「Super Console X Pro」と人気ミニ ゲーム機を徹底 比較して紹介! 価格、収録ゲーム数、対応エミュレーター、スペックの違いに加えてメリット・デメリットも紹介します。
※2024年から「Super Console X5 Pro」が発売されています。
※2022年11月、「Super Console X2」が発売されました。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「Super Console X Pro」の特徴
2021年1月、レトロゲーム機を製造・販売するKinhank(キンハンク)から「Super Console X Pro」が発売されました。
Android OSとEmuelec OSを搭載したストリーミング メディアプレーヤー兼 ゲーム機です。
Android TV OSで動画配信サービスを視聴したり、Emuelec OSで豊富なレトロゲームをプレイしたりできます。
価格は1万円ほどでリーズナブル。
動画やゲームを思う存分楽しみたいという人におすすめの製品です。早速どんな製品なのか詳しく見ていきましょう。
まさかのTV BOX化! アプリ・ゲームのダウンロードが可能に
「Super Console X Pro」は前モデルからWi-Fi機能と有線LAN機能を搭載していましたが、この度正式にゲームのダウンロードが可能になりました。
しかも、驚くべきことにゲーム用のEmuelec 3.9の他にAndroid 7.1 OSも追加され、TV BOXのようにようにNetflixやYoutubeアプリで動画を視聴したり、Chromeブラウザで検索したり、音楽アプリで曲を再生したりできるようになりました。
Android 7.1側ではおそらくゲームの追加も可能であり、ゲーム機+動画プレイヤーとして幅広く活用できるようになっています。
脅威の5万種ゲーム&50エミュレーターに対応
前モデル「Super Console X」は50エミュレーターに対応し、N64・DC・PSPなどのゲームも遊べるということで世界的なヒットを記録しました。従来の中華ゲーム機とは違い、Amlogic S905プロセッサ搭載で遅延なく動作することも人気を押し上げた理由の一つでしょう。
今回発売された「Super Console X Pro」はプ新たに「Amlogic S905X」プロセッサを搭載し、さらに高速化を図ったスペシャルモデルです。128/256GBストレージに収録された約5万種のゲームと、ダウンロードで追加できるゲームで遊べるゲームも圧倒的に増えています。
メディアプレーヤー機能&4K出力
「Super Console X Pro」はAndroid 7.1 OSを搭載しているため、Amazonプライムビデオ、hulu、Netflixなどのアプリで動画を視聴することができます。また、HDMI出力とAV出力に対応し、4K出力にも対応します。
そのほか、KODI 対応でネットワーク上の動画を共有し、複数デバイスで視聴することもできます。製品にはリモコンも付属するため、操作も簡単です。
公式ページ:Kinhank – Super Console X
対応エミュレーター・収録ゲーム数
「Super Console X Pro」は50種類以上のエミュレーターに対応しています。
対応エミュレーター N64、PSP、DC、GB、GBA、GBC、PS1、SFC、MD、FBA、FC、MAMEなど50種類以上
※前モデル「Super Console X」と大きな違いはありません。上記以外の対応エミュレーターは以下の動画から確認できます。
SUPER CONSOLE X EMULATOR CONSOLE REVIEW PART 1 – YouTube
収録ゲーム数はおよそ50000~80000種類にのぼるといわれています。ただし、販売先によって異なるので注意が必要です。
収録ゲーム数
50000~80000種 ※販売先によって異なります
本体に内蔵されているゲームタイトルはYouTubeで確認することができます。
ゲームリスト(収録ゲームタイトル)
こちらの動画でゲームリスト(収録ゲームタイトル)を確認できます。Super Console X Pro Game List – (256gb Edition) – Overview – YouTube
補足
前モデル「Super Console X」よりも収録ゲーム数が多くなっています。N64、PSP、DCゲームはプロセッサの性能が向上したことでよりスムーズに動作します。ただし、劇的に性能が向上したわけではないので過剰な期待はしない方がいいでしょう。ゲーム機としては前モデル「Super Console X」とほぼ同じ性能です。なお、中華ゲーム機なのでゲームはもちろん海外版です。メニューは日本語化できます。
他のゲーム機と比較
1.「Pandora box 3D mini」
収録ゲーム数 3000種以上 ※販売先によってことなります。
対応エミュレーター PS1,MD,CPS,NES,SFC,NEOGEO,アーケード
