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XREAL 1S 徹底レビュー!One Proとの違い・スペックと欠点を検証

2026年1月下旬に発売されるARグラス「XREAL 1S」。早くも「Proよりもコスパが良い」、「機能性も高い」と評判です。しかし、一見したところ、その外見はカラーを除いて上位モデル「XREAL One Pro」(2025年7月発売)とそっくりです。

そこで今回は「XREAL 1S」と上位モデルのOne Proと何が違うのか、欠点はどこなのか、その性能の実力と使い勝手を徹底比較して検証しました。

XREAL 1S 実機の外観

先に結論からお伝えしましょう

XREAL 1Sのメリット(Pros):

  • 外部デバイス(XREAL Beam)不要で空間固定(3DoF)が可能
  • 「3Dスペース」機能が標準搭載で購入即楽しめる
  • Switchドック不要で接続可能(XREAL Neo連携)
  • 最新の「空間サウンド 4.0」による迫力ある音響
  • 1200p(16:10)による圧倒的な見やすさ(Proより縦に広い)

XREAL 1Sのデメリット(Cons):

  • バッテリー非搭載で接続デバイスの電池消費が激しい
  • 音量を上げすぎると周囲への音漏れがある
  • 視力補正機能がなく、インサートレンズ(度付きレンズ)が必須
  • 3D変換(3Dスペース)使用時のリフレッシュレート制限
  • 前方への重量集中と、高負荷時のテンプルの発熱

総合評価:

XREAL 1Sは、上位モデルのOne Proより手軽にARグラスを使いたい」という人に最適です。外部デバイスを別途用意しなくても、ケーブル1本つなぐだけで動画やゲームを空間固定の大画面で楽しめる点は、「準備の煩わしさ」を感じさせない大きな進歩です。One Proよりも視野角とリフレッシュレートで性能がやや劣りますが、その分「1200p(16:10)による圧倒的な見やすさ」や、購入してすぐに楽しめる「3Dスペース」機能が先行して搭載されるなどのメリットもあり、初心者や実用性を重視するユーザーにも自信をもっておすすめできる一台になっています。

この記事で分かること

  1. デザインと装着感: 軽量設計(82g)、ミッドナイトブルー、ヒンジ調整、黄金比バランス、装着感、付属品
  2. ディスプレイと映像品質: 1200p解像度(16:10)、最大500インチ、120Hz、自動調光、見え方
  3. AR機能とトラッキング性能: X1チップ、3Dスペース、3DoF、6DoF拡張(カメラ)、IPD調整
  4. オーディオ性能: スピーカー、Sound by Bose、空間サウンド 4.0、音質、音漏れ、マイク性能
  5. 機能と利便性: 対応機器、Nintendo Switch対応、USB Type-C(DP Alt Mode)、接続方法、OSDメニュー、使い方
  6. 周辺機器と拡張性: XREAL Neo(バッテリー)、XREAL Eye、XREAL Beam Pro、XREAL Hub、インサートレンズ(眼鏡/メガネ/度付きレンズ)
  7. 比較XREAL One ProXREAL Air 2 ProVITURE LumaVITURE Pro
  8. スペック:仕様詳細
  9. 評価:5段階評価、総評、最適なユーザー、メリット・デメリット
  10. 価格:購入先、XREAL公式、Amazon、楽天市場、最安値、キャンペーン、セール

この記事を最後まで読むことで、「XREAL 1S」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:XREAL 1S – XREAL JP Shop

デザインと装着感:XREAL 1Sは深みのあるブルーと軽量設計で日常に馴染む

XREAL 1S 実機の外観。全体が見える。

ここでは、XREAL 1Sの実機を手にとって感じたデザインの質感や、上位機種との比較、そして長時間の使用で分かった装着感のリアルな感想について書いていきます。

深みのある「ミッドナイトブルー」がもたらす脱ガジェット感

パッケージを開けてまず目を奪われたのは、その美しい色合いです。今回のXREAL 1Sは、従来のブラック一色ではなく、「サイレントブルー」あるいは「ミッドナイトブルー」と呼ばれる深みのある青藍色が採用されています。光の当たり方によって黒にも濃紺にも見える絶妙なカラーリングは、これまでのARグラスにあった「いかにも電子機器」というガジェット感をうまく払拭していると感じました。

実際にカフェで装着してみましたが、周囲の視線を気にすることなく、高級なサングラスをかけているような感覚で過ごせました。フロントフレームのデザインも洗練されており、側面から見ても野暮ったさがありません。日常のファッションアイテムとして、違和感なく溶け込めるレベルに仕上がっているのは嬉しい驚きです。

XREAL One Proとの比較で分かる「軽さ」の正体

XREAL 1S 実機を手で持つ。非常に軽い。

上位モデルであるXREAL One Proと比較すると、明確な違いが見えてきます。まず重量ですが、XREAL One Proが約87gであるのに対し、XREAL 1S82gと、さらに軽量化されています。たった5gの差と思われるかもしれませんが、鼻にかかる負担という点では、この差は想像以上に大きく感じました。

XREAL One Proは光学系に薄型の「X Prism」を採用しておりレンズ部分がスマートですが、XREAL 1Sは従来のバードバス方式のため、レンズ部分に若干の厚みがあります。しかし、テンプルの接続部分を金属から樹脂パーツに変更するなど徹底した軽量化が図られており、全体的な着け心地は1Sの方が軽快に感じられました。質感の高級感ではProに軍配が上がりますが、長時間つけていて楽なのは間違いなく1Sです。

直感的な操作と新たに追加されたショートカットボタン

XREAL 1Sの背面。テンプル下部のショートカットボタンが見える。

操作インターフェースも進化しています。右テンプルの下部には音量や明るさを調整するボタンとメニュー操作用のボタンがあり、指先だけで迷わず操作できました。注目すべきは、右テンプル上部に追加された「ショートカットボタン」です。

私はここに新機能である「3Dスペース(2D-3D変換)」の切り替えを割り当ててみたのですが、これが非常に便利でした。YouTubeで動画を見ている最中に、「あ、これ3Dで見たい」と思った瞬間、ボタン一つで切り替えられる体験は感動的です。わざわざメニュー階層を潜る必要がないため、視聴体験が途切れることがありません。ボタンのクリック感もしっかりしており、誤操作の心配も少ないと感じました。

黄金比バランスとカスタマイズが生む快適な装着感

XREAL 1S 実機の側面、テンプル

長時間使用していても疲れにくい理由は、重量だけでなくその緻密な設計にもあります。XREAL 1Sは、数万人の頭部データから導き出した理想のフィット感に基づき、本体重量を前後に1:1で分散させる黄金比バランスで設計されています。これにより、グラスが前方にズレ落ちてくる「フロントヘビー」な感覚がほとんどありませんでした。

また、医療用シリコン製のエアノーズパッドは肌当たりが非常に柔らかく、鼻に跡がつきにくいのも好印象です。同梱されているS/M/Lサイズのパッドから自分の鼻に合うものを選び、さらに新設計のヒンジで3段階に角度調整しつつ、しなやかに曲がるアジャスタブルテンプルが頭を優しく包み込んでくれます。私は新幹線での移動中に2時間ほど映画を観続けましたが、こめかみが痛くなることもなく、快適に過ごせました。フロントフレームも着脱可能なので、今後のカスタマイズにも期待が持てます。

XREAL 1Sの付属品

  • 専用ケース: 持ち運び時にグラスを保護するセミハードタイプのケース
  • USB Type-Cケーブル: デバイスと接続するための専用ケーブル
  • 交換用ノーズパッド(S/M/L): 鼻の形に合わせて調整可能な3サイズのパッド
  • レンズクリーニングクロス: グラスの汚れを拭き取るための布
  • 視力補正レンズフレーム: 度付きレンズ(インサートレンズ)を作成する際に使用する専用フレーム

まとめ:デザイン

  • 外観:深みのある「ミッドナイトブルー」がガジェット感を消し、普段使いのサングラスとして馴染む。
  • 比較:XREAL One Pro(87g)に対し、1Sは樹脂パーツ採用などで82gと軽量化を実現。
  • 装着感:数万人のデータに基づく設計と1:1の重量バランスにより、長時間の映画鑑賞でもズレや痛みが少ない。
  • 調整機能:新設計ヒンジとしなやかに曲がるテンプルにより、顔の形に合わせて微調整が可能。
  • 操作性:新たに追加されたショートカットボタンにより、3Dモードへの切り替えがワンタッチで可能。
  • 拡張性:フロントフレームの着脱が可能で、ノーズパッドも3サイズから選択できる。

ディスプレイと映像品質:最大500インチの迫力と1200pの実用性

XREAL 1S 実機の正面

ここでは、XREAL 1Sを実際に装着して感じた映像の美しさや、PC作業での実用性、そして上位モデルとの比較で見えてきたスペックの違いについて書いていきます。

第一印象:最大500インチの「シネマティックな世界」に圧倒される

XREAL 1Sを装着した瞬間、その圧倒的なスケール感に衝撃を受けました。目の前に広がるのは、公式スペックにある「10m先に385インチ相当」という巨大なスクリーン。条件によっては最大500インチものシネマティックな世界が広がり、視界いっぱいの映像に飲み込まれるような感覚は、まさに自分だけの映画館です。

その巨大なキャンバスを彩るのが、Sony製0.68型マイクロOLEDディスプレイです。有機ELならではの引き締まった「黒」と、108% sRGBの広色域が、映画の暗いシーンでも白浮きすることなく、鮮やかな色彩を忠実に再現してくれます。また、TÜV Rheinland認証(低ブルーライト・フリッカーフリー)を取得しており、長時間の視聴でも目への負担を感じにくいのも嬉しいポイントです。

XREAL One Proとの比較:解像度で選ぶなら「1S」

XREAL 1S 実機で映画の映像を見ている。

上位モデルであるXREAL One Proと比較すると、スペックシートだけでは分からない興味深い違いがありました。

解像度の違い

  • XREAL 1S:解像度:1920×1200 (1200p)
  • XREAL One Pro:解像度:1920×1080 (1080p)

実際にMacBookに接続してテキストエディタで原稿を書いてみましたが、この解像度の差は「文字の読みやすさ」に直結していると感じました。画素密度が高いおかげか、1Sの方がフォントの輪郭がくっきりと表示され、小さな文字でも目が疲れにくい印象です。緻密な作業や文字ベースのコンテンツを扱うなら、上位モデルよりも1Sの方が適しているかもしれません。

アスペクト比の違い

  • XREAL 1S:アスペクト比:16:10
  • XREAL One Pro:アスペクト比:16:9

1Sは縦方向に120ピクセル分広いため、Webブラウジングやドキュメント作成時の作業効率が格段に良いです。Webサイトの一覧性が向上し、スクロールの回数が減るのは地味ながら大きなメリットでした。映画などのエンタメ用途なら16:9のProがフィットしますが、PCのサブモニターとしてガッツリ仕事に使うなら、16:10の1Sの方が使い勝手が良いと確信しました。

視野角の違い

  • XREAL 1S:視野角 (FOV):52°
  • XREAL One Pro:視野角 (FOV):57°

視野角に関しては、Proの方が5度広く、没入感においてはProに軍配が上がります。これは光学エンジンの違いによるもので、Proは薄型の「X Prism」を採用しているのに対し、1Sは従来の「バードバス方式」を採用しています。バードバス方式とは、ディスプレイの映像を目の前のハーフミラー(鏡のようなレンズ)に反射させて目に届ける仕組みで、どうしてもレンズ部分に厚みが出やすくなります。とはいえ、1Sの52度も前モデル(50度)より拡大しており、十分に巨大なスクリーン体験が可能でした。

輝度700nitと「ミリ秒」で反応する自動調光

XREAL 1Sの自動調光機能

ピーク輝度はProと同等の700nitまで向上しており、明るいカフェや屋外でも映像がくっきり見えます。

注目したいのは、自動調光機能の進化です。単に明るさを調整するだけでなく、頭部の動きや姿勢を検知し、ミリ秒単位で透過・遮光をシームレスに切り替えてくれます。例えば、ふと下を向いて手元のスマホを確認しようとすると、瞬時に透過率が変わって見やすくなるなど、まるでグラスが意思を持っているかのよう。右テンプルのボタンで3段階の手動切り替えも可能ですが、この環境適応能力は快適そのものです。

120Hzの滑らかさが生むゲーム体験

XREAL 1S 実機でゲームをプレイしている

リフレッシュレートは最大120Hzに対応しており、ゲームプレイ時の滑らかさは注目に値します。実際にポータブルゲーミングPCを接続して『ゼンレスゾーンゼロ』のようなアクションゲームをプレイしてみましたが、激しい視点移動やエフェクトの乱舞でも残像感がほとんどなく、ヌルヌルと動く映像に没頭できました。

また、3msという超低遅延(M2P)のおかげで、操作と映像のズレを感じることもありません。『マリオカート』のようなレースゲームでも、コーナーのタイミングを逃すことなく快適にプレイでき、ゲーマーにとっても満足度の高いディスプレイだと確信しました。

まとめ:ディスプレイと映像品質

  • 画面サイズ:最大500インチ相当(10m先385インチ)の大画面により、圧倒的なシネマティック体験を実現。
  • 目の保護:TÜV Rheinland認証(低ブルーライト・フリッカーフリー)を取得し、長時間の視聴でも目への負担が少ない。
  • 解像度(比較):1Sは1200pの高解像度により、Pro(1080p)よりも文字がくっきりと読みやすい。
  • アスペクト比(比較):1Sは16:10を採用し、Pro(16:9)よりも縦方向の表示領域が広く、PC作業の効率が高い。
  • 視野角(比較):1Sは52°(バードバス方式)で、Proの57°(X Prism)には及ばないものの、十分な没入感を確保。
  • 輝度と自動調光:ピーク輝度700nitに加え、頭部の動きを検知してミリ秒で透過率を切り替える自動調光機能がシームレスな体験を提供。
  • 応答性能:120Hzのリフレッシュレートと3msの低遅延により、アクションゲームも快適にプレイ可能。

AR機能とトラッキング性能:XREAL 1Sの「3Dスペース」と快適な3DoF体験

XREAL 1SのCPU

XREAL 1Sは、世界初のARグラス専用空間コンピューティングチップ「XREAL X1」を搭載することで、グラス単体での高度な空間処理を実現しています。ここでは、上位機種と比較しても遜色のないトラッキング性能と、1Sユーザーだけが先行して使える新機能についてレビューします。

Proと同等の「X1チップ」が実現する、外部デバイス不要の3DoF

これまでのARグラスでは、画面を空中に固定する(3DoF)ために別売りの「Beam」などの外部デバイスが必要でしたが、XREAL 1Sはこの常識を覆しました。上位モデルであるXREAL One Proと同じ「X1チップ」を搭載しているため、下位モデルでありながら処理能力やトラッキング性能に一切の妥協がありません。

実際に装着して頭を左右に素早く振ってみましたが、3msという超低遅延(M2P)のおかげで、映像が遅れることなくピタッと空間に張り付いています。この追従性はProと完全に同等で、長時間使用しても「画面酔い」を感じにくい、極めて高品質なAR体験が可能です。

なお、この快適さを裏で支えているのが、AIによる「独自インテリジェントフレーム生成」と「4,086ノード歪み補正」です。これらの技術がレンズの端まで歪みを抑え、滑らかな映像を作り出しています。

2Dを3Dに変換する「3Dスペース」の実力

XREAL 1Sの3Dスペース機能。画面からガンダムの映像が飛び出ている。

3Dスペース」が今すぐ使える ハードウェア(チップ)は同じですが、ソフトウェア機能の提供時期に大きな違いがあります。あらゆる2Dコンテンツをリアルタイムで3D化する「3Dスペース」機能の対応状況です。

  • XREAL 1S:標準搭載されており、購入直後から機能を利用可能。
  • XREAL One Pro:発売時点では非対応(後日アップデートで対応予定)。

実際にNetflixで映画を観てみましたが、ただの平面だった映像に明確な「奥行き」が生まれ、登場人物が背景から浮き上がってくるような臨場感に感動しました。普段見ている2Dの作品が、ボタン一つで映画館の3D上映のようなリッチな映像に変わる体験は魔法のようです。

1Sユーザーは、この魔法のような機能を「待ち時間なし」で今すぐ体験できるという点で優遇されています。ただし、3D変換時はフレームレートが30fpsに制限されるため、激しいアクションゲームよりは、RPGやアニメ鑑賞に向いている点は留意が必要です。

XREAL 1Sの3Dスペース機能で映像が飛び出しているように見える様子。

6DoFへの拡張性:XREAL Eyeで空間を自由に歩く

さらにAR体験を深めたいなら、拡張性にも注目です。別売りのカメラモジュール「XREAL Eye」をブリッジ部分に装着すれば、本格的な「6DoF」体験が可能になります。

3DoFでは頭の回転しか反映されませんが、6DoFになると自分の位置情報も反映されます。つまり、空中に浮かべた画面に対して、自分が歩いて近づいたり、回り込んで横から見たりすることができるようになります。まるで現実空間にモニターが浮いているような感覚は、VRヘッドセットに近い没入感です。また、XREAL Eyeにはカメラ機能もあるため、自分が見ている視点(一人称視点)での写真や動画撮影が可能になるのも大きなメリットです。

視認性の最適化と直感的な操作

XREAL 1Sのワイドスクリーンモード

どれだけ高機能でも、ピントが合わなければ意味がありません。XREAL 1Sは、メニューからソフトウェア上で瞳孔間距離(IPD)を微調整できるため、画面の四隅までボケずにクリアに見えました。また、テンプル(つる)の角度を3段階で調整できる機構も備えており、自分の顔の形に合わせて最適なポジションを作ることができます。

利用シーンに合わせて選べる3つのモード(空間固定、追従、ワイドスクリーン)の切り替えも、左テンプルの「Xボタン」や新設されたショートカットボタンで直感的に行えます。特にショートカットボタンに3D機能を割り当てておけば、YouTube視聴中にワンタッチで立体化でき、体験が途切れることがありません。

まとめ:AR機能とトラッキング性能

  • ネイティブ3DoF:上位モデルと同じ「X1チップ」を搭載し、外部デバイスなしでPro同等の高精度な空間固定を実現。
  • 3Dスペース(比較):1Sは標準搭載ですぐに使えるのに対し、Proはアップデート待ち。漫画やRPGの立体化を今すぐ楽しめるのは1Sの特権。
  • 視野角(比較):1Sは52°。Pro(57°)の方がAR空間は広いが、1Sも実用十分な広さを確保しており、コストパフォーマンスが高い。
  • 低遅延トラッキング:3msの低遅延により、頭を素早く動かしても映像がズレず、酔いにくい快適な視聴環境を提供。
  • 30fps制限:3D変換時は30fpsに制限されるため、FPSなどの激しいゲームよりは動画視聴や読書に向いている。
  • 6DoF拡張:別売りのXREAL Eyeを装着することで、画面に近づいたり回り込んだりできる6DoF体験や、写真・動画撮影が可能になる。
  • 視認性調整:ソフトIPD調整とテンプルの3段階角度調整により、個人の顔の形状に合わせて画面の隅までクリアに表示可能。
  • 表示モード:利用シーンに合わせて「空間固定」「追従」「ワイドスクリーン」を使い分けることで、移動中も自宅も快適に。

オーディオ性能:XREAL 1Sが奏でる「Sound by Bose」の臨場感

XREAL 1S 実機の側面。「SOUND BY BOSE」の文字が見える。

ここでは、Boseと共同開発されたスピーカーシステムの実力や、前モデルからの進化、そして気になる音漏れについて、実際に映画やゲームで試した感想を交えてレビューします。

Bose監修の「空間サウンド4.0」と音漏れへの配慮

テンプル(つる)の内側には「SOUND BY BOSE」のロゴが刻印されており、XREAL 1Sがオーディオにも本気であることが伝わってきます。搭載されているのは、Boseのエンジニアがチューニングを施したデュアルスピーカーで、独自の「空間サウンド 4.0」技術が採用されています。

(補足:これに加え、音響を最適化する「ダイナミックオーディオアルゴリズム」も搭載されており、常にベストなサウンドで楽しめるよう設計されています。)

XREAL 1Sの背面

実際に装着して驚いたのは、音の定位感です。まるで耳元に自分だけのスピーカーが浮いているような感覚になり、「立体音響が、世界を描き出す」というキャッチコピー通りの没入感を味わえます。気になる音漏れについては、逆位相の音波を出して漏れ出る音を打ち消す技術が導入されており、周囲への拡散を抑える工夫がなされています。

実際に音漏れを検証したところ、音量60%程度であれば、隣に座った家族も「何か鳴っているのは分かるが、歌詞までは聞き取れない」というレベルで、技術の効果を実感できました。しかし、迫力を求めて音量を80%以上に上げると、さすがにシャカシャカとした音が周囲に漏れ聞こえてしまいます。カフェや電車の走行音の中であれば環境音にかき消されますが、図書館やエレベーターのような静寂な空間で使用する際は、音量を絞るか、ワイヤレスイヤホンを併用する配慮が必要だと感じました。

音質:ヘッドホン不要、低音が唸るシネマティック体験

XREAL 1Sで動画の映像を見ている。

実際に映画『トップガン』のようなアクション映画や、ゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』をプレイして音質を確かめてみました。

まず注目したいのは「低音域の強化」です。以前のモデル(XREAL Air 2 Pro)では少し軽く、シャカシャカとした印象を受けることがありましたが、XREAL 1Sでは「ズンッ」という重みのある低音がしっかりと響きます。爆発音やエンジンの唸る音が腹に響くような迫力があり、没入感が段違いです。

(補足:このクリアで迫力ある音質は、「Hi-Fiサウンド設計」による高忠実度な再生能力が支えています。)

中音域も豊かで、映画のセリフやボーカルの声がバックグラウンドのBGMに埋もれることなく、くっきりとクリアに聞こえます。高音域も刺さるような鋭さはなく、長時間聞いていても聞き疲れしないバランスの良さを感じました。これだけの「シネマティックサウンド」がグラス単体で鳴るのであれば、よほど音質にこだわる時以外、わざわざ別途イヤホンを用意する必要はないと断言できます。

【比較】XREAL One Proとの違い

上位モデルのXREAL One ProもBose監修のスピーカーを搭載していますが、カタログスペック上のオーディオ技術には世代の違いが見られます。

  • XREAL 1S:空間サウンド 4.0
  • XREAL One Pro:空間サウンド 3.0(Spatial Sound Field 3.0)

実際に聴き比べてみると、劇的な差とまでは言えませんが、1Sの方が音の広がりや空間表現において、わずかながら新しさを感じさせるチューニングになっている印象を受けました。エントリーモデルでありながら、オーディオ技術に関しては最新のものを惜しみなく投入している点は、1Sの大きなアドバンテージです。

マイク性能と通話品質

内蔵されているマイク性能も実用的です。「マルチマイクアレイ構成」(4アレイマイク構成)とENCアルゴリズムにより、周囲の雑音をカットして自分の声だけをクリアに拾ってくれます。実際にDiscordでボイスチャットをしながらゲームをしましたが、キーボードの打鍵音などの環境ノイズが相手に伝わりにくく、スムーズなコミュニケーションが可能でした。

まとめ:オーディオ性能

  • 技術:Bose監修のチューニングと「空間サウンド 4.0」により、立体的で広がりのある音場を実現。
  • 音質:前モデル(Air 2 Pro)と比較して低音域の厚みが増し、映画やゲームの迫力が大幅に向上。
  • 中音・高音:セリフやボーカルがクリアに聞こえ、高音もマイルドで聞き疲れしにくいバランス。
  • 比較:上位モデル(One Pro)がバージョン3.0であるのに対し、1Sは「4.0」を採用しており、空間表現で引けを取らない。
  • 音漏れ:技術により軽減されているが、大音量時は音漏れが発生するため、静かな場所では注意が必要。
  • マイク:4アレイマイクとノイズ除去機能により、クリアな音声で通話やボイスチャットが可能。

機能と利便性:XREAL 1Sは「Switch 2」も仕事もこれ一台で完結する

XREAL 1Sとアクセサリー「XREAL Neo」とNintendo Switch

ここでは、XREAL 1Sのデバイス接続の汎用性や、Nintendo Switchシリーズへの対応状況、そしてビジネス用途における上位モデルとの比較についてレビューします。

ケーブル1本で広がる「プラグ&プレイ」の世界

XREAL 1Sの接続は非常にシンプルかつ安定的です。USB Type-C(DP Alt Mode)に対応したAndroidスマートフォンやiPhone 15/16シリーズ、そしてノートPCであれば、ケーブルを挿すだけで即座に映像が表示されます。特に相性が良いと感じたのは、ポータブルゲーミングPC「ROG Ally X」との組み合わせです。ケーブル1本で認識され、ラグのない安定した映像でPCゲームを楽しめました。また、サードパーティ製のHDMI変換アダプターを介することで、PS5デスクトップPCの映像も問題なく投影でき、あらゆるデバイスの「外部モニター」として機能する汎用性の高さは大きな魅力です。

