Panasonic「DMC-LX9」風景が冴えるライカカメラ

パナソニックから大口径のライカ製レンズとチルト対応の3型モニターを搭載したコンパクトデジカメ「DMC-LX9」が発売された。本体に1型センサーを搭載し、2,090万画素の高画質で撮影が可能。ライカ製のレンズ「LEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズ」はF1.4-2.8の大口径レンズで。35mm換算で24～72mmのズームが利用できる。

機能面では「4Kフォト」機能で1秒間に30コマの長時間連写が可能。撮影後に任意のフォーカスポイントを選択できる「フォーカスセレクト」、複数のピントの異なる画像を範囲選択して合成できる「フォーカス合成」などの機能も利用できる。また、本体に180度チルトが可能な3.0型タッチパネルモニターを搭載し、ローアングルでの撮影も楽々と行える。

公式製品紹介ページはこちら

コンパクトデジカメのまとめ記事はこちら

[bigcamera-mini]

このページ内の目次

ライカ製レンズ＆1型センサー搭載コンパクトデジカメパナソニック「DMC-LX9」

「DMC-LX9」は1.0型センサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ。大口径のライカ製レンズとチルト対応の3型モニターを搭載するほか、多彩な機能を備えた4K動画撮影にも対応している。

本体には有効画素数2010万画素、高感度な1.0型センサーを搭載。従来モデル（LX7）の1/1.7型センサー(マルチアスペクト)と比べ、約3倍の面積をもつ大型センサーで、ノイズを抑えた高感度撮影、ボケ味を活かした撮影が行える。

レンズはライカ製のLEICA DC VARIO-SUMMILUX（35mm換算で24～72mm F1.4-2.8）を搭載。9枚羽根虹彩絞りを採用したことで一眼カメラのようなやわらかいボケ味が楽しめる。ボディは従来モデルの「DMC-LX7」より一回り小型化。レンズ部には絞りリングとコントロールリングを搭載し、絞り/シャッタースピード/ステップズームなどの設定を素早くできる。また、ボディ右側には各種機能を設定できる後ダイヤルも備えている。

画像処理エンジンにはヴィーナスエンジンを搭載。モアレや偽色を低減するとともに「マルチプロセスNR」で解像感や質感を維持しながらノイズを低減する。動画撮影では4K(3,840×2,160)に対応。4Kで15分、フルHDで60p/60iは29分59秒撮影できる。

＜サンプル画像はこちら＞

機能面では「4Kフォト」モードで、秒間30コマ連写で決定的瞬間を約800万画素の写真として記録可能。4K連写、4K連写(S/S)、4Kプリ連写機能も利用できる。液晶モニタはタッチ対応の3型。180度のチルトも可能になっている。通信は無線LANに対応し、スマホやタブレットと連携可能。サイズは約105.5×42×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約280g。カラーはブラックのみを用意する。