POCO M8 5G 徹底レビュー!超明るい画面とAIが魅力の3万円台スマホ

2026年1月8日に発売された「POCO M8 5G」は3万円台という手頃な価格ながら、ハイエンドなスマホに匹敵する明るく美しい有機ELディスプレイと最新のAI機能を兼ね備えたモデルとして注目を集めています。

このレビューでは、POCO M8 5Gが前モデル「POCO M7 Pro 5G」からどのように進化し、何が違うのか、その実力と使い勝手を徹底的に比較・検証しました。

POCO M8 5G 実機を片手で持っている。前面の画面が見える。

先に結論からお伝えしましょう

POCO M8 5G の長所(Pros):

  • ピーク輝度3200nitsの3Dカーブ有機ELによる圧倒的な没入感
  • 5520mAhの長寿命バッテリーと高速な充電、便利な18Wリバース充電
  • システム統合されたGoogle Geminiと「かこって検索」によるAI体験
  • Snapdragon 6 Gen 3搭載で「原神」などのゲームも遊べる処理性能
  • IP66防水防塵と濡れた手でも操作できるWet Touch 2.0
  • 最大4世代のOS更新と6年間のセキュリティ保証

POCO M8 5G の短所(Cons):

  • おサイフケータイ(FeliCa)やeSIM、ワイヤレス充電には非対応
  • 超広角カメラと光学手ブレ補正(OIS)が廃止されている
  • 充電器(ACアダプタ)が同梱されていない
  • 3.5mmイヤホンジャックが廃止された

総合評価:

POCO M8 5Gは、圧倒的な映像美を誇る有機ELディスプレイと、驚異的なバッテリー持ち、そして最新AI機能を3万円台に凝縮したコスパに優れる一台です。おサイフケータイやeSIM、カメラの手ブレ補正(OIS)が非対応という明確な弱点はありますが、「見る楽しさ」とAIの「賢さ」を最優先するユーザーにとっては、これ以上ない満足度を提供する一台になります。また、IP66防水防塵など優れた耐久性と最大4世代のOSメジャーアップデート(Android 19まで予定)など長期のサポート期間が約束されており、長く安心して使いたいというユーザーにもおすすめできます。

この記事でわかること

  1. デザインと耐久性: 3Dカーブデザイン、薄型軽量ボディ、IP66防水防塵、Wet Touch 2.0、耐久テスト、ケース、付属品
  2. ディスプレイ: 3Dカーブ有機EL、ピーク輝度3200nits、120Hz、TÜV認証、PWM調光、視認性
  3. ベンチマーク: Snapdragon 6 Gen 3、Antutuスコア、CPU性能比較(ランキング)、Poco M8 Pro
  4. ゲームなどの動作感: メモリ、ストレージ、原神、崩壊:スターレイル、フレームレート、発熱、冷却システム、ゲームターボ
  5. カメラ性能: 50MP Light Fusion 400、AI消しゴム、AIポートレート、動画撮影(4K)、レトロフィルム
  6. オーディオ性能: デュアルスピーカー、300%ボリュームブースト、Dolby Atmos、ハイレゾ、イヤホンジャック廃止
  7. バッテリー: 5520mAh、45W急速充電、リバース充電、電池持ち検証、充電器別売り
  8. AI機能: Google Gemini、かこって検索、画像生成、リアルタイム対話、アプリ連携
  9. 通信性能: 5G、プラチナバンド、物理SIM、eSIM非対応、楽天モバイル、Wi-Fi 5、NFC
  10. OSと機能: HyperOS 2、4世代OSアップデート保証、おサイフケータイ(FeliCa)非対応、画面内指紋認証、顔認証、赤外線リモコン、
  11. 比較POCO M7 Pro 5GPOCO X7 ProPOCO F7REDMI 15 5G
  12. スペック:仕様詳細
  13. 評価:5段階評価、総評、最適なユーザー、メリット・デメリット
  14. 価格:購入先、シャオミ公式、Amazon、楽天市場、中古、最安値、キャンペーン(21日までの購入が対象)

この記事を最後まで読むことで、「POCO M8 5G」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:POCO M8 5G – Xiaomi 公式(日本)
POCO M8 5g | Xiaomi 日本 | すべての仕様と機能

デザインと耐久性:POCO M8 5Gの極薄ボディと実用的なタフネス

POCO M8 5G 実機 シルバーを両手で持つ。背面が見える。

ここでは、POCO M8 5Gの外観デザイン、持ちやすさ、そして前モデルからの進化点である耐久性について詳しく書いていきます。

洗練された曲線美と手になじむ質感

箱から取り出して最初に目に入ったのは、その独特な背面デザインです。私が手にした「シルバー」は、カーボン調のストライプが施されたツートンカラーで、光の当たり方によって表情を変えるスタイリッシュな印象を受けました。背面パネル自体は樹脂製ですが、決して安っぽさはなく、むしろ指紋が目立ちにくいマットな処理と光沢のあるラインの組み合わせが、所有する喜びを刺激してくれます。

形状は、ディスプレイと背面の両サイドが湾曲した「3Dカーブデザイン」を採用しており、手に持った瞬間、手のひらに吸い付くようなフィット感に驚きました。角ばったデザインが多かった最近のエントリーモデルとは一線を画す、洗練された流線型です。カメラユニットは10円玉2枚分ほどの厚みがあり、存在感を主張していますが、このカーブデザインのおかげで全体的にスッキリと見えます。

【比較検証】薄さと軽さがもたらす衝撃

POCO M8 5Gの前面と側面。厚さ、薄さがわかる。

前モデルである「POCO M7 Pro 5G」と比較して、最も進化を感じたのはその「サイズ」と「重量」です。

  • POCO M8 5G:高さ164mm × 幅75.42mm × 厚さ7.35mm、重量178g
  • POCO M7 Pro 5G:高さ162.4mm × 幅75.7mm × 厚さ7.99mm、重量190g

数値で見るとM8 5Gの方が背は高くなっていますが、注目すべきはその薄さと軽さです。厚みは約0.64mm薄くなり、重量は12gも軽量化されています。実際にM7 Pro 5Gと持ち比べてみると、その差は歴然でした。M7 Pro 5Gはずっしりとした塊感があるのに対し、M8 5Gは「板」を持っているかのような軽快さがあります。

長時間、片手で電子書籍アプリ「Kindle」で読書をしたり、寝転がって「YouTube」で動画を観たりする際、この12gの差が手首への負担を大きく軽減してくれるのを実感しました。

カラーバリエーションについては、M7 Pro 5Gが「グリーン、シルバー、パープル」だったのに対し、M8 5Gは「ブラック、グリーン、シルバー」に変更されています。個人的には、ブラックが追加されたことで、ビジネスシーンでも使いやすくなったと感じました。

廃止されたイヤホンジャックとポート配置

POCO M8 5G 実機 側面のボタン

インターフェース類は、使い勝手を左右する重要なポイントです。本体右側面には音量ボタンと電源ボタンがあり、親指が自然に届く位置に配置されています。本体下部にはUSB Type-Cポート、スピーカー、マイク、そしてSIMスロットが集約されています。ここで重要なのが、SIMスロットはnanoSIMが2枚入る仕様ですが、片方はmicroSDカードとの排他利用になっている点です。最大1TBまでストレージを拡張できる安心感は、写真や動画をたくさん撮る私にとって非常に大きなメリットでした。

しかし、前モデルからの大きな変更点として、3.5mmイヤホンジャックが廃止されています。M7 Pro 5Gでは本体上部にジャックがあり、有線イヤホンで音ゲーを楽しむユーザーには重宝されていましたが、M8 5GではType-C変換かワイヤレスイヤホンが必須となります。スピーカーは本体上部と下部に配置されたデュアルスピーカー仕様で、横持ちでゲームをする際も音が広がりやすい配置になっています。

POCO M8 5Gの底面にある接続ポート。Type-C。

日常のトラブルに強い耐久性とWet Touch

耐久性に関しては、カタログスペック以上の安心感を覚えました。M7 Pro 5Gの防塵防滴性能は「IP64(飛沫への保護)」でしたが、POCO M8 5Gは「IP66(強力な噴流水への保護)」へと等級がアップしています。完全に水没させることはできませんが、急なゲリラ豪雨や、キッチンでの水はね程度なら気兼ねなく使えます。

また、落下試験を含む「50以上の厳格な品質テスト」や極端な温度変化に耐える「耐温度衝撃試験」もクリアしており、日々のラフな使用や長期的な摩耗にも耐えうるよう設計されている点も安心です。

さらに感動したのは「Wet Touch Technology 2.0」です。画面に水滴がついた状態でも誤タッチが少なく、スムーズに操作できす。これまでのスマホでは、濡れた手で触ると画面が暴走することがありましたが、M8 5Gではそのストレスが大幅に軽減されています。

付属品とケースの惜しい点

POCO M8 5Gに付属するケース

付属品については、画面保護フィルムが最初から貼られており、すぐに使い始められるのが親切です。付属のソフトケースは、カメラ部分もしっかり保護してくれる作りですが、色が「ブラック(不透明)」である点には少し戸惑いました。せっかくの美しい背面のストライプデザインが、ケースをつけると完全に見えなくなってしまいます。デザインを楽しみたい場合は、別途クリアケースを購入する必要があるでしょう。

また、グローバル版とは異なり、日本版には充電器(ACアダプタ)が付属していません。45Wの急速充電をフルに活かすためには、対応する充電器を自分で用意する必要がある点には注意が必要です。

POCO M8 5Gの付属品

POCO M8 5Gの属品 一覧

  • スマートフォン本体
  • USB Type-C ケーブル(試供品)
  • SIM 取り出し用ピン(試供品)
  • ソフトケース(試供品)
  • 画面保護シート(試供品・貼付済み)
  • クイックスタートガイド / 保証に関するお知らせ

まとめ:デザインと耐久性

  • 第一印象:3Dカーブデザインと背面のストライプ加工により、価格以上の高級感と洗練された印象を感じる。
  • サイズと重量:前モデルPOCO M7 Pro 5Gと比較して約12g軽量化され、厚さも7.35mmと極薄になり、携帯性が劇的に向上した。
  • カラー展開:M7 Pro 5Gにあったパープルが廃止され、代わりにブラックが追加されたことで、より幅広い層が選びやすくなった。
  • インターフェース:microSDカードスロットは維持されているが、3.5mmイヤホンジャックが廃止された点は、有線派にはデメリットとなる。
  • 耐久性:IP64からIP66へ防塵防滴性能が強化され、Wet Touch Technology 2.0により濡れた手での操作性が向上した。
  • 付属品:充電器が別売りである点と、付属ケースが不透明で本体デザインを隠してしまう点は惜しい。

ディスプレイ:POCO M8 5Gの鮮烈な輝きと没入感

POCO M8 5Gのディスプレイ。有機ELの黒色と鮮やかさがわかる。

POCO M8 5Gのディスプレイは、3万円台という価格帯の常識を覆すほどの品質を誇ります。ここでは、前モデルからの進化点や実際の視認性、操作感について詳しく解説していきます。

圧倒的な没入感を生むFlow AMOLED

電源を入れて最初に目を奪われたのは、ディスプレイの縁(ベゼル)の驚くべき細さと、有機EL(AMOLED)特有の深みのある黒色です。POCO M8 5Gが採用している「Flow AMOLED」ディスプレイは、画面占有率が約92%にも達しており、まるで映像だけを手に持っているかのような錯覚を覚えました。3Dカーブを描くエッジ部分は、側面のフレームへと滑らかに繋がり、映像が端末の端から溢れ出すような没入感を演出しています。

発色は非常に鮮やかで、デフォルト設定の「鮮やか」モードでは、写真や動画の色がポップに強調され、見ていて楽しい画作りです。YouTubeで4K HDRの風景動画を再生してみると、空の青さや木々の緑が瑞々しく表現され、色の階調も滑らかでした。視野角も広く、斜めから覗き込んでも色味の変化が少ないため、友人と一緒に画面を覗き込むようなシーンでも快適に使えます。

【比較検証】大型化と曲面化による進化と変化

POCO M8 5Gのディスプレイ。画面に森と湖が映っている。

前モデル「POCO M7 Pro 5G」と今回の「POCO M8 5G」のディスプレイ仕様における主な違いは以下の通りです。

  • POCO M8 5G:6.77インチ、解像度:2392 × 1080の3Dカーブ
  • POCO M7 Pro 5G:6.67インチ、解像度:2400 × 1080のフラット

サイズはM7 Pro 5Gの6.67インチから、M8 5Gでは6.77インチへとわずかに大型化しました。解像度はM7 Pro 5G(2400 × 1080)に対し、M8 5G(2392 × 1080)と、数値上は縦のピクセル数がごくわずかに減っていますが、実使用で解像感の低下を感じることは全くありません。形状に関しては、M7 Pro 5Gが実用的な「フラットディスプレイ」だったのに対し、M8 5Gは高級感のある「3Dカーブディスプレイ」へ変更されています。

真夏の太陽にも負けない3200nitsの輝度

POCO M8 5Gのディスプレイを屋外で使用。明るく見やすい。

屋外での視認性は、劇的に向上しました。M7 Pro 5Gのピーク輝度2100nitsも十分優秀でしたが、POCO M8 5Gはそれを大きく上回るピーク輝度3200nitsを実現しています。

実際に晴天の昼下がり、直射日光が降り注ぐ公園で撮影した写真のプレビューを確認する際も、手で影を作る必要がありません。この明るさは、ハイエンドモデルに匹敵するレベルであり、アウトドア派の方には大きなメリットとなるでしょう。

快適なタッチ感度と120Hzの滑らかさ

リフレッシュレートは最大120Hzに対応しており、SNSのタイムラインやWebサイトのスクロールは非常に滑らかで、文字の残像も気になりません。また、インスタントタッチサンプリングレートは、M7 Pro 5Gの2160Hzから2560Hzへと強化され、FPSゲームで照準を合わせる際、指の微細な動きに対して視点が遅れることなくピタッと追従してくれます。一瞬の反応速度が勝敗を分けるシーンでも、自分の操作がダイレクトに伝わる感覚があり、前モデル以上に「勝てる」ディスプレイだと感じました。

POCO M8 5GでPUBGをプレイ

フラッグシップ級の調光技術と目に優しいアイケア認証

目の負担軽減にも注力しており、暗所では「3840Hz PWM調光(80nits以下)」、明所では「DC調光」と自動で切り替わる技術で、不快なチラつき(フリッカー)を極限まで抑えています。

さらに、TÜV Rheinlandの「低ブルーライト(ハードウェア方式)」など3つの認証を取得。画面の色味を黄色く変えることなく、有害な光だけをハードウェアレベルでカットしてくれるため、長時間の動画視聴でも目が疲れにくいと感じました。

POCO M8 5G ディスプレイ仕様

  • ディスプレイタイプ:6.77インチ Flow 有機EL (AMOLED)
  • 解像度:2392 × 1080 (FHD+)
  • リフレッシュレート:最大 120Hz
  • タッチサンプリングレート:240Hz (インスタント最大 2560Hz)
  • ピーク輝度:3200nits
  • 機能:3840Hz PWM調光

まとめ:ディスプレイ

  • 第一印象:極細ベゼルと3Dカーブによる圧倒的な没入感と、有機ELならではの鮮やかな発色が魅力。
  • サイズと形状:前モデルから0.1インチ大型化し、フラットからカーブ形状に変更されたことで高級感が増した。
  • 輝度:ピーク輝度3200nitsは強烈で、直射日光下でも視認性が損なわれず、ハイエンド機並みの明るさを実現している。
  • 操作性:最大120Hzの滑らかさと、向上したタッチサンプリングレートでレスポンスが非常に良好。
  • アイケア:3840Hz PWM調光とTÜV認証のブルーライト低減技術により、色味を損なわず目の疲れを抑える。

ベンチマーク:POCO M8 5G搭載Snapdragon 6 Gen 3の実力を検証

POCO M8 5GのAntutu測定結果

POCO M8 5Gには、Qualcomm製の最新ミッドレンジチップ「Snapdragon 6 Gen 3」が搭載されています。このチップは、フラッグシップモデルと同様の4nmプロセスで製造されており、高い処理能力と優れた省電力性を両立しているのが特徴です。CPUは高性能な「Cortex-A78」コアを4つ、省電力な「Cortex-A55」コアを4つ組み合わせたオクタコア構成で、アプリの起動やマルチタスクをスムーズに処理します。また、GPUには「Adreno 710」を採用しており、日常的な描画処理から軽い3Dゲームまで快適にこなせるグラフィック性能を備えています。

Antutuベンチマークは以下のようになっています。

POCO M8 5Gのグラフ。Antutuベンチマーク

[Antutuバージョン 11]

例1: Antutu V11.0.8 総合で「854014」、CPUで「296685」、GPUで「128298」、MEMで「185921」、UXで「243110」

例2: Antutu V11.0.8 総合で「871265」、CPUで「310486」、GPUで「127392」、MEMで「192041」、UXで「241346」

総合スコアは約85~87万点、CPU性能は約29~31万点、GPU性能は約12万点になります。

なお、Antutu V10 に換算すると、総合スコアは約64万点になります。

CPU性能比較

POCO M8 5Gが搭載するQualcomm Snapdragon 6 Gen 3 プロセッサと、他のCPUを比較してみました。

POCO M8 5Gのグラフ。Antutu比較、Snapdragon 6 Gen 3

CPU ランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Snapdragon 8 Elite (POCO F7 Ultra)・・・Antutu:240万
  2. Snapdragon 8 Gen 3 (POCO F7 Pro)・・・Antutu:200万
  3. Dimensity 8400 Ultra (POCO X7 Pro)・・・Antutu:156万
  4. Snapdragon 7s Gen 4 (POCO M8 Pro)・・・Antutu:87万
  5. Dimensity 7300-Ultra (Redmi Note 14 Pro 5G)・・・Antutu:67万
  6. Snapdragon 6 Gen 3 (POCO M8 5G)・・・Antutu:64万
  7. MediaTek Dimensity 7060 (moto g66j 5G)・・・Antutu:50万
  8. MediaTek Dimensity 7025 (POCO M7 Pro 5G)・・・Antutu:48万
  9. Snapdragon 6s Gen 3 (REDMI 15 5G)・・・Antutu:46万
  10. MediaTek Helio G99-Ultra (POCO M6 Pro)・・・Antutu:42万

POCO M7 Pro 5G比較でわかること

前モデルであるPOCO M7 Pro 5G(Dimensity 7025)のスコアが約48万点であるのに対し、今回のPOCO M8 5Gは約64万点を記録しました。この差は約16万点にも及び、性能比で言えば約1.3倍以上のスコアアップを果たしています。通常、同シリーズの後継機では微増にとどまることも多い中、これだけの性能向上は明確な進化と言えます。エントリークラスの枠を超え、ミドルレンジの中位クラスへと確実にランクアップしており、基本性能の底上げが数値にもはっきりと表れています。

他のCPU比較からわかること

ランキングを見ると、POCO M8 5Gは「Redmi Note 14 Pro 5G」(約67万点)という上位グレードの機種に肉薄するスコアを出していることがわかります。一方で、価格帯の近い他社のエントリーモデルや下位の「REDMI 15 5G」(約46万点)とは15万点以上の大差をつけており、同価格帯のスマートフォンの中では頭一つ抜けた性能を持っていると言えます。上位のXシリーズやFシリーズには及びませんが、コストパフォーマンスという観点では非常に優秀な立ち位置にあることが確認できます。

ゲームなどの動作感:メモリ・ストレージと冷却性能まで

POCO M8 5G 実機でWebサイトを閲覧している

ここでは、POCO M8 5Gのメモリやストレージの仕様、そして実際のゲームプレイにおける動作感と発熱について、前モデルとの比較を交えながら詳しくレビューしていきます。

8GBメモリと仮想機能でマルチタスクも軽快

まずメモリ(RAM)周りですが、8GBのLPDDR4Xメモリを搭載しており、この価格帯としては標準的かつ十分な容量です。さらに、ストレージの一部をメモリとして転用する「仮想メモリ」機能も備わっています。

実際に、メッセージアプリの「LINE」で返信をしつつ、裏で「YouTube」を再生し、さらにブラウザで調べ物をする、といったマルチタスクを行ってみました。アプリの切り替えはスムーズで、再読み込み(リロード)が発生して待たされるようなストレスはほとんど感じません。このあたりは、SoCの処理能力向上も寄与しているようで、日常使いにおいてメモリ不足を感じる場面は皆無でした。

大容量256GBストレージとM7 Proとの比較

ストレージ(ROM)は256GB(UFS 2.2)の大容量を搭載しています。前モデルの「POCO M7 Pro 5G」も同じく8GB/256GB(UFS 2.2)という構成でしたので、スペック上の数字や規格に大きな変化はありません。しかし、3万円台のエントリークラスで128GBではなく256GBが標準搭載されている点は、アプリや写真データが増えがちな現代において非常に大きなメリットです。

また、最大1TBのmicroSDカードにも対応しています。ただし、SIMスロットは「nanoSIM 2枚」か「nanoSIM 1枚 + microSDカード」の排他利用となる点には注意が必要です。私は写真をSDカードに逃がして本体ストレージをゲーム用に空ける運用をしていますが、読み書きの速度も実用的で、大量の画像表示でもたつくことはありませんでした。

人気ゲームのプレイフィールとフレームレート検証

POCO M8 5Gで原神をプレイ

実際に重量級ゲーム2タイトルで挙動を確認しました。

原神 グラフィック設定を「低」にした場合、平原での移動や探索時には40fpsから50fpsの間で動作します。しかし、敵が多数出現する乱戦時や、エフェクトが派手な元素爆発を発動した際には30fps付近まで低下することがありました。特に、オブジェクト密度が高いスメールの森林地帯や、描画負荷の大きいフォンテーヌの水中エリアではフレームレートの変動が顕著です。「中」設定以上に上げると、スマートフォンの発熱による処理能力制限がかかりやすくなり、カクつきが発生して安定したプレイが難しくなるため、快適さを優先するなら低設定での運用が適していると感じました。

崩壊:スターレイル グラフィック設定を「低」に設定すると、マップ内の移動や通常のバトルシーンにおいて、50fpsから60fpsに近い滑らかな挙動を維持します。アクションゲームとは異なり、操作の遅延がゲームプレイに直結しにくい性質がありますが、キャラクターの必殺技など豪華なカットイン演出が入る瞬間には一時的に40fps程度まで落ち込みます。「中」設定でのプレイも可能ですが、その場合は平均40fps前後となり、ピノコニーのような視覚効果が多用されるエリアでは負荷が増大して動作が重くなる傾向がありました。長時間の安定性を重視し、ストレスなく物語を楽しむには低設定をベースに調整するのが望ましいでしょう。

ゲームターボモードによる操作性の向上

POCO M8 5Gには、ゲーム性能を最適化する「ゲームターボモード」が搭載されており、これをオンにすることで瞬間タッチサンプリングレートが最大2560Hzまで引き上げられます。

原神ではフレームレートが低下しがちな乱戦時でも、タッチ操作のレスポンス自体は非常に鋭いままでした。敵の攻撃を避けるための回避行動や、素早いキャラクター切り替えが遅れることなく入力できるため、画面の見た目以上に操作フィールは快適です。

発熱と冷却性能の実態

POCO M8 5G 実機 背面の外観

ゲームプレイ時の発熱についても確認しました。「原神」を30分ほど連続プレイしたところ、カメラ横のSoC付近を中心に本体背面が温かくなりましたが、「熱くて持てない」というレベルには達しませんでした。これは、発熱を抑えやすい4nmプロセスのチップセットを採用している恩恵でしょう。

ただし、上位モデルに搭載されるようなベイパーチャンバーなどの強力な冷却システムは搭載されていません。そのため、長時間高負荷が続くと熱を逃がしきれず、サーマルスロットリング(熱による性能抑制)が働き、フレームレートが若干低下する挙動が見られました。長時間のプレイでは、ケースを外すなど物理的な熱対策をする必要があります。

まとめ:ゲームなどの動作感

  • メモリとマルチタスク:8GBメモリと仮想メモリ機能により、LINEやSNSの切り替えなど日常的なマルチタスクは非常に軽快。
  • ストレージ:前モデル同様の256GB(UFS 2.2)を確保し、microSDカード(最大1TB)での拡張も可能で容量不足の心配が少ない。
  • SoCの進化:Snapdragon 6 Gen 3への変更とゲームターボモードにより、タッチ操作のレスポンスが向上している。
  • ゲーム動作(原神):低設定なら40~50fpsで遊べるが、乱戦時は30fps付近まで低下するため、割り切りが必要。
  • ゲーム動作(スターレイル):低設定なら50~60fpsで比較的滑らかに動作するが、演出時には40fps程度まで落ち込む。
  • 発熱と冷却:4nmプロセスの恩恵で発熱はマイルドだが、長時間高負荷をかけると性能制限がかかる場合がある(※冷却システムなし)。

カメラ性能:POCO M8 5GのLight FusionセンサーとAI機能の実力

POCO M8 5G 実機で撮影した写真。ダイニングライト。

(画像上:リビングにあるダイニングライトを撮影。ライトの質感、光の明暗が見事に再現されている。)

POCO M8 5Gのカメラは、一見すると背面の大きなレンズユニットが目を引きますが、その実力はどうなのでしょうか。ここでは、進化したセンサーの描写力や、楽しいAI機能、そして動画撮影の実用性について、前モデルと比較しながらレビューしていきます。

50MP Light Fusionセンサーが魅せる日中と夜景の描写力

背面のカメラユニットは非常に存在感がありますが、構成としては5,000万画素のメインカメラと200万画素の深度センサーというシンプルなデュアル構成です。超広角カメラや望遠レンズは搭載されていないため、撮影のバリエーションという意味では「実質シングルカメラ」に近い運用になります。ここは、OIS(光学式手ブレ補正)を搭載していた前モデル「POCO M7 Pro 5G」と比較すると、スペックダウンを感じるポイントかもしれません。

POCO M8 5Gのカメラで撮影した写真。夜の建物と庭。

(画像上:夜間の建物を撮影。かなり暗いシーンでも明るく雰囲気のある写真に仕上がっている。)

しかし、実際に撮影してみると、Xiaomi独自の「Light Fusion 400」センサー(1/2.88インチ)とf/1.8の明るいレンズの組み合わせが良い仕事をしてくれます。日中の風景撮影では、空の青や木々の緑が鮮やかに描写され、解像感も十分です。夜景モードを使えば、街灯の光も白飛びせずに綺麗に収まりました。OISがないため夜間の手ブレには注意が必要ですが、センサーの素性が良いためか、しっかりと構えればノイズの少ないクリアな写真が撮れます。

2000万画素の高精細セルフィーとAIポートレートの自然な補正

POCO M8 5Gで撮影したポートレート写真。女性が映っている。

インカメラには2,000万画素(f/2.2)の高画素センサーが採用されています。注目したいのは「AI強化ポートレート鮮明化」機能です。友人と一緒に自撮りをした際、自動で顔を認識して肌の質感を自然に補正してくれました。塗り絵のような不自然な加工ではなく、ディテールを残しつつ明るく見せてくれるため、SNSにそのままアップできるクオリティです。背景のボケ味もソフトウェア処理ながら自然で、被写体がくっきりと浮かび上がります。

レトロフィルムとDynamic Shotsで日常をエモーショナルに

POCO M8 5G 実機で撮影した花の写真2枚。レトロな加工を施す。

(画像上:何気ない花の写真でもレトロなフィルター効果で見栄えのいい写真に仕上がる。)

撮影の楽しさを広げてくれるのが「レトロフィルムカメラ」機能です。ワンタップでフィルム写真のようなノスタルジックな色合いに変更でき、何気ない街角の風景も雰囲気のある1枚に変わります。

また、「Dynamic Shots 2.0」を使えば、シャッターを押す前後の数秒間を動画のように記録できます。ペットのふとした仕草や、子供が笑った瞬間など、静止画だけでは伝えきれない「空気感」を残せるのが気に入りました。

POCO M8 5Gの「Dynamic Shots 2.0」。スケボーをする男性

映り込みも不要物も指先一つで消せるAI編集の実用性

撮影後の編集機能も充実しています。特に便利だったのが「AI消しゴム」です。観光地で写真を撮った際、背景に写り込んでしまった通行人を指でなぞるだけで、違和感なく消去できました。処理にはインターネット接続が必要ですが、PCソフトを使わずにスマホだけで完結するのは非常に楽です。

また、「AI反射除去」は、カフェの窓越しに外の景色を撮る時や、ショーケース内の展示物を撮る時に活躍します。ガラスの映り込みをスマートに低減してくれるので、撮影の失敗が減りました。

高精細4K撮影の進化と手ブレ補正の課題

POCO M8 5Gで撮影した動画の一コマ。ダイナミックな構図。

動画性能に関しては、前モデルからの明確な進化点があります。POCO M8 5Gは「4K 30fps」での撮影に対応しました。POCO M7 Pro 5GではフルHD(1080p)止まりだった解像度が4倍になり、大型テレビで見ても耐えうる高精細な映像が残せます。

実際に子供が遊んでいる様子を4Kで撮影してみましたが、髪の毛の質感や服の模様までくっきりと記録されていました。ただし、前述の通りOIS(光学式手ブレ補正)が非搭載であるため、歩きながらの撮影では画面の揺れ(ジッター)が気になります。定点撮影や、あまり動かないシーンでの撮影に向いていると感じました。

まとめ:カメラ性能

  • センサーとレンズ:Light Fusion 400センサーとf/1.8レンズにより、日中や夜景でも鮮やかでノイズの少ない写真が撮れる。
  • 前モデルとの比較(写真):POCO M7 Pro 5Gに搭載されていたOIS(光学式手ブレ補正)が削除され、超広角カメラもないため、撮影の安定性と画角のバリエーションでは劣る。
  • ポートレート:2,000万画素のインカメラとAI補正により、自然で高精細なセルフィーが撮影可能。
  • クリエイティブ機能:レトロフィルムフィルターやDynamic Shots 2.0により、手軽に雰囲気のある写真や動く写真が楽しめる。
  • AI編集機能:AI消しゴムやAI反射除去により、不要な写り込みを撮影後に簡単に修正できる(要ネット接続)。
  • 前モデルとの比較(動画):4K 30fps撮影に対応し、M7 Pro 5Gよりも高解像度な記録が可能になったが、手ブレ補正が弱いため歩き撮りには不向き。

オーディオ性能:POCO M8 5Gの300%大音量スピーカーと惜しまれる廃止点

POCO M8 5Gでオーディオを再生している。画面にDolby Atmosの文字。

ここでは、POCO M8 5Gのエンターテインメント体験を支えるオーディオ性能について、独自のボリュームブースト機能や音質、そして前モデルからの変更点であるイヤホンジャックの有無を中心にレビューしていきます。

300%ブーストの衝撃とDolby Atmosの没入感

POCO M8 5Gのオーディオ面で最も驚かされたのは、最大300%まで音量を上げられる「ボリュームブースト機能」です。本体には上部と下部にそれぞれスピーカーを配置したデュアルスピーカー(ステレオ)が採用されており、横持ちで動画を見る際のステレオ感はしっかり確保されています。

実際にこのブースト機能を試してみると、単に音が割れるような無理やりな増幅ではなく、屋外の騒がしい環境や、換気扇が回っているキッチンでも、YouTubeの話し声やポッドキャストの内容がはっきりと聞き取れる実用的な大音量でした。また、立体音響技術である「Dolby Atmos」にも対応しており、Netflixで映画を鑑賞した際には、音が左右だけでなく包み込むように広がり、スマホ単体とは思えない臨場感を楽しめました。

中高音寄りのクリアな音質と低音の軽さ

POCO M8 5Gで音楽を再生している。

音質についてさらに詳細に聴き込んでみると、全体的には「ボーカル重視」のチューニングだと感じます。中音域から高音域にかけての解像度は高く、女性ボーカルの楽曲やアニメのセリフは非常にクリアで明瞭に聞こえます。ニュースやラジオアプリの音声も聞き取りやすいため、動画視聴や情報収集には最適です。

一方で、低音域に関しては少し軽さを感じました。ロックやEDMのようなバスドラムやベースラインが重要な楽曲を最大音量で再生すると、迫力はあるものの、音の厚みが物足りず、少しシャリついた印象を受けます。また、300%の最大音量時には、本体の背面パネルが振動(共振)して指に伝わってくるため、手で持って音楽を聴く場合は音量を少し絞った方が快適でした。

ハイレゾワイヤレス対応とイヤホンジャックの廃止

ワイヤレス再生においては、Bluetooth 5.1に対応し、ハイレゾオーディオワイヤレスの認証も取得しています。実際にLDAC対応のワイヤレスイヤホンを接続して音楽を聴いてみましたが、接続は安定しており、有線に迫る高音質で楽曲のディテールまで楽しむことができました。Snapdragon 6 Gen 3を搭載しているため、対応機器であればaptX系のコーデックも利用でき、遅延の少ない環境を構築できます。

しかし、ここで前モデル「POCO M7 Pro 5G」との決定的な違いに触れなければなりません。M7 Pro 5Gには搭載されていた3.5mmイヤホンジャックが、POCO M8 5Gでは廃止されています。愛用していた有線イヤホンを充電しながら使うことができず、変換アダプタを用意するか、ワイヤレスイヤホンへ完全に移行する必要があります。音ゲーマーや、有線派のユーザーにとっては、この変更は少々残念なポイントと言えるでしょう。

まとめ:オーディオ性能

  • スピーカー構成:本体上下に配置されたデュアルスピーカー(ステレオ)により、広がりのあるサウンドを実現。
  • 音量機能:最大300%のボリュームブースト機能は、屋外や騒音下でも音がはっきりと聞こえる強力な武器となる。
  • 音質傾向:中高音域がクリアでボーカルやセリフが聞き取りやすい反面、低音域はやや軽く、最大音量時は背面の振動が気になる。
  • 音響技術:Dolby Atmosとハイレゾオーディオに対応しており、映画視聴時の没入感は高い。
  • ワイヤレス品質:LDACなどの高音質コーデックに対応し、安定したワイヤレスリスニングが可能。
  • 前モデルとの比較:POCO M7 Pro 5Gにはあった3.5mmイヤホンジャックが廃止されたため、有線イヤホンの利用には変換アダプタが必要。

バッテリー持ちと充電:POCO M8 5Gの驚異的なスタミナと急速充電

POCO M8 5G 実機のバッテリーで充電している。

ここでは、POCO M8 5Gの最大の武器とも言えるバッテリー性能について、容量や実際の持続時間、そして充電周りの使い勝手を前モデルと比較しながら詳しくレビューしていきます。

クラス最大級の5520mAhと圧倒的なバッテリー持ち

POCO M8 5Gは、本体の薄型化(7.35mm)に成功していながら、バッテリー容量は5520mAhへと増量されました。前モデルのPOCO M7 Pro 5Gが5110mAhだったため、約410mAhの容量アップとなります。

この増量の恩恵は、バッテリーテストの結果にも顕著に表れています。定番のバッテリーベンチマークソフト「PCMark Work 3.0」のテスト結果では約20時間10分という驚異的な数値を記録しています。一般的なスマートフォンのスコアが12時間〜15時間程度、前モデルのM7 Pro 5Gが約11時間20分であったことを考えると、このスコアがいかに突出しているかがわかります。

【実使用検証】ヘビーに使っても1日では使い切れない

実際に私の普段の使い方でバッテリー持ちを検証してみました。

  • 朝8時(100%):通勤中にSpotifyで音楽を1時間再生、ニュースアプリを閲覧。
  • 昼12時(92%):休憩中にYouTube動画を30分視聴、SNSをチェック。
  • 夕方18時(75%):帰宅中に原神を30分プレイ、カメラで数枚撮影。
  • 夜22時(58%):自宅でブラウジングや電子書籍。
  • 就寝時(50%以上):まだ半分残っています。

正直なところ、ゲームを含めたこれだけのヘビーユースで、寝る前に50%も残っている機種は今までほとんど経験がありません。動画視聴やSNS中心のライトな使い方であれば、充電なしで2日間は余裕で持ちこたえます。旅行や出張の際も、モバイルバッテリーを持ち歩く必要性を感じないレベルの安心感がありました。

45W急速充電と便利なリバース充電、注意すべき付属品

POCO M8 5G 実機で急速充電をしている。

充電に関しては、最大45Wの急速充電に対応しています。バッテリー残量が0%の状態から充電を開始したところ、約30分で50%付近まで回復し、満充電までは約70分程度でした。朝の支度をしている間に、1日分使えるだけの電力をサクッとチャージできるのは非常に便利です。

また、ユニークな機能として18Wの有線リバース充電に対応しています。これはPOCO M8 5Gをモバイルバッテリー代わりにして、他のスマホやワイヤレスイヤホンを充電できる機能です。実際に友人のiPhoneの充電が切れそうな時に、Type-C to Lightningケーブルで接続して救助することができ、非常に感謝されました。

ただし、一点だけ注意が必要です。POCO M7 Pro 5Gには充電器(ACアダプタ)が付属していましたが、POCO M8 5G(日本版)には充電器が同梱されていません。45Wの高速充電をフルに活用するためには、対応するPD充電器を別途用意する必要があります。

まとめ:バッテリー

  • バッテリー容量:前モデルから増量された5520mAhの大容量バッテリーを搭載。
  • 持続時間:PCMarkで約20時間10分を記録し、前モデル(約11時間20分)から劇的に向上した。
  • 実使用感:ヘビーユースでも1日で使い切るのが難しいほどのスタミナがあり、2日持ちも現実的。
  • 耐久性:1600回の充放電サイクル後も80%の容量を維持する長寿命設計。
  • 充電速度:45W急速充電に対応し、約30分で50%まで回復可能。
  • 機能:18Wのリバース充電に対応しており、緊急時にモバイルバッテリーとして使える。
  • 付属品:日本版には充電器が付属しないため、別途用意が必要(M7 Proとの違い)。
  • ワイヤレス充電:非対応。

AI機能:POCO M8 5Gで加速する思考と検索の新しい体験

POCO M8 5GのAI機能。Gemini

ここではPOCO M8 5GのAI機能について紹介します。具体的には日常のアシスタントとしてどれほど使えるのか、そして前モデルから何が変わったのかを体験ベースで紹介します。