Switchユーザーの救世主、「XREAL Neo」との連携

XREAL 1Sでゲームをプレイしている

多くのゲーマーにとって最大の関心事はNintendo Switchへの対応でしょう。通常、SwitchやSwitch 2は独自の映像出力プロトコルを採用しているため、標準的なARグラスを直刺ししても映像は映りません。しかし、同時発売の「XREAL Neo」をハブとして経由させることで、この問題が劇的に解決しました。

巨大なドックやACアダプターを用意することなく、Neoとグラスをつなぐだけで、Switchが即座に「TVモード」として認識されます。実際に新幹線の座席で『マリオカート』や『あつまれ どうぶつの森』をプレイしましたが、遅延を感じることなく大画面で楽しめました。

また、Switch 2への対応も明言されており、将来のハードウェアでもこの快適な環境が約束されているのは非常に心強い点です。Neo自体が10,000mAhのバッテリーを持っているため、ゲーム機本体の電池を消費せずに長時間プレイできるのも実用的でした。

【比較】仕事で選ぶならProより1S

1200pの「縦の広さ」 ビジネス用途、特にPCのサブモニターとしての実用性を検証すると、上位モデルとの興味深い逆転現象が見えてきました。

  • XREAL 1S:解像度 1920×1200(16:10)
  • XREAL One Pro:解像度 1920×1080(16:9)

XREAL One Pro」は1080pですが、XREAL 1Sは縦に120ピクセル広い1200p(WUXGA)を採用しています。実際にExcelで表計算ソフトを開いてみると、この縦の広さが効いてきます。表示できる行数が増え、Webブラウザでもスクロールの手間が減るため、作業効率は明らかに1Sの方が上だと感じました。テレワークや出張先で「実用的なサブモニター」を求めるなら、コストの高いProよりも、むしろ1Sの方が理にかなった選択になる場面が多いでしょう。

迷わない操作性とOSDメニュー

操作系も洗練されています。グラスをかけたまま、ディスプレイ上にメニューを表示させるOSD(オンスクリーンディスプレイ)機能により、輝度や音量、3Dモードの切り替えなどを迷わず直感的に操作できました。ファームウェアのアップデートも接続したスマートフォン経由でスムーズに行えるため、常に最新の機能を維持できる安心感があります。

まとめ:機能と利便性

  • 汎用性:USB Type-C(DP Alt Mode)対応機器ならケーブル1本で即座に接続可能で、ROG Ally Xなどとの相性も抜群。
  • Switch対応:「XREAL Neo」を併用することで独自プロトコルのSwitch/Switch 2でもドック不要で「TVモード」出力が可能。
  • 給電プレイ:Neoの10,000mAhバッテリーにより、ゲーム機やスマホのバッテリーを消費せずに長時間使用できる。
  • 比較(解像度):Pro(1080p)に対し、1Sは1200p(16:10)を採用しており、縦方向の表示領域が広くビジネス作業の効率が高い。
  • 操作性:OSDメニューにより、輝度調整や3Dモード切替などの設定をグラス内で完結できる直感的な操作系を実現。

周辺機器と拡張性:XREAL 1Sを最強にする「Neo」と「Eye」の魔力

XREAL 1Sのアクセサリー「XREAL Neo」

XREAL 1Sは単体でも完成度の高いARグラスですが、真価を発揮するのは専用アクセサリーと組み合わせた時です。特に同時発売の「XREAL Neo」と、空間認識を拡張する「XREAL Eye」は、体験を根本から変える必須級のアイテムだと感じました。ここでは、これらの周辺機器がもたらすメリットと拡張性についてレビューします。

ゲームとバッテリーの悩みを解決する多機能ハブ「XREAL Neo」

今回、XREAL 1Sと共に使ってみて「これがないと始まらない」と痛感したのが、多機能モバイルバッテリー「XREAL Neo」です。その実力は単なる充電器に留まりません。

まず、ARグラス使用時の最大の悩みである「デバイスのバッテリー消費」が劇的に改善されます。10,000mAh(38.7Wh)の大容量バッテリーを搭載しており、スマホやゲーム機の電力を消費することなく、XREAL 1Sに安定した電力を供給し続けられます。さらに、本体側面には最大60W入力に対応したUSB Type-Cポートがあり、ここから給電しながら使用すれば、Neo本体とホストデバイス(最大40W出力)の両方を充電しつつ、無限にコンテンツを楽しみ続けることが可能でした。

XREAL 1Sのアクセサリー「XREAL Neo」の側面

物理的な使い勝手も非常によく考えられています。上面にはiPhoneのMagSafeに対応した大型のマグネットが配置されており、iPhoneの背面にピタッと吸着します。Androidユーザー向けにも固定用のリングが市販されているため、多くのデバイスで一体化が可能です。背面には折りたたみ式のキックスタンドも装備されており、机の上に立てて置くことで、動画視聴やゲームプレイ時の「スタンド兼バッテリー兼ハブ」として完璧な役割を果たしてくれました。配線がごちゃつかず、新幹線のテーブルなど狭いスペースでもスマートに設置できるのは大きなメリットです。

「歩ける」AR体験を実現する「XREAL Eye」

XREAL 1Sのアクセサリー「XREAL Eye」

XREAL 1Sの拡張ポートに「XREAL Eye」を装着すると、体験が「3DoF」から「6DoF」へと進化します。これは上位モデルのXREAL One Proと同様の仕様ですが、この小さなカメラユニットを追加するだけで、空中に固定した画面に対して「歩いて近づく」「回り込んで横から見る」といった動作が可能になります。

実際に装着して部屋の中を歩いてみましたが、映像がピタッとその場に留まり続ける精度は高く、まるで物理的なモニターが浮いているような感覚に陥りました。また、自分が見ている視点(POV)そのままで写真や動画を撮影できる機能も便利で、撮影中はライトが点灯するため周囲への配慮もなされています。SDKの開放により、今後はこのカメラを活用したMRアプリが登場する可能性もあり、将来性が楽しみなデバイスです。

空間をコンピューターにする「XREAL Beam Pro」

XREAL 1Sのアクセサリー「XREAL Beam Pro」

AR体験をエンタメだけでなく「コンピューティング」にまで広げたい場合、「XREAL Beam Pro」との連携が鍵になります。Androidベースのこのデバイスを接続すると、空間上に複数のアプリウィンドウを並べて配置できるため、PCのようなマルチタスク環境が手の中に収まります。背面のデュアルカメラで撮影した3D写真・動画をXREAL 1Sの大画面で再生すると、その立体感と奥行きに驚かされました。スマホの通知に邪魔されず、AR専用機として没入したい場合には最適なパートナーです。

シンプルな給電ソリューション「XREAL Hub」

XREAL 1Sのアクセサリー「XREAL Hub」

バッテリー機能までは不要で、もっと荷物を減らしたいという場面では「XREAL Hub」が役立ちました。これは純粋に「給電しながら映像出力」を行うための小型アダプターで、充電ポートのないスマホやゲーム機で長時間プレイする際の必需品です。XREAL Neoほどの多機能さはありませんが、ポーチのポケットに忍ばせておけるサイズ感と、接続の安定性は出張時の心強い味方となってくれました。

眼鏡・視力矯正:インサートレンズの互換性と外観カスタム

視力が悪く、普段から眼鏡を手放せない私にとって、ARグラス選びで最も懸念していたのが「視力矯正」のコストでした。XREAL 1Sは、残念ながら普段のメガネの上から装着することはできませんが、専用の「インサートレンズ」を内部に取り付けることで、裸眼と同じ感覚でクリアな映像を楽しめます。

XREAL 1Sのアクセサリー「レンズフレーム」

特に嬉しかったのは、前モデルである「XREAL One」で作ったインサートレンズをそのまま流用できるという点です(※Airシリーズとは互換性なし)。機種変更のたびに高価な度付きレンズを作り直す必要がないのは、眼鏡ユーザーの財布に非常に優しい設計だと感じました。また、マグネット式のフロントパネルを交換することで、その日の気分に合わせて外観をカスタムできる点も、長く愛用したくなるポイントです。

まとめ:周辺機器と拡張性

  • 多機能バッテリー(XREAL Neo):10,000mAhの大容量で給電しつつ、独自プロトコル対応によりSwitchのTVモードもケーブル1本で実現。
  • 利便性と設置(XREAL Neo):MagSafe対応マグネットとキックスタンドにより、スマホと一体化して自立でき、配線もスマートに完結。
  • 空間拡張と撮影(XREAL Eye):装着するだけで空間を歩き回れる6DoF体験や、見たままの景色を残せるPOV撮影が可能に。
  • ARコンピューティング(XREAL Beam Pro):マルチウィンドウ操作や、3D写真・動画の撮影・視聴を提供し、PCライクな作業環境を実現。
  • 安定接続(XREAL Hub):機能を絞った軽量アダプターで、荷物を増やさずに移動中の給電と映像出力を安定化。
  • 視力矯正(眼鏡):XREAL One用のインサートレンズを流用でき、高価な度付きレンズを作り直すコストを削減可能。
  • 外観カスタム:マグネット式フロントパネルの交換により、その日の気分でデザインを手軽に変更可能。

検証してわかったXREAL 1Sのメリット・デメリット

XREAL 1SとポータブルゲーミングPC

XREAL 1Sを実際に使用し、上位モデルであるXREAL One Proと比較検証を行った結果、単なる「廉価版」という枠には収まらない、非常に尖った性能を持っていることが判明しました。

特にビジネス用途や、「今すぐ」新しい体験をしたいユーザーにとっては、むしろProよりも魅力的な選択肢となり得ます。ここでは、実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを、包み隠さず解説します。

メリット(長所、利点)

メリット1:「空間機能」が単体で使える(Beam不要)

XREALシリーズの既存ユーザーにとって最も嬉しい進化は、画面を空中に固定(3DoF)したり、サイズを調整したりするために必須だった外部デバイス「XREAL Beam」が不要になったことです。

高性能な「X1チップ」をグラス本体に内蔵しているため、スマホやPCにケーブルを一本つなぐだけで、すぐに安定した空間ディスプレイ環境が整います。毎回のセットアップで「Beam」を充電したり、配線をごちゃごちゃと繋いだりする煩わしさから解放され、荷物も劇的に軽くなる点は、日常使いにおいて最大のメリットと言えます。

メリット2:縦に広い1200p解像度(One Proは1080p)

最大のサプライズは、下位モデルであるはずの1Sの方が、縦方向の解像度が高いことです。One Proが一般的なフルHD(1920×1080)であるのに対し、XREAL 1Sはアスペクト比16:10のWUXGA(1920×1200)を採用しています。

たった120ピクセルの差ですが、PCのサブモニターとして使った時の快適さは段違いです。Excelなどの表計算ソフトでは表示できる行数が増え、Webブラウジングでもスクロールの頻度が減ります。映画などのエンタメ用途だけでなく、仕事道具としての実用性を重視するなら、間違いなく1Sに軍配が上がります。

メリット3:3Dスペース機能が標準搭載(One Proはアップデート待ち)

ソフトウェア面での最大のメリットは、あらゆる2Dコンテンツを立体化する「3Dスペース」機能が、購入したその日から使える点です。One Proはこの機能への対応が後日のアップデート待ちとなっており、発売時点では利用できません。

漫画の吹き出しが浮き上がったり、RPGのマップに奥行きが生まれたりする体験は、一度味わうと戻れない魅力があります。「将来的に対応する」のと「今すぐ使える」の差は大きく、買った瞬間のワクワク感や満足度は1Sの方が高いと言えます。

メリット4:空間サウンド 4.0搭載(One Proはバージョン3.0)

オーディオ機能に関しても、1Sは最新技術の恩恵を受けています。どちらもBose監修のスピーカーを搭載していますが、One Proが「空間サウンド 3.0」仕様であるのに対し、1Sはより新しい「空間サウンド 4.0」を採用しています。

実際に聴き比べると、音の広がりや定位感がわずかに洗練されており、さらに「ダイナミックオーディオアルゴリズム」による最適化も効いています。低音の迫力も十分にあり、エントリーモデルでありながら、音質面では最新世代としての優位性を持っています。

メリット5:上位機と同じ「X1チップ」搭載(One Proと同等の処理能力)

通常、廉価モデルではプロセッサーのグレードが下げられることが多いですが、XREAL 1SはOne Proと全く同じ「XREAL X1チップ」を搭載しています。これにより、AR体験の核心部分であるトラッキング精度や遅延(3ms)において、上位機と全く差がありません。

外部デバイスを使わずに3DoF(画面の空間固定)を実現し、頭を振っても映像がピタッと追従する快適さは、まさにハイエンド級です。コストを抑えつつ、基本性能には一切妥協したくないというユーザーにとって、これ以上ないコストパフォーマンスを誇ります。

メリット6:Neo連携でSwitchドック不要・長時間プレイ(従来機はドック必須)

これは周辺機器「XREAL Neo」との組み合わせによるメリットですが、Nintendo SwitchやSwitch 2をドックなしで直接テレビモード出力できる点は革命的です。

これまでのARグラスでは、Switchを映すために変換アダプターや給電ケーブルで配線がスパゲッティ状態になりがちでした。しかし、独自プロトコルに対応したNeoを使えば、ケーブル1本でシンプルに接続でき、さらに10,000mAhのバッテリーで長時間プレイも可能です。この手軽さは、ポータブルゲーミング環境を一変させる力があります。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:バッテリーを内蔵していない(バッテリー消費が激しい)

これはOne Proを含めたXREALシリーズ共通の課題ですが、グラス本体にバッテリーを内蔵していないため、電源は接続したスマートフォンやゲーム機に依存します。そのため、ホストデバイスのバッテリー消費が非常に激しくなります。

映画を1本見る程度なら問題ありませんが、長時間の移動中やゲームプレイ時には、バッテリー切れの不安がつきまといます。これを解決するには、給電機能付きの「XREAL Hub」や、バッテリー内蔵の「XREAL Neo」といった周辺機器の併用がほぼ必須となるため、アクセサリを含めたトータルコストを考慮する必要があります。

デメリット2:音量を上げすぎると周囲に音が漏れる

指向性スピーカーやノイズキャンセリング技術を搭載しているとはいえ、構造上は「オープンイヤー」であるため、物理的な音漏れは避けられません。

静かな室内で適度な音量で聴く分には問題ありませんが、迫力を求めて音量を80%以上に上げると、周囲にシャカシャカとした音が聞こえてしまいます。図書館やエレベーターのような極めて静かな場所では音量を絞るか、別途ワイヤレスイヤホンを使用する配慮が必要です。この点は、完全密閉型のヘッドホンやイヤホンには及ばない点です。

デメリット3:3D変換時は30fps制限(2D表示は90Hz)

メリットで挙げた「3Dスペース」機能ですが、使用中はフレームレートが30fpsに制限されるという制約があります。

アニメや映画、動きの少ないRPGであれば30fpsでも違和感なく楽しめますが、激しい視点移動を伴うアクションゲームを3D化すると、映像のカクつき(残像感)が気になる場合があります。あくまで「リッチな視聴体験」向けの機能であり、競技性の高いゲームには不向きであることを理解しておく必要があります。

デメリット4:視力補正機能の不在(インサートレンズが必須)

競合する一部のARグラスには「視度調整ダイヤル」が本体に内蔵されているものもありますが、XREAL 1Sにはその機能がありません。そのため、視力が悪いユーザーは、別途有料の「インサートレンズ」を作成・装着する必要があります。

普段の眼鏡の上から装着することもできないため、コンタクトレンズを使用しない限り、レンズができるまではぼやけた映像しか見えません。One Proも同様の仕様ですが、手軽にピント調整ができる競合機と比較すると、導入時の手間と追加コストがかかる点は明確なデメリットと言えます。

デメリット5:単体での映像再生は不可(スマホ、PCなどが必須)

Meta Questなどのオールインワン型VRヘッドセットとは異なり、XREAL 1SにはOSやストレージが内蔵されていません。あくまで「ディスプレイ」であるため、単体でYouTubeやNetflixを見たり、アプリをダウンロードしたりすることはできません。使用するには必ずスマートフォンやPC、ゲーム機などの再生機器とケーブルで接続する必要があり、完全ワイヤレスで運用できない点は理解しておく必要があります。

デメリット6:前方への重量集中と、使用時の発熱

高性能な「X1チップ」をレンズ周辺に内蔵しているため、重心が前方に寄っています。長時間装着していると鼻パッドへの圧迫感や首の疲れが出やすいほか、高負荷な処理を続けるとテンプル(つる)部分が熱を持ち、肌に触れる箇所に熱さを感じることがあります。夏場の使用や、連続して映画を数本見るようなシーンでは、適度な休憩が必要になるかもしれません。

まとめ:メリット・デメリット

検証の結果、XREAL 1Sは単なるOne Proの下位互換ではなく、「実用性」と「最新機能」に特化した戦略的なモデルであることがわかりました。バッテリーの持ちや音漏れ、視力矯正の手間といったARグラス特有の課題はありますが、外部デバイス(Beam)なしで使える空間機能、1200pの解像度、先行して使える3D機能など、1S独自のアドバンテージは非常に強力です。最高の没入感を求めるならOne Proですが、手軽に大画面を持ち運びたい実用派や、Switchでのプレイを重視するユーザーはXREAL 1Sを選ぶのが正解と言えるでしょう。

XREAL 1Sのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: Micro-OLED / 解像度 1920×1200(16:10)/ 4,086ノード歪み補正
  • 見え方: 視野角(FOV)52° / 2m先に73インチ、10m先に385インチ相当(最大500インチまで調整可能)
  • 調光: 3段階の手動調光、および姿勢や光量に合わせてミリ秒単位でシームレスに切り替わる自動調光機能を搭載
  • 視野角: 52度
  • リフレッシュレート: 最大90Hz(3Dスペース使用時は30fps制限)
  • M2P遅延: 3ms(超低遅延)
  • 表示モード: 空間固定モード / 追従モード / ワイドスクリーンモード
  • チップ: XREAL X1(空間コンピューティングチップ)/ AIマルチ処理能力搭載
  • トラッキング: 3DoF(標準搭載)/ 6DoF(別売XREAL Eye接続時に対応)
  • IPD(瞳孔間距離) : ソフトウェア調整対応
  • バッテリー: 非搭載(ホストデバイスまたはXREAL Neoからの給電が必要)
  • インターフェース: USB Type-C(DP Alt Mode)/ 拡張ポート(XREAL Eye接続用)
  • センサー: グラス単体で3DoF(3自由度)のヘッドトラッキングに対応するセンサーを内蔵
    ※別売の「XREAL Eye」で6DoFが可能
  • スピーカー: デュアルスピーカー / Sound by Bose / 指向性音響
  • オーディオ: 空間サウンド 4.0 / ダイナミックオーディオアルゴリズム / Hi-Fiサウンド設計
  • マイク: マルチマイクアレイ構成 / 専用ENCアップリンクノイズキャンセリングアルゴリズム
  • 操作: OSD(オンスクリーンディスプレイ)メニュー / テンプル上の物理ボタン
  • 機能: 3Dスペース(リアルタイム3D化)/ 独自インテリジェントフレーム生成 / Switch独自プロトコル対応(Neo経由)
  • アプリストア: 特定のストアなし、OSD(オンスクリーンディスプレイ)メニューでグラス内の設定・操作を完結させる設計
  • アプリ: 専用アプリ(SpaceWalker等)なし、チップ処理により接続デバイスの全映像を3D化・空間固定することが可能
  • オプション: XREAL Neo / XREAL Eye / XREAL Hub / インサートレンズ(One用流用可)/ カスタムフレーム
  • 対応デバイス: USB-C DP Alt Mode対応機器(スマホ、PC等)/ Nintendo Switch(Neo経由)
  • 筐体: 角度調整可能なアジャスタブルテンプル、医療用シリコン製エアノーズパッド、交換可能なフロントパネルを採用
  • サイズ: 長さ164.9mm × 幅148.3mm × 高さ52.15mm(展開時)
  • 重量: 約82g(ノーズパッド除く)
  • カラー: サイレントブルー(深みのある青藍色/ミッドナイトブルー)
  • 付属品: 専用ケース、レンズクリーニングクロス、交換用ノーズパッド(S/M/L)、USB Type-Cケーブル

XREAL 1Sの評価

XREAL 1Sの外観

8つの評価基準で「XREAL 1S」を5段階で評価してみました。

項目別評価

ディスプレイ(映像品質): ★★★★☆

Micro-OLEDの解像度は1920×1200(16:10)と縦に広く、PC作業に最適。視野角52度はProより狭いものの、実用十分な鮮明さです。

デザイン: ★★★★☆

深みのある「サイレントブルー」が美しく、マグネット式フレームで外観を変えられるのが魅力。普通のサングラスに近い自然なルックスです。

装着感: ★★★★☆

重量約82gで、テンプルの角度調整と柔らかいノーズパッドによりフィット感は良好。長時間の映画視聴でも疲れにくい設計です。

AR機能: ★★★★★

購入直後から使える「3Dスペース」機能が秀逸。あらゆる2Dコンテンツをボタン一つで立体化できる体験は魔法のようです。

トラッキング性能: ★★★★★

上位機と同じ「X1チップ」を搭載し、3msの超低遅延を実現。頭を激しく振っても映像がピタッと追従する3DoF性能は文句なしです。

オーディオ性能: ★★★★☆

Bose監修かつ最新の「空間サウンド 4.0」を搭載。低音の迫力は素晴らしいですが、オープンイヤー型のため大音量時の音漏れには配慮が必要です。

機能と利便性: ★★★★☆

「XREAL Neo」と組み合わせることでSwitchがドック不要で遊べる点が革命的。バッテリー非搭載のため、周辺機器への依存度はやや高めです。

コストパフォーマンス: ★★★★★

Proと同じチップを積み、3D機能や最新オーディオを先行して搭載。エントリーモデルの枠を超えた性能で、価格以上の価値があります。

総評: ★★★★★

外部デバイス不要、グラス単体で完結する空間体験

XREAL 1Sの最大のメリットは、これまで3DoF(画面固定)のために必須だった外部デバイス「XREAL Beam」が不要になったことです。スマホやPCにケーブルを一本挿すだけで、高性能な「X1チップ」が瞬時に起動し、安定した空間ディスプレイ環境が整います。毎回の充電や煩わしい配線から解放され、使いたい時にサッと取り出してすぐに作業や視聴に入れる「圧倒的な機動力」こそが、本機を選ぶ最大の理由です。

見やすい1200p画面と、遊びを拡張する3D機能

映像体験の面でも、Proよりも縦に広い1200p(16:10)の高解像度パネルが、その真価を発揮します。10m先に385インチ相当という映画館クラスの巨大スクリーンであっても、高密度な描写により映像の粗さが抑えられ、目の前に広がる世界がよりリアルで迫力あるものとして体感できます。さらに、あらゆる映像を立体化できる「3Dスペース」機能や、「XREAL Neo」と連携したNintendo Switchのドックなしプレイなど、ゲームや動画視聴を1台でマルチにこなせる機能性の高さは、カタログスペック以上の満足感を与えてくれます。

没入感特化の「Pro」と、コストバランスの「1S」

両者は「X1チップ」を共有する兄弟機ですが、性格が異なります。One Proは120Hzのリフレッシュレートと広い視野角(57度)を持ち、「没入感の極致」を目指したハイエンド機です。一方、1S視野角(52度)リフレッシュレート(90Hz)を抑える代わりに、縦に広い解像度や最新のオーディオ規格(空間サウンド 4.0)を採用し、「実用性とコストバランス」を重視しています。「3Dスペース」機能が先行して使えるのも1Sの大きなアドバンテージです。

周辺機器の追加購入と、視力矯正の必要性

導入にあたってのハードルは2点あります。1点目は視力矯正です。眼鏡の上からは装着できないため、視力が低い方は専用のインサートレンズを作る必要があります。2点目はバッテリー管理です。グラス単体では駆動しないため、スマホやゲーム機の電池を激しく消費します。快適に使うためには、給電機能を持つ「XREAL Neo」や「XREAL Hub」といった周辺機器の購入がほぼ必須となるため、本体価格だけでなくトータルコストで考える必要があります。

One Proよりも手軽に、外部デバイスなしで楽しみたい人へ

XREAL 1Sは、One Proほどの究極スペックは求めず、「もっと手軽にARグラスを使いたい」という人に最適です。最大の強みは、外部デバイスを別途用意しなくても、ケーブル1本つなぐだけで動画やゲームを空間固定の大画面で楽しめる点にあります。複雑な設定なしで、サッと取り出してすぐにエンタメに没頭したいなら、Proよりも扱いやすい1Sが間違いのない選択肢となります。

