3種類もある「Amazon Echo」 買うならDot それともPlusの方がいい?


AmazonからAIアシスタント機能を備えたスマートスピーカー「Amazon Echo」が発売された。国内では「Google Home」、LINE「Clova WAVE」に次ぐ注目の音声認識デバイス。日頃からAmazonサービスを利用している人にとっては待望のスマートスピーカーとなる。

販売されるのは「Amazon Echo」、「Amazon Echo Plus」、「Amazon Echo Dot」の3種類。価格は「Amazon Echo」が11,980円、「Amazon Echo Plus」が17,980円、「Amazon Echo Dot」が5,980円。プライム会員は11月17日までの期間限定で、Echo Dotが2,000円引き、Echoが4,000円引きで購入できる。

なお、注文は招待制で、Amazonサイトから「招待メールをリクエスト」ボタンを押す必要がある。数週間後に招待メールが届いてから注文できる。製品の出荷開始は、11月13日(月)の週を予定している。

3種類もある「Amazon Echo」 どれを買うべきなのか?

Amazonサービスにどっぷりとはまっている人にとって「Amazon Echo」の発売は非常に嬉しい知らせだ。うまく活用していけば、Amazonサービスをよりスムーズかつスピーディに利用できるようになるに違いない。

しかし、困ったことに3種類も同時発売。おまけにニュースを読んでも、いまいち違いがわからず、一体どれを買えばいいのかサッパリ分からない。「音声で話しかけると、AIアシスタント機能 Alexa がちゃんと答えてくれる」というところまでは分かるのだが・・・・。

そこで3種類ある「Amazon Echo」の機能とスペックを徹底的に調べて比べてみた。どれを買うべきかサッパリ分からないという人はぜひ参考にしてみてほしい。

3種類の「Amazon Echo」には共通の機能がある

比べてみて、まずはっきりするのが3種類の「Amazon Echo」には、けっこう共通の機能があるということだ。一番安い「Amazon Echo Dot」でも十分活用できそうだ。

<Amazon Echo 共通の機能・スペック>

  • 「Alexa(アレクサ)」と話しかけることで、音楽再生・天気・ニュースの読み上げ・アラームのセット、Alexaへの質問などを音声で操作できる
  • Amazon MusicやdヒッツR powered byレコチョクなど人気のある音楽配信サービスから直接楽曲をストリーミングして楽しめる
  • スマートフォンやタブレット内にある楽曲を直接ストリーミングして楽しめる(Bluetooth経由)
  • To-Doリストや買い物リストを作成できる
  • Googleカレンダーへの予定の追加や読み上げ、または共有カレンダーの予定の読み上げを音声操作できる
  • 本体内に7基のマイクを搭載
  • 無線LANとしてWi-Fi 802.11a/b/g/n(2.4 / 5 GHz)が使える
  • Bluetooth(A2DPプロファイルサポート)が利用できる
  • 3.5mmステレオミニジャックが使える
  • iOS, Androidのデバイスに対応する「Alexaアプリ」が使える(※Fireタブレットは非対応)

3種類ある「Amazon Echo」の特徴をまとめてみる

共通の機能・スペックがはっきりしたので、今度はそれぞれの特徴をまとめてみよう。これを見ると、3種類の違いがはっきりするはずだ。

「Amazon Echo」の特徴

「Amazon Echo」はAmazon Alexaに対応したスマートスピーカー。高性能Dolby デュアルスピーカー搭載(2.5インチウーファー/0.6インチツイーター)。Dolbyプロセッシングと360度全方位対応オーディオの組み合わせで部屋全体に鮮明な音響とダイナミックなベース音を届けられる。

また、ビームフォーミング技術とノイズキャンセレーションを採用した遠隔音声認識技術と7つのマイクアレイを搭載。部屋中のどこからでも音声を聞き取り、スムーズに音声操作できる。

  • 高性能Dolby デュアルスピーカー搭載
  • (2.5インチ径のウーハーと0.6インチ径のツイーターのスピーカーユニットを搭載)
  • 部屋中のどこからでも音声を聞き取り、認識できる
    (※ビームフォーミング技術とノイズキャンセレーションを採用した遠隔音声認識技術と7つのマイクアレイを搭載)
  • 部屋全体に鮮明な音響とダイナミックなベース音を届けられる
    (※Dolbyプロセッシングと360度全方位対応オーディオを組み合わせている)
  • サイズは88(幅)×148(高さ)88(奥行)mmで、重量は821g
  • カラーはサンドストーン、ヘザーグレー、チャコールの3種類

