じることはありません。

また、本機はmicroSDカードスロットを搭載していません。後から物理的に容量を増やすことはできないため、動画をたくさん撮る方やゲームを多く入れる方は、慎重にモデル(容量)を選ぶ必要があります。

クラウドストレージ

物理的な容量拡張ができないため、データのバックアップには「Googleフォト」や「Google Drive」、「Dropbox」、「Microsoft OneDrive」などのクラウドストレージ活用が必須となります。私は撮影したデータを自動的にクラウドへアップロードする設定にし、本体ストレージの圧迫を防いでいます。

また、PC連携機能Smart Connect」を使えば、ワイヤレスでPCと接続し、ドラッグ&ドロップでデータを移動できます。この機能の使い勝手は前モデルから変わらず良好で、SDカード非対応の不便さを補う有効な手段だと感じました。

まとめ:メモリとストレージ

  • RAM容量:モデルにより8GBまたは12GBを選択可能。12GB版はマルチタスクに強い。
  • RAM規格:LPDDR4Xを採用。前モデルと同等の規格で、実用的な速度を確保。
  • RAMブースト:仮想メモリ機能により、アプリの動作安定性を向上できる。
  • ストレージ容量:256GBまたは512GB。512GBならデータ保存にかなりの余裕がある。
  • 読み書き速度:UFS 2.2規格を採用。ハイエンド機に比べると大容量転送などは標準的な速度。
  • 拡張性:microSDカードスロットは非搭載のため、購入時の容量選びが重要。

AI機能:motorola razr 60 ~ 日常を便利にする独自の「moto ai」

motorola razr 60の「moto ai」機能

ここでは、motorola razr 60の最大の進化点である「moto ai」機能について、motorola razr 50との違いに触れながら、実際の使用感をレビューしていきます。

AI性能の向上と独自の進化

motorola razr 60は、motorola razr 50のDimensity 7300XからMediaTek Dimensity 7400Xへとプロセッサーが更新されました。全体の処理性能はマイナーアップデートという印象ですが、注目すべきはAI処理性能が公称で約15%向上している点です。この性能向上が、razr 50にはなかった新しい独自の「moto ai」機能を実現しており、razr 60の最大の魅力となっています。razr 50のAI機能が主にGoogle Geminiの搭載やカメラの手ブレ補正だったのに対し、razr 60は実用的なオリジナルアプリが追加されました。

通知を見やすく要約する「とりまリスト」

motorola razr 60のmoto ai

新機能の中でも特に便利だと感じたのが、通知を要約してくれる「とりまリスト」です。休憩時間などに溜まった通知を効率よく確認できます。実際に『Discord』で届いた長いメッセージで試してみたところ、「~について内容確認と意見や要望を~までに返信希望」といった形で、大事な部分だけを的確に抜粋してくれました。『LINE』や『X』のダイレクトメッセージ、『Microsoft Teams』など多くのチャットアプリに対応しています。

ただ、対応アプリはメッセージング系が中心で、残念ながら『Gmail』の通知は要約してくれないようでした。仕事のメールも要約してくれたら、と個人的には感じました。

会議の味方「おまとめメモ」とその操作感

motorola razr 60の「おまとめメモ」機能

ビジネスパーソンにとって強力な味方になりそうなのが「おまとめメモ」です。これは会議や会話の音声を録音すると、自動で文字起こしと要約を作成してくれます。試しに『Chat GPT』との会話を録音してみたところ、多少の誤字はありましたが、話の骨子はしっかりと文字起こしされていました。操作も「moto ai」を起動して「おまとめメモ」を選ぶだけと非常にシンプルです。

この機能は、razr 50と同様に3.6インチのアウトディスプレイを閉じたままでも起動・録音できる点が便利です。ただし、スマートフォン上で行うオンライン会議の音声を直接録音・要約することはできず、録音時間にも制限がある点は少し残念なポイントでした。

気分で選曲する「プレイリストスタジオ」

motorola razr 60の「プレイリストスタジオ」機能

遊び心のあるAI機能として「プレイリストスタジオ」も追加されました。これは「気分に合わせた選曲を自動でしてくれる」機能です。試しに「夏にぴったりな、ちょっと懐かしい選曲で」と入力してみたところ、『Amazon Music』と連携し、井上陽水、RIP SLYME、サザンオールスターズなどを含む「夏の思い出プレイリスト」が作成されました。この選曲センスはなかなか面白く、通勤中の気分転換などに最適だと感じました。

AIへのスムーズなアクセス

これらの独自AI機能に加え、Googleの「Gemini」も引き続き利用可能です。razr 50と同様に電源ボタンの長押しでGeminiを起動でき、簡単な調べ物にも便利です。さらにrazr 60では、スマートフォンの背面をダブルタップすることで、独自の「Moto AI」を素早く起動できるようにも設計されており、AI機能へのアクセスがよりスムーズになりました。

motorola razr 60のAI機能 一覧

  • moto ai(独自AI)
  • とりまリスト(通知要約)
  • おまとめメモ(音声書き起こし・要約)
  • プレイリストスタジオ(自動選曲)
  • Google Gemini(AIアシスタント)
  • AIカメラ機能(適応型手ブレ補正など ※razr 50から継続)

まとめ:AI機能

  • AI性能の進化:razr 50(7300X)から7400Xへ移行し、AI処理性能が約15%向上。
  • 独自機能の追加:razr 50のGemini中心から、「とりまリスト」「おまとめメモ」「プレイリストスタジオ」といった実用的な独自AIが追加。
  • とりまリスト:DiscordやLINEの通知要約は「見やすくて便利」だが、Gmailに非対応なのは惜しい。
  • おまとめメモ:文字起こしは実用的で、アウトディスプレイからも起動可能だが、オンライン会議には非対応。
  • プレイリストスタジオ:Amazon Musicと連携し、「懐かしい曲」といった曖昧な指示でも選曲してくれる「面白い」機能。
  • 総評:AIに興味がなければrazr 50でも十分かもしれないが 、razr 60の独自AIは日常生活を具体的に便利にする確かな進化である。

カメラ性能:motorola razr 60 ~ ソフトウェアで進化する画質と折りたたみ撮影体験

motorola razr 60で撮影した写真。黄色い車。

ここでは、motorola razr 60のカメラ性能と、折りたたみならではのユニークな撮影機能について、motorola razr 50との比較を交えながら、実際に撮影した際の体験をもとにレビューしていきます。

カメラ構成はrazr 50を踏襲

motorola razr 60のカメラハードウェア構成は、前モデルのmotorola razr 50と基本的に同じです。アウトカメラは、光学式手ブレ補正(OIS)を備えた約5,000万画素のメインカメラと、画角120°の約1,300万画素の超広角兼マクロカメラのデュアル構成。メインカメラのF値がrazr 50のf/1.7からf/1.8へとわずかに変更されていますが、画素数やセンサーサイズに大きな違いはありません。

インカメラもrazr 50と同じ約3,200万画素です。正直なところ、ハードウェアスペックだけを見ると、razr 50からの進化はほとんどなく、少し期待外れに感じるかもしれません。

motorola razr 60で撮影した写真。庭の壁。

折りたたみとAIを活かす多彩なカメラ機能

ハードウェアはキープコンセプトですが、razr 60は折りたたみ構造と進化したAIを活かした多彩な撮影機能を提供します。razr 50でも好評だった「フレックスビュースタイル」は健在で、本体をL字に曲げてテーブルなどに置けば、手ブレを気にせず安定した写真や動画を撮影できます。アウトディスプレイでプレビューを確認しながら高画質なメインカメラでセルフィー(自撮り)ができるのも、折りたたみスマホならではの大きな魅力です。

razr 60では、アウトディスプレイにアニメーションを表示させて、小さな子供の注意を引いて撮影しやすくする機能も追加されました。これは実際に子供の写真を撮る際にかなり役立ちました。

撮影体験:ソフトウェア処理の進化と変わらない点

motorola razr 60で撮影した写真。赤い花

実際に撮影してみると、ハードウェアが同じでも画質に違いが出ていることに気づきました。特に色再現性において、razr 60razr 50のやや鮮やか(ビビッド)な描写と比べて、より自然で見た目に近い色合いで撮影できる傾向があります。個人的にはrazr 60のナチュラルな色味が好みで、ソフトウェア処理の進化を実感しました。

また、デジタルズーム暗所を撮影した際、razr 50では白飛びしやすかったハイライト部分が、razr 60ではうまく抑えられており、これもソフトウェアの改善点だと感じます。ポートレートモード背景ボケも自然で、グラスの縁などは綺麗に処理できており実用的です。

motorola razr 60で撮影した写真。夜の街。

一方で、超広角カメラの画質や、メインカメラと超広角の色味の微妙な違いについては、razr 50と大きな差は感じられませんでした。また、razr 50でも気になったシャッター音の大きさは、残念ながらrazr 60でも改善されておらず、静かな場所での撮影には少し気を使います。

動画撮影:4K/30fps対応とカムコーダーモード

motorola razr 60の「フレックスビュースタイル」で動画を撮影している。

動画撮影は、アウトカメラ(メイン、超広角)、インカメラともに最大4K/30fpsFull HDなら60fpsでの撮影に対応しています。ライバル機が対応している4K/60fps撮影ができない点はrazr 50から変わっていません。手ブレ補正は効いていますが、歩きながら撮影すると若干の揺れは残ります。AIによる被写体追従や水平維持といった機能はrazr 50から引き継がれており、特定のシーンでは役立ちます。

そして、razr 50でも非常に使いやすかった「カムコーダーモード」はrazr 60でも健在です。本体を90度に曲げてビデオカメラのように持つスタイルは、安定感が抜群で長時間の撮影も楽に行えました。

motorola razr 60のカメラ性能、機能 一覧

  • アウトカメラ(メイン): 約5,000万画素、f/1.8、OIS(光学式手ブレ補正)
  • アウトカメラ(超広角/マクロ): 約1,300万画素、f/2.2、画角120°、AF対応
  • インカメラ: 約3,200万画素、f/2.45
  • 動画撮影: 最大4K/30fps (全カメラ)
  • 主な機能: フレックスビュースタイル撮影、アウトカメラでのセルフィー、カムコーダーモード、ポートレートモード、ナイトビジョン、AI手ブレ補正、子供向けアニメーション表示

まとめ:カメラ性能

  • ハードウェア構成:razr 50とほぼ同じ(メインf/1.7→f/1.8の微変更のみ)で、大きな進化はない。
  • 画質(静止画):ソフトウェア処理の進化により、razr 50より自然な色再現性、改善されたHDR処理が見られる。
  • 撮影体験:フレックスビューやアウトカメラセルフィーなど、折りたたみならではの撮影はrazr 50同様に楽しい。子供向けアニメ表示機能が追加。
  • 気になる点:razr 50と同様にシャッター音が大きい。4K/60fps動画撮影に非対応。
  • 動画撮影:カムコーダーモードの安定感はrazr 50から引き継がれ、非常に使いやすい。
  • 総評:ハードウェアは平凡だが、ソフトウェアの改善と折りたたみ構造を活かしたユニークな撮影体験が魅力。

バッテリー持ちと充電:motorola razr 60 ~ 容量アップはスタミナ向上に繋がったか?

motorola razr 60の背面。展開時、縦向き。

ここでは、motorola razr 60のバッテリー性能について、前モデルmotorola razr 50からの変化を中心に、実際の使用感や充電速度を詳しくレビューしていきます。折りたたみスマホを選ぶ上で、バッテリー持ちは特に気になるポイントです。

容量アップへの期待と公称値

motorola razr 60のバッテリー容量は4,500mAhで、motorola razr 50の4,200mAhから約7%増加しました。本体サイズや重量がほとんど変わらない中での容量アップは、新しいシリコンカーボンセルの採用によるものかもしれません。メーカーは「充電切れを心配することなく、丸一日以上使用できる大容量バッテリー」と謳っており、razr 50でもバッテリー持ちにはかなり満足していたので、さらなるスタミナ向上に期待が高まりました。

意外なバッテリーテスト結果

しかし、バッテリーテストの結果を見ると、少し意外な数値が出ていました。Webブラウジングは約9時間30分動画再生は約13時間20分でした。これは、バッテリー容量が少なかったはずのmotorola razr 50の同テスト結果(Web: 11時間30分、動画: 約19時間20分)を下回るものでした。容量が増えたのに、なぜテスト結果が悪くなったのか、正直少し戸惑いました。

実際の使用感:テスト結果より良好?

motorola razr 60の折り畳んだ状態でゲームをプレイ。

テスト結果に少し不安を感じながらも、実際にrazr 60を日常的に使ってみると、印象は変わりました。朝7時に100%の状態で家を出て、通勤中に『Spotify』で音楽を1時間ほど聴き、日中は『Slack』やメールの通知をアウトディスプレイで確認しつつ、昼休みには『YouTube』を30分ほど視聴。帰宅中に『X (旧Twitter)』を30分ほどチェックし、夜10時頃に家に着いた時点で、バッテリー残量はまだ40%前後残っていることが多かったです。

razr 50も「1日半はゆうに持つ」と感じるほど持ちが良かったですが、razr 60も同様に、私の使い方では「丸一日以上」という公称通り、安心して使えました。特に、高負荷な作業をしても本体が「ほんのり」温かくなる程度で、発熱によるバッテリー消費が少ないのも、実際の持ちの良さに繋がっているのかもしれません。アウトディスプレイで通知確認などを済ませることで、メインディスプレイを開く回数が減ったことも貢献していると感じます。

充電速度と便利な機能

motorola razr 60で充電している。

充電性能については、motorola razr 50と同じく、最大30Wの有線充電TurboPower™ チャージ」と、最大15Wのワイヤレス充電(Qi対応)に対応しています。ただし、razr 50と同様に、充電器(ACアダプタとUSBケーブル)は付属していない ので、別途用意する必要があります。メーカーは「約15分の充電で最大12時間駆動」としていますが、実際に手持ちのPD充電器で試したところ、バッテリー残量ほぼ0%から30分で約61%まで充電できました。

これはrazr 5030分で59%よりわずかに速いですが、最近の高速充電対応スマホと比べると、やはり充電速度は速いとは言えません。バッテリーを長持ちさせるための機能として、充電量を80%で止める設定や、ユーザーの習慣に合わせて満充電のタイミングを調整する「最適化充電」機能が搭載されている点は、razr 50から引き継がれた良い点です。

motorola razr 60のバッテリー・充電 仕様

  • バッテリー容量: 4,500mAh
  • 有線充電: 30W TurboPower™ チャージ対応
  • ワイヤレス充電: 15W ワイヤレス充電(Qi対応)
  • 充電器: 非同梱
  • バッテリーケア機能: 最適化充電、80%上限設定

まとめ:バッテリー持ちと充電

  • バッテリー容量:razr 50の4,200mAhから4,500mAhへ増加。
  • 実使用感:体感的にはrazr 50と同等以上に良好で、通常使用なら丸一日以上持つ印象。
  • 充電速度:有線30W、ワイヤレス15W対応 。30分で約61%まで充電可能だが、高速ではない。
  • 充電器:非同梱のため別途準備が必要。
  • バッテリーケア:最適化充電などの機能は引き続き搭載。
  • 総評:テスト結果は振るわないものの、実際の使用では十分なスタミナがあり、容量増加の恩恵は感じられる。充電速度は平凡。

オーディオと通信性能:motorola razr 60 ~ バランスの取れたサウンドと安定した接続性

motorola razr 60で音楽再生。折り畳み。

ここでは、motorola razr 60のスピーカー品質やオーディオ技術、そしてWi-Fi、Bluetooth、GPS、5Gといった通信性能について、motorola razr 50との比較を交えながら、実際の使用感をレビューしていきます。

クリアに進化したステレオスピーカー

motorola razr 60は、motorola razr 50と同様に、本体下部と上部の受話口を兼ねたスピーカーによるステレオ構成です。Dolby Atmosにも対応しており、スマートフォン本体だけで映画を観たり、『Spotify』で音楽を聴いたりする際に、しっかりとした音の広がりを感じさせてくれます。実際に、宇多田ヒカルの「First Love」を聴いてみると、ボーカルがクリアに聞こえ、低音域にもrazr 50より少しパンチが感じられるようになりました。

razr 50では、音量を上げると中音域が少し耳に刺さる印象がありましたが、razr 60ではその点が改善され、よりバランスの取れたサウンドになったと感じます。音量テストでも「非常に良い」評価を得ており、Galaxy Z Flip6よりもパワフルです。ただし、音源によっては、最大音量付近ではわずかに音が割れるような感覚もありました。razr 50と同じく3.5mmイヤホンジャックは搭載されていませんので、有線イヤホンを使いたい場合はUSB-C変換アダプタが必要です。

