「LUMIX TZ85」高速連写＆30倍ズームの4Kデジカメ

パナソニックから4K撮影に対応したコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-TZ85」が発表された。4K画質で光学30倍ズームが利用できるほか、撮影後にフォーカスを変えられるなど多彩な撮影機能を備えているという。

パナソニックはこの他にも1型センサーを搭載した4K対応のコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-TX1」を発表済み。動画撮影時には、アクティブモードとして5軸ハイブリッド手ブレ補正機能が利用できることで注目が集まっている。

今回発表された「LUMIX DMC-TZ85」はIEEE 802.11b/g/nの無線LAN機能も搭載した待望のモデル。スマートフォンとパスワードなしで連携できることで、今まで以上に快適に使用することができそうだ。

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撮影後でもフォーカスが変えられる Panasonic「LUMIX TZ85」

「LUMIX DMC-TZ85」は4K撮影に対応したコンパクトデジタルカメラ。4K画質で光学30倍ズームが利用できるほか、撮影後にフォーカスを変えられるなど多彩な撮影機能を備えている。

撮像素子には、有効1810万画素の1/2.3型1890万画素MOSセンサーを搭載。処理速度を高めるため新ヴィーナスエンジンを搭載し、「マルチプロセスNR」によって、さまざまな撮影領域でノイズを抑制。画像の細部にまで忠実に被写体を再現する。

レンズは、光学30倍（35mm判換算24～720mm）ズームのライカDC VARIO-ELMARレンズを採用。9群12枚のレンズ構成のうち10面5枚の非球面レンズを使用したほか、薄型化されている。感度設定範囲はISO80-3200（拡張でISO6400）で、高感度撮影時でもノイズを抑えた撮影ができる。

＜撮影画像サンプルはこちら＞

シャッター速度は4秒～1/2,000秒（メカシャッター）、1/16,000秒（電子シャッター）。4Kでの動画撮影も可能で、保存形式はMP4に対応。解像度は3,840×2,160/30pまでサポートする。

機能面では4Kフォトに対応し、長時間同じスピードで1秒間30コマ連写が可能。動きの速い被写体のベストな一瞬を捉える「4K連写」やシャッターチャンスの瞬間に合わせて撮影できる「4Kプリ連写」も利用できる。また、撮影した後に、好きなフォーカスポイントの写真を選べる「フォーカスセレクト」機能を搭載。高速化と高い追従性を実現「空間認識AF」や撮影後に複数の写真を合成して印象的な写真を作れる「比較明合成」の撮影モードも備えている。

液晶モニターは3型104万ドットのタッチパネル式。EVFは0.2型約117万ドット。EVF撮影時にタッチパネルでAFポイントを操作できる「タッチパッドAF」に対応する。そのほかWi-Fi内蔵により撮影画像のスマホ転送機能、HDMI出力端子も装備。撮影可能枚数は320枚（液晶モニター）、280枚（EVF）。USB充電に対応する。サイズは112（幅）×64（高さ）×38（奥行）mm（突起部を除く）。重量は約282g（バッテリー、メモリーカード含む）g。ボディカラーはホワイト、シルバーの2色をラインナップする。