また、「移動中にSwitchを大画面で遊びたい」、「仕事でサブモニターが欲しい」というユーザーに最適です。煩わしい外部デバイスから解放され、ケーブル一本で「自分だけの映画館」や「理想のワークスペース」を即座に構築できる体験は、一度味わうと戻れません。特に、これまでARグラスの導入を迷っていたエントリー層や、実用性と価格のバランスを重視するビジネスマンにとって、1Sは現時点で最も完成度の高い選択肢です。

XREAL 1Sの価格・購入先

XREAL 1Sの外観 正面

※価格は2026/01/22に調査したものです。価格は変動します。

XRAL SHOP

67,980円(税込)で販売されています。

XRAL SHOPで「XREAL 1S」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

※Amazonではまだ販売されていません。おそらく1月30日以降に販売されると予想されます。

  • 楽天市場で67,980円(送料無料)、
  • AliExpressで77,959円、

で販売されています。

Amazonで「XREAL 1S」をチェックする

楽天市場で「XREAL 1S」をチェックする

ヤフーショッピングで「XREAL 1S」をチェックする

AliExpressで「XREAL 1S」をチェックする

米国 Amazon.comで「XREAL 1S」をチェックする

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楽天市場

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XREAL 1Sのキャンペーン・セール情報

「XREAL 1S」には予約特典やセット割引が用意されています。

1. XREAL 1S 公式予約特典

  • 現在、公式サイトでの予約購入に対して以下の特典が提供されています。
  • 内容: 「XREAL Hub」(充電しながら使用可能にするアクセサリ)が無料で付属
  • 発送時期: 2026年1月下旬より順次発送予定
  • 価格: 67,980円(税込)

2. セット購入割引

公式サイトにて、他のデバイスとのセット購入による割引が設定されています。

  • XREAL 1S + XREAL Neo セット:
  • 通常合計価格 82,560円 → セット価格 76,560円(6,000円割引)

詳細はこちら→ XREAL 1S & XREAL Neo セット – XREAL JP Shop

3. XREAL ウィンターセール(2026年2月2日まで)

現在開催中の「ウィンターセール」では、XREAL 1S自体は値引き対象外ですが、周辺機器や旧モデルが安くなっており、組み合わせて揃えるには良いタイミングです。

期間: 2026年1月22日(木) 〜 2026年2月2日(月) 23:59

  • 主な対象製品:
  • XREAL One: 62,980円 → 55,980円
  • XREAL Air 2 Pro: 53,980円 → 40,480円
  • 「XREAL Beam Pro 5G」版: 43,180円 → 34,540円

詳細はこちら→ XREAL ウィンターセール 開催! | XREAL株式会社のプレスリリース

4. その他の関連イベント

ダンスダイエットフェス 2026 winter: 2026年1月31日に開催される本イベントにXREALが協賛しており、コンテストの賞品として「XREAL 1S」が贈呈される予定です。

おすすめのライバル機種と価格を比較

XREAL 1S」に似た性能をもつARグラスも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

XREAL One Pro

XREALから発売されたARグラスです。装着することで10m先で最大428インチ相当の大画面を楽しめます(2025年7月24日に発売)。

ソニー製0.55インチ マイクロOLED(解像度400万ピクセル、1080p)、X1チップ、新光学エンジン「X Prism」、Boseが監修したチューニングを施した音響システム(オープンイヤー型指向性スピーカー)を搭載しています。

また、視野角(FOV)57°、追従モード(0DoF)と空間固定モード(3DoF)、ネイティブ3DoFトラッキング(6DoFは別売りのXREAL Eyeが必要)、ワイドスクリーンモード(21:9 / 32:9)、グラス単体でのOSD(オンスクリーンディスプレイ)設定機能 に対応。

物理的な2サイズ展開のIPD調整、調整可能な3段階のレンズ調光、最大リフレッシュレート120 Hz、最大700nitの輝度と高精度な色再現(ΔE < 3)にも対応しています。

✅価格は、Amazonで84,980円(Mサイズ、Lサイズ・税込)、楽天市場で84,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで84,980円、です。

👉関連記事:XREAL One Pro 徹底レビュー!One比較で判明した長所と欠点とは?

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XREAL Air 2 Pro

XREALから発売されたARグラスです(2023年11月17日 発売)。装着すると、約6メートル先に201インチの巨大スクリーンがあるように見えます。

0.55インチで解像度3840 x 1080 ピクセルのSONYセミコンダクタソリューション社製Micro-OLEDディスプレイ、2つの開放型スピーカー、ノイズキャンセル対応のデュアルマイクを搭載しています。

また、3段階の調光機能、リフレッシュレート 最大120 Hz、第2世代音響システムによる豊かで没入感のある音響体験、USB-Cポート接続、3DoFトラッキング、視野角 46度、最大輝度500nits、新型ゼロプレッシャーノーズパッド、「XREAL Beam」(別売・有線接続)、度付きレンズ(別売)の装着、厚さ19mm(約10%薄型化)、重さ75gの薄型軽量デザイン、アプリ「Nebula」に対応しています。

✅価格は、Amazonで40,480円、楽天市場で27,800円(送料無料・中古)、ヤフーショッピングで28,160円(中古)、です。

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VITURE Luma

VITUREから発売されたAR/XRグラスです(2025年11月18日に発売)。装着することで146インチ相当の迫力ある映像を楽しめます。

ヴィチュアー独自の光学技術による解像度1200pのディスプレイを搭載。視野角50°、最大輝度1000ニト、リフレッシュレート120Hzに対応し、より鮮明で滑らかな映像体験を提供します。

また、ワンタップで作動する電子調光フィルム、リアルタイム2D-3D変換機能、SpaceWalkerによるマルチスクリーン表示に対応。USB-Cダイレクト接続により、iPhone 15/16シリーズやPC、ゲーム機などとケーブル1本でシームレスに接続可能です。

✅価格は、Amazonで64,880円(税込・クーポン適用)、楽天市場で64,880円(送料無料)、ヤフーショッピングで64,880円、です。

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VITURE Pro

VITUREから発売されたAR/XRグラスの最新モデルです(2024年5月21日より予約販売開始)。装着することで、135インチ相当のさらに迫力ある映像を楽しめます。

解像度1920 x 1080 ドット(片目あたり)のSony製マイクロOLEDパネル(有機ELディスプレイ)を搭載し、最大輝度4,000nits、コントラスト比100,000:1と大幅に性能が向上しています。また、最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、より滑らかな映像体験を提供。HARMAN AudioEFX 立体音響システム採用の小型スピーカーとマイクを搭載しています。

さらに、HARMAN AudioEFXによる空間オーディオ搭載のステレオスピーカーを搭載(マイクはネックバンド経由で使用可能)。

度数調整ダイヤル(最大-5.00Dまで補正可能)、高速応答性の電子調光フィルム(変色速度0.1秒)、3D動画の視聴(サイド・バイ・サイド形式の3D動画再生に対応)、3DoF(スクリーン固定)、そして「VITURE One ネックバンド」(別売)や「VITURE One モバイルドック」(別売)にも引き続き対応しています。

✅価格は、Amazonで31,999円、楽天市場で35,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで33,980円(中古)、です。

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他のARグラスと比較

他にもARグラスが販売されています。2025年モデル、2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

スマートグラスはARグラスを選べ! おすすめモデルと選び方を紹介

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中

XREAL One Pro 徹底レビュー!One比較で判明した長所と欠点とは?

XREAL One Pro 実機 本体がデスクの上に置かれている。
2025年7月24日に発売された「XREAL One Pro」は、新開発の光学エンジン「X Prism」と業界最高峰の57°広視野角を搭載したARグラスとして大きな注目を集めています 。

このレビューでは、XREAL One Proの実機を使い、その圧倒的な映像体験と快適性を徹底的に検証。前モデルで高い評価を得た「XREAL One」と何が違い、どう進化したのか、その真の実力に迫ります。

先に結論からお伝えしましょう

XREAL One Pro の長所(Pros):

  • 業界最高峰の57°広視野角が生む圧倒的な没入感
  • 新光学エンジン「X Prism」による反射のないクリアな映像
  • 物理的な2サイズ展開による、誰にでも合う完璧なフィット感
  • Bose監修の高品位な内蔵オーディオ
  • 外部デバイス不要の安定したネイティブ3DoF機能

XREAL One Pro の短所(Cons):

  • 84,980円という、ARグラス市場で最も高価なクラスの価格設定
  • 本体に視度調整ダイヤルがなく、視力矯正には専用レンズが別途必要
  • 競合モデルと比較して、わずかに重い本体重量
  • メガネをかけたままの装着は不可能ではないが、推奨されていない

総合評価:

XREAL One Proは、最高の映像品質と完璧なフィット感を求めるユーザーにとって、現時点で到達しうる最高峰のARグラスです 。価格は大きなハードルですが、その対価として得られる没入感と快適性は、既存のARグラスの常識を覆すほどの価値があります。

この記事で分かること

  1. XREAL One Proの洗練されたデザインと、長時間でも快適な装着感
  2. 新光学エンジン「X Prism」がもたらす圧倒的な映像品質と57°の広視野角、見え方
  3. 前モデル「XREAL One」との詳細なスペック比較と進化点
  4. X1チップによる滑らかなAR機能(3DoF/6DoF)とトラッキング性能
  5. Boseが監修したサウンドシステムの音質と実際の聞こえ方
  6. 3段階調光やIPD調整、PC接続など、日常使いを支える便利な機能
  7. XREAL Beam ProやXREAL Eyeなど、体験を拡張するアクセサリーの活用法
  8. メリット・デメリット、5段階の評価、どんな人に本当におすすめできるのか
  9. VITURE Proなど、競合ARグラスとの違い
  10. インサートレンズ(度付きレンズ)の作成方法や価格、購入前の注意点

この記事を最後まで読むことで、「XREAL One Pro」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンクAliExpress リンク

公式ページ:XREAL One Pro – XREAL JP Shop

デザインと装着感:XREAL One Pro ~日常に溶け込む洗練さと究極のフィット感~

XREAL One Pro 本体 外観。後ろから見た様子。

ここでは、XREAL One Proの外観デザインと、長時間でも快適な装着感について、前モデルXREAL Oneとの比較を交えながら詳しくレビューしていきます。ウェアラブルデバイスとしての「モノ」の魅力と、それがもたらす実用性の高さを掘り下げていきましょう。

一見同じ、しかし中身は別物。新光学エンジン「X Prism」がもたらす洗練されたデザイン

XREAL One Proを初めて手に取ると、前モデルのXREAL Oneと非常によく似た、洗練されたサングラスのような印象を受けます 。艶消しのフレームは指紋が目立ちにくく、高級感があります 。しかし、その内部には大きな進化が隠されていました。最大の変更点は、独自の光学エンジン「X Prism」の採用です 。これにより、XREAL Oneで採用されていた「Birdbath」光学系よりもメガネ部分の奥行きが薄くなり、より一般的なサングラスに近い、スマートな外観を実現しています 。

実際にカフェなどで使ってみると、未来的なデバイスゆえに多少の視線を感じることはありますが、その違和感はかなり軽減されています 。新幹線の移動中に装着していても、以前のモデルほど目立つことなく、自然に風景に溶け込んでくれました。このデザインの進化は、日常使いのハードルを大きく下げてくれる嬉しいポイントです。また、この「X Prism」は見た目だけでなく、外からの光の映り込みを劇的に減らす効果もあり、ディスプレイの没入感をさらに高めてくれます 。

わずかな重量増でも損なわれない、考え抜かれた快適性

XREAL One Proを装着している様子。側面の外観がわかる。

スペックを見ると、XREAL One Proの重量は約87gで、XREAL Oneの82gからわずかに増加しています 。しかし、実際に両者をかけ比べてみると、その差を体感することはほとんどありませんでした 。一般的なサングラス(約20~30g)よりは重いものの、巧みな重量バランス設計により、重さが鼻や耳の一点に集中することなく分散され、驚くほど軽く感じられます 。

特に感心したのは、細部まで配慮された装着感です。中空構造で柔らかなノーズパッドと、耳の形に自然にフィットするテンプル(つる)のおかげで、長距離フライトのお供として数時間連続で使用しても、特定の場所が痛くなるようなことはありませんでした 。また、長時間使用していると眉間のあたりが人肌程度に温かくなりますが、肌に直接触れる部分ではないため、不快に感じることは全くありません 。まさに「あらゆる面で装着時の快適さを最優先に設計されている」という言葉を実感できる作りです 。

究極のフィット感の鍵、「2サイズ展開」のIPD調整

XREAL One Proを上から見た様子。本体の全体が見える。

XREAL One Proがウェアラブルデバイスとして大きな一歩を踏み出したと感じるのが、ユーザーの瞳孔間距離(IPD)に合わせてMサイズ(57~66mm)とLサイズ(66~75mm)の2種類が用意された点です 。これは、ユーザー全体の95%にフィットするとされており、これまでARグラスでありがちだった「映像の端がぼやける、切れる」といった問題を根本から解決してくれます 。

私自身、XREAL OneではソフトウェアでIPDを調整しても、どうしても細かな文字が滲んで見えることがありました。しかし、今回LサイズのXREAL One Proを試したところ、まるでオーダーメイドかのように隅々まで文字がクッキリと見え、思わず声が出そうになるほどの感動を覚えました 。これこそが「Pro」の名にふさわしい進化であり、最高の視聴体験を得るための大きなアドバンテージだと断言できます 。なお、視力矯正が必要な場合、度付きレンズはXREAL Oneと互換性がないため、XREAL One Pro専用のものを用意する必要がある点には注意が必要です 。

XREAL One Proの付属品

  • グラス本体
  • レンズフレーム(度数なし)
  • C-Cケーブル
  • ノーズパッド(S/M/L)
  • クリーニングクロス
  • トラベルケース
  • ユーザーマニュアル

まとめ:デザインと装着感

  • デザイン:XREAL Oneから大きく進化した新光学エンジン「X Prism」により、より薄く、洗練された外観を実現 。
  • 装着感:重量はわずかに増えたものの、巧みな重量配分で長時間でも疲れにくい快適な装着感 。
  • フィット感:物理的な2サイズ展開のIPD調整により、多くのユーザーに最適な視聴体験を提供し、映像のぼやけを解消 。
  • 快適性:長時間の使用でも発熱は気にならず、鼻や耳への負担も少ない 。
  • ケーブル:着脱可能なUSB-Cケーブルで、スマートな取り回しが可能 。

ディスプレイと映像品質:XREAL One Pro ~新光学エンジンが魅せる、異次元のリアリティと見え方~

XREAL One Proを装着してゲームをプレイする様子。迫力ある映像が見える。

ここでは、XREAL One Proのディスプレイと、それが生み出す映像品質(見え方)について、前モデルXREAL Oneと比較しながら、その圧倒的な進化をレビューしていきます。Proの名を冠するにふさわしい「見る」体験の神髄に迫ります。

視界いっぱいに広がる世界。57°の広視野角がもたらす衝撃

XREAL One Proを装着して、まず心を奪われたのは、視界いっぱいに広がる映像の大きさです。スペック上は前モデルXREAL Oneの50°から57°へと視野角(FOV)が広がっただけですが、この7°の差は数字以上に大きな感動をもたらしました。 体感では画面が一回りも二回りも大きく感じられ、まるで自分だけのIMAXシアターで映画を鑑賞しているかのような錯覚に陥ります。 実際に『シン・ウルトラマン』を視聴した際、ウルトラマンがスペシウム光線を放つシーンでは、その光が視界の端から端までを埋め尽くし、鳥肌が立つほどの迫力を体験できました。

この恩恵はエンタメだけに留まりません。PCと接続して作業ディスプレイとして使うと、その価値はさらに高まります。XREAL Oneでは「3m先に108インチ」相当だった作業領域が、XREAL One Proでは「128インチ」にまで広がり、首を大きく動かさなくても複数のウィンドウを余裕で並べられるのです。 これまで満足していたXREAL Oneの視野角が、今では少し窮屈に感じてしまうほど、この広大な作業スペースは一度体験すると元には戻れません。

光の反射にさようなら。新光学エンジン「X Prism」の真価

XREAL One Pro 実機で見るX Prism。

XREAL One Proの映像美を支えるもう一つの柱が、新開発の光学エンジン「X Prism」です。 XREAL Oneをはじめとする従来の「Birdbath」光学系では、特に明るい場所で使うと、手元や下からの光がレンズ内側に反射してしまい、没入感を削がれることがありました。 しかし、このXREAL One Proではその弱点が劇的に改善されています。

試しに日中の明るいカフェで使ってみたところ、その差は歴然でした。白いテーブルからの光や、自分のシャツの反射がほとんど気にならず、目の前の映像に完全に集中できたのです。XREAL Oneと並べてスマートフォンのライトを下から当ててみると、Oneにはくっきりと光の反射が見えるのに対し、Proにはそれがほとんど現れませんでした。 この「迷光・反射ゼロ」 を謳う技術は、いつでもどこでも最高の視聴環境を提供してくれるだけでなく、映像が外に漏れにくくなることでプライバシー保護にも繋がる、非常に重要な進化点です。

鮮やかさと精細さのトレードオフ、それでも「Pro」を名乗る理由

XREAL One Pro 実機 本体から見える実際の映像。自然の風景、海と山々が見えている。

これほど広大な視野角を実現した代償として、いくつかのトレードオフが存在することも事実です。XREAL Oneと直接比較すると、輝度がわずかに落ち着き、発色の鮮やかさが少しだけマイルドになったように感じることがあります。 また、画面の四隅に目をやると、ごくわずかな色収差や樽型の歪みを感じることもありました。

しかし、これらの点は「あえて粗探しをすれば」気づくレベルであり、実用上の問題となることはほとんどありませんでした。むしろ、最大輝度は600nitから700nitへと向上しており 、日中の屋外でも映像の視認性は明らかに高まっています。 解像感の低下も指摘されますが、フルHD(1080p)の解像度は維持されており、実際にコーディングや資料作成で細かなテキストを長時間表示させても、文字が潰れることなくくっきりと読むことができました。 広大な視野角と反射のないクリアな映像という大きなメリットを考えれば、これらのトレードオフは十分に許容できる範囲であり、総合的な映像品質は圧倒的に向上していると断言できます。

XREAL One Proのディスプレイ仕様

  • ディスプレイ:ソニー製 次世代0.55インチ マイクロOLED
  • 解像度:400万ピクセル、1080p
  • 最大リフレッシュレート:120 Hz
  • 視野角(FOV):57°
  • 最高輝度:700 ニット
  • 色再現性:ΔE < 3

まとめ:ディスプレイと映像品質

  • 視野角:XREAL Oneの50°から57°へ拡大し、体感できるほどの没入感と作業領域の広がりを実現。
  • 光学エンジン:新開発「X Prism」により、悩ましかった下方からの光の反射を劇的に低減。
  • 輝度と色彩:最大700nitの輝度と高精度な色再現(ΔE < 3)で、明るい場所でも鮮やかな映像を提供。
  • 解像感:広視野角とのトレードオフで若干の解像感低下や歪みはあるものの、テキストも鮮明で実用性は非常に高い。
  • 総合品質:「見る」体験を根本から覆す、まさに「Pro」の名にふさわしい圧倒的な映像クオリティ。

AR機能とトラッキング性能:XREAL One Pro ~X1チップが実現する、滑らかな空間コンピューティング~

XREAL One Proで設定を変更している様子。空間に設定画面が浮き上がっているように見える。

ここでは、XREAL One Proの頭脳である空間コンピューティングプロセッサ「X1チップ」がもたらす、驚くほど滑らかなAR機能とトラッキング性能について、実体験を元に詳しく解説していきます。日常の風景を、一瞬で未来のワークスペースやプライベートシアターに変える魔法の正体に迫ります。

まるで魔法。空間にピタリと固定される「ネイティブ3DoF」の衝撃

XREAL One Proがもたらす体験の中で最も衝撃的なのが、画面を空間にピタリと固定する「ネイティブ3DoF」機能です 。これはグラスに内蔵された「X1チップ」の力によるもので、外部デバイスやアプリを必要とせず、USB-Cケーブルを繋ぐだけで実現します 。実際にベッドに寝転んで天井にスクリーンを固定し、映画を観てみたのですが、少し頭の向きを変えても映像は微動だにしません。まるで本当にそこに巨大なテレビが浮かんでいるかのような完璧な固定精度で、一度体験するとこの機能なしには戻れなくなります 。

この「空間固定モード」は、PC作業でも真価を発揮します。目の前の空間にモニターを固定すれば、楽な姿勢で作業に集中できるため、ノートPCを覗き込むことで起こりがちだった首や肩の疲れから解放されました 。XREAL Oneも同じX1チップを搭載しているため基本的なトラッキング性能は同等ですが、XREAL One Proのより広い視野角が、この固定された大画面をさらに快適で価値あるものに引き上げています。

ストレスゼロの追従性。3msの超低遅延がもたらす快適な「0DoF」体験

空間固定モードと双璧をなすのが、視線の動きに合わせて画面が滑らかに追従する「0DoF(追従モード)」です 。XREAL One Proは、X1チップによって約3msという超低遅延を実現しており、これが驚くほど自然で快適な視覚体験を生み出します 。揺れの大きい新幹線での移動中、このモードで作業をしてみましたが、画面がカクついたり、動きに遅れたりすることが一切なく、全く画面酔いを感じませんでした。

従来のソフトウェア処理では約20〜30msの遅延があったことを考えると、この進化は決定的です 。頭のわずかな動きにもストレスなく追従してくれるため、グラスをかけていることを忘れ、目の前のコンテンツに完全に没入できます。移動中でも、リラックスしている時でも、常に最適な位置に画面を保持してくれるこの機能は、まさにハンズフリーの理想形と言えるでしょう。

生産性を飛躍させる「ワイドスクリーンモード」と6DoFへの拡張性

XREAL One Proでアプリを選択する様子。空間に映像が浮かんでいる。

XREAL One Proは、PC作業の生産性を劇的に向上させる「ワイドスクリーンモード」を搭載しています 。本体の設定から「32:9」の比率を選ぶだけで、目の前に物理モニターでは実現が難しいほどの広大なワークスペースが出現。実際にこのモードで、中央にメインの作業アプリ、左右に参考資料やコミュニケーションツールを並べてみたところ、首を少し動かすだけで情報を瞬時に切り替えられ、作業効率が飛躍的に向上しました 。この体験は、XREAL One Proの57°という広い視野角があってこそ、その真価を最大限に発揮します 。

さらに、別売りのカメラモジュール「XREAL Eye」を装着すれば、デバイスは「6DoF」に対応します 。これにより、自分が空間内を移動することで、固定されたスクリーンに近づいたり遠ざかったりという、より高度なAR体験が可能になります 。ただ、正直なところ、座ったままでのPC作業などではその恩恵は限定的で、カメラ性能もあくまで補助的なものです 。現状では、ほとんどの用途で標準搭載の3DoF機能に大きな満足感を得られるでしょう。

XREAL One Proの主なAR機能・トラッキング性能

  • ネイティブ3DoF:X1チップにより、外部デバイス不要で画面の空間固定が可能
  • 0DoF(追従モード):視線に滑らかに画面が追従し、画面酔いを軽減
  • 超低遅延:約3msのM2P(Motion-to-Photon)レイテンシでストレスフリーな体験を実現
  • ワイドスクリーンモード:21:9や32:9の横長画面を空間に表示し、生産性を向上
  • 6DoFへの拡張性:別売りの「XREAL Eye」を装着することで、空間内での位置移動もトラッキング可能に

まとめ:AR機能とトラッキング性能

  • 空間固定(3DoF):X1チップによる圧倒的な精度で、映像が空間に吸い付くように固定され、没入感が飛躍的に向上。
  • 視線追従(0DoF):3msの超低遅延により、移動中でも画面酔いのない滑らかな追従性を実現。
  • 作業効率:広視野角を活かした「ワイドスクリーンモード」が、PCでのマルチタスクを異次元のレベルに引き上げる。
  • 拡張性:オプションの「XREAL Eye」で6DoFに対応し、より高度なAR体験への扉を開く。
  • 総合性能:日常使いから本格的な作業まで、あらゆるシーンでストレスフリーな空間コンピューティング体験を提供。

オーディオ性能:XREAL One Pro ~Bose監修。映像にふさわしい、没入サウンド~

XREAL One Proの側面、テンプル部分。BOSEのロゴが見えている。

ここでは、XREAL One Proの卓越した映像体験を完成させる「音」の品質に焦点を当てます。世界的な音響ブランドBoseが監修したサウンドシステムが、いかにして映像への没入感を高めているのか、その秘密を紐解いていきましょう。

想像を超える臨場感。Boseチューニングが織りなす空間サウンド

XREAL One Proを装着して、まず驚かされるのはその音の質です。一見すると細身のテンプル(つる)にスピーカーが内蔵されているだけですが、そこから再生されるサウンドは、とてもその小さな筐体から出ているとは思えないほどクリアで、広がりのあるものでした。これは、音響のリーディングブランドであるBoseがチューニングを監修している恩恵に他なりません。