安定した最新規格の通信性能

motorola razr 60の設定画面。

通信機能に関しては、motorola razr 50から引き続き最新規格に対応しています。Wi-Fiは高速なWi-Fi 6Eに対応しており、自宅の対応ルーターに接続した際の速度も安定していました。Bluetoothもバージョン5.4に対応。ワイヤレスイヤホン『Sony WF-1000XM5』とのペアリングもスムーズで、音楽再生中に音飛びが発生することもありませんでした。

5Gの対応バンドもrazr 50と共通で、都心部での通信速度も特に不満はありませんでした。通話品質についても、VoLTEによるクリアな音声通話が可能で、スピーカーフォンでの会話も聞き取りやすかったです。razr 50で一部指摘されていた、特定の状況下でWi-Fiを掴みにくいといった現象は、今回のrazr 60では特に感じられませんでした。

対応バンド(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の詳細は以下のスペックの下に記載しています。

SIMカードはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

正確な位置情報測位

GPS性能もmotorola razr 50と同等の充実した仕様です。GPS、A-GPS、GLONASS、Galileo、Beidouといった主要な衛星測位システムに加え、日本の「みちびき(QZSS)」にも対応しています。実際に『Google マップ』を使って都内のビル街をナビゲーションしてみましたが、測位も素早く、自車位置が大きくずれることもなく、安定して使うことができました。razr 50と同様に、初めて訪れる場所でも安心してナビを任せられる精度を持っていると感じます。

motorola razr 60のオーディオと通信性能 仕様

  • スピーカー: ステレオスピーカー(Dolby Atmos対応)
  • イヤホンジャック: なし
  • Wi-Fi: Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz / 5GHz / 6GHz) Wi-Fi 6E
  • Bluetooth: Bluetooth® 5.4
  • 5G対応バンド: n1/n3/n5/n28/n41/n66/n77/n78
  • GPS: GPS, A-GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, QZSS(みちびき)

まとめ:オーディオと通信性能

  • スピーカー: Dolby Atmos対応ステレオスピーカーは、razr 50よりバランスが改善され、クリアで十分な音量。
  • オーディオ: 3.5mmイヤホンジャックは非搭載。
  • Wi-Fi・Bluetooth: razr 50同様、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4に対応し、高速で安定した接続。
  • 5G: razr 50と同等の主要バンドに対応。
  • GPS: みちびき対応で、razr 50同様に高精度な測位が可能。
  • 総評: スピーカー音質が向上し、通信性能はrazr 50の高いレベルを維持しており、全体的に堅実。

OSと機能:motorola razr 60 ~ 最新OSと充実機能で長く使える安心感

motorola razr 60のUI画面

ここでは、motorola razr 60のソフトウェア(OS、UI)、アップデート保証、そしておサイフケータイ®や生体認証といった日常使いに欠かせない機能について、motorola razr 50と比較しながら、実際の使用感をレビューしていきます。

最新Android 15と使いやすいHello UI

motorola razr 60は、箱から出してすぐに最新のAndroid™ 15を利用できるのが嬉しいポイントです。motorola razr 50Android 14だったので、OSバージョンが1つ新しくなっています。モトローラ独自の「Hello UI」は、razr 50と同様に、素のAndroidに近いシンプルな見た目と操作感を保ちつつ、便利なカスタマイズが加えられています。

個人的に気に入っているのは、画面上部からスワイプした際の通知・設定パネルの挙動です。左右どちらからスワイプしても同じパネルが表示されるのは、直感的で使いやすいと感じます。一方で、ホーム画面でアプリを並び替える際の操作感はrazr 50から変わっておらず、アイコンを画面端まで持っていかないとページ移動できないのは、少し手間がかかると感じました。

motorola razr 60でウィジェットを選択している

長期的な安心感をもたらすアップデート保証

長くスマートフォンを使いたいと考える上で、OSのアップデート保証は非常に重要です。motorola razr 60は、最大3回のメジャーOSアップデートと、4年間のセキュリティ修正が約束されています。これは、Android 15から始まり、将来のAndroidバージョンへのアップデートが期待できることを意味し、razr 50と同じく、長期的に安心して使えるという大きなメリットになります。

日本市場に必須のおサイフケータイ®に対応

日本のユーザーにとって欠かせない機能といえば、やはりFeliCa、つまりおサイフケータイ®です。motorola razr 60は、motorola razr 50と同様に、しっかりとNFCおよびおサイフケータイ®に対応しています。実際に電車に乗る際やコンビニでの支払い時に、スマートフォンを折りたたんだままかざすだけでスムーズに決済できました。センサーが本体下半分にあるため、閉じた状態の方がタッチしやすいと感じる点もrazr 50と同じでした。これがないと日本では不便を感じることが多いので、しっかり対応しているのは本当にありがたいです。

便利な独自機能とデバイス連携

motorola razr 60の「Moto Unplugged」

モトローラならではの便利な機能も健在です。「Motoジェスチャー」を使えば、本体を2回振り下ろしてライトを点灯させたり、手首を2回ひねってカメラを起動したりといった操作が可能です。これらの直感的なジェスチャーはrazr 50でも非常に便利でしたが、razr 60でも変わらず重宝します。また、スマートフォンとPCやタブレットなどを連携させる「Smart Connect」機能も搭載されており、ファイルの共有や画面ミラーリングなどが簡単に行えます。集中したい時には「Moto Unplugged」機能で通知などを制限することも可能です。

高速・高精度な生体認証

セキュリティ機能として、motorola razr 60指紋認証と顔認証の両方に対応しています。指紋センサーはrazr 50と同じく、右側面の電源ボタンに内蔵されています。このセンサーの精度と速度は非常に高く、指を当てた瞬間にロックが解除される感覚です。特に、外出時にマスクを着けている状況でも、指紋認証で素早くロック解除できるのは本当に便利だと感じました。ただし、センサーの位置的に、指紋認証を使う際は基本的に右手での操作になる点もrazr 50と同様です。顔認証も併用できるので、状況に応じて使い分けると良いでしょう。

motorola razr 60のOS・機能 仕様

  • OS: Android™ 15
  • UI: Hello UI
  • アップデート保証: 最大3回のOSアップデート、4年間のセキュリティ修正
  • おサイフケータイ®: 対応
  • 生体認証: 指紋認証(側面・電源ボタン内蔵)、顔認証
  • 独自機能: Motoジェスチャー、Smart Connect , Moto Secure , Moto Unplugged

まとめ:OSと機能

  • OS: 最新のAndroid 15を初期搭載し、razr 50(Android 14)から進化。
  • UI: 素のAndroidに近いシンプルさとMoto独自の便利機能(Hello UI)を両立。
  • アップデート: 最大3回のOSアップデートと4年間のセキュリティ修正で長期利用も安心。
  • おサイフケータイ®: 日本市場で必須のFeliCaに対応し、日常利用に便利。
  • 独自機能: 便利なMotoジェスチャーやデバイス連携機能「Smart Connect」を搭載。
  • 生体認証: 高速・高精度な側面指紋認証と顔認証に対応。
  • 総評: 最新OSと手厚いアップデート、必須機能の網羅により、razr 50から続く使いやすさに加え、長く安心して使える点が魅力。

motorola razr 60 と motorola razr 50 の違い

motorola razr 60のネイビーとピンク

ここでは、motorola razr 60と前モデルmotorola razr 50のスペック上の主な違いについて、箇条書きで分かりやすく比較していきます。

OS(初期搭載)

  • razr 50: Android™ 14
  • razr 60: Android™ 15
  • 違い:razr 60は一世代新しいOSを搭載して登場しました。

サポート期間(アップデート保証)

  • razr 50: 最大3回のOSアップデート、4年間のセキュリティ修正
  • razr 60: 最大3回のOSアップデート、4年間のセキュリティ修正
  • 違い:両モデルとも同等の手厚いサポート期間が提供される見込みです。

プロセッサー

  • razr 50: MediaTek Dimensity 7300X (最大2.5GHz)
  • razr 60: MediaTek Dimensity 7400X (最大2.75GHz)
  • 違い:razr 60は動作クロックが向上したチップを搭載。特にAI処理性能が約15%向上していますが、全体的なパフォーマンス向上は緩やかです。

バッテリー容量

  • razr 50: 4,200mAh
  • razr 60: 4,500mAh
  • 違い:razr 60は約7%バッテリー容量が増加し、より長時間の使用が期待できます。

耐久性(防水・防塵)

  • razr 50: IPX8 防水(防塵非対応)
  • razr 60: IP48 防水・防塵
  • 違い:razr 60は新たに防塵性能(IP4X相当)を獲得し、より安心して使えるようになりました。

耐久性(ヒンジ)

  • razr 50: 独自のヒンジ構造(第4世代型)
  • razr 60: チタン製ヒンジプレート採用
  • 違い:razr 60はより強度の高いチタン素材をヒンジに採用し、耐久性を向上させています。

サイズ

  • razr 50: 約171.3 x 74.0 x 7.3 mm (展開時) / 約88.1 x 74.0 x 15.9 mm (折りたたみ時)
  • razr 60: 約171.3 x 74.0 x 7.3 mm (展開時) / 約88.1 x 74.0 x 15.9 mm (折りたたみ時)
  • 違い:サイズは両モデルで全く同じです。

重量

  • razr 50: 約188g
  • razr 60: 約188g
  • 違い:公称値は同じですが、バッテリー増量分わずかにrazr 60が重い可能性があります。

カラーと素材

  • razr 50: コアラグレイ、サンドクリーム、スプリッツオレンジ(ヴィーガンレザー仕上げ)
  • razr 60: ライトスカイホワイト(アセテートCMF)、ジブラルタルシーネイビー、パルフェピンク(レザー調)
  • 違い:razr 60はPANTONEカラーを採用し、カラーによって異なる素材(アセテートまたはレザー調)が使われています。

カメラ(メイン F値)

  • razr 50: f/1.7
  • razr 60: f/1.8
  • 違い:メインカメラのF値がわずかに異なりますが、画素数やセンサー構成は同じです。razr 60はソフトウェア処理が進化している可能性があります。

AI機能

  • razr 50: Google Gemini搭載、AIカメラ機能
  • razr 60: 上記に加え、独自のmoto ai機能(プレイリストスタジオ、とりまリスト、おまとメモ)を追加
  • 違い:razr 60は独自のAIアプリが追加され、よりAIを活用した使い方が可能になりました。

ディスプレイ、RAM/ストレージ(SIMフリー)

  • 違い:メインディスプレイ(約6.9インチ, 120Hz)、アウトディスプレイ(約3.6インチ, 90Hz)、RAM(12GB)、ストレージ(512GB)のスペックは両モデルで共通です。

まとめ

motorola razr 60は、razr 50のデザインやディスプレイサイズといった基本要素は維持しつつ、OSのバージョンアップ、バッテリー容量の増加、そして待望の防塵性能の追加とヒンジ強化による耐久性の向上を果たしたモデルです。プロセッサーの進化はAI性能向上に重点が置かれ、独自のAI機能も追加されています。

一方で、カメラハードウェアや基本パフォーマンスに大きな変化はありません。耐久性と最新OS、AI機能の進化を重視するならrazr 60、コストパフォーマンスや現行モデルとしての安心感を求めるならrazr 50も依然として魅力的な選択肢と言えるでしょう。

motorola razr 60のメリット・デメリット

motorola razr 60のネイビーとピンク

ここでは、motorola razr 60の長所と短所を、前モデルや他の折りたたみスマートフォンと比較しながら詳しく解説していきます。

メリット(長所、利点)

メリット1:洗練されたデザインと優れた携帯性

motorola razr 60は、前モデルmotorola razr 50から受け継いだスリムでスタイリッシュなデザインが魅力です。折りたためば手のひらに収まるコンパクトさは、Galaxy Z Flip7やGalaxy Z Flip6といった他の縦折りスマホと同様に、ポケットへの収納性を格段に高めてくれます。展開時の薄さも際立っており、大画面ながら持ちやすいです。選べる素材感(アセテートまたはレザー調)も所有欲を満たしてくれます。

メリット2:大型で高機能なアウトディスプレイ

razr 50で大幅に進化した3.6インチの大型アウトディスプレイは、razr 60でも健在です。閉じたままでも通知確認、メッセージ返信、『PayPay』などのアプリ操作が可能で、Galaxy Z Flip6の3.4インチよりも大きく、nubia Flip 2の3インチと比較するとその差は歴然です。Galaxy Z Flip7の4.1インチには及びませんが、アプリの対応度やカスタマイズ性では引けを取りません。

メリット3:折りたたみスマホ随一の耐久性

razr 60最大の進化点は耐久性です。razr 50やGalaxy Z Flip6/7がIPX8防水(防塵非対応またはIP4X)であるのに対し、razr 60はIP48等級の防塵・防水性能を備えています。これにより、ポケットの中のホコリや砂が気になる場面でも安心して使えます。nubia Flip 2のIP42と比較しても、防水・防塵性能ともに圧倒的に優れています。さらにチタン製ヒンジの採用により、長期使用への信頼性も向上しています。

メリット4:実用的な独自の「moto ai」機能

razr 50にはなかった独自の「moto ai」機能がrazr 60には搭載されています。通知を要約する「とりまリスト」や会議内容を記録・要約する「おまとめメモ」、気分に合わせてプレイリストを作成する「プレイリストスタジオ」など、実用的な機能が追加されました。Galaxy Z Flip6/7が持つ「Galaxy AI」とは方向性が異なりますが、日常のちょっとした手間を省いてくれる便利な機能です。

メリット5:最新OSと長期アップデート保証

razr 60は最新のAndroid 15を初期搭載しており、razr 50やGalaxy Z Flip6(Android 14)よりも新しいバージョンからスタートできます。さらに、最大3回のOSアップデートと4年間のセキュリティアップデートが保証されているため、Galaxy Z Flip7(Android 16)には劣るものの、長期間安心して最新機能やセキュリティを利用できます。

メリット6:日本市場に必須のおサイフケータイ®対応

razr 50やGalaxy Z Flip6/7、nubia Flip 2と同様に、razr 60も日本市場で重要なFeliCa(おサイフケータイ®)に対応しています。交通系ICや電子マネーをスマートフォンで利用できるため、キャッシュレス決済をスムーズに行えます。

メリット7:ワイヤレス充電に対応

razr 50やGalaxy Z Flip6/7と同様に、razr 60も15Wのワイヤレス充電(Qi規格)に対応しています。ケーブルの抜き差しなく手軽に充電できるのは便利です。なお、nubia Flip 2はワイヤレス充電に対応していません。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:パフォーマンスの進化が限定的

razr 60のプロセッサーはrazr 50からのマイナーチェンジであり、体感できるほどの性能向上はありません。日常使いには十分ですが、Galaxy Z Flip6に搭載されるSnapdragon 8 Gen 3 for GalaxyやGalaxy Z Flip7のExynos 2500と比較すると、特にゲーム性能などで大きく劣ります。性能的にはnubia Flip 2と同等レベルです。

デメリット2:カメラ性能に大きな進化なし

カメラのハードウェアはrazr 50からほとんど変わっておらず、画質面での大きな進化は期待できません。ソフトウェア処理の改善は見られますが、Galaxy Z Flip6/7のような高性能カメラと比較すると、暗所性能やズーム性能などで見劣りする可能性があります。また、razr 50と同様に4K/60fps動画撮影に対応していない点も弱点です。

デメリット3:価格設定

razr 60の公式ストア価格は約13.5万円と、razr 50の発売時と同等です。耐久性やAI機能は向上しましたが、基本性能が大きく変わらない点を考慮すると、やや割高に感じる可能性があります。性能で劣るGalaxy Z Flip6/7と同価格帯である一方、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るnubia Flip 2と比較すると、価格競争力は高いとは言えません。

デメリット4:充電器が付属しない

razr 50やGalaxy Z Flip6/7と同様に、razr 60にも充電器(ACアダプタ、USBケーブル)が同梱されていません。30Wの性能を活かすためには、対応する充電器を別途購入する必要があります。

デメリット5:microSDカードスロットがない

razr 50、Galaxy Z Flip6/7、nubia Flip 2と同様に、razr 60もmicroSDカードによるストレージ拡張には対応していません。SIMフリーモデルは512GBと大容量ですが、より多くのデータを保存したい場合はクラウドストレージなどを活用する必要があります。

