
2022年11月に予約販売された「AYANEO 2」と高性能Windows携帯ゲーム機を徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
「AYANEO 2 /GEEK」の特徴
「AYANEO 2」の特徴をまとめてみました。
7型ベゼルレス液晶・50.25Wh・最大2TB M.2 SSD
「AYANEO 2」は7インチのベゼルレスLCDディスプレイを搭載。輝度400 nitsの明るい画面で光透過率が高く耐衝撃性能を備えた高級ガラスも採用しています。また、50.25Whバッテリー搭載で長時間の動作が可能。USB 4.0による高速充電も利用できます。そのほか、最も高速なPCIe 4.0規格のM.2 SSD 512GB/1TB/2TBストレージを搭載。最大8TBまで拡張できます。
Ryzen 7 6800U&最大32GBメモリ・AYANEO OS
「AYANEO 2」はAMD Ryzen 7 6800U オクタコアプロセッサを搭載。6nmプロセスで製造されたZEN 3+コア・アーキテクチャー採用の8コアのプロセッサで、Passmarkベンチマークスコアで約2万以上(CPU)を記録しています。また、高速なLPDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載。OSはWindows 11とLinuxベースの独自OS「AYANEO OS」で、ゲーム管理機能「AYASPACE」(ゲームのライブラリ、構成ファイル、機能、TDPなどをカスタマイズ)も利用できます。
USB 4.0 Type-C・ホールトリガー・Wi-Fi 6
「AYANEO 2」はUSB 4.0 Type-Cポートを2つ搭載。65W PD急速充電の他にDP1.4映像出力、高速データ転送に対応するほか、外付けのeGPUボックスと接続することもできます。また、高精度なホールジョイスティックとホールトリガーボタンを搭載。振動モーターやジャイロスコープ(本体を傾けて操作)、独自のサウンドバイブレーション機能「Sound TAP Magic」も利用できます。そのほか、高速なWi-Fi 6通信とBluetooth 5.2に対応。指紋モジュールによる安全でかつスピーディなログインも利用できます。
「AYANEO 2 /GEEK」のスペック
- ディスプレイ LCD/ベゼルレス仕様
AYANEO 2: 7インチ、1920×1200ドット
※323 PPI/輝度400 nits/フルラミネーション/高級ガラス(光透過率が高い/耐衝撃)
AYANEO GEEK:7インチ、1280×800ドット
※輝度400 nits/800P ※パープルバージョンは1200P - プロセッサ AMD Ryzen 7 6800U
※6nm/ZEN 3+/RDNA 2/8コア/最大4.7GHz/TDP15~32W - GPU AMD Radeon 680M
- RAM(メモリ)16GB/32GB LPDDR5 6400Mhz
- ストレージ 512GB/1TB/2TB 両面 M.2 SSD 2280 ※最大8TBまで
※AYANEO 2:PCle 4.0 + PCle 4.0
※AYANEO GEEK:PCIe 3.0 + PCle 4.0 - バッテリー 50.25Wh
- 充電 65W PD急速充電に対応
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
- インターフェース USB 4.0 Type-C x2(DP1.4映像出力/データ転送/充電)、TFカードスロット(300MB/s)、3.5mmヘッドホンジャック
※USB 4.0は外部GPUドックと接続可 - スピーカー デュアルチャンネルスピーカー
- マイク デュアルマイク
- 振動モーター
※AYANEO 2:NSと同じHD振動モーター
※AYANEO GEEK:X軸リニアモーター - ジャイロスコープ
※AYANEO 2: 本体+ハンドルデュアルジャイロスコープ
※AYANEO GEEK: ボディジャイロスコープ - 冷却システム ヒートシンク/ヒートパイプ採用
- 管理システム AYASPACE (ゲームライブラリ、ゲーム構成ファイル、正確な機能など)
- 指紋モジュール
※AYANEO 2:Touch S3 sleep 指紋モジュール
※AYANEO GEEK:指紋モジュール - OS Windows 11 / AYANEO OS (Linuxベース)
- サイズ
※AYANEO 2: 264.5×105.5×21.5mm.36.1mm
※AYANEO GEEK: 264.5×105.5×22.3mm.36.9mm - 重量 680g
- カラー
※AYANEO 2:スターリーブラック/スカイホワイト/B.Duck/レトロパワー
※AYANEO GEEK:ファンタジーブラック/クリスタルパープル - オプション 専用ドッキングステーション「AYANEOマルチステーション」(※別売・USB 3.2 Gen 1 Type-C端子×1、USB 3.2 Gen 1 Standard-A端子×2、USB Type-C端子(電源入力用)、HDMI出力端子、有線LAN(1000BASE-T)端子、microSDスロット、SDスロット)
ベンチマークを比較
「AYANEO 2」と「AOKZOE A1」、「GPD WIN Max 2」、「ONEXPLAYER mini Ryzen」のベンチマーク スコアを比較してみました。
※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。
「AYANEO 2」
<CPU> AMD Ryzen 7 6800U
Passmarkによるベンチマークスコアは「20553」(CPU)。
<GPU> AMD Radeon 680M
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「6026」。
<プロセッサ性能を解説>
6nmプロセスで製造された8コア、16スレッドのプロセッサ「AMD Ryzen 7 6800U」を搭載。最大4.7GHzの周波数で駆動し、PassmarkのCPUベンチマークで「20553」を記録しています。