※パンドラシリーズの中でも収録ゲーム数が多いモデルです。ゲームは検索も可能です。KOFやストリートファイターなど格闘ゲームが豊富に収録されていますね。比較的 Youtube動画レビューが多いので、やりたいゲームが入っているかどうかも確認しやすいです。
ゲームリスト(収録ゲームタイトル)
こちらの動画で確認できます。Pandora Games 3D – Full Game List Overview – YouTube
2.「Goldensky G6」
収録ゲーム数 インターネットから10,000種以上の2D / 3Dゲームをダウンロード
対応エミュレーター N64、PSP(PPSPP)、DC、FC、SFC、GB、GBA、GBC、MD、PCE、WSC、PS1、FBA、MAME
ゲームリスト(収録ゲームタイトル)
こちらの動画で確認できます。Game Box G6 COMPLETE Gamelist Overview !! – YouTube
3.「3D Pandora Saga Wifi」
収録ゲーム数 内蔵で3000種(microSDカード)、ダウンロードで10,000種類以上 ※ゲームダウンロードの回数は200回まで
対応エミュレーター PSP / WSC / SFC / PCE / N64 / DS / MD / MAME / GBC / GBA / FBA / FC / DC
ゲームリスト(収録ゲームタイトル)
どんなゲームが入っているかはこちらの動画で確認できます。Pandora Saga 3D Full Game List – YouTube
「Super Console X Pro」のスペック
- プロセッサ Amlogic S905X クアッドコア
- CPU ARM Cortex-A53 4コア2.0GHz
- GPU 不明
- RAM(メモリ) 不明
- ストレージ なし
- 外部ストレージ 128G / 256GB TFカード ※ゲーム収録でどちらか一方が付属
- 電源 ACアダプターから給電
- ワイヤレス通信 Wi-Fi
- 有線LAN 対応・利用できます
- アプリの追加 対応・動画や音楽、ブラウザなどのアプリをダウンロードできます
- ゲームのダウンロード 対応・利用できます
- インターフェース USB x2、microSDカードスロット x1、HDMI端子 x1、AV端子 x1、電源ポート、3.5mmイヤホンジャック、有線LAN端子
- 4K出力 対応
- KODI 対応・ネットワーク上で動画を共有・複数デバイスで視聴可能
- リモコン あり・動画視聴用
- ゲームパッド 2つのワイヤレスコントローラーが付属・最大4人でプレイ可能
- 言語 日本語を含む20のマルチ言語に対応
- OS Emuelec 3.9 + Android 7.1
- サイズ 25 x 25 x 5 cm
- 重量 590 g
- カラー グレイ
- 付属品 ワイヤレスコントローラー x2、ACアダプター、HDMIケーブル、メモリーカード、リモコン
「Super Console X Pro」のメリット
「Super Console X Pro」のメリットを紹介します。
50種類以上のエミュレーターに対応
「Super Console X Pro」は50種類以上のエミュレーターに対応し、N64、PSP、DCゲームも遊べるようになっています。
一方、「Pandora box 3D mini」はN64、PSP、DCゲームが遊べません。「Goldensky G6」、「3D Pandora Saga Wifi」はN64、PSP、DCゲームが遊べるようになっています。
Wi-Fiと有線LAN対応・ゲームも追加できる
「Super Console X Pro」はWi-Fi&有線LAN通信に対応し、専用サイトからゲームをダウンロードできるようになっています。
また、microSDカード経由でゲームROMの追加も可能です。パソコンに接続して任意のフォルダに吸い出したゲームのROMを入れるだけなので簡単です。
一方、「Pandora box 3D mini」は通信機能を搭載していないため、ゲームをダウンロードして追加することはできません。「Goldensky G6」と「3D Pandora Saga Wifi」はWi-Fi機能を搭載し、ゲームをダウンロードすることができます。
HDMIとAV端子で映像出力できる
「Super Console X Pro」はHDMIとAV端子を搭載し、テレビやディスプレイに映像出力することができます。
一方、「Pandora box 3D mini」はHDMI&VGA出力に対応、「Goldensky G6」と「3D Pandora Saga Wifi」はHDMI出力に対応しています。
2人対戦プレイ・ゲームパッドも追加できる
「Super Console X Pro」はワイヤレスゲームパッドが2つ付属するため、すぐに2人で対戦プレイできます。また、USBポートが2つあるため、別売のコントローラーを追加して最大4人でプレイすることもできます。
一方、「Pandora box 3D mini」は付属の2つのゲームパッドで対戦プレイが可能です。「Goldensky G6」は付属のゲームパッドが1つ付属し、もう1つのゲームパッドを追加することで対戦プレイが可能です。「3D Pandora Saga Wifi」は属の2つのゲームパッドに加え、さらに2つのゲームパッドを追加することができます。