アプリを切り替えない「Geminiオーバーレイ」と対話する「Gemini Live」

電源ボタンを長押しするだけで、即座に「Gemini」が起動する体験は非常にスムーズです。これまでのGoogleアシスタントとは異なり、「Geminiオーバーレイ」として画面上にポップアップ表示されるため、現在開いているアプリを閉じる必要がありません。例えば、ブラウザで調べ物をしている最中に「この内容を要約して」と頼んだり、SNSを見ながら「返信の案を考えて」と相談したりといった操作が、アプリの切り替えなしで完結します。

さらに進化したのが「Gemini Live」によるリアルタイム対話です。実際に料理をしながらハンズフリーで献立の相談をしてみましたが、こちらの発言に対して非常に自然な間合いで応答してくれます。途中で「やっぱりトマトはやめて」と話を遮って条件を変えても、AIは混乱することなく文脈を理解して修正案を出してくれました。まるで友人と電話で話しているような感覚です。

また、言葉だけでなく「画像生成」機能も優秀で、「近未来的な東京の風景」とテキストで入力するだけで、驚くほど高品質な画像を数秒で作り出してくれました。前モデル「POCO M7 Pro 5G」でもGeminiアプリ自体は利用できましたが、あくまで「アプリの一つ」という位置付けでした。M8 5Gではシステムレベルで統合されており、呼び出しの速さと対話の自然さが段違いです。

Googleアプリとの深い連携で「私専用」のアシスタントに

Geminiの真価は、普段使っているGoogle製アプリとの連携(拡張機能)で発揮されます。Googleマップ、カレンダー、Keep、Tasksなどと紐づけることで、個人的なタスク処理能力が格段に向上しました。

例えば、「来週の火曜日に空いている時間で、近くの静かなカフェで作業したい」と投げかけると、カレンダーの予定を確認しつつ、Googleマップから条件に合うカフェをピックアップして提案してくれます。これまではカレンダーアプリを開いて空きを確認し、マップアプリに切り替えて検索するという手順が必要でしたが、それがワンストップで完了するのは感動的です。

比較対象のM7 Pro 5Gは、AI機能といっても「AI消しゴム」や「AIボケ」といった画像編集機能が中心でしたが、M8 5Gは生活全般をサポートする「秘書」のような存在へと進化しています。

「かこって検索」による爆速リサーチ体験

もう一つ、手放せなくなった機能が「かこって検索(Circle to Search)」です。ホームボタン(またはナビゲーションバー)を長押しし、画面上の気になった部分を指で丸く囲むだけで検索が始まります。

YouTubeでレビュー動画を見ている時に、「デスクに置いてあるこの小物はなんだろう?」と気になり、動画を一時停止してそのアイテムを丸で囲んでみました。すると、即座に製品名とショッピングサイトのリンクが表示され、情報の特定が瞬時に完了しました。

また、海外のニュースサイトを見ていて分からない単語があった際も、なぞるだけで翻訳が表示されます。アプリを切り替えて画像検索をしたり、テキストをコピーして翻訳アプリにペーストしたりする手間が一切なくなりました。この直感的な検索機能はM7 Pro 5Gには搭載されていなかったものであり、情報収集のスピード感を根本から変える大きなメリットだと感じました。

【最新ニュース】Gmailや写真を記憶する「Personal Intelligence」

ここで、将来実装が期待される最新技術を紹介します。2026年1月15日、Googleは新機能「Personal Intelligence」を発表しました。

これはGeminiがユーザーの「Gmail」や「Googleフォト」を横断的に記憶・分析する機能です。例えば「タイヤを買い替えたい」と相談すると、過去のキャンプ写真から悪路走行を検知し、メールの整備履歴と照らし合わせて「耐久性の高いこのタイヤがおすすめ」と提案してくれるようになります。現在は米国の一部でベータ版が始まったばかりですが、将来的にPOCO M8 5Gに実装されれば、真のパーソナル秘書へと進化するでしょう。

まとめ:AI機能

  • Geminiオーバーレイ:電源ボタン長押しで他のアプリ使用中でも即座に呼び出せ、アプリ切り替えの手間が省ける。
  • Gemini Live:話を遮っても文脈を理解する自然なリアルタイム対話が可能で、ブレインストーミングや相談に最適。
  • 画像生成:テキスト入力だけで高品質な画像を生成でき、クリエイティブな用途にも対応する。
  • アプリ連携:Googleマップやカレンダーと連携し、個人のスケジュールや位置情報を踏まえた具体的な提案が可能。
  • かこって検索:画面上のテキストや画像を囲むだけで即座に検索・翻訳ができ、情報収集の効率が劇的に向上した。
  • 前モデルとの比較:M7 Pro 5Gは画像編集(AI消しゴム等)が中心だったが、M8 5Gはシステム統合されたGeminiとかこって検索により、アシスタント機能が大幅に強化されている。
  • 将来の拡張性: Gmailや写真と連携する「Personal Intelligence」の実装が期待され、長く使える楽しみがある。

通信性能:POCO M8 5Gの日本バンド最適化とSIMの使い勝手

POCO M8 5Gの上部と側面。通信している。

ここではPOCO M8 5Gの通信性能について紹介します。具体的には対応するバンドや実際の電波の入り具合、SIMの仕様、ナビゲーションの精度について、前モデルと比較しながらレビューしていきます。

5Gの快適さと惜しまれるeSIM非対応

まずはモバイル通信についてです。POCO M8 5Gは、ドコモのB19、auのB18/26、ソフトバンクのB8といった主要なプラチナバンドを網羅しており、楽天モバイルを含む国内4キャリアの回線に対応しています。

実際にドコモ回線のSIMカードを入れて地下鉄やビル街で使ってみましたが、アンテナピクトが不安定になることはなく、Snapdragon 6 Gen 3のモデム性能のおかげか、5Gエリアでの通信速度も非常に高速で安定していました。Webページの読み込みやSNSの画像表示も一瞬で、ストレスを感じることはありません。

SIMスロットに関しては、本体底面にある穴に付属のSIMピンを押し込んでトレイを引き出すタイプです。構造は「nanoSIM 2枚」または「nanoSIM 1枚 + microSDカード」の排他利用となるハイブリッドスロットを採用しています。ここは前モデル「POCO M7 Pro 5G」と同様の仕様ですが、デュアルSIMで使いつつストレージも拡張したいという欲張りな運用ができない点は少し悩みどころです。

また、最も注意すべき点はeSIMに非対応であることです。最近はオンラインで即日開通できるeSIMが便利ですが、POCO M8 5Gでは物理SIMカードを用意する必要があります。比較対象のM7 Pro 5GもeSIM非対応でしたので、この点における進化が見送られたのは、楽天モバイルなどをサブ回線として手軽に追加したいユーザーにとっては惜しいポイントと言えるでしょう。通話品質に関しては、デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しており、クリアで聞き取りやすい音声を維持できています。

安定したWi-Fi接続とBluetoothの挙動

自宅やカフェでのWi-Fi接続については、Wi-Fi 5(802.11ac)に対応しています。最新のWi-Fi 6ではありませんが、4K動画のストリーミング再生やアプリのダウンロードで速度不足を感じることはありませんでした。ルーターから離れた部屋でも接続が途切れることはなく、安定性は十分です。

Bluetoothに関しては、バージョン 5.1に対応しています。実はスペック上、前モデルのM7 Pro 5G(Bluetooth 5.3)からバージョンが下がっているのですが、実際にワイヤレスイヤホンを接続して満員電車に乗ってみても、音飛びや接続切れは発生しませんでした。数値上のダウンはありますが、体感的な接続安定性に差は感じられません。

ナビもゲームも正確なGPS

位置情報の精度も検証しました。GPS、GLONASS、Galileoなど複数の衛星測位システムに対応しており、Googleマップでのナビゲーションも非常に正確です。複雑な交差点でも現在地を見失うことなく、スムーズに案内してくれました。

まとめ:通信性能

  • 対応バンド:ドコモ、au、ソフトバンクのプラチナバンドに完全対応し、日本国内での繋がりやすさは抜群。
  • SIMスロット:nanoSIM×2またはnanoSIM+microSDのハイブリッド仕様で、物理SIMのみ対応(eSIM非対応)。
  • 前モデルとの比較:M7 Pro 5Gと同様にeSIMやおサイフケータイには非対応のまま据え置きとなっている。
  • Bluetooth:スペック上はM7 Pro 5G(Ver 5.3)より低いVer 5.1だが、接続の安定性に実用上の問題はない。
  • GPS精度:複数の衛星測位に対応し、地図アプリや位置情報ゲームでもズレの少ない正確な測位が可能。

OSと機能:POCO M8 5GのHyperOS 2と長期保証の安心感

POCO M8 5Gを手でもつ。画面に。「Xiaomi HyperOS 2」

ここでは、POCO M8 5Gのシステム体験やセキュリティ、そして日本市場で気になる決済機能について、実際に使ってみた感触を交えて解説していきます。

HyperOS 2の洗練されたUIと悩ましいプリインストールアプリ

OSは最新のAndroid 15をベースにした「Xiaomi HyperOS 2」を搭載しており、全体的なアイコンデザインやコントロールセンターの見た目は非常にモダンで洗練されています。POCO専用ランチャーのおかげで、アプリドロワーの自動分類も見やすく、カスタマイズ性は高いと感じました。

ただ、セットアップ直後に気になったのが、大量にプリインストールされたアプリ(ブロートウェア)の存在です。ホーム画面を埋め尽くすゲームやツール系アプリの一部は、頻繁に通知を送ってくるため少々煩わしく感じました。不要なものはすぐに削除しましたが、初期状態のスッキリさを求める人には少し手間に感じるポイントです。

POCO M8 5GのUI画面。アプリ一覧。

フラッグシップ並みの4世代アップデート保証

この端末を選んでよかったと心から思えるのが、圧倒的なアップデート保証期間です。POCO M8 5Gは、最大4世代のOSメジャーアップデート(Android 19まで予定)と、6年間のセキュリティパッチ提供が約束されています。3万円台の機種でこれほど手厚いサポートがあるのは異例中の異例です。前モデルのPOCO M7 Pro 5Gも比較的長いサポートが魅力でしたが、M8 5Gはそれをさらに確固たるものにしており、一度買えば長く使い続けられるという「真のコスパ」を実現しています。

キャッシュレス派には痛いおサイフケータイ非対応

決済機能については、注意が必要なポイントです。NFC(Type-A/B)は搭載されているため、コンビニなどで「Visaのタッチ決済」を利用することは可能です。実際にローソンでクレジットカードのタッチ決済を試しましたが、問題なく支払いが完了しました。しかし、日本のユーザーにとって重要な「おサイフケータイ(FeliCa)」には非対応です。駅の改札をスマホで通りたい、モバイルSuicaやiDを使いたいという場合には、これ一台で完結できないのが前モデルから続く最大の弱点と言えます。

ハイエンドの風格漂う画面内指紋認証・AI顔認証も利用可

POCO M8 5Gの画面

セキュリティ面では、この価格帯のエントリーモデルとしては珍しい「画面内指紋認証」センサーを搭載しています。以前の安いモデルによくあった側面指紋認証ではなく、画面の下部をタッチして解除するタイプです。センサーの位置も自然で、親指を置くと一瞬でロックが解除されます。光学式ですが反応速度は十分に速く、失敗することはほとんどありませんでした。併用しているAI顔認証も優秀で、スマホを持ち上げた瞬間にホーム画面が開くスムーズさは快適そのものです。

便利な赤外線リモコン

Xiaomi端末の隠れた名機能「IRブラスター(赤外線通信)」もしっかり搭載されています。リビングでテレビのリモコンが見当たらない時、とっさにスマホのプリインストールアプリ「Miリモート」で電源をオンにできた時は、その便利さを再認識しました。エアコンや照明など、幅広い家電に対応しているため、これ一台あれば生活が少しスマートになります。

まとめ:OSと機能

  • OSとUI:Android 15ベースのHyperOS 2は洗練されているが、初期状態のブロートウェア(不要アプリ)の多さが難点。
  • アップデート保証:最大4世代のOS更新と6年間のセキュリティパッチが保証され、長く安心して使える。
  • 決済機能:NFCによるタッチ決済は可能だが、FeliCa(おサイフケータイ)非対応は前モデル同様のデメリット。
  • 生体認証:エントリー帯では珍しい画面内指紋認証を搭載し、AI顔認証とともに高速なロック解除を実現。
  • 独自機能:IRブラスターでテレビやエアコンなどの家電操作が可能であり、リモコンが見当たらない時などに重宝する。

検証してわかったPOCO M8 5Gのメリット・デメリット

POCO M8 5Gの発色のいいディスプレイ。

POCO M8 5Gを実際にメイン端末として使用し、様々なシーンで検証を行った結果、前モデルから劇的に進化した部分と、コストカットのために割り切られた部分が明確に見えてきました。ここでは、前モデル「POCO M7 Pro 5G」との比較を中心に、購入前に知っておくべきメリットとデメリットを包み隠さず解説します。

メリット(長所、利点)

メリット1:ピーク輝度3200nitsの明るさと3Dカーブ有機ELによる高い没入感:(M7 Proは2100nits/フラット)

ディスプレイの進化は一目瞭然です。M7 Pro 5Gの最大輝度2100nitsも十分明るかったのですが、POCO M8 5Gはハイエンド機に匹敵する3200nitsに達しており、真夏の直射日光下でも画面が白むことなく、マップや写真がくっきりと見えます。

また、形状がフラットから3Dカーブディスプレイに変更され、ベゼル(縁)が極限まで細くなったことで、映像が宙に浮いているような没入感を味わえました。。有機EL(AMOLED)ならではの引き締まった「完全な黒」と、鮮やかな発色が素晴らしいです。

メリット2:5520mAhの驚異的なバッテリー持ち・急速充電&リバース充電にも対応(M7 Proは5110mAh/リバース充電なし)

バッテリー持ちは「驚異的」の一言に尽きます。M7 Pro 5Gの5110mAhから5520mAhへと容量が増えたことに加え、電力効率の良いSnapdragon 6 Gen 3を採用したことで、実使用時間が大幅に伸びました。

朝から晩までゲームや動画視聴をハードにこなしても、就寝時にまだ50%近く残っていることもあり、モバイルバッテリーを持ち歩く習慣がなくなるほどの安心感があります。もし充電が必要になっても、45W急速充電でリカバリーが早いため、バッテリー周りのストレスは皆無でした。本機をモバイルバッテリー代わりにしてワイヤレスイヤホンなどを充電できる「18Wリバース充電」に対応している点も便利です。

メリット3:AI機能:システム統合されたGeminiとかこって検索(M7 Proは非対応)

M7 Pro 5Gでは単なるアプリの一つだったAI機能が、M8 5Gではシステムレベルで統合されています。電源ボタンの長押しで即座に「Gemini」を呼び出し、アプリを開いたまま調べ物ができるのは非常に快適です。

特に「かこって検索」の利便性は抜群で、動画内の気になったアイテムを指で囲むだけで検索できる体験は、一度使うと手放せません。情報収集のスピードが格段に上がり、スマホが単なる道具から「優秀なアシスタント」に進化したと実感できました。

メリット4:処理性能:Snapdragon 6 Gen 3によるゲーム動作の向上(M7 ProはDimensity 7025)

SoCがMediaTek製からQualcomm製に変更されたことで、ゲームアプリの互換性と安定性が向上しました。Antutuスコア等の数値上の向上だけでなく、実際に「原神」などをプレイした際のタッチ感度や発熱の制御が改善されています。独自のゲームターボモードによるタッチサンプリングレートの向上(最大2560Hz)も効いており、アクションゲームでの指の追従性が良く、M7 Pro 5Gよりも意図した通りの操作ができると感じました。

メリット5:耐久性:IP66防水防塵とWet Touch 2.0(M7 ProはIP64/旧Wet Touch)

耐久性能も地味ながら確実に進化しています。防塵防滴等級がIP64からIP66に引き上げられ、より強い水流にも耐えられるようになりました。

また、雨の日に屋外で操作した際、「Wet Touch Technology 2.0」の恩恵を強く感じました。画面に水滴がついていても誤タップが起きにくく、スムーズにマップ操作ができた点は、実用面での大きなメリットです。

メリット6:長期サポート:最大4世代OS更新+6年セキュリティ(異例の長期保証)

3万円台のスマートフォンとしては異例とも言える、手厚いアップデート保証が付帯します。「最大4世代のOSメジャーアップデート(Android 19まで予定)」と「6年間のセキュリティパッチ提供」が約束されており、一度購入すれば長期間にわたって最新の機能と安全性を享受できます。

メリット7:ハイエンド機のような画面内指紋認証(M7 Proは側面指紋認証)

エントリー~ミドルクラスではコスト削減のために「側面指紋認証(電源ボタン一体型)」が採用されることが一般的ですが、POCO M8 5Gは上位モデルと同じ「画面内指紋認証」を搭載しています。

画面の下部に親指を置くだけでロックが解除される動作は先進感があり、デスクに置いたままでも持ち上げずにロック解除できる点が非常に便利でした。光学式ですが反応速度は十分に速く、AI顔認証と組み合わせることで、ストレスのないセキュリティ環境が整っています。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:利便性機能:おサイフケータイ、eSIM、ワイヤレス充電は非対応(M7 Proも同様に非対応)

ここは進化してほしかったポイントですが、M7 Pro 5Gと同様に「おサイフケータイ(FeliCa)」には対応していません。Visaのタッチ決済は利用できますが、SuicaやiDなどが使えないため、メイン機として使うには財布を持ち歩く必要があります。

デメリット2:通信機能:eSIMに非対応、物理SIMのみの運用(競合他社は対応増加中)

通信契約の自由度に関わる部分ですが、M7 Pro 5Gと同様に「eSIM」には非対応です。最近はオンラインで即時発行できるeSIMが普及しており、海外旅行時やサブ回線の追加に便利なのですが、本機では物理SIMカードを用意しなければなりません。楽天モバイルなどをサブで手軽に使いたいユーザーにとっては不便な仕様です。

デメリット3:カメラ構成:超広角カメラと光学手ブレ補正(OIS)が非搭載(M7 Proは両方搭載)

カメラに関しては明確なコストダウンが見られます。M7 Pro 5Gには搭載されていた「超広角カメラ」が廃止されたため、広大な風景や集合写真を広く撮ることができません。

さらに痛手なのが「光学式手ブレ補正(OIS)」の廃止です。メインカメラの画質自体は良いのですが、歩きながら動画を撮る際や、暗い場所でサッと撮影する際には手ブレが発生しやすく、撮影の慎重さが求められるようになりました。撮影のバリエーションと手軽さは前モデルの方が上です。

デメリット4:付属品:充電器(ACアダプタ)が同梱されていない(M7 Proは同梱)

購入して箱を開けた瞬間に気づく違いですが、日本版のPOCO M8 5Gには充電器(ACアダプタ)が入っていません。M7 Pro 5Gはオールインワンパッケージでしたが、今回は別売りです。

本機のメリットである45W急速充電を活かすには、対応する充電器を自分で持っているか、別途購入する必要があります。初めてスマホを買う人や、古い充電器しか持っていない人にとっては追加出費となります。

デメリット5:充電機能:ワイヤレス充電(Qi)に非対応(便利機能の欠如)

バッテリー容量は増えましたが、「ワイヤレス充電」には対応していません。デスクに置くだけで充電できる手軽さはなく、必ずケーブルを挿す必要があります。同価格帯の一部競合機種では対応しているものもあるため、機能面での見劣りを感じる部分です。

デメリット6:オーディオ端子:3.5mmイヤホンジャックの廃止(M7 Proは搭載)

有線イヤホン愛用者には残念な知らせですが、M7 Pro 5Gにはあった3.5mmイヤホンジャックが、M8 5Gでは完全に廃止されました。

音ゲーを遅延なくプレイしたい場合や、充電しながら有線イヤホンを使いたい場合には、USB Type-C変換アダプタが必須となります。ワイヤレス全盛とはいえ、選択肢が減ってしまったのはデメリットと言わざるを得ません。

検証結果まとめ:メリット・デメリット

POCO M8 5Gは、3200nitsの有機ELや圧倒的なスタミナ、最新AI機能など、エンタメ性能はハイエンド級です。一方で、おサイフケータイやeSIM、カメラの手ブレ補正(OIS)が非対応という明確な弱点もあります。

「決済機能やカメラの多様性より、画面の美しさとバッテリー持ちを最優先する」という方には、最高のコスパを発揮する一台となるでしょう。

POCO M8 5Gのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 6.67インチ 3Dカーブ有機EL (AMOLED), 120Hz, ピーク輝度3200nits
  • CPU: Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3 (4nmプロセス, オクタコア)
  • GPU: Qualcomm Adreno 710
  • RAM(メモリ): 8GB LPDDR4X (仮想メモリ拡張対応)
  • ストレージ: 256GB UFS 2.2 (microSDカード最大1TB対応/SIM2と排他)
  • バッテリー: 5520mAh (typ)
  • 充電: 最大45W急速充電, 18W有線リバース充電 (ワイヤレス充電非対応)
  • 背面カメラ: メイン5000万画素 (Light Fusion 400, f/1.8) + 深度200万画素
  • 前面カメラ: 2000万画素 (f/2.2)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac), Bluetooth 5.1
  • GPS: GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, QZSS (みちびき)
  • NFC: 対応 (Visaタッチ決済等は可, FeliCa/おサイフケータイ非対応)
  • インターフェース: USB Type-C (3.5mmイヤホンジャック非搭載)
  • センサー: 加速度, ジャイロ, 電子コンパス, 近接, 環境光, IRブラスター
  • スピーカー: デュアルステレオスピーカー (Dolby Atmos, ハイレゾ認証)
  • 機能: Google Geminiシステム統合, かこって検索, Wet Touch 2.0
  • 防水防塵: IP66 (耐水・防塵)
  • 冷却システム: なし
  • 生体認証: 画面内指紋認証, AI顔認証
  • OS: Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)
  • サイズ: 高さ 164mm x 幅 75.42mm x 厚さ 7.35mm
  • 重量: 178g
  • カラー: ブラック, シルバー, グリーン
  • 付属品: SIM取り出しピン, クイックガイド (充電器・ケーブルは同梱なし)
  • モバイル通信(5G/4G/3G): 5G Sub6, 4G LTE, 3G W-CDMA, 2G GSM
  • SIMカード: nanoSIMスロット × 2 (デュアルSIM対応, eSIM非対応)
  • 対応バンド: (※日本の主要プラチナバンドに対応)
    5G: n1/3/28/41/77/78 等 (国内キャリアの主要周波数に対応)
    4G: B1/3/8/18/19/26/28/41/42 等 (ドコモB19, au B18/26, SB B8対応)
    3G: B1/6/8/19 等
    2G: 850/900/1800/1900 MHz

POCO M8 5Gの評価

POCO M8 5Gがデスクの上に置かれている。

8つの評価基準で「POCO M8 5G」を5段階で評価してみました。

項目別評価

ディスプレイ:★★★★★ ピーク輝度3200nitsを誇る3Dカーブ有機ELは、屋外での視認性も没入感もフラッグシップ級。TÜV認証のアイケア技術も優秀です。

パフォーマンス:★★★★☆ Snapdragon 6 Gen 3とゲームターボモード(タッチサンプリング2560Hz)の組み合わせにより、アクションゲームも快適に動作します。

耐久性:★★★★★ IP66への等級アップに加え、USBポート抜挿3万回などの厳格なテストをクリア。濡れた手で操作できるWet Touch 2.0も実用的です。

デザイン:★★★★☆ 7.35mmの薄型ボディと3Dカーブ形状が高級感を演出。エントリーモデルとは思えない洗練された持ち心地を実現しています。

通信・接続性:★★★☆☆ 日本のプラチナバンドを網羅していますが、eSIMとおサイフケータイ(FeliCa)に非対応な点は、日本市場では大きなマイナス要因です。

機能:★★★☆☆ 画面内指紋認証やGeminiのシステム統合は素晴らしいですが、ワイヤレス充電、光学手ブレ補正(OIS)、超広角カメラの廃止は痛手です。

使いやすさ:★★★★☆ 最大4世代のOS更新と6年間のセキュリティ保証は異例の手厚さ。初期アプリ(ブロートウェア)の多さだけが少し面倒です。

コストパフォーマンス:★★★★☆ カメラや決済機能を割り切れるなら、この画面品質とバッテリー性能は破格。一点豪華主義的な高コスパモデルです。

総評:★★★★☆

圧倒的な映像美とスタミナ性能

POCO M8 5Gの最大の魅力は、何と言ってもそのディスプレイとバッテリー性能です。ハイエンド機に匹敵する3200nitsの明るさと、3Dカーブ有機ELによる没入感は、動画視聴やゲーム体験をワンランク上のものにしてくれます。

加えて、5520mAhの大容量バッテリーと省電力なSoCの組み合わせにより、ヘビーに使っても余裕で1日持つスタミナを実現しています。モバイルバッテリーを持ち歩く必要がなくなり、いざという時はリバース充電で友人のスマホを救える点も頼もしい限りです。

さらに、4年間のOSアップデートと6年間のセキュリティパッチ提供という長期のアップデート保証が約束されていおり、安心感もあります。

思考と写真を磨き上げるAI機能

システムに統合された「Google Gemini」や「かこって検索」は、知りたい情報を瞬時に引き出し、日々の生活をスマートにサポートしてくれます。このAI技術はカメラ体験も大きく向上させており、特に「AI強化ポートレート鮮明化」機能は、人物をより自然かつクリアに写し出します。さらに撮影後も強力な「AI編集機能」が活躍し、映り込んだ不要な物を消去したり、背景を加工したりといった高度な補正が指先一つで完結する点は、本機を選ぶ大きなメリットです。

割り切りが必要な機能とデメリット

一方で、購入のハードルとなるデメリットも明確です。日本市場で需要の高い「おサイフケータイ(FeliCa)」と「eSIM」には対応していません。また、カメラ構成では「超広角カメラ」と「光学手ブレ補正(OIS)」が廃止されているため、広角撮影や歩き撮りには不向きです。さらに、充電器が同梱されていない点も含め、これらの機能省略を許容できるかどうかが判断の分かれ目となります。

エンタメとAIを重視する人におすすめ

POCO M8 5Gは、没入感の高い有機ELディスプレイで、動画やゲームなどのエンタメを存分に楽しみたい人に最適です。また、日常の情報収集にAIを活用したり、賢いカメラ機能を使って手軽に綺麗な写真を撮りたいという方にも、間違いなくおすすめできる一台です。

3万円台という価格ながらも、「見る楽しさ」と賢い「AI機能」、そして「長く使える安心感」を高いレベルで融合させたこの一台はこれ以上ないほど満足度の高い選択肢になるはずです。

Xiaomi POCO M8 5G 8GB+256GB 日本語版 Simフリー スマートフォン 6.77″ 120Hz有機EL(AMOLED)デイスプレイ Snapdragon 6 Gen 3

POCO M8 5Gの価格・購入先

POCO M8 5Gのブラックとグリーン

※価格は2026/01/15に調査したものです。価格は変動します。

※1月21日(水)までの期間中に購入すると、スマートバンド「Xiaomi Band 9 Active」がプレゼントされるキャンペーンも実施されています。ぜひ利用してみてください。※Amazonでの購入もキャンペーンの対象となります

シャオミ オンラインストア

SIMフリー・8GB+256GB

36,980円(税込)で販売されています。

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ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで36,980円(税込)、
  • 楽天市場で36,980円(送料無料)、
  • AliExpressで41,307円、

で販売されています。

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おすすめのライバル機種と価格を比較

POCO M8 5G」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

POCO M7 Pro 5G

Xiaomi傘下のPOCOブランドから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2025年4月3日発売)。

Xiaomi HyperOS 1.0 (Android 14ベース)、MediaTek Dimensity 7025-Ultra、8GBメモリ(最大16GB相当に拡張可能)、2400 x 1080 pxの有機EL (AMOLED)ディスプレイ(最大120Hzリフレッシュレート)、256GBストレージ、5110mAhバッテリー、背面50MP(OIS)+2MPの2眼カメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(消しゴムなど)、45Wターボチャージ、IP64防塵防滴、microSDカードによるストレージ拡張、NFC(Felicaは非対応)、赤外線ブラスター、画面内指紋センサー、AI顔認証、ステレオデュアルスピーカー(Dolby Atmos対応)、3.5mmヘッドホンジャック、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで29,682円、楽天市場で31,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで28,644円、です。

👉関連記事:POCO M7 Pro 5G 徹底レビュー!M6 Pro比較と買うべきか判断

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POCO X7 Pro

シャオミ傘下のPOCOから発売された6.67インチの5Gスマートフォンです(2025年1月10日発売)。

Android 15ベースのHyperOS 2、Mediatek Dimensity 8400 Ultra、8GB / 12GB LPDDR5Xメモリ、1.5KのAMOLED液晶、256GB / 512GB UFS 4.0、6000 mAh、背面50MP+8MPの2眼カメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。

また、IP68防水防塵、リフレッシュレート 120Hz、タッチサンプリングレート 480Hz、冷却システム、X軸リニアモーター、赤外線ブラスター、画面内指紋認証、AI顔認証、Dolby Atmos、ハイレゾオーディオ、ハイレゾオーディオワイヤレス、FC/Google Pay、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 6.0、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで49,200円(税込)、楽天市場で49,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで55,830円、で販売されています。

👉関連記事:ハイエンド級でも高コスパ!POCO X7 Proのゲーム性能を徹底レビュー!

Amazonで「POCO X7 Pro」をチェックする

POCO F7

POCOから発売された6.83インチの5Gスマートフォンです(2025年7月8日発売)。

Android 15ベースのXiaomi HyperOS 2、Snapdragon 8s Gen 4、12GBメモリ、2772 x 1280 pxの有機ELディスプレイ、256GB / 512GBストレージ、16時間以上(継続使用時)駆動する6500 mAhバッテリー、背面約5000万画素+約800万画素の2眼カメラ、前面約2000万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(AI反射除去、AIビューティーモード、AI消しゴムPro、AIライティング、AI音声認識、AI通訳、AI検索、Gemini連携)、ゲーム機能(WildBoost Optimization 4.0、ゲームオーディオ、ゲームターボ)、IP68防水防塵、冷却システム「6000mm² 3DデュアルチャネルIceLoopシステム」に対応。

リフレッシュレート 最大120Hz、タッチサンプリングレート 最大480Hz(瞬間最大2560Hz)、ウェットタッチディスプレイ2.0、TÜV Rheinland認証ブルーライト低減、、90Wハイパーチャージ、22.5Wリバース充電、画面内指紋認証、AI顔認証、USB Type-C、NFC、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで54,980円、楽天市場で54,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで54,980円、です。

👉関連記事:POCO F7 徹底レビュー!F6 Proからの進化点と欠点を評価

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REDMI 15 5G

Xiaomiから発売された6.9インチの5Gスマートフォンです(2025年12月19日発売)。

Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)、Qualcomm Snapdragon 6s Gen 3、4GB/8GBメモリ、2340 x 1080 pxのFHD+ 液晶(最大144Hz)、128GB/256GBストレージ、7000 mAhバッテリー、背面5000万画素メイン+補助レンズの2眼カメラ、前面800万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、33W急速充電、18Wリバース充電、リフレッシュレート最大144Hz、IP64防水防塵、モノラルスピーカー(200%音量アップ、Dolby Atmos対応)、AI機能(Gemini オーバーレイ、Google Gemini連携、「かこって検索」、自動ナイトモード、AI消しゴム(8GBモデルのみ)、AIスカイ)に対応。

おサイフケータイ (FeliCa)、ウェットタッチテクノロジー2.0、ストレージ拡張(最大2TB)、メモリ拡張、赤外線ブラスター、側面指紋認証、AI顔認証、USB Type-C、eSIM、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.1、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで36,980円(税込)、楽天市場で31,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで36,980円(送料無料)です。

👉関連記事:REDMI 15 5G 徹底レビュー!バッテリー、スピーカーの劇的進化と欠点

Amazonで「REDMI 15 5G」をチェックする

REDMI Note 15 5G

Xiaomiから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2026年1月15日発売)。

Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)、Qualcomm Snapdragon 6 Gen 3、8GBメモリ、2392 x 1080 pxの有機EL(AMOLED)エッジディスプレイ、256GB / 512GBストレージ、最大21時間(動画再生時)駆動する5520 mAhバッテリー、背面108MP+8MPの2眼カメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Gemini連携、AI消しゴム、AI反射除去、かこって検索、Gemini Liveなど)、3倍光学レベルズーム、ダイナミックショット機能、45W急速充電、18Wのリバース充電、最大1TBまでのストレージ拡張、リフレッシュレート 120Hz、ピーク輝度3200nits、4K動画撮影、IP66防水防塵、耐衝撃、「ウェットタッチ2.0」に対応。

NFC、「赤外線ブラスター」、「スピーカー清掃機能」、ステレオデュアルスピーカー、音量ブースト機能、Dolby Atmos、ハイレゾ認証、画面内指紋認証、AI顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで49,980円(税込)、楽天市場で44,980円~(送料無料)、ヤフーショッピングで54,980円、です。

👉関連記事:REDMI Note 15 5G 徹底レビュー!Proモデルとの違いと欠点

Amazonで「REDMI Note 15 5G」をチェックする

moto g66j 5G

Motorolaから発売された約6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年7月10日発売)。

Android 15、MediaTek Dimensity 7060、8GBメモリ(RAMブーストにより最大24GBまで拡張可能)、2,400 x 1,080 pxのLCD、128GBストレージ、5200 mAhバッテリー、背面約5,000万画素+約800万画素の2眼カメラ、前面約3,200万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、IP68・IP69/MIL-STD-810H防水防塵、おサイフケータイ®、最大2TBまでのストレージ拡張、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth® 5.3、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで28,073円(税込)、楽天市場で34,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで34,800円、です。

👉関連記事:moto g66j 5G 徹底レビュー!耐久性・カメラ・機能をg64と比較

Amazonで「moto g66j 5G」をチェックする

他のPOCOスマホと比較

他にもPOCOやシャオミのスマートフォンが販売されています。ぜひ比較してみてください。

POCOスマホ完全ガイド!魅力/シリーズ比較/選び方/最新機種まで徹底解説

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

GEEKOM A7 MAX 徹底レビュー!A8 2025との違いと欠点を評価

2025年12月15日に発売された「GEEKOM A7 MAX」。PCの価格が高騰する中、パワフルなAMD Ryzen 9 7940HSプロセッサを搭載したコスパの高いミニPCとして注目を集めています。

しかも、AppleのMac miniと匹敵するほどの美しいボディを採用。優れた拡張性を持ちながら、高いグラフィック性能で『モンハン』もプレイできるなど魅力が満載です。

そこで今回のレビューでは、今話題のGEEKOM A7 MAXがどれほどの性能を持っているのか、また、似た性能を持つ「GEEKOM A8」(2025)とどのように違っているのか、その実力と使い勝手を徹底比較・検証しました。

GEEKOM A7 MAX 実機が箱に入っている。

先に結論からお伝えしましょう

GEEKOM A7 MAXの長所(Pros):

  • パワフルなRyzen 9 7940HSプロセッサとAIに強いNPUを搭載
  • CNCアルミニウム一体成型の美しい金属筐体
  • USB4ポートと2.5G LANを各2基搭載した優れた拡張性
  • 「モンハン」や「原神」も遊べる高いグラフィック性能

GEEKOM A7 MAXの短所(Cons):

  • 高負荷時のファンノイズが少し気になる
  • 内部ストレージの増設ができず換装のみ対応
  • OCuLinkポート非搭載でHDMIは2.0規格
  • TDP制限がありデスクトップ級のパワーではない

総合評価:

GEEKOM A7 MAXは、手のひらサイズの筐体にRyzen 9のパワーとNPUによるAI性能を凝縮したプレミアムなミニPCです。動画編集から「モンハン」などのゲームまでこなす高いグラフィック性能を備えつつ、USB4ポートやLANポートなど拡張性にも優れています。

ストレージ増設ができないこと、OCuLinkポートが搭載されていないことなどデメリットはありますが、それらを補って余りある魅力を秘めている一台です。高級感のある美しい金属ボディで、将来のAI時代に備えたいと考えているユーザーにおすすめします。

この記事でわかること

  1. デザイン:CNCアルミニウムユニボディ、サイズ、重量、質感、指紋、VESAマウント
  2. 接続ポート:USB4 (Type-C)×2、前面USB-A×4、デュアル2.5GbE LAN、HDMI 2.0、SDカードスロット
  3. ベンチマーク:AMD Ryzen 9 7940HS、Radeon 780M、Passmark、Cinebench、Geekbench、PC Mark、3D Mark、CPU性能比較(ランキング)、グラフィック性能
  4. ゲーム性能:FF14のベンチマーク結果、『モンスターハンターワイルズ』『原神』、実測フレームレート(FPS)、解像度設定
  5. 冷却・排熱:IceBlast 2.0冷却システム、ファンノイズ、静音性、筐体の発熱、サーマルスロットリング
  6. メモリ・ストレージ:容量、規格、SSD換装(増設不可)、分解の手順、メモリの増設方法
  7. 通信性能:デュアル2.5G LANポート、Wi-Fi 6E (MT7922)、Bluetooth 5.2、NAS運用、Wi-Fiモジュール交換
  8. ソフトウェアと設定:Windows 11 Pro、ライセンス、クリーンなOS、Ryzen AI (NPU)の性能、最大10 TOPS、AI機能・Copilotの動作感、BIOSの起動方法と設定、TDP変更 (54W)
  9. メリット・デメリット:NPUの有無、USB4の数、OCuLink非搭載、ストレージの増設不可
  10. 比較GEEKOM A8 (2025)、GEEKOM A6Minisforum X1 LiteMac mini M4、違い
  11. スペック:仕様詳細
  12. 評価:5段階評価、総評、最適なユーザー
  13. 価格:購入先、GEEKOM公式、セール、Amazon、楽天、安く買う方法、クーポン、最安値

この記事を最後まで読むことで、「GEEKOM A7 MAX」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amaozn リンク / 楽天市場のリンク

公式ページ:GEEKOM NUC A7 MAXミニPC|Ryzen 9 7940HS搭載|高コスパ・高い拡張性・省スペース

デザインと接続ポート:GEEKOM A7 MAXの筐体美とA8を凌ぐ拡張性

GEEKOM A7 MAX 実機を両手で持ち上げている。天面が見える。

ここでは、GEEKOM A7 MAXの外観デザイン、サイズ感、そして日々の使い勝手を大きく左右するインターフェース(接続ポート)について、比較対象の「GEEKOM A8 2025」との違いを交えながら詳しく解説していきます。