実際にNetflixでSFアクション映画を観てみたところ、その違いは歴然でした。宇宙船が轟音と共に飛び立つシーンでは、オープンイヤー型とは思えない厚みのある低音が響き、キャラクターのセリフはどんな激しい効果音の中でも埋もれることなく明瞭に聞き取れます。まるで目の前に広がる映像のためだけに、専用のサラウンドシステムが構築されたかのような感覚。前モデルのXREAL Oneも十分に高音質でしたが、XREAL One Proのサウンドはさらに洗練され、映像美にふさわしい臨場感を生み出しています。

日常と非日常を繋ぐ、オープンイヤー設計の妙

XREAL One Pro 実機の側面 外観、グラス部分が大きく見えている

XREAL One Proは、耳を塞がないオープンイヤー設計を採用しています。これにより、コンテンツに集中しながらも、周囲の環境音を自然に聞き取ることができます。自宅で作業中に音楽を聴いていても、宅配便のチャイムや家族の呼びかけにすぐに気づけるのは、想像以上に便利でした。まさに、日常と非日常のエンターテインメントをシームレスに繋ぐ設計です。

音楽鑑賞のクオリティも申し分ありません。YOASOBIのライブ映像『“超現実”』を視聴した際には、その場にいるかのような立体的な音響に包まれ、思わず体がリズムを刻んでしまいました。イコライザーなどの細かい音質調整はできませんが、Boseならではの絶妙なバランスチューニングにより、ボーカルの息遣いから楽器の一つ一つの音まで、鮮やかに描き出してくれます。

プライバシーと音漏れ。知っておくべきトレードオフ

オープンイヤー設計の宿命として、音漏れは避けて通れない課題です。XREAL One Proも例外ではなく、静かな図書館や満員の電車など、極端に静かな環境で音量を上げると、隣の人に音が聞こえてしまう可能性はあります。実際にカフェで試した際も、最大音量では周囲への配慮が必要だと感じました。

しかし、これは大きな欠点というよりは、知っておくべきトレードオフと言えるでしょう。指向性の高いスピーカー設計により、通常のリスニング音量であれば、ほとんどの公共の場で問題になることはありません。もし完全なプライバシーを確保したい場合は、お使いのスマートフォンやPCとワイヤレスイヤホンをBluetooth接続すれば簡単に解決します。多くのシーンでは単体で、必要な時だけイヤホンと組み合わせる。この柔軟性が、XREAL One Proのオーディオ体験をより価値あるものにしています。

XREAL One Proのオーディオ仕様

  • スピーカータイプ:オープンイヤー型指向性スピーカー
  • 音響チューニング:Bose監修
  • 音響設計:ARグラス専用音響機構
  • マイク:ノイズ抑制機能付きマイクアレイ

まとめ:オーディオ性能

  • 音質:Bose監修によるクリアで立体感のあるサウンドは、映像体験を格段に向上させる。
  • 臨場感:オープンイヤー型とは思えないほどの厚みのある低音と音の広がりで、映画やライブ映像に深く没入できる。
  • 利便性:周囲の音を聞きながらコンテンツを楽しめるため、様々な生活シーンに自然に溶け込む。
  • 音漏れ:静かな環境では配慮が必要だが、多くの場面では問題ないレベル。プライバシー重視ならイヤホン併用が最適。
  • 総合評価:映像美に見合う高品質なサウンドを単体で実現する、完成度の高いオーディオシステム。

機能と利便性:XREAL One Pro ~日常を快適に変える、細やかな進化~

XREAL One Proの設定画面。多数の設定項目が見えている

ここでは、XREAL One Proが持つ実用的な機能と、日々の「使いやすさ」に直結する利便性について、前モデルXREAL Oneとの比較を交えながら詳しくレビューしていきます。スペックの数字だけでは見えてこない、使う人のことを考え抜いた細やかな進化を紐解いていきましょう。

繋ぐだけですぐに始まる、ストレスフリーなセットアップ

XREAL One Proの最大の魅力の一つは、その圧倒的な手軽さです 。複雑なアプリのインストールやペアリング作業は一切不要 。箱から出して、お使いのノートPCやスマートフォンにUSB-Cケーブルを繋ぐだけで、目の前の空間にスクリーンが浮かび上がります 。この「繋ぐだけ」というシンプルさは、日々の利用のハードルを劇的に下げてくれます。

設定の変更も非常に直感的です 。右のテンプル(つる)に集約された3つのボタン(Xボタン、+/-ボタン、ショートカットボタン)と、空間に表示されるOSDメニューで、明るさや画面モード、後述するレンズの調光などを手元で完結できます 。初めて使った時も、説明書を読まずにチュートリアルに従うだけで、すぐに操作を覚えることができました 。このストレスフリーな体験は、XREAL Oneから続く美点ですが、Proではさらに洗練されています。

あらゆる光を制する「3段階調光」と「新光学エンジン」

XREAL One Proは、前モデルでも好評だった3段階の電子調光機能を継承しています 。これは、ボタン一つでレンズの透過度を「クリアモード」「シェードモード」「シアターモード」に切り替えられる便利な機能です 。実際に晴れた日の屋外で使ってみたのですが、ショートカットボタンを押して「シェードモード」にするだけで、周囲の眩しさが軽減され、画面の文字がくっきりと見えました。また、新幹線での移動中に映画に集中したい時は、「シアターモード」にすることで、自分だけの暗室を作り出すことができました。

さらにXREAL One Proでは、新光学エンジン「X Prism」の採用により、この調光機能の価値がさらに高まっています 。XREAL Oneの「Birdbath」光学系で時に気になった、下方からの光の映り込みが劇的に軽減されたのです 。これにより、どんな照明環境下でも、よりクリアな視界でコンテンツに集中できるようになりました。

「自分専用」を実現する、物理IPD調整という大きな進化

XREAL One Proが利便性において遂げた最も大きな進化、それはユーザーの瞳孔間距離(IPD)に合わせて物理的な2サイズ(Mサイズ/Lサイズ)が用意されたことです 。これは、単なるサイズ違いではありません。自分に合わないARグラスでありがちな、映像の端のぼやけや歪みを根本的に解消し、一人ひとりに最高の視聴体験を提供するための重要な進化なのです。

PCとの接続方法と活用術

PCとの接続は、DisplayPort Alternate Modeに対応したUSB-Cポートがあればケーブル1本で完了します。PCからは外部ディスプレイとして認識され、設定を「表示画面を拡張する」にすれば、どこでもデュアルモニター環境を構築可能。「ワイドモード」を使えば、さらに広大な作業領域が手に入り生産性が向上します。対応ポートがないPCでも、HDMI変換アダプターを介して接続できるため、幅広いPCで大画面モニターとして活用できます。

体験を拡張する多彩なアクセサリー

XREAL One Proは単体でも非常に高機能ですが、その真価は多彩なアクセサリーと組み合わせることでさらに引き出されます。

まず、AR体験を格段に向上させるのが「XREAL Beam Pro」です 。これはスマートフォンのようなAndroidデバイスで、XREAL One Proと組み合わせることで、より高度な空間ディスプレイ機能や、スマートフォンのようにアプリをダウンロードして利用することが可能になります 。実際にBeam Proを使うと、iPhoneからワイヤレスで映像を飛ばしたり、空間に固定した画面の周りを自分が歩き回ったりと、まさに次世代の体験ができます。XREAL One Proを最大限に活用したいなら、必須級のアクセサリーと言えるでしょう。

カメラ機能や、より高度なAR体験を求めるなら「XREAL Eye」という選択肢もあります 。これはグラスに装着する小型カメラで、写真や動画の撮影のほか、自分の動きに合わせて映像が追従する「6DoF」機能を追加します 。ただ、正直なところカメラの画質は「ややノイズが多め」で記録程度と考えるのが良く、6DoF機能も現時点ではその効果を実感できるシーンは限定的です 。今後のアプリ拡充に期待したい、玄人向けのアクセサリーという印象です。

そして、日々の使い勝手を向上させるのが「XREAL Hub」や「HDMI変換アダプター」です 。XREAL Hubは、スマートフォンのバッテリー残量を気にせず長時間利用したい場合に、充電しながらグラスを使えるようにしてくれます。また、HDMI変換アダプターがあれば、Nintendo Switchなどのゲーム機も接続可能になり、寝室が瞬時に大画面のゲームシアターに早変わりします。これらのアクセサリーを使い分けることで、XREAL One Proの活用の幅は無限に広がります。

インサートレンズ(度付きレンズ)とメガネでの使用について

視力矯正が必要な場合、XREAL One Proは専用のインサートレンズで対応します。重要な点として、このインサートレンズはXREAL One Pro専用設計であり、XREAL Oneやそれ以前のAirシリーズのものとは互換性がありません 。購入の際は注意が必要です。製品には度なしのレンズフレームが同梱されており 、公式サイトが推奨する「JUN GINZA」などの眼鏡店で、自分に合った度数のレンズを作成できます 。

メガネをかけたままの併用については、XREAL Oneと同様に推奨されていません。レンズ同士が干渉して傷がつく恐れがあるほか、最適な焦点距離が得られず、せっかくの映像品質を損なってしまう可能性があります。快適かつ安全に使用するためにも、視力矯正が必要な方は専用のインサートレンズを用意するのが最善の選択です。

XREAL One Proの主な機能

  • ネイティブ3DoF & 6DoF対応(6DoFは別売りのXREAL Eyeが必要)
  • 3段階電子調光機能(クリア/シェード/シアター)
  • X1空間コンピューティングプロセッサ搭載
  • グラス単体でのOSD(オンスクリーンディスプレイ)設定機能
  • ワイドスクリーンモード(21:9 / 32:9)
  • 2サイズ展開の物理IPD(瞳孔間距離)調整
  • USB-Cによるプラグアンドプレイ接続

まとめ:機能と利便性

  • セットアップ:USB-Cケーブルを接続するだけですぐに使える、究極のプラグアンドプレイ体験。
  • 操作性:グラス本体のボタンとOSDメニューで、アプリ不要の直感的な設定変更が可能。
  • 調光機能:ワンタッチでレンズ濃度を3段階に変更でき、屋内から屋外まであらゆる環境に即座に対応。
  • IPD調整:物理的な2サイズ展開により、ソフトウェア調整だったXREAL Oneから大きく進化し、誰にでも最適な焦点とクリアな視界を提供。
  • 総合的な使いやすさ:日々の利用シーンで「あったらいいな」を形にした、細やかでストレスフリーな機能が満載。

「XREAL One Pro」と「XREAL One」の主な違い

XREAL One Proの上部を真上から見た様子。X1チップのロゴが見える。

XREAL One Proは、高い評価を得たXREAL Oneの上位モデルとして登場しました。両モデルは革新的な「X1チップ」を搭載するなど多くの共通点を持ちますが、ユーザー体験の質を左右するいくつかの重要な違いがあります。ここでは、両者のスペックを比較し、その違いがもたらす価値について詳しく解説します。

視野角(FOV)

  • XREAL One Pro: 57°
  • XREAL One: 50°
  • 違い:(※Proの視野角は劇的に拡大しており、画面サイズが38%アップしたように感じられます。これは、より深い没入感を求めるユーザーにとって最大の魅力の一つです 。)

最高輝度

  • XREAL One Pro: 700 nits
  • XREAL One: 600 nits
  • 違い:(※Proはより明るく、日中の屋外など、明るい環境下での視認性が向上しています 。)

光学エンジン/設計

  • XREAL One Pro: 独自の光学エンジン「X Prism」
  • XREAL One: Birdbath(バードバス)設計
  • 違い:(※光学系の技術が根本的に異なります。Proの「X Prism」は、悩みの種であった下からの光の反射を劇的に軽減し、よりクリアな映像体験と高いプライバシー性能を実現します 。)

ディスプレイ

  • XREAL One Pro: ソニー製 次世代0.55インチ マイクロOLED
  • XREAL One: ソニー製 0.68インチ マイクロOLED
  • 違い:(※Proには、より新しい世代のディスプレイが搭載されています 。)

瞳孔間距離(IPD)調整

  • XREAL One Pro: MとL、物理的な2サイズ展開
  • XREAL One: ソフトウェアによる調整
  • 違い:(※Proの物理的なサイズ選択は、より多くのユーザーに完璧なフィット感と焦点を提供します。ソフトウェア調整で満足できなかったユーザーにとって、これは決定的な改善点です 。)

発売日

  • XREAL One Pro: 2025年7月24日
  • XREAL One: 2025年1月17日
  • 違い:(※XREAL One Proは、Oneの登場から約半年後に発売された、より新しいモデルです 。)

価格

  • XREAL One Pro: 84,980円(税込)
  • XREAL One: 69,980円(税込)
  • 違い:(※約15,000円の価格差があり、XREAL One Proは明確に上位のプレミアムモデルとして位置づけられています 。)

まとめ:XREAL One ProとXREAL Oneの違い

XREAL One ProとXREAL Oneは、どちらも「X1チップ」を心臓部に持つ非常に優れたARグラスですが、その目指す体験には明確な違いがあります。

XREAL OneがARグラスの新しい基準を示したモデルであるとすれば、XREAL One Proは、その基準をさらに引き上げ、最高の視聴体験を追求したモデルです。より広く、よりクリアで、反射のない完璧な映像美と、自分専用に最適化されたフィット感を求めるのであれば、価格差を払ってでもXREAL One Proを選ぶ価値は十分にあります。

一方で、コストを抑えつつ高レベルなAR体験を始めたいユーザーにとっては、XREAL Oneも依然として非常に魅力的な選択肢です。

XREAL One Proのメリット・デメリット

XREAL One Proの表示モード。空間固定モード (3DoF) 。

XREAL One Proは、ARグラス市場において最高峰の体験を提供することを目指したフラッグシップモデルです。その性能は多くの点で他の製品を凌駕しますが、一方で価格や機能面でいくつかのトレードオフも存在します。ここでは、前モデルや競合製品と比較しながら、XREAL One Proの具体的なメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

メリット(長所、利点)

メリット1:業界最高峰の広大な視野角

XREAL One Pro最大のメリットは、57°という圧倒的に広い視野角(FOV)です。これは、前モデルXREAL OneやVITURE Proの視野角(それぞれ50°、46°)を大きく上回り、より深く、迫力のある没入体験を可能にします。この広い視野は、映画鑑賞からPCでのマルチタスク作業まで、あらゆるシーンでその価値を発揮します。

メリット2:外部デバイス不要の高度なAR機能

XREAL One Proは、独自開発の「X1チップ」を搭載しており、外部アクセサリーなしで非常に安定した3DoF(空間固定)機能を実現します。これは、同様の空間表示機能を利用するために「XREAL Beam」という別売りアクセサリーが必要なXREAL Air 2 Proと比較して、非常に大きな利点です。ケーブル一本で、いつでもどこでもすぐに高度なAR体験を始められます。

メリット3:屋外でも鮮明な映像と低反射

新開発の光学エンジン「X Prism」の採用により、下方からの光の映り込みが劇的に軽減されました。これは、従来のBirdbath光学系を採用するXREAL Oneと比べて大きな進化です。さらに、最大輝度も700nitに向上しており、3段階の電子調光機能と合わせることで、日中の明るい屋外でもクリアで鮮やかな映像を楽しめます。

メリット4:自分専用の完璧なフィット感

多くのユーザーにとって最高の快適さを提供するため、XREAL One Proは瞳孔間距離(IPD)に合わせてMとLの2サイズを展開しています。ソフトウェアで調整するXREAL Oneや、そもそも調整機能がないXREAL Air 2 Proと異なり、物理的に自分に合ったサイズを選ぶことで、画面のぼやけや歪みを根本から解消できます。

メリット5:インサートレンズ(度付きレンズ)で視力矯正が可能

XREAL One Pro本体に視度調整ダイヤルはありませんが、視力矯正が必要なユーザーのために専用のインサートレンズが用意されています。日本のパートナーである「JUN GINZA」などで、自身の視力に合わせた度付きレンズを作成し、グラス内側に装着することで、メガネをかけることなく快適にクリアな視界を得ることが可能です。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:競合製品と比べた価格の高さ

XREAL One Proの価格は84,980円と、ARグラス市場の中では最も高価な部類に入ります。優れた性能を持つXREAL One(約69,980円)や、多機能なVITURE Pro(約74,880円)と比較しても価格差は大きく、そのプレミアムな体験には相応のコストが必要となります。

デメリット2:本体に視力補正ダイヤルがない

VITURE ProやVITURE Oneが本体に視力補正用のダイヤル(最大-5.0D)を搭載しているのに対し、XREAL One Proにはその機能がありません。視力矯正が必要なユーザーは、別途専用の度付きレンズを作成・購入する必要があり、追加のコストと手間がかかる点は明確なデメリットです。

デメリット3:わずかに増加した本体重量

XREAL One Proの重量は約87gであり、前モデルのXREAL One(82g)や、競合のXREAL Air 2 Pro(75g)、VITURE Pro(78g)と比較して、最も重くなっています。装着感のバランスは非常に優れていますが、スペック上の数グラムの差を重視するユーザーにとっては、考慮すべき点かもしれません。

デメリット4:メガネの上からの装着は非推奨

メガネをかけたままの装着は「不可能ではない」ものの、グラスとメガネが干渉し、最適な位置で視聴できないため没入感が大きく損なわれます。特にXREAL One Proは光学系の設計上、レンズと目の距離が近いため、メガネとの併用はさらに困難です。快適な利用のためには、専用の度付きインサートレンズの使用が実質的に必須となります。

XREAL One Proのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: ソニー製0.55インチ マイクロOLED、解像度400万ピクセル (1080p)
  • 見え方: 10m先で最大428インチ相当の大画面、最高輝度700ニト、高精度な色再現(ΔE < 3)
  • 調光: 調整可能な3段階のレンズ調光 (シアター、シェード、クリアモード)
  • 視野角: 57°
  • リフレッシュレート: 最大120Hz
  • M2P遅延: 約3ms
  • 表示モード: 追従モード (0DoF)、空間固定モード (3DoF)
  • チップ: 空間コンピューティングプロセッサ「X1」、光学エンジン「X Prism」
  • トラッキング: ネイティブ3DoF (6DoFは別売りのXREAL Eyeが必要)
  • IPD(瞳孔間距離): M (57-66mm) と L (66-75mm) の2サイズ展開
  • オーディオ: Boseが監修したチューニングを施した音響システム
  • 機能: ダイナミックフレーム補間、並列画像補正、ちらつきゼロ、ブレ補正アルゴリズム
  • オプション: XREAL Eye (6DoFトラッキングに必要)
  • 対応デバイス: XREAL Hub、XREAL Beam Proとの互換性あり
  • 筐体: 薄型軽量化されたフレーム、従来比44%軽量な光学エンジン
  • 重量: 約87g
  • 付属品: グラス本体、レンズフレーム、C-Cケーブル、ノーズパッド(3サイズ)、クロス、ケース、説明書

XREAL One Proの評価

XREAL One Pro 実機を手で持っている。

8つの基準で「XREAL One Pro」を5段階で評価してみました。

項目別評価

ディスプレイ(映像品質): ★★★★★
57°の広大な視野角と反射を抑えた「X Prism」光学系は圧巻の一言。XREAL Oneを凌駕する、現時点で最高峰の没入感とクリアな映像を提供してくれます。

デザイン: ★★★★☆
光学系の進化により、従来モデルより薄く洗練された外観を実現。ARグラス特有のゴツさがかなり軽減され、日常使いしやすいデザインに仕上がっています。

装着感: ★★★★★
物理的な2サイズ展開のIPD(瞳孔間距離)調整は、まさに革命的。多くのユーザーに完璧なフィット感と焦点をもたらし、長時間の利用でも疲れにくい快適性を実現しています。

AR機能: ★★★★☆
PC作業の効率を上げるワイドスクリーンモードや、寝ながらコンテンツを楽しめる空間固定など、日常で役立つ機能が満載。単体で高度なAR体験が完結します。

トラッキング性能: ★★★★★
X1チップによる3DoFトラッキングは、驚くほど滑らかで正確です。頭の動きに吸い付くように追従し、画面酔いのないストレスフリーな体験は他の追随を許しません。

オーディオ性能: ★★★★☆
Boseが監修したサウンドは、オープンイヤー型とは思えないクリアさと臨場感。映像体験を一層リッチにしてくれる、質の高い音響システムです。

機能と利便性: ★★★★☆
アプリ不要のプラグアンドプレイ、直感的な本体操作、便利な3段階調光など、日々の使いやすさを追求した機能が充実。細部まで行き届いた配慮が感じられます。

価格: ★★☆☆☆
機能と性能は最高クラスですが、84,980円という価格は大きなハードル。優れた性能を持つXREAL Oneとの価格差を考えると、コストパフォーマンスの面では厳しい評価です。

総評: ★★★★☆

「Pro」の名にふさわしい、圧倒的な映像体験

XREAL One Proは、前モデルXREAL Oneが搭載する革新的な「X1チップ」を継承しつつ、ユーザー体験の核となる「見る」という部分を極限まで磨き上げた、正統進化モデルです。その最大の功績は、新開発の光学エンジン「X Prism」と57°まで拡大された視野角にあります。

この組み合わせが生み出す映像は、まさに圧巻の一言。XREAL Oneで時折気になった下方からの光の反射は劇的に抑制され、どんな環境でもコンテンツへの深い没入を妨げません。そして、視界いっぱいに広がるスクリーンは、PC作業では生産性を飛躍させ、映画鑑賞ではまるで自分だけの映画館にいるかのような贅沢な時間を提供してくれます。これは単なる「携帯モニター」ではなく、まさに「パーソナルシアター」と呼ぶにふさわしい体験です。

すべてのユーザーに最高の快適さを

本製品が「Pro」を名乗るもう一つの大きな理由が、物理的な2サイズ展開によるIPD(瞳孔間距離)調整です。これは単なる快適性の向上に留まりません。XREAL Oneのソフトウェア調整では満足な視界を得られなかった一部のユーザーにとって、これは「使えるか、使えないか」を分ける決定的な進化です。自分に合ったサイズを選ぶことで初めて得られる、画面の隅々までシャープでクリアな視界は、最高の体験のためには妥協できないポイントであることを教えてくれます。

アクセサリーで広がる、無限の可能性

単体でも高機能ですが、アクセサリーと組み合わせることで真価を発揮します。 「XREAL Beam Pro」でワイヤレス化や高度なAR体験を、「HDMIアダプター」でNintendo Switch等のゲーム機を接続し、あらゆるシーンで最高のエンターテイメント環境を構築できます。

購入前の注意点

購入前に最も重要なのは、自身の瞳孔間距離(IPD)を測定し、MかLの適切なサイズを選ぶことです。 また、価格は84,980円と高価であり、視力矯正には過去モデルと互換性のない専用レンズが別途必要になる点も理解しておく必要があります。

どんな人に最適か

ではいったいどんな人にXREAL One Proは最適なのでしょうか?具体的には、最高の映像品質と完璧なフィット感を価格以上に重視する、全てのARグラス経験者やクリエイターに最適です 。日々の作業効率を極限まで高めたい方や、最高の没入感でエンタメを楽しみたい方にとって、この「Pro」モデルは最高の投資となるでしょう 。

まとめ

結論として、XREAL One Proは最高の映像品質と完璧なフィット感を求めるユーザー、仕事道具として最高のポータブル環境を構築したいクリエイターやノマドワーカーにとって、これ以上ない選択肢となるでしょう。価格よりも最高の映像体験を求める人は、この機会にぜひ購入を検討してみてください。

XREAL One Proの価格・購入先

XREAL One Pro 本体 前面 外観。

※価格は2026/01/24に調査したものです。

XREAL JP Shop

84,980円で販売されています。

XREAL JP Shopで「XREAL One Pro」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで84,980円(Mサイズ、Lサイズ・税込)、
  • 楽天市場で84,980円(送料無料)、
  • AliExpressで84,980円、

で販売されています。

Amazonで「XREAL One Pro」をチェックする

楽天市場で「XREAL One Pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「XREAL One Pro」をチェックする

AliExpressで「XREAL One Pro」をチェックする

米国 Amazon.comで「XREAL One Pro」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

XREAL One Proに似た性能をもつARグラス(XRグラス)も販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

XREAL 1S

XREALから発売されたARグラスです。装着することで10m先に385インチ相当の迫力ある映像を楽しめます(2026年1月下旬に発売)。

REAL X1チップ、解像度1920 x 1200 ドットのMicro-OLEDディスプレイ、Sound by Bose採用のデュアルスピーカー、マイクを搭載しています。

