間違いだらけの UMIDIGIスマホをおすすめしない理由を比較解説


「ガジェマガ」というサイトでUMIDIGIスマホについて間違った見解を掲載していました。稚拙な内容から察するに低価格な中華スマホが人気なのに腹を立てているようです。がんばって批判してみたものの技適認証と対応バンドの多さだけは批判しきれなかったようです。

「UMIDIGIスマホ おすすめしない理由」はなぜ間違っているのか?

以下に、「UMIDIGIスマホ おすすめしない理由」がなぜ間違っているのかを詳細に説明していきます。どちらが正しいことを述べているかは、以下の説明を最後までよく読んでから判断してください。

「UMIDIGIスマホ おすすめしない理由」が間違っている理由 その1

UMIDIGIスマホを購入することをケチっていると決めつけている

「ガジェマガ」サイトでは、「スマホをケチると人生で損をする」と題し、あたかもUMIDIGIスマホを購入することが「ケチっている」ことだと決めつけて話を進めています。

しかし、本当にUMIDIGIスマホを購入することは「ケチっている」ことになるのでしょうか?

たしかにスマートフォンは私達の生活に欠かせないものであって、身近で手放せないデバイスになっています。

お金をかけてできるだけ性能の高いスマートフォンを手に入れた方がいいに決まっています。

スマホ利用の多様化が進んでいる

しかし、その一方でスマートフォンはさまざまな人にさまざまな使い方をされるようになってきています。

例えば、メインのスマホだけでなく、サブのスマホを持ち、動画鑑賞用やゲーム用、写真用、プログラミング用として使う人もいます。

また、その一方で小学生の低学年やお年寄りなどスマートフォンに初めて触れる人もいます。

通話だけをメインで使い、ほとんどアプリを使わない人や一応スマホを持っているふりをして、実はこっそりガラケーを使い続けている人だっています。

スマホを使っている人は多いですが、「どのように使うか」、「どのくらい使うか」といった問題は、実は人によって違っているのです。

だから、一概に「どんな人にとってもスマホは絶対的に手放せないものだ!」。だから「お金をかけて立派なスマホを買うべきだ!」という主張は間違っています。

サブのスマートフォンで動画やゲームを楽しむだけなら、特別に高価なスマホは必要ありません。

また、スマホを初めて使う人が、いきなり有名メーカーのハイスペックスマホを購入しなければらならない理由はどこにもありません。

安いか高いかといった価格の基準ではなく、どのくらい自分の必要とする用途に合っているかどうかが重要なのです。

価格が安くても、それが自分の予算と用途に合っていれば、「ベストなスマホを選んだ」と胸をはっていいでしょう。

「自分が必要とするものを、予算の範囲内で購入する」。それは誰もが知っている当たり前のことではないでしょうか?

そこに批判の矢を向けることは、資本主義の原理原則を根本から否定することと同じことです。

「UMIDIGIスマホ おすすめしない理由」が間違っている理由 その2

「UMIDIGI A3」 と 「Huawei nova」を比較している

「ガジェマガ」の主張で最もおかしいのは「UMIDIGI A3」 と 「Huawei nova」を比較している点です。

ご存知の通り、「UMIDIGI A3」はUMIDIGIスマホの中で最も安く、最もスペックが低いスマホです(※Amazonで8,937円。)。

それをなぜか、「ガジェマガ」自身で述べているように「2016年に発売されたミドルハイエンドスマホ」である「Huawei nova」(※Amazonで27,800円)と比較しているのです。

丁寧にスペックを比較する表まで掲載していますが、まさかこれで「UMIDIGI はダメで、ファーウェイがいい」と主張しようとしているのでしょうか?

比較するなら、「UMIDIGI A3」と同じ価格帯のエントリースマホにするべきです。

もしもこの論理がまかり通るなら、

「UMIDIGI S3 Pro」と「HUAWEI Y6」のスペックを比較したっていいことになりますよね?

表面上のスペック比較を見せつけて相手を強引に説得しようとするところに「稚拙さ」を感じずにはいられません。

「UMIDIGIスマホ おすすめしない理由」が間違っている理由 その3

どうでもいい批判がやたら多い

「ガジェマガ」で述べている「UMIDIGIスマホ おすすめしない理由」を読んでみると、誰もがあまり気にならないことをやたら大げさに批判している点が目立っています。

「ナビゲーションバーが消せない」・「ノッチが消せない」というのは、本当に困るんでしょうか? 「ガジェマガ」の主張には、さらに「セカンドスペース(プライベートスペース)機能」(指紋でアカウントを切り替えて全く別のスマホとして扱える機能のこと)がないことを取り上げ、それが「浮気対策」として使えないことを説明しています。

