スナップ写真には、もはや撮ろうとする「主体」は必要ではない。必要なのは、日常の「意識」そのものだけだからだ。そこには美しいイメージも、カメラのファイだーも、シャッターも要らない。究極のスナップ写真とはすべてを投げ捨てたうえに残る意識の残骸のようなものだ。
ブルーインク から発売されているライフログカメラ『autgrapher』は、まさにそうしたスナップ写真の哲学を具現化したようなカメラだ。
日常を自動で記録できるカメラ「autgrapher」
『autgrapher』が今までのカメラと違っている点は、シャッターがないことだ。 そのかわりに 5つのセンサー(加速度/磁気/温度/色/PIRセンサー)とGPSによってシャッターを自動で押してくれるようになっている。
もともとこのカメラは、「Vicon Revue 3MP」という名前で、アルツハイマーなど記憶障害を持つ人々を助けることを目的とした研究用ツールとして発売されていたものらしい。
だが、記憶を補助するというコンセプトがかえってカメラの無駄な部分をそぎ落とし、スナップ写真に最適なカメラになった。
これでできあがる写真は、主体性というものが一切省かれている。写真の出来をよくしたければ自らがアクディブに行動しなければならないだろう。
部屋を出て、どこかへ出かけて、そこで何かをする。当たり前のことだが、忙しい毎日に流されていると、ついつい同じところへでかけて同じことをしがちだ。このカメラはそうした日常の惰性から救って、常に未知の領域へと誘うきっかけを与えてくれる。
『autgrapher』のレンズは広角136ミリ。GPS機能も搭載しているので、自分が通った道も後で確認することができる。
さらにスマホとの連携機能で写真の編集、時間順に写真の表示・カレンダー表示・スライドショーで写真を閲覧したり、写真を転送することが可能だ。
値段は、4万9,900円。少々高い感じもするが、究極のスナップ写真を撮るためには仕方がないだろう。
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