Acer「Chromebase」Chrome OSを搭載した液晶一体型PC

Acer（エイサー）からChrome OSを搭載した液晶一体型PC「Chromebase」が発表された。ディスプレイには21.5インチ、フルHDのIPS液晶、プロセッサはNVIDIA製Tegra K1クアッドコアプロセッサを搭載するという。

Chome OSを搭載したPCは現在、ノートブック型のChromebookや液晶を搭載しないデスクトップ機「Chromebox」が発売済み。液晶一体型ではLGから唯一「LG ChromeBase」が発売されているだけにとどまる。

Acer（エイサー）は液晶一体型のデスクトップ機をラインナップに加えることで、Chrome OSを搭載した液晶一体型PCの市場に参入。豊富なラインナップでChrome OSを使いたいと考えているユーザーを取り囲むねらいだ。果たしてAcerの戦略は成功するだろうか？Acer（エイサー）の液晶一体型PC「Chromebase」に世界の注目が集まっている。

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Chrome OS搭載液晶一体型デスクトップPC Acer「Chromebase」

「Chromebase」はChromeboxとは違い、ディスプレイが最初から付属している。それほど大型のディスプレイを必要とせず、かつディスプレイを持っていなければ、「Chromebase」の方が圧倒的にお買い得だ。

ディスプレイには解像度1920×1080のIPS液晶を採用し、プロセッサはNVIDIA製Tegra K1クアッドコアプロセッサ。高解像度の映像を観ても処理にもたつくことがなく、快適に動作する仕様だ。

プロセッサを強化したことで、自宅で使うには十分なスペックになったと言える。インターフェイスにはHDMI出力、USB3.0、USB2.0を備えているので、プリンターやスキャナーなども接続できる。ストレージは現時点では不明だが、2年間無料で使える100GバイトのGoogleドライブが付くので安心だ。

Acer「Chromebase」のスペック

ディスプレイは21.5インチ、解像度1920×1080のIPS液晶（※10点タッチ、VESA規格に対応・視野角は178度）
プロセッサはNVIDIA製Tegra K1クアッドコアプロセッサ
RAMは不明
ストレージは不明（2年間無料で使える100GバイトのGoogleドライブ付き）
通信は 802.11 a/b/g/n、Bluetooth 4.0に対応。
インターフェイスはHDMI出力、USB3.0、USB2.0、3Wステレオスピーカー
OSはChrome OS

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LG製　Chrome OSを搭載した液晶一体型PC 「Chromebase」

こちらはすでに発売されている「LG ChromeBase」。スペック的にはAcerから発表されたものとほぼ同一のものと思われる（※プロセッサを除く）。

ディスプレイにはフルHD（1080p）の21.5インチIPS液晶を搭載。LG独自のちらつきを抑えて目の負担を軽減させる「リーダーモード」も使うことができる。

RAMは2GB。ストレージは16GBだが、2年間無料でGoogleドライブが100GBまで使える。プロセッサはインテル製Celeron 2955U 1.4 GHz。このプロセッサはDELLのInspiron 11と同様のもので、デュアルコアプロセッサだ。3Dのような映像処理には向かないが、文書作成など軽めの使用であれば快適に動作する。

インターフェースはHDMI入力端子、USB 2.0×3、USB 3.0×1、有線LAN×1。USB2.0が3つもあることで周辺機器をつなげやすい。有線LANポートもついているので、ルーターなどとの接続も心配はいらない。カメラは、ビデオ通話用の1.3メガピクセルウェブカメラがついており、マイクも付いている。他に5Wのスピーカー、キーボード、マウスも付属しており、デスクトップ機としてすぐに使えるようになっている。。