同じプロセッサは「AOKZOE A1」、「GPD WIN Max 2」にも搭載されています。また、このスコアは第12世代のインテルCore i5-12600と同じくらいになります。
なお、GPUはAMD Radeon 680Mで、NVIDIA GeForce MX550以上のグラフィック性能を発揮します。3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアは「6026」でした。このスコアであれば人気のトリプルAゲームをプレイするには十分なスコアです。SteamなどのPCゲームはかなり快適に動作するはずです。
「AOKZOE A1」
<CPU> AMD Ryzen 7 6800U
Passmarkによるベンチマークスコアは「20840」(CPU)。
<GPU> AMD Radeon 680M
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「6000~7000」。
「GPD WIN Max 2」
<CPU> Ryzen 7 6800U
Passmarkによるベンチマークスコアは「21411」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1567」、マルチコアで「9129」。
<GPU> AMD Radeon 680M 12コア
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「6000~7000」。
「ONEXPLAYER mini Ryzen」
<CPU> AMD Ryzen 7 5800U
Passmarkによるベンチマークスコアは「18939」(CPU)。
<GPU> AMD Radeon RX Vega 8
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2094」。
「AYANEO 2」のメリット・デメリット
「AYANEO 2」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・7インチのベゼルレス液晶を搭載・輝度400 nitsで高級ガラス採用
「AYANEO 2」は7インチのベゼルレスディスプレイを搭載。輝度400 nitsの明るい画面で光透過率が高く耐衝撃性能を備えた高級ガラスも採用しています。
一方、「AOKZOE A1」は8インチで1920×1200ドットのIPSディスプレイを搭載しています。「GPD WIN Max 2」は10.1インチで解像度2560×1600ドットのIPSディスプレイを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は7インチで解像度1920×1200ドットのIPSディスプレイを搭載しています。
・最大32GBメモリ&最大2TBストレージ搭載で快適に使える
「AYANEO 2」はLPDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載し、スムーズに動作します。また、M.2 SSD 512GB/1TB/2TBストレージを搭載し、最大8TBまで拡張できます。
一方、「AOKZOE A1」は16GB/32GB LPDDR5メモリ&M.2 SSD 512GB/1TB/2TBストレージを搭載しています。「GPD WIN Max 2」は16GB/32GB LPDDR5メモリとM.2 SSD 1TB/2TBストレージを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は16GB LPDDR4xメモリとM.2 SSD 512GB/1TB/2TBストレージを搭載しています。
・50.25Whバッテリー搭載で65W PD急速充電に対応
「AYANEO 2」は50.25Whバッテリー搭載で長時間の動作が可能です。また、USB 4.0による65W PD急速充電も利用できます。
一方、「AOKZOE A1」は48Wh/65Whバッテリー搭載で100WのPD高速充電に対応しています。「GPD WIN Max 2」は67Whバッテリー搭載で100W PD急速充電に対応しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は12600mAh(48Wh)バッテリー搭載で 65W急速充電に対応しています。
・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応
「AYANEO 2」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.2に対応し、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。
一方、「AOKZOE A1」と「ONEXPLAYER mini Ryzen」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.0に対応しています。「GPD WIN Max 2」はWi-Fi 6 &Bluetooth 5.2に対応しています。
・厚さ約36mmで重さ680gの薄型軽量デザイン
「AYANEO 2」は厚さ約36~37mmで重さ680gの薄型軽量デザインになっています。
一方、「AOKZOE A1」は厚さ21mmで重さ668g/729gになっています。「GPD WIN Max 2」は厚さ23mmで重さ1005gになっています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は厚さ23mm~35mmで重さ619gになっています。
・USB 4.0 Type-Cポートを搭載・外部eGPUボックスと接続できる
「AYANEO 2」はUSB 4.0 Type-Cポートを搭載し、高速充電の他にDP1.4映像出力、高速データ転送に対応するほか、外付けのeGPUボックスと接続することもできます。