高品質なアルミニウムユニボディの質感

箱から取り出してまず驚かされたのは、その筐体の美しさです。筐体全体がつや消しのシルバーで統一されたアルミニウム合金で作られており、プラスチック特有の安っぽさは微塵も感じません。天面と側面が一体となった継ぎ目のないユニボディデザインは非常に洗練されています。表面はサンドブラスト加工が施されており、さらさらとした手触りで指紋が目立ちにくいのも実用的だと感じました。デスクの上に置くだけで、作業環境のグレードが一段上がったような満足感を得られます。

サイズと重量:A8と比較して見えたメリット

GEEKOM A7 MAX 実機の側面。ケンジントンロックが見えている。

本体サイズは幅135mm × 奥行き132mm × 高さ46.9mm、重量は約671g(実測値)です。比較対象の「GEEKOM A8」が112.4mm角の超コンパクトサイズ(約0.47L)であるのに比べると、A7 MAXは一回り大きく設計されています。

実際にA8と並べてみると確かにA7 MAXの方が設置面積をとりますが、それでも一般的なデスクトップPCに比べれば圧倒的に省スペースです。むしろ、このわずかなサイズアップが、後述するポート数の充実や排熱性能の余裕に直結していると感じました。カラーは落ち着いたシルバー調で、木目調のデスクにもモノトーンのデスクにも自然に溶け込みます。

圧倒的に便利な前面ポートと充実のインターフェース

GEEKOM A7 MAX 実機 前面にある4つのUSB 3.2 Gen 2 Type-Aポート

私がA7 MAXを使っていて最も感動したのは、前面ポートの利便性です。前面にはUSB 3.2 Gen 2 Type-Aポートがなんと4つも配置されています。これは「GEEKOM A8」が前面にUSBポートを2つしか備えていない点と比べると、決定的な違いです。

実際に作業をする際、マウスとキーボードのドングルを接続し、さらにUSBメモリでデータを読み込み、スマホを充電ケーブルにつなぐといったシチュエーションが多々あります。A8ではポートが足りずに背面に回る必要がありましたが、A7 MAXならすべて前面だけで完結します。特に左端のポートは電源オフ時の給電にも対応しており、PCをシャットダウンした状態でスマホを充電できるのが地味ながら非常に便利でした。また、左側面にはSDカードスロットを備えており、カメラで撮影したデータの取り込みもスムーズに行えます。

GEEKOM A7 MAXの背面にあるポート類

背面には、HDMI 2.0ポートが2つ、USB 3.2 Gen 2 Type-AUSB 2.0 Type-A、そして。すべきは2.5GbEの有線LANポート2つ搭載されている点です。A8はLANポートが1つですので、デュアルLAN環境でネットワークを分離したいユーザーや、ホームサーバー(NAS)的な運用を考えている方にとっては、A7 MAXの拡張性は非常に魅力的です。

USB4と4画面出力による強力なデスク環境

背面に搭載された2つのUSB Type-Cポートは、どちらも最大40Gbpsの転送速度を誇る「USB4」規格に対応しています。A8の場合、片方はUSB4ですが、もう片方はUSB 3.2 Gen 2 Type-Cとなっているため、両方のポートで最高スペックを使えるA7 MAXの方が将来性も含めて有利です。

GEEKOM A7 MAXの4画面モニター出力

この2つのUSB4ポートと2つのHDMIポートをすべて使えば、最大4台のモニターへの同時出力が可能です。実際に私もトリプルディスプレイ環境を試してみましたが、USB-Cケーブル1本でモバイルモニターへの映像出力と給電を行えるため、配線が非常にスッキリしました。また、USB4ポートは外付けGPU(eGPU)の接続にも対応できる帯域を持っているため、将来的にグラフィック性能を強化したい場合にも選択肢が残されています。

VESAマウントと付属品

付属品には、HDMIケーブル、ユーザーガイドの他に、専用のVESAマウント金具が含まれています。これを使えばモニターの背面に本体を固定できるため、実質的にデスク上のPC設置スペースをゼロにすることも可能です。電源アダプタは120W出力のものが付属しますが、比較的小型で場所を取りすぎない点も好印象でした。内部へのアクセスは底面のゴム足を剥がしてネジを外す必要がありますが、メモリやSSDの換装・増設が可能な構造になっています。

まとめ:デザインと接続ポート

  • 質感:継ぎ目のないアルミユニボディで、A8同様に非常に高級感がある
  • サイズ:A8(112mm角)より一回り大きい135mm角だが、その分拡張性が高い
  • 前面ポート:USB Type-A×4という構成が圧倒的に便利(A8は前面×2)
  • 背面ポート:2.5GbE LAN×2のデュアルLAN構成はA7 MAXだけの特権(A8は×1)
  • USB4:背面のType-Cは2ポートともUSB4対応で、A8(USB4×1)より高性能
  • 拡張性:SDカードスロット搭載でクリエイティブ用途にも即座に対応可能

ベンチマーク

GEEKOM A7 MAXの3D Markベンチマーク測定画面

GEEKOM A7 MAXは、プロセッサーに「AMD Ryzen™ 9 7940HS」を搭載しています。これはTSMC 4nmプロセスで製造されたZen 4アーキテクチャを採用した8コア16スレッドの高性能モバイルCPUで、最大ブーストクロックは5.2GHzに達します。グラフィックスには「AMD Radeon™ 780M」を内蔵しており、RDNA 3アーキテクチャに基づいたこのiGPUは、従来の統合グラフィックスと比較してもトップクラスの性能を持ち、軽量なゲームやクリエイティブ作業にも対応できる実力を備えています。

ベンチマーク結果は以下のようになっています。

GEEKOM A7 MAXのCPUのベンチマーク結果。グラフ、AMD Ryzen9 7940HS

CPUのベンチマーク結果・AMD Ryzen9 7940HS

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「29951」
  • Geekbench 6のシングルコア「2645」、マルチコア「10177」
  • Cinebench R23 シングルコア「1810」、マルチコア「15920」
  • Cinebench 2024 シングルコア「108」、マルチコア「950」
  • PCMark 10 スコア「7470」(よく利用されるアプリの使用感を計測)

GEEKOM A7 MAXのGPUのベンチマーク結果。グラフ、AMD Radeon 780Mグラフィックスコア

GPUのベンチマーク結果・AMD Radeon 780Mグラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「4830」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「4830」
  • Time Spy グラフィックスコアで「1860」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「19110」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「16500」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

CPU性能を比較

GEEKOM A7 MAXが搭載するAMD Ryzen9 7940HSのCPU性能をPassmark(CPUマルチコアスコア)で比較してみました。

GEEKOM A7 MAXのグラフ。CPU性能をPassmarkで比較

CPUランキング

  1. Core Ultra 9 285H(GEEKOM IT15)・・・Passmark:57464
  2. AMD Ryzen AI 9 HX 370(GEEKOM A9 MAX)・・・Passmark:35094
  3. Ryzen9 7940HS(GEEKOM A7 MAX)・・・Passmark:29951
  4. Core Ultra 9 185H(GEEKOM GT1 Mega)・・・Passmark:29317
  5. Ryzen 7 8745HS (GEEKOM A8 2025)・・・Passmark:29010
  6. Core i9-13900HK(GEEKOM GT13 Pro 2025)・・・Passmark:26969
  7. AMD Ryzen 6800(GEEKOM A6)・・・Passmark:22893
  8. Ryzen 5 7430U(GEEKOM A5 2025)・・・Passmark:15969

CPU性能の比較から分かること

このランキングから、GEEKOM A7 MAXに搭載されているRyzen 9 7940HSは、全体の中で上位グループに位置する高い処理能力を持っていることがわかります。最新のフラッグシップモデルである「Core Ultra 9 285H」や「Ryzen AI 9」には及びませんが、インテルのハイエンドCPU「Core Ultra 9 185H」や「Core i9-13900HK」を上回るスコア(29951)を記録しており、非常に高性能です。また、比較対象となる「GEEKOM A8 2025(Ryzen 7 8745HS)」に対しても優位性を保っており、コストと性能のバランスに優れたハイエンド寄りのモデルであることが読み取れます。

GEEKOM A8 2025と比較

GEEKOM A7 MAXとGEEKOM A8 2025のベンチマークを比較

GEEKOM A8 2025は、CPUに「AMD Ryzen™ 7 8745HS」を搭載しています。これはZen 4アーキテクチャ(Hawk Point)を採用した8コア16スレッドのプロセッサーですが、最大の特徴は「NPU(AI処理専用プロセッサ)が搭載されていない点にあり、AI機能を省くことでコストパフォーマンスを高めたモデルとなっています。GPUにはA7 MAXと同じく「AMD Radeon™ 780M」を搭載しています。

ベンチマーク結果は以下のようになっています。

CPUのベンチマーク結果・Ryzen 7 8745HS

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「29010」
  • Geekbench 6のシングルコア「2720」、マルチコア「13390」
  • Cinebench R23 シングルコア「1700」、マルチコア「14060」
  • Cinebench 2024 シングルコア「100」、マルチコア「755」
  • PCMark 10 スコア「6730」(よく利用されるアプリの使用感を計測)

GPUのベンチマーク結果・AMD Radeon 780Mグラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「4705」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「2560」
  • Time Spy グラフィックスコアで「1960」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「26850」(DirectX 12, 低負荷)
  • 3DMark Wild Life「16420」(Vulkan/Metal, モバイル向け)

ベンチマークの比較からわかること

両機種のベンチマーク結果を比較すると、CPUの純粋なマルチコア性能を示す「Cinebench R23」では、A7 MAXが「15920」、A8が「14060」となり、A7 MAXの方が約13%高いスコアを記録しています。これはRyzen 9とRyzen 7というグレードの違いによる基本性能の差が現れており、動画の書き出しやレンダリング処理などの重い作業ではA7 MAXが有利であることを示しています。

一方で、3Dグラフィックス性能を示す「Time Spy」の結果を見ると、A7 MAXが「1860」であるのに対し、A8は「1960」と、A8の方がわずかに高いスコアを出しています。同じRadeon 780Mを搭載していながら下位モデルのA8が上回っているのは、メモリ構成の違いが影響していると考えられます。A7 MAXはメモリがシングルチャンネル(1枚挿し)であるため帯域幅がボトルネックになりやすく、デュアルチャンネル構成のA8の方が内蔵GPUの性能をより引き出せている結果と言えます。

ゲーム性能と排熱:GEEKOM A7 MAXの真価と冷却への余裕

GEEKOM A7 MAXでモンハンワイルズをプレイしている。

ここでは、GEEKOM A7 MAXのゲーミングパフォーマンスと、それを支える冷却システム「IceBlast 2.0」の実力について、実際のゲームプレイを通じて検証していきます。

意外な結果となったFF14ベンチマーク

まずは定番のベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」を使用し、グラフィック性能を数値化してみました。測定結果は以下の通りです。

  • 最高品質 (FHD):2,020(設定変更を推奨)
  • 高品質 (ノートPC FHD):3,220(設定変更を推奨)
  • 標準品質 (ノートPC FHD):3,280(設定変更を推奨)

正直なところ、Radeon 780Mを搭載したRyzen 9 7940HSとしてはかなり控えめなスコアが出ました。通常、このクラスのiGPUであれば標準品質で「快適」判定が出てもおかしくありません。この原因は、A7 MAXの初期構成が「メモリ16GB×1枚のシングルチャンネル」である点に尽きます。

内蔵GPUはメモリ帯域の影響をダイレクトに受けるため、デュアルチャンネル(2枚挿し)を採用している比較対象の「GEEKOM A8 2025」と比べると、グラフィック性能においては明確に不利な結果となりました。ゲームを本気で楽しむなら、購入後にメモリをもう1枚追加してデュアルチャンネル化することを強くおすすめします。

実際のゲームプレイ検証:数値以上の快適さ

ベンチマークでは厳しい結果が出ましたが、実際のゲームプレイではRyzen 9の底力を感じることができました。

モンスターハンターワイルズ

最新の重量級タイトルである本作で、広大なフィールドに降り立ってみました。Time Spyスコア1860という数値を考慮し、解像度1920×1080(フルHD)の「低」設定をベースに、AMD FSR(アップスケーリング)を併用して狩猟を開始。結果として、30~45FPSでのプレイが可能でした。

拠点内やモンスターのいない平原を移動する際は40FPS前後で安定しており、景色を楽しむ余裕があります。しかし、巨大なモンスターと対峙し、激しい攻撃が飛び交う戦闘シーンや、天候が急変してエフェクトが画面を覆う場面では30FPS付近まで低下し、少し重さを感じました。そこで解像度を1280×720まで落としてみたところ、45~60FPSに近い環境となり、ハンティングアクションに求められる俊敏な操作にも十分ついてこられるようになりました。最新ゲームエンジンの高負荷を、CPUパワーでねじ伏せている印象です。

原神

GEEKOM A7 MAXで原神をプレイしている

打って変わって、アニメ調のグラフィックが美しい「原神」では、非常に快適な体験が得られました。フルHDの「最高」画質設定でも45~55FPSを維持。設定を「中」から「高」へ調整すると、常時60FPSに張り付くような滑らかな映像美が実現しました。

広大なテイワット大陸をダッシュで駆け抜け、視点を素早く回転させてもカクつきは皆無。特に戦闘シーンにおいて、4人のキャラクターを次々と切り替えながら元素爆発を連発するような派手なエフェクトが重なる瞬間でも、Ryzen 9 7940HSの高いシングルコア性能が効いているのか、フレームレートの落ち込みは最小限でした。都市部のオブジェクトが密集するエリアでも安定しており、長時間の冒険もストレスフリーで楽しめました。

プレイ中の排熱と静音性:Ryzen 9の熱を制御できているか

GEEKOM A7 MAX 実機の天面と前面

ゲーム検証中、あわせて冷却システム「IceBlast 2.0」が機能しているかも確認しました。結論から言うと、長時間「モンスターハンターワイルズ」をプレイし続けても、熱による急激なフレームレート低下(サーマルスロットリング)は発生しませんでした。高さ37mmという極薄ボディですが、高負荷時にはファンがしっかりと回転し、Ryzen 9のパフォーマンスを維持し続けてくれます。ただし、アルミ筐体全体が放熱板の役割を果たすため、プレイ後の天面は手で触れてはっきり分かるほど温かくなります。これは熱が内部にこもらず、正常に排出されている証拠です。

一方で、静音性については割り切りが必要です。Webブラウジング中は無音に近いですが、ゲームプレイ中は冷却ファンが勢いよく回り、「サーッ」という風切り音が明確に聞こえます。先述のメリットで冷却システムを評価しましたが、それは「このサイズで熱暴走させない」という意味においてであり、決して「無音」ではありません。没入感を削がれないよう、ゲーム中はスピーカーの音量を上げるか、ヘッドセットの使用が推奨されるレベルです。

まとめ:ゲーム性能と排熱

  • ベンチマーク:初期のシングルチャンネルメモリ構成がボトルネックとなり、FF14等のスコアは伸び悩む
  • 実ゲーム性能(モンハン):重量級タイトルでも設定と解像度を調整(720pなど)すれば45-60FPSで遊べるポテンシャルがある
  • 実ゲーム性能(原神):中〜高設定であれば60FPSで安定し、Ryzen 9のCPU性能を活かして非常に快適に動作する
  • 冷却システム:厚さ37mmの薄型ボディだが、IceBlast 2.0により熱暴走(サーマルスロットリング)を防ぎ、パフォーマンスを維持できる
  • 静音性:高負荷時はファンの風切り音がはっきりと聞こえるため、没入感を高めるならヘッドセット推奨

メモリとストレージ:GEEKOM A7 MAXの拡張性とシングルチャンネルの功罪

GEEKOM A7 MAXの内部が見えている。

ここでは、GEEKOM A7 MAXのパフォーマンスを支えるメモリとストレージの構成、そしてユーザー自身によるアップグレードの可能性について、比較対象の「GEEKOM A8 2025」との決定的な違いを交えながら詳細にレビューしていきます。

構成オプションと両機種の違い

GEEKOM A7 MAXは、日本国内において主に「16GBメモリ + 1TB SSD」という構成で販売されています。最大で64GBのメモリ、2TBのストレージまでサポートする拡張性を持っています。

これに対し、比較対象の「GEEKOM A8 2025(Ryzen 7 8745HS搭載)」は、コストパフォーマンスを重視したモデルでありながら、販売モデルによっては最初からデュアルチャンネル(16GB×2など)のメモリ構成が採用されている場合があります。A7 MAXを購入検討する際は、この初期構成の違い(16GB×1枚か、16GB×2枚か)が、特にグラフィック性能に影響を与える点に留意する必要があります。

メモリ:DDR5-5600MHzの高速規格を採用

GEEKOM A7 MAX 実機 内部にあるメモリ

搭載されているメモリは、最新規格の「DDR5-5600MHz SO-DIMM」です。この「5600」という数字は伊達ではありません。

具体的に言うと、「DDR5-5600」の5600は「5600MT/s(Mega Transfers per second)」を意味しており、これは1秒間に56億回ものデータ転送が可能であることを示しています。この規格は「PC5-44800」とも呼ばれ、理論上の最大データ転送速度は毎秒44.8GB(44.8GB/s)という驚異的な実効帯域幅を誇ります。

実際にOfficeソフトの起動やウェブブラウジングを行ってみましたが、この高速な転送速度のおかげで、シングルチャンネル構成であっても動作は非常に軽快です。アプリの立ち上げや切り替えで待たされることはなく、一般的な事務作業においては全くストレスを感じませんでした。

GEEKOM A7 MAXでクリエイティブな作業をしている

さらに、クリエイティブ用途として「DaVinci Resolve」や「CapCut」を用いた動画編集も試してみました。Ryzen 9の処理能力と爆速SSDの恩恵は大きく、フルHD画質のプロジェクトであれば、複数のトラックを重ねてもプレビューがカクつくことはありません。4K動画のカット編集やテロップ入れといった作業もスムーズに行え、タイムラインのスクラブ(再生位置の移動)も非常に軽快でした。書き出し速度も十分に速く、YouTubeへの投稿動画を作成するレベルなら、メイン機としてバリバリ活躍してくれます。

ストレージ:読み込み7000MB/s超えの爆速SSD

ストレージには、M.2 2280規格のPCIe Gen4x4 NVMe SSD1TB搭載されています。定番のベンチマークソフト「CrystalDiskMark」で実測したところ、読み込み速度(Read)は驚異の7070.23 MB/s書き込み速度(Write)も6115.09 MB/sを記録しました。これはPCIe Gen4 SSDのほぼ理論値上限に迫る数値であり、OSの起動は一瞬、大容量のゲームデータのロードもストレスフリーです。A8も同様に高速なSSDを搭載していますが、A7 MAXのこの速度はハイエンドデスクトップPCと全く遜色がありません。

GEEKOM A7 MAX 実機 内部にあるストレージ

分解の手順

ここからは、ユーザー自身によるアップグレード(メモリ増設とSSD換装)について解説します。内部へのアクセス手順はシンプルですが、細心の注意が必要です。まず、底面の四隅にあるゴム足を剥がし、その下に隠れているネジをドライバーで外すことで底面カバーが開きます。

注意点:カバーを開ける際、勢いよく持ち上げてはいけません。Wi-Fiモジュールのアンテナケーブルがカバーと本体を繋いでいるため、無理に開けると断線する恐れがあります。

メモリ・ストレージの増設方法

メモリの増設 内部を確認すると、2つあるメモリスロットのうち1つが空いているのが分かります。ここに同じ規格(DDR5-5600)の16GBメモリをもう1枚追加するだけで、簡単に32GBの「デュアルチャンネル」環境を構築できます。A8のように既存のメモリを無駄にすることなく、安価に性能を倍増させることができる点は、A7 MAXの大きなメリットです。

ストレージの換装 ストレージに関しては、M.2スロットは1つのみとなります。そのため、空きスロットへの「増設」はできず、既存のSSDを取り外して新しいものに入れ替える「換装」のみの対応となります。最大2TBまでの容量アップグレードに対応していますが、最初から1TBという大容量かつ超高速なSSDが搭載されているため、当面の間は容量不足や速度不足を感じることはないでしょう。

まとめ:メモリとストレージ

  • 販売構成:16GB RAM + 1TB SSDの構成が主流で、最大64GB/2TBまで対応
  • メモリ規格:DDR5-5600MHz SODIMMを採用し、初期は16GB×1のシングルチャンネル
  • ストレージ速度:読み込み約7070MB/sの実測値を記録し、非常に高速
  • 分解時の注意:底面開封時にWi-Fiアンテナケーブルを切断しないよう慎重な作業が必要
  • 増設:メモリは追加するだけで容易にデュアルチャンネル化が可能。SSDは増設不可で換装のみ対応

通信性能:GEEKOM A7 MAXが誇るデュアルLANと安定したワイヤレス環境

GEEKOM A7 MAX 実機の背面にあるLANポート

GEEKOM A7 MAXは、そのコンパクトな筐体に似合わず、ワークステーション並みの強力な通信機能を備えています。ここでは、比較対象のA8を凌駕する有線LANの仕様や、最新のワイヤレス規格の使用感についてレビューします。

A8にはない強み:デュアル2.5G LANポートの衝撃

本機の通信性能において、最も。すべきメリットは背面に搭載された「2つの2.5GbE LANポート」です。比較対象の「GEEKOM A8 2025」が2.5GbEポートを1つしか搭載していないのに対し、A7 MAXは2つのポートを標準装備しています。

実際に私はこのデュアルLANを活用し、一方をインターネット回線へ、もう一方をローカルのNAS(ネットワーク接続ストレージ)に直結して運用してみました。2.5Gイーサネットの恩恵は絶大で、大容量の動画ファイルをNASへ転送する際も、一般的な1Gbps接続とは次元の違うスピードを体感できます。ネットワークトラフィックを分離できるため、オンラインゲーム中に裏で重いデータのバックアップが走っても、Ping値への影響を最小限に抑えられました。自宅でサーバー構築や高度なネットワーク管理を行いたいユーザーにとって、このポート数の差は決定的な選定理由になります。

Wi-Fi 6E:高速通信とモジュールの換装可能性

GEEKOM A7 MAX 内部にあるWi-Fiモジュール

ワイヤレス通信には、最新の「Wi-Fi 6E」が採用されており、混雑の少ない6GHz帯を利用可能です。搭載されているチップはMediaTek製の「MT7922」で、実際に4K動画のストリーミング再生を行ってもバッファリングで止まることは一度もありませんでした。

注目すべき点は、このWi-Fiモジュールが「M.2 2230」規格のスロットに装着されており、ユーザー自身で交換が可能であることです。将来的にWi-Fi 7対応モジュールなどが普及した際や、好みのメーカー製カード(Intel製など)に換装したい場合でも、底面を開けて手軽にアップグレードできる設計は、長く使い続ける上で非常に心強い要素です。ただし、アンテナケーブルは繊細なので、交換時の取り扱いには注意が必要です。

Bluetooth 5.2:多重接続でも途切れない安定性

Bluetoothはバージョン5.2に対応しています。デスク周りをすっきりさせるため、ワイヤレスマウス、キーボード、そしてノイズキャンセリングヘッドホンの3台を同時に接続して使用してみました。

これだけの周辺機器を同時に繋いでも干渉や遅延を感じることはなく、非常に安定した接続を維持してくれます。特にビデオ会議中にヘッドセットの音声が途切れるといったトラブルもなく、ビジネス用途でも安心して使える信頼性の高さを実感しました。

まとめ:通信性能

  • 有線LAN:2.5GbEポートを2基搭載しており、A8(1基)に比べてネットワーク構築の柔軟性が圧倒的に高い
  • 速度と安定性:デュアルLANによるネットワーク分離が可能で、大容量転送やオンラインゲームが快適
  • Wi-Fi規格:Wi-Fi 6Eに対応し、MediaTek MT7922チップによる高速で低遅延な通信を実現
  • メンテナンス性:Wi-FiモジュールはM.2 2230規格で、将来的な換装やアップグレードが可能
  • Bluetooth:バージョン5.2に対応し、複数の周辺機器を同時接続しても途切れず安定している

ソフトウェアと設定:GEEKOM A7 MAXはNPU搭載でAI機能も万全

GEEKOM A7 MAXのOS画面、Windows 11

GEEKOM A7 MAXのシステム内部は、余計な装飾を削ぎ落とした実用主義で構成されています。電源を入れてすぐに作業へ没頭できる環境と、自分好みに追い込める設定項目について、実際に触って確かめた内容を詳細にレポートします。

クリーンなWindows 11 Pro環境

電源を投入して初期設定を終えると、非常にすっきりとしたデスクトップ画面が現れました。搭載されているOSは「Windows 11 Pro」です。注目したいのは、その中身が極めてクリーンであることです。大手メーカー製のPCによくある、体験版のセキュリティソフトや使わないゲームなどの「ブロートウェア(不要なソフト)」が一切入っていません。

実際に使い始めてすぐに、アプリの削除作業に時間を取られることなく、必要なソフトのインストールに取り掛かれたのは非常に快適でした。ライセンスも正規のOEMライセンスが認証されており、ビジネス用途でも安心して導入できる信頼性の高さを感じます。

A8 2025との決定的な差となる「NPU」の存在

GEEKOM A7 MAXでNPUを確認する

このモデルを選んで良かったと強く感じたのが、AI機能への対応です。タスクマネージャーを開いてパフォーマンスタブを確認すると、しっかり「NPU」の項目が認識されていました。これはRyzen 9 7940HSに統合された「Ryzen AI」エンジンによるもので、単体で最大10 TOPSのAI処理性能を持っています。

比較対象である「GEEKOM A8 2025」などの最新かつ安価なモデル(Ryzen 7 8745HS搭載機)では、コストカット等の理由でこのNPUが省かれています。しかし、A7 MAXには確実に搭載されています。実際にWebカメラを接続してみると、Windows Studio エフェクトが有効になり、背景ぼかしや視線補正がスムーズに動作しました。

また、Windows標準のAIアシスタント「Copilot」も試してみましたが、起動は瞬時で、チャットのレスポンスも非常にスムーズです。現状はクラウド処理がメインですが、バックグラウンドでAIを常駐させながら別の作業を行っても、PC全体の動作が重くなることはありませんでした。

重要なのは、これらの重いAI処理をNPUが肩代わりしてくれる点です。NPU非搭載のPCではCPUやGPUが処理を行うため負荷が増えますが、A7 MAXならメインの処理能力を温存したまま快適にビデオ通話などが可能です。今後、CopilotなどのAIアシスタントがローカル処理を増やしていく中で、このNPUの有無はマシンの寿命を左右する大きなアドバンテージになると確信しました。

BIOSへのアクセスと設定の自由度

GEEKOM A7 MAXのBIOS画面

ハードウェアの挙動を決めるBIOS(UEFI)画面へのアクセスは簡単です。起動直後のGEEKOMロゴが表示されている間に、キーボードの「Delete」キー(またはF2キー)を連打することで入ることができます。昔ながらの青とグレーを基調としたAMI BIOSベースの画面で、マウス操作も可能です。

メニューは英語ですが、構成はシンプルで迷うことはありませんでした。ここではVRAMの割り当て変更などが可能ですが、私が最も。したのは、冷却ファンとパフォーマンスに関わる設定項目です。

パフォーマンスの封印を解くTDP設定

A7 MAXの真価を引き出す設定が、BIOS内の「Power & Performance」項目にあります。デフォルトではバランス重視の設定になっていますが、ここを「Performance Mode」に変更することで、TDP(熱設計電力)を最大54Wまで引き上げることが可能です。

実際に設定を変更するとベンチマークスコアは向上しますが、競合機種と比較すると設計思想の違いが見えてきます。例えば、ライバル機である「Minisforum X1 Lite」がTDP 65Wまで対応する設計であるのに対し、A7 MAXは標準45W、最大でも54W(cTDP)付近での運用が想定されています。独自の冷却機構(IceBlast 2.0)は優秀ですが、限界までパワーを絞り出したい層にとっては、この消費電力設計の差がパフォーマンスのわずかな差として現れる可能性があります。あくまでモバイル向け高性能版の「安全圏」の中でのチューニングであり、過度な期待は禁物です。

まとめ:ソフトウェアと設定

  • OS:余計なソフトがないクリーンなWindows 11 Pro
  • AI機能:GEEKOM A8 2025とは異なり、NPU(Ryzen AI)を確実に搭載
  • 設定の自由度:TDPを54Wに変更可能で、攻めた運用ができる
  • BIOS:Deleteキーで簡単にアクセス可能なAMI BIOSを採用

検証してわかったGEEKOM A7 MAXのメリット・デメリット

GEEKOM A7 MAX 実機の外観、斜め。

GEEKOM A7 MAXを動画編集や生成AIなどで徹底的に使い込みました。そこで見えてきた実用面での明確な強みと、超小型サイズゆえの弱点について包み隠さず解説します。

メリット1:Ryzen AI(NPU)を搭載しAI機能が使える(A8 2025はNPU非搭載)

GEEKOM A7 MAXに搭載されているRyzen 9 7940HSは「Ryzen AI(NPU)」を内蔵しており、Windows Studio エフェクトなどのAI機能がフルに利用できます。対して、比較対象の「GEEKOM A8 2025」が採用しているRyzen 7 8745HSは、NPUが非搭載のプロセッサです。そのため、A8 2025ではハードウェアレベルでAI処理のサポートが受けられません。今後Windows側でNPUを活用する機能が増えていく中で、規格として対応しているA7 MAXの方が、将来的な安心感が段違いです。

メリット2:所有欲を満たすCNCアルミニウムの一体成型ボディ(A8 2025は質感が異なる)

本体を手にした瞬間に分かるのが、圧倒的なビルドクオリティの高さです。プラスチック素材を組み合わせた一般的なミニPCとは一線を画す、CNCアルミニウム削り出しの継ぎ目のないボディは、Apple製品のような高級感を放っています。A8 2025も金属筐体ですが、A7 MAXの仕上げはさらに一段階上の滑らかさを感じます。デスクの上に置いた時の佇まいが美しく、指先から伝わる金属の冷たさと剛性感は、毎日使う道具としての満足度を大きく引き上げてくれます。

メリット3:USB4端子を2基搭載し拡張性が最強(A8 2025は1基のみ)

背面に搭載された最大40GbpsのUSB4端子が「2基」ある点は、A7 MAXの大きな強みです。比較対象の「GEEKOM A8 2025」はUSB4端子が1基のみ(もう片方はUSB 3.2 Type-C)ですが、A7 MAXなら「外付けGPU(eGPU)」と「高速な外付けSSD」を同時にUSB4で接続するといった贅沢な運用が可能です。最新モデルのA8 2025よりもポート構成がリッチであり、デスクトップPC顔負けの拡張環境を構築できるため、クリエイター用途でもボトルネックを感じさせません。

メリット4:内蔵GPU「Radeon 780M」の高いグラフィック性能でゲームも遊べる(A8 2025とほぼ互角)

グラフィックス性能は比較対象のA8 2025とほぼ互角でした。実際に「モンスターハンターワイルズ」や「原神」をプレイして検証しましたが、画質設定を調整すれば十分に遊べることが確認できました。重たい最新ゲームを最高設定で動かすのは厳しいものの、内蔵GPUでこれだけ動けば、サブ機としてのゲーミング用途には十分合格点を与えられます。

メリット5:冷却性能と静音性のバランスが優秀(A8 2025より筐体に余裕あり)

コンパクトな筐体に高性能を詰め込んでいるにも関わらず、冷却システムが非常に優秀です。Webブラウジングや動画視聴といった日常的なタスクでは、ファンが回っていることに気づかないほど静かです。高負荷時にはファンが回りますが、A8 2025と比較しても、A7 MAXの方が筐体サイズや吸排気の設計にわずかながら余裕があるためか、耳障りな高音ノイズが抑えられている印象を受けました。熱による性能低下(サーマルスロットリング)も起きにくく、長時間安定してハイパフォーマンスを維持できます。

メリット6:2.5G LANポートを2基搭載(A8 2025は1基のみ)

背面のインターフェースを見て驚いたのが、2.5Gの有線LANポートが「2つ」搭載されている点です。比較対象のA8 2025はLANポートが1つしかありません。ポートが2つあることで、片方をインターネット接続用、もう片方をNAS(ネットワークストレージ)との高速通信用や、内部ネットワーク用として使い分けることが可能です。サーバー用途や高度なネットワーク構築を考えているユーザーにとって、この物理ポートの差は決定的な選定理由になります。

メリット7:最大4画面の同時出力に対応(広大な作業領域を確保)

2つのHDMIポートと、映像出力に対応した2つのUSB4ポートをフル活用することで、最大4台のモニターへ同時に画面を出力できます。実際に4画面環境を構築してみましたが、株価チャートの監視や、資料を広げながらの執筆作業など、デスクトップPCと全く変わらない広大な作業領域が手に入りました。A8 2025でも同様のことは可能ですが、A7 MAXは前述の通りUSB4が2基あるため、変換アダプタに頼らずともType-Cケーブル1本でモニターに繋ぎやすい点が便利だと感じました。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:内部ストレージの増設ができない(A8 2025と同様に空きスロットなし)

0.47Lという驚異的な小ささの代償として、内部にはM.2 SSDスロットが1つしかありません。購入時に装着されているSSD以外に、もう1枚追加して「デュアルストレージ構成」にする運用は不可能です。これは筐体サイズが近いA8 2025も同様の仕様ですが、もし容量不足になった場合は、既存のSSDをより大容量なものに「交換」し、OSをクローンする手間が発生します。手軽に容量を足せない点は、動画データなどを大量に保存するユーザーにとって痛手です。

デメリット2:OCuLinkポート非搭載(eGPU性能を最大化できない)

最近のハイエンドミニPC界隈で。されている、外付けGPUをPCIe直結に近い速度で接続できる「OCuLink」ポートが搭載されていません。USB4(40Gbps)があるためeGPUの接続自体は可能ですが、グラフィックボードの性能をロスなく引き出したいコアなゲーマーにとっては、帯域幅の制限がボトルネックになります。A8 2025も含め、このサイズのGEEKOM製品はまだOCuLinkに対応していないため、究極のゲーム性能を求めるなら他社製品や大型PCを検討する必要があります。

デメリット3:TDPは最大54Wまでの運用(デスクトップ級のパワーではない)

BIOS設定でパフォーマンスを変更できるとはいえ、基本設定は標準45W、最大設定でも54W(cTDP)付近での運用が設計上の上限です。同じRyzen 9という名称でも、消費電力を100W以上使えるデスクトップ版CPUとは別物です。筐体の冷却限界も考慮された「安全圏」の設定であり、動画のエンコードなどCPUを100%使い続ける重い処理では、大型PCに比べて処理時間が長くなる傾向にあります。無理なオーバークロックはできず、あくまでモバイル向け高性能版の枠内に留まります。

デメリット4:HDMI端子が2.0規格(4K/120Hz出力は不可)

背面に2つあるHDMIポートは、どちらも「HDMI 2.0」規格です。4K解像度での出力は可能ですが、リフレッシュレートは最大60Hz止まりとなります。最近のゲーミングモニターやテレビで主流になりつつある「4K/120Hz」での滑らかな表示には、HDMI経由では対応できません。高リフレッシュレートでゲームを楽しみたい場合は、HDMIポートではなく、USB4ポート(DisplayPort Alternate Mode)から映像出力変換を行うなどの工夫が必要です。これはA8 2025も同様の仕様(HDMI 2.0)であり、最新規格の2.1ではない点には注意が必要です。

デメリット5:高負荷時のファンノイズが耳につく(A8 2025は冷却機構が異なる)

メリットである薄型ボディ(高さわずか37mm)の代償として、冷却ファンの音はそれなりに存在感があります。BIOS設定でTDPを54Wのパフォーマンスモードにし、ベンチマークなどで高負荷をかけると「サーッ」という風切り音がはっきりと聞こえます。比較的新しい冷却機構を採用しているA8 2025と比較しても、筐体が小さい分、熱を逃がすためにファンが頑張っている印象を受けます。静寂な部屋でレンダリングなどの重い処理を長時間行う場合は、少し気になるレベルかもしれません。

デメリット6:内部アクセスにはゴム足の剥がしが必要(A8 2025等のメンテナンス性との差)

メモリやSSDを換装しようとした際に壁となるのが、底面のゴム足です。ネジがゴム足の下に完全に隠されているため、ドライヤーで温めて粘着剤を緩め、綺麗に剥がす必要があります。他社製や一部のGEEKOM製品のようにネジが露出していてすぐに開けられる構造ではないため、頻繁にパーツを入れ替える自作派ユーザーにとっては手間に感じる仕様です。「一度構成を決めたら基本的には開けない」という運用スタイルの人向けと言えます。

デメリット7:筐体の表面に指紋が残りやすい(明るいシルバー色と比較して)

美しいメタルボディですが、カラーリングと表面処理の特性上、皮脂汚れや指紋が少し目立ちやすい傾向にあります。特に乾燥した手で触ると跡が残りやすく、マットな質感だけに光の加減で汚れが見えてしまいます。綺麗な状態を保つにはこまめな拭き掃除が必要です。質感が極めて高いだけに、少しの汚れでも気になってしまうのは、高級機ゆえの贅沢な悩みと言えるかもしれません。

まとめ:メリット・デメリット

GEEKOM A7 MAXは、単なる数値性能以上の価値を持つ一台です。A8 2025と基本性能は拮抗していますが、こちらはNPU(Ryzen AI)を搭載し、USB4と有線LANを各2基備えるなど、実用性と将来性で明確に優れています。「モンハンワイルズ」や「原神」が遊べる実力と、所有欲を満たす金属筐体は大きな魅力です。

一方で、ストレージ増設不可やOCuLink非対応、HDMI 2.0といった弱点もあります。しかし、手のひらサイズでAI時代に対応した「質実剛健なメイン機」を求めるなら、拡張性に勝るA7 MAXがベストな選択肢です。

GEEKOM A7 MAXのスペック(仕様)