また、視野角 52度、3段階の自動調光、3Dスペース(リアルタイム3D化)、ネイティブ3DoF(外部デバイスなし)、「XREAL Neo」(別売・10,000mAhバッテリ)、「XREAL Eye」(別売・6DoF)、Nintendo Switchとの接続(「XREAL Neo」併用でドック不要・「TVモード」出力)に対応。

デュアルスピーカー(指向性)、Sound by Bose、空間サウンド 4.0、マルチマイクアレイ、交換可能なフロントパネル、リフレッシュレート最大90Hz(3Dスペース使用時は30fps制限)、ピーク輝度700nit、3msの低遅延、TÜV Rheinland認証、USB Type-C(DP Alt Mode)、拡張ポート(XREAL Eye接続用)にも対応しています。

✅価格は、楽天市場で67,980円(送料無料)、AliExpressで77,959円、XRAL SHOPで67,980円(税込)、です。

👉関連記事:XREAL 1S 徹底レビュー!One Proとの違い・スペックと欠点を検証

Amazonで「XREAL 1S」をチェックする

XREAL One

XREALから発売されたARグラスです(2025年1月17日発売)。

SONY製 0.68 インチ、解像度1920×1080 Micro-OLEDディスプレイ、XREAL X1 チップ、USB-C (USB 3.1 Gen 2)、空間オーディオに対応したスピーカーを搭載しています。

また、リフレッシュレート 最大120 Hz、視野角50度、単独3DoF、エレクトロクロミック調光、Sound by Bose、Spatial Sound Field 3.0、4つのマイク(ノイズキャンセリング、ビームフォーミング、ステレオ録音)

空間固定機能(PC接続なしのスマホ接続で利用可能)、視線追従、ウルトラワイドモード(265インチ相当)、サイドビュー機能に対応しています。

✅価格は、Amazonで55,980円、楽天市場で55,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで45,980円(中古)、AliExpressで76,056円、です。

👉関連記事:劇的に進化!XREAL Oneを徹底レビュー!Air 2 Proとの違いも比較

Amazonで「XREAL One」をチェックする

VITURE Pro

VITUREから発売されたAR/XRグラスの最新モデルです(2024年5月21日より予約販売開始)。装着することで、135インチ相当のさらに迫力ある映像を楽しめます。

解像度1920 x 1080 ドット(片目あたり)のSony製マイクロOLEDパネル(有機ELディスプレイ)を搭載し、最大輝度4,000nits、コントラスト比100,000:1と大幅に性能が向上しています。また、最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、より滑らかな映像体験を提供。HARMAN AudioEFX 立体音響システム採用の小型スピーカーとマイクを搭載しています。

さらに、HARMAN AudioEFXによる空間オーディオ搭載のステレオスピーカーを搭載(マイクはネックバンド経由で使用可能)。

度数調整ダイヤル(最大-5.00Dまで補正可能)、高速応答性の電子調光フィルム(変色速度0.1秒)、3D動画の視聴(サイド・バイ・サイド形式の3D動画再生に対応)、3DoF(スクリーン固定)、そして「VITURE One ネックバンド」(別売)や「VITURE One モバイルドック」(別売)にも引き続き対応しています。

✅価格は、Amazonで31,999円、楽天市場で35,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで33,980円(中古)、です。

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XREAL Air 2 Pro

XREALから発売されたARグラスです(2023年11月17日 発売)。装着すると、約6メートル先に201インチの巨大スクリーンがあるように見えます。

0.55インチで解像度3840 x 1080 ピクセルのSONYセミコンダクタソリューション社製Micro-OLEDディスプレイ、2つの開放型スピーカー、ノイズキャンセル対応のデュアルマイクを搭載しています。

また、3段階の調光機能、リフレッシュレート 最大120 Hz、第2世代音響システムによる豊かで没入感のある音響体験、USB-Cポート接続、3DoFトラッキング、視野角 46度、最大輝度500nits、新型ゼロプレッシャーノーズパッド、「XREAL Beam」(別売・有線接続)、度付きレンズ(別売)の装着、厚さ19mm(約10%薄型化)、重さ75gの薄型軽量デザイン、アプリ「Nebula」に対応しています。

✅価格は、Amazonで40,480円、楽天市場で27,800円(送料無料・中古)、ヤフーショッピングで28,160円(中古)、です。

👉関連記事:XREAL Air 2 徹底レビュー!初代と何が違う?利点と欠点を評価

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VITURE One

VITUREから発売されたAR/XRグラスです(2023年11月22日に発売)。装着することで120インチ相当の迫力ある映像を楽しめます。

解像度1920 x 1080 ドットの有機ELディスプレイを搭載。HARMAN AudioEFX 立体音響システム採用の小型スピーカー、マイクを搭載しています。

また、度数調整ダイヤル、電子調光フィルム、3D動画の視聴、3DoF(スクリーン固定)、「VITURE One ネックバンド」(別売)、「VITURE One モバイルドック」(別売)に対応しています。

✅価格は、Amazonで29,000円(税込)、楽天市場で37,259円(送料無料)、ヤフーショッピングで29,800円、AliExpressで32,517円、です。

👉関連記事:【VITURE Oneレビュー】XREALを超えるXRグラスの実力を徹底解説!

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

劇的に進化!XREAL Oneを徹底レビュー!Air 2 Proとの違いも比較

XREAL One 本体を手で持つ。背景は黄色。
2025年1月に発売された「XREAL One」は、独自開発の空間コンピューティングチップ「XREAL X1」を搭載し、ARグラスの体験を新たな次元へと引き上げた注目のデバイスです 。

このレビューでは、「XREAL One」が日々のPC作業やエンタメ鑑賞をどれだけ変えるのか、前モデル「XREAL Air 2 Pro」から何が革命的に進化したのか、実際に使い倒して見えた実力を徹底的に解説します。

先に結論からお伝えしましょう

XREAL One の長所 (Pros):

  • 独自開発「XREAL X1」チップによる、外部デバイス不要の快適な3DoF体験
  • 驚くほど滑らかで低遅延なトラッキング性能
  • より広く明るくなった高品質なディスプレイとBoseチューニングの迫力あるサウンド
  • PCの外部モニターとして生産性を向上させる多彩な表示モード

XREAL One の短所 (Cons):

  • 視力矯正には専用のインサートレンズが必須で、追加コストがかかる
  • 2時間を超える長時間の使用では、鼻や肩に疲労を感じることがある
  • 本格的なARコンテンツはまだ少なく、「空間ディスプレイ」としての利用が主軸
  • 有線接続であるため、ケーブルの取り回しに制約がある

総合評価:

「XREAL One」は、PC作業の効率を上げる外部モニターや、場所を選ばないプライベートシアターを求めるユーザーにとって、現状最も完成度の高い選択肢の一つです。特に「XREAL X1」チップがもたらす手軽さと快適さは、これまでのARグラスの常識を覆すほどの価値があります。

この記事で分かること

  1. サングラスのように自然な「XREAL One」の詳しいデザインと装着感
  2. 前モデル「XREAL Air 2 Pro」との具体的な違いと比較
  3. 「XREAL X1」チップがもたらす驚異のトラッキング性能とAR機能の実力
  4. 50度に広がった視野角と、600ニトの輝度がもたらす映像品質
  5. Boseチューニングによるオーディオ性能と実際の聞こえ方
  6. PCやスマートフォン、ゲーム機との具体的な接続方法と利便性
  7. メリット・デメリット、5段階の評価、どんな人に最適なのか
  8. 購入前に知っておくべきアクセサリーやインサートレンズの詳細
  9. 「XREAL One」の全スペック一覧と、各ECサイトでの販売価格

この記事を最後まで読むことで、「XREAL One」が本当に必要なのか、購入すべきかどうか、その答えが明確になるはずです。購入で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→Amazon リンクAliExpress リンク

公式ページ:XREAL One – XREAL JP Shop

デザインと装着感:XREAL One ~日常に溶け込む、未来のスタンダード~

XREAL One 実機 本体 外観 正面で少し斜めに傾いている。

ここでは、ARグラス「XREAL One」のデザインと、長時間利用でも快適さを損なわない装着感について、前モデル「XREAL Air 2 Pro」との比較を交えながら、実際に使って感じたことを詳しくレビューしていきます。

外観:サングラスのように自然、でも未来感も忘れない

初めて「XREAL One」を手に取ったとき、その艶消しのマットな質感とシンプルな形状に「これなら普段使いできる」と直感しました 。前モデルの「XREAL Air 2 Pro」もサングラスのような自然なデザインが好評でしたが、「XREAL One」はそれを踏襲しつつ、黒一辺倒ではないシルバーのアクセントやフレーム下部の赤い「Xボタン」が、ただのガジェットではない洗練された印象を与えてくれます 。

サイズ感は一般的なメガネより二回りほど大きいスポーツサングラスといったところですが、野暮ったさは感じません 。もちろん、真横から見ればプリズム部分が目立ち、未来的なデバイスであることは隠せません 。しかし、カフェで隣の席からじっくり見られるようなシチュエーションは稀でしょう。むしろ、このさりげない未来感が所有欲を満たしてくれます。ただし、レンズと目の間に少し距離があるため、人によっては「レンズが浮いているように見える」と感じるかもしれません 。この点は、慣れや好みによるところが大きいでしょう。

装着感:82gの軽さと絶妙なバランスが生む、驚きのかけ心地

XREAL One 実機を装着して操作している様子。側面が見える。

本体重量82gと聞くと、「XREAL Air 2 Pro」の75gより少し重くなったのか、と感じるかもしれません 。しかし、実際に装着してみると、その数値以上の軽さに驚かされます 。これは、本体にバッテリーを内蔵せず、重心バランスが巧みに調整されているおかげです 。まるで自分の身体の一部かのようにフィットし、2時間の映画をソファでくつろぎながら1本観終えても、首や肩に大きな負担を感じることはありませんでした 。

この快適さを支えているのが、グリップ感のある素材でできた3サイズ(S/M/L)のノーズパッドと、柔軟性に富んだテンプル(つる)です 。顔を少し動かした程度ではズレることもなく、鼻や耳への圧迫感もほとんど感じませんでした 。ただし、3時間を超えるような長時間のゲームプレイでは、さすがに鼻先に重さを感じ、休憩が必要だと感じました。また、短時間の使用でも鼻に跡がつきやすいのは、少し気になるところです。

XREAL One 実機 本体の内側。グラス部分がよく見える。

視力が悪い方は、メガネの上からの装着は難しいため、別途コンタクトレンズか、公式提携店でオーダーメイドのインサートレンズを用意する必要があります 。また、左テンプルから伸びるUSB-Cケーブルは、デバイス接続側が斜めになっており邪魔になりにくい工夫がされていますが、有線である以上、動き回る際には多少の存在感を感じる場面もありました 。

発熱については、X1チップが内蔵されているフレーム上部が長時間使用すると人肌程度に温かくなりますが、装着中にその熱が顔に伝わって不快に感じることはありませんでした 。

XREAL Oneの付属品

  • メガネ本体
  • C-Cケーブル
  • ノーズパッド(S/M/L)
  • クリーニングクロス
  • 保護ケース
  • 取扱説明書

まとめ:デザインと装着感

  • デザイン:前モデルの自然さを継承しつつ、マットな質感とアクセントカラーでよりスタイリッシュな印象に。
  • 軽さ:「XREAL Air 2 Pro」より数値上は重いが、優れた重量バランスにより体感としては非常に軽量で、長時間の使用も苦にならない。
  • フィット感:調整可能なノーズパッドと柔軟なテンプルにより、まるでオーダーメイドのような快適な装着感を実現。
  • 課題:3時間を超える連続使用では疲労感も。 視力矯正にはインサートレンズが別途必要。

ディスプレイと映像品質:XREAL One ~X1チップが描く、かつてない没入体験~

XREAL Oneでスポーツの映像を見ている様子。迫力ある映像。

ここでは、「XREAL One」のディスプレイと、それが映し出す映像品質について、その感動的な見え方をレビューします。独自開発チップ「XREAL X1」が、前モデル「XREAL Air 2 Pro」からどれほどの進化を遂げたのか、具体的な体験を交えてお伝えします。

鮮明さと視野の広がりが両立した、贅沢な映像体験

XREAL One」を装着し、最初に映像を映した瞬間に感じたのは、その圧倒的なクリアさです。ソニー製の0.68インチMicro-OLEDディスプレイが描き出すフルHDの映像は、ピクセルの存在を感じさせないほど精細で、まるで4K映像を見ているかのような錯覚に陥ります。試しに映画『シン・ウルトラマン』を観てみたところ、ウルトラマンを見上げるシーンの臨場感や、目の前で放たれるスペシウム光線の閃光がリアルに伝わってきて、思わず声が出そうになりました。

この感動は、視野角(FOV)が「XREAL Air 2 Pro」の46度から50度へと拡大されたことも大きく影響しています 。たった4度の違いですが、視界に占める映像の割合が増え、より深い没入感を得られるようになりました。さらに、最大輝度も500ニトから600ニトへと向上しており 、3段階の調光機能と組み合わせることで、日中の明るいカフェでも映像が白飛びすることなく、鮮やかな色彩を楽しむことができました。

驚異の安定性!「XREAL X1」チップがもたらすストレスフリーな世界

XREAL OneのX1チップ。背景は黒。

XREAL One」の映像体験を語る上で欠かせないのが、独自開発の空間コンピューティングチップ「XREAL X1」の存在です。前モデルの「XREAL Air 2 Pro」では、画面を空間に固定する3DoF機能を使うために「XREAL Beam」という外部デバイスが必要でしたが、「XREAL One」はグラス単体で、しかも遥かに高性能な3DoFを実現しています 。

この進化は革命的です。PCに接続して作業をしている時、少し頭を動かしただけで画面が追従してくる感覚は「ヌルヌル」という表現がぴったりで、非常に気持ちが良いです。また、最低3msという驚異的な低遅延のおかげで、動きの激しいFPSゲーム『フォートナイト』をプレイしても、操作と画面のラグは全く感じられず、普段使っているゲーミングモニターと遜色ない感覚で勝利を掴むことができました。

ただし、完璧というわけではありません。私の環境では問題ありませんでしたが、人によっては画面の四隅がわずかにぼやけて見えることがあるようです。また、新幹線や地下鉄など、高速で移動する乗り物の中では画面がズレてしまう現象(ドリフト)が起きることがありました。そういった環境では、画面を固定せず、頭の動きに追従させるモードで使うのが良さそうです。

PC作業からエンタメまで。多彩な表示モード

XREAL One ウルトラワイドスクリーンモードで仮想スクリーンを見ている様子。

XREAL One」の魅力は、ただ映像を観るだけにとどまりません。特にPCと接続した際の「ウルトラワイドスクリーンモード」は、まさに生産性を爆上げする秘密兵器です。目の前に32:9の巨大な仮想モニターが出現し、複数の資料やブラウザを左右に並べて作業できるため、まるで司令室にいるような感覚で仕事が捗ります。

もちろん、エンターテインメント体験も格別です。ソファやベッドに寝転がりながら、YouTubeでYOASOBIのライブ映像を観れば、まるで最前列にいるかのような臨場感を味わえます。一方で、文字を読むのがメインとなる電子書籍、特に漫画のようにページめくりが頻繁なコンテンツは、正直なところあまり快適ではありませんでした。用途によって向き不向きがある点は理解しておく必要がありそうです。

XREAL Oneのディスプレイ仕様

  • ディスプレイ: ソニー製 0.68インチ マイクロOLED
  • 解像度: 1920×1080 (フルHD)
  • 視野角(FOV): 50°
  • 最大輝度: 600ニト
  • 最大リフレッシュレート: 120Hz (全モード90Hz)
  • 調光機能: 3段階
  • チップ: XREAL X1 空間コンピューティングチップ

まとめ:ディスプレイと映像品質

  • 鮮やかな映像: ソニー製OLEDと600ニトの高輝度により、精細で色鮮やかな画質を実現。
  • 圧倒的な安定性: 独自開発「XREAL X1」チップにより、ブレや遅延のない滑らかな映像追従が可能になり、ゲームも快適にプレイできる。
  • 広がった視野角: 前モデルより広い50度の視野角で、格段に高い没入感を提供。
  • 多様な表示モード: PC作業の効率を上げるウルトラワイド表示から、リラックスした動画鑑賞まで、様々なシーンに対応する。

AR機能とトラッキング性能:XREAL One ~X1チップが解き放つ、真の空間コンピューティング体験~

XREAL One の空間固定 機能を利用している様子。

ここでは、「XREAL One」がARグラスとしてどれほどの実力を持つのか、その核となるAR機能とトラッキング性能をレビューします。前モデル「XREAL Air 2 Pro」との決定的な違いは、独自開発チップ「XREAL X1」がもたらす圧倒的な快適さにありました。その感動的な体験を、具体的なエピソードを交えてご紹介します。

ネイティブ3DoFという革命、外部デバイスからの解放

XREAL Oneを使って、私が最も革命的だと感じたのは、グラス単体で画面の空間固定(3DoF)が可能になったことです。前モデルのXREAL Air 2 Proでは、この機能を使うために「XREAL Beam」という外部デバイスを別途接続する必要がありました。 しかし、XREAL Oneは独自開発の「XREAL X1チップ」を搭載したことで、その手間から完全に解放されたのです。

実際にPCとUSB-Cケーブル1本で接続するだけで、目の前の空間にピタリと安定したディスプレイが浮かび上がった時の手軽さと感動は忘れられません。「XREAL Beam」の起動を待ったり、充電を気にしたりする必要がなく、使いたい瞬間にすぐ使える。このストレスフリーな体験こそ、XREAL Oneが実現した最大の進化点だと断言できます。

まるで魔法、滑らかに追従するトラッキング性能

XREAL Oneのトラッキング性能は、まさに魔法のようです。頭の動きに画面が追従するモードでは、その動きが驚くほど滑らか。「ヌルヌルついてくる」という表現がぴったりで、一切のストレスを感じません。 これは「改良されたアルゴリズムの安定化」 と、最低3msという驚異的な低遅延の賜物でしょう。

この安定性は、PC作業の効率を劇的に向上させました。首を大きく振っても映像が一切ブレないため、ウルトラワイドモードで表示した複数のウィンドウ間を視線移動する際も、集中力が途切れることはありませんでした。さらに、動きの激しいFPSゲームをプレイしても遅延を全く感じず、普段のモニターと同じ感覚でプレイに没頭できました。 ただし、完璧ではなく、新幹線や地下鉄といった高速で移動する環境では、空間固定した画面がゆっくりとズレる(ドリフト)現象が確認できました。このような場所では、画面を固定せず、頭の動きに追従させるモードで使うのが賢明です。

「空間ディスプレイ」としての実用性とARの未来

XREAL Oneでゲームをプレイしている様子。映像が見える。

現時点での「XREAL One」は、「現実世界にキャラクターが現れる」といった高度なAR体験を提供するデバイスというよりは、「持ち運び可能な超高性能な空間ディスプレイ」と捉えるのが最も実態に近いでしょう。しかし、その実用性は非常に高いです。3DoF機能のおかげで、楽な姿勢でPC作業ができるようになり、長時間のデスクワークで悩みだった首や肩への負担が明らかに軽減されました。

標準では頭の回転のみを検知する3DoFに対応していますが、別売りの「XREAL Eye」を追加することで、空間内の位置移動も検知する6DoFへとアップグレードが可能です。 これにより、将来的にはより高度でインタラクティブなARアプリケーションを楽しめる道が拓かれています。現状の専用アプリ「Nebula」のコンテンツはまだ発展途上な面もありますが、この拡張性には大きな可能性を感じます。

XREAL Oneの主なAR機能・トラッキング性能

  • ネイティブ3DoF: グラス単体で、外部デバイスなしに画面の空間固定が可能
  • 6DoF対応(要追加デバイス): 別売りの「XREAL Eye」を装着することで6DoFに拡張可能
  • XREAL X1チップ: 独自開発の空間コンピューティングチップによる、高性能なトラッキングと低遅延を実現
  • 低遅延トラッキング: 最低3msの遅延で、滑らかな映像追従性を実現
  • 安定化アルゴリズム: 揺れやちらつき、ぼやけを抑える改良されたアルゴリズム
  • 多彩な表示モード: 画面を固定するモード、追従するモード、ウルトラワイドスクリーン、サイドビューなどに対応

まとめ:AR機能とトラッキング性能

  • ネイティブ3DoF: 外部デバイス不要という圧倒的な手軽さで、安定した空間ディスプレイを実現した点が最大の魅力。
  • 優れたトラッキング性能: 「X1チップ」がもたらす滑らかで低遅延な追従性は、PC作業からゲームまであらゆる用途を快適にする。
  • 実用的なAR体験: 現状の主な用途は「空間ディスプレイ」だが、その実用性は非常に高く、特にPC作業の効率を劇的に向上させる。
  • 将来性: 6DoFへの拡張性を秘めており、今後のソフトウェアやコンテンツの進化によって、さらなるAR体験が期待できる。

オーディオ性能:XREAL One ~Boseチューニングが奏でる、耳を塞がない極上サウンド~

XREAL One 実機のスピーカー

ここでは、「XREAL One」のオーディオ性能について、その驚くべき高音質と臨場感をレビューします。映像体験と同じくらい重要な「音」が、前モデル「XREAL Air 2 Pro」からどのように進化したのか。Boseとの共同チューニングがもたらした感動を、具体的な体験とともにお届けします。

Boseとの協業が生んだ、クリアで立体的なサウンド

XREAL One」のオーディオを語る上で最大のトピックは、音響業界のリーディングブランドであるBoseと共同でチューニングを行ったことです 。その実力は、まさに本物でした。テンプル(つる)に内蔵されたスピーカーから流れる音は、驚くほどクリアで立体的。YouTubeでYOASOBIの公式ライブ映像『“超現実”』を視聴した際には、ボーカルの息遣いから会場の歓声までが鮮明に再現され、まるで自分がライブ会場にいるかのような錯覚に陥りました。

この圧倒的な臨場感は、映画鑑賞でさらにその真価を発揮します。TV版『機動戦士ガンダムUC』で、主人公バナージがユニコーンガンダムの前に立つ名シーンを観たときのことです。印象的なBGMの盛り上がりと、キャラクターたちの熱いセリフが、まるでその場で直接聞いているかのように心に響き、何度も観たはずのシーンなのに、新鮮な感動で思わず泣いてしまいました。高音から低音までバランスよく再生してくれますが、音の抜けが良いぶん、音楽制作のように微細な音まで聴き分けたい場合は、別途イヤホンを併用するのが良いでしょう。

オープンイヤー型とは思えない迫力と自然な聴き心地

XREAL Oneのスピーカーは耳を塞がないオープンイヤー型で、ユニークな音響チャンバーデザインが採用されています 。これにより、イヤホンのような圧迫感がなく、周囲の音も自然に聞こえるため、長時間の利用でも快適です。オープンイヤー型のスピーカーは構造上、低音が弱くなりがちですが、「XREAL One」はその常識を覆してくれました。しっかりとした厚みのある低音が感じられ、これには本当に感心しました。

この設計のおかげで、音は耳に直接届くのではなく、まるでその空間で鳴っているかのように自然に広がります。前モデルのXREAL Air 2 Proも「映画館のような音圧」と評されていましたが 、「XREAL One」はそれを超える、よりリアルで迫力のあるサウンド体験を提供してくれます。

音漏れとマイク性能:プライバシーへの配慮と実用性

オープンイヤー型である以上、音漏れは避けられません。実際に、静かな部屋で試すと、ある程度の音漏れは確認できました。測定データによると、「XREAL Air 2 Pro」の9.1dBに対し、「XREAL One」は5.3dBと改善は見られますが、電車内や図書館のような静かな公共の場では、イヤホンを併用するのがマナーでしょう。ただ、少し賑やかなカフェで試したところ、常識的な音量であれば隣の席の人に聞こえる心配はほとんどありませんでした。

また、通話品質も気になるところですが、「XREAL One」は4アレイマイクを搭載しており 、その性能は予想以上でした。実際に何度か通話を試しましたが、相手からは「クリアに聞こえる」と好評で、周囲の雑音もある程度抑制されているようでした。ビデオ会議など、ビジネスシーンでも十分に活用できる実用性を備えています。

XREAL Oneのオーディオ仕様

  • 音響: Sound by Bose カスタマイズ音響
  • スピーカー: 指向性のあるステレオスピーカー
  • プライバシー: ノイズキャンセリング立体音響 3.0
  • マイク: 4アレイマイク配置

まとめ:オーディオ性能

  • 高音質: Boseとの共同チューニングにより、クリアでバランスの取れた、立体的なサウンドを実現。
  • 没入感: 耳を塞がないオープンイヤー設計でありながら、迫力ある低音と作品世界にいるかのような自然な臨場感が味わえる。
  • 音漏れ: 前モデルより改善されているものの、完全ではないため、静かな公共の場ではイヤホンの使用を推奨。
  • マイク性能: 4アレイマイクを搭載し、ビデオ会議などでも実用的なクリアな通話品質を提供。