デメリット6:メインディスプレイが常時表示に非対応

razr 50から引き継がれた弱点として、メインディスプレイが常時表示(AoD)に対応していません。Galaxy Z Flipシリーズは対応しているため、時計や通知を常にメイン画面で確認したいユーザーにとっては不便に感じるかもしれません。

motorola razr 60のスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: メイン 約6.9インチ pOLED (FHD+, 120Hz) / アウト 約3.6インチ pOLED (90Hz)
  • CPU: MediaTek Dimensity 7400X
  • GPU: Mali-G615 MC2
  • RAM(メモリ): 8GB または 12GB (LPDDR4X)
  • ストレージ: 256GB または 512GB (UFS 2.2) ※外部メモリ非対応
  • バッテリー: 4,500mAh
  • 充電: 30W有線充電 (TurboPower) / 15Wワイヤレス充電 (Qi) ※充電器・ケーブル非同梱
  • 背面カメラ: 約5000万画素 (メイン, OIS) + 約1300万画素 (超広角/マクロ)
  • 前面カメラ: 約3200万画素
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E (802.11ax) / Bluetooth 5.4
  • GPS: GPS, GLONASS, BDS, GALILEO, QZSS 対応
  • NFC: おサイフケータイ対応
  • インターフェース: USB Type-C (USB 2.0)
  • センサー: 加速度計、近接センサー、環境照度センサー、ジャイロセンサー、eコンパス
  • 機能: Motoジェスチャー、Dolby Atmos (ステレオスピーカー)
  • 防水防塵: IP48
  • 生体認証: 指紋認証 (サイドマウント) / 顔認証
  • OS: Android 15
  • サイズ: オープン時: 約171.3 x 74 x 7.25mm / 折りたたみ時: 約88.1 x 74 x 15.85mm
  • 重量: 約188g
  • カラー: ジブラルタルシーネイビー, ライトスカイホワイト, パルフェピンク (PANTONEカラー)
  • 付属品: カバー、SIM取り出しピン、ガイド類 (※充電器、USBケーブルは非同梱)
  • モバイル通信(5G/4G/3G): 5G / 4G (LTE) / 3G (W-CDMA) / 2G (GSM) 対応
  • SIMカード: nanoSIM / eSIM (デュアルSIM、DSDV対応)

対応バンド:motorola razr 60

motorola razr 605G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 5G: n1/3/5/28/41/66/77/78
  • 4G: B1/2/3/4/5/7/8/11/12/17/18/19/20/26/28/38/39/40/41/42/66
  • 3G: B1/2/4/5/8
  • 2G: 850 / 900 / 1800 / 1900MHz

対応バンドの詳細

ドコモ

  • 5G: n1/3/28/77/78 (ドコモの主要5Gバンドn78に対応していますが、n79には非対応です)
  • 4G: B1/3/19/28/41/42 (主要バンドであるB1, B3, プラチナバンドのB19に完全対応しています)
  • プラチナバンド: B19 対応

au

  • 5G: n1/3/28/41/77/78 (auが使用するn77, n78に完全対応しています)
  • 4G: B1/3/11/18/26/28/41/42 (auの主要バンド、プラチナバンドを含む全ての4Gバンドに対応しています)
  • プラチナバンド: B18/26 対応

ソフトバンク

  • 5G: n1/3/28/77/78 (ソフトバンクが使用するn77に完全対応しています)
  • 4G: B1/3/8/11/28/41/42 (ソフトバンクの主要バンド、プラチナバンドを含むほぼ全ての4Gバンドに対応しています)
  • プラチナバンド: B8 対応

楽天モバイル

  • 5G: n77 (楽天モバイルの5Gバンドn77に対応しています)
  • 4G: B3/18/26 (楽天モバイルの自社回線バンドB3と、パートナー回線(au)のバンドB18/26に対応しています)
  • プラチナバンド: B28 (楽天モバイルが新たに獲得したプラチナバンドn28に対応しています)

結論

この端末(motorola razr 60)は、バンド情報に基づくと、

  • ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリア全ての主要な4Gバンドに対応しており、それぞれのプラチナバンドもカバーしています。
  • 5Gについては、au、ソフトバンク、楽天モバイルで問題なく利用できます。ドコモ回線では主要なn78バンドに対応しているため多くのエリアで5G通信が可能ですが、一部のエリアで使用されているn79バンドには対応していません。

総合的に見て、この端末は日本の4キャリアで快適に利用できる可能性が非常に高いと言えます。

motorola razr 60の評価

motorola razr 60の画面。折りたたみ時。

8つの評価基準で「motorola razr 60」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★☆

メイン・アウト共に有機ELで発色・輝度は良好。折り目もさらに目立たなくなったが、メインの常時表示非対応は惜しい。

スペック:★★★☆☆

CPUはrazr 50からのマイナーチェンジで性能向上は限定的。メモリ12GB/ストレージ512GBは十分だが、UFS 2.2である点は懸念点。

耐久性: ★★★★★

razr 50のIPX8防水に加え、待望のIP48防塵に対応。チタン製ヒンジも採用し、折りたたみスマホの弱点を大幅に克服。

デザイン:★★★★☆

razr 50の高いデザイン性を維持しつつ、選べる素材感(アセテート/レザー調)を追加。コンパクトさと質感の高さが魅力。

通信:★★★★☆

Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、みちびき対応GPSなど、razr 50同様に最新規格に対応し、安定した接続性能を持つ。

機能:★★★★☆

razr 50にはない独自の「moto ai」機能(とりまリスト等)が便利。おサイフケータイ®対応やMotoジェスチャーも健在。

使いやすさ:★★★★☆

最新Android 15搭載、シンプルなUI、便利なアウトディスプレイ、高速な指紋認証で快適。長期アップデート保証も安心材料。

価格:★★★☆☆

耐久性やAI機能は向上したが、基本性能がrazr 50と大差ない点を考えると、やや割高感も。

総評:★★★★☆】

razr 50の完成度を引き継ぎ、弱点を克服した正統進化モデル

motorola razr 60は、前モデルrazr 50で好評だった美しいデザイン、使いやすい大型アウトディスプレイ、そして折りたたみならではのユニークな撮影体験といった魅力をしっかりと受け継いでいます。その上で、ユーザーが折りたたみスマホに抱きがちな「耐久性」への不安に応えるべく、IP48の防塵対応とチタン製ヒンジという明確なアップグレードを果たしました。これは、日常使いにおける安心感を大きく向上させる、非常に価値のある進化点です。

AI機能で新たな体験価値を付加

razr 50からのもう一つの大きな進化点は、独自の「moto ai」機能の搭載です。通知を要約する「とりまリスト」や、会議の音声を文字起こし・要約する「おまとメモ」など、AIによってスマートフォンの使い方がより便利になる可能性を提示しています。CPU性能の向上は限定的でしたが、AI処理能力の向上によってこれらの新機能を実現しており、razr 60ならではの付加価値となっています。

パフォーマンスと価格のバランスは要検討

一方で、CPUやGPUの基本性能はrazr 50から大きく変わっておらず、最新のハイエンド機と比較すると見劣りします。日常使いには十分快適ですが、高負荷なゲームなどを重視するユーザーには物足りないかもしれません。また、razr 50から基本性能があまり変わらない中で価格が据え置き(発売時比較)である点は、コストパフォーマンスを重視するユーザーにとっては悩ましいポイントとなるでしょう。

どんな人に最適か

motorola razr 60は、折りたたみスマホのスタイルは好きだけど、壊れやすさが心配だった人に特におすすめです。IP48の防塵防水性能や強化されたヒンジにより、安心して日常使いできるようになった点は大きな魅力です。また、通知の要約や音声メモといった独自の「moto ai機能に興味があり、最新のスマホ体験を楽しみたい人にも適しています。性能はミドルレンジで十分、それよりもデザインや携帯性、おサイフケータイ®などの実用性を重視するユーザーに最適な一台と言えるでしょう。

Motorola(モトローラ) motorola razr 60|12GB/512GB|SIMフリースマホ 本体 端末|折りたたみスマホ|PB8E0000JP

motorola razr 60の価格・購入先

motorola razr 60の外観。ホワイト。

※価格は2025/12/09に調査したものです。価格は変動します。

モトローラ公式オンラインストア

(MOTO STORE)

115,800円(税込)で販売されています。

モトローラ公式オンラインストアで「motorola razr 60」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで104,218円(税込・国内版・PB8E0002JP)、
  • 楽天市場で113,580円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで115,800円、

で販売されています。

Amazonで「motorola razr 60」をチェックする

楽天市場で「motorola razr 60」をチェックする

ヤフーショッピングで「motorola razr 60」をチェックする

AliExpressで「motorola razr 60」をチェックする

米国 Amazon.comで「motorola razr 60」をチェックする

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motorola razr 60を安く買う方法

motorola razr 60をできるだけ安く購入するには、IIJmioahamoなどの格安スマホ(MVNO)を利用するのがいいでしょう。また、ドコモ、au、ソフトバンク、などのキャリア(MNO)でもセール・キャンペーンなどで値下げされることがあるので、こまめにチェックしておきましょう。

IIJmio

通常価格(税込)

  • 一括払い:135,800円
  • 24回払い:5,666円/月

のりかえ価格(MNP同時申し込み時の優遇価格)(税込)

  • 一括払い:99,800円
  • 24回払い:4,160円/月

IIJmioで「motorola razr 60」をチェックする

ahamo

motorola razr 60d M-51F

1. 他社からの乗り換え(MNP)

  • いつでもカエドキプログラム適用時:お客さま負担額は66,000円です。これは、スマホ代金82,500円から「5G WELCOME割」の16,500円割引が適用された価格です。
  • 分割支払い(23回)の場合、月々2,869円(*23回)です。
  • 一括払い時:お客さま負担額は109,560円です(「5G WELCOME割」適用後)。
  • 24回分割払いも可能で、月々4,565円です。

2. 新規契約

  • いつでもカエドキプログラム適用時:お客さま負担額は82,500円です(割引なし)。
  • 分割支払い(23回)の場合、月々3,586円(*23回)です。
  • 一括払い時:お客さま負担額は126,060円です。
  • 24回分割払いも可能で、月々5,252円です。

ahamoで「motorola razr 60d M-51F」をチェックする

ドコモ

ドコモでの「motorola razr 60d M-51F」の機種代金(支払総額)は、契約種別にかかわらず一律で126,060円です。

1. いつでもカエドキプログラム利用時の実質負担額
のりかえ(MNP):

  • 66,000円(「5G WELCOME割」16,500円割引適用後)
  • 23か月目に返却した場合、最終回(24回目)の残価43,560円の支払いが不要になります。

新規契約:

  • 82,500円
  • 23か月目に返却した場合、最終回(24回目)の残価43,560円の支払いが不要になります。

機種変更:

  • 87,780円
  • 23か月目に返却した場合、最終回(24回目)の残価38,280円の支払いが不要になります。

2. 一括払い・通常分割払い時の総額

  • 新規契約・機種変更:126,060円
  • のりかえ(MNP):109,560円(「5G WELCOME割」16,500円割引適用後)

ドコモで「motorola razr 60d M-51F」をチェックする

ソフトバンク

ソフトバンクでの「motorola razr 60s」の販売価格(総額)は、契約種別にかかわらず一律で119,520円です。

1. 新トクするサポート+利用時の実質負担額(48回払いで購入し、特典利用時)

他社からのりかえ・新規契約:

  • 22,012円(13か月目または25か月目に特典を申し込み、機種を回収した場合)
  • 25か月目以降の分割支払金がお支払い不要となります。

機種変更:

  • 38,512円(13か月目または25か月目に特典を申し込み、機種を回収した場合)
  • 25か月目以降の分割支払金がお支払い不要となります。

2. 通常の分割払い(48回)

他社からのりかえ・新規契約:

  • 1〜24回目までが1円、25〜48回目が4,979円/月で、総額119,520円です。

機種変更:

  • 1〜12回目までが1円、13〜24回目が3,319円/月、25〜48回目が3,320円/月で、総額119,520円です。

ソフトバンクで「motorola razr 60s」をチェックする

他のおすすめのライバル機種と価格を比較

motorola razr 60」と似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

motorola razr 50

モトローラから発売された折りたたみ 5Gスマートフォンです(2024年9月27日 発売)。

Android 14、MediaTek Dimensity 7300X、12GB LPDDR4X メモリ、約6.9インチのメイン pOLED液晶、約3.6インチのアウトOLED液晶、512GB UFS 2.2ストレージ、4200 mAhバッテリー、背面 50MP + 13MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、生成AI Google Gemini、適応型手ブレ補正機能、壁紙の自動生成、30W TurboPower チャージ (充電器は別売り)、15W ワイヤレス充電(Qi対応)(充電器は別売り)、

デュアルステレオスピーカー、Dolby Atmos、IPX8の防水、おサイフケータイ、リフレッシュレート 最大144Hz(アウト:最大90Hz)、NFC、指紋認証、顔認証、USB Type-C (USB 2.0)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで80,362円(税込)、楽天市場で85,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで99,800円、です。

関連記事:「motorola razr 50」と50s、40、Ultraの違いを解説

Amazonで「motorola razr 50」をチェックする

motorola razr 60 ultra

モトローラから発売された折りたたみ式(縦折り)の5Gスマートフォンです(2025年12月12日発売)。

Android 15(Hello UI)、Snapdragon 8 Elite Mobile Platform、16GBメモリ、512GBストレージ、約7.0インチのSuper HD pOLED メインディスプレイ(2992×1224 px)、4インチのpOLEDアウトディスプレイ(1272×1080 px)、4700 mAhバッテリー、背面50MP+50MPの2眼カメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、「AI Key」、AI機能「Moto AI」(とりまリスト、Next Move、おまとメモ、Playlist Studioなど)、Google Gemini、IP48防水防塵、、68W TurboPower充電、15Wワイヤレス充電、5Wリバース充電、最大165Hzのリフレッシュレートに対応。

おサイフケータイ、PC連携(「Smart Connect」)、ジェスチャー操作、「Moto Secure」、「au Starlink Direct」、UWB(超広帯域無線)、デュアルステレオスピーカー (Dolby Atmos対応)、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 7 (802.11 be)、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、楽天市場で181,469円(送料無料)、ヤフーショッピングで199,800円、AliExpressで260,977円(CN版)です。

関連記事:motorola razr 60 ultraレビュー!50 ultraとの違い

Amazonで「motorola razr 60 ultra」をチェックする

Galaxy Z Flip7

サムスンから発売された折りたたみ式の5Gスマートフォンです(2025年8月1日発売)。

Android 16、Exynos 2500、12GBメモリ、メインに約6.9インチのDynamic AMOLED 2Xディスプレイ、カバーに約4.1インチのSuper AMOLEDディスプレイ、256GBまたは512GBのストレージ、最大約31時間(動画再生時)駆動する4300mAhバッテリー、背面に約5000万画素+約1200万画素の2眼カメラ、前面に約1000万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Google Gemini、「Now Brief」と「Now Bar」、進化したリアルタイム通訳など)、カメラのAI機能(AIズーム、オートズーム、AIによる編集アシスト、クリエイティブAI、AIスケッチ / ポートレートスタジオ)に対応。

リフレッシュレート 120Hz、ピーク輝度2,600nits、光学相当2倍ズーム、4K動画撮影、次世代型ProVisual Engine、IPX8/IP4X防水防塵、おサイフケータイ (NFC)、15Wワイヤレス充電、25W急速充電、4.5W逆ワイヤレス充電、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで164,800円(税込・SIMフリー・SM-F766QZKASJP)、楽天市場で164,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで134,900円、米国 Amazon.comで$899.00、です。

関連記事:Galaxy Z Flip7徹底レビュー!Flip6比較で買うべきか検証

Amazonで「Galaxy Z Flip7」をチェックする

nubia Flip 2

ZTEジャパンから発売された6.9インチになる折りたたみ式の5Gスマートフォンです(2025年1月23日 発売)。

約3インチのサブディスプレイ、6.9インチの有機ELディスプレイ、MediaTek Dimensity D7300X、6GB LPDDR4xメモリ、128GB UFS 3.1ストレージ、4300mAhバッテリー、背面カメラ 50MP+2MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、リアルタイムAI通訳、リアルタイムAI助手IP42防水防塵、シンプルモード、デザリング、指紋認証、顔認証、Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで66,109円(Y!mobile版・SIM契約必須)、楽天市場で46,816円(送料無料・中古)、ヤフーショッピングで50,280円(中古)、です。