  • プロセッサ: AMD Ryzen 9 7940HS (8コア/16スレッド 最大5.2GHz)
  • GPU: AMD Radeon 780M Graphics (内蔵GPU)
  • RAM: 16GB DDR5-5600 (デュアルチャンネル)
  • ストレージ: 1TB M.2 2280 PCIe Gen4x4 NVMe SSD
  • 拡張ストレージ: 側面SDカードスロット (内部増設不可)
  • 電源: 120W ACアダプター
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.2
  • 有線LAN: 2.5G Ethernet (RJ45) x 2
  • 前面インターフェース: USB 3.2 Gen 2 Type-A x 2, 3.5mmヘッドセットジャック
  • 背面インターフェース: USB4 x 2, HDMI 2.0 x 2, USB 3.2 Gen 2, USB 2.0, RJ45 x 2
  • 映像出力: 最大4画面出力 (HDMI 2.0 x 2 + USB4 x 2)
  • 冷却システム: GEEKOM IceBlast クーリングシステム
  • 消費電力: TDP 45W (BIOS設定で最大54W付近まで変更可能)
  • VESAマウント: 対応
  • OS: Windows 11 Pro
  • サイズ: 112.4 x 112.4 x 37 mm
  • 重量: 約417g
  • カラー: シルバー
  • 付属品: 電源アダプター, HDMIケーブル, VESAマウント, ユーザーガイド

GEEKOM A7 MAXの評価

GEEKOM A7 MAXの前面 外観

8つの評価基準で「GEEKOM A7 MAX」を5段階で評価してみました。

項目別評価

パフォーマンス:★★★★★

Ryzen 9 7940HSと読み込み7000MB/s超の高速SSDを搭載しており、ミニPCとしては最上級の処理能力を持っています。

冷却性能と静音性:★★★★☆

独自の冷却システムは優秀ですが、TDP54Wの高負荷時にはそれなりのファンノイズが発生するため、完全な無音ではありません。

デザイン:★★★★★

CNCアルミニウムの一体成型ボディは非常に質感が高く、Apple製品のような洗練された美しさと堅牢性を兼ね備えています。

通信:★★★★★

2つの2.5G有線LANポートに加え、最新のWi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応しており、ネットワーク環境は最強クラスです。

拡張性:★★★★☆

USB4を2基備える点は素晴らしいですが、内部ストレージの増設不可やOCuLink非搭載など、物理的な制約があります。

機能:★★★★★

NPU(Ryzen AI)をしっかり搭載しており、AI機能への対応や最大4画面の同時出力など、機能面での死角はありません。

使いやすさ:★★★★☆

ブロートウェアのないクリーンなWindows 11 Proで快適ですが、内部アクセスのためにゴム足を剥がす必要がある点はメンテナンス性を下げています。

コストパフォーマンス:★★★★★

ハイエンドなスペックと所有欲を満たす金属筐体、そしてAI性能を考慮すれば、価格以上の価値が十分にあります。

総評:★★★★★

極小サイズでもプレミアムな完成度

GEEKOM A7 MAXの最大の魅力は、わずか0.47Lという極小サイズに、Ryzen 9のパワーと美しいデザインを凝縮した点にあります。プラスチック筐体の安価なモデルとは一線を画すCNCアルミニウムのボディは、デスクに置くだけで空間の質を上げてくれます。事務作業はもちろん、動画編集や、「モンスターハンターワイルズ」「原神」といった人気3Dゲームも設定次第で十分に楽しめる基礎体力の高さは、メインマシンとして頼もしい実力です。

AI時代を先取りする「NPU」搭載の安心感

Ryzen 9 7940HSが持つ「Ryzen AI(NPU)」をフルに活用できる点は、本機を選ぶ大きなメリットです。Windows Studio エフェクトなどのAI機能がハードウェアレベルで動作するほか、標準搭載された「Copilot」も瞬時に起動し、動作は非常にスムーズです。今後ますます重要になるAI処理において、長く快適に使い続けられるポテンシャルを秘めています。NPU非搭載のA8 2025と比較しても、最新トレンドにしっかりと対応している本機なら、数年先まで陳腐化することなくメイン機として愛用できるでしょう。

購入前に知っておくべきハードウェアの制約

完璧に見える本機ですが、小型化ゆえの物理的な制約には注意が必要です。まず、内部にはSSDスロットが1つしかないため、ストレージの増設はできません(交換のみ可)。また、eGPUを最大効率で接続するためのOCuLinkポートも非搭載です。さらに、TDPは最大でも54W付近での運用となるため、デスクトップPCのような無尽蔵のパワーを期待すると、長時間の高負荷処理で制限を感じる場面があるかもしれません。

結論:質と将来性を重視するユーザーへの最適解

いくつかの制約はあるものの、それらを補って余りある魅力がA7 MAXにはあります。拡張性を重視してUSB4ポートを2つ確保したい方、そしてAI時代を見据えて「NPU搭載」という安心感を手に入れたい方には、A8 2025よりも本機を強くおすすめします。性能、デザイン、そして将来性のバランスが高次元でまとまった、間違いのない一台です。

GEEKOM A7 Max ミニpc AMD Ryzen 9 7940HS&Radeon 780搭載(単体GPU級性能) 128GB DDR5拡張可能 AI機能|USB4.0*2|4画面8K出力|2.5G LAN*2|SDカードスロット|ケンジントンロック|3年保証|Win11Pro|16GB+1TB

GEEKOM A7 MAXの価格・購入先

GEEKOM A7 MAX 2台の外観

※価格は2026/01/13に調査したものです。価格は変動します。

GEEKOM公式サイト

R9-7940HS(16GB RAM+1TB SSD

114,900円で販売されています。

GEEKOM公式サイトで「GEEKOM A7 MAX」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで114,900円(税込)、
  • 楽天市場で135,900円(送料無料)、
  • 米国 Amazon.comで$949.00、

で販売されています。

Amazonで「GEEKOM A7 MAX」をチェックする

楽天市場で「GEEKOM A7 MAX」をチェックする

ヤフーショッピングで「GEEKOM A7 MAX」をチェックする

米国 Amazon.comで「GEEKOM A7 MAX」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

GEEKOM A7 MAX」に似た性能をもつミニPCも販売されています。価格の違いも分かるので、ぜひ参考にしてみてください。

GEEKOM A8 2025

GEEKOMから発売されたAMD Ryzen™ 7 8745HS 搭載のミニPCです(2025年発売モデル)。

DDR5-5600MHzメモリ(最大64GB)、M.2 2280 PCIe4.0 NVMe SSDストレージ(最大2TB)を搭載しています。

また、最大4画面同時出力(HDMI 2.0 x2, USB4, USB 3.2 Gen2 Type-C)、冷却システム(IceBlast 1.5)、SDカードスロット、VESAマウント、USB 3.2 Gen2 Type-A、Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.2、2.5G イーサネットポートにも対応しています。

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👉関連記事:AIで最強「GEEKOM A8」ミニPCのメリット・デメリットを解説

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GEEKOM A6

GEEKOMから発売されたAMD Ryzen 6800H 搭載のミニPCです(2025年1月17日 発売)。

32GB DDR5 4800MHzメモリ、1TB M.2 SSDストレージを搭載しています。

また、USB 4 Gen 2 Type-Cポート、4K 4画面出力(USB4,USB 3.2 Gen 2 Type-C,HDMIx2)、冷却システム Ice Blade 2.0、VESAマウント、ストレージ拡張(NVMe x4 Gen 4 or SATA)、2.5インチ SATA HDD 拡張スロット、1 x USB 3.2 Gen 2 Type-C、1 x USB 3.2 Gen 2 Type-A、1 x USB 2.0 Type-A、Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.2、2.5G ギガビット有線LANにも対応しています。

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👉関連記事:GEEKOM A6レビュー!驚きの6万円台!Ryzen 7 6800HミニPC

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Minisforum X1 Lite

Minisforumから発売されたAMD Ryzen™ 7 255 搭載のミニPCです(2025年11月19日 発売)。

DDR5-5600MHzメモリ(最大128GB)、M.2 2280 PCIe4.0 NVMe SSDストレージ(最大8TB)を搭載しています。

また、OCuLinkポート、最大3画面同時出力(HDMI 2.1, DP 1.4, USB4)、冷却システム(相変化熱伝導材, デュアルヒートパイプ, 大型静音ファン)、ストレージ拡張(M.2 2280 PCIe4.0 NVMe SSD×2スロット)、VESAマウント、USB 3.2 Gen2 Type-A、Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.2、2.5G イーサネットポートにも対応しています。

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👉関連記事:Minisforum X1 Lite徹底レビュー!UM750L Slimと比較

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Mac mini M4

Appleから発売されたmacOS Sequoia 搭載のミニPCです(2024年11月8日 発売)。

Apple M4チップ、16GB / 24GB ユニファイドメモリ、256GB / 512GBストレージ、スピーカー、3.5mmヘッドフォンジャックを搭載しています。

また、11TOPS(1秒間に11兆回のAI演算)、Apple Intelligence、3つのThunderbolt 4ポート(DP映像出力、最大100WのPD給電)、3画面出力、HDMI映像出力、USB-Cポート(最大10Gb/s) x2、有線LAN、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

✅価格は、Amazonで90,970円(税込)、楽天市場で92,700円(送料無料)、ヤフーショッピングで93,490円です。

👉関連記事:Mac mini M4徹底レビュー!M2比較で気づいた進化点と欠点を評価

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

Nothing Phone (3a) Lite徹底レビュー!3aとの違いと欠点

Nothing Phone (3a) Lite 外観
2026年1月15日に発売されるNothing Phone (3a) Liteは、Nothing特有の透明デザインと日本市場向けの機能(FeliCa)で注目を集めるスマートフォンです。

このレビューでは、上位モデルである「Nothing Phone (3a)」と比較してどこが変わり、どのようなメリット・デメリットがあるのか、実機を使って徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Nothing Phone (3a) Lite の長所(Pros):

  • Nothing特有の透明デザインと愛らしいGlyphライト
  • 物理ボタン「Essential Key」による直感的なAI連携
  • 実使用で約15時間の強力なバッテリー持ち
  • 日本独自機能(おサイフケータイ)への対応
  • microSDカード最大2TB対応(Phone (3a) は非対応)

Nothing Phone (3a) Lite の短所(Cons):

  • モノラルスピーカー仕様(動画視聴時の臨場感に欠ける)
  • 望遠レンズ非搭載(マクロカメラ採用のため遠景ズームに弱い)
  • 防塵防水性能がIP54(3aのIP64より低い)
  • ワイヤレス充電非対応

総合評価:

Nothing Phone (3a) Liteは洗練された透明なデザイン、長時間のバッテリー持ち、そして日本独自の機能である「おサイフケータイ(FeliCa)」に対応した「Nothingらしさ」の結晶のようなスマートフォンです。特にDimensity 7300 Pro 5Gによる省電力で高いパフォーマンス、物理ボタン「Essential Key」とAIハブ機能「Essential Space」の連携による機能性は強力な武器です。スピーカーがモノラル仕様である点、望遠レンズ非搭載でズーム撮影に強くないなどのデメリットはありますが、実用性を重視するユーザーにとって価格以上の満足感を得られる一台です。

この記事でわかること

  1. デザインと耐久性: 透明デザイン、軽量化、楽天モバイル限定カラー、Glyphライト、IP54、純正ケース、付属品
  2. ディスプレイ: AMOLED、120Hzリフレッシュレート、輝度3000ニト、画面内指紋認証
  3. パフォーマンス: MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G、RAMブースター、メモリ容量、RAMブースト、ストレージ、microSDカードスロット
  4. ベンチマーク: Antutuスコア(V10、V11)、CPU性能比較(ランキング)
  5. 動作感: ゲーム、原神、スターレイル、フレームレート(fps)、動画編集、画像編集、発熱制御
  6. カメラ性能: 50MPメインカメラ、マクロ撮影、TrueLens Engine 4 センサー、超広角、実写テスト(日中、夜間)
  7. オーディオ性能: モノラルスピーカー、ハイレゾ、Bluetooth 5.4、音質、コーデック
  8. バッテリー: 5000mAh、駆動時間、33W急速充電、リバース充電
  9. AI機能: Essential Key、Essential Space、ChatGPT統合、AI壁紙
  10. 通信性能: 5G、Wi-Fi 6、日本のバンド、デュアルSIM、eSIM、通話品質、
  11. OSと機能: Nothing OS 3.5、おサイフケータイ(FeliCa)、アップデート保証、生体認証
  12. 比較Nothing Phone (3a)CMF Phone 2 Pro、違い
  13. スペック:仕様詳細(対応バンド)、CMF Phone 2 Proとの違い
  14. 評価:5段階評価、総評、最適なユーザー、メリット・デメリット
  15. 価格:購入先、Nothing公式(SIMフリー)、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピング、楽天モバイル、最安値、安く買う方法

この記事を最後まで読むことで、「Nothing Phone (3a) Lite」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式サイト:Phone (3a) Lite | Nothing | JP

デザインと耐久性:Nothing Phone (3a) Liteの透明美と実用性をチェック

Nothing Phone (3a) Lite ホワイト 背面の外観

ここではNothing Phone (3a) Liteの外観の魅力、持ちやすさ、そして独自機能であるEssential KeyやGlyphライトの実用性について、上位モデルのPhone (3a)と比較しながら書いていきます。

無骨さと美しさが同居する透明デザイン

箱から取り出した瞬間、Nothing製品特有の「中身が見える」ワクワク感に包まれました。背面には高品質な強化ガラス(パンダガラス)が採用されており、プラスチックのような安っぽさは微塵もありません。透明なパネル越しに見えるネジやリボンケーブルのような意匠は、まるで精密な時計の裏蓋を覗き込んでいるような所有欲を満たしてくれる感覚があります。

側面はマット仕上げのフラットなフレームで、指紋が付きにくく、サラサラとした手触りが心地よいです。ガラスの冷んやりとした質感と、工業製品的な無骨なデザインが見事に融合しており、デスクに置いているだけで絵になるスマートフォンだと感じました。

【比較検証】サイズ感と限定カラーの魅力

Nothing Phone (3a) Lite 背面と側面

実際に手に持ってみて驚いたのはその軽さです。Phone (3a) Liteの重量は約199gで、上位モデルのPhone (3a)の208gと比較すると約9g軽量化されています。数字上はわずかな差ですが、長時間片手でブラウジングをしていると、この軽さが手首への負担軽減につながっていると実感しました。

サイズは高さ164mm、幅78mmと、Phone (3a)(高さ163.5mm、幅77.5mm)に比べてわずかに大きく幅広ですが、厚さは8.3mmと薄く、フラットなエッジのおかげでしっかりとホールドできます。

カラーバリエーションはブラック、ホワイトに加え、楽天モバイル限定の「レッド」が存在します。Phone (3a)には「ブルー」がありましたが、このレッドは非常に鮮烈でエネルギーを感じる色合いです。透明パネルの下から覗く赤色は、他にはない個性を放っており、ケースで隠すのがもったいないと感じるほどでした。

さりげなく主張するGlyphライト

Nothing Phone (3a) Lite 背面のGlyphライト

Nothing Phoneの代名詞とも言える背面のLED「Glyphライト」ですが、Phone (3a) Liteではその仕様が大きく異なります。Phone (3a)がカメラ周りに3本のライン状のライトを配置していたのに対し、Liteは右下にドット状のライトが1つ配置されているだけです。

一見すると寂しく感じるかもしれませんが、実際に使ってみると、この控えめな光り方が実に愛らしいのです。通知が来たときやタイマー作動時にポツンと光る様子は、派手すぎず、日常に馴染む「慎ましさ」があります。Flip to Glyph機能を使えば、伏せて置いたときに光で通知を知らせてくれる便利さは健在で、機能性とデザインのバランスが良い落とし所だと感じました。

思考を逃さないEssential Key

Nothing Phone (3a) Liteの側面、Essential Key

本体右側面、電源ボタンの下には、新たに「Essential Key」という物理ボタンが搭載されています。これはPhone (3a)にはない、Lite(およびCMF Phone 2 Proなどの新世代)特有の装備です。

実際に使ってみて便利だったのは、Web閲覧中に「これいいな」と思った瞬間にこのキーを押すだけで、スクリーンショットと同時に「Essential Space」へ情報をストックできる点です。長押しでボイスメモも起動できるため、歩きながらふと思いついたアイデアを声で残すといった使い方がスムーズに行えます。ロック解除の手間なく直感的に記録できるため、単なるスマホ以上の「デジタル手帳」のような感覚で使えました。

接続ポートと嬉しいSDカード対応

Nothing Phone (3a) Liteの接続ポート

底面にはUSB Type-Cポートが中央に配置されており、その右側にスピーカー、左側にSIMスロットがあります。注意点として、Phone (3a)がステレオスピーカーだったのに対し、Liteはモノラルスピーカーとなっています。横持ちで動画を見る際、手でスピーカーを塞がないように少し気をつける必要がありました。

しかし、それを補って余りあるメリットが「microSDカードスロット」の搭載です。Phone (3a)はSDカード非対応でしたが、Liteは最大2TBまでの拡張が可能です。写真や動画を大量に保存する私にとって、ストレージ容量を気にせず使える安心感は何物にも代えがたいメリットでした。ちなみにイヤホンジャックは非搭載です。

Nothing Phone (3a) LiteのSDカード

日常使いに十分な耐久性

耐久性に関しては、IP54の防塵防滴性能を備えています。Phone (3a)のIP64に比べると防塵性能が少し劣りますが、日常的な水しぶきや少々の雨なら問題ないレベルです。背面ガラスの強度もしっかりしており、よほどラフに扱わない限りは安心して使えそうです。

付属品と純正ケース

パッケージには、本体のデザインを損なわないクリアケースが標準で付属しています。また、画面には最初からスクリーンプロテクターが貼り付けられており、購入してすぐに使い始められる配慮が嬉しいポイントです。充電器は同梱されていませんが、透明なパーツがあしらわれたNothingらしいUSB-Cケーブルが付属しており、充電中も世界観を楽しめます。

Essential Keyでできること

  • 画面キャプチャの保存:ボタンを1回押すだけで、表示されている画面の内容を即座にキャプチャして保存。
  • 音声メモの録音:ボタンを長押しすることで、思いついたアイデアやインスピレーションを自分の声で録音。
  • Essential Spaceへのアクセス:ボタン2回押しで、保存したコンテンツを管理・整理する「Essential Space」アプリを起動。
  • AIによる整理と提案:保存した画像や音声をAIが自動的に整理し、内要約やアクションプラン、提案などを作成して一覧表示。
  • 注釈や情報の追加:保存したスクリーンショットに対して、テキストやボイスノートを追加して補足情報を残す。

まとめ:デザインと耐久性

  • 透明デザイン:内部のネジやパーツが見える独自の美学、パンダガラスによる高い質感。
  • サイズ・重量:Phone (3a)より約9g軽い199gで、長時間使用でも疲れにくい。
  • カラー:楽天モバイル限定の「レッド」は個性的で所有欲を満たす色合い。
  • Glyphライト:ドット状の1灯のみだが、控えめで愛着が湧く実用的な通知ライト。
  • Essential Key:ワンタッチでスクショやボイスメモが可能、アイデアを即座に保存できる物理ボタン。
  • 接続ポート:Type-Cは底面中央、スピーカーは右側のモノラル仕様。
  • SDカード:Phone (3a)にはないmicroSDスロット搭載で、最大2TBまで拡張可能。
  • 耐久性:IP54の防塵防滴、日常使いには十分だが3aより防塵性能はやや低い。
  • 付属品:クリアケースと保護フィルムが付属し、追加購入なしで保護可能。

ディスプレイ:Nothing Phone (3a) Liteの鮮やかな大画面を体験

Nothing Phone (3a) Liteのディスプレイ。画面に自然の風景。

ここでは、Nothing Phone (3a) Liteのディスプレイ性能について、実際に使用して感じた視認性の高さや操作感を、上位モデルであるPhone (3a)と比較しながら詳しくレビューしていきます。

色彩が溢れ出すAMOLEDの没入感

画面を点灯させた瞬間、目に飛び込んでくる色彩の豊かさに驚かされました。搭載されているのはフレキシブルAMOLED(有機EL)パネルで、10億7000万色という膨大な色数を扱えるため、写真や動画のグラデーションが非常に滑らかです。黒の締まり具合も有機ELならではの深みがあり、コントラスト比100万対1というスペック通りのメリハリを感じました。

ベゼルは四辺がほぼ均等な幅でデザインされており、本体の「パンダガラス」と相まって、画面だけが浮かんでいるような没入感があります。エントリーモデルにありがちな「下顎(画面下部のベゼル)が太い」という野暮ったさは一切なく、デザインとの統合性は非常に高いレベルにあると感じました。

【比較検証】上位モデルに肉薄するサイズと解像度

Nothing Phone (3a) Liteのディスプレイ。画面に白鳥。

ディスプレイサイズは6.77インチと大型で、実はこれ、上位モデルであるNothing Phone (3a)と同じサイズです。「Lite」という名称から小型化やスペックダウンを想像していましたが、良い意味で裏切られました。解像度については、Liteが「1084 x 2392」、Phone (3a)が「1080 x 2392」と仕様上ごくわずかな違いがありますが、肉眼で見分けられる差ではありません。

アスペクト比も縦長で持ちやすく、ウェブサイトやSNSのタイムラインを一度に多く表示できるため、情報収集の効率が良いと感じました。安価なモデルでありながら、兄貴分であるPhone (3a)とほぼ同等の表示領域と精細さを確保している点は、コストパフォーマンスの面で非常に大きなメリットです。

直射日光下でもくっきり見える輝度と滑らかさ

Nothing Phone (3a) Liteのディスプレイ。屋外の直射日光下。

屋外で使用した際、その画面の明るさに感動しました。ピーク輝度は3000ニト、高輝度モード(HBM)で1300ニトに達し、真夏の直射日光下でも地図アプリやカメラのプレビューがはっきりと視認できました。これもPhone (3a)と同じスペックであり、屋外での視認性において妥協がないのは嬉しいポイントです。

リフレッシュレートは最大120Hzのアダプティブに対応しており、ブラウザのスクロールやシステムアニメーションが非常に滑らかです。静止画表示中はレートを落としてバッテリーを節約してくれるため、滑らかさと省電力を両立しています。YouTubeで動画を視聴した際も、残像感の少ないクリアな映像を楽しめました。

指に吸い付くようなタッチ感度

ゲームプレイ時に特に重要となるタッチサンプリングレートは、瞬間的に最大1000Hzまで対応しています。実際にリズムゲームやFPSをプレイしてみましたが、指の動きに対する追従性が高く、遅延を感じることはありませんでした。画面内指紋認証の反応も高速で、ロック解除のストレスは皆無です。Phone (3a)もゲーミングモード時に高いタッチサンプリングレートを発揮しますが、Liteでも同等のキビキビとした操作感を味わえるのは大きな魅力です。

ディスプレイの仕様

  • ディスプレイタイプ:フレキシブルAMOLED(有機EL)
  • サイズ:6.77インチ
  • 解像度:FHD+(1084 x 2392)
  • リフレッシュレート:アダプティブ 120Hz
  • 輝度:ピーク3000ニト / 屋外1300ニト / 通常800ニト
  • タッチサンプリングレート:最大1000Hz
  • 素材:パンダガラス

まとめ:ディスプレイ

  • 第一印象:10億色表示のAMOLEDによる鮮やかな発色と、均等ベゼルによる高い没入感
  • 比較検証:Phone (3a)と同じ6.77インチの大画面を採用し、解像度も実質同等でスペックダウンを感じさせない
  • 明るさ・滑らかさ:ピーク輝度3000ニトにより屋外でも非常に見やすく、120Hz駆動でスクロールも快適
  • タッチ操作:最大1000Hzのサンプリングレートにより、ゲームや日常操作でのレスポンスが極めて良好

パフォーマンス

Nothing Phone (3a) LiteのCPU

ここではNothing Phone (3a) Liteのパフォーマンスについて、Antutuベンチマーク、メモリとストレージ、ゲームなどの動作感の3つに分けて詳細に紹介します。

Antutuベンチマーク

Nothing Phone (3a) Liteの頭脳には、MediaTek製の「Dimensity 7300 Pro 5G」プロセッサが搭載されています。これはTSMCの4nmプロセスで製造された8コアCPUで、GPUには「Mali-G615 MC2」を採用しています。このチップセットは、Nothingのサブブランドから発売されている「CMF Phone 2 Pro」にも採用されているものと同じです。省電力性とパフォーマンスのバランスに優れたミドルレンジ向けのSoCと言えます。

Antutuベンチマークは以下のようになっています。

Nothing Phone (3a) LiteのAntutuベンチマーク

[Antutu V10 バージョン]

例: Antutu V10 総合で「863013」、CPUで「336072」、GPUで「125132」、MEMで「132996」、UXで「268813」

[Antutu V11 バージョン]

例: Antutu V11 総合で「933,908」、CPUで「351,161」、GPUで「126,088」、MEMで「189,476」、UXで「267,183」

CPU性能を比較

Nothing Phone (3a) Liteが搭載するMediaTek Dimensity 7300 Pro 5G プロセッサと、他のCPUを比較してみました。

Nothing Phone (3a) Liteのグラフ。Antutu比較、Dimensity 7300 Pro 5G

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Snapdragon 8s Gen 4 (Nothing Phone (3))・・・Antutu:192万
  2. Snapdragon 8s Gen 4 (POCO F7)・・・Antutu:187万
  3. Apple A18 (iPhone 16e)・・・Antutu:137万
  4. Snapdragon 8+ Gen 1 (Nothing Phone (2))・・・Antutu:109万
  5. Tensor G4 (Google Pixel 9a)・・・Antutu:104万
  6. Dimensity 7300 Pro 5G (Nothing Phone (3a) Lite)・・・Antutu:86万
  7. Snapdragon 7s Gen 3 (Nothing Phone 3a)・・・Antutu:79万
  8. Dimensity 7200 Pro (Nothing Phone (2a))・・・Antutu:68万
  9. Snapdragon 778G+ (Nothing Phone (1))・・・Antutu:63万
  10. Dimensity 6300 (OPPO A5 5G)・・・Antutu:43万

Nothing Phone 3aとの比較でわかること

上位モデルとなるNothing Phone (3a)(Snapdragon 7s Gen 3)はAnTuTuスコア約79万点ですが、廉価版であるはずのNothing Phone (3a) Lite(Dimensity 7300 Pro 5G)は約86万点を記録しています。ベンチマーク上の数値では、Liteモデルが上位モデルの基本性能を上回るという「下剋上」が起きています。

一般的にSnapdragon搭載機(3a)はゲームなどの安定性に定評がありますが、純粋な処理能力を示すスコアにおいては、Dimensity 7300 Proを搭載するLiteモデルの方が優秀という結果になりました。いずれにせよ、両機種ともミドルレンジ帯としては非常に高い水準にあり、SNSやWeb閲覧などの日常使用においてストレスを感じることはないでしょう。

他のCPUとの比較でわかること

Nothing Phone (3a) Liteが搭載するDimensity 7300 Pro(約86万点)は、前モデルにあたるPhone (2a)の「Dimensity 7200 Pro」(約68万点)を大きく上回るスコアを記録しており、明確な進化が見られます。また、上位モデル「Nothing Phone 3a」が搭載するSnapdragon 7s Gen 3と比較してもスコアで勝っている点は特に注目すべき点です。

ランキング下位のエントリーモデル(「OPPO A5 5G」のDimensity 6300など)とは倍近いスコア差をつけており、アプリの起動速度や画面スクロールなどの快適性において、Liteモデルが「安かろう悪かろう」ではなく、メイン機として十分通用する実力を持っていることがわかります。

メモリとストレージ:Nothing Phone (3a) Liteの真価は「SDカード対応」にあり

Nothing Phone (3a) LiteのSDカードスロット

基本スペックとしてのメモリとストレージ容量は標準的ですが、上位モデルにはない拡張性がこのモデルの大きな武器です。ここでは、実際にデータを保存したりアプリを運用したりする中で感じた「余裕」について、Nothing Phone (3a) と比較しながら解説します。

頼れるRAMブースターと十分なメモリ容量

Nothing Phone (3a) Lite(日本版)は、8GBの物理メモリ(RAM)を搭載しています。規格には高速なデータ転送が可能なタイプが採用されており、複数のアプリを行き来する際もスムーズさを保てています。

さらに注目したいのが「RAMブースター」機能です。これはストレージの一部を仮想メモリとして割り当てる機能で、最大8GBまで拡張可能です。設定でこの機能をオンにすると、物理メモリと合わせて合計最大16GB相当として動作します。実際にオンにしてみたところ、SNSやブラウザ、地図アプリなどを次々と切り替えても、アプリが落ちることなくバックグラウンドで保持されている感覚がありました。

上位モデルのPhone (3a) には物理メモリ12GBの上位版が存在しますが、Liteでもこの仮想メモリ機能により、日常的なマルチタスク環境での安定性は十分に高いレベルにあると感じます。

メモリ構成の違い

  • Nothing Phone (3a) Lite:メモリ (RAM): 8GB のみ
  • Nothing Phone (3a):メモリ (RAM): 8GB または 12GB

使い方を選ばない内蔵ストレージ

内蔵ストレージ(ROM)は、日本国内で主流となる128GBモデルを使用しました。初期セットアップを終え、OSやプリインストールアプリが占有している領域を除くと、実際にユーザーが自由に使える空き容量は約100GB強といったところです。規格にはUFS(Universal Flash Storage)が採用されており、アプリのインストールや大容量データの読み込みもスピーディーに行えました。

ただし、最近のゲームアプリや高画質な動画撮影を頻繁に行う場合、128GBという容量は心もとなく感じる瞬間があります。上位モデルのPhone (3a) であれば256GBモデルを選んで解決するという選択肢もありますが、Liteにはそれ以上の解決策が用意されています。

ストレージ構成の違い

  • Nothing Phone (3a) Lite:128GBのみ
  • Nothing Phone (3a):メモリ (RAM):128GB または 256GB

Phone (3a) にはない最大の強み、microSDカード対応

Phone (3a) Liteを選んでよかったと心から感じたのが、外部メモリへの対応です。上位モデルのPhone (3a) はmicroSDカードスロット非搭載ですが、このLiteモデルは最大2TBまでのmicroSDXCカードに対応しています。これは、データを大量に持ち歩きたいユーザーにとって決定的な違いです。

私は以前、SDカード非対応のスマホを使っていた際、旅行先で動画を撮りすぎて容量不足になり、泣く泣く過去の写真を削除した経験があります。しかし、Phone (3a) Liteならその心配はありません。撮影データの保存先をSDカードに指定しておけば、内蔵ストレージはアプリ専用としてフルに活用できます。PCへのデータ移行もカードを差し替えるだけで済むため、クラウド経由の手間も省けました。この「物理的に容量を増やせる安心感」こそが、Liteを選ぶ最大のメリットだと確信しました。

まとめ:メモリとストレージ

  • 物理メモリ:8GBを搭載。上位機の12GB版には及ばないが、RAMブースター(+8GB)でマルチタスクも快適。
  • 仮想メモリ:最大8GB拡張可能で、合計16GB相当としてマルチタスクも快適にこなせる。
  • 内蔵ストレージ:日本版は128GBのみ。システム領域を除くと動画撮影などで不安が残る場合も。
  • microSDカード:Phone (3a) にはない最大2TB対応のスロットがあり、容量不足の悩みを根本から解決できる。
  • データ管理:写真や動画をSDカードに逃がすことで、内蔵ストレージをアプリ用に温存できる運用が便利。

ゲームなどの動作感:Nothing Phone (3a) Liteで重量級タイトルはどこまで遊べるか徹底検証

Nothing Phone (3a) Liteのゲームプレイ映像

ここでは、Nothing Phone (3a) Liteのエンタメ性能について、人気の重量級ゲームやクリエイティブアプリを実際に動かして検証した結果を、上位モデルのPhone (3a) と比較しながらレポートします。

原神・スタレで感じるGPU性能の「壁」

まずはオープンワールドRPGの代名詞「原神」で、その実力を試しました。搭載されているDimensity 7300 Proはミドルレンジのチップセットであり、Phone (3a) が搭載するSnapdragon 7s Gen 3と比較すると、特にグラフィック処理(GPU)能力において一歩譲る性能です。実際にグラフィック設定を「低」、フレームレート上限を「60」に設定してモンドの平原を走り回ってみましたが、フィールド探索時は45〜55 FPS程度を維持し、色彩豊かな風景や水面の揺らぎも淀みなく表現されていました。

しかし、ヒルチャールの集落に突っ込み、複数の元素爆発を重ねるような激しい戦闘シーンになると、処理落ちは隠せません。エフェクトが重なる瞬間に30〜40 FPS付近まで低下し、一瞬のカクつきを感じる場面がありました。Phone (3a) であれば「中」設定でも比較的安定して遊べるシーンでも、Liteでは画質設定を「低」に落として割り切る必要があります。とはいえ、デイリークエストの消化やストーリー進行には十分な動作感です。

続いてターン制RPG「崩壊:スターレイル」をプレイしました。こちらはグラフィック設定「中」で検証。バトルシーンでは概ね50〜60 FPSで動作し、キャラクターの必殺技カットインも滑らかに再生され、その美しさに目を奪われます。一方で、「ピノコニー」のような高精細なオブジェクトが密集するエリアを移動する際は、負荷の高まりを感じて35〜45 FPS程度に変動することが多くなりました。ただ、アクションゲームではないため、移動時のわずかなカクつきがプレイの支障になることはなく、中設定のリッチな画質でキャラの表情を楽しみながら遊べました。

クリエイティブ作業とSDカードの恩恵

次に、クリエイティブ用途でのレスポンスを確認しました。「Adobe Lightroom」を使用して、5000万画素で撮影した写真のRAW現像やフィルター処理を行いましたが、スライダーを動かした際のプレビュー反映はワンテンポ遅れることなく追従します。複数枚の写真に同じプリセットを一括適用するような場面では少し待ち時間が発生しますが、1枚ずつ丁寧に仕上げる分にはストレスを感じません。

動画編集アプリ「CapCut」や「VLLO」では、TikTokやInstagramリール向けのショート動画編集を行いました。1080p素材のカット編集やテロップ追加は非常にサクサク進み、プレビューもスムーズです。4K動画の書き出しになるとさすがに時間がかかり、本体が熱を持ち始めますが、ここでPhone (3a) にはないLiteだけの大きなメリットを感じました。それは「microSDカード」の存在です。

Phone (3a) では内蔵ストレージの空き容量を気にしながら動画素材を扱う必要がありましたが、Liteなら2TBまで対応するSDカードに大量の動画素材を保存し、そこから直接編集アプリで読み込むことができます。書き出し先もSDカードに指定できるため、本体ストレージを圧迫せずに創作活動に没頭できるのは、クリエイターにとって非常に心強い点だと感じました。

ほんのり温かい程度の優秀な熱制御

最後に発熱についてです。「原神」を30分以上連続プレイした後、背面のパンダガラスに触れてみましたが、カメラユニット周辺が「ほんのり温かい」と感じる程度で、持てなくなるような不快な熱さは感じませんでした。

Phone (3a) は大型の冷却機構(ベイパーチャンバー)を搭載していることをアピールしていますが、LiteもDimensity 7300 Proの電力効率が良いおかげか、サーマルスロットリングによる急激な画面の暗転や極端な処理落ちは発生しませんでした。IP54防塵防滴仕様のため密閉性は高いはずですが、ケースを装着した状態でも熱がこもりすぎて動作が不安定になることはなく、安定性は優秀です。

まとめ:ゲーム・動作

  • 原神の挙動:低画質設定なら45〜55FPSで探索可能だが、戦闘中は30FPS台まで落ちる場面も。
  • スターレイルの挙動:中画質設定でバトルは快適だが、高負荷エリアの移動ではフレームレートが変動する。
  • Phone (3a) との比較:GPU性能差により、Liteは画質設定をワンランク下げる必要がある。
  • 画像編集:Lightroomでの単体編集は快適でレスポンスも良好。
  • 動画編集:1080pのショート動画作成はスムーズ、SDカード活用で素材管理が圧倒的に楽。
  • 発熱:30分の高負荷プレイでも不快な発熱はなく、安定したパフォーマンスを維持。

カメラ性能:Nothing Phone (3a) Liteのマクロ撮影とAI補正の実力

Nothing Phone (3a) Liteの背面にあるカメラ

Nothing Phone (3a) Liteは、上位モデルと同様にトリプルカメラシステムを採用していますが、その構成には明確な「割り切り」と「狙い」があります。ここでは、実際に撮影して感じた画質や使い勝手、そしてPhone (3a) との決定的な違いについて詳しくレビューします。

「望遠」を捨てて「マクロ」を選んだトリプル構成

背面に搭載されたカメラは、50MP(約5000万画素)のメインカメラ、8MP(約800万画素)の超広角カメラ、そして2MP(約200万画素)のマクロカメラという構成です。ここで注目すべきは、上位モデルのPhone (3a) との違いです。Phone (3a) が50MPの「望遠カメラ(光学2倍)」を搭載してズーム性能を強化しているのに対し、このLiteモデルは望遠レンズを省き、代わりに被写体に寄れる「マクロカメラ」を採用しています。

カメラ構成の違い

  • Nothing Phone (3a) Lite:メイン(50MP)+超広角(8MP)+マクロ(2MP)
  • Nothing Phone (3a):メイン(50MP)+超広角(8MP)+望遠(50MP / 光学2倍)

賢く補正するTrueLens Engine 4

Nothing Phone (3a) Liteで撮影した花の写真。マクロ撮影。

画像処理には、AI技術を駆使した「TrueLens Engine 4」が搭載されています。これは上位モデルにも搭載されている技術の進化系で、特に「Ultra XDR」の効果を強く感じました。明暗差の激しい路地裏で撮影した際も、空の白飛びを抑えつつ、日陰になった建物のディテールを黒つぶれさせずに持ち上げてくれました。

AIビビッドモード」も搭載されており、これをオンにすると全体的に彩度が高まり、SNS映えする「エモい」色合いに仕上がります。自分で細かく編集しなくても、シャッターを切るだけでNothingらしいコントラストの効いた写真が生成されるのは、手軽に良い写真を残したいユーザーにとって大きなメリットです。

メインカメラは優秀、夜景もクリア

Nothing Phone (3a) Liteで撮影した公園の写真。

実写テストとして日中の公園を撮影しましたが、メインカメラには1/1.57インチという大型センサーが採用されており、解像感は非常に高いです。木の葉の一枚一枚まで鮮明に描写され、メインカメラ単体で見ればPhone (3a) と遜色のない画質を楽しめます。