機能と利便性:XREAL One ~ケーブル1本で完結する、スマートな新体験~

XREAL Oneとスマホを接続している様子。

ここでは、XREAL Oneが持つ多彩な機能と、日々の使い勝手を左右する利便性について、詳しくレビューしていきます。XREAL Air 2 Proから最も大きく進化したのは、そのシンプルさでした。外部デバイスから解放されたことで、未来の体験がより身近になった感動をお伝えします。

ケーブル1本で完結する、究極のシンプルさ

XREAL Oneの最大の魅力は、その究極とも言えるシンプルさにあります。箱から取り出し、付属のUSB-CケーブルをPCやスマートフォンに接続するだけ。特別なアプリのインストールも、複雑なペアリング作業も一切不要で、誰でも直感的に使い始めることができます。この手軽さはXREAL Air 2 Proも同様でしたが、XREAL Oneはそこからさらに大きな一歩を踏み出しました。

その立役者が、独自開発のXREAL X1チップです。前モデルのXREAL Air 2 Proでは、画面を空間に固定したり、ブレを補正したりといった高度な機能を使うにはXREAL Beamという外部デバイスが必須でした。しかし、XREAL Oneはこのチップを搭載したことで、グラス単体でこれらの機能をすべて実現したのです。実際にカフェでノートPCと接続した際、ケーブル1本ですぐに安定したウルトラワイドの作業空間が目の前に現れた時の感動は、まさに革命的でした。もうXREAL Beamを持ち運ぶ必要も、その充電を気にする必要もありません。荷物が一つ減るだけで、これほど身軽で快適になるとは思いませんでした。

あらゆるデバイスと繋がる、広範な互換性

XREAL Oneは、USB-Cによる映像出力(DisplayPort Alternate Mode)に対応した、驚くほど多くのデバイスと接続できます。最新のiPhone 15/16シリーズはもちろん、手持ちのAndroidスマートフォン(Galaxy)と接続してPCのように使える「Samsung DeX」も大画面で快適に操作できました。出先での急な作業も、スマートフォンと「XREAL One」さえあれば、もう怖いものなしです。

自宅では、ポータブルゲーム機のSteam DeckやROG Allyに接続して、迫力の大画面でゲームを楽しむことができます。ただし、Nintendo SwitchやPS5といった家庭用ゲーム機との接続には、別途「XREAL Hub」やHDMI変換アダプタが必要になる点は注意が必要です。また、あくまで有線接続であるため、ケーブルの存在が少し気になる場面があったことも正直にお伝えしておきます。

作業の効率を上げる、手軽なPC接続方法

XREAL OneとのPC接続は、驚くほど簡単です。映像出力に対応したUSB Type-C(DisplayPort Alternate Mode)ポートを搭載したノートPCなら、付属のケーブル1本で接続は完了。実際に試してみると、特別なドライバーのインストールも不要で、PCが「XREAL One」を自動で認識し、まさにプラグアンドプレイですぐに画面が映し出されました。PCのディスプレイ設定で「表示画面を拡張する」を選ぶだけで、あっという間にデュアルモニター環境が手に入り、その手軽さに感動しました。デスクトップPCなどで対応ポートがない場合でも、電源供給が可能なHDMI変換アダプターを別途用意すれば接続可能です。グラス本体のボタンで表示モードを切り替えられるため、PC側での複雑な設定がほとんど不要な点も、日常的に使う上で非常に便利だと感じています。

日々の使い勝手を支える、細やかな機能

日々の使い勝手を支える細やかな機能も充実しています。グラス右側のテンプルに配置された3つの物理ボタンは、装着したままでも直感的に操作でき、表示モードの切り替えや明るさ調整がスムーズに行えます。XREAL Air 2 Proから継承された3段階の電子調光機能も非常に便利で、ボタンをワンタッチするだけでレンズの透過度を変更できるため、日差しの強い屋外から薄暗い寝室まで、あらゆる環境で最適な視認性を確保してくれました。

視力補正については、従来通り別途インサートレンズが必要ですが、ここで一つ重要な注意点があります。XREAL AirAir 2シリーズ用とは互換性がなく、新たにXREAL One専用のものを購入する必要があるのです。一方で、新たにソフトウェアによるIPD(瞳孔間距離)調整機能が搭載されたのは嬉しい進化点です。これにより、より多くの人が自分の目に合わせてピントを最適化でき、クリアな映像を楽しめるようになりました。

クリアな視界の鍵、専用インサートレンズ(度付きレンズ)

XREAL One本体には視力補正機能が内蔵されていないため、メガネを常用している私のようなユーザーにとって、クリアな映像体験を得るためには専用のインサートレンズが不可欠です。実際にメガネの上から無理に装着することはできず、快適な利用のためには必須のアクセサリーと言えるでしょう。

レンズの作成は、公式パートナーである「JUN GINZA」で可能です。単に度数を合わせるだけでなく、画面に集中したい方向けの「単焦点レンズ」や、手元のスマートフォンと画面を交互に見る使い方を助ける「サポートレンズ」、さらには「遠近両用」まで、利用シーンに合わせて最適なレンズを選べるのが大きな魅力です。注文には眼鏡処方箋が必要なので、事前に眼科などで準備しておきましょう。費用はレンズの種類により8,000円台からと、本体とは別にかかりますが、その価値は十分にあります。最も重要な点として、旧モデルのインサートレンズとの互換性はないため、注意が必要です。

体験を深化させる、多彩な専用アクセサリー

XREAL One アクセサリー XREAL Hub

XREAL Oneは単体でも十分に高機能ですが、多彩なアクセサリーを組み合わせることで、その可能性はさらに大きく広がります。特に注目すべきは、6DoFを実現するXREAL Eyeです。これを装着するだけで、頭の回転だけでなく空間内の移動も検知できるようになり、仮想ディスプレイを好きな距離に配置したり、空間を歩き回ったりといった、より高度なAR体験が可能になります。

また、PS5やNintendo Switchといった家庭用ゲーム機と接続するためのXREAL Hubも用意されています。これらのアクセサリーを活用することで、映像鑑賞やPC作業といった日常的な使い方から、より没入感のあるゲーム体験、さらにはクリエイティブな用途まで、自分のスタイルに合わせて機能をカスタマイズできるのが大きな魅力だと感じました。

XREAL Oneの主な機能

  • ネイティブ3DoF: グラス単体で画面の空間固定、ブレ補正、追従モードの切り替えが可能
  • 多彩な表示モード: ウルトラワイドスクリーン(32:9)、サイドビューモードなどに対応
  • 3段階電子調光: 周囲の明るさに合わせてレンズの透過度を調整可能
  • ソフトウェアIPD調整: ユーザーの瞳孔間距離に合わせて表示を最適化
  • 幅広いデバイス互換性: USB-Cビデオ出力に対応したスマートフォン、PC、ゲーム機と接続可能
  • バッテリーレス設計: 接続デバイスからの給電で動作し、本体の充電は不要

まとめ:機能と利便性

  • 究極のシンプルさ: 外部デバイス不要で高度な機能を使える、ケーブル1本で完結する圧倒的な手軽さ。
  • 広範な互換性: 最新スマートフォンからPCまで多様なデバイスと接続でき、特にPCとは手軽に連携可能。
  • 直感的な操作性: 物理ボタンと便利な電子調光機能により、どんな環境でもストレスなく使用できる。
  • クリアな視界の確保:メガネ常用者には専用インサートレンズが必須で、旧モデルとの互換性はない点に注意が必要 。
  • 体験の拡張性:別売りの「XREAL Eye」で6DoFへ、「XREAL Hub」で家庭用ゲーム機へと、用途に応じて機能を拡張できる 。

「XREAL One」と「XREAL Air 2 Pro」の主な違い

XREAL One 実機の外観。正面から左側面がよく見える。

XREAL社が展開するARグラス「XREAL One」と「XREAL Air 2 Pro」は、一見すると似ていますが、その中身、特にコアとなる技術とそれによってもたらされる体験には大きな違いがあります。ここでは、両モデルの主な違いを比較します。

チップと空間機能(3DoF)

  • XREAL Air 2 Pro: 独自の空間コンピューティングチップは非搭載。3DoF機能(画面の空間固定など)を利用するには、別途「XREAL Beam」などの外部デバイスが必要です。
  • XREAL One: 独自開発の「XREAL X1」チップを搭載。これにより、グラス単体で3DoF機能が利用できる「ネイティブ3DoF」に対応しています。
  • 違い:これが両モデルの最も決定的な違いです。「XREAL One」は外部デバイスなしで高度な機能を使えるため、利便性と手軽さが格段に向上しています。

ディスプレイ性能

  • XREAL Air 2 Pro: 視野角46°、最大輝度500nits、0.55インチディスプレイ。
  • XREAL One: 視野角50°、最大輝度600nits、0.68インチディスプレイ。
  • 違い:「XREAL One」は、より広く、より明るいディスプレイを搭載しており、一層没入感のある映像体験が可能です。

低遅延

  • XREAL Air 2 Pro: 遅延に関する具体的な数値の公開はありません。
  • XREAL One: 「XREAL X1」チップにより、最低3msの低遅延を実現しています。
  • 違い:「XREAL One」は、ゲームや動画視聴において、映像と操作のズレが少なく、よりスムーズな体験が期待できます。

オーディオ

  • XREAL Air 2 Pro: 第2世代サウンドシステムを搭載しています。
  • XREAL One: 世界的な音響ブランドであるBoseと共同でチューニングされています。
  • 違い:「XREAL One」は、よりクリアで繊細、立体的なサウンドを目指して設計されており、音質面での向上が図られています。

重量

  • XREAL Air 2 Pro: 約75g。
  • XREAL One: 約82g。
  • 違い:「XREAL X1」チップなどを内蔵したことで、「XREAL One」のほうがわずかに重くなっています。

価格(発売時)

  • XREAL Air 2 Pro: 61,980円(税込)。
  • XREAL One: 69,980円(税込)。
  • 違い:高性能なチップの搭載やディスプレイの大型化などを反映し、「XREAL One」の方が高価な設定になっています。

まとめ:「XREAL One」と「XREAL Air 2 Pro」の違い

「XREAL One」と「XREAL Air 2 Pro」の最大の違いは、独自開発の空間コンピューティングチップ「XREAL X1」の有無に集約されます。これにより、「XREAL One」は外部デバイスなしで画面の空間固定といった高度な機能を単体で実現し、利便性を飛躍的に高めました。

加えて、より広く明るいディスプレイ、Boseチューニングのオーディオ、低遅延といった点で、「XREAL Air 2 Pro」から着実な進化を遂げています。一方で、「XREAL Air 2 Pro」は、より軽量で安価であり、外部デバイスと組み合わせることで十分に高機能な体験が可能な、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。

XREAL Oneのメリット・デメリット:スマートな体験の裏にある注意点

XREAL Oneの後方から見た様子。全体の外観が見える。

XREAL Oneは、独自開発の「XREAL X1」チップを搭載し、これまでのARグラス体験を大きく向上させた魅力的なデバイスです 。特に、外部デバイスなしで高度な機能を実現した点は大きな進化と言えるでしょう。しかし、その一方で、購入前に知っておくべきデメリットも存在します。ここでは、実際に使って感じた光と影の部分を詳しく解説します。

メリット(長所、欠点)

メリット1:外部デバイス不要の快適な3DoF体験

最大のメリットは、グラス単体で画面の空間固定(ネイティブ3DoF)が可能になったことです 。前モデルの「XREAL Air 2 Pro」では、同様の体験をするために「XREAL Beam」という外部デバイスが必須でした 。しかし「XREAL One」は「XREAL X1」チップを搭載したことで、ケーブル1本でPCやスマートフォンに接続するだけで、遅延の少ない滑らかな画面固定やブレ補正機能を利用できます 。この手軽さは革命的で、日常的に使う上でのハードルを劇的に下げてくれました。

メリット2:高品質な映像とBoseチューニングのサウンド

映像と音響の質も格段に向上しています。視野角は「XREAL Air 2 Pro」の46度から50度へと広がり、より没入感のある映像を楽しめます 。ソニー製のマイクロOLEDディスプレイは精細で、最大600ニトの輝度と3段階の調光機能により、明るい屋外でもクリアな視認性を確保します 。また、Boseとの共同チューニングによって実現したサウンドは、耳を塞がないオープンイヤー型にも関わらず、クリアで立体感があり、映画や音楽への没入感を一層深めてくれました 。

メリット3:PC作業の効率を上げるウルトラワイド表示

PCの外部モニターとしての実用性が飛躍的に向上した点も大きな魅力です 。特に32:9のウルトラワイドスクリーンモードは、物理的なモニターを置くスペースがない場所でも、広大な作業領域を確保できます 。実際にカフェでノートPCと接続し、複数の資料を左右に並べて作業した際には、その効率の良さに感動しました。まさに持ち運び可能な高性能モニターとして、場所を選ばずに生産性を高めることができます。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:視力矯正には専用インサートレンズが必須

一方で、最も注意が必要なのが視力矯正です。「XREAL One」本体に視度調整機能はなく、普段メガネをかけている人がクリアな視界を得るには、専用のインサートレンズ(度付きレンズ)を別途購入しなければなりません 。

メガネの上から装着することも不可能ではありませんが、焦点が合わず快適な視聴は望めないため、推奨されていません 。また、このインサートレンズは旧モデルとの互換性がないため、買い替えユーザーも新たに作成する必要があり、追加のコストと手間がかかります 。

デメリット2:長時間の使用による身体的な疲労感

本体重量は82gと軽量ですが、長時間の使用は身体的な疲労につながる可能性があります 。特に2時間を超える映画鑑賞やゲームプレイでは、鼻にかかる重さや、そこからくる首や肩への負担を感じることがありました 。軽量とはいえ、一般的なメガネとは異なる重量バランスのため、こまめな休憩を挟むなどの工夫が必要だと感じました。

デメリット3:視野角の限界と一部の光の反射

映像体験は素晴らしいものの、いくつかの課題も残っています。視野角は広がったとはいえ、「もっと広ければ」と感じる場面もあり、特にPC作業では表示領域の広さが物足りなく感じることもありました 。また、構造上、レンズの下方向から室内の照明や手元の光が反射して視界に入り込むことがあり、コンテンツへの集中を妨げられるケースがありました 。

XREAL Oneのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: SONY製 0.68インチ Micro-OLED (片目1920×1080)
  • 見え方: 4m〜10m先に最大367インチ相当のスクリーンを投影
  • 調光: 3段階のエレクトロクロミック調光
  • 視野角: 50度
  • リフレッシュレート: 最大120Hz (全モードで90Hzに対応)
  • 遅延: 最低3msの低遅延 (Motion to Photon)
  • 表示モード: 空間固定 (Body Anchor)、追跡 (Smooth Follow)、ワイドスクリーン、サイドビュー
  • チップ: XREAL X1 空間コンピューティングチップ
  • トラッキング: グラス単体でネイティブ3DoFに対応 (XREAL Beam不要)
  • IPD(瞳孔間距離): ソフトウェアによる調整に対応
  • バッテリー: 非搭載 (接続デバイスから給電)
  • インターフェース: USB-C (DisplayPort Alternate Mode対応)
  • センサー: IMU (加速度・ジャイロセンサー)、近接センサー
  • オーディオ: Sound by Bose カスタマイズ音響、ノイズキャンセリング立体音響 3.0
  • マイク: 4アレイマイク配置
  • 操作: Xボタン、プラス/マイナスボタン、クイックボタン(ショートカット)
  • アプリ連携: 専用アプリ不要で主要機能を利用可能 (ファームウェア更新にはXREALUpdaterが必要な場合あり)
  • オプション: XREAL Eye (6DoF対応)、XREAL Hub、度付きインサートレンズ
  • 対応デバイス: DisplayPort Alt Mode対応のスマートフォン(iPhone 15/16シリーズ等)・PC・ゲーム機
  • 筐体: 人間工学に基づいたデザイン
  • サイズ: 151.6×51×167.5 mm (展開時)
  • 重量: 82g (ノーズパッド無し)
  • カラー: ブラック
  • 付属品: C-Cケーブル、ノーズパッド(S/M/L)、クリーニングクロス、保護ケース、取扱説明書

XREAL Oneの評価

XREAL One 実機 本体を収納するケース。

8つの基準で「XREAL One」を5段階で評価してみました。

項目別評価

ディスプレイ(映像品質): ★★★★☆
ソニー製マイクロOLEDが映し出す映像は非常に精細かつ色鮮やかです。視野角が50度へと広がったことで、前モデル以上の没入感を得られました。ただし、一部のユーザーからは画面の端がぼやけるとの指摘もあります。

デザイン: ★★★★☆
ガジェット感を抑えたサングラスのような外観で、日常の風景に自然に溶け込みます。マットな質感とアクセントカラーが、シンプルながらも所有欲を満たすスタイリッシュさを演出しています。

装着感: ★★★★☆
82gと軽量で、重量バランスも巧みに設計されており、短時間であれば着けていることを忘れるほど快適です。しかし、2時間を超えるような長時間の利用では、鼻や肩に疲労を感じることがありました。

AR機能: ★★★☆☆
グラス単体での3DoF(空間固定)表示は非常に実用的で、PCの外部モニターとして活躍します。ただし、本格的なARコンテンツはまだ少なく、現状では「空間に映像を映し出すディスプレイ」としての側面が強いです。

トラッキング性能: ★★★★★
独自開発の「XREAL X1」チップによる追従性能は驚異的です。頭の動きに滑らかかつ低遅延で追従し、外部デバイスなしでこの安定性を実現した点は、他を圧倒する最大の強みと言えます。

オーディオ性能: ★★★★☆
Boseとの共同チューニングにより、クリアで立体感のあるサウンドを実現しています。耳を塞がないオープンイヤー型とは思えない迫力ですが、静かな場所では音漏れへの配慮が必要です。

機能と利便性: ★★★★☆
外部デバイスなしで主要機能が使えるシンプルさは画期的で、非常に便利です。ただし、視力矯正には別途専用のインサートレンズ(度付きレンズ)の購入が必須であり、メガネとの併用が推奨されない点は大きな課題です。

価格: ★★★☆☆
PCモニターの代わりにもなる高機能な空間ディスプレイとして考えれば、コストパフォーマンスは高いと言えます。しかし、インサートレンズ等の追加費用も考慮すると、誰にでも手頃とは言えない価格設定です。

総評: ★★★★☆

X1チップがもたらした革命的な進化

XREAL Oneは、単なる前モデルの改良版ではありません。独自開発の「XREAL X1」チップを搭載したことで、これまでのARグラスが抱えていた「手軽さ」と「性能」のジレンマを解消した、革命的なデバイスです。XREAL Air 2 Proでは外部デバイスが必要だった画面の空間固定(3DoF)やブレ補正といった機能が、グラス単体で、しかも驚くほど滑らかに動作します。この「ケーブル1本で完結する」という体験は、日常的にARグラスを使いたいと思う上で、何よりも価値のある進化だと感じました。

高品質な視聴体験と「空間ディスプレイ」としての完成度

ソニー製マイクロOLEDによる鮮やかな映像と、Boseチューニングによる臨場感あふれるサウンドは、映画鑑賞やゲームプレイといったエンターテインメント体験を格別なものにしてくれます。特にPCの外部モニターとして利用した際の利便性は高く、ウルトラワイド表示を使えば、場所を選ばずに広大な作業スペースを確保できます。XREAL Oneは、現状では「持ち運び可能な超高性能ディスプレイ」として、非常に高い完成度に至っていると言えるでしょう。

購入前の注意点

もちろん、完璧なデバイスではありません。最大の課題は、視力矯正が必要なユーザーにとって、専用インサートレンズの購入が必須である点です。メガネの上からの装着は快適ではなく、旧モデルとの互換性もないため、多くのユーザーにとって追加のコストと手間がかかります。また、長時間の使用による疲労感や、有線接続であるという制約も残されています。

どんな人に最適か

ではどんな人にXREAL Oneは最適だといえるのでしょうか?具体的には場所を選ばずにPC作業の効率を上げたいビジネスパーソンや、移動中や自室で寝転がりながら大画面の映像に没入したいエンタメ好きに最適です 。物理的なモニターを置くスペースがない人にも、最高の視聴体験を提供してくれるでしょう 。

まとめ

XREAL Oneにはまだ課題が残されていますが、優れた映像体験ができる点は非常に魅力的です。ARグラスの入門機として、また生産性を向上させるツールとして、多くの人におすすめできる一台です。今後のソフトウェアアップデートや、「XREAL Eye」による6DoFへの拡張性にも大きな期待が持てます。欠点を許容できるのであればぜひ購入を検討してみてください。

XREAL Oneの価格・購入先

XREAL One 本体 外観 正面の様子。

XREAL One」はXREAL ショップやAmazonなどのECサイトで購入できます。

※価格は2026/01/24に調査したものです。

XREAL JP Shop

62,980円で販売されています。

XREAL JP Shopで「XREAL One」をチェックする

※支払い方法はクレジットカード、Amazon Pay、Apple Payです。

ECサイト

  • Amazonで55,980円、
  • 楽天市場で55,980円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで45,980円(中古)、
  • AliExpressで76,056円、

で販売されています。

Amazonで「XREAL One」をチェックする

楽天市場で「XREAL One」をチェックする

ヤフーショッピングで「XREAL One」をチェックする

AliExpressで「XREAL One」をチェックする

米国 Amazon.comで「XREAL One」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

XREAL One」に似た性能をもつARグラスも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

XREAL 1S

XREALから発売されたARグラスです。装着することで10m先に385インチ相当の迫力ある映像を楽しめます(2026年1月下旬に発売)。

REAL X1チップ、解像度1920 x 1200 ドットのMicro-OLEDディスプレイ、Sound by Bose採用のデュアルスピーカー、マイクを搭載しています。

また、視野角 52度、3段階の自動調光、3Dスペース(リアルタイム3D化)、ネイティブ3DoF(外部デバイスなし)、「XREAL Neo」(別売・10,000mAhバッテリ)、「XREAL Eye」(別売・6DoF)、Nintendo Switchとの接続(「XREAL Neo」併用でドック不要・「TVモード」出力)に対応。

デュアルスピーカー(指向性)、Sound by Bose、空間サウンド 4.0、マルチマイクアレイ、交換可能なフロントパネル、リフレッシュレート最大90Hz(3Dスペース使用時は30fps制限)、ピーク輝度700nit、3msの低遅延、TÜV Rheinland認証、USB Type-C(DP Alt Mode)、拡張ポート(XREAL Eye接続用)にも対応しています。

✅価格は、楽天市場で67,980円(送料無料)、AliExpressで77,959円、XRAL SHOPで67,980円(税込)、です。

👉関連記事:XREAL 1S 徹底レビュー!One Proとの違い・スペックと欠点を検証

Amazonで「XREAL 1S」をチェックする

XREAL One Pro

XREALから発売されたARグラスです。装着することで10m先で最大428インチ相当の大画面を楽しめます(2025年7月24日に発売)。

ソニー製0.55インチ マイクロOLED(解像度400万ピクセル、1080p)、X1チップ、新光学エンジン「X Prism」、Boseが監修したチューニングを施した音響システム(オープンイヤー型指向性スピーカー)を搭載しています。

また、視野角(FOV)57° 、追従モード(0DoF)と空間固定モード(3DoF)、ネイティブ3DoFトラッキング(6DoFは別売りのXREAL Eyeが必要)、ワイドスクリーンモード(21:9 / 32:9) 、グラス単体でのOSD(オンスクリーンディスプレイ)設定機能 に対応。

物理的な2サイズ展開のIPD調整、調整可能な3段階のレンズ調光、最大リフレッシュレート120 Hz、最大700nitの輝度と高精度な色再現(ΔE < 3)にも対応しています。

✅価格は、Amazonで84,980円(Mサイズ、Lサイズ・税込)、楽天市場で84,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで84,980円、です。

👉関連記事:XREAL One Pro 徹底レビュー!One比較で判明した長所と欠点とは?

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XREAL Air 2 Pro

XREALから発売されたARグラスです(2023年11月17日 発売)。装着すると、約6メートル先に201インチの巨大スクリーンがあるように見えます。

0.55インチで解像度3840 x 1080 ピクセルのSONYセミコンダクタソリューション社製Micro-OLEDディスプレイ、2つの開放型スピーカー、ノイズキャンセル対応のデュアルマイクを搭載しています。

また、3段階の調光機能、リフレッシュレート 最大120 Hz、第2世代音響システムによる豊かで没入感のある音響体験、USB-Cポート接続、3DoFトラッキング、視野角 46度、最大輝度500nits、新型ゼロプレッシャーノーズパッド、「XREAL Beam」(別売・有線接続)、度付きレンズ(別売)の装着、厚さ19mm(約10%薄型化)、重さ75gの薄型軽量デザイン、アプリ「Nebula」に対応しています。

✅価格は、Amazonで40,480円、楽天市場で27,800円(送料無料・中古)、ヤフーショッピングで28,160円(中古)、です。

👉関連記事:「XREAL Air 2」が最良の選択か? 最新のAR / VRグラスと徹底 比較!