関連記事:nubia Flip 2レビュー!前代未聞の高コスパ折りたたみスマホの実力を検証

Amazonで「nubia Flip 2」をチェックする

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他にもモトローラのスマホが販売されています。2024年モデルも多数あるので、ぜひ比較してみてください。

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Xperia 10 VII 徹底レビュー!進化したカメラ・音楽性能と欠点を評価

Xperia 10 VII 前面 ホワイトの外観
2025年10月9日に発売されたソニーの「Xperia 10 VII」(エクスペリア テン マークセブン)は、デザインを刷新し、より優れたカメラ・音楽性能を備えたことで、ミドルレンジスマートフォンの中でも特に注目を集める一台です。

このレビューでは、多くのユーザーが待ち望んだ新機能を搭載したXperia 10 VIIが、日常をどれほど快適にしてくれるのか、前モデル「Xperia 10 VI」からどこが、どのように進化したのかを、実際に使用して徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Xperia 10 VII の長所(Pros):

  • 19.5:9の見やすい画面と120Hzリフレッシュレート対応ディスプレイの滑らかな操作
  • 大型センサー搭載で進化した、特に暗所で威力を発揮するカメラ性能
  • ソニーのこだわりが光る、高音質に進化したスピーカーとイヤホンジャック
  • シャッターチャンスを逃さない、便利な物理キー「即撮りボタン」の新搭載
  • microSDカードスロットやおサイフケータイなど、かゆいところに手が届く充実の機能
  • 最大6年の長期サポートによる、圧倒的な安心感

Xperia 10 VII の短所(Cons):

  • 競合製品と比べると見劣りする、価格に見合わないCPU性能
  • フル充電に約2時間かかる、時代遅れの充電速度
  • ワイヤレス充電に非対応
  • 進化が見られない、画素数の低いフロントカメラ

総合評価:

Xperia 10 VIIは、最新のゲーム性能や最速の充電を求めるユーザーには向きませんが、「一台のスマートフォンを、良い音とカメラで楽しみながら、できるだけ長く安心して使い続けたい」と考えるユーザーにとっては、他に代えがたい価値を持つ、非常に満足度の高い一台です。

この記事で分かること

  1. デザインと耐久性: サイズ、重量、マットな質感、即撮りボタン、Gorilla Glass Victus 2、防水・防塵、純正ケース、付属品
  2. ディスプレイ: 19.5:9、120Hzリフレッシュレート、有機EL、視認性、画面比率の変更
  3. パフォーマンス: Snapdragon 6 Gen 3、CPU、メモリ、ストレージ、動作速度、安定性
  4. ベンチマーク: Antutu、CPU性能比較(ランキング)、Geekbench 6、3DMark、スコア、
  5. ゲーム性能: 原神、崩壊:スターレイル、フォートナイト、ウマ娘、Call of Duty、フレームレート(fps)、発熱、ゲームの快適さ
  6. カメラ性能: 大型センサー、暗所・夜景撮影、5000万画素、手ブレ補正、フロントカメラ
  7. バッテリー: 5000mAh、電池持ち、充電速度、ワイヤレス充電(非対応)、寿命
  8. オーディオ: ステレオスピーカー、音質、イヤホンジャック、ハイレゾ
  9. 通信性能: Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、5G、対応バンド、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル
  10. OSと機能: Android 15、長期サポート、かこって検索、指紋認証、おサイフケータイ、SIMフリー、eSIM、デュアルSIM
  11. 比較Xperia 10 VIAQUOS sense10arrows AlphaiPhone 17
  12. スペック:仕様詳細
  13. 評価:5段階評価、総評、最適なユーザー、メリット・デメリット
  14. 価格(値段):購入先、Amazon、楽天市場、mineo、ドコモ、au、ソフトバンク、最安値、安く買う方法

この記事を最後まで読むことで、「Xperia 10 VII」を購入するべきかどうかが、はっきりと分かるはずです。購入を悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク / 楽天市場のリンク

公式ページ:Xperia 10 VII | Xperia(エクスペリア) | ソニー

デザインと耐久性:Xperia 10 VII ~ 洗練された新デザインと実用性の融合

Xperia 10 VIIの前面 ホワイトの外観

ここでは、Xperia 10 VIIのデザインと耐久性について、前モデルXperia 10 VIと比較しながら、実際に手に取って感じた魅力や使い勝手をレビューしていきます。デザインの刷新がもたらす印象の変化から、新搭載されたボタンの利便性、そして日常使いでの安心感に至るまで、詳しく掘り下げていきます。

新しいスタンダードを目指したデザイン

Xperia 10 VIIを初めて手に取ったとき、その印象は前モデルのXperia 10 VIから大きく変わりました。これまでの縦長で丸みを帯びたデザインから一新され、側面が切り立ったフラットなフレームと、マットで落ち着いた質感の背面パネルが組み合わさり、より現代的で洗練された角張ったデザインに生まれ変わっています。

特に目を引くのが、縦並びから横並びへと変更された背面カメラです。この変更により、背面のデザインに余白が生まれ、非常にすっきりとした印象を受けます。実際に机の上に置いてみると、カメラの出っ張りが安定し、ガタつきがなくなったのは嬉しい驚きでした。素材は樹脂製で軽量ですが、そのマットな質感は安っぽさを感じさせず、所有する喜びを満たしてくれます。

持ちやすさとカラーバリエーションの進化

Xperia 10 VIIの上部 ヘッドホンジャック

Xperia 10 VIIの本体サイズは約153mm × 72mm × 8.3mm、重量は約168gです。前モデルのXperia 10 VIが約155mm × 68mm × 8.3mm、約164gだったのと比較すると、縦にわずかに短くなった一方で、横幅が4mm広がっています。この横幅の広がりは、私の愛車のドリンクホルダーに収まらなくなるという小さな変化をもたらしましたが、手の小さい方でもしっかりと握ることができ、約168gという軽さも相まって、長時間の操作でも疲れにくいと感じました。

カラーは、定番の「チャコールブラック」と「ホワイト」に加え、個性を引き立てる鮮やかな「ターコイズ」の3色展開です。また、側面フレームの左下には「XPERIA」のロゴが刻印されており、かつてのXperia Z5を彷彿とさせるデザインは、長年のファンにとって心憎い演出と言えるでしょう。

「即撮りボタン」と伝統の接続ポート

Xperia 10 VIIの側面にあるボタン。

Xperia 10 VIIの大きな進化点として、Xperia 10シリーズでは初となる専用の物理シャッターボタン「即撮りボタン」が右側面に搭載されました。これを長押しするだけでカメラが瞬時に起動し、もう一度押せば撮影が完了します。ロック画面からでも直接起動できるため、決定的瞬間を逃しません。

さらに、カメラ以外の画面ではスクリーンショットボタンとして機能し、例えばゲーム『鳴潮』のプレイ中に気に入った場面をすぐに保存できるなど、非常に便利だと感じました。ただ、ボタンの位置が少し中央寄りなため、横持ちでの本格的な撮影時には少し指が届きにくいかもしれません。

接続ポートは、上部に3.5mmオーディオジャック、下部中央にUSB Type-Cポートを配置。左側面にはSIMピン不要でアクセスできるSIM・microSDカードスロットがあり、最大2TBのmicroSDXCカードに対応しているのも安心です。

Xperia 10 VIIの接続ポート

向上した耐久性とカスタマイズの楽しみ

ディスプレイの保護ガラスは、Xperia 10 VIのCorning Gorilla Glass Victusから、より耐衝撃性と耐久性に優れたCorning Gorilla Glass Victus 2へとアップグレードされました。IPX5/IPX8の防水性能IP6Xの防塵性能も備えているため、キッチンなどの水回りや突然の雨でも安心して使えます。

さらに、別売り純正クリアケースも見逃せません。本体カラーに合わせたグラデーションデザインで、背面には黄変しにくい素材が使われています。このケースと本体の間に、好きなアーティストのステッカーや写真などを挟んで「推し活」仕様にカスタマイズできるのは、大きな魅力です。ケースを装着するとカメラ部分の段差がなくなり、机に置いた際の安定感が増すという実用的なメリットもあります。

Xperia 10 VIIの純正クリアケース

Xperia 10 VIIの付属品

  • クイックスタート
  • 保証書

まとめ:デザイン

  • 第一印象:カメラの横配置と角張ったフォルムで、前モデルから大きく刷新され、洗練された印象に変わった。
  • 外観:マットな樹脂製ボディとフラットな側面フレームが特徴。側面のXPERIAロゴが所有欲を満たす。
  • 握りやすさ:横幅は広がったものの、軽量で持ちやすく、片手操作も工夫次第で可能。
  • ボタンとポート:新搭載の「即撮りボタン」は日常使いで非常に便利。イヤホンジャックやSIMピン不要のSDカードスロットも健在。
  • 耐久性:保護ガラスがCorning Gorilla Glass Victus 2に進化し、高い防水・防塵性能も備え、日常での安心感が高い。
  • 純正ケース:「推し活」にも最適なカスタマイズ性と、装着時の安定性という実用性を両立している。

ディスプレイ:Xperia 10 VII ~ 待望の進化を遂げた、コンテンツ体験の新基準

Xperia 10 VIIのディスプレイ。縦向き。

ここでは、Xperia 10 VIIのディスプレイが遂げた大きな進化について、前モデルXperia 10 VIとの比較を交えながらレビューしていきます。アスペクト比の変更がもたらす新たな視聴体験や、ついに対応した120Hzリフレッシュレートの感動的な滑らかさなど、実際に使って感じた魅力を詳しく解説します。

コンテンツが主役になる、新しい画面比率

Xperia 10 VIIの電源を初めて入れたとき、まず目に飛び込んできたのは、その有機ELディスプレイの鮮やかな美しさでした。約6.1インチという画面サイズは前モデルと変わりませんが、ソニーが長年テレビの「ブラビア」で培ってきた高画質技術が惜しみなく投入されており、その発色は見事の一言です。特に、有機ELならではの引き締まった黒の表現と、鮮やかでありながらも自然な色合いは、写真や動画を生き生きと映し出します。

Xperia 10 VIIでアニメ動画を視聴している

しかし、それ以上に大きな変化は、Xperia 10 VIまで続いていた伝統の21:9(解像度 2520×1080ピクセル)という縦長の画面比率が、より一般的で扱いやすい19.5:9解像度 2340×1080ピクセル)へと変更されたことです。この変更は、まさにコンテンツを楽しむための進化だと感じました。

動画も漫画も、もっと大きく、もっと見やすく

実際にYouTubeでミュージックビデオを再生してみると、その違いは一目瞭然でした。Xperia 10 VIでは上下に太い黒帯が表示されていた16:9の動画が、Xperia 10 VIIでは画面いっぱいに広がり、これまでにない没入感を味わうことができました。これは映画だけでなく、普段見るほとんどの動画コンテンツで大きなメリットとなります。また、電子書籍漫画を読む際も、横幅が広がったことでページ全体が大きく表示され、格段に読みやすくなったと感じます。これまで縦長ディスプレイの情報量の多さを気に入っていたWebブラウジングでは少し寂しさも感じましたが、エンターテイメント体験の向上という点では、この変更は非常に大きな価値があると言えるでしょう。

指に吸い付く、感動の120Hzリフレッシュレート

Xperia 10 VIIの画面をスクロールさせている

そして、Xperia 10シリーズのユーザーが待ち望んでいた進化が、120Hzのリフレッシュレートへの対応です。Xperia 10 VIの60Hzディスプレイでは時折感じていたスクロール時のカクつきが、Xperia 10 VIIでは嘘のようになくなり、驚くほど滑らかな表示を実現しています。X(旧Twitter)やInstagramのタイムラインを高速でスクロールしても、文字や写真がぶれることなく、まるで指に吸い付いてくるかのような快適な操作感は、一度体験すると元には戻れないほどの感動がありました。この滑らかさは、日々のブラウジング体験を格段に向上させてくれる、まさに「大きな進化」です。

屋外での視認性

ディスプレイの明るさに関しても、屋外での視認性は良好です。公式な輝度(nit数)は公表されていませんが、実際に炎天下で前モデルのXperia 10 VIと並べて比較してみても、明るさに大きな違いは感じられませんでした。どちらも十分な明るさを確保しており、日中の屋外でも地図アプリの確認メッセージの閲覧に困ることはありませんでした。様々なシーンで快適に画面を確認できるでしょう。

Xperia 10 VIIのディスプレイ仕様

  • サイズ: 約6.1インチ
  • 種類: 有機EL
  • 解像度: Full HD+ (1080 x 2340)
  • アスペクト比: 19.5:9
  • リフレッシュレート: 最大120Hz
  • 保護ガラス: Corning Gorilla Glass Victus 2

まとめ:ディスプレイ

  • 第一印象:ブラビア由来の高画質技術による、鮮やかで美しい有機ELディスプレイ。
  • 画面比率の変更:従来の21:9から19.5:9に変更され、YouTubeなどの動画コンテンツがより大きく表示され、没入感が大幅に向上した。
  • 120Hz対応:Xperia 10 VIの60Hzから進化し、スクロール時の表示が劇的に滑らかになり、操作の快適性が格段にアップした。
  • 表示品質:解像度はフルHD+で、屋外での視認性も良好 。
  • 耐久性:保護ガラスがGorilla Glass Victus 2にアップグレードされ、日常使いでの安心感が増した。
  • 総合評価:動画視聴やSNS利用など、日々のコンテンツ体験の質を大きく向上させる、待望の進化を遂げたディスプレイ。

パフォーマンス:Xperia 10 VII ~ 日常を加速させる、確かな進化

Xperia 10 VIIのプロセッサ

ここでは、Xperia 10 VIIのパフォーマンスについて、その動作の快適性や安定性を中心にレビューしていきます。前モデルXperia 10 VIからCPUやメモリがどのように進化したのか、そしてそれが実際の使用感にどう影響するのかを、具体的な体験を交えて詳しく解説します。

確かな進化を遂げたプロセッサー

Xperia 10 VIIは、プロセッサーにQualcomm社の「Snapdragon 6 Gen 3 Mobile Platform」を搭載しています。これは、Xperia 10 VIに搭載されていた「Snapdragon 6 Gen 1」からの正統進化版にあたります。どちらも同じSamsungの4nmプロセスで製造されていますが、Snapdragon 6 Gen 3では、性能の要となる4つのCortex-A78パフォーマンスコアの動作周波数が、Xperia 10 VIの2.2GHzから2.4GHzへと引き上げられています。

このクロック周波数の向上は、アプリの起動やWebページの読み込みといった日常的な操作で、よりキビキビとした応答性を体感させてくれます。実際に使ってみると、劇的な変化というよりは、操作の一つ一つがよりスムーズになったという確かな手応えを感じることができました。

グラフィック性能と客観的スコア

グラフィック処理を担うGPUには、Xperia 10 VIと同じ「Adreno 710」が採用されていますが、こちらもプロセッサーの進化に合わせて性能が向上しています。客観的な性能を測るベンチマークテストの結果を見ると、その進化は明らかです。CPU性能を測るGeekbench 6のマルチコアスコアでは、Xperia 10 VIが約2700〜2800点だったのに対し、Xperia 10 VII約2910〜2915点と着実に向上しています。

また、グラフィック性能を測る3DMarkの「Wild Life Extreme Stress Test」では、Xperia 10 VIIの平均スコアが約719点と、Xperia 10 VIの約614点を約17%上回る結果となりました。これらの数値は、Xperia 10 VIIがミドルレンジモデルとして、より安定したパフォーマンスを発揮できるようになったことを裏付けています。

メモリ増量がもたらす、快適な実用体験

Xperia 10 VIIのイメージクリエーター

Xperia 10 VIIのパフォーマンス向上を語る上で欠かせないのが、メモリ(RAM)がXperia 10 VIの6GBから8GBへと増量された点です。この2GBの差は、特に複数のアプリを同時に使うマルチタスクの場面で大きな効果を発揮します。Webブラウジング中にSNSをチェックしたり、地図アプリで場所を確認しながらメッセージを送ったりといった操作が、よりスムーズに行えるようになりました。

私は普段、写真編集に「Adobe Lightroom」、動画編集に「CapCut」といったアプリをよく使いますが、Xperia 10 VIIではその快適さに驚きました。高解像度の写真を複数枚Lightroomで開いてもアプリが固まることなく、スムーズに編集作業を進められます。また、CapCutで複数の動画クリップを重ねてエフェクトをかけるような負荷の高い作業でも、プレビューがカクつくことなく快適に編集できました。これは、8GBのメモリがもたらす安定感の賜物でしょう。