実際に風景を撮影してみると、Phone (3a) で感動した遠くの建物を引き寄せるようなクリアなズーム撮影は、Liteではデジタルズーム頼みとなるため画質の荒さが目立ちます。

しかし、その代わりに得たのが「最短4cm」まで寄れる接写能力です。花びらの脈や料理の質感をクローズアップして撮る楽しさはLiteならではの体験であり、日常の何気ないものをドラマチックに切り取るには最適だと感じました。

Nothing Phone (3a) Liteで撮影した写真、ズーム撮影。

(画像左:倍率0.6倍。画像右:倍率2倍ズーム。最大10倍までズームできるが、粗さが目立つため、実用的ではない。)

夜間の撮影では、OIS(光学式手ブレ補正)とEIS(電子式手ブレ補正)の併用が効果を発揮しました。歩きながら街灯の下を撮影しても手ブレがしっかり抑えられ、ナイトモードが自動的に露出を調整してくれるため、ノイズの少ないクリアな夜景写真が撮れます。ただし、8MPの超広角カメラに関しては、日中は広い画角(119.5度)を活かしたダイナミックな写真が撮れるものの、夜間や暗所ではメインカメラに比べてノイズが乗りやすく、色味もやや淡泊になる印象を受けました。

Nothing Phone (3a) Liteで撮影した写真。夜間のビル

セルフィーとポートレートの自然さ

インカメラは16MP(約1600万画素)で、Phone (3a) の32MPと比較すると画素数は半分になっています。数字だけ見るとスペックダウンを感じますが、実際のビデオ通話や自撮りにおいては、肌のトーンが自然に補正され、十分なクオリティだと感じました。

ポートレートモードを試したところ、背景のボケ味はAIによって自然に処理されており、髪の毛の境界線なども比較的きれいに切り取られていました。逆光のシーンでも顔が暗くなりすぎず、明るさを持ち上げてくれるため、失敗写真は少なかったです。

4K動画は高精細だが手ブレに注意

Nothing Phone (3a) Liteで撮影した動画の一コマ。走る電車がブレていない。

動画撮影は最大4K解像度(30fps)に対応しています。4Kで撮影した映像は非常に高精細で、スマホの画面で見る分には驚くほど綺麗です。しかし、4Kモードでは強力な手ブレ補正が制限される感覚があり、歩きながらの撮影では微細な揺れが映像に残ることがありました。

滑らかなVlogなどを撮影したい場合は、1080p/60fpsに設定を落とすと、より強力に手ブレ補正が効き、ヌルヌルとした動きの映像が撮れます。用途に合わせて解像度とフレームレートを使い分けるのが、このカメラを使いこなすコツだと言えそうです。

まとめ:カメラ性能

  • メインカメラ:50MPの大型センサーとOIS搭載で、日中から夜景までPhone (3a) に迫る高画質を実現。
  • 構成の違い:Phone (3a) の望遠レンズに対し、Liteはマクロレンズを搭載し、ズームより接写を重視。
  • マクロ撮影:最短4cmまで寄れるが、2MPのため解像度は低く、スマホ画面での閲覧向け。
  • 超広角カメラ:119.5度の広い画角は便利だが、暗所ではメインカメラより画質が劣る。
  • 画像処理:TrueLens Engine 4とUltra XDRにより、明暗差のあるシーンでも失敗しにくい。
  • インカメラ:16MPと画素数は控えめだが、実用上の画質やポートレートのボケ感は良好。
  • 動画撮影:4K/30fpsの高精細撮影が可能だが、手ブレ補正を重視するなら1080p/60fpsが推奨。

オーディオ性能:Nothing Phone (3a) Liteの割り切りスピーカーと無線接続の実力

Nothing Phone (3a) Liteで音楽を再生している

ここではNothing Phone (3a) Liteのオーディオ性能について、スピーカーの音質や使い勝手、そしてワイヤレス接続時のポテンシャルを、上位モデルのPhone (3a) と比較しながら詳しくレビューしていきます。

割り切ったモノラル仕様とその使い勝手

まず最初に気づく大きな違いはスピーカーの構成です。上位モデルのPhone (3a)デュアルステレオスピーカーを搭載し、広がりあるサウンドを提供しているのに対し、Liteモデルは底面に1つだけスピーカーを配置したモノラル仕様となっています。コストダウンのための明確な「割り切り」を感じる部分です。

実際に横持ちでゲームや動画視聴をしてみると、右手のひらが底面のスピーカーを塞いでしまい、音がこもったり聞こえなくなったりすることがありました。ステレオスピーカー搭載機に慣れていると、持ち方に少し工夫が必要だと感じます。しかし、スピーカーグリルを塞がないように持てば、ポッドキャストやYouTubeのトーク動画を聞く分には十分な音量が確保されており、日常使いで困ることは少ないでしょう。

意外と健闘している音質バランス

モノラルスピーカーと聞いて音質にはあまり期待していませんでしたが、実際に音楽を流してみると良い意味で予想を裏切られました。ハイレゾオーディオに対応していることもあり、単一のスピーカーでありながら低音の響きはしっかりとしており、安っぽいスカスカした音ではありません。

ボーカルなどの中音域は非常にクリアで聞き取りやすく、歌詞やセリフが明瞭に耳に届きます。一方で、高音域に関しては少し伸びやかさに欠ける印象を受けました。シンバルや高音の弦楽器の繊細な表現力は、ステレオスピーカーを持つPhone (3a) に一歩譲る部分です。それでも、BGMとして部屋で音楽を流す程度なら十分に楽しめるチューニングが施されています。

本領発揮はワイヤレス接続で

イヤホンジャックは搭載されていないため、有線イヤホンを使いたい場合はUSB-C変換アダプタが必須となります。そのため、このスマホのオーディオ性能を最大限に引き出すならワイヤレス接続がおすすめです。最新のBluetooth 5.4に対応しており、接続の安定性は抜群です。

Nothing純正のワイヤレスイヤホンなどと組み合わせれば、専用アプリ「Nothing X」を通じてシームレスな連携が可能です。ハイレゾオーディオ認定を受けているため、LDACなどの高音質コーデック対応イヤホンを接続すれば、スピーカーのハンデを一気に解消する高精細なサウンド体験が可能になります。スピーカーは「確認用」と割り切り、音楽鑑賞はワイヤレスで楽しむというのが、この端末のスマートな使い方だと言えそうです。

まとめ:オーディオ性能

  1. スピーカー構成:底面のみのモノラルスピーカーで、横持ち時に手で塞ぎやすい点に注意が必要。
  2. Phone (3a) との比較:ステレオスピーカーの上位モデルに対し、音の広がりや臨場感では明確な差がある。
  3. 音質傾向:モノラルながら低音はしっかり響き、ボーカルの中音域もクリアだが、高音域は少し物足りない。
  4. 有線接続:イヤホンジャック非搭載のため、有線派はUSB-C変換アダプタが必要。
  5. ワイヤレス接続:Bluetooth 5.4とハイレゾオーディオに対応し、高音質コーデックでのリスニング環境は充実している。

バッテリー:Nothing Phone (3a) Liteのスタミナは上位モデルをも凌駕する

Nothing Phone (3a) Liteのバッテリー

ここでは、Nothing Phone (3a) Liteのバッテリー性能について、客観的なテストデータと実際の使用感、そして充電速度のリアルな数値を、上位モデルであるPhone (3a) と比較しながらレビューしていきます。

「長持ち」の証明

まずスペックを確認すると、バッテリー容量は5000mAh となっています。これは上位モデルのPhone (3a) と全く同じ容量ですが、実際にどれくらい持つのかを示すデータには興味深い差が出ています。メーカー公称値ではYouTube再生が最長22時間とされています。また、第三者機関による厳密なバッテリーテストの結果では約15時間ほどになっています。

1日使い倒しても切れない安心感

このテスト結果は、私の実際の体験とも完全に一致しました。朝8時に100%の状態で家を出て、通勤中に音楽を聴き、日中はSNSのチェックやWeb検索、そしてカメラで写真を撮り歩き、夜には動画を視聴するという比較的ヘビーな使い方をしても、帰宅時の残量は30%以上残っていました。

Phone (3a) を使っていた時は、夜遅くなると少し残量を気にする場面がありましたが、Liteではその不安が一切ありません。特に待機電力の消費が非常に少なく、使っていない間にバッテリーが減っていく感覚がほとんどないのが印象的でした。これなら、ライトな使い方であれば2日間は充電なしでも持ちこたえられるでしょう。プロセッサーであるDimensity 7300 Proの電力効率の良さが、この驚異的なスタミナに貢献しているのだと実感しました。

充電速度は「33W」なりのペース

Nothing Phone (3a) Liteで充電している

充電周りに関しては、コストダウンの影響と上位モデルとの差別化を感じる部分です。Phone (3a) Liteの有線充電は最大33W に対応しています。Phone (3a) が最大45W対応であることを考えると、スペック上はやや見劣りします。

実際に33WのPD充電器を使用してテストしてみたところ、15分で30%、30分で57%まで回復し、0%から100%までの満充電には約67分かかりました。Phone (3a) が1時間を切るペースで充電できるのと比べると、「爆速」とまでは言えませんが、朝の支度をしている間に半分以上回復できると考えれば実用上は十分です。

また、ワイヤレス充電には非対応 ですが、これはPhone (3a) も同様なので、Liteだけのデメリットではありません。ユニークな機能として、5Wのリバース(逆)有線充電 に対応しており、イヤホンなどの小物をケーブル経由で充電できるのは、いざという時に役立つ隠れたメリットだと感じました。

まとめ:バッテリー

  • バッテリー容量:5000mAhの大容量を搭載し、サイズに対して十分な量を確保。
  • 公称駆動時間:YouTube再生最長22時間、通常使用で最長16時間という公式スペック。
  • 実際の使用感:ヘビーに使っても1日余裕で持ち、ライトユーザーなら2日持続も視野に入る安心感。
  • 充電速度:最大33W対応で、満充電まで約67分(30分で57%)。Phone (3a) の45W充電には及ばない。
  • ワイヤレス充電:非対応。
  • その他機能:5Wのリバース有線充電に対応しており、アクセサリーへの給電が可能。

AI機能:Nothing Phone (3a) Liteが提案する「スマホが脳の拡張になる」体験

Nothing Phone (3a) Lite

ここでは、Nothing Phone (3a) Lite独自の物理ボタン「Essential Key」による直感的な情報整理や、システムレベルで統合されたChatGPT、そして生成AIによる壁紙作成について、実際に使って感じたメリットを紹介します。

「Essential Key」が変える、思考と記録のスピード感

この機種を使って最も感動したのは、側面に新設された「Essential Key」と、AIハブ機能「Essential Space」の連携です。上位モデルのPhone (3a) にはこの物理ボタンがなく、スクリーンショットやメモを取るには画面操作や複数のボタン同時押しが必要でした。しかし、Liteなら気になった瞬間にキーを「カチッ」と押すだけ。このたったワンアクションの違いが、情報収集のストレスを劇的に減らしてくれます。

例えば、移動中にふと仕事のアイデアが浮かんだ時、ポケットの中でキーを長押ししてボイスメモを残すという使い方が非常に便利でした。保存された音声はAIが自動で文字起こしし、さらに要約してタスクリストまで生成してくれます。Web記事を見ている時にキーを押せば、スクリーンショットと共にリンクが保存され、後から「あの時何を見ていたっけ?」と探す手間がなくなりました。バラバラになりがちな画像、メモ、音声が「Essential Space」という一つの場所に集約され、AIが文脈を理解して整理してくれる体験は、まさに自分の脳が拡張されたような感覚です。

Nothing Phone (3a) Liteの「Essential Space」

ChatGPTが「相談相手」として常駐する安心感

Nothing OSとChatGPTの統合は、単なるアプリのプリインストールとはレベルが違います。ホーム画面に専用ウィジェットを配置できるだけでなく、画面上の情報を直接ChatGPTに投げて分析させる機能が秀逸です。

海外のニュースサイトを見ていて意味が分からない箇所があった際、スクリーンショットを撮ってそのまま「共有」メニューからChatGPTへ送ると、即座に翻訳と解説が返ってきました。アプリを行き来してコピペする必要がないため、まるでスマホの中に専属の通訳や秘書がいるような感覚で使えます。Nothing製のイヤホンを使っている場合は、スマホを取り出さずに音声だけでChatGPTを呼び出せるため、散歩中にふと疑問に思ったことをその場で解決できるのも大きなメリットです。

2つの単語から生まれるアートな壁紙

AI機能の遊び心を感じられるのが「壁紙スタジオ」です。これは生成AIを使ってオリジナルの壁紙を作る機能ですが、複雑なプロンプト(指示文)を入力する必要は一切ありません。「宇宙」と「クリスタル」といった用意された選択肢から2つの単語を選ぶだけで、Nothingの世界観にマッチした幻想的な画像が生成されます。

何度生成しても毎回異なるデザインが提案されるため、ガチャを引くような感覚で気に入る一枚を探すのが楽しく、ついつい時間を忘れて没頭してしまいました。生成された壁紙はホーム画面の雰囲気と完璧に調和するため、機能性だけでなく視覚的にもAIの恩恵を感じられるポイントです。

まとめ:AI機能

  • Essential Key:Phone (3a) にはない専用物理ボタンにより、画面を見ずにボイスメモやスクショ保存が可能。
  • Essential Space:保存した情報をAIが自動で整理・要約し、タスク化までしてくれるため、情報管理が楽になる。
  • ChatGPT統合:スクショからの直接分析や、ウィジェット・イヤホン経由でのアクセスがスムーズで、日常的な相談相手として機能する。
  • AI壁紙生成:単語を選ぶだけのシンプルな操作で、高品質かつユニークな壁紙を何度でも生成できる。

通信性能:Nothing Phone (3a) Liteのつながりやすさと日本仕様の恩恵

Nothing Phone (3a) LiteでWebサイトを閲覧している

ここでは、Nothing Phone (3a) Liteのモバイル通信やWi-Fi、Bluetoothの接続安定性、そしてGPSの精度について、実際に街中や屋内、移動中に使用して検証した結果を、上位モデルのPhone (3a) と比較しながらレポートします。

日本向けに最適化された5GとSIMの使い勝手

Nothing Phone (3a) Liteは、日本のユーザーのためにしっかりとローカライズされています。楽天モバイルドコモ系MVNOのSIMカードを挿して都内を移動してみましたが、主要な周波数帯(バンド)を網羅しているため、地下鉄やビルの中でも電波を見失うことはほとんどありませんでした。5G通信に関しては、ドコモが使用する「n79」バンドには非対応ですが、実際に使っていて4Gに落ちる頻度が極端に多いとは感じず、動画ストリーミングも快適に再生され続けました。

注目したいのは、SIMスロットの仕様です。Phone (3a) との最大の違いとして、LiteのSIMトレイはmicroSDカードに対応しています。物理SIM(Nano-SIM)とmicroSDカードをセットできる構造になっており、ストレージ不足の救世主となります。さらに、日本版モデル限定でeSIMにも対応しているため、「メイン回線は物理SIM、サブ回線はeSIM、そしてデータ保存用にmicroSDカード」といった柔軟な運用が可能です。

通話品質に関してもVoLTEに対応しており、雑踏の中で通話をしても相手の声がクリアに聞こえました。ノイズキャンセリングもしっかり効いており、こちらの声も明瞭に届いているようです。

途切れない安心感、Wi-Fi 6と最新Bluetooth

自宅やカフェのWi-Fi環境では、Wi-Fi 6(802.11ax)対応の恩恵を強く感じました。混雑した時間帯のカフェでも接続が安定しており、大容量アプリのダウンロードもスムーズです。

Bluetoothのバージョンは「5.4」に対応しており、実はこれ、上位モデルであるPhone (3a) の「5.3」 よりも新しい規格が採用されています。Nothing純正のワイヤレスイヤホン「Nothing Ear」シリーズを接続して満員電車に乗ってみましたが、音が途切れることは一度もなく、省電力性能も向上しているのか、イヤホンのバッテリー持ちが心なしか良く感じられました。

迷わない正確なGPS

位置測位システム(GPS)については、日本のみちびき(QZSS)を含む複数の衛星システムに対応しています。高層ビルが立ち並ぶエリアで地図アプリを開き、徒歩ナビを使用してみましたが、現在地が道路の反対側にズレたり、進行方向を見失ったりすることはありませんでした。カーナビとして車で使った際も、高速道路の分岐などで正確な案内をしてくれたため、測位精度に対する信頼性は非常に高いと感じました。

まとめ:通信性能

  • 5G/4G接続:日本の主要バンドに対応し、楽天モバイルや他キャリアでも安定してつながる(ドコモn79は非対応)。
  • SIM仕様:日本版はeSIMに対応。SIMトレイはmicroSDカードと排他利用などの制約はあるものの、ストレージ拡張ができる点はPhone (3a) にない大きなメリット。
  • 通話品質:VoLTE対応で音声はクリア、ノイズの中でも快適に通話可能。
  • Wi-Fi:Wi-Fi 6対応で、混雑した環境でも通信速度と安定性を維持。
  • Bluetooth:Phone (3a) より新しいバージョン5.4に対応し、接続安定性と省電力性が優秀。
  • GPS:みちびき(QZSS)対応により、ビル街や複雑な道路でも正確な位置情報を取得できる。

OSと機能:Nothing Phone (3a) Liteの心地よいデジタル体験

Nothing Phone (3a) LiteのUIデザイン。

ここでは、Android 15をベースにした最新のNothing OS 3.5の使用感、日本市場向けに搭載されたおサイフケータイの利便性、そしてこの価格帯では異例の長期サポートについて、上位モデルのPhone (3a) との違いを交えながらレビューしていきます。

触るだけで楽しい「Nothing OS」の世界観

電源を入れた瞬間から、Nothing独自の世界観に引き込まれました。搭載されている「Nothing OS 3.5」は、最新のAndroid 15をベースにしており、動作は驚くほど軽快です。アプリのアイコンをモノクロに統一できる機能を使えば、ホーム画面がシックで落ち着いた雰囲気に一変します。ドットフォントを用いた時計や天気予報のウィジェットは、レトロフューチャーなデザインガジェットを操作しているような所有欲を満たしてくれました。

1灯でも賢い、Glyphライトのカスタマイズ

上位モデルのPhone (3a) と比較すると、背面のGlyphライトは右下の1灯のみとハードウェアは簡素化されていますが、OS側でのカスタマイズ性はしっかりと継承されています。設定画面を開くと、このたった一つのライトをどう光らせるか、細かく指示できることに驚きました。

特に便利だったのが「Glyphカスタム通知」です。連絡先に登録した特定の相手ごとに、光るリズム(パターン)を割り当てることができます。実際に家族からの着信だけ特別なパターンに設定してみたところ、スマホを裏返して机に置いていても、音を鳴らさずに「誰からの連絡か」が光り方だけで判別できました。

また、「Essential通知」を設定すれば、重要なメッセージが来た際に、自分が確認するまでライトが点滅し続けて教えてくれます。ハードウェアはミニマルになりましたが、通知の優先順位を視覚的に整理できる「Nothingらしさ」は、ソフトウェアの力で十分に機能していると感じました。

エントリー機とは思えない長期アップデート保証

Nothing Phone (3a) Liteのアイコン

長く使い続けたいユーザーにとって、アップデート保証の手厚さは大きな安心材料です。Nothing Phone (3a) Liteは、3年間のAndroid OSアップデートと、6年間のセキュリティパッチ提供を約束しています。

通常、この価格帯のスマートフォンはサポート期間が短いことが多く、2年ほどでセキュリティに不安を覚えることも少なくありません。しかし、Liteなら2029年頃まで最新の機能と安全性を享受できます。安価な端末を使い捨てにするのではなく、愛着を持って長く使えるパートナーとして設計されている点に、メーカーの誠実さを感じました。

日本の日常に不可欠なおサイフケータイ

日本版モデルならではの強みが、「おサイフケータイ(FeliCa)」の搭載です。デザイン性の高い海外スマホを使いたいけれど、SuicaやiDが使えないから諦める……という悩みはもう過去のものです。

実際に駅の改札やコンビニのレジで使ってみましたが、背面ガラス越しでも反応は良好で、読み取りエラーなどは一度も起きませんでした。上位モデルのPhone (3a)FeliCaに対応していますが、より安価なLiteでもこの機能を削らずに残してくれたことは称賛に値します。財布を持たずにスマホ一台で出かけられる身軽さは、一度体験すると手放せません。

ストレスフリーな指紋と顔認証

生体認証は、画面内指紋認証顔認証のデュアル対応です。光学式の指紋センサーは画面下部に配置されており、指を置いた瞬間に「パッ」とロックが解除されます。認証速度は非常に高速で、Phone (3a) と比較しても遜色ないレスポンスだと感じました。

手が濡れていて指紋が反応しにくい時は、顔認証が瞬時にバックアップしてくれます。マスクを着けた状態でもスムーズに認識してくれるため、外出先でロック解除にもたつくストレスがありませんでした。このあたりの基本性能の高さが、日々の快適な使い心地を支えています。

まとめ:OSと機能

  • Nothing OS 3.5:Android 15ベースの最新OSで、ドットデザインやモノクロアイコンによる統一感が美しい。
  • Glyphライト:Phone (3a) の3灯に対し、Liteは1灯のみだが、通知やタイマーとしての機能性と愛らしさは健在。
  • アップデート保証:3年間のOS更新と6年間のセキュリティ更新により、エントリーモデルながら長期間安心して使用可能。
  • おサイフケータイ:FeliCa対応で、Suicaやタッチ決済が問題なく利用でき、反応感度も良好。
  • 生体認証:高速な画面内指紋認証と顔認証を併用でき、状況を選ばずスムーズにロック解除が可能。

検証してわかったNothing Phone (3a) Liteのメリット・デメリット

Nothing Phone (3a) Liteの背面、横向き

実際にNothing Phone (3a) Liteを使い込み、上位モデルであるNothing Phone (3a) と詳細に比較検証を行いました。その結果見えてきた、Liteモデルならではの「選ぶべき理由」と、購入前に知っておくべき「妥協点」について詳しく解説します。

メリット(長所、利点)

メリット1:透明デザインと愛らしいGlyphライト(Phone (3a) は3灯式)

Nothing Phone (3a) Lite最大の魅力は、やはりそのデザインです。エントリーモデルでありながら、上位モデルと同じく内部コンポーネントが見える「透明な背面」を採用しており、持っているだけで所有欲が満たされます。一般的なプラスチック筐体のスマホとは一線を画す高級感があります。

Phone (3a) のGlyphライトが3本のラインで構成されているのに対し、Liteは右下のドット1つだけですが、この「ポツン」と光る様子がむしろミニマルで愛らしく感じました。通知やタイマーとしての機能性も維持されており、派手すぎない「慎ましさ」が日常に馴染みます。

メリット2:実使用で約15時間のバッテリー持ち(Phone (3a) は約13.5時間)

バッテリーテストの結果が示す通り、スタミナ性能はLiteの方が優秀です。同じ5000mAhのバッテリー容量でありながら、Phone (3a) Liteはアクティブ使用スコアで15時間7分を記録し、Phone (3a) の13時間38分を大きく上回りました。

朝から晩までカメラ撮影やSNS、動画視聴とハードに使っても、帰宅時の残量にはLiteの方が余裕があります。Dimensity 7300 Proチップセットの電力効率の良さを実感できるポイントで、充電器を持ち歩く頻度を減らせるのは大きなメリットです。

メリット3:重量199gの軽量ボディ(Phone (3a) は208g)

手に持った瞬間に分かるのが軽さの違いです。Phone (3a) が208gであるのに対し、Liteは199gと、約9g軽量化されています。数字だけ見ると僅かな差ですが、長時間片手で操作したり、寝転がって動画を見たりする際の負担は明らかにLiteの方が少ないです。

画面サイズは同じ6.77インチの大画面でありながら、200gを切る軽さを実現しているため、取り回しの良さを重視するならLiteに軍配が上がります。

メリット4:物理ボタン「Essential Key」搭載(Phone (3a) は非搭載)

操作面での嬉しいサプライズは、側面に新設された物理ボタン「Essential Key」です。これはPhone (3a) には搭載されていない機能で、ボタンを押すだけで即座にボイスメモを起動したり、スクリーンショットを撮って保存したりできます。

画面を点灯させてアプリを探すというプロセスを省略できるため、ふと思いついたアイデアを逃さず記録できるスピード感はLiteならではの体験です。

メリット5:microSDカード最大2TB対応(Phone (3a) は非対応)

Nothing Phone (3a) Liteを選んで最も良かったと感じる点は、microSDカードスロットの搭載です。上位モデルのPhone (3a) はSDカードに非対応のため、購入時のストレージ容量でやりくりする必要がありますが、Liteは最大2TBまで拡張可能です。

実際に使ってみて、写真や動画データを気兼ねなくSDカードに逃がせる安心感は絶大でした。内蔵ストレージをアプリやシステム専用として温存できるため、長期的に使用しても容量不足に悩まされるリスクが圧倒的に低いです。これは上位モデルにはない、Liteだけの明確なアドバンテージです。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:モノラルスピーカー仕様(Phone (3a) はステレオスピーカー)

コストダウンの影響を最も痛感するのがスピーカー性能です。Phone (3a) が上下のスピーカーを使ったステレオ再生に対応しているのに対し、Liteは底面のみのモノラルスピーカーとなっています。

横持ちで映画やゲームを楽しむ際、音の広がりや臨場感はステレオに劣ります。また、持ち方によっては手でスピーカーを塞いでしまい、音がこもってしまうことがありました。音質にこだわる場合はイヤホンの併用が必須となります。

デメリット2:望遠レンズ非搭載(Phone (3a) は光学2倍ズーム搭載)

カメラ構成において、Phone (3a) が搭載していた5000万画素の光学2倍望遠レンズが削除され、代わりに200万画素のマクロカメラに変更されています。遠くの景色や建物を引き寄せて撮りたい時、Liteではデジタルズームとなるため画質が粗くなります。

マクロ撮影という別の楽しみ方はありますが、日常的にズーム機能を多用するユーザーにとっては、きれいに撮れる距離の範囲が狭まったと感じるでしょう。

デメリット3:防塵防水性能がIP54(Phone (3a) はIP64)

耐久性のスペックも一段階下がっています。Phone (3a) がIP64(完全防塵・防滴)であるのに対し、LiteはIP54(防塵・防滴)です。日常の雨や水しぶき程度なら問題ありませんが、粉塵の侵入に対する保護レベルが低くなっています。

砂埃の多いアウトドア環境や、より過酷な状況での使用を想定している場合、安心感という面では上位モデルに見劣りします。

デメリット4:ワイヤレス充電非対応(Phone (3a) も非対応)

充電機能に関しては、Liteはワイヤレス充電に対応していません。これは上位モデルのPhone (3a) も同様に非対応なのですが、最近のミドルレンジ帯では対応機種も増えつつあるため、ケーブルレスでの充電環境を整えている人にとっては惜しい点です。どちらのモデルを選ぶにせよ、充電にはUSB-Cケーブルの接続が必要であることを理解しておく必要があります。

まとめ:メリット・デメリット

Nothing Phone (3a) Liteは、スピーカーのモノラル化や望遠レンズの省略、防塵性能の低下といったコストカットを行いながらも、上位モデルにはない「microSDカードスロット」と「Essential Key」、そして「より長いバッテリー持ち」という強力な武器を備えています。

単なる廉価版ではなく、データを大量に保存したい人やスタミナを最優先する人にとっては、むしろ上位モデルのPhone (3a) よりも実用性が高い一台と言えます。動画の音質やズーム撮影にこだわりがなければ、価格差以上の満足感を得られるでしょう。

Nothing Phone (3a) Liteのスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 6.77インチ フレキシブルAMOLED / 1084×2392 (FHD+) / 120Hz / Gorilla Glass 5
  • CPU: MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G (8コア 最大2.5GHz 4nmプロセス)
  • GPU: Arm Mali-G615 MC2
  • RAM(メモリ): 8GB LPDDR4X (RAMブースターで最大16GB相当)
  • ストレージ: 128GB (microSDカード最大2TB対応)
  • バッテリー: 5,000mAh
  • 駆動時間: YouTube再生 最大22時間 / ビデオ再生 約21時間
  • 充電: 最大33W有線充電 / 5Wリバース充電 (ワイヤレス充電非対応)
  • 背面カメラ: メイン50MP (f/1.8) + 超広角8MP (f/2.2) + マクロ2MP (f/2.4)
  • 前面カメラ: 16MP (f/2.45)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6 (802.11ax) / Bluetooth 5.4
  • GPS: GPS (L1) / GLONASS / BDS / GALILEO / QZSS (みちびき)
  • NFC: 対応 (日本版はおサイフケータイ/FeliCa対応)
  • インターフェース: USB Type-C
  • センサー: 加速度計 / 電子コンパス / ジャイロ / 環境光 / 近接 / センサーコア
  • スピーカー: モノラルスピーカー (底面)
  • 機能: Glyph Interface (1点灯) / Essential Key (物理ボタン) / ChatGPT統合
  • 防水防塵: IP54 (防塵・防滴)
  • 冷却システム: ファイル内に詳細な記載なし
  • 生体認証: 光学式画面内指紋認証 / 顔認証
  • OS: Nothing OS 3.5 (Android 15ベース)
  • サイズ: 高さ164mm × 幅78mm × 厚さ8.3mm
  • 重量: 199g
  • カラー: ホワイト / ブラック / レッド (楽天モバイル限定)
  • 付属品: USB-Cケーブル / クリアケース / 保護フィルム(貼付済) / SIMピン
  • モバイル通信(5G/4G/3G): 5G / 4G LTE / 3G UMTS / 2G GSM
  • SIMカード: Nano SIM + eSIM (デュアルSIM対応 / SIM2スロットはSDカードと排他)
  • 対応バンド:
    5G: n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n71 / n77 / n78
    4G: 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66 / 71
    3G: UMTS B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
    2G: 850 / 900 / DCS / PCS

Nothing Phone (3a) Lite と CMF Phone 2 Proの違い

Nothing Phone (3a) LiteとCMF Phone 2 Pro

兄弟機である「CMF Phone 2 Pro」とはチップセットこそ同じですが、カメラやデザインの仕様に明確な違いがあります。主な違いは以下の通りです。

カメラ構成と手ブレ補正

  • Nothing Phone (3a) Lite:メインカメラに光学式手ブレ補正(OIS)を搭載し、サブカメラには「マクロ」を採用。
  • CMF Phone 2 Pro:サブカメラに「望遠(光学2倍)」を搭載しているが、メインカメラの光学式手ブレ補正(OIS)は非搭載。

デザインと通知機能

  • Nothing Phone (3a) Lite:透明なガラス背面と、光で通知を知らせるGlyphインターフェースを搭載。
  • CMF Phone 2 Pro:背面パネルを取り外して交換できるモジュール式デザインを採用(Glyphライトは非搭載)。

本体重量

  • Nothing Phone (3a) Lite:約199g(ガラス素材を使用)。
  • CMF Phone 2 Pro:約185g(プラスチックフレーム等を使用し、Liteより軽量)。

Nothing Phone (3a) Liteの評価

Nothing Phone (3a) Liteの「Glyph(グリフ)インターフェース

8つの評価基準で「Nothing Phone (3a) Lite」を5段階で評価してみました。

項目別評価

ディスプレイ:★★★★☆

6.77インチのAMOLEDパネルは10億色以上の発色と最大120Hzのリフレッシュレートに対応し、ピーク輝度3000ニトで屋外でも見やすい画面です。

パフォーマンス:★★★★☆

MediaTek Dimensity 7300 Pro 5Gと8GBメモリを搭載し、Antutuスコア約71万点の性能は日常使いや軽いゲームには十分快適です。

耐久性:★★★☆☆

前面・背面に強化ガラスを採用していますが、防塵防滴性能はIP54にとどまり、水没などに対する保護は限定的です。

デザイン:★★★★☆

Nothingの象徴である透明デザインを継承しつつ、Glyphライトを1灯に簡略化したミニマルな外観は、価格以上の質感を持っています。

通信・接続性:★★★★★

日本版は「おサイフケータイ」と「eSIM」に対応し、Wi-Fi 6や最新のBluetooth 5.4もサポートするなど、通信周りは非常に充実しています。

機能:★★★★☆

物理ボタン「Essential Key」やChatGPT統合などユニークなAI機能が満載ですが、ワイヤレス充電には非対応です。

使いやすさ:★★★★☆

199gの軽量ボディと実使用で約15時間持つ強力なバッテリーは魅力ですが、スピーカーがモノラルである点は動画視聴時のマイナス要素です。

コストパフォーマンス:★★★★★

直販4万円台、楽天モバイルなら実質1万円台で購入できる価格設定は、スペックやデザイン性を考慮すると圧倒的にお得です。

総評:★★★★☆

無駄を削ぎ落とした「Nothingらしさ」の結晶

Nothing Phone (3a) Liteは、ブランドのアイデンティティである透明な背面デザインと、必要十分なスペックを低価格で実現した意欲作です。プロセッサーには電力効率に優れたMediaTek Dimensity 7300 Pro 5Gを採用し、日本市場向けにしっかりとおサイフケータイ(FeliCa)を搭載している点が光ります。背面のGlyphライトはドット状の1灯のみとシンプルになりましたが、通知やタイマーとしての機能性は健在で、むしろその慎ましさが日常に馴染むデザインへと昇華されています。

思考を加速させる新しいAI体験

本機の大きな特徴は、側面に新設された物理ボタン「Essential Key」と、AIハブ機能「Essential Space」の連携です。ボタンを押すだけでスクリーンショットやボイスメモを即座に保存でき、AIがそれらを自動で整理・要約してくれます。思いついたアイデアや忘れたくない情報を、画面操作に煩わされることなく直感的に記録できるこの機能は、スマートフォンの新しい活用法を提案しています。

割り切りが必要なオーディオとカメラ

コストパフォーマンスが高い一方で、いくつかの機能は省略されています。最も注意が必要なのはスピーカーが底面のみのモノラル仕様である点で、動画視聴時の臨場感はステレオスピーカー搭載機に譲ります。また、カメラは望遠レンズの代わりにマクロレンズを搭載しているため、ズーム撮影の画質には限界があります。防塵防水性能もIP54であるため、水回りでの使用には注意が必要です。

デザインと実用性を重視するユーザーに最適

総じて、Nothing Phone (3a) Liteは、スピーカーやカメラの一部機能を割り切ることで、デザイン、バッテリー持ち、そして日本独自の機能需要を見事に満たしたスマートフォンです。個性的なデザインを楽しみたいけれど予算は抑えたい、そしておサイフケータイやSDカード対応などの実用機能は外せないという方に、強くおすすめできる一台です。

Nothing Phone (3a) Liteの価格・購入先

Nothing Phone (3a) Liteのレッドとホワイト

※価格は2026/01/11に調査したものです。価格は変動します。

Nothing公式サイト

SIMフリーモデルが42,800円(税込)で販売されています。

Nothing公式サイトで「Nothing Phone (3a) Lite」をチェックする

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフー)

Amazonでは現時点で販売されていませんでした。これから入荷するかもしれません。

楽天市場では回線セット(Rakuten最強プラン申し込み)が32,890円(送料無料)で販売されています。SIM契約なしのSIMフリーモデルはまだ販売されていません。

ヤフーショッピングでは、海外グローバル版が45,480円で販売されています。こちらはSIMフリー仕様になりますが、日本仕様ではありません。

Amazonで「Nothing Phone (3a) Lite」をチェックする

楽天市場で「Nothing Phone (3a) Lite」をチェックする

ヤフーショッピングで「Nothing Phone (3a) Lite」をチェックする

Rakuten
楽天市場

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Nothing Phone (3a) Liteを安く買う方法

Nothing Phone (3a) Liteをできるだけ安く購入するには、楽天モバイルを利用するのがいいでしょう。楽天モバイルでは限定カラーの「レッド」が販売されるほか、他社からの乗り換え(MNP)によるポイント還元キャンペーンを利用することで、実質価格を大幅に下げて購入できる点が特徴です。

楽天モバイルにおける Nothing Phone (3a) Lite の価格とキャンペーン情報は以下の通りです。

製品価格(一括払い): 32,890円(税込)

分割払い:

  • 24回払い:1,370円/月
  • 48回払い(楽天カード限定):685円/月(初回のみ695円)
  • 実質負担額: 16,890円
  • 他社からの乗り換え(MNP)かつ「Rakuten最強プラン」へ初めてのお申し込みで、最大16,000ポイントが還元された場合の実質価格です。

楽天モバイルで「Nothing Phone (3a) Lite」をチェックする

おすすめのライバル機種と価格を比較

Nothing Phone (3a) Lite」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Nothing Phone (3a)

Nothing Technologyから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2025年4月15日発売)。

Android 15ベースのNothingOS 3.1、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3、12GBメモリ(インドを除く、一部モデルは8GB)、1080 x 2392 のフレキシブルAMOLED液晶、256GBストレージ(一部モデルは128GB)、5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP+8MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、進化したGlyphインターフェース、Essentialキー、Essential Space、50W急速充電、望遠撮影、120Hzアダプティブリフレッシュレート、IP64防水防塵、Google Pay対応NFC、ディスプレイ内指紋認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPS、5G通信に対応しています。

✅価格は、Amazonで54,739円(税込・日本正規代理店品)、楽天市場で46,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで48,500円(送料無料)、です。

👉関連記事:Nothing Phone (3a)レビュー!2aと比較!価格・スペック・評価

Amazonで「Nothing Phone (3a)」をチェックする

CMF Phone 2 Pro

Nothing CMFから発売された6.77インチの5Gスマートフォンです(2025年7月24日発売)。

MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G、8GBメモリ(RAMブースターで最大16GB拡張可能)、FHD+のフレキシブルAMOLEDディスプレイ(120Hzアダプティブ、3000nitsピーク輝度)、128GBまたは256GBストレージ、最大22時間(YouTube再生時)駆動する5000 mAhバッテリー、背面50MP+50MP+8MPの3眼カメラ(メイン、望遠2x光学ズーム、超広角)、前面16MPのフロントカメラ、Android 15ベースのNothing OS 3.2 (3年間のAndroidアップデート、6年間のセキュリティパッチ保証) を搭載しています。

また、Essential Key、情報整理スペース「Essential Space」、Glyph Interface、ChatGPTとの連携機能、X軸リニアバイブレーター、ユニバーサルカバー(交換可・アクセサリーの取り付け)、タッチサンプリングレート1000Hzに対応。

IP54防水防塵、NFC (Google Pay対応)、最大2TBまでのストレージ拡張、33W有線急速充電、5Wリバース有線充電、画面下光学式指紋センサー、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、GPSにも対応しています。

✅価格は、楽天市場で47900円、ヤフーショッピングで42680円、です。

👉関連記事:CMF Phone 2 Pro レビュー!性能とカメラをPhone 1と比較

Amazonで「CMF Phone 2 Pro」をチェックする

Google Pixel 9a

Googleから発売された6.3インチの5Gスマートフォンです(2025年4月16日 発売)。

Android 15、Google Tensor G4、8GBメモリ、1080 x 2424 px のActua pOLED液晶、128GB/256GBストレージ、5000 mAh(最小)バッテリー、背面48MP+13MPの2眼カメラ、前面13MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Add Me、Best Take、Magic Editor、消しゴムマジックなど)、マクロフォーカス、大120Hzのアダプティブリフレッシュレート、Extreme Battery Saverモード(最大100時間)、最長7年間のソフトウェアアップデート、IP68防水防塵、急速充電 (最大 23W 有線)、ワイヤレス充電 (Qi 認証・最大 7.5W)、通話機能「Pixel Call Assist」、写真編集「Reimagine」・「Pixel Studio」、

「Google VPN」(追加費用なし)、盗難防止機能、「Car Crash Detection」(自動車衝突検出)、「Emergency SOS」(緊急 SOS)、Find My Device でのライブロケーション共有、School Time モード、Google Family Link、Google ウォレット for キッズ、ステレオスピーカー、デュアルマイク、Google Cast、指紋認証、顔認証、NFC、USB Type-C 3.2、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

✅価格は、Amazonで74,545円(税込)、楽天市場で70,380円(送料無料)、ヤフーショッピングで73,418円、です。

👉関連記事:Google Pixel 9aレビュー!8aと比較、進化点を徹底解説!

