「Dragon Touch MAX10 PLUS」で超進化？激安タブレットと徹底比較！

2021年4月に発売された「Dragon Touch MAX10 PLUS」と激安タブレットと徹底比較して紹介！価格やAntutuベンチマーク、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価も紹介します。

※2020年9月から「Dragon Touch NotePad 102」も発売中です。

※2020年3月から「Dragon Touch NotePad K10」も発売中。

このページ内の目次

「Dragon Touch MAX10 PLUS」の特徴

「Dragon Touch MAX10 PLUS」の特徴をまとめてみました。

量子ドット採用で美しさアップ！Android 10

「Dragon Touch MAX10 PLUS」は新たに量子ドット技術を採用した10.1型液晶ディスプレイを搭載。量子的光学特性を持つナノスケール材料を用いた技術で、一般的な液晶ディスプレイと比べて、より豊かな色再現と低消費電力を実現しています。

また、色域sRGB率は135％で、輝度の調整も可能。目に有害なブルーライトを低減することもできます。そのほか、新たにAndroid 10 OSを搭載。Android 9.0搭載だった「Dragon Touch MAX10」と違い、スマートリプライ、「フォーカスモード」、「Live Caption」などの機能が使えるようになっています。

6000mAhバッテリー・Type-CでPD充電

「Dragon Touch MAX10 PLUS」は大容量6000mAhバッテリーを搭載。「Dragon Touch MAX10」よりも1000mAh分容量が増えたことで、通常使用で10時間、動画再生で5〜6時間駆動できます。また、新たにType-C端子を搭載。高速なPD充電も利用できます。

8MPカメラ・Wi-Fiデュアルバンド・Bluetooth5.0

「Dragon Touch MAX10 PLUS」は背面8MPのメインカメラと5MPのフロントカメラを搭載。2MPカメラ搭載だった「Dragon Touch MAX10」よりも高精細な写真が撮影できるほか、Web会議やオンライン授業でも鮮明な映像でやり取りできるようになっています。また、高速で途切れにくいWi-Fi デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)に対応。Bluetoothのバージョンは4.2から5.0にアップグレードされています。

価格を比較

「Dragon Touch MAX10 PLUS」と、「VASTKING KingPad K10」、「Blackview Tab 8」、「Vankyo S30」の価格を比較してみました。

「Dragon Touch MAX10 PLUS」

「Dragon Touch MAX10 PLUS」は、Amazonで19,999円（4000円OFFクーポン付き）、楽天市場で23,599円 (税込)、ヤフーショッピングで25,499 円、米国Amazon.comで$179.99 （日本発送は+ $31.09）で販売されています。

「VASTKING KingPad K10」

「VASTKING KingPad K10」は、Amazonで18,299円（2000円OFFクーポン付き）、楽天市場で23,700円 (税込)、ヤフーショッピングで21,700円、米国Amazon.comで$139.99 （日本発送は+ $27.75）で販売されています。

「Blackview Tab 8」

「Blackview Tab 8」は、Amazonで18,699円（タイムセール・本体のみ）、楽天市場で20,116円（税込）、ヤフーショッピングで21,990 円、Banggoodで15,645円（専用キーボードは5,254円）、AliExpressでUS $161.99 – 192.37、Gearbestで20526 円で販売されています。

「Vankyo S30」

「Vankyo S30」は、Amazonで19,999円（Android10モデル・4500円OFFクーポン付き）、楽天市場で 19,599円 (税込・3000円OFFクーポン付き)、ヤフーショッピングで20,800（税込）、米国Amazon.comで$149.99 （日本発送は+ $30.51）で販売されています。

Antutuベンチマークを比較

「Dragon Touch MAX10 PLUS」と、「VASTKING KingPad K10」、「Blackview Tab 8」、「Vankyo S30」のAntutuベンチマークスコアを比較してみました。

※Antutuスコアとは3D性能、UX速度、CPU性能、RAM性能を総合した評価点のこと。

「Dragon Touch MAX10 PLUS」

Antutu総合で約90,000

＜CPU＞ Unisoc SC9863A

＜プロセッサ性能を解説＞

Unisoc SC9863Aプロセッサ搭載でAntutuベンチマーク総合で約9万点を記録しています。同じプロセッサは「Blackview Tab 8」、「Vankyo S30」をはじめ多数のタブレットに採用されており、Antutu9～10万程度を記録している点も同じです。「Teclast P20HD」、「Alldocube iPlay 20」も同じプロセッサなので動作スピードに大きな差はないでしょう。