優れた熱管理と安定した動作

Xperia 10 VIIでレースゲームをプレイしている

スマートフォンで負荷の高い作業を続けると気になるのが発熱ですが、Xperia 10 VII熱管理も非常に優秀です。日常的な使用ではほとんど熱を持つことはありません。試しに3Dゲームの『原神』を長時間プレイしてみたところ、本体上部がほんのり温かくなる程度で、不快に感じることはありませんでした。ベンチマークテスト中に本体内部の温度が42℃まで上昇した記録もありますが、パフォーマンスが大きく低下するようなサーマルスロットリングはほとんど見られず、長時間の連続使用でも安定した性能を維持してくれました。ミドルレンジモデルでありながら、この安定性は高く評価できるポイントです。

ストレージ容量と安心の拡張性

内蔵ストレージは128GBとXperia 10 VIから据え置きですが、多くのアプリやデータを保存するには十分な容量です。もし容量が足りなくなったとしても、Xperia 10 VII最大2TBmicroSDXCカードに対応しているため、写真や動画、音楽などのデータを大量に保存することができます。これは、内蔵ストレージの拡張ができないスマートフォンが多い中で、非常に大きなアドバンテージです。データ転送に使うUSB Type-Cポートは、仕様上USB 3.0の高速転送に対応しており、大容量の動画ファイルなどをPCに転送する際も時間を節約できます。

Xperia 10 VIIのパフォーマンス仕様

  • CPU: Snapdragon 6 Gen 3 Mobile Platform (4nmプロセス)
  • CPU構成: 4x Cortex-A78 (2.4GHz) + 4x Cortex-A55 (1.8GHz)
  • GPU: Adreno 710
  • RAM: 8GB (LPDDR5)
  • 内蔵ストレージ(ROM): 128GB
  • 外部ストレージ: microSDXC(最大2TB)対応

まとめ:パフォーマンス

  • プロセッサー性能:Snapdragon 6 Gen 3への進化により、日常操作の快適性が着実に向上。
  • メモリ(RAM):6GBから8GBへの増量で、特にマルチタスク時の安定性が大幅に改善された。
  • ストレージ:128GBの内蔵ストレージに加え、最大2TBのmicroSDカードに対応し、容量不足の心配が少ない。
  • 発熱:高負荷時でも発熱は実用的な範囲に抑えられており、パフォーマンスの安定性が高い。
  • 実用体験:Webブラウジングから写真・動画編集まで、前モデルを超えるスムーズで快適な操作感を実現している。

Antutuベンチマーク

Xperia 10 VIIのAntutuベンチマーク

Xperia 10 VIIが搭載するQualcomm Snapdragon 6 Gen 3 プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約57万点以上を記録すると言われています。

実際の測定してみると、約59万点を記録していました。また、Antutu V11では74万点を超えていました。

例1: Antutu V10.5.2 総合で「596412」、CPUで「187382」、GPUで「139781」、MEMで「120052」、UXで「149197」

例2: Antutu V11.0.3-OB3 総合で「745880」、CPUで「286746」、GPUで「112078」、MEMで「134150」、UXで「212906」

一方、前モデルの「Xperia 10 VI」はQualcomm Snapdragon 6 Gen 1 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 57万点を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「570206」、CPUで「196412」、GPUで「110644」、MEMで「133203」、UXで「129947」

Xperia 10 VIIは前モデルの「Xperia 10 VI」よりもスコアが約2万点向上しています。

Snapdragon 6 Gen 3性能を比較

Xperia 10 VIIが搭載するQualcomm Snapdragon 6 Gen 3 プロセッサは、他のCPUと比べてどのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

Xperia 10 VIIのAntutu比較のグラフ。Snapdragon 6 Gen 3。

CPUランキング

※Antutuベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Snapdragon 7s Gen 3 (Nothing Phone 3a)・・・Antutu:71万
  2. Dimensity 7300-Ultra(Redmi Note 14 Pro 5G)・・・Antutu:67万
  3. Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (OPPO Reno13 A)・・・Antutu:64万
  4. Qualcomm Snapdragon 7s Gen2 (AQUOS sense9)・・・Antutu:60万
  5. Snapdragon 6 Gen 3 (Xperia 10 VII)・・・Antutu:59万
  6. Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:57万
  7. Dimensity 7025 (arrows We2)・・・Antutu:50万
  8. Dimensity 6300 (AQUOS wish5)・・・Antutu:39万
  9. MediaTek Dimensity 6100+(Galaxy A25 5G)・・・Antutu:39万
  10. MediaTek Helio G81 (moto g05/ Redmi 14C)・・・Antutu:25万

比較から分かること

Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3は、AnTuTuベンチマークスコア59万点という結果から、多くのユーザーにとって十分な性能を提供する堅実なミドルレンジプロセッサであると評価できます。前世代のSnapdragon 6 Gen 1から順当な進化を遂げ、特にSnapdragon 7s Gen 2に匹敵する性能を持つことは、このプロセッサの大きな強みです。動作面では、SNSの閲覧、ウェブブラウジング、動画視聴といった一般的なタスクは快適にこなせるレベルで、日常的なスマートフォンの利用において、多くのユーザーが満足できるパフォーマンスを提供します。

ゲーム性能:Xperia 10 VII ~ 人気タイトルはどこまで快適に遊べるのか?

Xperia 10 VIIで原神をプレイしている。

ここでは、Xperia 10 VIIが搭載する「Snapdragon 6 Gen 3」が、実際のゲームプレイでどれほどのパフォーマンスを発揮するのかをレビューします。人気の高いゲームタイトルをいくつかプレイし、フレームレート(fps)や動作の快適性を具体的に検証しました。

原神 (Genshin Impact)

スマートフォンの中でも特に高い処理性能を要求される『原神』。Xperia 10 VIIでは、前モデルXperia 10 VIでは選択できなかったグラフィック設定のレンダリング精度「最高」が選べるようになっている点に、まず性能の向上を感じました。実際にプレイしてみると、画質設定を「中」にすることで、広大なフィールドの探索や通常の戦闘において、平均して30fpsから40fpsを維持し、安定した動作を見せてくれました。さすがに多くの敵やエフェクトが入り乱れる激しい戦闘シーンでは一時的にフレームレートが落ち込むこともありましたが、ゲームの魅力を損なうほどではありません。「意外と不満なく動作する」という印象で、画質設定を「低」にすれば、さらに滑らかなプレイが期待できます。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

『原神』と同じ開発元によるターン制RPG『崩壊:スターレイル』。オープンワールドではないため、比較的負荷は軽い傾向にあります。Xperia 10 VIIでは、画質設定を「中」にしても60fpsでの快適なプレイが十分に可能でした。キャラクターの必殺技が炸裂する派手な演出の戦闘シーンでも、フレームレートが大きく落ち込むことはなく、美しいグラフィックを滑らかな映像で満喫できます。高画質設定でも30fps以上を維持できますが、グラフィックの美しさと動作の快適性を両立させるなら「中」設定がベストバランスだと感じました。

フォートナイト (Fortnite)

一瞬の判断が勝敗を分けるバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』では、フレームレートの安定性が非常に重要です。Xperia 10 VIIでプレイしたところ、グラフィック設定を「中」に、より競技性を重視するなら「低」にすることで、40fpsから60fpsを安定して維持できました。特に、多くのプレイヤーが密集し、建築物が入り乱れるゲーム終盤の激しい戦闘でも、カクつきは最小限に抑えられており、ストレスなく戦いに集中することができました。快適なプレイのためには、欲張らずに画質設定を調整するのがおすすめです。

Call of Duty: Warzone Mobile

モバイルゲームの中でも最高峰のスペックを要求するバトルロイヤルシューター『Call of Duty: Warzone Mobile』。この超重量級タイトルをXperia 10 VIIでプレイするには、グラフィック設定を「低」にすることが必須となります。この設定で、フレームレートはおおむね30fpsから40fpsで動作しました。激しい銃撃戦の最中などではフレームレートが不安定になる場面もありましたが、ゲームがプレイできないということはありません。ただし、長時間のプレイでは本体が熱を持ち、パフォーマンスが低下する可能性も感じられたため、こまめな休憩を挟むのが良さそうです。

ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)

多くのユーザーに人気の育成シミュレーションゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』は、Xperia 10 VIIで非常に快適に動作しました。最適化がよく進んでいることもあり、高画質設定でも、3Dで描かれる白熱のレースシーンから華やかなウイニングライブまで、フレームレートはほぼ常に60fpsに張り付いており、カクつくことは一切ありませんでした。ロード時間も短く、育成からレースまでの一連の流れをストレスなく存分に楽しむことができました。

まとめ:ゲーム性能

Xperia 10 VIIに搭載されたSnapdragon 6 Gen 3は、ミドルレンジのプロセッサとして、幅広いゲームに十分対応できる実力を持っていると感じました。『ウマ娘』のような最適化されたタイトルは、高画質設定で最高の体験を提供してくれます。『原神』や『崩壊:スターレイル』といった人気のRPGも、画質を少し調整するだけで、その世界観を損なうことなく快適に楽しむことが可能です。

一方で、『Call of Duty: Warzone Mobile』のような最新の超重量級タイトルを最高設定で滑らかにプレイするには力不足ですが、設定を工夫すれば十分に遊ぶことができます。日常的に様々なジャンルのゲームを楽しみ、常に最高画質でプレイすることにはこだわらない、という多くのユーザーにとって、Xperia 10 VIIはパフォーマンスと価格のバランスが取れた、満足度の高い一台となるでしょう。

カメラ性能:Xperia 10 VII ~ 暗闇を照らす大型センサーと、瞬間を捉える即撮りボタン

Xperia 10 VIIの背面にあるカメラ

ここでは、Xperia 10 VIIのカメラ性能がどれほどの進化を遂げたのか、前モデルXperia 10 VIとの比較を交えながら、実際の撮影体験をもとに詳しくレビューしていきます。特に注目すべきは、暗所撮影能力を飛躍的に向上させた大型イメージセンサーと、シャッターチャンスを逃さない新搭載の「即撮りボタン」です。

ハードウェアの大幅な進化

Xperia 10 VIIのカメラ構成は、背面に16mmの超広角カメラ24mmの広角カメラの2眼構成です。注目すべきは、メインとなる広角カメラに搭載されたイメージセンサーが、Xperia 10 VIの1/2.0型から約1.6倍も大型化した1/1.56型の「Exmor RS™ for mobile」へと進化した点です。この大型センサーは、より多くの光を取り込むことができるため、特に暗い場所での画質向上に大きく貢献します。

Xperia 10 VIIで撮影した写真。水族館の魚。

また、超広角カメラも有効画素数が約1300万画素へと向上しています。望遠専用レンズは搭載されていませんが、広角カメラの5000万画素を活かしたクロップにより、画質劣化のない光学2倍相当のズーム撮影が可能です。一方で、フロントカメラ約800万画素と、Xperia 10 VIから据え置きとなっており、自撮りを多用する方には少し物足りなく感じるかもしれません。

撮影を革新する機能たち

Xperia 10 VIIの撮影体験を大きく変えたのが、新搭載の「即撮りボタン」です。本体右側面に配置されたこの物理ボタンを長押しするだけで、スリープ状態からでも瞬時にカメラが起動します。ポケットから取り出して構えるのとほぼ同時に撮影準備が整うため、不意に訪れるシャッターチャンスを逃すことがなくなりました。

実際に、街中で見かけた猫を撮ろうとした際、このボタンのおかげで素早くカメラを起動し、逃げられる前に撮影できたのは感動的でした。

また、ソニー独自の「Video Creator」アプリを使えば、撮影した写真や動画を選ぶだけで、BGM付きのVlog風動画を簡単に作成できます。さらに、撮影時に9種類の色味から好みのテイストを選べる「ルック」機能も搭載されており、SNS映えするようなこだわりの一枚を手軽に撮影できるのも魅力です。

昼も夜も美しい、実際の撮影体験

Xperia 10 VIIで撮影した花の写真。

日中の撮影では、まるで上位モデルのXperia 1 VIIで撮影したかのような、鮮やかでありながら深みのある色合いで、何気ない風景も印象的に切り取ることができます。オートフォーカスも非常に高速で、被写体を変えても瞬時にピントが合うため、ストレスなく撮影に集中できました。公園の花を撮影する際に「ぼけモード」を試したところ、明るい光が白飛びすることなく、主役の花だけを際立たせた、プロのような一枚を簡単に撮ることができたのには感心しました。

暗所の夜景撮影では、Xperia 10 VIIは大型センサーの恩恵で、ノイズを抑えつつディテールを明るく鮮明に描写してくれました。この暗所性能の向上は、まさに「とても大きい」進化だと実感しました。普段使いに十分な画質の光学2倍相当ズームも便利です。しかし、16mmの超広角カメラに関しては、画像の周辺部ではディテールが甘くなりがちで、コントラストもメインカメラに比べると見劣りする印象です。

Xperia 10 VIIで撮影した写真。室内のライト。

オートフォーカスは非常に高速で快適ですが、手ブレ補正には少し癖があるように感じました。特に、走っている車を追いかけるようにカメラを振る「流し撮り」を試した際に、画面の中心以外が少し歪んでしまうことがありました。動きの少ない被写体では問題ありませんが、動き回るペットなどを撮る際には注意が必要かもしれません。

また、フロントカメラは約800万画素と、SNSへの投稿などで高画質な自撮りを頻繁にする方にとっては、少し物足りない画素数だと正直に感じました。

手ブレを抑えた安定の動画撮影

Xperia 10 VIIで撮影した動画。水槽で泳ぐクラゲたち。

動画撮影は、メインの広角カメラで4K/30fpsの美しい映像を記録できます。電子式手ブレ補正と光学式手ブレ補正を組み合わせたハイブリッド手ブレ補正が非常に優秀で、歩きながら撮影しても、まるでジンバルを使っているかのように滑らかな映像が撮れました。これなら、子供の運動会やペットとの散歩風景など、動きのあるシーンでも安心して撮影を任せられます。撮影した動画は、前述の「Video Creator」を使えば、その場ですぐにショート動画に編集して友人や家族と共有できるので、思い出作りの幅が大きく広がります。

Xperia 10 VIIのカメラ仕様・機能 一覧

  • 背面カメラ(広角): 有効画素数約5000万画素(記録画素数約1200万画素) 、F値1.9 、24mm 、1/1.56型センサー 、光学式手ブレ補正(OIS)
  • 背面カメラ(超広角): 有効画素数約1300万画素(記録画素数約1200万画素) 、F値2.4 、16mm 、1/3型センサー
  • ズーム: 光学2倍相当(48mm)
  • フロントカメラ: 有効画素数約800万画素 、F値2.0
  • 新機能: 即撮りボタン
  • ソフトウェア機能: Video Creator 、ルック(クリエイティブルック)機能 、ぼけモード
  • 動画撮影: 4K/30fps対応(メインカメラ) 、ハイブリッド手ブレ補正

まとめ:カメラ性能

  • 大型センサーによる暗所性能の飛躍的向上:Xperia 10 VI比で約1.6倍大型化したセンサーにより、夜景や室内でもノイズの少ないクリアな写真が撮影可能になった。
  • 「即撮りボタン」によるシャッターチャンスの強化:スリープからでも瞬時にカメラを起動できる物理ボタンで、撮りたい瞬間を逃さない。
  • 上位モデル譲りの色再現性:日中の撮影では、鮮やかで深みのある、上位モデルに近い美しい色合いを実現。
  • 実用的な2倍ズームと便利なソフトウェア機能:画質劣化の少ない2倍ズームと、Vlog作成が簡単な「Video Creator」で、撮影の楽しみが広がる。
  • 超広角とフロントカメラは価格相応か、やや物足りない:メインカメラの進化は著しいが、超広角カメラの画質や、据え置きのフロントカメラの画素数には改善の余地がある。
  • 手ブレ補正はシーンによって癖がある:通常撮影では優秀だが、特定のシーン(流し撮りなど)では映像に歪みが出ることがあった。

バッテリー持ちと充電:Xperia 10 VII ~ 4年先まで続く、圧倒的な安心感

Xperia 10 VIIの背面

ここでは、Xperia 10 VIIのバッテリー性能と充電仕様について、実際に使用して感じた頼もしさや、前モデルXperia 10 VIからの進化点を中心に詳しくレビューしていきます。スマートフォンの生命線ともいえるバッテリーが、日々の利用でどれほどの安心感をもたらしてくれるのか、その実力に迫ります。