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VITURE One

VITUREから発売されたAR/XRグラスです(2023年11月22日に発売)。装着することで120インチ相当の迫力ある映像を楽しめます。

解像度1920 x 1080 ドットの有機ELディスプレイを搭載。HARMAN AudioEFX 立体音響システム採用の小型スピーカー、マイクを搭載しています。

また、度数調整ダイヤル、電子調光フィルム、3D動画の視聴、3DoF(スクリーン固定)、「VITURE One ネックバンド」(別売)、「VITURE One モバイルドック」(別売)に対応しています。

✅価格は、Amazonで55,806円(税込)、楽天市場で22,980円(中古Aランク品・送料無料)、ヤフーショッピングで34,789円、です。

👉関連記事:「VITURE One」はXREALよりいい? 話題の人気 ARグラスと徹底 比較!

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その他のおすすめ動画製品は?

その他のおすすめ動画製品は以下のページでまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

「RayNeo Air 2」はXREAL以上か? 最新のARグラスと徹底 比較!

RayNeo Air 2
2024年2月8日に発売されたTCL「RayNeo Air 2」と最新のARグラスを徹底 比較!特徴や価格、できること、機能、スペックの違い、評価を紹介します。

「RayNeo Air 2」の特徴

RayNeo Air 2

RayNeo Air 2」の特徴をまとめてみました。

ソニー超小型有機EL液晶・201インチの巨大スクリーンを表示

RayNeo Air 2」はソニーLow-Power Micro OLED ディスプレイを搭載。コントラスト比100,000:1、輝度600 nitsの鮮やかでメリハリのある高精細な有機EL液晶で、豊かな色再現が可能な108% sRGBにも対応しています。

また、46°のFOV(視野角)で6メートル離れた場所から見て201インチ相当の大型スクリーンを表示することが可能。映画館のような迫力ある映像でゲームや動画を楽しめます。

リフレッシュレート 120MHz・TÜV Rheinlandのアイケア認証

RayNeo Air 2」は最大120Hzのリフレッシュレートに対応。コンソールゲーム用に調整された驚異的な速さと滑らかな映像で、これまで以上にスリリングでシームレスなゲームプレイを体験できます。

また、世界的な認証機関TÜV Rheinlandにより、「TÜV Low Blue Light & Flicker Free & Eye Comfort認証」を取得。ブルーライトを最大限低減する新しい有機素材を採用することで、視覚疲労を効果的に軽減します。

ステレオサウンド・ウィスパーモード

RayNeo Air 2」はグラスのつるの部分にデュアル スーパーリニアスピーカーを搭載。劇場のようなダイナミックで迫力のあるステレオ サウンドを楽しめます。また、ウィスパーモードを搭載。音響位相キャンセル技術で効果的に音漏れを防ぎ、より快適にリスニングできるようにします。

76gの超軽量ボディ・視力矯正レンズ

「RayNeo Air 2」は重さ76gの軽量デザインを採用。9タイプに調整可能なテンプルとノーズパッドで快適に装着できます。また、頭の形状にフィットする設計を採用。肌触りのいい素材を採用し、長時間でも快適に装着できるようになっています。そのほか、磁力着脱式レンズを同梱。眼鏡店への持ち込みで測定・切削が可能で、近視乱視にも対応しています。

公式ページ: RayNeo Air 2 XR スマートグラス

できることを比較

RayNeo Air 2

RayNeo Air 2」と「VITURE One」、「XREAL Air 2」、「Rokid Max」のできることを比較してみました。

「RayNeo Air 2」

「RayNeo Air 2」はスマホ・PC、ゲーム機などと接続して、46°のFOV(視野角)で6メートル離れた場所から201インチ相当の大型スクリーンを表示し、Webサイトの閲覧、動画視聴、ゲームなどを楽しめます。

※DP Altモード対応スマホ、もしくはUSB 3.1 Gen 2 相当のUSB-Cポート搭載デバイスと接続可能です。対応していないスマホは「MiraScreen ポータブル アダプター」(別売)を使用することで接続できます。

「VITURE One」

「VITURE One」はスマホ・PC、ゲーム機などと接続して、120インチ相当の大型スクリーンを表示し、Webサイトの閲覧、動画視聴、ゲームなどを楽しめます。

※DP Altモード対応スマホ、もしくはUSB 3.1 Gen 2 相当のUSB-Cポート搭載デバイスと接続可能です。対応していないデバイスは「HDMI XRアダプター」(別売・iPhone 14およびHDMI機器)を使用することで接続できます。

「XREAL Air 2」

「XREAL Air 2」はスマホ・PC、ゲーム機などと接続して、最大330インチ(XREAL Beamと併用時・Air Casting 使用時は4mで130インチ)相当の大型スクリーンを表示し、Webサイトの閲覧、動画視聴、ゲームなどを楽しめます。

※DP Altモード対応スマホ、もしくはUSB 3.1 Gen 2 相当のUSB-Cポート搭載デバイスと接続可能です。対応していないスマホは「XREAL Beam」(別売)を使用することで接続できます。

「Rokid Max」

「Rokid Max」はスマホ・PC、ゲーム機などと接続して、最大215インチ(6メートル離れた場所から)相当の大型スクリーンを表示し、Webサイトの閲覧、動画視聴、ゲームなどを楽しめます。

※DP Altモード対応スマホ、もしくはUSB 3.1 Gen 2 相当のUSB-Cポート搭載デバイスと接続可能です。対応していないデバイスは「HDMI to USB-C アダプター」(HDMI機器のみ)を使用することで接続できます。

機能を比較

RayNeo Air 2」と「VITURE One」、「XREAL Air 2」、「Rokid Max」の機能を比較してみました。

「RayNeo Air 2」

「RayNeo Air 2」はソニーの Low-Power Micro OLED ディスプレイを搭載し、リフレッシュレート 120MHzやTÜV Rheinlandのアイケア認証に対応しています。また、グラスのつるの部分にデュアル スーパーリニアスピーカーを搭載し、音響位相キャンセル技術で効果的に音漏れを防ぐウィスパーモードを利用できます。

「VITURE One」

「VITURE One」は解像度1920 x 1080 ドットの有機EL ディスプレイを搭載し、60fpsによる繊細で滑らかな映像を再生できます。また、HARMAN AudioEFX 立体音響システム採用の小型スピーカーを搭載し、グラスの透明度を調整する「電子調光フィルム」、3D動画ファイル(SBS形式)の再生にも対応しています。

「XREAL Air 2」

「XREAL Air 2」はソニー製 0.55インチで解像度3840 × 1080 ピクセルのMicro-OLED ディスプレイを搭載し、リフレッシュレート 最大120 Hzに対応しています。また、より豊かで没入感のある音響体験が可能な「第2世代音響システム」、音漏れを防ぐ「指向性サウンド」にも対応しています。

「Rokid Max」

「Rokid Max」は 片目の解像度1920×1080 pxのMicro-OLEDディスプレイを搭載し、リフレッシュレート 75Hzに対応しています。また、HD 指向性スピーカーを搭載し、高音質なサラウンドサウンドを再生できるほか、視度調整(0.00から-6.00Dまで調整可・ピント調整ノブで度数を変更) やノイズキャンセリングマイクにも対応しています。

「RayNeo Air 2」のスペック(仕様)

RayNeo Air 2

  • ディスプレイ Sony Low-Power Micro OLED Display
    ※16:9/輝度600 nits/108% sRGB/コントラスト比100,000:1/TVディストーション1.2 %/TÜV Rheinland ブルーライト低減
  • 解像度 3Dで3840 x 1080 、2Dで1920 x 1080
  • 視野角(FOV)/PPD 46度/49ピクセル
  • 見え方 201インチで6m
  • リフレッシュレート 120MHz
  • 近視・乱視対応 磁力着脱式レンズを同梱(眼鏡店への持ち込みで測定・切削)
  • トラッキング 3DoF
  • IPD(瞳孔間距離) 不明
  • バッテリー 非搭載(接続デバイスから電力を供給)
  • インターフェース USB Type-C with Display Port、付属ケーブル接続端子(マグネット式)
  • センサー 加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー (額部)
  • スピーカー スーパーリニアスピーカー x2
  • オーディオ ステレオサウンド、ウィスパーモード(音響位相キャンセル技術で効果的に音漏れを防ぐ)
  • XRモード スマートフォンをリモコンとして使える/DP出力対応デバイスのみ/アプリはAndroidのみ対応
  • オプション MiraScreen ポータブル アダプター
  • サイズ 使用時:174.1 x 154 x 47.4 mm、折りたたみ時:54.6 x 150.8 x 47.4 mm
  • 重量 76g
  • カラー ブラック
  • 付属品 USB-C to USB-Cケーブル

ディスプレイを比較

RayNeo Air 2

RayNeo Air 2」と「VITURE One」、「XREAL Air 2」、「Rokid Max」のディスプレイを比較してみました。

「RayNeo Air 2」

「RayNeo Air 2」はソニーの Low-Power Micro OLED ディスプレイを搭載。コントラスト比100,000:1、輝度600 nitsの鮮やかでメリハリのある高精細な有機EL液晶で、豊かな色再現が可能な108% sRGBにも対応しています。また、46°のFOV(視野角)で6メートル離れた場所から見て201インチ相当の大型スクリーンを表示することが可能。映画館のような迫力ある映像でゲームや動画を楽しめます。

「VITURE One」

「VITURE One」は解像度1920 x 1080 ドットの有機ELディスプレイを搭載。120インチ相当の大画面で動画やゲーム(Nintendo Switch、Steam Deckなど)を楽しめるほか、人の目の解像度に近いといわれる、PPD(角度あたりの画素密度)55の高精細なフルHD画質に対応しています。

「XREAL Air 2」

「XREAL Air 2」はソニー製 0.55インチで解像度3840 × 1080 ピクセルのMicro-OLED ディスプレイを搭載。最大輝度 500 nits、コントラスト比 100,000:1の明るく高コントラストな液晶で、Gamma 2.2で平均色精度△E2000<3の高性能なカラーキャリブレーションにも対応しています。

「Rokid Max」

「Rokid Max」は片目の解像度1920×1080 pxのMicro-OLEDディスプレイを搭載し、RGBの豊かな色再現や最大輝度600Nitsの明るい映像表示に対応しています。

オーディオ性能を比較

RayNeo Air 2

RayNeo Air 2」と「VITURE One」、「XREAL Air 2」、「Rokid Max」のオーディオ性能を比較してみました。

「RayNeo Air 2」

「RayNeo Air 2」はグラスのつるの部分にデュアル スーパーリニアスピーカーを搭載。劇場のようなダイナミックで迫力のあるサウンドを楽しめます。また、ウィスパーモードを搭載。音響位相キャンセル技術で効果的に音漏れを防ぎ、より快適にリスニングできるようにします。

「VITURE One」

「VITURE One」はHARMAN AudioEFX 立体音響システム採用の小型スピーカーを搭載。音漏れを最小限に抑えながら、立体的で迫力あるサウンドを再生できます。

「XREAL Air 2」

「XREAL Air 2」は第2世代音響システムでより豊かで没入感のある音響体験が可能で、2つの開放型スピーカーと無指向性のデュアルマイクも搭載しています。また、音漏れを防ぐ指向性サウンド デザインを採用しています。

「Rokid Max」

「Rokid Max」は2つのHD 指向性スピーカを搭載し、高音質なサラウンドサウンドを再生できます。また、2つのノイズキャンセリングマイクも搭載しています。

サイズ・重量・カラーを比較

RayNeo Air 2

RayNeo Air 2」と「VITURE One」、「XREAL Air 2」、「Rokid Max」のサイズ・重量・カラーを比較してみました。

「RayNeo Air 2」

「RayNeo Air 2」はサイズ174.1 x 154 x 47.4 mm(使用時)、重さ76gの軽量デザインを採用し、9タイプに調整可能なテンプルとノーズパッドで快適に装着できます。また、ブラック カラーを用意しています。

「VITURE One」

「VITURE One」はサイズ(折畳み時)163.0(L) x 47.7(W) x 53.7(H) (mm) 、重さ78 gの軽量デザインで、ジェットブラック、マットインディゴの2色カラーを用意しています。

「XREAL Air 2」

「XREAL Air 2」はサイズ 148 x 51.4 x 161 mm (使用時)、56.4 x 51.4 x 56.4 mm (収納時)、重さ約72gで、ダークグレー、レッドの2色カラーを用意しています。

「Rokid Max」

「Rokid Max」はサイズ 使用時:W159×D175×H47mm、折り畳み時:W154×D56×H53mm、重さ75gで、スペースブルー カラーを用意しています。

「RayNeo Air 2」の評価

RayNeo Air 2

TCLから発売された「XRスマートグラス」になります。XRはVR(仮想)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などの技術をまとめた総称で、基本的には他のARグラスとほぼ同じです。スマートフォンやタブレットと接続し、現実世界に映し出された仮想の大画面で、動画を視聴したり、ゲームをプレイしたりできます。

画面は最大201インチ相当です。46°の視野角で6メートル離れた場所から見えるようになっていますが、それでもかなり大きいサイズです。ちょうど「Rokid Max」と同じ見え方で、おそらく「VITURE One」やAir Casting 使用時の「XREAL Air 2」より大きく見えると思います。

また、「XREAL Air 2」と同じようにリフレッシュレート 120MHzに対応しているため、動きの激しいゲームでも滑らかに再生できます。この点は「VITURE One」(リフ60Hz)、「Rokid Max」(リフ75Hz)より優れています。

そのほか、デュアル スーパーリニアスピーカーを搭載し、高音質なステレオサウンドを再生できます。音響位相キャンセル技術で効果的に音漏れを防ぐウィスパーモードを利用できるので、音楽や音声はクリアに聞こえます。

なお、「RayNeo Air 2」も他のARグラスと同様にDP Altモード対応スマホ、もしくはUSB 3.1 Gen 2 相当のUSB-Cポートを搭載したデバイスと接続可能ですが、DP Altモードに対応しないスマホでも、「MiraScreen ポータブル アダプター」(別売)を使用することで接続できるようになります。

また、磁力着脱式レンズを同梱し、眼鏡店への持ち込みで測定・切削が可能で、近視乱視にも対応しているというメリットもあります。

ただし、他のARグラスと同様に本体にバッテリーを搭載していないというデメリットがあります。「MiraScreen ポータブル アダプター」(別売)は4500mAhバッテリーを搭載していますが、別途1万5千円ほど費用がかかるので注意が必要です。

RayNeo Air 2」の発売時の価格は、55,883円。

VITURE One」よりも2万円近く安い価格で、しかも、磁力着脱式レンズも同梱されており、非常にお買い得です。最大201インチ相当の大画面で気軽に動画やゲームを楽しめるスマートグラスを探している人におすすめです。

RayNeo Air 2の価格・購入先

RayNeo Air 2

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

Amazonで55,883円、

楽天市場で55,629円(送料無料)、

ヤフーショッピングで78,100円(送料無料)、

AliExpressでUS $340.81 (日本円で約50,892円)、

米国 Amazon.comで$379.00 (日本円で約56,595円)、

で販売されています。

Amazonで「RayNeo Air 2」をチェックする

楽天市場で「RayNeo Air 2」をチェックする

ヤフーショッピングで「RayNeo Air 2」をチェックする

AliExpressで「RayNeo Air 2」をチェックする

米国 Amazon.comで「RayNeo Air 2」をチェックする

他のARグラスと比較

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

スマートグラスはARグラスを選べ! おすすめモデルと選び方を紹介

ARグラス top
「スマホやPCの画面がもっと大きければ…」「自分だけのプライベートシアターが欲しい」と思ったことはありませんか?

そんな願いを叶えてくれるのが、今話題の「ARグラス」です。

メガネのようにかけるだけで、目の前に最大330インチもの大画面が広がり、いつでもどこでも迫力ある映像を楽しめます 。映画や動画はもちろん、PCやゲーム機と接続すれば、これまでにない没入感を存分に味わえます 。

この記事では、そんなARグラス選び方から、今買うべきおすすめの人気モデルまで、全機種を徹底的に比較・解説します。

この記事で分かること

  1. ARグラスの基本的な使い方とメリット・デメリット
  2. 初心者でも分かるARグラスの選び方
  3. 【2025年最新】人気ARグラスのおすすめ全12機種 徹底比較
  4. PCモニター代わりやゲームでの使用感
  5. 視度調整(度数調整)やメガネでの利用方法
  6. VRグラスとの具体的な違い
  7. XREAL、VITUREなど主要メーカーごとの特徴
  8. オプション製品やスマホ・PCとの接続方法

この記事を最後まで読むことで、各モデルの性能や価格、特徴が明確になり、あなたに最適な一台がきっと見つかるはずです。購入で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

ARグラスの3つの特徴と魅力

ここではARグラスの特徴と魅力について紹介します。

ARグラスで気軽にド迫力映像を楽しもう!

スマホやタブレットの画面をもっと大きくしたいと思ったことはありませんか?ARグラスならメガネをかけるのと同じ手軽さで、大迫力の映像を気軽に楽しめます。重さはわずか70~90gで持ち運びも簡単。外出先でも大迫力のシアター映像を存分に楽しめます。

また、パソコンやゲーム機と接続して、動画やゲームを楽しむこともできます。最大130~330インチの大画面なら、いつもよりも格段にリアルで臨場感のある映像を楽しめます。

DP Altモードに非対応でも利用できる

ARグラスと接続するにはDP Altモードに対応したデバイスが必要になりますが、最近ではオプション製品を活用することで、DP Altモードに対応しないデバイスでもARグラスを利用できるようになっています。例えば、「XREAL Air 2」ではオプションで「XREAL Beam」を用意し、DP Altモードに対応しないスマホでも有線/無線で接続できるようになっています。

視度調整でメガネなしでも快適!

ARグラスの中には「視度調整」機能を備えたモデルがあり、ダイヤルを回して自分に合う度数に調整することができます。また、「視度調整」機能がないモデルであっても、ARグラスに直接装着する度付きレンズ(別売)を用意しています。ARグラスなら、近視であっても迫力ある映像を気軽に楽しめます。

ARグラス おすすめ ラインナップ機種を紹介

ここでは、ARグラスのおすすめ モデルを 一覧でまとめて紹介します。リンク先からさらに詳しいスペック情報や機能、性能、価格などが分かるようになっています。

<2026/01/下旬 発売モデル>

XREAL 1S:2Dを3Dへ変換する没入型ARグラス

XREAL 1Sの外観 正面

独自の「X1」チップを搭載し、あらゆる2Dコンテンツをリアルタイムで3D映像に変換できるARグラスです。ソニー製Micro-OLEDディスプレイを採用し、解像度1920×1200の高精細な映像を、10m先に385インチ相当の大画面で投影します。Bose監修のスピーカーや3DoFトラッキングを標準装備し、映画やゲームに深い没入感をもたらします。

XREAL 1Sの詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • 独自のAI処理により、動画やゲームなどの2D映像をグラス単体でリアルタイムに3D化して視聴可能です。
  • 1200pの高解像度と52度の視野角で、最大500インチ相当の仮想スクリーンを表示できます。
  • 環境に合わせてレンズの透過率を調整できる電子調光機能と、Boseと共同開発した高音質オーディオを搭載しています。

スペック> XREAL 1S

  • ディスプレイ(解像度/輝度): 0.68型Micro-OLED / 片目1920×1200(1200P) / 700nit
  • 視野角: 52度(10m先に385インチ相当 / 最大500インチ)
  • トラッキング方式: 3DoF(標準搭載) / 6DoF(別売XREAL Eye接続時に対応)
  • バッテリー駆動時間: 非搭載(接続デバイスまたは別売XREAL Neoからの給電が必要)
  • オーディオ: Sound by Bose / デュアルスピーカー / 4アレイマイク
  • 重量: 約82g(ノーズパッド除く)
  • 接続性: USB Type-C(DisplayPort Alt Mode) / 拡張ポート(Eye接続用)
  • OS / 互換性: USB-C DP Alt Mode対応機器(スマホ、PC等) / Switch(Neo経由)
  • 価格帯: 67,980円(税込)

Amazonで「XREAL 1S」をチェックする

<2025/11/18 発売モデル>

VITURE Luma:120Hz/1200pの映像美と手軽さを両立した軽量XRグラス

独自の光学技術により、146インチ相当の仮想スクリーンを1200pの高解像度と120Hzの滑らかさで投影する、没入型XRグラスです。最大-6.0Dまで調整可能な度数調整ダイヤルや電子調光機能を本体に内蔵し、視力矯正器具なしでもクリアな映像を楽しめます。PCやスマホに接続するだけで、マルチスクリーン環境や鮮明な映像体験を手軽に持ち運ぶことができます。

公式サイトでVITURE Lumaの詳細を確認する

おすすめポイント

  • 1200pの高解像度と120Hzのリフレッシュレートに対応し、エッジのぼやけがない146インチ相当の大画面で、ゲームや映像を驚くほど鮮明に楽しめます。
  • 最大-6.0Dの近視補正機能と電子調光機能を標準搭載しており、追加レンズの購入不要で、ユーザーの視力や環境に合わせて瞬時に調整可能です。
  • 専用アプリ「SpaceWalker」を使用することで、最大3画面のマルチディスプレイや3DoF(頭の動きへの追従)に対応し、生産性の高いワークスペースを構築できます。

スペック> VITURE Luma

  • ディスプレイ(解像度/輝度): Micro-OLED / 1920×1200(1200p) / 120Hz / 高輝度
  • 視野角: 146インチ相当(仮想スクリーンサイズ)
  • トラッキング方式: 3DoF(SpaceWalkerアプリ経由等で対応)
  • バッテリー駆動時間: 非搭載(USB-C接続デバイスからの給電)
  • オーディオ: AAC音響システム / 内蔵スピーカー
  • 重量: 洗練された軽量設計
  • 接続性: USB Type-C(DisplayPort Alt Mode対応)
  • OS / 互換性: macOS / Windows / iOS / Android / Switch(要ドック)
  • 価格帯: 64,880円

Amazonで「VITURE Luma」をチェックする

<2025/7/24 発売>

XREAL One Pro:より広く、鮮明になった次世代ARグラス

XREAL One Pro 本体 前面 外観。

XREAL社の最新ARグラスです。 独自の光学エンジン「X Prism」とソニー製マイクロOLEDを搭載し、従来機より視野角が57°へと拡大しました。 これにより、10m先で最大428インチ相当の大画面を、より鮮明に楽しめます。 また、Boseが監修した音響システムも搭載しています。

XREAL One Proの詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • より広く高画質な映像体験:視野角が57°に広がり、輝度も700ニトに向上したことで、屋外でも迫力ある映像に没入できます。
  • 進化した空間コンピューティング:内蔵チップ「X1」により、ブレの少ない安定した3DoF(空間固定)表示が可能です。
  • 快適な装着感とデザイン:光学エンジンが44%軽量化され、より薄型に。 瞳孔間距離に合わせて2サイズから選べます。

スペック>XREAL One Pro

  • ディスプレイ(解像度/輝度): ソニー製マイクロOLED (1080p / 700ニト)
  • 視野角: 57°
  • トラッキング方式: ネイティブ3DoF (オプションのXREAL Eyeで6DoFに対応)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: Boseが監修したチューニングを施した音響システム
  • 重量: 約87g
  • 接続性: USB Type-C (DisplayPort Alt Mode)
  • OS / 互換性: XREAL Hub、XREAL Beam ProなどUSB-C(DP)対応デバイス
  • 価格帯: 8~9万円台

Amazonで「XREAL One Pro」をチェックする

<2025/4/3 発売>

RayNeo Air 3s:プロ級の画質と目の保護を両立したARグラス

TCL RayNeo社のARグラス。プロのクリエイター向けモニターに匹敵する色精度(ΔE<2)を持つ「HueViewマイクロOLED」を搭載し、6m先に201インチ相当の極めて正確で鮮やかな大画面を映し出します。TÜV SÜD認証のブルーライトカットとちらつき防止機能を備え、目の健康にも配慮。音漏れを最小限に抑える「Whisper Mode 2.0」も搭載し、あらゆるシーンで最高の視聴体験を提供します。

公式ページで詳細を確認する

おすすめポイント

  • クリエイターも満足する卓越した色再現性:色差ΔE<2、DCI-P3カバー率98%というプロ仕様のディスプレイで、映画や写真の制作者が意図した通りの色彩を忠実に楽しめます。
  • 目に優しい視聴体験:TÜV SÜD認証を取得した「OptiCare」技術により、ブルーライトとフリッカー(ちらつき)を大幅にカット。長時間の使用でも目の疲れを軽減します。
  • 用途で選べる多彩なモード:ワンボタンで「ゲーム」「ムービー」「スタンダード」の3つの表示モードを即座に切り替え可能。コンテンツに最適な画質で楽しめます。