動画プレイヤーとして使える
「Super Console X Pro」はゲーム用のEmuelec 3.9 OSの他に Android 7.1 OSも利用できるようになっています。Android OS 搭載のTV BOXと同じようにオンラインで動画を視聴することができます。
一方、「Pandora box 3D mini」と「3D Pandora Saga Wifi」はゲームだけしかできません。「Goldensky G6」はメディアプレイヤーとしての機能も搭載しているため、動画を視聴することができます。
「Super Console X Pro」のデメリット
「Super Console X Pro」のデメリットを紹介します。
ゲームの吸い出し機能がない
「Super Console X Pro」には、「レトロフリーク」のようにゲームカセットからROMを吸い出す機能はありません。
その点は「Pandora box 3D mini」、「Goldensky G6」、「3D Pandora Saga Wifi」も同じです。
アーケードスティックで操作できない
「Super Console X Pro」は、「RETRO STATION」(カプコン)、「NEOGEO mini」のようにアーケードスティックが内蔵されていません。
その点は「Pandora box 3D mini」、「Goldensky G6」、「3D Pandora Saga Wifi」も同じです。
プレイできないゲームもあり
「Super Console X Pro」にはゲームタイトルが表示されてもプレイできないゲームがあります。中華ゲーム機でありがちな重複タイトルも多数あるので過剰は期待はしない方がいいでしょう。しかし、それでも大量のゲームが遊べることは事実です。
ゲームの言語は中国・英語のみ
「Super Console X Pro」のメニュー画面は日本語に設定できますが、ゲームの言語は中国・英語のみになります。日本語でプレイしたい場合は自分で吸い出したROMを追加しなければなりません。
Androidの重いゲームはプレイできない
「Super Console X Pro」はAndroid 7.1搭載ですが、Androidの重いゲームはプレイできません。基本的にAndroidは動画視聴用だと考えてください。
ゲームダウンロードは海外サイト経由になる
「Super Console X Pro」にゲームを追加するには基本的に海外サイトからダウンロードする形になります。それがしたくない人は自分で吸い出したROMを追加するしかありません。
「Super Console X Pro」の価格・販売先
「Super Console X Pro」は、
Amazonで11,999円(税込)、
楽天市場で11,460円 (税込・送料無料)、
AliExpressで$40.56 (日本円で約6244円)、
米国Amazon.comで$95.98 (日本円で約14775円)、
で販売されています。
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![](https://ae01.alicdn.com/kf/S7c3bf68ac9b3413792f68c5e201b1bc5d.jpg)
類似モデルの紹介
「Super Console X Pro」と似た製品も販売されています。
「Pandora box 3D mini」
価格は、AliExpressでUS $79.37 – 85.67Amazonで7,999 + 送料¥999円、楽天市場で11,999円 (税込)、ヤフーショッピングで11,933 円、Banggoodで10,705円(PandorasBox 9D)です。
「Goldensky G6」
価格は、Amazonで14,999円(送料無料)、ヤフーショッピングで15,306 円 (税込)、AliExpressでUS $156.00 です。
「3D Pandora Saga Wifi」
価格は、Amazonで9,900円(※テンスナ ミニパンドラボックス 4800 in 1)、楽天市場で12,590円 (税込・シュミ 3D パンドラボックス)、ヤフーショッピングで12,070 円(テンスナ ミニパンドラボックス 4800 in 1)、AliExpressでUS $62.33 – 72.84、米国Amazon.comで$99.99 (日本発送は+ $16.95)です。
他のゲーム機と比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
1.「Super Console X5 Pro」(8K出力・Android 12)
2.「Super Console X2」(Emuelec 4.5 + Android 9.0)
3.「メガドライブミニ2」
4.「アストロシティミニ V」
5.「EGRETⅡ mini」
7.「Pawky Box」
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