LG 渾身の8インチ タブレット GPad 8.3をレビュー 

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LG GPad 8.3はアンドロイドタブレットの中でも珍しい8インチサイズ。アップルのiPad miniとちょうど同じくらいのサイズだ。そして最近人気のウインドウズタブレットとも同サイズ。ほとんどの人は、iPad miniかウインドウズタブレットを購入することだろう。しかし、私はあえてアンドロイドタブレットのLG GPad 8.3を選んだ。その理由は、一言でいうと使い勝手の良さにある。

LG 渾身の8インチ タブレット「GPad 8.3」

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LG タブレット GPad 8.3をあえて選んだ理由

まず比較検討してみたウインドウズタブレットだが、決定的な弱点が一つある。それはお気に入りの無料アプリ「Kindle」が使えないということだ。

今まで主に電子書籍を閲覧するためにタブレットを購入してきたことを考えると、無料アプリ「Kindle」が使えないというのは致命的な弱点に等しい。いくらOfficeソフトが使えても、これでは電車の中で満足して使えないということが起こってしまう。8インチのウインドウズタブレットを購入を見送ったのはそのためだ。

次にiPad miniだが、完成度の高さは認められても、ふだんからアンドロイドアプリに慣れきっている私にはiOSアプリにはいくぶん不安が残る。また、端末自体も値段が下がらず、高額のままだ。
iPad mini Retina は中古でも35000円以上はする。

その点で「LG GPad 8.3」は定価44800円から27000円ほどまでに下がっているのでお買い得だ。もともと定価が高すぎて売れなかっただけで、端末自体の完成度は非常に高い。

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LG  8インチ タブレット GPad 8.3のスペックを確認してみる

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内蔵ストレージは16GBを搭載。マイクロSDカードスロット搭載でストレージ容量を増加可能。OSのバージョンはAndroid 4.2.2。(現在は4.4.2までバージョンアップ可能。)8.3 インチで厚さ8.3mm、重さ338gと薄型軽量。CPUには1.7GHzクアッドコアのSnapdragon 600を搭載。RAMは2GB。液晶は、1920×1200 WUXGAのIPS液晶を採用。

LG  タブレット GPad 8.3で電子書籍を読んでみるワイヤレス機能はIEEE 802.11a/b/g/nの無線LAN、Bluetoothは4.0+HS、GPSを搭載。無線LANは無線ディスプレイのMiracastにも対応。

LG  タブレット GPad 8.3を購入したのは、電子書籍を読むためでもある。早速、試しに無料アプリ「Kindle」をインストールして試してみた。

最初に試したのは、テキスト表示。夏目漱石の『倫敦塔』をダウンロードして表示させて見た。

次に、無料の漫画を適当にダウンロードして試してみると、Nexus7のときよりも綺麗に表示されていた。ディスプレイの解像度はさほど変わらないが、艶があってLG  タブレット GPad 8.3の方が、写りが良く感じるようだ。今までNexus7(2013)を使っていたので、8.3インチの画面は予想以上に広く感じる。高さは変わらないのだが、横幅がぐんと広がったせいか、狭苦しい感じがいっさいしない。読み心地は7インチのタブレットよりずっといいと感じた。

少々、字が小さく見えるが、解像度が良いために字がはっきりと見える。電子書籍を読むうえでは非常に視認性がよく快適だ。動作もキビキビとしているためストレスは全く感じられない。最後にイラストレーターの解説書も表示させてみた。こちらはPDF形式のものなので、画面サイズにぴったりと合わないように作られている。

予想通りLG  タブレット GPad 8.3は電子書籍を読むのに非常に最適なタブレット端末であるようだ。8インチのサイズは7インチよりも横幅が広い分とても読みやすい。

PDF形式の細かい字も高解像度のiPS液晶を搭載しているためにとても見やすい。大きさの割には重さも338gと軽く、厚さも8.3mmと薄い。動作もCPUにSnapdragon 600、RAMに2GBを搭載しているため、非常にきびきびとしている。

電子書籍用タブレット端末として見るならば、LG  タブレット GPad 8.3はどんなアンドロイドタブレットよりも優れていると言えるだろう。

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