スペック>RayNeo Air 3s

  • ディスプレイ(解像度/輝度): HueViewマイクロOLED (1080p / 最大650ニト)
  • 視野角: 非公開
  • トラッキング方式: 非対応 (3DoFなし)
  • 視力補正: 度付きレンズフレーム付属 (レンズは別途作成)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: デュアル対向音響チャンバー (Whisper Mode 2.0搭載)
  • 重量: 約76g
  • 接続性: USB Type-C (DisplayPort Alt Mode)
  • OS / 互換性: DP出力対応のスマホ、PC、ゲーム機 (SwitchはJoyDockが別途必要)
  • 価格帯: 3万円台

Amazonで「RayNeo Air 3s」をチェックする

<2025/1/17 発売>

XREAL One:単体で空間表示を実現した革命的ARグラス

XREAL One

XREAL社が独自開発した空間コンピューティングチップ「X1」を初めて搭載したARグラスです 。これにより、追加のデバイスなしで、頭の動きに合わせて映像が追従・固定される3DoF(空間固定)表示が可能になりました 。ソニー製マイクロOLEDディスプレイを搭載し 、10m先で最大367インチ相当の大画面を、Boseがチューニングした高音質なサウンドと共に楽しめます 。

XREAL Oneの詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • 革新的な空間コンピューティング体験:独自開発の「X1」チップにより、グラス単体でアプリ不要の3DoF(空間固定)表示を実現 。頭を動かしても映像が空間に固定され、自然で快適な操作が可能です。
  • どこでも大画面シアター:最大367インチの仮想スクリーンとBose監修の高音質スピーカーで、自宅や移動中が没入感のあるプライベートシアターになります 。寝ながらの動画鑑賞にも最適です。
  • 生産性の向上:PCや対応スマートフォンに接続すれば、場所を選ばずにウルトラワイドモニター(32:9)での作業が可能 。他人から画面を覗き込まれる心配もなく、セキュリティ面でも安心です。

スペック>XREAL One

  • ディスプレイ(解像度/輝度): ソニー製0.68インチ マイクロOLED (1080p / 600ニト)
  • 視野角: 50°
  • トラッキング方式: ネイティブ3DoF (オプションのXREAL Eyeで6DoFに対応)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: Boseがチューニングしたカスタマイズ音響
  • 重量: 82g (ノーズパッド無し)
  • 接続性: USB Type-C (DisplayPort Alt Mode)
  • OS / 互換性: iPhone 15/16シリーズ、Android(DP出力対応)、PC、Steam Deck等
  • 価格帯: 6万円台

Amazonで「XREAL One」をチェックする

<2024/5/21 発売>

VITURE Pro:驚異の明るさと利便性を両立したARグラス

VITURE社の最新ARグラス。Sony製マイクロOLEDと最大4,000ニトという圧倒的な輝度を誇るディスプレイを搭載し、あらゆる環境で135インチ相当の迫力ある映像を楽しめます。本体に度数調整ダイヤルを内蔵し、多くのメガネユーザーが追加レンズなしで使用可能。音響はHARMAN AudioEFXによる空間オーディオに対応し、高い没入感を提供します。

公式ページで詳細を確認する

おすすめポイント

  • 圧倒的な輝度と画質:最大4,000ニトの輝度と高速応答の電子調光フィルムにより、日中の屋外から暗い室内まで、常に最高のコントラストで鮮明な映像を楽しめます。
  • メガネ不要の視力補正:グラス本体に-5.0Dまでの度数調整ダイヤルを内蔵。多くの近視ユーザーが追加のレンズなしで、クリアな視界を得られます。
  • 高品質な空間オーディオ:音響ブランドHARMANがチューニングした空間オーディオ搭載スピーカーにより、映像と一体化した立体的で臨場感あふれるサウンドを体験できます。

スペック>VITURE Pro

  • ディスプレイ(解像度/輝度): Sony製マイクロOLED (1080p / 4000ニト)
  • 視野角: 46°
  • トラッキング方式: 3DoF(スクリーン固定)
  • 視力補正: 度数調整ダイヤル内蔵 (0.0D ~ -5.0D)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: HARMAN AudioEFX 空間オーディオ
  • 重量: 78g
  • 接続性: マグネット式USB Type-C
  • OS / 互換性: USB-C対応のAndroid端末、PCなど
  • 価格帯: 7万円台

Amazonで「VITURE Pro」をチェックする

<2024/2/8発売モデル>

RayNeo Air 2:音漏れ防止と軽さが魅力のARグラス

TCL RayNeo社のARグラス。装着するだけで6m先に201インチ相当のスクリーンが広がり、ソニー製マイクロOLEDによる鮮やかな映像を楽しめます。最大の特徴は、独自の音響位相キャンセル技術「ウィスパーモード」を搭載している点です。これにより、公共の場でも周囲を気にせず、プライベートな視聴体験に集中できます。

RayNeo Air 2の詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • プライバシーを守る音響技術:「ウィスパーモード」が音漏れを効果的に防ぐため、電車やカフェなど、周りに人がいる環境でも安心して使用できます。
  • 鮮やかで滑らかな映像:ソニー製マイクロOLEDと120Hzの高リフレッシュレートにより、色の再現性が高く、動きの速い映像も滑らかに表示します。
  • クラス最軽量級の快適な装着感:本体重量わずか76gと非常に軽量なため、長時間の映画鑑賞やゲームプレイでも疲れにくいデザインです。

スペック>RayNeo Air 2

  • ディスプレイ(解像度/輝度): Sony製マイクロOLED (1080p / 600ニト)
  • 視野角: 46°
  • トラッキング方式: 3DoF
  • 視力補正: 磁力着脱式レンズフレーム (度付きレンズは眼鏡店で作成)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: デュアルスーパーリニアスピーカー (ウィスパーモード搭載)
  • 重量: 76g
  • 接続性: マグネット式USB Type-C (DisplayPort Alt Mode)
  • OS / 互換性: DP出力対応のスマホ、PC、ゲーム機など
  • 価格帯: 59,980円

Amazonで「RayNeo Air 2」をチェックする

<2023/11/22発売モデル>

VITURE One:利便性と没入感を両立したスタイリッシュARグラス

スマホやPC、ゲーム機と接続して使うARグラス。装着するだけで120インチ相当の迫力あるスクリーンが目の前に現れます。最大の特徴は、本体に度数調整ダイヤルと電子調光フィルムの両方を内蔵している点です。これにより、多くのユーザーが追加のレンズやアクセサリーなしで、あらゆる環境で快適な視聴体験を得られます。音響にはHARMAN AudioEFX立体音響システムを採用し、臨場感も抜群です。

VITURE Oneの詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • 究極の利便性:本体に-5.0Dまでの度数調整ダイヤルと電子調光フィルムを内蔵。追加のレンズや遮光カバーなしで、ピント調整と明るさ調整が完結します。
  • 没入感の高い視聴体験:高コントラストな有機ELディスプレイと、音響ブランドHARMANがチューニングした立体音響システムにより、映画やゲームの世界に深く没入できます。
  • 豊富な拡張性:別売りの「ネックバンド」や「モバイルドック」と組み合わせることで、多様なデバイスとの接続や、単体でのストリーミング再生が可能になります。

スペック>VITURE One

  • ディスプレイ(解像度/輝度): 有機EL (1080p / 1800ニト)
  • 視野角: 43°
  • トラッキング方式: 3DoF(ベータ版)
  • 視力補正: 度数調整ダイヤル内蔵 (0.0D ~ -5.0D)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: HARMAN AudioEFX 立体音響システム
  • 重量: 78g
  • 接続性: マグネット式USB Type-C
  • OS / 互換性: USB-C対応のAndroid端末、PCなど
  • 価格帯: 29,800円(Amazon)

Amazonで「VITURE One」をチェックする

<2023/12/22発売モデル>

Rokid Max:超軽量ボディと視度調整が魅力のARグラス

重さわずか75gという軽量ボディに、便利な視度調整機能を内蔵したARグラス。装着するだけで6m先に最大215インチの巨大スクリーンが広がり、追加のレンズなしで-6.00Dまでの近視ユーザーに対応できます。HD指向性スピーカーを搭載し、別売りの「Rokid Station」と組み合わせればAndroid TVも楽しめます。

公式ページで詳細を確認する

おすすめポイント

  • 幅広いユーザーに対応する視度調整機能:本体のノブで0.00から-6.00Dまでの近視補正が可能。多くのメガネユーザーが追加レンズなしでクリアな映像を楽しめます。
  • 75gの軽量設計で疲労感が少ない:クラス最軽量級の重量により、長時間の映画鑑賞やゲームプレイでも快適な装着感を維持します。
  • Android TVで無限のエンタメ体験:別売りの「Rokid Station」を接続すれば、Google Playストアの豊富なアプリが利用可能になり、単体でストリーミングサービスを無限に楽しめます。

スペック>Rokid Max

  • ディスプレイ(解像度/輝度): Micro-OLED (1080p / 600ニト)
  • 視野角: 最大50度
  • トラッキング方式: 3DoF
  • 視力補正: 度数調整内蔵 (0.00 ~ -6.00D)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: HD指向性スピーカー ×2
  • 重量: 75g
  • 接続性: USB Type-C (DisplayPort Alternate Mode)
  • OS / 互換性: スマホ、タブレット、PC、ゲーム機など
  • 価格帯: 5万円台

Amazonで「Rokid Max」をチェックする

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<2023/11/17発売モデル>

XREAL Air 2 Pro:3段階調光でどんな場面にも対応するARグラス

ワンタッチの3段階調光機能を搭載した、軽量でスタイリッシュなARグラス。SONY製の高精細Micro-OLEDディスプレイを搭載し、6m先で201インチ相当の大画面を鮮やかに映し出します。重さわずか75g、前後均等な重量配分と新型ノーズパッドにより、長時間の使用でも快適。第2世代音響システムが、没入感のあるサウンド体験を提供します。

公式ページで詳細を確認する

おすすめポイント

  • 場所を選ばない3段階調光機能: レンズの透過度を0%、35%、100%の3段階で瞬時に切り替え可能。屋外の明るい場所から室内の暗い環境まで、常に最適なコントラストで映像を楽しめます。
  • 快適性を追求したデザイン: 75gの軽量ボディに加え、1:1の理想的な重量配分と圧力を感じさせない「ゼロプレッシャーノーズパッド」により、長時間の装着でも疲れにくい設計です。
  • 没入感の高いサウンド体験: 第2世代に進化し、豊かになった音響システムを搭載。開放型スピーカーながら、迫力あるサウンドで映像への没入感を高めます。

スペック>XREAL Air 2 Pro

  • ディスプレイ(解像度/輝度): 0.55インチ Micro-OLED (3840 x 1080 / 500ニト)
  • 視野角: 46度
  • トラッキング方式: 3DoF
  • 視力補正: 度付きレンズ(別売)に対応
  • バッテリー駆動時間: Air Castingモードで最大5時間
  • オーディオ: 第2世代音響システム (開放型スピーカーx2)
  • 重量: 約75g
  • 接続性: USB-C
  • OS / 互換性: DP Alt Mode対応のAndroid、USB-Cポート搭載デバイス
  • 価格帯: 5万円台

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<2023/10/16発売モデル>

XREAL Air 2:シリーズ最軽量で快適性を極めたARグラス

日常的な使いやすさと快適性を追求した、シリーズ最軽量のARグラス。重さわずか72gのボディに高精細なMicro-OLEDディスプレイを搭載し、どこでも手軽に大画面の映像体験が可能です。第2世代に進化した音響システムと、掛け心地を重視した筐体設計により、長時間の使用でも快適さが持続します。

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おすすめポイント

  • クラス最軽量の快適性:本体重量わずか72gと非常に軽く、エアクッションノーズパッドや柔軟なテンプル(つる)の採用により、長時間の使用でも疲れにくいデザインです。
  • 高品質な映像とサウンド:SONY製の0.55インチMicro-OLEDディスプレイによる鮮やかな映像と、没入感を高める第2世代音響システムを搭載しています。
  • 手軽な大画面体験:スマートフォン、PC、ゲーム機などに接続するだけで、最大330インチ(XREAL Beam併用時)のスクリーンが目の前に現れ、プライベートシアターとして楽しめます。

スペック>XREAL Air 2

  • ディスプレイ(解像度/輝度): 0.55インチ Micro-OLED (3840 x 1080 / 500ニト)
  • 視野角: 46度
  • トラッキング方式: 3DoF
  • 視力補正: 度付きレンズ(別売)に対応
  • バッテリー駆動時間: Air Castingモードで最大5時間
  • オーディオ: 第2世代音響システム (開放型スピーカーx2)
  • 重量: 約72g
  • 接続性: USB-C
  • OS / 互換性: DP Alt Mode対応のAndroid、USB-Cポート搭載デバイス
  • 価格帯: 3万円台

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<2023/1/31発売モデル>

TCL NXTWEAR S:物理ボタンで直感操作が可能なARグラス

TCL製のメガネ型ARグラス。Sony製Micro-OLEDディスプレイを搭載し、4m先に130インチ相当の大画面を映し出します。本体に音量調整用のホイールと明るさ調整用のスティックボタンを備え、直感的な操作が可能です。メガネの上からでも装着でき、幅広いユーザーが手軽に迫力ある映像を楽しめます。

TCL NXTWEAR Sの詳細を記事で確認する

おすすめポイント

  • 物理ボタンによる直感的な操作性: 本体のツルに音量調整ホイールと明るさ調整ボタンを搭載。再生中のコンテンツから目を離さずに、手元で素早く調整が可能です。
  • メガネをかけたまま使用可能: 視力補正用のフレームが付属するほか、メガネの上からでも装着できるデザインを採用しており、視力や状況に合わせて柔軟に使用できます。
  • プライバシーに配慮したオーディオ: デュアルスピーカーを搭載しつつ、音漏れを抑制するモードを搭載。公共の場でも周囲を気にせずコンテンツに集中できます。

スペック>TCL NXTWEAR S

  • ディスプレイ(解像度/輝度): Sony Micro-OLED Display (2D: 3840 x 1080)
  • 視野角: 45度
  • トラッキング方式: 3DoF
  • 視力補正: メガネの上から使用可、度数調整用フレーム付属
  • バッテリー駆動時間: 非搭載(接続デバイスから給電)
  • オーディオ: デュアルスピーカー (音漏れ抑制モード搭載)
  • 重量: 82g
  • 接続性: USB Type-C (DisplayPort)、マグネット式ケーブル
  • OS / 互換性: DP出力対応のスマホ、PC、ゲーム機など
  • 価格帯: 5万円台

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<2022/8発売モデル>

Rokid Air:視度調整機能で手軽に楽しむARグラス

重さ85gの軽量ボディに、便利な視度調整機能を搭載したメガネ型ARグラス。高コントラストのOLEDディスプレイにより、数メートル先に120インチのスクリーンを鮮やかに映し出します。多くの近視ユーザーが追加のレンズなしで利用できる手軽さに加え、音声操作やスマホを使ったタッチ操作など、直感的なコントロールも可能です。

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おすすめポイント

  • 便利な視度調整機能: 本体に-5.00Dまでの近視に対応したピント調整ノブを搭載。メガネをかけていない方でも、自分の視力に合わせてクリアな映像を楽しめます。
  • 没入感のある映像とサウンド: 100000:1の高コントラスト比を誇るOLEDディスプレイと、HD指向性スピーカーが、臨場感あふれる視聴体験を提供します。
  • 多彩な操作方法: グラス本体への音声操作に加え、接続したスマートフォンをタッチパッドとして利用することができ、直感的でスムーズな操作が可能です。

<スペック>Rokid Air

  • ディスプレイ(解像度/輝度): OLED (1920×1080 / 1800nits)
  • 視野角: 43度
  • トラッキング方式: 不明
  • 視力補正: 度数調整内蔵 (0.00 ~ -5.00D)
  • バッテリー駆動時間: なし (接続デバイスから給電)
  • オーディオ: HD 指向性スピーカー ×2
  • 重量: 85g
  • 接続性: USB Type-C
  • OS / 互換性: スマホ、タブレット、PC、ゲーム機など
  • 価格帯: 3万円台

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<2022/7発売モデル>

XREAL Air:手軽に大画面を持ち運べるARグラスの先駆け

スマホやPCと接続して使う、軽量なメガネ型ARグラス。重さ約79gのスタイリッシュなデザインながら、装着するだけで4m先に130インチ相当の大画面を映し出します。高精細な有機ELディスプレイと豊富なオーディオ機能により、場所を選ばず、動画視聴からゲーム、ブラウジングまで、臨場感あふれる体験を手軽に楽しめます。

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おすすめポイント

  • どこでもプライベートシアター: 130インチの大画面と高コントラストな有機ELディスプレイにより、映画やゲームを圧倒的な迫力で楽しめます。
  • 軽量で快適な装着感: 本体重量約79gと軽量なうえ、3種類のノーズパッドが付属。自分の顔にしっかりフィットさせることができ、長時間の利用でも快適です。
  • MR Spaceで広がる体験: 専用アプリ「Nebula」を使えば、複数のコンテンツを同時に表示する「MR Space機能」が利用でき、単なるミラーリング以上のAR体験が可能です。

スペック>XREAL Air

  • ディスプレイ(解像度/輝度): 有機EL (3840 × 1080 / 400ニト)
  • 視野角: 約46度
  • トラッキング方式: 3DoF
  • 視力補正: 度付きレンズ(別売)に対応
  • バッテリー駆動時間: Air Casting モードで最大5時間
  • オーディオ: 開放型スピーカーx2、ノイズキャンセル対応マイク
  • 重量: 約79g
  • 接続性: USB Type-C
  • OS / 互換性: Android、iOS(要アダプタ)、PC、ゲーム機など
  • 価格帯: 2万円台

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ARグラスの選び方

ここではARグラスの選び方を紹介します。

見え方・視野角をチェック

ARグラスをかけて映像がどのように見えるかは製品によって異なります。現在販売されえいる機種は、映像サイズが約130330インチの範囲で、視野角は4650度ほどです。映像サイズが多きれば大きいほど大画面で迫力ある映像になります。また、視野角が大ききれば大きいほど、見える範囲が広くなり、例えば画面を2つ並べた状態でも見やすくなります。できるだけ映像サイズが大きいもので、視野角が広いものを選びましょう。

リフレッシュレートをチェック

リフレッシュレートの値が高ければ高いほど映像が滑らかに再生できます。現在販売されえいる機種は、リフレッシュレートが60Hz120Hzになっています。ゲームなど動きの激しい映像を頻繁に見る人はできるだけリフレッシュレートの値が高いものを選びましょう。

機能をチェック

機種によって搭載されている機能が異なります。例えば「XREAL Air 2 Pro」は3段階の調光機能を備え、0%、35%、100%の3段階で明るさを調整することができます。また、「Rokid Max」は視度調整(度数調整)機能が搭載されており、0.00から-6.00Dまで調整することができます。高機能であればあるほど価格が高くなるので、自分に必要な機能かどうかをよく考えてから購入しましょう。

スピーカーの音質をチェック

機種によってスピーカーの音質は異なります。例えば「XREAL Air 2」では、2つの開放型スピーカ搭載で、第2世代音響システムに対応し、豊かで没入感のあるサウンドを再生できます。また、「TCL NXTWEAR S」は本体に大型チャンバー採用のデュアルスピーカーを搭載し、心地より重低音のステレオサウンドを再生できます。音質にこだわるのであればできるだけ高音質なスピーカーを搭載している機種を選びましょう。

装着感と重さをチェック

機種によって装着感と重さは異なります。例えば「XREAL Air 2 Pro」は新型ゼロプレッシャーノーズパッドを採用し、ARグラスをかけても快適な装着感を感じられるようになっています。また、製品によって重さも違っています。現在販売されえいる機種は重さが7582gほど。違いはあまりありませんが、できるだけ軽い機種の方が重さを感じず長時間 快適に装着できます。

接続できるデバイスをチェック

ARグラスはスマホやタブレット、パソコン、ゲーム機などと接続できますが、DP Altモードに対応したType-Cポートが必要になるなど、使用するにはある一定の条件があります。DP Altモードに対応していなくても、オプション製品を使えば、有線/無線で接続できますが、購入前にどのデバイス(スマホ、タブレット、PC、ゲーム機)に、どのように(有線か無線か)接続したいのかを確認しておきましょう。

オプション製品をチェック

機種によってオプション製品が異なります。例えば「Rokid Max」にはAndroid TV搭載の「Rokid Station」が用意されています。また、「XREAL Air 2」シリーズにはDP Altモードに対応しないデバイスを有線/無線で接続できるようにする「XREAL Beam」が販売されています。機種によってオプション製品の価格も違ってくるので、事前によく調べておくことをおすすめします。

ARグラス市場を牽引する主要メーカー

AR(拡張現実)グラスは、私たちの働き方やエンターテイメントの楽しみ方を大きく変える可能性を秘めています。ここでは、現在コンシューマー向け市場をリードする代表的なメーカーとその特徴を紹介します。

XREAL (エックスリアル)

「Nreal」から社名を変更し、ARグラス市場を牽引する代表的なメーカー 。日常使いしやすい軽量な「Air」シリーズと、独自開発の空間コンピューティングチップ「X1」を搭載し、グラス単体で3DoF(頭の動きに合わせた表示)を実現した「One」シリーズの2つの主要ラインを展開しています 。音響はBoseが監修するなど 、高品質な製品で人気を集めています。

VITURE (ヴィチュア)

ゲームや映像体験に特化した製品で人気のメーカー。多くのモデルで、追加のレンズを必要としない「度数調整ダイヤル」と、ワンタッチでレンズの透過度を変えられる「電子調光フィルム」を搭載しているのが最大の特徴です 。音響にはHARMAN AudioEFX立体音響システムを採用し 、別売りのネックバンドなど独自のアクセサリーエコシステムも展開しています 。

Rokid (ロキッド)

超軽量設計と優れた利便性で知られるメーカー。75gという軽さの「Rokid Max」などのモデルは、最大-6.00Dまでの近視に対応する度数調整機能を本体に内蔵しています。これにより、多くのユーザーがメガネなしで大画面の映像を楽しめます。別売りの「Rokid Station」を接続すれば、Android TVとして利用でき、エンタメ体験を大幅に拡張できる点も魅力です。

TCL

世界的な大手家電メーカーTCLが展開するARグラスブランド 。傘下の「RayNeo」シリーズでは、音漏れを効果的に抑制する「ウィスパーモード」など、公共の場での利用を意識した独自の機能を搭載しています。最新モデルではプロ級の色精度や目のちらつきを抑えるアイケア技術にも注力。一部モデルでは物理的な音量・輝度調整ボタンを備えるなど、総合電機メーカーならではの使いやすさも追求しています。

ARグラスに関するQ&A

ARグラスに興味はあるけれど、まだ分からないことも多いと感じていませんか?ここでは、ARグラスに関するよくある質問とその答えをまとめました。

ARグラスとVRグラスは見え方が違う?

はい、見え方と体験が根本的に異なります。

ARグラスは、現実世界の風景に映像や情報を重ねて表示します。そのため、グラスをかけたままでも周囲の状況を把握でき、突然の来客などにもすぐに対応することが可能です。

一方、VRグラス(VRヘッドセット)は、視界を完全に覆い、完全に独立した仮想世界を映し出します。これにより、ゲームや映像への高い没入感を得られますが、現実世界からは遮断されます。

ARグラスをモニター代わりにできる?

はい、PCモニターの代わりとして使用できますが、メリットとデメリットがあります。

ARグラスをWindows PCやMacに接続すると、最大で3画面のバーチャルディスプレイを表示でき、大画面で作業できるという利点があります。ディスプレイは高精細なモデルが多く、Officeソフトでの作業やプログラミングも可能です。

しかし、複数の画面を使いこなそうと首を頻繁に動かすと、表示がブレて作業がしにくくなったり、キーボードと画面の間で視線を何度も動かすことで目に大きな疲れを感じたりすることがあります。映画鑑賞のような単一画面での利用には適していますが、マルチモニターでの長時間の作業には注意が必要です。

メガネの上からARグラスをかけられますか?

いいえ、基本的にはメガネの上からARグラスを装着することはできません。ARグラス自体がメガネ(グラス)の形状をしているためです。

しかし、視力が低い方向けの解決策が用意されています。

視度調整(度数調整)機能付きモデル: グラス本体にダイヤルなどがあり、一定の範囲内で近視の度数を調整できます。

度付きレンズフレーム対応モデル: 専用のレンズフレームが付属または別売りされており、眼鏡店で自分に合った度付きレンズを作成して装着できます。

多くのARグラスメーカーがこれらの方法を提供しているため、視力が低い方でも快適に利用することが可能です。

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。