Amazonで「Google Pixel 9a」をチェックする

OPPO A5 5G

OPPOから発売された約6.7インチの5Gスマートフォンです(2025年12月4日発売)。

ColorOS 15.0 (Android 15)、MediaTek Dimensity 6300、4GB(LPDDR4X)メモリ、1604 x 720 pxのLCD液晶、128GB (UFS 2.2)ストレージ、6,000mAhバッテリー、背面約5,000万画素+約200万画素の2眼カメラ、前面約800万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(「AI消しゴム2.0」、「AI鮮明度強化」、「AIぼけ除去」、「AI反射除去」、「AI Studio」)、45W SUPERVOOC 急速充電、リバースチャージ機能、「スプラッシュタッチ」、手袋モード、「ウルトラボリュームモード」、タッチサンプリングレート 最大240Hz、アウト/イン同時撮影機能、「4年間」の快適操作に対応。

IPX5/IP6X防水防塵、おサイフケータイ (NFC)、「マイナンバー機能」、リフレッシュレート 最大120Hz、仮想メモリ(合計最大8GB相当)、最大1TBまでのストレージ拡張、サイド指紋認証、顔認証、USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック、5G通信、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

✅価格は、Amazonで29,520円(税込・SIMフリー・日本国内版)、楽天市場で26,990円(送料無料)、ヤフーショッピングで32,800円、です。

👉関連記事:OPPO A5 5G徹底レビュー!AI進化のカメラとゲーム性能、デメリット評価

Amazonで「OPPO A5 5G」をチェックする

他のNothing Phoneと比較

他にもNothingのスマートフォンのが販売されています。ぜひ比較してみてください。

Nothing Phone完全ガイド:全シリーズ比較から選び方、価格まで徹底解説

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

Amazon Echo Show 11徹底レビュー!アレクサ プラスで激変か?

Amazon Echo Show 11 外観
2025年11月19日に発売された「Amazon Echo Show 11(エコーショー11)」は、11インチのフルHD大画面と、次世代AI「Alexa+(アレクサ プラス)」で注目される待望のスマートディスプレイです。

このレビューでは、前モデル「Echo Show 10」からどのように進化し、何が魅力なのか、そのパフォーマンスと使い勝手を徹底比較・検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Amazon Echo Show 11 の長所(Pros):

  • 11インチ・フルHDの高精細ディスプレイによる美しい映像体験
  • 新チップ「AZ3 Pro」による高速な動作と、次世代AI「Alexa+(アレクサ プラス)」対応による高い将来性
  • Matter・Threadに対応した、最強のスマートホームハブ機能
  • 「2ウェイスピーカーシステム」と空間オーディオ技術により、部屋全体に広がるパワフルな音質
  • 回転しないスリムなデザインで、狭い場所にも置ける高い設置性

Amazon Echo Show 11 の短所(Cons):

  • 物理的な追従機能(回転)はなくなり、見守り範囲は限定的に
  • Fire TV機能は非搭載で、エンタメ専用機としてはEcho Show 15に劣る
  • 画面角度の調整には別売りのスタンドが必要
  • Dolby Atmosフォーマットには非対応(空間オーディオは独自技術)
  • 側面のボタンが平坦で、手探りでの操作がしづらい

総合評価:

Amazon Echo Show 11は11インチのフルHD大画面と新チップ「AZ3 Pro」による高速な動作に対応した高性能なスマートディスプレイです。前モデル「Echo Show 10」から「回転ギミック」をなくして実用性を高めつつ、スピーカーの音質を高め、13MPカメラと自動フレーミングにより快適なビデオ通話も利用できます。

リモコン操作が可能な「Fire TV機能」が搭載されていないこと、標準スタンドで画面の角度調整ができないことなどのデメリットがありますが、エアコン操作など家の中心でスマートホームを管理する「万能ハブ」として、また将来の「Alexa Plus(アレクサ プラス)」導入でさらに進化するデバイスとして、長く使える一台に仕上がっています。

この記事で分かること

  1. デザイン: 浮遊感のある薄型ボディ、回転廃止による設置性、サイズ(奥行き)、ファブリック素材、プライバシーボタン、角度調節スタンド、付属品
  2. 初期セットアップ: 開封、電源ポート、Wi-Fi簡単設定、ビジュアルID(顔認識)、ウィジェット配置、アカウント連携
  3. ディスプレイ: 11インチ、フルHD画質、解像度1920 x 1200、視野角、タブレット級の鮮明さ
  4. 操作性: AZ3 Proプロセッサー、高速な動作、タッチパネル、物理ボタン、アプリ、ブラウザ(Silk)、YouTube、インタラクティブウィジェット
  5. アレクサ プラス: Alexa+、アレクサ、生成AI、文脈理解、会話継続モード、音声ID、AZ3 Proの処理能力
  6. 音質: 2.8インチウーファー、2ウェイシステム、空間オーディオ、重低音、クリアなボーカル、音楽鑑賞
  7. ビデオ通話: 13MPカメラ、自動フレーミング(追尾)、呼びかけ機能、ビデオメッセージ、プライバシー保護、見守り
  8. スマートホーム連携: スマートホームハブ内蔵、Matter・Thread対応、Omnisenseセンサー、自動化、定型アクション、できること
  9. 比較Echo Show 10(第3世代)Echo Show 8(第4世代)Echo Show 8(第3世代)Echo Show 15(第2世代)Echo Show 5(第3世代)、違い
  10. スペック: ハードウェアの仕様詳細、サイズ、重量、Echo Show 8 / 15とのスペック比較
  11. 評価: 5段階評価、総評、最適なユーザー、メリット・デメリット
  12. 価格: 購入先、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピング

この記事を最後まで読むことで、「Amazon Echo Show 11」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク / 楽天市場のリンク

公式製品紹介ページ:Amazon | Echo Show 11 (エコーショー11) 2025年発売 – シームレスなデザイン、11インチフルHDスマートディスプレイ with Alexa、空間オーディオ

デザインとインターフェース:Amazon Echo Show 11の洗練されたフォルムと設置性

Amazon Echo Show 11 前面の外観

ここでは、11インチの大画面を持ちながら、インテリアに溶け込む洗練された新デザインと、その操作性について詳しくチェックしていきます。

11インチ大画面と球形ボディが融合したデザイン

箱から取り出してまず目を引くのは、極薄のディスプレイと、それを支える球状のボディが融合したユニークな形状です。サイズは幅255mm × 奥行き127mm × 高さ182mmで、重量は1302g。画面部分はまるで最新のタブレットのように鋭く薄い仕上がりですが、その背面にはファブリック素材に包まれた、丸みを帯びた厚みのあるベース(土台)が存在します。単なる板状のタブレット端末とは異なり、このボリュームのある球形ボディ部分に高性能なウーファーや基盤が収められており、11インチの大画面をどっしりと安定して支える構造になっています。

横から見ると非常にスタイリッシュです。

Amazon Echo Show 11の側面

カラーバリエーションは「グラファイト」と「グレーシャーホワイト」の2色展開で、私は部屋の雰囲気に合わせてグレーシャーホワイトを選びました。背面のスピーカー部分はファブリック(布地)のメッシュ素材で覆われており、ガジェット特有の無機質さがなく、リビングやキッチンのインテリアに自然に馴染むシームレスな仕上がりだと感じました。

回転ギミック廃止で設置場所が激増!Echo Show 10との比較

比較対象となる前モデル「Echo Show 10(第3世代)」との最大の違いは、なんといっても「回転しない」ことです。Echo Show 10はユーザーを物理的に追従して画面が350度回転する機構を備えていたため、奥行きが230mmもあり、周囲にコップなどを置かないよう広いスペースを確保する必要がありました。

Amazon Echo Show 11の底面

一方、今回のEcho Show 11奥行きが127mmと、およそ半分近くまでスリム化されています。これにより、キッチンのカウンターや本棚の隙間など、奥行きのない場所にも気軽に設置できるようになりました。重量Echo Show 10の2560gから1302gへと約半分の軽さになっており、掃除の際などにヒョイと持ち上げて移動させるのも非常に楽です。回転ギミックがなくなった分、設置の自由度が格段に向上した点は大きなメリットだと実感しました。

Echo Show 8(第4世代・2025モデル)との違い

ちなみに、同時発売された弟分「Echo Show 8(第4世代)」と比較すると、カラーバリエーション(グラファイト・グレーシャーホワイト)や、実は奥行き(127mm)も全く同じスペックです。重量はShow 8の方が約250g軽い1049gで、幅と高さもひと回りコンパクト(幅208mm x 高さ150mm)ですが、設置に必要な「奥行き」が変わらない点は、サイズ選びで見落としがちなポイントと言えるでしょう。

ボタンとポート類の配置

操作系はディスプレイの右側面に集約されています。上から「マイク/カメラ 有効・無効ボタン」、「音量アップ」、「音量ダウン」の順に並んでいます。実際に使ってみて少し気になったのは、ボタンの感触が薄く、手探りだとどのボタンを触っているのか分かりにくい点です。

Amazon Echo Show 11の側面、ボタン

プライバシー機能については、仕様の変更が見られます。これまでのモデルに搭載されていた「物理的なカメラカバー(物理シャッター)」は本機では廃止されました。カメラをオフにする場合は、本体上部の「マイク/カメラ 無効ボタン」を押して電子的に遮断する仕組みになっています。物理的にレンズを塞ぐことはできないため、気になる方は設置場所に配慮が必要かもしれません。

接続ポートに関しては、背面に電源ポートがあるのみです。以前のモデルにあった3.5mmイヤホンジャックなどのオーディオ出力端子は省かれています。電源ケーブルは真後ろに突き出る形状のため、壁にぴったりとくっつけて設置するのは難しい構造になっています。

Amazon Echo Show 11の背面、電源ポート

角度調整したいなら必須級?別売りスタンドと固定式の使用感

本機は、標準状態では画面の角度が固定されており、上下にチルトさせることができません。キッチンで立って作業をしながらレシピを見たり、座って映画を見たりと視点の高さを変えたい場合、この固定角度は少し不便に感じました。

ただ、底面には磁気開口部があり、別売りの「角度調節スタンド」を装着できるようになっています。これを使えば画面の傾きを調整できるため、設置場所の高さに合わせて見やすい角度を確保したい方は、スタンドの同時購入を検討したほうが良いでしょう。

開封してすぐに使えるシンプルさ、同梱品(付属品)チェック

パッケージ内容は非常にシンプルです。本体のほかには、30Wの電源アダプターとクイックスタートガイドのみが同梱されています。電源アダプターは30W出力のもので、Echo Show 8などの既存モデルと同じ規格のようですが、ケーブル長やプラグの形状も一般的で使いやすいものでした。余計なものが一切ない、環境に配慮されたパッケージングという印象を受けました。

まとめ:デザイン

  • 第一印象:11インチの大画面ながら「浮遊感」のあるデザインのおかげで圧迫感がなく、スタイリッシュな佇まいに感動した。
  • 前モデルとの比較:回転機構があったEcho Show 10に比べ、奥行きが約半分(127mm)になり、狭い場所への設置性が劇的に向上した。
  • 操作系:側面のボタンは突起が少ないフラットな形状で、見た目の美しさと一体感を優先したデザインとなっている。
  • 拡張性:標準では角度調整ができないため、利用シーンによっては別売りのスタンドが必須になる。

初期セットアップ:Amazon Echo Show 11 開封から未来の体験へ

Amazon Echo Show 11 設定の準備

箱を開けてから実際に使い始めるまでのステップは、驚くほどスムーズでした。ここでは、設置のしやすさやアカウント設定、そして将来のAI機能を予感させるセットアップ体験について書いていきます。

回転設定が不要になり、設置の自由度が大幅アップ

まずは物理的な準備から始めました。同梱されている30Wの電源アダプターを背面の電源ポートに接続すると、おなじみのAmazonロゴが表示され、システムが起動します。ここでまず感じた大きなメリットは、前モデル「Echo Show 10」との設置プロセスの違いです。Echo Show 10は画面が回転するため、周囲に花瓶やコップがないかを確認し、回転範囲を確保するための「回転幅テンプレート」を使って慎重に場所を決める必要がありました。しかし、Echo Show 11は画面が固定式になったため、幅255mmのスペースさえあれば、棚の端やカウンターの隅にも安心して置くことができます。

ただし、注意点もあります。電源ケーブルのコネクタが本体の真後ろに突き出る設計になっているため、壁にぴったりと寄せて設置することはできません。11インチ(10.95インチ)の大画面は見やすいですが、コネクタの分だけ奥行きに余裕を持たせる必要がある点は、設置場所を選ぶ際にあらかじめ計算に入れておくべきでしょう。

「私のこと知ってる?」驚きの簡単セットアップ

Amazon Echo Show 11の画面

画面に「Amazon」の文字が表示されてから数分でセットアップ画面へ。ここで感動したのが、Amazonの「Wi-Fi簡単設定(フラストレーション・フリー・セットアップ)」の威力です。私はAmazonでこの製品を購入したため、アカウント情報があらかじめ紐付けられていたようで、Wi-Fiのパスワードを入力することなく、タップするだけでネットワーク接続が完了しました。

画面にはすぐに「〇〇さん(私の名前)ですね?」と表示され、面倒なIDやパスワードの手打ちは一切不要。もし手動設定が必要な場合でも、スマートフォンのAlexaアプリを使ってQRコードを読み込めば、スマホ経由で簡単に設定を進められます。Echo Show 10の時も簡単だと感じましたが、今回のスムーズさはさらに洗練されており、セットアップにかかるストレスが極限まで減らされていると感じました。

次世代AI「Alexa+」への期待と準備

セットアップを進める中で意識させられたのが、このデバイスが次世代のAI体験を見据えて設計されていることです。Echo Show 11には、生成AI技術に対応するための新プロセッサ「AZ3 Pro」が搭載されています。現時点では日本国内での「Alexa+(アレクサプラス)」のサービス開始は未定ですが、セットアップ画面や説明からは、将来的に生成AIを活用したより自然な会話が可能になることへの期待感が膨らみます。

米国での情報によると、正式リリース後のAlexa+は月額19.99ドルのサービスとなりますが、Amazonプライム会員であれば追加料金なしで利用できるとされています。この「ハードウェア側はすでに準備万端」という状態は、単なるスピーカーではなく、未来の機能を受け入れるための器を手に入れたという満足感につながりました。

直感的なウィジェット配置と「顔パス」体験

Amazon Echo Show 11のウィジェット

初期設定の最後には、ホーム画面のカスタマイズを行います。ここでの大きな変更点はウィジェットの表示方法です。以前は画面端に固定されていたりしましたが、Echo Show 11では画面右端からスワイプして引き出す「インタラクティブウィジェット」形式になり、横スクロールでカレンダーやTo-Doリストをサクサク確認できるようになりました。

また、カメラを使った「ビジュアルID(顔認識)」の設定もこの段階で行います。Omnisense(オムニセンス)技術により、画面の前に立つだけで私を認識し、自分専用のスケジュールやメモを表示してくれます。

さらに、待機画面をデジタルフォトフレームとして使う設定も簡単で、Amazon Photosと連携させれば、11インチの高精細な画面で思い出の写真を美しいスライドショーとして楽しむことができます。Echo Show 10では回転して追いかけてくる機能がメインでしたが、Echo Show 11では「静かに、しかし賢く情報を提示してくれる」という新しい相棒感をセットアップの段階から強く感じました。

まとめ:初期セットアップ

  • 物理的な準備:回転スペースの確保が不要になり、Echo Show 10よりも設置場所の自由度が格段に向上した。
  • 設置の注意点:背面の電源プラグが突き出るため、壁との間に数センチの隙間(奥行き)が必要になる。
  • アカウント連携:Amazon Wi-Fi簡単設定により、Wi-Fiパスワード入力やID入力をスキップでき、起動から使用開始までが非常にスムーズ。
  • 次世代機能:AZ3 Proプロセッサを搭載し、将来的な生成AI「Alexa+」の導入に対応できる将来性がある。
  • カスタマイズ:顔認識(ビジュアルID)や新しいウィジェットUIにより、個人のライフスタイルに合わせた情報表示が初期段階から設定しやすい。

ディスプレイと操作性:Amazon Echo Show 11 ヌルヌル動く大画面と動画視聴の実力

Amazon Echo Show 11のディスプレイ。画面に映画のシーン。

11インチの高精細ディスプレイと新プロセッサが生み出す、快適な映像体験と操作感について解説します。

11インチ・フルHDの衝撃!鮮明さと視野角に感動

画面を見た瞬間に感じたのは、「映像がくっきりとしていて美しい」という感動でした。本機は10.95インチのタッチスクリーンを採用しており、解像度は1920 x 1200のフルHDです。文字の輪郭や動画のディテールが非常に鮮明で、キッチンで立ったまま少し斜めから覗き込んでも、色あせることなくはっきりと内容を確認できる優れた視野角を持っています。以前のスマートディスプレイでは画面の粗さが気になることもありましたが、この高解像度ならタブレット代わりとして十分に映像コンテンツを楽しめると確信しました。

回転ギミック廃止で得た「安定感」と画質の進化

Amazon Echo Show 11のディスプレイ。

比較対象である前モデル「Echo Show 10(第3世代)」との決定的な違いは、画面の解像度と「動き」の有無です。Echo Show 10は10.1インチで解像度が1280 x 800のHD画質にとどまっていました。対してEcho Show 11はフルHDに進化したことで、画質の差は一目瞭然です。

また、Echo Show 10の最大の特徴であった、ユーザーを物理的に追いかけてくる「回転機能(モーション機能)」は、本機では廃止され、固定デザインとなりました。回転しない分、ギミックとしての面白さは減りましたが、逆にモーター音や稼働スペースを気にする必要がなくなり、どっしりとした安定した設置感を得られたのはメリットだと感じます。

Echo Show 8(第4世代・2025モデル)との違い

また、同時発売の「Echo Show 8(第4世代)」と迷っているなら、画面解像度の違いは要チェックです。Echo Show 88.7インチHD画質(1340 x 800)ですが、本機は11インチでフルHD(1920 x 1200)に対応しています。同じプロセッサー「AZ3 Pro」を積んでいても、映画の字幕の滑らかさや、写真の精細感といった「表示スペック」においては、兄貴分である本機に明確なアドバンテージがあります。

スマホ並みの反応速度と、物理ボタンの使い勝手

Amazon Echo Show 11の画面にタッチしている

操作性において最も感動したのは、新チップ「AZ3 Pro」による処理速度の速さです。画面のスクロールやアプリの起動が、タップした瞬間に即座に反応し、以前のモデルで感じたようなワンテンポ遅れるストレスが完全に解消されました。

一方で、少し気になったのが側面の「物理ボタン」です。デザインを優先して非常にフラットに作られているため、手探りで音量ボタンなどを探そうとすると指先の感覚だけでは位置が分かりづらいことがありました。基本は音声操作がメインになりますが、いざ画面やボタンで操作する際も、待たされることなくキビキビと動くのは非常に快適です。

動画視聴での検証:高画質を活かすアプリとブラウザ操作の現実

Amazon Echo Show 11の動画コンテンツ一覧

この美しいディスプレイとタッチ操作の実力が最も試されるのが「動画視聴」です。Prime VideoやNetflixは専用アプリで再生でき、11インチの高精細画面による没入感は素晴らしいものがありました。一方で、操作面では注意が必要です。「YouTube」は専用アプリがなく「Silkブラウザ」経由でのタッチ操作になります。AZ3 Proのおかげでブラウザの動作自体は軽快ですが、Echo Show 15のような「Fire TVリモコン」は使えません。あくまで「タブレットのように指で操作して見る」スタイルになるため、画質は最高ですが、操作性はスマホライクであることを理解しておく必要があります。

「声」だけじゃない!ウィジェットとフォトフレームの利便性

ホーム画面の使い勝手も向上しています。画面右端から引き出す「インタラクティブウィジェット」は、カレンダーやスマートホームパネルを一覧表示でき、アプリを開かずに必要な情報へアクセスできるため非常に便利です。また、待機時は「デジタルフォトフレーム」としてAmazon Photosの写真を美しく表示できます。11インチの高精細画面は写真との相性が抜群で、ただの黒い画面として置いておくのはもったいないほど、インテリアとしての質を高めてくれます。

まとめ:ディスプレイと操作性

  • ディスプレイ画質:11インチ・フルHD(1920 x 1200)の高解像度により、前モデルよりも圧倒的に鮮明で美しい映像体験が可能。
  • 前モデルとの違い:Echo Show 10の「回転機能」は廃止されたが、画質向上と省スペース化により実用性は向上している。
  • 操作レスポンス:新チップ「AZ3 Pro」の搭載により、タッチ操作が高速に反応し、ストレスフリーな操作感を実現。
  • アプリ:Prime VideoやNetflixなどの動画配信サービスは専用アプリで快適に視聴できる。
  • YouTubeとブラウザ:YouTubeは専用アプリがないものの、Silkブラウザ経由で問題なく視聴可能。
  • ウィジェット:画面端から引き出すインタラクティブウィジェットにより、情報の一覧性とタッチ操作の利便性が高まっている。
  • フォトフレーム:Amazon Photosと連携したスライドショーは高精細で美しく、インテリアとしても優秀。

アレクサ プラスの使い心地:Amazon Echo Show 11 次世代AIを受け入れる「AZ3 Pro」の実力

Amazon Echo Show 11のアレクサ

本機の目玉機能の一つとして注目されるのが、生成AIを搭載した次世代音声アシスタント「アレクサプラス(Alexa+)」への対応です。これは米国では2025年3月から提供が開始されている新サービスですが、残念ながら日本での提供開始時期は現時点(2026年1月)でも未定となっています。

日本国内では2025年10月以降に対応デバイスが順次発売されているものの、肝心のAI機能の本格展開は今後の課題です。しかし、Echo Show 11にはその基盤となる強力なプロセッサー「AZ3 Pro」がすでに搭載されており、現時点の標準機能でもその恩恵を十分に感じることができました。

騒音下でも一発反応!AZ3 Proの驚異的な聞き取り能力

「アレクサ」と呼びかけた瞬間の反応速度が、劇的に向上しています。これまでのEcho Show 10(第3世代)に搭載されていた「AZ1」プロセッサーでも不満はありませんでしたが、Echo Show 11に搭載された新チップ「AZ3 Pro」とAIアクセラレーターの組み合わせは別次元です。

例えば、キッチンで換気扇が回っているような騒がしい環境で、少し早口で「明日の天気は?」と尋ねても、正確に聞き取り、即座に回答が返ってきます。高度なノイズフィルタリングと会話検知機能が働いているおかげで、以前のように声を張り上げたり、ゆっくり言い直したりする頻度が明らかに減りました。思考待ちの青いバーが流れる時間が短縮され、会話のテンポが非常に良くなったと感じます。

Echo Show 8(第4世代・2025モデル)も同じプロセッサーを採用

なお、この高性能な「AZ3 Pro」プロセッサーは、弟分のEcho Show 8(第4世代)にも同様に搭載されています。画面サイズや解像度は異なりますが、AIの処理能力や将来的な「Alexa+」への対応ポテンシャルという点では、両モデルにスペック上の差はありません。

まるで人と話す感覚、文脈を理解する連続会話

Amazon Echo Show 11でアレクサを使用

現時点ではまだ日本で「Alexa+」のフル機能(生成AIによる自然な対話)は提供されていませんが、ハードウェアの進化により「会話継続モード」の使い勝手が向上しています。一度ウェイクワードを言えば、続けて「明日の天気は?」と聞き、その回答直後に「じゃあ、傘はいる?」と投げかけても、文脈を引き継いでスムーズに応答してくれます。

Echo Show 10では処理が追いつかず途切れることもありましたが、AZ3 Proの処理能力により、連続した会話が途切れにくくなりました。将来的にAlexa+が解禁されれば、さらに「あれ」「それ」といった指示語を含む高度な文脈理解が可能になる準備が整っていることを、この軽快な動作から予感させます。

「電気消して音楽かけて」も即実行、複数コマンドも余裕

複数のアクションを一度に頼むようなシーンでも、その処理能力の高さが光ります。「リビングの電気を消して、ジャズを流して」といった複合的なコマンドも、以前よりスムーズに実行されるようになりました。特にスマートホーム操作に関しては、MatterやThreadといった新規格に対応したことや、デバイス内での処理(ローカル処理)が強化されたことで、クラウドを経由するラグを感じさせないほど高速です。Echo Show 10と比較しても、命令してから家電が動くまでのタイムラグが体感できるレベルで短縮されており、アンビエントAIが目指す「空気のような存在」に一歩近づいた印象を受けます。

声だけで私を判別!家族でも使い分けられる賢さと安心感

Amazon Echo Show 11のアレクサで操作

AIの進化は「声」の識別能力にも表れています。Echo Show 11は、話しかけているのが誰なのかを声だけで瞬時に判断する「音声ID」の精度が非常に高いです。例えば、私が「音楽をかけて」と言えば私好みのプレイリストが再生され、パートナーが同じことを言えば全く別のジャンルが流れます。家族で一台を共有していても、まるで自分専用のデバイスかのように振る舞ってくれるのは快適そのものです。また、AIとの会話履歴は画面上から簡単に確認・削除ができ、プライバシー保護の透明性が確保されている点も、カメラ付きデバイスを家に置く上での大きな安心材料となっています。

まとめ:アレクサ プラスの使い心地

  • 聞き取り性能:新チップ「AZ3 Pro」とAIアクセラレーターにより、騒音下での認識精度と応答速度がEcho Show 10と比較して格段に向上している。
  • 文脈理解:ハードウェア性能の向上により、連続した会話のレスポンスが良く、将来のAlexa+導入に向けた基礎体力の高さを感じる。
  • 複雑な処理:スマートホーム機器の操作などが高速化されており、複数の指示もスムーズに実行できる。
  • 音声ID:声だけでユーザーを正確に聞き分け、個人の好みに合わせた音楽や情報を提示してくれる。
  • 将来性:現時点では標準のAlexaだが、ハードウェアは次世代の生成AI体験に対応可能なスペックを備えている。

音質:Amazon Echo Show 11 空間オーディオと重低音が生み出す「音」の感動

Amazon Echo Show 11のオーディオ

11インチの画面もさることながら、今回のEcho Show 11で最も驚かされたのが音質の進化です。ここでは、新搭載のウーファーがもたらす迫力や、独自の空間オーディオ技術による聞こえ方の違いについて、実際に音楽や映画を再生して感じたことを中心に書いていきます。

スピーカー構成と基本性能:回転を捨てて手に入れた「本気」のオーディオ設計

まずハードウェアの構成ですが、本機は2.8インチウーファー1基とフルレンジドライバー2基を搭載した「2ウェイスピーカーシステム」を採用しています。音楽を再生してみると、その筐体サイズからは想像できないほどパワフルな音が飛び出してきました。

まず驚いたのは、スピーカーの構造が本格的なオーディオ機器のそれに近づいていることです。本機には、低音を専門に鳴らす「ウーファー」と、歌声や楽器の音をクリアに届ける2つの「フルレンジドライバー」が搭載されています。いわゆる「2ウェイシステム」と呼ばれる構成ですが、簡単に言えば「高音と低音の役割分担」がきっちりできているため、大音量でも音が濁らず、ズシッとくる迫力ときれいな歌声が両立できているのです。

ズシッとくる重低音とクリアな歌声、音楽鑑賞の実力チェック

Amazon Echo Show 11の背面にあるスピーカー

実際にジャズやポップスなど数曲を試聴してみましたが、注目したいのは「重低音」の質です。2.8インチウーファーの恩恵は絶大で、ベースやドラムの音が単に大きいだけでなく、温かみのある重厚な響きとして体に伝わってきます。音量を上げても音が割れたりビビリ音がしたりすることなく、どっしりとした安定感がありました。

また、低音が強いとボーカルが埋もれがちですが、本機は「クリアなボーカル」もしっかりと確保されています。Prime Videoで映画を見た際も、爆発音のような効果音は迫力満点でありながら、俳優のセリフはくっきりと聞き取ることができました。この高音・中音・低音のバランスの良さは、単なるスマートスピーカーの域を超えており、BGMとして流しっぱなしにするのがもったいないほどです。

前モデル「Echo Show 10」との違い:回転ギミック廃止の意味

Amazon Echo Show 11と音楽コンテンツ

音質面における前モデル「Echo Show 10(第3世代)」との決定的な違いは、「物理的な動き」の有無です。Echo Show 10は画面が回転して常にユーザーの方へスピーカーを向けることで、物理的に最適なリスニングポイントを作り出す仕組みでした。対して今回のEcho Show 11は回転せず、画面もスピーカーも固定式となっています。

一見すると機能ダウンのように思えるかもしれませんが、回転用のモーター音がなくなったことや、筐体構造がシンプルになったことで、純粋なスピーカーとしての剛性が高まり、結果として音の安定感が増したように感じます。「動いて追ってくる」楽しさはなくなりましたが、「常にそこで良い音を鳴らしている」というオーディオ機器としての信頼感は、間違いなく本機の方が上です。

Echo Show 8(第4世代・2025モデル)とは同じ構成を採用

ちなみに、音響スペックに関しては意外な事実があります。同時発売の「Echo Show 8(第4世代)」も、実は本機と同じ「2.8インチウーファー×1、フルレンジ×2」という構成を採用しています。筐体サイズ(容積)が違うため音の響きや余裕には差が出るはずですが、ドライバーユニットの仕様自体は共通しており、8インチモデルのコスパの高さも侮れません。

独自の空間オーディオ技術と、Dolby Atmos非対応の真実

本機の特徴である「空間オーディオ」についてですが、これはDolby Atmosなどのフォーマットをそのまま再生するものではなく、Amazon独自の信号処理技術で、通常のステレオ音源を空間オーディオ化するものです。そのため、Dolby Atmos対応の映画コンテンツをネイティブ形式で再生できるわけではありませんが、実際に聴いてみると音の広がりや立体感は十分に感じられ、疑似的とはいえその没入感は非常に高いと感じました。

なお、同時期に発表されたEcho Studioなどが対応する「Fire TVと組み合わせた最大5.1chのホームシアターシステム」構築機能については、本機は対象外である点に注意が必要です。Echo Show 11自体にはFire TV機能も内蔵されていないため、基本的にはこのデバイス単体で完結する高音質なオーディオシステムとして楽しむのが正解でしょう。

まとめ:音質

  • スピーカー構成:2.8インチウーファーとフルレンジドライバー×2の構成により、Echo史上最高峰のパワフルなサウンドを実現している。
  • Show 10との違い:回転による指向性ではなく、空間オーディオ技術による部屋全体への音の広がりを重視した設計に進化した。
  • 低音の質:新ウーファーによる重低音は、温かみと重厚感があり、大音量でも安定している。
  • 明瞭さ:低音に埋もれることなく、ボーカルやセリフがクリアに聞こえるため、映画視聴にも適している。
  • Show 10との違い:回転機構が廃止され固定式になったが、その分筐体の剛性が上がり、純粋な音響機器としての安定感が増した。
  • 空間オーディオ:Amazon独自の技術により、回転せずとも部屋全体に音が広がり、Dolby Atmos非対応でも十分な没入感がある。

ビデオ通話とコミュニケーション機能:Amazon Echo Show 11 「回転しない」カメラの追従性と安心設計

Amazon Echo Show 11のビデオ通話機能

1300万画素の高精細カメラとAIによる自動フレーミング機能が、遠く離れた家族との距離をぐっと縮めてくれます。ここでは、物理的な回転機構を廃止しながらも実現したスムーズな追従性や、安心のプライバシー機能についてチェックしていきます。

首振り卒業でもしっかり追尾?13MPカメラと自動フレーミングの実力

まずはビデオ通話の画質と追従性のチェックです。本機はディスプレイ上部中央に「13MPカメラ(1300万画素)」を搭載しています。比較対象の「Echo Show 10」も同じ13MPでしたが、決定的に違うのは「追いかけ方」です。Echo Show 10は画面自体がグルッと回転して物理的にこちらを向く仕組みでしたが、Echo Show 11は動きません。その代わり、超広角カメラの一部を切り出し、AIが顔を認識してズームやパンを行う「自動フレーミング機能」で追従します。

実際にキッチンで料理をしながら通話をしてみましたが、左右に移動してもカメラが私の顔を認識し、自然に画面の中央に収め続けてくれました。最大3.3倍ズームまで対応しており、少し離れた位置にいても表情がしっかり伝わります。Show 10のようなモーター音がなく静かに追尾してくれるため、会話の邪魔にならないのが好印象でした。物理的に動かない分、部屋の隅々まで見渡すことはできませんが、通話中の「顔追尾」に関しては全く遜色なく、むしろスムーズで快適だと感じました。

「呼びかけ」でリビングが繋がる!大画面ならではの臨場感とビデオメッセージ

Amazon Echo Show 11のビデオ通話

コミュニケーション機能で特に気に入っているのが、許可した相手のEchoデバイスに自動で繋がる「呼びかけ」機能です。11インチの大画面のおかげで、実家の両親と繋いだ時の臨場感が段違いでした。相手の部屋の様子が広く映し出され、まるで同じ空間にいるような感覚で会話ができます。これなら、高齢の両親や留守番中のペットの「見守り」用途としても非常に優秀だと感じました。

また、家族が不在の時には「ビデオメッセージ」を残すことができます。出かける前に「冷蔵庫にケーキがあるよ」と動画で伝言を残してみたところ、マイクの集音能力が高く、私の声をクリアに届けてくれました。テキストや音声だけのメッセージよりも温かみが伝わりやすく、家族間のコミュニケーションがより密になるのを実感しました。

ボタン一つで電子的に遮断、プライバシー機能の変更点

Amazon Echo Show 11のマイク/カメラ 有効/無効ボタン

カメラ付きデバイスを家に置く際、どうしても気になるのがプライバシーです。Echo Show 11では、物理的なカメラカバーは搭載されておらず、本体右上の「マイク/カメラ 有効/無効ボタン」を押すことで、電子的にカメラとマイクへの給電をカットする仕組みになっています。ボタンを押すと画面下部に赤いバーが表示され、ステータスが一目で分かるよう配慮されていますが、物理的にレンズを塞ぎたい派のユーザーにとっては、少し惜しい変更点と言えるでしょう。

まとめ:ビデオ通話

  • カメラ性能:13MP(1300万画素)の高画質カメラにより、明るく鮮明な映像でビデオ通話ができる。
  • Show 10との違い:画面の回転(物理追従)はなくなったが、AIによる「自動フレーミング機能」がスムーズに顔を捉え続けるため、実用性は高い。
  • 利便性:11インチの大画面により、「呼びかけ」機能を使った際の見守りや会話の臨場感が大幅に向上している。
  • メッセージ:マイク性能が良く、クリアな音声で「ビデオメッセージ」を残せるため、家族間の連絡ツールとして役立つ。
  • プライバシー:電子的なオフボタンを完備しており、安心して利用できる。

スマートホーム連携と音声操作:Amazon Echo Show 11 家中をコントロールする「万能ハブ」の実力

Amazon Echo Show 11の設定パネル

家電の操作から玄関の確認まで、リビングにいながら家中のすべてをコントロールできる快適さは、一度味わうと戻れません。ここでは、最新の通信規格に対応し、ハブとしての能力を大幅に強化した本機の実力を、実際のセットアップや操作感を通じてレポートします。

画面タップで即完了!照明とエアコン設定で感じたサクサク感

まずは手持ちのスマート照明(Philips Hue)と、赤外線リモコンハブ経由でエアコンを登録してみました。以前のモデルでは、デバイスの検出や登録時にロード時間が長く待たされることがありましたが、Echo Show 11はここでも「AZ3 Proプロセッサー」の恩恵を強く感じます。画面右側からスワイプして「スマートホームダッシュボード」を呼び出し、デバイス追加のボタンを押すと、驚くほどスムーズに機器がリストアップされました。

Amazon Echo Show 11のハブ機能 設定画面

特に感動したのは、登録後の操作レスポンスです。ダッシュボード上のスイッチをタップすると、ほぼ遅延なく部屋の電気がパッと点きます。これまでのモデルで時折感じていた通信のタイムラグがきれいに解消され、ボタンを押した瞬間に家電が反応するダイレクトな挙動は、毎日使うインターフェースとして非常に優秀です。