なんか、いろいろと隠さなければいけないことがあるんでしょうか? 相当悪いことをしていないと、ここまで「隠す」機能にこだわったりしませんよね。少し引用すると、「XiaomiのMi 9を購入して色々いじってるんだけど、セカンドスペースって機能が思った以上にやばいというかこれ最強の浮気対策だし犯罪対策だと思った」と書いており、現在 浮気中らしいです。主張していることもめちゃくちゃですが、私生活もめちゃくちゃのようです。

他にも、「ツインアプリが無い」・「UMIDIGIはソフトウェアはノータッチ」など、「え? それって弱点だったの?」と思わざるを得ないどうでもいいような批判が目立ちます。字数かせぎでしょうか? それともSEO対応なんでしょうか? いずれにせよ、無駄な努力だと思います。

「UMIDIGIスマホ おすすめしない理由」が間違っている理由 その4

Helio CPUが信用できないと主張している

「ガジェマガ」の主張が間違っている点は他にもあります。それはMediaTek社の Helio プロセッサを信用できないと主張している点です。少し引用すると、「UMIDIGIが搭載しているCPUのHelioシリーズは良くも悪くも歴史が浅く、価格が安い分スペックが低いし品質にばらつきがある。」

プロセッサに詳しい人なら誰でも知っている通り、MediaTek社の Helio シリーズは品質的には合格レベルです。もしも「ガジェマガ」の主張通りなら、MediaTek社は決してこのプロセッサを出荷しなかったでしょう。同社では厳しい品質管理を行っており、合格レベルに達したものだけ出荷しているのです。

「品質にばらつき」があるという主張は、おそらく端末によってベンチマークのスコアが異なっていることを根拠にしていると考えられますが、それは他のプロセッサでも同じです。同じ端末によってベンチマークスコアが異なることがよくあることは、スマホやガジェットに詳しい人なら誰だって知っています。

「ガジェマガ」では、「Helio CPUを搭載しているからと言ってスペックが高いと安心できないのが怖い。」と述べていますが、本当に怖いのは、浅はかな思考で一方的に批判しようとする態度の方です。

「UMIDIGIスマホ おすすめしない理由」が間違っている理由 その5

UMIDIGIスマホのカメラ品質が悪いと一方的に決めつけている

「ガジェマガ」の主張には、UMIDIGIスマホのカメラ品質が悪いというものがあります。「UMIDIGI S3 Proのレビュー記事でがっつりと検証しているから確認してほしい。」と述べていますが、UMIDIGIスマホに限らず、3万円ほどのスマホカメラははっきりいってたいしたことがありません。

仮に39,000円のRedmi K20 Proを購入しても同じこと。撮影者が下手であれば、5千円ほどの中古デジカメで撮った写真と見分けがつかない写真が出来上がります。

ただし、撮影者がマニュアル操作できるほど上級者であれば、仮に夜景などの撮影でも1万円程度のスマホでかなりキレイに撮影できます。

要は撮影者の腕次第。写真の良し悪しは技術と工夫でかなり変わるのではないでしょうか?

カメラ・写真歴が20年以上の自分が見る限り、「UMIDIGI S3 Pro」と「Xiaomi Redmi K20 Pro」で撮った写真の画質はそれほど大きくはありません。「ガジェマガ」さんにはUMIDIGIスマホのカメラ品質を批判する前に、自身の稚拙な論の進め方を改善してほしいですね。

UMIDIGIスマホを批判する前に

現在では、さまざまなスマートフォンが発売されており、それについて批評したり、自身の意見を述べたりすることは決して間違った行為ではありません。

しかし、たとえどんな批判的な感情を持っていたとしても、そのスマートフォンが持つメリットや魅力をないがしろに扱ってはいけません。

スマートフォンやガジェットについて批判することは誰でもできる簡単なことです。

スペックがどうだの、ベンチマークがどうだの、カメラの写りがどうだの、弱点になりそうなことを述べようと思えば、誰でも簡単にできるのです。

しかし、そのスマートフォンが持つメリットや魅力はそう簡単にはいきません。特に低価格でスペックも低く、それほど有名ではないスマホであれば尚更です。

UMIDIGIはファーウェイやシャオミのような一流メーカーのスマホと比べると、まだまだ若くて発展途上にあるメーカーです。Amazon.co.jpとタッグを組んでいても、一般的には認知度が低いスマホなのです。

しかしながら、海外スマホでは珍しく技適対応で、対応バンドも豊富という魅力を持ったスマホを生み出すメーカーでもあります。最近発売した最新モデルのスマホにはこれまで以上に差別化を図り、より高いコストパフォーマンスを実現しようとする意図も感じられます。

まだまだ未熟な点があることは否定しませんが、UMIDIGIのように日本に積極的にアプローチする新興メーカーは、今後の日本スマホ市場にとっても、いい刺激になるはず。批判するのではなく、温かい目で見守っていくべきではないでしょうか?

Xiaomiやファーウェイだって、最初は誰にも気づいてもらえないほど小さなメーカーだったのですから。

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