変わらぬ大容量、進化した長寿命設計

Xperia 10 VIIは、前モデルのXperia 10 VIから引き続き、5000mAhという大容量バッテリーを搭載しています。ソニーは、この大容量バッテリーと省電力に優れた設計により、「充電なしで2日間使える」スタミナ性能を公称しています 。しかし、注目すべきは単なる容量や持続時間だけではありません。Xperia 10 VIIは、バッテリーの寿命そのものが大きく進化しています。

Xperia 10 VIが「3年使っても劣化しにくい」とされていたのに対し、Xperia 10 VIIは「4年間使い続けても劣化しにくい長寿命バッテリー」へと進化を遂げました。ソニー独自の「いたわり充電」技術などが、充電時のバッテリーへの負荷を賢く軽減し、バッテリーの健康を長期間維持してくれるのです。これは、スマートフォンを長く大切に使いたいユーザーにとって、何よりの朗報と言えるでしょう。

バッテリーテスト結果と実際のバッテリー持続力

Xperia 10 VIIで3Dゲームの原神をプレイ。

具体的なバッテリー駆動時間をテスト結果から見てみると、そのスタミナは確かなものです。様々なタスクを連続して行うアクティブユーススコアでは約13時間を記録。個別のテストでは、連続したウェブブラウジング13時間50分、ローカルに保存した動画の連続再生では17時間という優れた結果を残しています。一方で、負荷の高いゲームの連続プレイ時間は6時間ほどでした。

実際に使ってみた体感としても、このバッテリーの頼もしさは際立っていました。SNSやウェブブラウジング、時折の動画視聴といった一般的な使い方なら、1日の終わりでもバッテリー残量には十分な余裕があり、公称通り2日間は充電なしで過ごせそうです。

さらに、その真価は高負荷な状況で発揮されます。以前、ハイエンドモデルのXperia 1 IVをバイクのナビとして使った際は、給電しながらでもバッテリーが徐々に減っていくことがありましたが、Xperia 10 VIIで同じように試したところ、画面を常時表示させながらでもしっかりと100%を維持してくれました。この粘り強さには、新しいプロセッサーの省エネ性能の高さを実感しました。

充電速度は今後の課題か

Xperia 10 VIIの前面。ターコイズ。

これほど頼もしいバッテリー性能を持つ一方で、充電に関しては少し改善の余地があると感じました。Xperia 10 VIIは、Xperia 10 VIと同様にワイヤレス充電には対応していません。有線充電はUSB Power Delivery(PD)に対応していますが、充電器やケーブルは付属していないため、自分で用意する必要があります。

30W以上のPD対応充電器を使うのが推奨されていますが、実際に充電してみると、フル充電までには約2時間かかりました。これは、急速充電が当たり前になった現在の市場では、正直なところ少し遅いと感じます。日中に急いで充電したい場面では、もどかしく感じるかもしれません。就寝中に充電するスタイルの方であれば問題ありませんが、充電速度を重視するユーザーにとっては注意が必要なポイントです。

Xperia 10 VIIのバッテリー・充電 仕様

  • バッテリー容量: 5000mAh
  • 公称バッテリー持続時間: 充電なしで2日間利用可能
  • バッテリー長寿命技術: 4年間使い続けても劣化しにくい長寿命設計、いたわり充電
  • 有線充電: USB PD対応(充電器・ケーブルは別売)
  • ワイヤレス充電: 非対応

まとめ:バッテリー持ちと充電

  • 大容量バッテリー:前モデルから引き続き5000mAhを搭載し、日々の利用に十分な安心感を提供。
  • 驚異の長寿命設計:ソニー独自の技術により、バッテリーが4年間劣化しにくいという、長期利用を見据えた大きな進化を遂げた。
  • 実用的なスタミナ:動画再生で17時間以上持続するなど優れたテスト結果を記録し、高負荷な使い方でも粘り強い。
  • 充電速度は課題:USB PDに対応するものの、フル充電に約2時間かかり、競合製品と比べると見劣りする。
  • ワイヤレス充電:非対応であるため、この機能を重視するユーザーは注意が必要。

オーディオと通信性能:Xperia 10 VII ~ 心地よいサウンドと、途切れないつながり

Xperia 10 VIIで音楽を再生している

ここでは、Xperia 10 VIIのオーディオと通信性能に焦点を当て、前モデルXperia 10 VIからどれほどの進化を遂げたのかをレビューします。スピーカーやイヤホンジャックの音質から、日常の利用シーンで重要となるワイヤレス接続の安定性まで、実際に体験して感じた魅力と快適性を詳しく解説していきます。

心に響く、進化したサウンド体験

Xperia 10 VIIで音楽を聴いて、まず驚いたのがスピーカーの音質です。Xperia 10シリーズとしては初めて「フルエンクロージャー構造」を採用したフロントステレオスピーカーは、前モデルXperia 10 VIと比較して、音のクリアさと奥行きが格段に向上しています。Xperia 10 VIでは音が少しごちゃっとしてまとまりのない印象でしたが、Xperia 10 VIIでは一つ一つの音がしっかりと分離して聴こえます。

特に違いを感じたのが低音域です。新構造によって本体の不要な振動が抑えられたことで、Xperia 10 VIでは分散して聴こえたベースラインが、Xperia 10 VIIでは引き締まり、まっすぐ前方に押し出されるような力強さを感じました。これにより、低音から中低音域にかけての厚みが増し、楽曲全体の安定感が格段に向上しています。

ボーカルなどの中音域も、この進化した低音域に埋もれることなく、よりクリアに耳に届きます。Xperia 10 VIはもともとボーカルが聴き取りやすい印象でしたが、Xperia 10 VIIはさらに解像度が上がり、アーティストの息遣いまで感じられるような生々しさがあります。ただ、一点注意したいのが高音域の扱いです。音量を最大近くまで上げると、高音が少しキンキンと響き、歪んでしまうことがありました。快適なリスニングのためには、音量は8割程度に留めておくのが良さそうです。

有線イヤホン派に嬉しい、高音質ジャック

Xperia 10 VIIとオーディオジャック

そして、有線イヤホン派にとって最大の喜びは、3.5mmオーディオジャックの劇的な進化でしょう。単に存続しただけでなく、音質重視で再設計されており、Xperia 10 VIと聴き比べるとその差は歴然です。音圧が全体的に向上し、同じ音量でもより力強く、音に包み込まれるような立体感が感じられました。これは、従来のXperia 10シリーズから「ワンランク上がった」と感じさせるほどの感動的な体験でした。

もちろん、ストリーミング音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE Ultimate」や、立体的な音場を創り出す「360 Reality Audio Upmix」といったソニー独自のオーディオ技術も健在です。

途切れない、ストレスフリーな通信性能

Xperia 10 VIIで通信を設定している

Xperia 10 VIIは通信性能も着実に進化しています。特にBluetoothの安定性向上には目を見張るものがありました。Xperia 10 VIと比較して送信パワーが最大2倍に向上したことで、これまで音飛びが頻発していた満員電車の中でも、ワイヤレスイヤホンの接続が驚くほど安定していました。高音質コーデックのLDACで接続していても音が途切れることはほとんどなく、日常のストレスが大きく軽減されました。

また、Wi-Fiは新たにWi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応し、対応ルーター環境下ではより高速で安定した通信が可能です。5G通信に関しても、国内の主要バンドを広くカバーしており、以前使っていた機種で時折感じていたような通信の詰まり(パケ詰まり)も改善された印象を受けました。

正確な位置情報で、もう迷わない

ナビゲーションの要となるGPS性能も非常に安定しています。マップアプリを使って目的地までナビゲーションを利用した際、測位までの時間も短く、高層ビルが立ち並ぶエリアでも正確な位置を示し続けてくれました。Xperia 10 VIIはハードウェアの近接センサーを搭載しており、こういった基本的な部分がしっかりしているのも、ソニーらしい信頼性の高さと言えるでしょう。

Xperia 10 VIIのオーディオ・通信 仕様

  • スピーカー: フロントステレオスピーカー(フルエンクロージャー構造)
  • オーディオジャック: 3.5mmオーディオジャック(高音質設計)
  • 対応オーディオ技術: Hi-Res AUDIO, Hi-Res AUDIO WIRELESS, DSEE Ultimate, 360 Reality Audio, 360 Upmix
  • Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)
  • Bluetooth: ver.5.4
  • SIM: nanoSIM/eSIM (デュアルSIM対応), microSD同時利用可能
  • 外部デバイス: USB Type-C™

まとめ:オーディオと通信性能

  • スピーカー品質:フルエンクロージャー構造の採用により、Xperia 10 VIよりもクリアで臨場感のあるサウンドを実現。
  • イヤホンジャックの進化:音質重視の再設計により、有線イヤホンでの音楽体験が「ワンランク上」に向上。
  • Bluetoothの安定性:送信パワーが2倍になり、人混みでも音が途切れにくく、ストレスフリーなワイヤレス体験を提供。
  • 通信規格の刷新:新たにWi-Fi 6に対応し、より高速で安定したネットワーク接続が可能に。
  • 総合的な信頼性:安定した5G通信や正確なGPS性能など、日常使いでの基本的な接続性が高く、安心して使える。

OSと機能:Xperia 10 VII ~ 長く安心して使える、賢いパートナー

Xperia 10 VIIのOS。Android 15

ここでは、Xperia 10 VIIのOSと、日々の使い勝手を向上させる便利な機能についてレビューしていきます。前モデルXperia 10 VIから最も大きく進化した長期サポートの安心感から、最新のGoogle AI機能、そして日本市場で必須の機能まで、実際に使って感じた魅力と利便性を詳しく解説します。

シンプルを極めたUIと、最大の魅力である長期サポート

Xperia 10 VIIは、最新のAndroid 15を搭載しており、そのユーザーインターフェース(UI)は、余計な装飾がほとんどない、非常にクリーンな「素のAndroid」に近いデザインです。ごちゃごちゃしたメーカー独自のアプリが少ないため、初めて使う人でも直感的に操作できます。また、文字やアイコンを大きく表示して操作しやすくする「かんたんホーム」機能も搭載されており、スマートフォンに不慣れな方でも安心して使える配慮がされています。

Xperia 10 VIIの「かんたんホーム」

しかし、このモデル最大の魅力は、なんといってもOSのサポート期間です。Xperia 10 VIが最大2回のOSアップデートと4年間のセキュリティアップデートだったのに対し、Xperia 10 VIIでは最大4回のOSアップデートと、最長6年間のセキュリティアップデートが保証されています。これは、2031年まで最新のセキュリティ状態で使い続けられることを意味し、「一台のスマホを、長く、安心して使いたい」というニーズに完璧に応えるものです。この手厚いサポートは、ミドルレンジモデルとしては異例であり、本機を選ぶ最大の理由になると言っても過言ではありません。

日常がもっと賢くなるGoogle AI機能

Xperia 10 VIIのGoogle AI機能

Xperia 10 VIIは、Googleの最新AI機能にも対応し、日々の情報収集やクリエイティブな作業を強力にサポートしてくれます。特に感動したのが、Xperia 10 VIでは非対応だった「かこって検索」です。例えば、SNSで友人が投稿した写真に写っているお洒落なカフェが気になった時、これまではアプリを切り替えて店名を検索する必要がありました。しかし、Xperia 10 VIIなら、気になる部分を指で囲むだけですぐに検索が始まり、アプリを離れることなく情報を得られます。この体験は一度味わうと手放せなくなるほど便利です。

また、電源ボタンの長押しでGoogleのAIアシスタント「Gemini」をすぐに起動でき、調べ物や文章作成を手伝ってもらえます。さらに、Googleフォトアプリを使えば、「消しゴムマジック」で写真に写り込んだ不要な人や物を簡単に消せるなど、AIによる高度な写真編集も手軽に楽しめます。

日本の日常に欠かせない、便利な機能

もちろん、日本市場で必須の「おサイフケータイ」にも対応しており、スマートフォン一つで電車の改札やコンビニでの支払いがスピーディーに完了します。私が普段利用しているモバイルSuicaや各種コード決済も問題なく利用でき、財布を持たずに外出できる快適さはやはり格別です。

また、SIMスロットは物理SIMとeSIMのデュアルSIMに対応している上に、microSDカードも同時に利用できるという、最近では非常に珍しく貴重な仕様です。仕事用とプライベート用で電話番号を使い分けながら、写真や動画も容量を気にせずたくさん保存できるのは、大きなメリットだと感じました。

より速く、より快適になった指紋認証

Xperia 10 VIIの指紋認証

セキュリティの要となる生体認証は、本体側面の電源ボタンに統合された指紋認証センサーで行います。Xperia 10 VIと比較して認証速度が向上しており、指を置いた瞬間にロックが解除されるような、サクサクとした快適な使い心地です。注目すべきは、Xperia 10 VIで一部のユーザーから不満の声が上がっていた、ポケットの中での誤作動が改善されている点です。以前のモデルでは、意図せずセンサーに触れてしまい、いざ使おうとしたらパスワード入力を求められることがありましたが、Xperia 10 VIIではそうしたストレスがほとんどなくなりました。顔認証には対応していませんが、マスクをしていることが多い現代の生活では、この高速で正確な指紋認証は非常に実用的で信頼できる機能だと感じました。

Xperia 10 VIIのOS・機能 仕様

  • 搭載OS: Android 15
  • UI: シンプルなソニー独自UI、かんたんホーム機能搭載
  • OSサポート: 最大4回のOSバージョンアップ、最長6年間のセキュリティアップデート
  • Google AI: Google Gemini搭載、かこって検索(Circle to Search)対応
  • 利便機能: おサイフケータイ®(NFC)対応
  • SIM仕様: nanoSIM/eSIMのデュアルSIM対応(microSDカードと同時利用可能)
  • 生体認証: 指紋認証(電源ボタン一体型)

まとめ:OSと機能

  • 長期サポートの絶大な安心感:OSアップデート4回、セキュリティアップデート6年という保証は、ミドルレンジの常識を覆す最大の魅力。
  • 洗練されたシンプルなUI:素のAndroidに近く、直感的で使いやすい。初心者にも優しい「かんたんホーム」も搭載。
  • 賢く便利なAI機能:「かこって検索」の搭載で、情報収集の効率が劇的に向上。
  • 日本市場への完全対応:おサイフケータイはもちろん、デュアルSIMとmicroSDの同時利用が可能な、かゆいところに手が届く仕様。
  • ストレスフリーな指紋認証:前モデルから認証速度が向上し、誤作動も減って、より快適で確実なセキュリティを実現。

Xperia 10 VIIとXperia 10 VIの違い

Xperia 10 VIIのブラックとホワイト

ソニーの最新ミドルレンジスマートフォン「Xperia 10 VII」は、前モデル「Xperia 10 VI」からどのような進化を遂げたのでしょうか。ここでは、OSのサポート期間からデザイン、パフォーマンス、カメラ性能に至るまで、両モデルの主な違いを詳しく比較・解説していきます。

1. OSと長期サポート期間

  • Xperia 10 VI: 最大2回のOSアップデート、4年間のセキュリティアップデート
  • Xperia 10 VII: 最大4回のOSアップデート、最長6年間のセキュリティアップデート
  • 違い:(※最も大きな進化点です。OSアップデートの回数が2倍、セキュリティアップデート期間が2年延長されたことで、Xperia 10 VIIは一つのスマートフォンをより長く、安心して最新の状態で使い続けたいというニーズに完璧に応えるモデルとなりました。)

2. デザイン、サイズ、耐久性

サイズと重量:

  • Xperia 10 VI: 約155 x 68 x 8.3 mm, 約164g
  • Xperia 10 VII: 約153 x 72 x 8.3 mm, 約168g
  • 違い: Xperia 10 VIIは高さが2mm短く、幅が4mm広くなりました。

デザイン:

  • Xperia 10 VI: 縦並びのカメラ、背面にXperiaロゴ
  • Xperia 10 VII: 横並びのカメラ、側面にXperiaロゴ、新搭載の「即撮りボタン」
  • 違い: カメラ配置の変更と、Xperia 10シリーズ初となる物理シャッター「即撮りボタン」の搭載は、見た目の印象だけでなく、操作性も大きく変えるポイントです。

カラー:

  • Xperia 10 VI: ブルー、ブラック、ホワイト
  • Xperia 10 VII: ターコイズ、チャコールブラック、ホワイト
  • 違い: 共通カラーは「ホワイト」のみです。Xperia 10 VIの「ブルー」はXperia 10 VIIでより鮮やかな「ターコイズ」に、VIの「ブラック」はより深みのある「チャコールブラック」へと変更され、全体的に個性的で洗練されたカラーラインナップになりました。

耐久性:

  • Xperia 10 VI: Gorilla Glass Victus
  • Xperia 10 VII: Gorilla Glass Victus 2
  • 違い:Xperia 10 VIIは保護ガラスがより強固なものに進化しています。

3. ディスプレイ

アスペクト比:

  • Xperia 10 VI: 21:9
  • Xperia 10 VII: 19.5:9
  • 違い:Xperia 10 VIIは、より一般的な19.5:9のアスペクト比になったことで、動画コンテンツなどの表示領域が広がりました。

リフレッシュレート:

  • Xperia 10 VI: 60Hz
  • Xperia 10 VII: 120Hz
  • 違い:待望の120Hzリフレッシュレートに対応したことで、SNSのスクロールなどが劇的に滑らかになり、操作の快適性が格段に向上しています。

4. パフォーマンス

CPU (SoC):

Xperia 10 VI: Snapdragon 6 Gen 1

Xperia 10 VII: Snapdragon 6 Gen 3

違い:CPUが新しい世代になり、RAMが6GBから8GBに増量されたことで、Xperia 10 VIIはアプリの動作やマルチタスクがよりスムーズになりました。

RAM(メモリ):

  • Xperia 10 VI: 6GB
  • Xperia 10 VII: 8GB
  • 違い:Xperia 10 VIIはRAMが6GBから8GBに増量されました。これにより、複数のアプリを同時に立ち上げた際の動作がより安定し、マルチタスク性能が向上します。日常的な使い勝手の快適さが着実に向上しています

5. カメラ

広角カメラセンサー:

  • Xperia 10 VI: 1/2.0型
  • Xperia 10 VII: 1/1.56型 (約1.6倍大型化)
  • 違い:Xperia 10 VIIはメインとなる広角カメラのセンサーが大幅に大型化し、超広角カメラの画素数も向上しました。これにより、特に夜景や室内など光の少ない場所での撮影に強くなっています。

超広角カメラセンサー:

  • Xperia 10 VI: 約800万画素, 1/4.0型
  • Xperia 10 VII: 約1300万画素, 1/3型
  • 違い:Xperia 10 VIIは、超広角カメラの画素数が約800万画素から約1300万画素へと向上し、より精細な写真が撮影可能になりました 。

6. オーディオ

スピーカー:

  • Xperia 10 VI: フロントステレオスピーカー
  • Xperia 10 VII: フロントステレオスピーカー (フルエンクロージャー構造)
  • 違い:Xperia 10 VIIは、スピーカーの構造とイヤホンジャックの設計を見直すことで、よりクリアで臨場感のあるサウンドを実現しています。

3.5mmオーディオジャック:

  • Xperia 10 VI: 搭載
  • Xperia 10 VII: 搭載 (高音質設計)
  • 違い:両モデルとも3.5mmオーディオジャックを搭載していますが、Xperia 10 VIIではアナログ設計が音質重視で見直されました 。LRクロストークが約30%低減したことで、よりクリアで臨場感のあるサウンドを実現しています 。単にジャックが搭載されているだけでなく、音質面で明確な進化を遂げている点が大きな違いです。

7. その他の機能

AI機能:

  • Xperia 10 VI: 「かこって検索」非対応
  • Xperia 10 VII: 「かこって検索」対応
  • 違い:Xperia 10 VIIは、画面に表示されているものを指で囲むだけで直感的に検索できるGoogleの最新AI機能「かこって検索」に新たに対応しました。アプリを切り替える手間がなくなるため、日常の情報収集における利便性が大きく向上しています。

Wi-Fi / Bluetooth:

  • Xperia 10 VI: Wi-Fi 5 / Bluetooth 5.2
  • Xperia 10 VII: Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.4
  • 違い:Xperia 10 VIIは、より高速で混雑に強い「Wi-Fi 6」と、接続安定性が向上した「Bluetooth 5.4」という新しい通信規格に対応しています。これにより、対応環境下でのインターネット通信や、ワイヤレスイヤホンなどとの接続がより快適になりました。

バッテリーの劣化防止:

  • Xperia 10 VI: 3年使っても劣化しにくい
  • Xperia 10 VII: 4年使っても劣化しにくい
  • 違い:バッテリーの長寿命設計もさらに進化しており、細かな部分でも使い勝手が向上しています。)

まとめ

Xperia 10 VIIは、Xperia 10 VIから単なるマイナーチェンジに留まらず、特に長期的な利用価値と日常の使い心地を大きく向上させたモデルです。OSサポートの大幅な延長は、このスマートフォンの最大の価値と言えるでしょう。

それに加え、120Hz対応ディスプレイ、進化したカメラセンサー、より快適になったオーディオ機能、そして便利な「即撮りボタン」など、多くの面でユーザー体験を高めるための確実な進化を遂げています。長く、快適に、そして安心して使える一台を求めるなら、Xperia 10 VIIは非常に魅力的な選択肢です。

Xperia 10 VIIのメリット・デメリット

Xperia 10 VIIで撮影している

ここでは、ソニーの最新ミドルレンジスマートフォン「Xperia 10 VII」について、その長所と弱点を詳しく解説します。前モデル「Xperia 10 VI」や、同価格帯の競合スマートフォンと比較しながら、どのような点が優れており、どのような点に注意が必要なのかを具体的に見ていきましょう。

メリット(長所、利点)

メリット1:コンテンツ視聴に最適化された、見やすい新ディスプレイ

Xperia 10 VIIは、前モデルXperia 10 VIの伝統だった21:9の縦長画面から、より一般的でコンテンツが見やすい19.5:9のアスペクト比へと変更されました。実際にYouTubeなどの16:9動画を視聴すると、VIで表示されていた上下の黒帯が少なくなり、画面いっぱいに映像が広がるため、没入感が大幅に向上しています。さらに、待望の120Hzリフレッシュレートに対応したことで、SNSのスクロールなどはVIの60Hzとは比較にならないほど滑らかで、日常の操作が非常に快適になりました。

メリット2:暗所にも強い大型センサーと便利な「即撮りボタン」

メインの広角カメラは、Xperia 10 VIの1/2.0型センサーから約1.6倍も大きい1/1.56型センサーへと飛躍的に進化しました。この大型センサーはより多くの光を取り込めるため、これまで苦手としていた夜景や室内など、暗い場所でもノイズの少ないクリアな写真を撮影できます。また、Xperia 10シリーズとして初めて搭載された物理キー「即撮りボタン」は、撮りたいと思った瞬間にカメラを起動できるため非常に便利です。

メリット3:ソニーならではの高音質オーディオ機能

Xperia 10 VIIは、オーディオ機能が非常に充実しています。特に注目すべきは、音質重視で再設計された3.5mmオーディオジャックの存在です。motorola edge 60 proやOPPO Reno14 5Gなど、多くの競合製品がイヤホンジャックを廃止する中で、有線イヤホンで高音質な音楽を楽しめるのは大きなアドバンテージです。また、新構造のフロントステレオスピーカーは、Xperia 10 VIよりもクリアで臨場感のあるサウンドを実現しています。

メリット4:容量不足の心配を解消するmicroSDカード対応

内蔵ストレージは128GBですが、Xperia 10 VIIは最大2TBまでのmicroSDXCカードに対応しています。motorola edge 60 pro、OPPO Reno14 5G、Xiaomi 15Tといった競合モデルは軒並み外部ストレージに非対応であるため、これはXperia 10 VIIの決定的な優位点です。写真や動画、音楽データを大量に保存する方でも、容量不足を心配することなく安心して使用できます。

メリット5:片手で操作しやすいコンパクトで軽量なデザイン

Xperia 10 VIIは、約6.1インチ、約168gというコンパクトで軽量な筐体が魅力です。motorola edge 60 pro(約6.7インチ、約184g)やOPPO Reno14 5G(約6.6インチ、約187g)など、大型化が進むスマートフォン市場において、片手で快適に操作できるサイズ感は非常に貴重です。IPX5/IPX8の高い防水性能も備えており、日常の様々なシーンで安心して持ち運べます。

メリット6:日本市場に最適化された機能

おサイフケータイ(FeliCa)に対応している点も、日本国内で利用する上での大きなメリットです。OPPO Reno14 5GやXiaomi 15T(標準モデル)など、基本性能が高くてもおサイフケータイに非対応の海外メーカー製スマートフォンが多い中、交通機関や店舗でのキャッシュレス決済をスムーズに行えるのは強みです。

メリット7:圧倒的な長期サポートの安心感

Xperia 10 VIIは、最大4回のOSアップデートと、最長6年間のセキュリティアップデートが提供されます。これは、前モデルXperia 10 VIのOS2回・セキュリティ4年から大幅に延長されており、「一台のスマホを長く安心して使いたい」というニーズに完璧に応えます。他のAndroidスマートフォンと比較しても、これほど手厚いサポートは珍しく、長期的なコストパフォーマンスを重視する方にとって大きな魅力となるでしょう。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:価格に見合わないCPU性能

Xperia 10 VIIが搭載するSnapdragon 6 Gen 3は、日常使いには十分な性能ですが、約75,000円という価格を考えると物足りなさを感じます。motorola edge 60 proやOPPO Reno14 5Gがより高性能なDimensity 8350系のプロセッサーを搭載していることを考えると、特に高い処理性能を求めるゲームなどをプレイする際には、価格差以上の性能差を感じる可能性があります。

デメリット2:ワイヤレス充電に非対応

Xperia 10 VIIは、便利なワイヤレス充電に対応していません。motorola edge 60 proは15Wのワイヤレス充電に加え、他のデバイスを充電できる5Wのパワーシェアリング機能まで備えています。置くだけで手軽に充電できるワイヤレス充電機能を重視する方にとっては、明確な弱点と言えるでしょう。

デメリット3:競合に大きく劣る充電速度

バッテリー持ちは良好な一方で、充電速度は大きな課題です。Xperia 10 VIIはフル充電に約2時間かかるとされており、motorola edge 60 proは125W、OPPO Reno14 5Gは80W、Xiaomi 15Tは67Wと、競合モデルは圧倒的な急速充電に対応しています。短時間で素早く充電したい場面が多い方にとっては、この充電速度の遅さはストレスに感じるかもしれません。

デメリット4:進化が見られないフロントカメラ

メインカメラが大きく進化した一方で、フロントカメラは約800万画素と、Xperia 10 VIから据え置きとなっています。motorola edge 60 proやOPPO Reno14 5Gが約5000万画素、Xiaomi 15Tが約3200万画素の高性能なフロントカメラを搭載していることを考えると、自撮りの画質を重視するユーザーにとっては見劣りするスペックです。

デメリット5:ストレージ容量の選択肢がない

内蔵ストレージが128GBの一択である点も、デメリットとして挙げられます。microSDカードで拡張できるとはいえ、アプリなどを多くインストールすると本体のストレージは圧迫されがちです。例えばXiaomi 15Tは256GBや512GBのモデルを選択できますが、Xperia 10 VIIにはそうした選択肢がなく、使い方によっては窮屈に感じる可能性があります。

Xperia 10 VIIのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 約6.1インチ 有機EL Full HD+ (2340×1080), 120Hzリフレッシュレート対応
  • CPU: Snapdragon® 6 Gen 3 Mobile Platform
  • GPU: Adreno 710
  • RAM(メモリ): 8GB
  • ストレージ: 128GB (最大2TBのmicroSDXCカードに対応)
  • バッテリー: 5000mAh
  • 駆動時間: 約2日間持続するバッテリー性能
  • 充電: USB PD対応、いたわり充電 (ワイヤレス充電には非対応)
  • 背面カメラ:
  • 広角: 約5000万画素 (記録画素数約1200万画素), F値1.9, 光学式手ブレ補正
  • 超広角: 約1300万画素 (記録画素数約1200万画素), F値2.4
  • 望遠: 光学2倍相当ズーム (広角カメラを使用)
  • 前面カメラ: 約800万画素, F値2.0
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6 (IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax), Bluetooth 5.4
  • GPS: 対応 (GPS, GLONASS, GALILEO, BDS, QZSS)
  • NFC: 対応 (おサイフケータイ®)
  • インターフェース: USB Type-C, 3.5mmオーディオジャック, microSDカードスロット
  • センサー: 指紋センサー, 加速度センサー, ジャイロスコープ, 地磁気センサー, 近接センサー, 環境光センサー
  • 防水防塵: 防水(IPX5/IPX8), 防塵(IP6X)
  • 生体認証: 指紋認証 (電源ボタン一体型)
  • OS: Android 15 (最大4回のOSアップデート, 6年間のセキュリティアップデート保証)
  • サイズ: 約 153mm × 72mm × 8.3mm
  • 重量: 約168g
  • カラー: チャコールブラック, ホワイト, ターコイズ
  • 付属品: クイックスタート, 保証書 (USBケーブルやACアダプターは付属していません)
  • モバイル通信(5G/4G/3G): 5G, 4G(LTE), 3Gに対応
  • SIMカード: nanoSIM / eSIM のデュアルSIM (microSDカードと併用可能)

対応バンド (Xperia 10 VII 国内SIMフリーモデル):

Xperia 10 VIIは5G通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 5G: n1, n3, n28, n77, n78, n79
  • 4G: Band 1, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 28, 38, 39, 41, 42

対応バンドの詳細

ドコモ

  • 5G: n1, n3, n28, n77, n78, n79
  • ドコモの主要5Gバンドであるn78と、n79に完全対応しています。
  • 4G: B1, 3, 19, 21, 28, 42
  • 主要なバンドであるB1、B3に加え、繋がりやすさに重要なプラチナバンドのB19にも対応しています。また、ドコモ独自のバンドであるB21にも対応しており、幅広いエリアでの通信が期待できます。
  • プラチナバンド: B19, B28 対応

au

  • 5G: n3, n28, n77, n78
  • auの主要5Gバンドであるn77、n78に両方対応しています。
  • 4G: B1, 3, 18, 28, 41, 42
  • 主要なバンドであるB1、B3、B41に加え、プラチナバンドであるB18に対応しています。
  • プラチナバンド: B18, B28 対応

ソフトバンク

  • 5G: n3, n28, n77
  • ソフトバンクの主要5Gバンドであるn77に対応しています。
  • 4G: B1, 3, 8, 28, 41, 42
  • 主要なバンドであるB1、B3、B41に加え、プラチナバンドのB8に対応しています。
  • プラチナバンド: B8, B28 対応

楽天モバイル

  • 5G: n3, n77
  • 楽天モバイルの主要5Gバンドであるn77に対応しています。
  • 4G: B3, 18
  • 楽天モバイルの自社回線であるB3と、パートナー回線(au回線)のB18に対応しています。
  • プラチナバンド: B28 対応
  • 楽天モバイルが利用を開始したプラチナバンドB28にも対応しています。

結論

この端末(Xperia 10 VII)は、バンド情報に基づくと、日本の4キャリアすべての主要な4Gおよび5Gバンドに対応しており、各社のプラチナバンドもカバーしています。

特に、ドコモの5Gで重要とされるn79に対応しているほか、各社の主要バンドを幅広く網羅しているため、どのキャリアのSIMを利用しても、都市部から郊外まで快適な通信が期待できます。

総合的に見て、この端末(Xperia 10 VII)は日本の4キャリアで問題なく利用できる可能性が非常に高いと言えます。

Xperia 10 VIIの評価

Xperia 10 VIIでGoogle Geminiを利用している

8つの評価基準で「Xperia 10 VII」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★☆

120Hzリフレッシュレートに対応したことで、スクロールが非常に滑らかになりました。アスペクト比の変更で動画コンテンツの没入感も向上しています。

スペック:★★★☆☆

RAMが8GBに増え、マルチタスク性能は向上しましたが、CPUの進化は前モデルから小幅です。日常使いには十分ですが、価格を考えると物足りなさを感じる部分もあります。

耐久性: ★★★★★

ディスプレイガラスが「Gorilla Glass Victus 2」に進化し、高い防水・防塵性能も備えています。バッテリーも4年劣化しにくい長寿命設計で、長く安心して使えます。