性能的には、動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生（ストリーミングを含む）、電子書籍、写真撮影などは快適に動作します。

ただし、Unisoc Tiger T618を搭載する「VASTKING KingPad K10」、「BMAX i10」、「VASTKING KingPad K10 Pro」はAntutu総合で17万ほど記録しており、動作スピードもこちらの方が速くなります。主にゲーム用にタブレットを使うという人は「VASTKING KingPad K10」を選んだほうがいいでしょう。

「VASTKING KingPad K10」

Antutu総合でAntutu総合で約173,194

＜CPU＞ Unisoc Tiger T618
※「BMAX i10」、「VASTKING KingPad K10 Pro」と同じプロセッサ

「Blackview Tab 8」

Antutu総合で「104635」、CPUで「39169」、GPUで「10148」、MEMで「36271」、UXで「19047」。

＜CPU＞ Unisoc SC9863A
※「Teclast P10HD」「Teclast P10S」「Vankyo S30」「Alldocube iPlay 20」「Binai M11」と同じプロセッサ

「Vankyo S30」

AnTuTu総合で「90073」、CPUで「39529」、GPUで「5391」、MEMで「27577」、UXで「17576」。

スペックを比較

「Dragon Touch MAX10 PLUS」と、「VASTKING KingPad K10」、「Blackview Tab 8」、「Vankyo S30」のスペックを比較してみました。

「Dragon Touch MAX10 PLUS」のスペック

ディスプレイ　10.1インチ、解像度1920×1200 ドットのIPS液晶
※16：10 / 量子ドット(QLED) / ブルーライト低減 / 自動調光 / 178度の視野角 / 2.5D曲面パネル
プロセッサ　Unisoc SC9863A Octa-core 　最大1.6GHz
※64bit / 28nm
GPU　PowerVR GE8322
RAM（メモリ） 3GB　DDR3 SDRAM
ストレージ 32GB
外部ストレージ　Micro SDカードで最大128GBまで
バッテリー容量 6000 mAh / 3.7V
駆動時間　通常使用で10時間、動画再生で5〜6時間
背面カメラ 8MP
前面カメラ 5MP
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11 b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS
インターフェース USB Type-C 2.0 (OTG)× 1、microSDカードスロット、 3.5mmイヤホンジャック
マイク　あり
スピーカー　デュアルスピーカー・8Ω/1W × 2
OS　Android 10.0
Google Playストア　対応・プリインストール済み
音声認識 Googleアシスタント　対応
サイズ　約240.0 x 166.8 x 7.9mm
重量　約 550g
カラー　ブラック
付属品　充電用Type-Cケーブル、取扱説明書、5V/2A充電器

Amazonで「Dragon Touch MAX10 PLUS」をチェックする

楽天市場で「Dragon Touch MAX10 PLUS」をチェックする

ヤフーショッピングで「Dragon Touch MAX10 PLUS」をチェックする

米国Amazon.comで「Dragon Touch MAX10 Plus」をチェックする

AliExpressで「Dragon Touch」をチェックする

「VASTKING KingPad K10」のスペック

ディスプレイ 10.1インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶
※ブルーライト低減
プロセッサ　UNISOC Tiger T618 オクタコア
※12nm/64bit/8コア
CPU 2xA75 + 6xA55
GPU　ARM Mali-G52
RAM（メモリ） 3GB
ストレージ 32GB
外部ストレージ microSDカードで最大512GBまで拡張可能
バッテリー 6000 mAh
駆動時間　通常使用で最大12時間、動画再生で9時間、スタンバイで20日間
充電 PD充電に対応
背面カメラ 13MP
前面カメラ 8MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS（A-GPS）
※Wi-Fiディスプレイに対応
インターフェース　USB Type-C
スピーカー　デュアルスピーカー
スタイラスペン　なし　※サードパーティ製のものが使用できます
キーボード　別売・専用キーボードカバーを用意
生体認証　顔認証
音声認識 Googleアシスタント
OS Android 10.0
サイズ　250 x 150 x 8 mm
重量　550 g
カラー グレー