一方、「AOKZOE A1」と「ONEXPLAYER mini Ryzen」は2つのUSB 4.0ポートを搭載しています。「GPD WIN Max 2」はUSB 4ポートを1つ搭載しています。
・高精度なホールジョイスティックとホールトリガーボタンを搭載
「AYANEO 2」は高精度なホールジョイスティックとホールトリガーボタンを搭載し、快適に操作できます。
一方、「AOKZOE A1」はホール効果採用の高精度ジョイスティックレバーとリニアトリガーボタンを搭載しています。「GPD WIN Max 2」はホールセンサーを採用した高精度なジョイスティックを搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はアルプス電子社製 3Dジョイスティックを搭載しています。
・デュアルチャンネルスピーカーとデュアルマイクを搭載
「AYANEO 2」はデュアルチャンネルスピーカー搭載で高音質なサウンドが楽しめます。また、デュアルマイクを搭載し、チャットでも快適に通話できます。
一方、「AOKZOE A1」はデュアルステレオスピーカーを搭載しています。「GPD WIN Max 2」はクアッドスピーカー(スーパーリニアスピーカー4個)を搭載しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」はフロントステレオデュアルスピーカーを搭載しています。
・振動モーターやジャイロスコープ(本体を傾けて操作)に対応
「AYANEO 2」は振動モーターやジャイロスコープ(本体を傾けて操作)も利用できます。
一方、「AOKZOE A1」はX軸リニアモーター搭載でジャイロスコープ操作にも対応しています。「GPD WIN Max 2」はデュアル振動モーター搭載でジャイロスコープ操作にも対応しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は応答速度の速い振動モーター搭載でジャイロスコープ操作にも対応しています。
・指紋モジュールですばやくログインできる
「AYANEO 2」は指紋モジュールによる安全でかつスピーディなログインが利用できます。
一方、「AOKZOE A1」は指紋認証に対応していません。「GPD WIN Max 2」は指紋認証(側面の電源ボタン)に対応しています。「ONEXPLAYER mini Ryzen」は指紋認証に対応しています。
・Windows 11 + AYANEO OS (Linuxベース)を搭載
「AYANEO 2」はWindows 11とLinuxベースの独自OS「AYANEO OS」で、ゲーム管理機能「AYASPACE」も利用できます。
一方、「AOKZOE A1」はWindows 11 Homeを搭載しています。「GPD WIN Max 2」と「ONEXPLAYER mini Ryzen」はWindows 11を搭載しています。
デメリット
・4G通信に対応していない
「AYANEO 2」は4G通信に対応していません。
一方、「GPD WIN Max 2」はプションで4G LTEモジュールを用意しています。「AOKZOE A1」と「ONEXPLAYER mini Ryzen」は4G通信に対応していません。
・専用クレードルが用意されていない
「AYANEO 2」は専用クレードルが用意されていません。
一方、「ONEXPLAYER mini Ryzen」は専用クレードルを用意し、映像出力や充電、外部キーボード接続が可能です。「AOKZOE A1」と「GPD WIN Max 2」は専用クレードルが用意されていません。
「AYANEO 2」の評価
「AYANEO 2」の評価を紹介します。
スペック:★★★★★
通信:★★★★
機能:★★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
AYANEOシリーズの最新モデルになります。すでに「AYANEO AIR」が販売されていますが、「AYANEO 2 /GEEK」はそれよりも大きく、高性能になっています。
ディスプレイは「AYANEO AIR」(5.5インチ)よりも大きい7インチサイズを採用。プロセッサはAMD Ryzen 7 6800Uで「AYANEO AIR」のRyzen 5 5560Uよりも高速に動作します。
また、メモリは最大32GBストレージは最大2TBに増強。ポートはUSB 4.0 Type-Cになり、DP映像出力や高速充電、外付けeGPUボックスの接続も利用できます。
ただし、「AYANEO AIR」のように有機ELディスプレイではなく、本体の重さも680gと重い方です。携帯性は「AYANEO AIR」よりも劣るので、その点をよく考慮した方がいいでしょう。
「AYANEO 2 /GEEK」のIndiegogoで価格は$949~ (AYANEO GEEKは$749~)。コスパの高い高性能なWindows携帯ゲーム機を探している人におすすめです。
AYANEO 2の価格・購入先
「AYANEO 2」は、
Amazonで209,800円(16GB/1TB・GEEKは153,450円)、
楽天市場で197,800円円 (税込・送料無料)、
米国 Amazon.comで$1,449.99、
で販売されています。
Amazonで「AYANEO 2」をチェックする
楽天市場で「AYANEO 2」をチェックする
ヤフーショッピングで「AYANEO 2」をチェックする
米国 Amazon.comで「AYANEO 2」をチェックする
他のゲーム機と比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「ROG ALLY」(Ryzen Z1・7インチ・外付けGPU)
★「AOKZOE A1 PRO」(Ryzen 7 7840U・8インチ)
★「GPD WIN 4」(Ryzen 7 6800U・スライド式)
★「ONEXPLAYER 2」(8.4インチ・着脱式)
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