デザイン:★★★★☆

カメラの横配置やフラットな側面など、洗練された新デザインに生まれ変わりました。新搭載の「即撮りボタン」もデザインと実用性を両立させています。

通信:★★★★☆

Wi-Fi 6やBluetooth 5.4といった最新規格に対応。特にBluetoothの送信パワーが向上し、人混みでも接続が安定するのは大きな魅力です。

機能:★★★★☆

高音質に進化したイヤホンジャックやmicroSDカードスロット、おサイフケータイなど、便利な機能が満載です。「かこって検索」などAI機能にも対応しました。

使いやすさ:★★★★★

120Hzの滑らかな表示と「即撮りボタン」の利便性は、日常の使い勝手を大きく向上させています。OSアップデート保証が大幅に延長された点も、長く使う上での安心感につながります。

価格:★★★☆☆

多くの進化を遂げた一方で、約75,000円という価格はミドルレンジとしてやや高価な印象です。長期サポートを考慮すれば納得できる価値はありますが、競合製品と比べると割高感は否めません。

総評:★★★★☆

待望の進化を遂げた、長く使えるミドルレンジの決定版

Xperia 10 VIIは、前モデルのXperia 10 VIから多くの点で確実な進化を遂げた、非常にバランスの取れた一台です。スペック面では、RAMが6GBから8GBに増量された効果が大きく、複数のアプリを切り替えながら使う際の動作が格段に安定しました。そして、ユーザーが待ち望んでいた120Hzリフレッシュレート対応のディスプレイは、SNSのタイムラインを追うだけでも、その滑らかさに感動を覚えるほどです。これらの進化が組み合わさることで、日々の操作が驚くほど快適になりました。

エンタメ性能と実用性の見事な両立

動画視聴や音楽鑑賞といったエンターテイメント体験も大きく向上しています。画面のアスペクト比が19.5:9に変更されたことで、YouTubeなどの動画コンテンツをより大画面で楽しめます。また、新構造のスピーカーと、音質重視で再設計された3.5mmイヤホンジャックは、ソニーの音響技術へのこだわりを感じさせ、クリアで臨場感あふれるサウンドを提供してくれます。

さらに、「即撮りボタン」の新搭載は、日常の使い勝手を大きく変えました。撮りたいと思った瞬間にカメラを起動できる手軽さは、他のスマートフォンにはない大きなアドバンテージです。おサイフケータイ、防水・防塵、そして今や貴重なmicroSDカードスロットも健在で、実用面での抜かりはありません。

購入前の注意点

Xperia 10 VIIは多くの魅力を持つ一方で、購入前に留意すべき点もいくつかあります。まず、CPUの性能向上は前モデルから比較すると小幅なため、高いグラフィック性能を要求する最新の3Dゲームを快適にプレイしたい方には、処理能力が物足りないと感じる可能性があります。また、フロントカメラの画素数は約800万画素と据え置きであり、高画質な自撮りを頻繁に楽しみたい方には不向きかもしれません。さらに、便利なワイヤレス充電には対応していない点も、購入を決める前に把握しておくべきでしょう。

どんな人に最適か

Xperia 10 VIIは、日常のふとした瞬間を美しく記録したい人や、高品質な音楽や動画を楽しみたいと考える方に最適な一台です。ノイズを抑えたクリアな写真撮影を可能になったことや、よりクリアになった新構造のフロントステレオスピーカーの音質で、カメラの写真撮影や動画・音楽の鑑賞も存分に楽しめるでしょう。

また、「一台のスマートフォンを、できるだけ長く安心して使い続けたい」と考える方にも最適な一台です。最大6年間のセキュリティアップデートという手厚いサポートは、他のミドルレンジモデルにはない大きな魅力と言えます。最新ゲームを最高画質でプレイすることよりも、日常の快適な操作感、便利な機能、そして長期的な安心感を重視するユーザーにとって、非常に満足度の高い選択となるでしょう。

ソニー Xperia 10 VII SIMフリースマホ XQ-FE44 W1JPCX0 【日本正規代理店品】

Xperia 10 VIIの価格・購入先

Xperia 10 VIIの前面 ターコイズの外観。

※価格は2026/01/04に調査したものです。価格は変動します。

ソニーストア

SIMフリーモデル XQ-FE44)

74,800円(税込)で販売されています。

ソニーストアで「Xperia 10 VII(XQ-FE44)」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで72,490円(税込・XQ-FE44)、
  • 楽天市場で75,939円(中古・送料無料)、
  • ヤフーショッピングで75,980円、

で販売されています。

Amazonで「Xperia 10 VII」をチェックする

楽天市場で「Xperia 10 VII」をチェックする

ヤフーショッピングで「Xperia 10 VII」をチェックする

米国 Amazon.comで「Xperia 10 VII」をチェックする

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Xperia 10 VIIを安く購入する方法

Xperia 10 VIIをできるだけ安く購入するには、mineoなどの格安スマホを利用するといいでしょう。また、ドコモやau、ソフトバンク、などのキャリアでも値下げされることがあるので、こまめにチェックすることをおすすめします。

mineo

mineoで販売されているXperia 10 VIIの価格は、税込で74,184円です。

分割払いの場合は、

  • 24回払いだと月々3,091円
  • 36回払いだと月々2,057円(ただし、初月のみ2,189円)

となります。

mineoで「Xperia 10 VII」をチェックする

ドコモ

Xperia 10 VII SO-52F

ドコモでのXperia 10 VIIの価格の基本は、82,720円(税込)です。

いつでもカエドキプログラム利用(23ヶ月目返却)での実質負担額

  • 機種変更: 61,600円
  • 新規契約: 57,640円
  • のりかえ(MNP): 割引適用で16,280円

ドコモで「Xperia 10 VII」をチェックする

au

auでのXperia 10 VIIの価格の基本は、一律で82,800円(税込)です。

一番お安いのは、auの「スマホトクするプログラム」を利用し、25ヶ月目に機種を返却する場合の実質負担額です。

  • 他社/povo2.0からの乗りかえ(MNP)の場合:28,900円
  • 機種変更の場合:34,400円

auで「Xperia 10 VII」をチェックする

ソフトバンク

ソフトバンクでのXperia 10 VIIの価格は、一律で88,560円(税込)です。

一番お安いのは、「新トクするサポート+」を利用し、特典適用期間に機種変更をする場合の実質負担額です。

他社からのりかえ・新規契約の場合:

13ヶ月目に機種変更すると、54,960円(特典利用料等込み)

機種変更の場合:

13ヶ月目に機種変更すると、55,560円(特典利用料等込み)

ソフトバンクでで「Xperia 10 VII」をチェックする

おすすめのライバル機種と価格を比較

Xperia 10 VII」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Xperia 10 VI

ソニーから発売された6.1インチの 5Gスマートフォンです(2024年7月 発売)。

Android 14、Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 プロセッサと6GB メモリを搭載。フルHD+液晶、128GB UFS ストレージ、5000mAhバッテリー、背面48MP + 8MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、フロント ステレオスピーカー (ソニーのチューニング)、IP68防水防塵、いたわり充電(劣化しにくい・3年間使える)、おサイフケータイ、サイド指紋認証、開閉式スタンド付きの専用カバー「Style Cover with Stand for Xperia 10 VI」(別売)、USB Type-C 2.0 (OTG)、5G通信、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで53,900円(XQ-ES44・SIMフリー)、楽天市場で70,480円(送料無料・XQ-ES44)、ヤフーショッピングで43,100円(中古・XQ-ES44)、です。

👉関連記事:Xperia 10 VI 徹底レビュー!先代とメリット・デメリットを比較・評価

Amazonで「Xperia 10 VI」をチェックする

AQUOS sense10

シャープから発売された約6.1インチの5Gスマートフォンです(2025年11月13日発売)。

Android 16、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3、6GB または 8GB LPDDR4X メモリ、フルHD+ (2,340×1,080) の Pro IGZO OLEDディスプレイ、128GB または 256GB UFS 2.2 ストレージ、5,000mAhバッテリー、背面 約5030万画素+約5030万画素の2眼カメラ、前面 約3200万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AIカメラ機能(影除去・ショーケースモード)、AI通話機能「Vocalist」(ボーカリスト)、「電話アシスタント」(伝言文字起こし)、最大2TBまでのストレージ拡張 (microSDXCカード対応)

「デュアルBOXスピーカー」(両側Box構造)、USB Power delivery Revision3.0、オートマクロ、ポートレート(2倍画角対応)、11種類のPHOTO STYLE フィルター(夕映え、平成POPなど)、Gemini、かこって検索、に対応、可変リフレッシュレート(1~240Hz駆動)、「インテリジェントチャージ」に対応。

おサイフケータイ® (FeliCa対応)、Payトリガー、IPX5/IPX8防水・IP6X防塵、耐衝撃(MIL規格準拠)、指紋認証 (電源ボタン一体型)、顔認証 (マスク対応)、USB Type-C (USB3.2 Gen1, DisplayPort v1.4対応)、eSIM、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで57,563円、楽天市場で69,935円(SIMフリー・送料無料)、ヤフーショッピングで63,275円、です。

👉関連記事:AQUOS sense10徹底レビュー!進化したCPU性能とカメラの実力を評価

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arrows Alpha

FCNTから発売された約6.4インチの5Gスマートフォンです(2025年8月28日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 8350 Extreme、12GBメモリ、1200 x 2670 pxの有機EL Super HDディスプレイ、512GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面約5030万+4990万画素の2眼カメラ、前面約4990万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(arrows AI、Google Gemini)、Exlider(スクロール・拡大)、Action key(ショートカット)、自律神経測定、90W超急速充電、ダイレクト給電、リフレッシュレート 最大144Hzに対応。

IPX6/IPX8/IPX9防水、IP6X防塵、おサイフケータイ (Felica)、ステレオスピーカー(Dolby Atmos)、最大2TBまでのストレージ拡張、ハンドソープ洗浄・アルコール除菌、指紋認証、顔認証、USB Type-C、eSIM、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで74,800円(税込・SIMフリー・M08)、楽天市場で80,700円(送料無料/楽天モバイルの回線セットは69,900円)、ヤフーショッピングで80,700円、です。

👉関連記事:arrows Alpha徹底レビュー!ハイエンドで高コスパな実力と不具合を検証

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iPhone 17

Appleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年9月19日発売)。

iOS 26、Apple A19チップ、8GBメモリ、ProMotionテクノロジー搭載Super Retina XDRディスプレイ、256GBまたは512GBストレージ、最大30時間(ビデオ再生時)駆動するリチャージャブルリチウムイオンバッテリー、背面48MP+48MPの2眼カメラ、前面18MP(センターフレーム)のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能「Apple Intelligence」(作文ツール、ビジュアルインテリジェンス、ライブ翻訳、クリーンアップなど)、ProMotion(最大120Hz)、高速充電(有線40W、ワイヤレス最大25W)、「アクションボタン」、「Dynamic Island」、安全機能(衛星経由の緊急SOS、衝突事故の検知)に対応。

電話アシスタント(着信スクリーニング、保留アシスト)、空間オーディオ、ドルビーアトモス、「Liquid Glass」、IP68防水防塵、おサイフケータイ (FeliCa)、顔認証(Face ID)、USB-Cコネクタ、デュアルeSIM、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6、高精度2周波GPSにも対応しています。

✅価格は、楽天市場で143,480円、ヤフーショッピングで141,000円、です。

👉関連記事:iPhone 17 徹底レビュー!Proに近づいた性能と先代比較で実力を検証

Amazonで「iPhone 17」をチェックする

motorola edge 60 pro

motorolaから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年7月4日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 8350 Extreme、12GBメモリ、2712 x 1220 pxのpOLED、256GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP(超広角)+10MP(望遠)のトリプルカメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能「Moto AI」(AIキーで呼び出し、Catch Me Up、Pay Attention、など)、カメラ機能(アクションショット、グループショット、Photo Enhancement Engineなど)、デバイス連携機能「Smart Connect」、Gemini、

125W TurboPower充電、15Wワイヤレス充電、5Wパワーシェアリング、Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、「Smart Antenna」技術、IP68/IP69防水防塵、MIL-STD-810H、おサイフケータイ (Felica)、指紋認証、顔認証、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで58,264円、楽天市場で64,090円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,800円、です。

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OPPO Reno14 5G

OPPOから発売された約6.6インチの5Gスマートフォンです(2025年7月17日発売)。

ColorOS 15 (based on Android™15)、MediaTek Dimensity 8350、12GBメモリ、2,760×1,256 pxの有機EL、256GBストレージ、約2.25日間駆動する6,000mAhバッテリー、背面約5000万画素+約5000万画素+約800万画素の3眼カメラ、前面約5000万画素のフロントカメラ、デュアル ステレオスピーカーを搭載しています。

また、AI機能(AIフラッシュ撮影、AIサウンドフォーカス、AI再構成、AIパーフェクトショット、Google Geminiなど)、リアルタイム画面翻訳、自動通話録音機能、強力な手ブレ補正 (アクションカメラ風モード搭載)、80W SUPERVOOC™フラッシュチャージ 、バイパス充電に対応。

リフレッシュレート最大120Hz、スプラッシュタッチ機能、手袋モード、画像シャープナー、動画カラーブースト、IPX8・IPX9 / IP6X防水防塵、MIL規格(耐衝撃)、ディスプレイ指紋認証、顔認証、NFC、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで61,351円(税込)、楽天市場で68,227円(送料無料)、ヤフーショッピングで71,980円(送料無料)、です。

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Xiaomi 15T

Xiaomiから発売された6.83インチの5Gスマートフォンです(2025年9月26日発売)。

Android 15 (Xiaomi HyperOS 2)、MediaTek Dimensity 8400-Ultra、12GBメモリ、2772×1280 pxの有機EL液晶、256GB / 512GBストレージ、最大13.19時間(連続使用時)駆動する5,500mAhバッテリー、背面50MP+50MP+12MPのライカ監修3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Xiaomi HyperAI、AI文章生成、AI音声認識、AI通訳、AI検索、AIダイナミック壁紙、Google Gemini)、AIディスプレイ機能、リフレッシュレート:最大120Hz、カメラの新センサー「Light Fusion 800」、光学2倍ズーム、動画プロモード(Log撮影、LUTインポート対応)、ShootSteady(動画手ブレ補正)、Xiaomi 3D IceLoop冷却システムに対応しています。

また、67W急速充電、画面内指紋認証、AI顔認証、IP68防水防塵、NFC、X軸リニア振動モーター、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 6.0、GPS (L1+L5)にも対応しています。

✅価格は、Amazonで64,800円(税込・15Tモデル)、楽天市場で64,800円(送料無料・15T)、ヤフーショッピングで64,800円、です。

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POCO F7

POCOから発売された6.83インチの5Gスマートフォンです(2025年7月8日発売)。

Android 15ベースのXiaomi HyperOS 2、Snapdragon 8s Gen 4、12GBメモリ、2772 x 1280 pxの有機ELディスプレイ、256GB / 512GBストレージ、16時間以上(継続使用時)駆動する6500 mAhバッテリー、背面約5000万画素+約800万画素の2眼カメラ、前面約2000万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(AI反射除去、AIビューティーモード、AI消しゴムPro、AIライティング、AI音声認識、AI通訳、AI検索、Gemini連携)、ゲーム機能(WildBoost Optimization 4.0、ゲームオーディオ、ゲームターボ)、IP68防水防塵、冷却システム「6000mm² 3DデュアルチャネルIceLoopシステム」に対応。

リフレッシュレート 最大120Hz、タッチサンプリングレート 最大480Hz(瞬間最大2560Hz) 、ウェットタッチディスプレイ2.0、TÜV Rheinland認証ブルーライト低減、、90Wハイパーチャージ、22.5Wリバース充電、画面内指紋認証、AI顔認証、USB Type-C、NFC、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで49,980円、楽天市場で54,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで54,980円、AliExpressで56,825円、です。

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Nothing Phone (3a)

Nothing Technologyから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2025年3月11日発売)。

Android 15ベースのNothingOS 3.1、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3、12GBメモリ(インドを除く、一部モデルは8GB)、1080 x 2392 のフレキシブルAMOLED液晶、256GBストレージ(一部モデルは128GB)、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP+8MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、進化したGlyphインターフェース、Essentialキー、Essential Space、50W急速充電、望遠撮影、120Hzアダプティブリフレッシュレート、IP64防水防塵、Google Pay対応NFC、ディスプレイ内指紋認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPS、5G通信に対応しています。

✅価格は、Amazonで54,738(税込・日本正規代理店品)、楽天市場で46,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで54,880円、です。

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。