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「Amazon Echo Dot」の特徴

「Amazon Echo Dot」はAmazon Alexaに対応したコンパクトなスマートスピーカー。スピーカーユニットは0.6インチ径を搭載。

Dolby デュアルスピーカーやウーファーなどは非搭載で臨場感のある迫力サウンドが楽しめないが、3.5 mmステレオジャックを利用してアナログスピーカーに接続することが可能。Bluetooth通信にも対応し、ワイヤレスで対応スピーカーと接続して音楽を楽しめる。

  • コンパクトサイズ
  • Dolby デュアルスピーカーは搭載していない
  • スピーカーユニットは0.6インチ径を搭載
    (ウーファーなどは非搭載で臨場感のある迫力サウンドが楽しめない)
  • 本体サイズは84(幅)×32(高さ)×84(奥行)mmで、重量は163g
  • カラーはブラック、ホワイトの2種類

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「Amazon Echo Plus」の特徴

「Amazon Echo Plus」はAmazon Alexaに対応したハイエンドなスマートスピーカー。

高性能Dolby デュアルスピーカー搭載。2.5インチ径のウーハーと0.8インチ径のツイーターのスピーカーユニットにより本格的なサウンドが楽しめる。また、Amazon Echoシリーズで唯一「スマートホーム・ハブ」を内蔵。他の特別な機器を必要とせずにAlexa対応のさまざまな家電製品と接続し、スムーズに音声操作できる。

  • スマートホーム・ハブを内蔵
    (Philipsのスマート電球「Hue」など、近距離無線通信規格のZigBee対応製品で音声からデバイスを探し設定が可能となる。)
  • 高性能Dolby デュアルスピーカー搭載
    (2.5インチ径のウーハーと0.8インチ径のツイーターのスピーカーユニットを搭載)
  • 本体サイズは84(幅)×235(高さ)×84(奥行)mmで、重量は954g
  • カラーはシルバー、ホワイト、ブラックの3種類

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3種類ある「Amazon Echo」の特徴から分かること

これらの特徴から3種類ある「Amazon Echo」のどれを買うべきかがはっきりしてくる。ここではどれを選べばいいのかはっきりさせるために、3つの基準を設けて説明する。

  • 「音」こだわるかどうか

一番安い「Amazon Echo Dot」にはDolby デュアルスピーカーは搭載しておらず、音楽を楽しむのには不十分。
「音」にこだわるなら「Amazon Echo」か「Amazon Echo Plus」のどちからを選択しよう。

  • コンパクトさを重視するかどうか

一番安い「Amazon Echo Dot」は最もコンパクトサイズで設置スペースを気にすることなく使える。
「Amazon Echo」と「Amazon Echo Plus」はリビングに置くとそれなりに目立つのでカラーをよく考えて購入する必要がある。

  • 他のスマート家電を使うかどうか

一番高い「Amazon Echo Plus」にはスマートホーム・ハブが内蔵されており、Philipsのスマート電球「Hue」などと接続できる。スマートロックにも対応しているので、「アレクサ、玄関の鍵を閉めて」と話しかけるだけで鍵を閉められる。現在は対応機器がまだ十分ではないが、今後続々と発売されることは間違いない。他のスマート家電と連携して使いたいと考えている人は「Amazon Echo Plus」を購入した方がいい。

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まとめ

以上のことから、3種類ある「Amazon Echo」のどれを買うべきかが分かったはずだ。もう一度簡単にまとめると、以下のようになる。

  • 音にこだわらず、コンパクトさ・コストパフォーマンスを追求するなら、「Amazon Echo Dot」。
  • 他のスマート家電と連携させたいと考えているなら「Amazon Echo Plus」。
  • 他のスマート家電と連携せず、音楽も聴きたいという人は「Amazon Echo」。

ちなみに自分は「Amazon Echo Dot」を選択した。

理由は最もやりたいことが「Alexa Skills Kit(ASK)を使用し、スキルを開発すること」だから。(Alexaスキルの詳細については、https://www.amazon.co.jp/skills を参照。)これを使うと自分がやりたいと考えていることはほぼできそうだ。

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