定型アクション」の設定も、大画面の直感的なUIのおかげで、スマホアプリを開くことなく本体だけで完結できました。「朝7時になったら照明をつけ、エアコンを暖房にする」といった設定も、パズルを組み立てるような感覚で簡単に作れます。

ブリッジ不要の解放感、MatterとThreadで変わる接続性

比較対象である前モデル「Echo Show 10」もZigbeeハブを内蔵していましたが、Echo Show 11はそこからさらに進化し、最新規格である「Matter」と「Thread」のボーダールーター機能まで内蔵しています。これが何を意味するかというと、メーカーごとの専用ブリッジ(中継機)を別途用意しなくても、数千種類以上の対応デバイスを直接Echo Show 11に繋げるということです。

Amazon Echo Show 11の設定画面

実際にMatter対応のスマートプラグを接続してみましたが、Wi-Fi設定などの複雑な手順をスキップして一瞬で繋がりました。また、Thread対応デバイスはクラウドを経由せずローカルで通信するため、インターネット回線が混雑している時間帯でも反応が爆速です。ハブとしての汎用性と安定性は、ZigbeeのみだったShow 10と比較しても格段に向上しており、まさに家の中心に置くにふさわしい「内蔵スマートホームハブ」だと実感しました。

「暑い」と言う必要すらない?センサーが叶える自動化体験

音声操作に関しては、マイク性能の向上により、テレビの音が流れているリビングでも「アレクサ、エアコンをつけて」という声を正確に拾ってくれます。しかし、Echo Show 11の真骨頂は、そもそも「話しかける必要すら減る」点にあります。

独自のセンサー技術「Omnisense(オムニセンス)」を活用すれば、「室温が26度を超え、かつ部屋に誰かがいる時だけエアコンを入れる」といった高度な自動化が可能です。実際に試してみたところ、私がリビングに入ってしばらくすると、自動で照明がつき、室温に合わせて空調が稼働しました。Show 10は「回転して人を追う」ことにセンサーを使っていましたが、Show 11は「人の気配や環境を感じ取る」ことに注力しており、自分が意識しなくても快適な環境が維持される未来感を体験できました。

玄関の様子も大画面で、11インチの監視モニター

Amazon Echo Show 11でカメラの映像を確認

最後に、ビジュアル管理の利便性についてです。私は玄関にRingのビデオドアベルを設置しているのですが、チャイムが鳴った瞬間に「玄関を見せて」と言うと、11インチの大画面いっぱいに外の映像が映し出されます。スマホの小さな画面で確認するのとは違い、来客の表情や手元の荷物まではっきりと視認できるのは大きな安心感に繋がります。

また、ピクチャー・イン・ピクチャー機能を使えば、Prime Videoで映画を見ながら、画面の片隅で子供部屋のカメラ映像をチェックすることも可能です。ただ映像を映すだけでなく、そこからマイクを使って話しかけたり、スマートロックを解錠したりといったアクションまで、遅延なくスムーズに行える点は、AZ3 Proの処理能力の高さがあってこそだと感じました。

まとめ:スマートホーム連携

  • 設定の簡便さ:AZ3 Pro搭載によりUIが高速化し、ダッシュボードからのデバイス登録や操作がストレスフリーでサクサク行える。
  • Show 10との違い:Zigbeeに加え、MatterとThreadに対応したことで、より多くのデバイスをハブなしで直接、低遅延でコントロールできるようになった。
  • 自動化の進化:Omnisense技術により、温度や人の在室状況をトリガーにした家電操作が可能になり、声で指示する手間すら省けるようになった。
  • 音声認識:ノイズに強く、曖昧な言葉や遠くからの発話でも正確にコマンドを拾ってくれる。
  • モニタリング:11インチの大画面とライブビュー機能により、セキュリティカメラの映像確認が非常に見やすく実用的。

検証してわかったAmazon Echo Show 11のメリット・デメリット

Amazon Echo Show 11で動画コンテンツを選択

実際にAmazon Echo Show 11を使い込み、前モデルであるEcho Show 10と比較しながら、その実力を徹底的に検証しました。単なるスペック表の違いだけでなく、日々の生活の中で感じた「進化した点」と「惜しい点」を、余すところなくお伝えします。

メリット(長所、利点)

メリット1:11インチ・フルHDの高精細ディスプレイ(Echo Show 10はHD画質)

最も分かりやすい進化は画質です。Echo Show 10の10.1インチ・HD画質(1280 x 800)と比較して、Echo Show 11は10.95インチ・フルHD(1920 x 1200)へと大幅に解像度が上がりました。

実際にPrime Videoで映画を見てみると、字幕の文字の滑らかさや、映像の細部のディテールが段違いです。キッチンでレシピを表示させた際も、小さな文字が潰れずにくっきりと読めるため、視認性が格段に向上しています。「画面の粗さ」を感じさせないクオリティは、タブレット代わりとして使う上でも大きな満足感に繋がりました。

メリット2:回転しないスリムなデザインで設置性が向上(Echo Show 10は回転スペース必須)

「回転機能」がなくなったことは、設置の自由度という点では巨大なメリットです。Echo Show 10は画面が回転するために、本体の周囲にコップや花瓶を置くことができず、広大な設置スペース(奥行き約23cm+回転半径)を確保する必要がありました。

一方、Echo Show 11は奥行きがわずか127mmと約半分になり、回転もしないため、カウンターの壁際や本棚の隙間など、これまで置けなかった場所にもすんなりと収まります。「動かない」ことによる安心感と省スペース性は、日本の住宅事情にはむしろマッチしていると感じました。

メリット3:AZ3 Proチップによる高速レスポンス(Echo Show 10はワンテンポ遅れる)

操作していて最も気持ちが良いのが、反応速度の速さです。新プロセッサ「AZ3 Pro」のおかげで、画面の切り替えやアプリの起動が非常にスムーズです。

Echo Show 10では、タップしてから画面が切り替わるまでに一瞬の間がありましたが、本機ではその待ち時間がほぼ解消されています。特にスマートホームダッシュボードの表示や、音声コマンドに対する反応が速く、毎日のちょっとした操作の積み重ねで感じる快適さが全く違いました。

メリット4:Matter・Thread対応の最強ハブ機能(Echo Show 10はZigbeeのみ)

スマートホームハブとしての性能も将来性抜群です。Echo Show 10はZigbeeのみの対応でしたが、Echo Show 11は最新規格の「Matter」および「Thread」にも対応しています。

実際にMatter対応のスマートプラグを接続してみましたが、Wi-Fi設定などの面倒な手順なしで一瞬で認識されました。また、Thread対応機器ならWi-Fiルーターを経由せずにローカルで高速通信ができるため、家のネットが混雑していてもスマートホーム機器の反応が鈍らないのは頼もしい限りです。

メリット5:2.8インチウーファーによる重厚なサウンド(Echo Show 10は指向性サウンド)

音質面では、ハードウェアの構成が「2ウェイシステム」に進化した点が大きなメリットです。2.8インチの大型ウーファーを搭載したことで、Echo Show 10と比較しても低音の厚みと温かみが格段に増しています。

また、Show 10が「回転して音を正面に届ける」仕組みだったのに対し、Show 11はAmazon独自の信号処理により「部屋全体に音を広げる」アプローチをとっています。スピーカーの正面にいなくてもリッチな音が聞こえるため、リビングのBGM再生機としての性能は本機の方が優秀だと感じました。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:物理的な追従機能の廃止(Echo Show 10は350度回転して追従)

やはりEcho Show 10のユニークな機能であった「350度回転」がなくなったことは、一部のユーザーにとってはデメリットになります。

キッチンで激しく動き回りながらビデオ通話をする際、Show 10なら物理的に首を振って追いかけてくれましたが、Show 11はデジタルズームによる追従のみです。画角の端まで行くとそれ以上は映らないため、部屋中どこにいても画面が見えるという絶対的な安心感は、回転するShow 10に軍配が上がります。

デメリット2:Fire TV機能は非搭載(Echo Show 15はFire TV機能搭載)

大画面で高画質になっただけに非常に惜しいのが、「Fire TV機能」が搭載されていないことです。壁掛けモデルのEcho Show 15にはFire TVのインターフェースが組み込まれており、リモコン操作で快適に動画を探せますが、Echo Show 11は通常のEcho Showの画面構成のままです。

Prime Videoなどは見られますが、Fire TVのような動画特化の使い勝手ではないため、エンターテイメント専用機として期待しすぎると少し肩透かしを食らうかもしれません。

デメリット3:画面角度の調整には別売りスタンドが必須(Echo Show 10は手動チルト可能)

本体の構造上、標準状態では画面の角度(チルト)を変えることができません。Echo Show 10は手動で画面を上下に傾けることができましたが、Echo Show 11は固定です。

低いテーブルに置いた場合や、立って作業するカウンターに置いた場合など、視線の角度によっては画面が見づらくなることがあります。角度調整をするためには、別売りのスタンドを追加購入する必要があり、コストがかさむ点はマイナスポイントでした。

デメリット4:Dolby Atmosフォーマットは非対応(空間オーディオは独自技術)

音質へのこだわりで一点気になるのが、Dolby Atmosフォーマットへの非対応です。空間オーディオの体験自体は素晴らしいものの、これはAmazon独自の信号処理によるものです。

Apple Musicなどで配信されている「Dolby Atmos」対応楽曲を、ネイティブなフォーマットで再生することはできません。あくまでステレオ音源を擬似的に広げる技術であるため、規格にこだわるオーディオファンにとっては、Echo Studioなどの上位機に比べて物足りなさを感じる可能性があります。

デメリット5:物理的なカメラカバー(シャッター)が廃止された(Echo Show 10は搭載)

Echo Show 5、8、10、15といった主要モデルに搭載されていた「物理カメラカバー」が、Echo Show 11では廃止されています。上部のボタンを押せば電子的にカメラはオフになりますが、「物理的にレンズが塞がれていないと不安」というユーザーにとっては、心理的な安心感が下がってしまった点はマイナスポイントです。

デメリット6:側面のボタンが平坦で押しづらい(手探りでの操作が困難)

デザインの美しさを優先したためか、本体側面の「音量ボタン」や「マイク/カメラオフボタン」が非常に平坦で、クリック感も浅めです。

ボタンの突起がほとんどないため、暗い部屋や、画面を見ずに手探りで操作しようとすると、指先の感覚だけでボタンの位置を特定するのが困難でした。頻繁に音量調整をする場合、ボタンよりも音声操作を使うか、画面上のスライダーを使う方が確実だと感じました。

まとめ:メリット・デメリット

検証の結果、Amazon Echo Show 11は「回転するギミック」という飛び道具を捨てた代わりに、画質、音質、処理速度、設置性といった「スマートディスプレイとしての基本性能」を極限まで高めた正統進化モデルだと言えます。Echo Show 10のような派手な動きはありませんが、毎日の操作がサクサク動く快適さや、狭い場所にも置ける実用性の高さは、長く使う上で非常に大きなメリットです。回転機能に特別なこだわりがなく、最高の画質と音質でスマートホームをコントロールしたいなら、間違いなく買い替える価値のある一台です。

Amazon Echo Show 11のスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 10.95インチ フルHDタッチスクリーン (1920 x 1200)
  • プロセッサー: Amazon AZ3 Pro (AIアクセラレーター搭載)
  • カメラ: 13MP (1300万画素)、自動フレーミング機能搭載
  • オーディオ: 2.8インチウーファー x 1、フルレンジドライバー x 2、空間オーディオ処理技術
  • 通信: Wi-Fi 6E (802.11ax/トライバンド)、Bluetooth (A2DP/AVRCPプロファイル)
  • スマートホームハブ: Zigbee、Matter、Threadボーダールーター対応
  • インターフェース: 電源ポート、音量ボタン、マイク/カメラ オン・オフボタン
  • センサー: 環境光センサー、RGB環境光センサー (Omnisense技術対応)
  • Alexa: 標準搭載 (将来的な生成AI「Alexa+」対応プロセッサ)
  • Fire TV機能: 非対応 (Prime Video等はアプリで視聴可能)
  • プライバシー機能: マイク/カメラ オン・オフボタン (※物理カメラカバーなし)
  • アプリ: Prime Video、Netflix、Spotify、Amazon Musicなど
  • サイズ: 幅255mm x 奥行127mm x 高さ182mm
  • 重量: 1302g
  • カラー: グレーシャーホワイト、グラファイト
  • 付属品: 電源アダプター (30W – ケーブル1.5m)、クイックスタートガイド

Echo Show 11 とEcho Show 8、Echo Show 15の違い

Amazon Echo Show 11とEcho Show 8

最新のEcho Show 11が登場したことで、ラインナップ選びに迷う方も多いでしょう。ここでは、よりコンパクトな「Echo Show 8(第4世代・第3世代)」と、壁掛け可能な大画面モデル「Echo Show 15」との主な違いをまとめました。

Echo Show 8 (第4世代)との違い

画面サイズと解像度: Echo Show 8は8.7インチのHD画質(1340 x 800)ですが、Echo Show 11は11インチのフルHD画質(1920 x 1200)で、表示領域と精細さにスペック上の明確な差があります。

共通するスペック: 性能の要である「AZ3 Proプロセッサ」や、通信規格(Wi-Fi 6E、Matter・Thread対応)は共通です。また、スピーカー構成(2.8インチウーファー x 1、フルレンジ x 2)や、設置に必要な奥行き(127mm)も実は同じスペックになっています。

サイズと価格: Echo Show 8の方が幅が約4.7cm小さく(幅208mm)、価格は5,000円安い34,980円です。

設置場所の適正: どちらも奥行きは同じですが、正面サイズの違いから適した場所が異なります。幅208mmとコンパクトなEcho Show 8は、PCデスクの脇やベッドサイドなど、手元で情報を確認する場所に最適です。一方、11インチで視認性が高いEcho Show 11は、寝室や個室のメイン機として、少し離れた位置からでも映像を楽しみたい場所に向いています。

Echo Show 8(第3世代)との違い

  • 画面サイズ: Echo Show 8は8インチHD(1280 x 800)に対し、Echo Show 11は10.95インチ フルHD(1920 x 1200)で、より大きく高精細。
  • プロセッサ: Echo Show 8はAZ2プロセッサ搭載だが、Echo Show 11はより強力なAZ3 Proを搭載し、AI処理能力や操作レスポンスが向上。
  • スピーカー: Echo Show 8は2インチスピーカー×2(パッシブバスラジエーター付き)に対し、Echo Show 11は2.8インチウーファー×1+フルレンジドライバー×2の構成で、低音の迫力と音質が強化されている。
  • Wi-Fi: Echo Show 8はWi-Fi 5(ac)対応だが、Echo Show 11はWi-Fi 6Eに対応し、より高速で安定した通信が可能。

Echo Show 15との違い

  • 画面サイズと形状: Echo Show 15は15.6インチ フルHD(1920 x 1080)で縦置き・壁掛けが可能だが、Echo Show 11は10.95インチ フルHD(1920 x 1200)で据え置き(横向き)専用。
  • Fire TV機能: Echo Show 15はFire TV機能を内蔵しリモコンも付属するが、Echo Show 11はFire TV機能非搭載(Prime Video等はアプリ視聴)。
  • プロセッサ: Echo Show 15はAZ2プロセッサ搭載だが、Echo Show 11はAZ3 Proを搭載し、次世代AI機能への対応力で勝る。
  • オーディオ: Echo Show 15は薄型設計のため低音に限界があるが、Echo Show 11は大型ウーファー搭載で、音楽再生機としての音質は優位。

Amazon Echo Show 11の評価

Amazon Echo Show 11 外観 ホワイト

8つの評価基準で「Amazon Echo Show 11」を5段階で評価してみました。

項目別評価

デザイン:★★★★☆

回転機構の廃止により奥行きが約半分になり、設置場所を選ばないスリムなデザインに進化しました。浮遊感のある画面とファブリック素材はインテリアに馴染みますが、角度調整には別売りのスタンドが必要です。

ディスプレイ:★★★★★

前モデル(Echo Show 10)のHD画質から、11インチのフルHD(1920 x 1200)へと大幅に進化しました。文字や映像の細部までくっきりと鮮明で、タブレット代わりとしても十分に使える美しさです。

操作性:★★★★★

新プロセッサー「AZ3 Pro」の恩恵により、タッチ操作や画面遷移が「ヌルヌル・サクサク」と動きます。以前のモデルで感じたワンテンポ遅れるストレスが解消され、非常に快適です。

音質:★★★★★

2.8インチウーファーと空間オーディオ技術により、回転せずとも部屋全体に広がるパワフルなサウンドを実現しています。重低音の迫力とボーカルのクリアさが両立しており、音楽鑑賞機としても優秀です。

カメラ・ビデオ通話:★★★★☆

1300万画素の高画質とAIによる自動フレーミング機能で、動いてもしっかり顔を追従します。物理的な首振り機能はありませんが、デジタル処理による追尾はスムーズで実用性は十分です。

スマートホーム連携:★★★★★

Zigbeeに加え、最新規格のMatterとThreadに対応したハブ機能を内蔵しています。ブリッジなしで多様なデバイスを直接制御でき、ローカル処理による爆速レスポンスは感動的です。

機能:★★★★☆

Omnisenseセンサーによる自動化やウィジェット機能は便利ですが、Echo Show 15にある「Fire TV機能」が非搭載なのは惜しい点です。次世代AIへの対応準備ができている点は評価できます。

コストパフォーマンス:★★★☆☆

性能は間違いなく向上していますが、価格が前モデルから約1万円アップ(39,980円)しています。回転ギミックがなくなったことを考えると、割高に感じるユーザーもいるでしょう。

総評:★★★★☆

Echo Show 10にはない「静かなる進化」と圧倒的な実用性

Amazon Echo Show 11は、前モデル「Echo Show 10」最大の特徴であった「回転ギミック」を捨て去るという大胆な決断を下しました。しかし、その代わりに手に入れたのは、圧倒的な「実用性」です。回転スペースを確保する必要がなくなったため、キッチンのカウンターや棚の隙間など、日本の住宅事情に合った場所に気軽に設置できるようになりました。

また、画質はHDからフルHDへと飛躍的に向上し、音質面でも2.8インチの大型ウーファーが生み出す厚みのある重低音と空間オーディオ技術によって、部屋中を満たすリッチな体験へと進化しています。何より新チップ「AZ3 Pro」による待たされることのない軽快な動作は、毎日使うデバイスとしてのストレスを極限まで減らしており、派手な動きはなくとも「道具としての完成度」は確実に前モデルを上回っています。

未知数の「アレクサ プラス」が秘める爆発的な可能性

本機の評価を語る上で欠かせないのが、次世代AI「Alexa+(アレクサ プラス)」への対応力です。現時点では標準のAlexaが動作していますが、搭載されている「AZ3 Pro」チップは、生成AIをローカルで高速処理するために設計された頭脳です。

将来的に日本でAlexa+のサービスが開始されれば、単なる音声コマンドだけでなく、「文脈を理解した自然な会話」や「曖昧な指示からの複雑なタスク実行」が可能になります。今の使い勝手も十分良いですが、このデバイスは「未来のAI体験」を受け入れるための器として、購入後も長く価値を高めていけるポテンシャルを秘めています。

購入前に知っておくべき「惜しい点」

購入を検討する際の注意点としては、やはり「Fire TV機能」が搭載されていないことが挙げられます。Echo Show 15のようにリモコン操作で快適に動画を探すUIではないため、エンタメ専用機として期待しすぎない方が良いでしょう。

また、標準スタンドでは画面の角度調整ができないため、設置場所の高さによっては別売りのスタンドが必須になります。価格も約4万円と安くはないため、単なる時計や天気予報確認用として使うにはオーバースペックかもしれません。

最適なユーザー:スマートホームの中心に置くべき一台

総じて、Amazon Echo Show 11は「家の中心でスマートホームをコントロールしたい人」に最適なデバイスです。MatterやThreadに対応した強力なハブ機能、高画質・高音質、そして将来のAI機能への拡張性は、他のスマートディスプレイにはない強みです。

回転するギミックよりも、毎日の操作の快適さや、設置のしやすさ、そして長く使える将来性を重視するなら、Echo Show 10から乗り換える価値は十分にあります。あなたの生活を「少し先の未来」へと連れて行ってくれる、頼もしい相棒になることでしょう。

【New】Amazon Echo Show 11 (エコーショー11) (2025年発売) – シームレスなデザイン、11インチフルHDスマートディスプレイ with Alexa、空間オーディオ、グレーシャーホワイト

Amazon Echo Show 11の価格・購入先

Amazon Echo Show 11のホワイトとグラファイト

※価格は2026/01/08に調査したものです。価格は変動します。

ECサイト(Amazon、楽天、ヤフーなど)

  • Amazonで39,980円(税込)、
  • 楽天市場で39,980円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで39,980円、

で販売されています。

Amazonで「Amazon Echo Show 11」をチェックする

楽天市場で「Amazon Echo Show 11」をチェックする

ヤフーショッピングで「Amazon Echo Show 11」をチェックする

米国 Amazon.comで「Amazon Echo Show 11」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Amazon Echo Show 11」に似た性能をもつスマートディスプレイも販売されています。ぜひ比較してみてください。

Echo Show 8(第4世代)※2025年発売モデル

Amazonから発売された8.7インチのAlexa対応スマートディスプレイです(2025年11月12日 発売)。

解像度1280 x 800のHDタッチスクリーン、Amazon AZ3 Pro with AI Acceleratorプロセッサー、前面13MPカメラ(自動フレーミング対応)、マイク、2.8インチウーファー x 1とフルレンジドライバー x 2を搭載しています。

また、次世代AI「Alexa+(アレクサ プラス)」(※対応予定)、「マイク/カメラ 無効ボタン」、空間オーディオ、自動色彩調整、スマートホームハブ機能(Zigbee、Matter、Threadボーダールーター対応)に対応。

ビデオ通話、フォトフレーム機能、プライバシー設定(マイク/カメラ オン/オフボタン、内蔵カメラカバー)、Wi-Fi 6E、Bluetoothにも対応しています。

✅価格は、Amazonで34,980円(税込)、楽天市場で34,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで34,980円、です。

Amazonで「Amazon Echo Show 8 2025」をチェックする

Echo Show 8(第3世代)

Amazonから発売された8インチのAlexa対応スマートディスプレイです(2024年8月1日 発売)。HD タッチスクリーン、Amazon AZ2ニューラルネットワークエンジン内蔵のオクタコアSoC、前面13MPカメラ(※カバー付き)、マイク、2.0インチネオジムスピーカー x 2搭載で、

画面表示の自動調整機能(ビジュアルID、ウィジェット)、空間オーディオ、スマートホームハブ機能(Zigbee、Matter、Threadボーダールーター対応)、自動フレーミング機能(カメラ位置が中央に変更)、自動色彩調整機能、ビデオ通話、フォトフレーム機能、プライバシー設定、タイマー機能(アラーム・リマインダー)、スキルの追加(2,500種類以上)、削除機能、Wi-Fi5、Bluetoothに対応しています。

※現在、売り切れ中です。

👉関連記事:Amazon「Echo Show 8(第3世代)」と第2世代の違いを解説

Amazonで「Amazon Echo Show 8(第3世代)」をチェックする

Echo Show 15(第2世代)

Amazonから発売された15.6インチのAlexa対応スマートディスプレイです(2024年11月21日に発売)。

2.0インチウーファー、0.6インチツイーター、13MPカメラ、広角レンズを搭載しています。

Fire TV機能、空間オーディオ、3.3倍のデジタルズーム機能、自動フレーミング機能、ノイズ低減、カメラカバー(プライバシー保護)、スマートハブ機能(Zigbee、Thread、Matter)
Alexa音声操作、壁掛け(マウント付属)、スタンド(別売)、Wi-Fi 6E、Bluetooth (A2DP)に対応しています。

✅価格は、Amazonで47,980円(税込)、楽天市場で45,677円、ヤフーショッピングで47,980円、です。

👉関連記事:Echo Show 15(第2世代)レビュー!音質やカメラはどう進化した?

Amazonで「Echo Show 15(第2世代)」をチェックする

Echo Show 5(第3世代)

Amazonから発売されたAlexa対応で5.5インチスマートディスプレイです。重さ456gのコンパクトな小型ボディにAZ2 Neural Edge (MediaTek MT 8169 B)プロセッサ、前面2MPカメラ(カメラカバー付き)を搭載しています。

また、1.7インチ(44mm)のフルレンジスピーカーによる高音質な音楽再生、カレンダー表示、フォトフレーム(Amazon Photos対応)、ビデオ通話(2MPカメラ内蔵)、見守り(内蔵2MPカメラ、ドアベル、カメラ使用)カメラカバーに対応。

マイクのオン/オフボタン、低電力モード、Alexa Cast機能、タイマー機能(アラーム・リマインダー)、スキルの追加(2,500種類以上)、Matter規格、Wi-Fi通信、Bluetooth接続にも対応しています。

✅価格は、Amazonで12,980円、楽天市場で11,800円、ヤフーショッピングで12,980円、です。

👉関連記事:Echo Show 5 第3世代をレビュー! 音質・画質・機能を徹底比較!

Amazonで「Echo Show 5(第3世代)」をチェックする

他のAmazon Echo デバイスと比較

他にもAmazon Echo シリーズのスマートディスプレイやスマートスピーカーが販売されています。ぜひ比較してみてください。

生成AI Alexa+対応!Amazon Echo選び方&徹底比較

その他のおすすめスマートスピーカーは?

その他のおすすめスマートスピーカーは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

スマートディスプレイのおすすめは? 最新の全機種とできることを紹介

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SwitchBotのスマート家電で賢く節電! 最新のおすすめモデルと使い方を紹介

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訪問者をガン見できる最新スマートドアベル&スマートカメラを徹底 比較!

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。

【2026】LenovoノートPCおすすめ!全シリーズの違いと賢い選び方

Lenovo ノートPC 2026 ThinkPad-X1-Carbon-Gen-13-Aura-Edition
2026年を迎え、心機一転して新しいノートPCを探している方も多いのではないでしょうか?「仕事の効率を上げたい」「新しい趣味を始めたい」など夢は膨らみますが、いざ選ぼうとすると「Lenovoはシリーズや種類が多すぎて、正直どれを選べばいいか迷ってしまう……」という悩みも尽きません。

そこで今回は、2026年の最大トレンドである『AI PC』対応モデルを含めた、レノボの今買うべきおすすめ機種を一挙にご紹介します!最新のスペック事情に合わせた選び方のポイントや、性能差がひと目で分かるベンチマーク比較まで、失敗しないPC選びを徹底サポートします。

『年末年始セール』開催中!

さらに見逃せない情報があります。実は現在、Lenovo公式サイトでは1月15日(木)まで『年末年始セール』を開催中です!最新のハイスペックモデルが驚きの割引価格になっているだけでなく、PC本体にマウスなどの周辺機器がセットになった今だけの『福袋セット』も登場。まさに1年の中でもトップクラスにお得に買えるビッグチャンスが到来しています。

お得なこの機会を逃さず、ぜひ本記事を参考に、あなたのライフスタイルにぴったり合った最高の1台を見つけてみてください。

この記事でわかること

  1. シリーズ: ThinkPad, ideaPad, ThinkBook, Yoga, Legion, LOQ, シリーズ 違い
  2. ラインナップ: おすすめ, 2026年最新モデル, IdeaPad Slim, Windows 11, Office付き, 14インチ, 13インチ, スペック
  3. ベンチマーク: Cinebench R23, Time Spy, CPU・グラフィック性能比較, Core Ultra, Ryzen, RTX 5060
  4. 選び方: 用途, 大きさ, サイズ, 重さ, 厚さ, AI PC (NPU), メモリ, ストレージ, インターフェース
  5. 安く買う方法: 公式サイト, セール, クーポン, 福袋, 学割, アウトレット, 週末セール

公式ページ:ノートパソコン(ノートPC) | 【公式】 | レノボ・ ジャパン

年末年始セール:レノボのPC福袋セットを変えるのは今だけ!年末年始セール開催中 |レノボ・ジャパン | レノボ・ ジャパン

【2026年最新】レノボのノートPC シリーズごとの特徴を徹底解説

レノボのノートPCは、ビジネス、クリエイティブ、ゲーミング、そして日常使いと、用途に合わせて明確なブランド分けがされています。「種類が多くてどれを選べばいいかわからない」という方のために、主要なシリーズごとの特徴と、どんな人におすすめかを分かりやすく解説します。

究極のビジネスパートナー「ThinkPad」

Lenovo ノートPC 2026 ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition

世界中のビジネスパーソンに愛される、信頼と実績のフラッグシップ

ThinkPad(シンクパッド)は、ビジネスノートPCの代名詞とも言えるシリーズです。最大の特徴は、キーボード中央にある赤い「トラックポイント」。マウスを使わずにカーソル操作ができるため、タイピングの手を止めずに作業に没頭できます。また、宇宙ステーションでも採用されるほどの圧倒的な堅牢性(耐久性)と、打ち心地の良いキーボードは、プロフェッショナルから絶大な支持を得ています。

👉こんな人におすすめ: 仕事道具にこだわりたいビジネスマン、ライター、プログラマー

✅代表モデル: X1 Carbon(薄型軽量)、X/Tシリーズ(実務重視)、Eシリーズ(高コスパ)

コスパとスタイルの両立「IdeaPad / ThinkBook」

Lenovo ノートPC 2026 Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10 (14型 AMD)

日常使いからモダンなビジネスまで、幅広いニーズに応えるスタンダード

IdeaPad(アイデアパッド) は、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るコンシューマー向けシリーズです。ネットサーフィンや動画視聴、学生のレポート作成などに最適なシンプルで使いやすいモデルが揃っています。 ThinkBook(シンクブック) は、ビジネス機能を備えつつ、アルミニウム素材などを用いたスタイリッシュなデザインが特徴です。ThinkPadほどの重厚感は不要だが、仕事でしっかり使える性能と見た目の良さが欲しいフリーランスや中小企業に人気です。

👉こんな人におすすめ

  • IdeaPad: 学生、家庭用PCを探している方、初めてPCを買う方
  • ThinkBook: おしゃれな仕事用PCが欲しい方、個人事業主、コスパ重視のビジネス用途

✅代表モデル: IdeaPad Slimシリーズ、ThinkBook 13x / 14など

創造性を刺激するプレミアム「Yoga」

美しさと機能美を極めた、クリエイター向けハイエンド

Lenovo ノートPC 2026 Lenovo Yoga Slim 7 Gen 10

Yoga(ヨガ)シリーズは、レノボの技術を結集したプレミアムブランドです。その名の通り「2-in-1」モデルから始まったシリーズで、ディスプレイが回転してタブレットのように使える柔軟性や、高精細なOLED(有機EL)ディスプレイの採用、高品質なスピーカーなどが特徴です。デザインも非常に洗練されており、所有欲を満たしてくれる一台です。最近ではAI処理に特化した「Copilot+ PC」対応モデルも多くラインナップされています。

👉こんな人におすすめ: クリエイター、動画・画像編集をする方、デザイン性を重視する方、タブレット形状でも使いたい方

✅代表モデル: Yoga Slim 7i / 9i、Yoga Pro 7シリーズ

勝利のためのゲーミング「Legion / LOQ」

圧倒的なパフォーマンスで、ゲームも動画編集も快適に

Lenovo ノートPC 2026 Lenovo Legion 7i Gen 10

Legion(レギオン) は、ヘビーゲーマーも納得のスペックと強力な冷却システムを備えたハイエンドゲーミングブランドです。高リフレッシュレートの画面と高性能GPUで、最新の3Dゲームも滑らかに動作します。 LOQ(ロック) は、LegionのDNAを受け継ぎつつ、価格を抑えたエントリー向けゲーミングブランドです。「初めてのゲーミングPC」として、学生やカジュアルゲーマーに最適です。どちらもGPU性能が高いため、動画編集マシンとしても優秀です。

👉こんな人におすすめ: PCゲームを快適にプレイしたい方、本格的な動画編集・3D制作をする方

代表モデル

  • Legion: Legion 7i / 5i Pro(ハイスペック)
  • LOQ: LOQ 15IRX / 15ARP(高コスパ・エントリー)

Lenovo ノートPC ラインナップ機種を紹介

ここではおすすめのLenovo ノートPC ラインナップ機種を紹介します。

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition (14型 Intel):AI機能と携帯性を極めたフラッグシップモバイル

Lenovo ノートPC 2026 ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionは、インテル Core Ultra (シリーズ2)を搭載した14型AI PCです。重量1kgを切る超軽量ボディに、スマホをかざすだけで写真共有できる「Smart Share」や、セキュリティや画質を自動最適化する「Smart Modes」など、独自のAI機能を多数搭載。最大約29.9時間の長時間バッテリーと米軍調達基準の堅牢性も備え、場所を選ばず最高のパフォーマンスを発揮します。

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おすすめポイント

  • インテル Core Ultra (シリーズ2)搭載により、AI処理性能と省電力性が大幅に向上。
  • スマホ連携機能「Smart Share」や環境に応じた自動設定「Smart Modes」で快適な作業環境を実現。
  • 1kgを切る軽量設計ながら、最大約29.9時間のバッテリー駆動と充実のインターフェースを搭載。

スペック>(ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition)

  • ディスプレイ: 14.0型 2.8K OLED または WUXGA IPS液晶
  • CPU: インテル Core Ultra 7 / 5 プロセッサー (シリーズ2)
  • グラフィックス: インテル Arc グラフィックス (CPU内蔵)
  • AI性能(NPU): あり(インテル Core Ultra プロセッサー内蔵)
  • メモリ: 16GB / 32GB (オンボード)
  • ストレージ: 512GB / 1TB / 2TB SSD
  • バッテリー駆動時間: 最大 動画再生時 約16.6時間 / アイドル時 約29.9時間 (JEITA 3.0)
  • 主なインターフェース: Thunderbolt 4 x 2、USB 3.2 Gen 1 x 2、HDMI、オーディオジャック
  • サイズ/重量: 約 312.8 x 214.75 x 14.37mm (最厚部) / 約 986g~
  • OS: Windows 11 Pro 64bit
  • 価格帯: 227,942円~ ※【ビジネスPC福袋】+ おすすめ周辺機器セットあり。価格は同じ。オトク福袋(1/15まで)。

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ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel):AI性能と携帯性を凝縮した13.3型モバイル

Lenovo ノートPC 2026 ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel)

ThinkPad X13 Gen 6は、インテル Core Ultraプロセッサーを搭載した13.3型AI PCです。約933gからの軽量ボディに、AIによる処理能力向上と省電力性を実現。USB4やHDMIなどの豊富なポートを備え、ドングルなしで周辺機器に接続可能です。米軍調達基準の堅牢性と最大約26時間の長時間バッテリーにより、場所を選ばずタフにビジネスを支えます。

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おすすめポイント

  • インテル Core Ultra搭載により、AIタスクの高速化とセキュリティ強化を実現。
  • 1kgを切る軽量設計ながら、Thunderbolt 4など充実のインターフェースを搭載。
  • MIL規格準拠の堅牢性と長時間バッテリーで、過酷なモバイル環境にも対応。

スペック>(ThinkPad X13 Gen 6)

  • ディスプレイ: 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)
  • CPU: インテル Core Ultra 7 / 5 プロセッサー (Hシリーズ / Uシリーズ)
  • グラフィックス: インテル Arc グラフィックス / インテル グラフィックス (CPU内蔵)
  • AI性能(NPU): あり(インテル Core Ultra プロセッサー内蔵)
  • メモリ: 16GB / 32GB (オンボード)
  • ストレージ: 256GB / 512GB / 1TB SSD
  • バッテリー駆動時間: 最大 動画再生時 約13.1時間 / アイドル時 約26.1時間 (JEITA 3.0)
  • 主なインターフェース: Thunderbolt 4 x 2、USB 3.2 Gen 1、HDMI、オーディオジャック
  • サイズ/重量: 約 299.3 x 207 x 17.75mm (最厚部) / 約 933g~
  • OS: Windows 11 Pro 64bit
  • 価格帯: 174,724円~・【ビジネスPC福袋】+ おすすめ周辺機器セットあり。価格は同じ。オトク福袋(1/15まで)。

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ThinkPad T14 Gen 6 ILL(14型 Intel):実用性とAI性能を両立した14型ビジネススタンダード

Lenovo ノートPC 2026 ThinkPad T14 Gen 6 ILL(14型 Intel)

ThinkPad T14 Gen 6 ILLは、インテル Core Ultra (シリーズ2)を搭載した14型Copilot+ PCです。AI処理能力と電力効率が向上し、CopilotキーによるAIアシスタントへの即座なアクセスも可能です。RJ-45有線LAN端子を含む豊富なポート類を備え、ドングル不要で様々な機器に接続可能。さらに、バッテリーをユーザー自身で交換しやすい設計を採用し、長期的な運用とメンテナンス性にも配慮された、ビジネスの現場に最適な一台です。

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おすすめポイント

  • インテル Core Ultra (シリーズ2)搭載で、AI活用と長時間駆動を両立。
  • RJ-45有線LANやHDMIなど、ビジネスに必須の端子を本体にフル装備。
  • ユーザー自身で交換可能なバッテリー設計により、製品寿命を延ばし長く使える。

スペック>(ThinkPad T14 Gen 6 ILL)

  • ディスプレイ: 14.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)
  • CPU: インテル Core Ultra 7 / 5 プロセッサー (シリーズ2)
  • グラフィックス: インテル Arc グラフィックス (CPU内蔵)
  • AI性能(NPU): あり(インテル Core Ultra プロセッサー内蔵)
  • メモリ: 32GB (オンボード)
  • ストレージ: 256GB / 512GB / 1TB / 2TB SSD
  • バッテリー駆動時間: 測定中 (57Whrバッテリー搭載)
  • 主なインターフェース: Thunderbolt 4 x 2、USB 3.2 Gen 1 x 2、HDMI、RJ-45
  • サイズ/重量: 約 315.9 x 223.7 x 21.95mm (最厚部) / 約 1.46kg~
  • OS: Windows 11 Pro 64bit
  • 価格帯: 153,175円~・【ビジネスPC福袋】+ おすすめ周辺機器セットあり。価格は205,513円。オトク福袋(1/15まで)。

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Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 8 (14型 Intel):軽量で堅牢、コスパに優れた14型スタンダード

Lenovo ノートPC 2026 Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 8 (14型 Intel)

Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 8は、第13/12世代インテルCoreプロセッサーを搭載した14型ノートPCです。約1.37kgの軽量薄型ボディながら、MIL規格準拠の堅牢性を確保し、持ち運びにも安心。指紋センサーやプライバシーシャッターなどのセキュリティ機能も充実しています。広視野角のFHD IPS液晶とDolby Audio対応スピーカーで、仕事からエンタメまで快適にこなせる一台です。

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おすすめポイント

  • 第13/12世代インテルCore搭載で、マルチタスクもスムーズに処理可能。
  • MIL規格準拠のタフなボディと約1.37kgの軽さで、どこへでも持ち出せる。
  • 指紋認証や物理的なカメラカバーなど、安心のセキュリティ機能を標準装備。

スペック>(Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 8)

  • ディスプレイ: 14.0型 FHD IPS液晶 (1920×1080)、光沢なし
  • CPU: インテル Core i7-13620H / i5-12450H / i3-1305U プロセッサー
  • グラフィックス: インテル UHD グラフィックス (CPU内蔵)
  • メモリ: 8GB / 16GB
  • ストレージ: 512GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
  • バッテリー駆動時間: 長時間バッテリー駆動 (急速充電対応)
  • 主なインターフェース: USB 3.2 Gen1 Type-C、USB 3.2 Gen1 x2、HDMI、SDカードリーダー
  • サイズ/重量: 約 324.3 x 213.8 x 17.9mm / 約 1.37kg
  • OS: Windows 11 Home 64bit
  • 価格帯: 86,900円~ ※【ビジネスPC福袋】+ おすすめ周辺機器セットあり。価格は同じ。オトク福袋(1/15まで)。

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Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10 (14型 AMD):OLEDとRyzen搭載の万能スタイリッシュモバイル

Lenovo ノートPC 2026 Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10 (14型 AMD)

Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10 (14型 AMD)は、鮮やかな14型WUXGA OLED(有機EL)ディスプレイと高性能AMD Ryzen 8000シリーズを搭載したノートPCです。高級感あるメタルボディはMIL規格準拠の堅牢性を備えつつ、重さ約1.39kgと持ち運びにも最適。急速充電対応のバッテリーやmicroSDを含む豊富なインターフェースにより、外出先でもクリエイティブな作業やエンタメを存分に楽しめる一台です。

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おすすめポイント

  • 鮮明なOLEDディスプレイとRyzenプロセッサーで、映像も処理も快適。
  • MIL規格準拠の堅牢なメタルボディながら、持ち運びやすい薄型軽量設計。
  • 全機能対応のUSB Type-CやHDMI、microSDなど実用的な端子を完備。

スペック>(Lenovo IdeaPad Slim 5 Gen 10 (14型 AMD))

  • ディスプレイ: 14.0型 WUXGA OLED (1920×1200)、光沢あり
  • CPU: AMD Ryzen 7 8845HS / Ryzen 5 8645HS プロセッサー
  • グラフィックス: AMD Radeon 780M / 760M グラフィックス (CPU内蔵)
  • AI性能(NPU): あり (AMD Ryzen AI)
  • メモリ: 16GB / 32GB
  • ストレージ: 512GB / 1TB SSD (PCIe NVMe/M.2)
  • バッテリー駆動時間: 長時間バッテリー駆動 (Rapid Charge Boost対応)
  • 主なインターフェース: USB 3.2 Gen2 Type-C x2、USB 3.2 Gen1 Type-A x2、HDMI、microSDカードリーダー
  • サイズ/重量: 約 313.4 x 222.0 x 16.9mm (最薄部) / 約 1.39kg
  • OS: Windows 11 Home 64bit
  • 価格帯: 109,890円~ ※【ビジネスPC福袋】+ おすすめ周辺機器セットあり。価格は129,800円。オトク福袋(1/15まで)。

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Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 9 – アークティックグレー:大画面とコスパを両立した15.6型ベーシック

Lenovo ノートPC 2026 Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 9

Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 9は、日常使いに最適なインテル プロセッサー N150を搭載した15.6型ノートPCです。大画面で見やすいFHD IPS液晶とDolby Audio対応スピーカーにより、動画視聴やビデオ通話も快適。MIL規格準拠の堅牢ボディながら厚さ17.9mm、重さ約1.55kgとスリムで軽量です。プライバシーシャッターやノイズキャンセリングなど、実用的な機能を備えつつ価格を抑えた、コストパフォーマンスに優れた一台です。

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おすすめポイント

  • 15.6型の大画面FHD IPS液晶で、作業も動画鑑賞も快適。
  • MIL規格準拠のタフなボディと約1.55kgの軽さで、家の中での移動も楽々。
  • プライバシーシャッターや急速充電など、便利な機能を標準装備。

スペック>(Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 9)

  • ディスプレイ: 15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080)、光沢なし
  • CPU: インテル プロセッサー N150
  • グラフィックス: インテル グラフィックス (CPU内蔵)
  • メモリ: 8GB
  • ストレージ: 512GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
  • バッテリー駆動時間: 長時間バッテリー駆動 (急速充電対応)
  • 主なインターフェース: USB 3.2 Gen1 Type-C、USB 3.2 Gen1 x2、HDMI、SDカードリーダー
  • サイズ/重量: 約 359.3 x 235 x 17.9mm / 約 1.55kg
  • OS: Windows 11 Home 64bit
  • 価格帯: 66,880円~

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IdeaPad Slim 170 (15.6型 AMD):Office 2024搭載の高コスパ15.6型スタンダード

Lenovo ノートPC 2026 IdeaPad Slim 170 (15.6型 AMD)

IdeaPad Slim 170 (15.6型 AMD)は、Ryzen 5プロセッサーとOffice 2024を標準搭載した15.6型ノートPCです。約1.58kg、薄さ17.9mmの軽量スリムボディに、見やすいFHD IPS液晶やDolby Audio対応スピーカーを搭載。Webカメラのプライバシーシャッターや急速充電機能など、実用的な機能を備えつつ価格を抑えた、仕事や学習に最適な一台です。

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おすすめポイント

  • Ryzen 5と16GBメモリ、Office 2024搭載で、購入後すぐに仕事や学習に活用可能。
  • 15.6型FHD IPS液晶とDolby Audio対応スピーカーで、クリアな映像とサウンドを実現。
  • テンキーやプライバシーシャッター、急速充電など、日常使いに便利な機能が充実。

スペック>(IdeaPad Slim 170 (15.6型 AMD))

  • ディスプレイ: 15.6型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080)、光沢なし
  • CPU: AMD Ryzen 5 7520U プロセッサー
  • グラフィックス: AMD Radeon 610M グラフィックス (CPU内蔵)
  • メモリ: 16GB (オンボード)
  • ストレージ: 512GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
  • バッテリー駆動時間: 最大 約16.0時間 (JEITA 2.0)
  • 主なインターフェース: USB 3.2 Gen1 Type-C、USB 3.2 Gen1、USB 2.0、HDMI、SDカードリーダー
  • サイズ/重量: 約 360.2 x 236 x 17.9mm / 約 1.58kg
  • OS: Windows 11 Home 64bit
  • 価格帯: 104,830円(Office付・即納・送料無料)

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ThinkBook 14 Gen 7 AMD:Ryzen搭載、アルミボディの洗練ビジネスノート

Lenovo ノートPC 2026 ThinkBook 14 Gen 7 AMD

ThinkBook 14 Gen 7 AMDは、AMD Ryzen 7035シリーズを搭載した14型ビジネスノートPCです。高級感のあるアルミ筐体はMIL規格準拠の堅牢性を備え、ビジネスの現場でも安心。縦方向が広い16:10のWUXGA液晶により、ドキュメント作成などの作業効率が向上します。USB4や有線LANなど豊富なポートを備え、拡張性も抜群。実用性とデザイン性を兼ね備えた、コストパフォーマンスの高い一台です。

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おすすめポイント

  • Ryzenプロセッサーとアスペクト比16:10の画面で、業務効率を大幅アップ。
  • 高級感あるアルミボディに、USB4や有線LANなど充実のインターフェースを搭載。
  • MIL規格準拠の堅牢性と指紋認証センサーにより、持ち運びもセキュリティも安心。

スペック>(ThinkBook 14 Gen 7 AMD)

  • ディスプレイ: 14.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、光沢なし
  • CPU: AMD Ryzen 5 7533HS プロセッサー
  • グラフィックス: AMD Radeon グラフィックス (CPU内蔵)
  • メモリ: 8GB (DDR5-4800)
  • ストレージ: 256GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
  • バッテリー駆動時間: 要確認 (45Whバッテリー搭載)
  • 主なインターフェース: USB4 Type-C、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen1 x2、HDMI、RJ-45
  • サイズ/重量: 約 313.5 x 224 x 16.9mm / 約 1.39kg~
  • OS: Windows 11 Home 64bit
  • 価格帯: 97,130円~

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ThinkBook 16 Gen 7 AMD プレミアム:Ryzen 7搭載、大画面と性能を両立した16型ビジネスノート

Lenovo ノートPC 2026 ThinkBook 16 Gen 7 AMD プレミアム

ThinkBook 16 Gen 7 AMDは、高性能なAMD Ryzen 7 7735HSプロセッサーを搭載した16型ビジネスノートPCです。縦方向が広い16:10のWUXGA IPS液晶により、広大な作業領域を確保し、マルチタスクやデータ分析も快適に行えます。高級感あるアルミニウムボディはMIL規格準拠の堅牢性を備え、テンキーや豊富なポート類も完備。セキュリティ機能も充実しており、オフィスでも外出先でも高い生産性を発揮する一台です。

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おすすめポイント

  • 高性能Ryzen 7と16GBメモリ搭載で、重たい処理もスムーズに実行可能。
  • 16型WUXGAの大画面とテンキー搭載で、表計算や事務作業の効率が向上。
  • 豊富なポート類とMIL規格準拠の堅牢性で、ビジネスのあらゆるシーンに対応。

スペック>(ThinkBook 16 Gen 7 AMD プレミアム)

  • ディスプレイ: 16.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、光沢なし
  • CPU: AMD Ryzen 7 7735HS プロセッサー
  • グラフィックス: AMD Radeon グラフィックス (CPU内蔵)
  • メモリ: 16GB (DDR5-4800)
  • ストレージ: 512GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
  • バッテリー駆動時間: 要確認 (45Whバッテリー搭載)
  • 主なインターフェース: USB4、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 1 x2、HDMI、RJ-45、SDカードリーダー
  • サイズ/重量: 約 356 x 253.5 x 17.5mm / 約 1.7kg~
  • OS: Windows 11 Home 64bit
  • 価格帯: 114,950円(1/15までの期間限定価格・43%OFF)

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Lenovo Yoga Slim 7 Gen 10:AI創造性を加速する14型スリムノート

Lenovo ノートPC 2026 Lenovo Yoga Slim 7 Gen 10

Lenovo Yoga Slim 7 Gen 10は、次世代AIプロセッサー「AMD Ryzen AI 300シリーズ」を搭載した14型Copilot+ PCです。鮮やかな2.8K OLEDタッチ液晶は、120Hz駆動と広色域でクリエイティブ作業に最適。約1.28kg、薄さ13.9mmの洗練されたアルミボディに、USB4やHDMIなど充実の端子を備え、場所を選ばずプロレベルの制作環境を実現します。

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おすすめポイント

  • AMD Ryzen AI 300シリーズ搭載で、AI処理とクリエイティブ作業を高速化。
  • 14型2.8K OLEDディスプレイは、120Hz駆動とタッチ操作に対応し映像美を追求。
  • 薄さ13.9mm、約1.28kgの軽量ボディにUSB4やHDMIなど実用的な端子を凝縮。

スペック>(Lenovo Yoga Slim 7 Gen 10)

  • ディスプレイ: 14.0型 2.8K OLED (2880×1800)、120Hz、マルチタッチ対応、光沢あり
  • CPU: AMD Ryzen AI 7 350 プロセッサー
  • グラフィックス: AMD Radeon 860M グラフィックス (CPU内蔵)
  • AI性能(NPU): あり (AMD Ryzen AI)
  • メモリ: 32GB
  • ストレージ: 512GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
  • バッテリー駆動時間: 長時間バッテリー駆動
  • 主なインターフェース: USB4 Type-C x2、USB 3.2 Gen 1、HDMI、オーディオジャック
  • サイズ/重量: 約 312.0 x 219.3 x 13.9mm (最薄部) / 約 1.28kg
  • OS: Windows 11 Home 64bit
  • 価格帯: 138,948円~

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Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14.5型OLED Intel):AIと3K有機ELが融合したクリエイターPC

Lenovo ノートPC 2026 Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14.5型OLED Intel)

Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Editionは、インテル Core Ultraプロセッサーを搭載した14.5型AIノートPCです。Lenovo Aura Editionとして、スマホをかざすだけで画像共有できる「Smart Share」や、環境に合わせて設定を自動最適化する「Smart Modes」を搭載。色再現性に優れた3K OLEDディスプレイは120Hz駆動に対応し、プロのクリエイティブ作業を快適にサポートします。

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おすすめポイント

  • インテル Core Ultra搭載。独自のAI機能「Aura Edition」で作業効率が劇的に向上。
  • 14.5型3K OLEDは120Hz駆動・Delta E<1の色精度で、プロレベルの制作に対応。
  • スマホをかざして写真共有できる「Smart Share」など、デバイス連携もスムーズ。

スペック>(Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14.5型OLED Intel))

  • ディスプレイ: 14.5型 3K OLED (3000 x 1876)、120Hz、Dolby Vision対応
  • CPU: インテル Core Ultra 9 285H / Core Ultra 7 255H プロセッサー
  • グラフィックス: インテル内蔵グラフィックス
  • AI性能(NPU): あり(インテル Core Ultra プロセッサー内蔵)
  • メモリ: 32GB (LPDDR5X)
  • ストレージ: 1TB SSD (PCIe NVMe/M.2)
  • バッテリー駆動時間: 長時間バッテリー駆動 (急速充電対応)
  • 主なインターフェース: Thunderbolt 4、USB 3.2 Gen 1 x2、HDMI、SDカードスロット
  • サイズ/重量: 約 325.3 x 228.1 x 16.9mm (最薄部) / 約 1.54kg
  • OS: Windows 11 Home 64bit
  • 価格帯: 211,508円~

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Lenovo Legion 7i Gen 10 – グレイシャーホワイト:純白のボディに最強のAI性能を秘めた16型ゲーミング

Lenovo ノートPC 2026 Lenovo Legion 7i Gen 10

Lenovo Legion 7i Gen 10は、日本初の「グレイシャーホワイト」を採用した16型ゲーミングノートPCです。インテル Core Ultra 255HXと最新のRTX 5060、美しく滑らかな240Hz OLEDディスプレイを搭載。AIチップ「Lenovo AI Core」がパフォーマンスを最適化し、独自の冷却技術「Coldfront: Hyper」が静音と冷却を両立します。ゲームからクリエイティブまで、スタイリッシュかつ快適にこなせる一台です。

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おすすめポイント

  • 洗練された「グレイシャーホワイト」の薄型軽量アルミボディ。
  • Core Ultra HX & RTX 5060搭載、AIで最適化された圧倒的パフォーマンス。
  • 240Hz駆動の16型WQXGA OLEDディスプレイで、究極の没入体験。

スペック>(Lenovo Legion 7i Gen 10 – グレイシャーホワイト)

  • ディスプレイ: 16.0型 WQXGA OLED (2560 x 1600)、240Hz、HDR1000 True Black
  • CPU: インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255HX
  • グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU 8GB GDDR7
  • AI性能(NPU): あり(インテル Core Ultra プロセッサー内蔵 / Lenovo AI Core搭載)
  • メモリ: 32GB (DDR5-5600)
  • ストレージ: 1TB SSD (PCIe NVMe/M.2)
  • バッテリー駆動時間: 要確認 (84Whバッテリー搭載、急速充電対応)
  • 主なインターフェース: Thunderbolt 4、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 1 x2、HDMI、SDカードリーダー
  • サイズ/重量: 要確認 (前世代比で薄型・軽量化)
  • OS: Windows 11 Home 64bit
  • 価格帯: 303,637円

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Lenovo LOQ 15IRX10 (15.6型 Intel):RTX 50シリーズ搭載、AIで進化する高コスパゲーミング

Lenovo ノートPC 2026 Lenovo LOQ 15IRX10 (15.6型 Intel)

Lenovo LOQ 15IRX10は、最新のNVIDIA GeForce RTX 50シリーズとインテル Core HXプロセッサーを搭載した15.6型ゲーミングノートPCです。独自の「ハイパーチャンバー冷却」 が静音と強力な冷却を両立。AIエンジン「Lenovo AI Engine+」が性能を自動最適化し、144Hz駆動のFHD液晶で最新ゲームも滑らかに楽しめます。

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おすすめポイント

  • 最新RTX 50シリーズとCore HXプロセッサーで圧倒的なゲーム性能を実現。
  • AIが設定を最適化し、ハイパーチャンバー冷却が熱を効率的に排出。
  • 144Hz駆動のFHD液晶とMIL規格準拠の堅牢ボディで、環境を選ばずプレイ可能。

スペック>(Lenovo LOQ 15IRX10 (15.6型 Intel))

  • ディスプレイ: 15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080)、144Hz、G-SYNC対応
  • CPU: インテル Core i7-14700HX / i7-13650HX / i5-13450HX プロセッサー
  • グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 5060 / 5050 Laptop GPU
  • メモリ: 16GB / 32GB
  • ストレージ: 512GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
  • バッテリー駆動時間: 要確認
  • 主なインターフェース: USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen1 x3、HDMI、RJ-45
  • サイズ/重量: 約 359.86 x 258.7 x 23.9mm (最厚部) / 約 2.3kg
  • OS: Windows 11 Pro / Home 64bit
  • 価格帯: 169,840円~ ※【ゲーミング福袋】+ おすすめ周辺機器セットあり。価格は同じ。オトク福袋(1/15まで)

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【年末年始限定セット】Lenovo LOQ Essential Gen 10 – ルナグレー + マウス:軽量&高コスパなゲーミング入門セット

Lenovo ノートPC 2026 Lenovo LOQ Essential Gen 10

AMD Ryzen 7 7735HSとGeForce RTX 3050を搭載した15.6型ゲーミングノートに、RGBライティング対応のゲーミングマウスが付属するお得な限定セットです。144Hz駆動・sRGB 100%の広色域ディスプレイを採用し、滑らかで美しい映像体験を提供。ゲーミングPCとしては軽量な約1.8kgのボディで、学習や外出先でのプレイにも最適なエントリーモデルです。

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おすすめポイント

  • Ryzen 7とRTX 3050搭載。マウスもセットで、届いてすぐにPCゲームを始められる。
  • 144HzかつsRGB 100%の15.6型液晶で、ゲームもクリエイティブ作業も快適。
  • 重量約1.8kgの軽量設計と静音冷却システムで、場所を選ばず使いやすい。

スペック>(Lenovo LOQ Essential Gen 10)

  • ディスプレイ: 15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080)、144Hz、sRGB 100%
  • CPU: AMD Ryzen 7 7735HS プロセッサー
  • グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU 6GB
  • メモリ: 16GB (DDR5-4800)
  • ストレージ: 512GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
  • バッテリー駆動時間: 最大 動画再生時 約8.8時間 / アイドル時 約13.0時間 (JEITA 3.0)
  • 主なインターフェース: USB 3.2 Gen1 Type-C、USB 3.2 Gen1 x2、HDMI 2.1、RJ-45
  • サイズ/重量: 約 359.2 x 236 x 19.9~22.95mm / 約 1.8kg
  • OS: Windows 11 Home 64bit
  • 価格帯: 13万円台(セール価格)

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ベンチマークで性能を比較

ここでは、これまで取り上げてきたレノボ ノートPCが搭載するCPU・GPUの性能(グラフィック性能)をベンチマークで比較し、その違いを明らかにします。

Cinebench R23 マルチコアでCPU性能を比較

Lenovo ノートPC 2026 Cinebench R23 マルチコアでCPU性能を比較

今回紹介した機種が搭載するCPUをCinebench R23 マルチコア スコアで比較してみました。数値が高いほど、動画編集やゲームなどの重い処理に強くなります。

【ハイエンド】ゲーミング・プロクリエイター級

圧倒的なパワーで4K動画編集や最新の3Dゲームも快適。冷却性能の高い大型モデルが中心です。

  1. 32,000 | Core Ultra 7 255HX (Legion 7i Gen 10)
  2. 28,450 | Core i7-14700HX (LOQ 15IRX10)
  3. 20,999 | Core i7-13650HX (LOQ 15IRX10)

【ハイスペック】クリエイティブ・メインマシン

複数のアプリを同時に開くマルチタスクや、画像・動画編集も余裕でこなす高性能ゾーン。

  1. 19,500 | Core Ultra 9 285H (Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition)
  2. 16,800 | Core Ultra 7 255H (ThinkPad X13 Gen 6 / Yoga Pro 7i Gen 10)
  3. 15,930 | Ryzen 7 8845HS (IdeaPad Slim 5 Gen 10 (14型 AMD))
  4. 15,300 | Core i5-13450HX (LOQ 15IRX10)
  5. 14,607 | Ryzen AI 7 350 (Yoga Slim 7 Gen 10)

【ミドルレンジ】ビジネス・学習・一般用途

Office作業、Web会議、ネット閲覧がサクサク動く、最も標準的で扱いやすい性能帯。省電力性能に優れたAI PC向けCPU(Core Ultra シリーズ2など)もここに含まれます。

  1. 13,861 | Core i7-13620H (IdeaPad Slim 3i Gen 8)
  2. 13,766 | Ryzen 7 7735HS (ThinkBook 16 Gen 7 / LOQ Essential Gen 10)
  3. 12,000 | Ryzen 5 8645HS (IdeaPad Slim 5 Gen 10 (14型 AMD))
  4. 10,200 | Ryzen 5 7533HS (ThinkBook 14 Gen 7 AMD)
  5. 10,155 | Core i5-12450H (IdeaPad Slim 3i Gen 8)
  6. 9,120 | Core™ Ultra 7 258V (ThinkPad X1 Carbon Gen 13 / T14 Gen 6)
  7. 9,041 | Core™ Ultra 5 228V (ThinkPad T14 Gen 6 ILL(14型 Intel))
  8. 9,040 | Core™ Ultra 5 226V (ThinkPad X1 Carbon Gen 13)
  9. 8,500 | Core™ Ultra 5 225U (ThinkPad X13 Gen 6(13.3型 Intel))
  10. 8,300 | Core™ Ultra 7 255U (ThinkPad X13 Gen 6)

【エントリー】ライトユース・サブ機

レポート作成、家計簿、動画視聴など、軽めの作業に適しています。価格を抑えたい方におすすめ。

  1. 5,245 | Ryzen 5 7520U (IdeaPad Slim 170)
  2. 4,388 | Core i3-1305U (IdeaPad Slim 3i Gen 8)
  3. 2,566 | Intel N150 (IdeaPad Slim 3i Gen 9)

スコアの見方と選び方のポイント

リストを見ると、上にある「HXシリーズ」などの数値が圧倒的に高いことが分かりますが、「スコアが低い=ダメなPC」というわけではありません。

  • 上位の「HX / Hシリーズ」: 消費電力が大きくても、とにかくパワーを最優先したい人向け(ゲーミングや据え置き利用)。
  • 中位の「Core Ultra(シリーズ2)など」: スコアは控えめに見えますが、圧倒的な「省電力(バッテリー持ち)」と「AI処理性能」を持っています。持ち運びが多いビジネスパーソンには、スコアよりもこちらのバランスが最適です。
  • エントリークラス: 数値は低いですが、ネットサーフィンやレポート作成には十分な性能です。用途を絞れば、非常にコスパの良い選択肢になります。

CPUの処理能力の次は、ゲームの快適さや動画編集の書き出し速度に直結する「グラフィックス(GPU)」の性能を見ていきましょう。

Time Spyでグラフィック性能を比較(CPU内蔵グラフィックス)

Lenovo ノートPC 2026 Time Spyでグラフィック性能を比較(CPU内蔵グラフィックス)

今回紹介した機種が搭載するGPUの性能を3DMark Time Spyグラフィックスコアで比較してみました。ノートPCでのゲームプレイや動画編集の快適さを左右する指標です。値が高いほど、グラフィックボードなしでもゲームや動画編集が快適に行えます。

【高性能】最新AI PC・内蔵グラフィックスの最高峰

「グラフィックボードなし」でも、フルHDの動画編集や軽めの3Dゲーム(ドラクエやFF14の軽量設定など)が動作する驚異的な性能です。特にCore Ultra(シリーズ2)や最新Ryzenが優秀です。

  1. 4,180 | Core Ultra 7 258V (シリーズ2)
  2. └ ThinkPad X1 Carbon Gen 13 / T14 Gen 6
  3. 3,765 | Core Ultra 9 285H
  4. └ Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition
  5. 3,650 | Core Ultra 7 255H
  6. └ ThinkPad X13 Gen 6 / Yoga Pro 7i Gen 10
  7. 3,200 | Core Ultra 5 228V / 226V (シリーズ2)
  8. └ ThinkPad T14 Gen 6 / X1 Carbon Gen 13
  9. 2,911 | Ryzen 7 8845HS
  10. └ IdeaPad Slim 5 Gen 10 (14型 AMD)
  11. 2,700 | Ryzen AI 7 350
  12. └ Yoga Slim 7 Gen 10

【標準】ビジネス・一般用途レベル

事務作業やYouTubeの視聴には十分ですが、3Dゲームをするには力不足です。

  1. 2,518 | Ryzen 7 7735HS
  2. └ ThinkBook 16 Gen 7 / LOQ Essential Gen 10
  3. 2,494 | Ryzen 5 8645HS
  4. └ IdeaPad Slim 5 Gen 10 (14型 AMD)
  5. 1,500 | Ryzen 5 7533HS
  6. └ ThinkBook 14 Gen 7 AMD
  7. 1,364 | Core i7-13620H
  8. └ IdeaPad Slim 3i Gen 8
  9. 1,300 | Core Ultra 5 225U / Ultra 7 255U
  10. └ ThinkPad X13 Gen 6
  11. 1,136 | Core i3-1305U
  12. └ IdeaPad Slim 3i Gen 8
  13. 900 | Core i5-12450H
  14. └ IdeaPad Slim 3i Gen 8

【参考】CPU内蔵グラフィックス(ゲーミング/エントリー向け)
ここにある「HXシリーズ」はスコアが低いですが、これらは「別途、強力なNVIDIA GeForceなどを搭載して使うこと」が前提のCPUです。 (※カッコ内のN150やRyzen 5 7520Uなどのエントリー機は、ネット閲覧などのライトユース向けとなります)

  1. 1,700 | Core Ultra 7 255HX (※別途RTX 5060などが動作します)
  2. └ Legion 7i Gen 10
  3. 900 | Core i7-13650HX (※別途RTX 50シリーズなどが動作します)
  4. └ LOQ 15IRX10
  5. 850 | Core i7-14700HX (※別途RTX 50シリーズなどが動作します)
  6. └ LOQ 15IRX10
  7. 515 | Ryzen 5 7520U
  8. └ IdeaPad Slim 170
  9. 450 | Core i5-13450HX (※別途RTX 5050などが動作します)
  10. └ LOQ 15IRX10
  11. 401 | Intel N150
  12. └ IdeaPad Slim 3i Gen 9

グラフィック性能の注意点

このリストを見て「ゲーミングPC(LegionやLOQ)のスコアが低い?」と驚かれたかもしれません。これには理由があります。

上位の「Core Ultra(シリーズ2)」や「Ryzen」: CPUの中に非常に高性能なグラフィック機能を内蔵しています。そのため、別途GPUを積まない薄型ノートPCでも、映像処理や軽いゲームが可能です。

下位にある「HXシリーズ(ゲーミングPC向け)」: このスコアはあくまで「CPUのおまけ機能」の数値です。実際の製品(LegionやLOQ)では、ここには記載されていない「NVIDIA GeForce RTXシリーズ」という強力なエンジンが主役として動きます。 実際のゲーム性能では、このリストのトップにあるCore Ultra 258V(スコア4180)よりも、RTX 5060などを搭載したLegion(スコア推定8000〜10000以上)の方が圧倒的に高性能になります。

結論:

  • 薄型で性能が良いPCが欲しい方は、リスト上位の「Core Ultra(シリーズ2)」や「Ryzen 8000番台」搭載モデルがおすすめです。
  • 本格的なゲームをしたい方は、このリストのスコアは気にせず、「GeForce RTX」を搭載したLegionやLOQを選んでください。

Lenovo ノートPCの選び方

Lenovo ノートPC 2026 Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 9

膨大なラインナップを誇るLenovoのノートPCから、自分にぴったりの一台を見つけるためのチェックポイントを解説します。特に2026年は「AI PC」という新たな基準が登場し、選び方が大きく進化しています。

用途を決める(シリーズを選ぶ)

まずは「何に使うか」でシリーズを絞り込むのが近道です。

ThinkPad / ThinkBook: 仕事・ビジネス用

ThinkPad: 圧倒的な耐久性と打ちやすいキーボード(赤ポチ)が特徴。プロフェッショナルな業務に最適です。

ThinkBook: ビジネス機能を備えつつ、洗練されたデザインとコスパを両立。フリーランスや中小企業におすすめです。

IdeaPad: 家庭・学生・コスパ重視

ネットサーフィン、動画視聴、レポート作成など、一般的な用途ならこれ。価格と性能のバランスが最も優れています。

Yoga: クリエイティブ・デザイン重視

高精細なOLEDディスプレイや高品質スピーカーを搭載。薄型軽量でデザインも美しく、画像編集やエンタメを楽しみたい方に。

Legion / LOQ: ゲーム・動画編集

高性能なグラフィックボードと強力な冷却システムを搭載。3Dゲームや動画編集など、重い処理を快適に行いたいなら必須です。

「持ち運びやすさ」をチェック(厚さ・重さ)

ノートPCをどこで使うかによって、許容できるサイズ感が変わります。

重さ

  • ~1.2kg(モバイル特化): 毎日カバンに入れて持ち歩くならこの軽さが理想。(例:ThinkPad X1 Carbon、Yoga Slim 7)
  • 1.3kg~1.5kg(バランス): 家の中での移動や、たまの外出なら苦にならない標準的な重さ。(例:IdeaPad Slim 5、ThinkBook 14)
  • 2.0kg以上(据え置き): 基本的にデスクから動かさない、ゲーミングなどの性能重視モデル。(例:Legion、LOQ)

厚さ

  • カバンへの収納しやすさに直結します。「Slim」と名のつくモデルや、厚さ15mm前後の機種は、書類と一緒に持ち運びやすくスマートです。

「AI PC」かどうかをチェック(★2026年の重要ポイント)

2026年のPC選びで最も重要なのが、AI処理能力です。

NPU性能(TOPS)

AI処理専用のプロセッサ「NPU」の性能を示す数値です。この数値が高い(40 TOPS以上など)と、CopilotなどのAIアシスタントが高速に動作し、セキュリティやバッテリー持ちも向上します。

Core Ultra (シリーズ2) / Ryzen AI

最新の「インテル Core Ultra (シリーズ2)」や「AMD Ryzen AI 300シリーズ」を搭載したモデルは、強力なNPUを内蔵しています。外出先でもネットに繋がずにAI機能を使いたい場合は、これらのCPU搭載機を選びましょう。

性能をチェック

スペック表を見る際は、以下のポイントに注目してください。

ディスプレイ性能をチェック

作業効率重視なら「アスペクト比 16:10(縦が広い)」、映像美重視なら「OLED(有機EL)」、ゲームなら「リフレッシュレート 120Hz以上」がおすすめです。

CPU・グラフィック性能をチェック

事務作業ならスコア10,000前後、クリエイティブなら15,000以上が目安。ゲームをするならCPU内蔵グラフィックスではなく、必ず「GeForce RTX」搭載モデルを選んでください。

メモリ・ストレージ容量・外部ストレージの拡張性をチェック

  • メモリ: 今選ぶなら16GBが最低ライン、AIや編集作業をするなら32GB推奨です。薄型ノートは後から増設できない(オンボード)ことが多いので注意しましょう。
  • ストレージ: 512GBが標準ですが、ゲームや動画を保存するなら1TBが安心です。SDカードスロットの有無も、写真を取り込む方には重要です。

前面・背面のインターフェースをチェック

  • 薄型PCは側面のポートが少ない場合があります。USB Type-C(Thunderbolt 4)で充電や映像出力をまとめるのが主流です。
  • ゲーミングPC(Legionなど)は、電源やHDMIなどの太いケーブルを背面に繋げるモデルがあり、デスク周りがスッキリするため好評です。

納期・サポートを確認

  • 納期: 「短納期モデル」は注文後すぐ届きますが、「カスタマイズ(CTO)モデル」は数週間かかることがあります。使いたい日に間に合うか必ず確認しましょう。
  • サポート: 仕事で使うなら、24時間365日対応や翌日オンサイト修理が受けられる「プレミアサポート」への加入を強くおすすめします。持ち運びが多い場合は、落下破損も保証される「アクシデント・ダメージ・プロテクション」があると安心です。

【2026年版】LenovoのノートPCを安く買うには?賢い買い方・セール情報を徹底解説

Lenovo ノートPC 2026 Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14.5型OLED Intel)

「コスパ最強」と言われるLenovoのノートPCですが、実は買うタイミングや場所によって数万円単位で価格が変わることがあります。定価で買うのは非常にもったいないです。ここでは、確実に安く手に入れるための5つの鉄則をご紹介します。

公式サイトのセールとクーポンをチェック

Lenovo直販サイトは、頻繁に大幅な値引きが行われています。まずはここをチェックするのが基本です。

週末セールが狙い目

Lenovoは金曜日の夜から月曜日の朝にかけて、週末限定のセールを行う傾向があります。平日に見て「ちょっと高いな」と思ったモデルが、週末になるとガクンと値下がりしていることも珍しくありません。

👉詳細はこちら→【週末限定セール】期間限定スペシャルオファー | レノボ・ ジャパン

期間限定クーポン

製品ページには、割引を適用するための「Eクーポン」コードが記載されていることが多いです。カートに入れる前に必ず適用しましょう。これだけで表示価格から数千円〜数万円OFFになります。

季節の大型セール

3月の決算セール、11月のブラックフライデー、年末年始は特に割引率が高くなります。急ぎでなければ、この時期を待つのも賢い選択です。

ECサイトのセールを利用

公式サイトだけでなく、Amazonや楽天市場などのECサイトも比較しましょう。

Amazon: タイムセール祭り

Amazonプライムデーや定期的なタイムセール祭りでは、IdeaPadやゲーミングPC(LOQなど)が目玉商品になることがあります。配送が早いのもメリットです。

楽天・Yahoo!ショッピング:ポイント還元

「楽天スーパーSALE」や「5のつく日」などは、販売価格そのものよりもポイント還元に注目です。実質価格で計算すると、公式サイトよりも安くなるケースがあります。

「中古モデル」よりも「アウトレット」を狙う

安く買いたいけれど中古はバッテリーの劣化や汚れが心配…という方は、Lenovo公式の「アウトレットストア」が狙い目です。

👉詳細はこちら→ レノボ・アウトレット| レノボジャパン – Lenovo | レノボ・ ジャパン

新古品が狙い目

注文キャンセル品や、箱に傷がついただけで中身は新品同様の「未開封品・新古品」が放出されることがあります。保証もしっかり付くため安心です。

旧モデルの在庫処分

最新のCPU(Core Ultraなど)が出た直後は、一つ前の世代(第13世代CoreやRyzen 7000番台など)の新品在庫が大幅に値下げされます。性能差が少ない割に価格が安いため、コスパ重視なら最高の選択肢です。

学生・教職員なら「学割」

学生や教職員、およびその保護者の方は「Lenovo 学生ストア」を利用できます。

通常のセール価格からさらに割引が適用されたり、保証延長が安くなったりする特典があります。小学生から大学生、予備校生まで幅広く対象となるため、該当する方は必ず学割ストア経由で購入しましょう。

法人・個人事業主なら「プロ向けストア」

会社での購入はもちろん、フリーランス(個人事業主)の方も「Lenovo Pro」への無料会員登録をおすすめします。

Lenovo Pro会員になると、一般価格よりも安い会員限定価格で購入可能です。初回購入割引や、複数台購入時のボリュームディスカウントなど、ビジネス用途ならではの特典が充実しています。

【まとめ】レノボのノートPCで、あなたに最適な「相棒」を見つけよう

Lenovo ノートPC 2026 Lenovo IdeaPad Slim 3i Gen 9

本記事では、レノボの多彩なノートPCラインナップをご紹介してきました。

レノボの最大の魅力は、「用途に合わせて最適な一台を選べる」という点に尽きます。過酷なビジネス現場で信頼に応える「ThinkPad」、日常使いから学生まで圧倒的なコスパで支える「IdeaPad」、そして感性を刺激するデザインと映像美でクリエイティビティを解放する「Yoga」。さらに、ゲーミングの「Legion/LOQ」まで、あなたの目的やライフスタイルに完璧にフィットする最強のラインナップが揃っています。

性能や機能も重要ですが、セールやキャンペーンをうまく利用して「賢く買う」のもレノボ選びの醍醐味です。現在は『年末年始セール(1/15まで)』の真っ最中で、PC本体に周辺機器がついたお得な『福袋セット』も用意されています。 新しい1年のスタートに、自分にぴったりのノートPCを賢く手に入れて、最高のパフォーマンスを発揮しましょう!

【迷ったらこれ!】おすすめの究極の3台(松・竹・梅)

「種類が多くてまだ決めきれない……」という方のために、今回紹介した中から間違いのない3台を厳選しました。

【松】 最新AI機能をフル活用したいなら

👉 Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition

(AI機能「Aura Edition」と美麗な有機ELで、クリエイティブ作業が劇的に快適になります)

【竹】 仕事でバリバリ使いたいなら

👉 ThinkBook 14 Gen 7 AMD

(アルミボディの高級感とRyzenの処理能力、豊富な端子類でビジネスの生産性を高めます)

【梅】 安さ重視で失敗したくないなら

👉 IdeaPad Slim 3i Gen 9

(大画面で動画も事務作業も見やすく、価格以上の満足感が得られる高コスパモデルです)

その他のおすすめノートパソコンは?

その他にもおすすめのノートパソコンが販売されています。ぜひ比較してみてください。

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
動画はYouTubeで(https://www.youtube.com/@秋葉原ぶらり)公開中。