Amazonで「VASTKING KingPad K10」をチェックする

楽天市場で「VASTKING KingPad K10」をチェックする

ヤフーショッピングで「VASTKING KingPad K10」をチェックする

米国Amazon.comで「VASTKING KingPad K10」をチェックする

「Blackview Tab 8」のスペック

ディスプレイ 10.1インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶
※16:10 / 輝度自動調整（目の保護）/ FHD+
プロセッサ　Unisoc SC9863A オクタコア 1.6 GHz
GPU　PowerVR GE8322
RAM（メモリ） 4GB
ストレージ 64GB
外部ストレージ　microSDカードで最大128GBまで
バッテリー 6580 mAh
駆動時間　連続スタンバイで408時間、連続通話で20時間、連続動画再生で8時間、連続ゲームプレイで8時間、連続音楽再生で28時間
充電　節電機能・OTGリバースチャージ機能
背面カメラ　13MP
前面カメラ　5MP
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a / b / g / n / ac (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS(GLONASS BEIDOU)
インターフェース USB Type-C、microSDカードスロット、SIMカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
センサー近接、光、重力
スピーカー　デュアルスピーカー
生体認証　顔認証
専用キーボード　あり
レザーケース　付属・自立可能
OS Android 10.0
サイズ 243.6 x 162.4 x 8.9mm
重量 600g
カラー　シルバー、ゴールド

Amazonで「Blackview Tab 8」をチェックする

楽天市場で「Blackview Tab 8」をチェックする

ヤフーショッピングで「Blackview Tab 8」をチェックする

Banggoodで「Blackview Tab 8」をチェックする

AliExpressで「Blackview Tab 8」をチェックする

米国Amazon.comで「Blackview Tab 8」をチェックする

「Vankyo S30」のスペック

ディスプレイ　10.1インチ、解像度1980 x 1200ドットのIPS液晶
※16:9 / Eye health（バックライト自動調光機能で目に優しい）
プロセッサ　Unisoc SC9863A
※28 nm / 64bit / 8コア
CPU Cortex A55 Octa-Core
GPU IMG 8322
RAM（メモリ） 3GB
ストレージ 32GB
バッテリー 6000mAh
背面カメラ　13MP
前面カメラ　8MP
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GH)、Bluetooth 5.0、GPS (Wi-Fi)
※技適認証に対応
インターフェース　USB Type-C (2.0) 、microSDカードスロット、 3.5mmイヤホンジャック
オーディオ　デュアルスピーカー
FMラジオ　対応
生体認証　顔認証
OS　Android 9.0
Google Mobile Service (GMS) 認証対応
Google アシスタント　対応
サイズ　約241 x 166 x 8 mm
重量 579g
カラー シルバー

関連記事：「Vankyo S30」と人気タブレットを徹底比較

Amazonで「Vankyo S30」をチェックする

楽天市場で「Vankyo S30」をチェックする

ヤフーショッピングで「Vankyo S30」をチェックする

米国 Amazon.comで「VANKYO MatrixPad S30」をチェックする

「Dragon Touch MAX10 PLUS」でのメリット・デメリット

「Dragon Touch MAX10 PLUS」でのメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・量子ドット採用の液晶ディスプレイ・ブルーライト低減

「Dragon Touch MAX10 PLUS」は10.1インチ、解像度1920×1200 ドットのIPS液晶を搭載。量子ドット技術を採用したことで、より豊かな色再現を実現し、より美しい映像で動画を視聴できます。

一方、「VASTKING KingPad K10」は 10.1インチで解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶（ブルーライト低減）を搭載しています。「Blackview Tab 8」は10.1インチで解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶（ブルーライト低減）を搭載しています。「Vankyo S30」は10.1インチ、解像度1980 x 1200ドットのIPS液晶（ブルーライト低減）を搭載しています。

・3GBメモリ＆32GBストレージ搭載で快適に使える

「Dragon Touch MAX10 PLUS」は3GBメモリ搭載でスムーズに動作します。また、32GBストレージ搭載で、microSDカードで最大128GBまで拡張できます。

一方、「Blackview Tab 8」は4GBメモリ＆64GBストレージを搭載しています。「VASTKING KingPad K10」と「Vankyo S30」は3GBメモリ＆32GBストレージ

・6000mAhバッテリーでPD充電に対応

「Dragon Touch MAX10 PLUS」は6000mAhバッテリー搭載で、通常使用で10時間、動画再生で5〜6時間駆動できます。また、Type-C端子搭載で高速なPD充電も利用できます。

一方、「Blackview Tab 8」は6580 mAhバッテリー搭載でPD充電＆OTGリバースチャージ機能に対応しています。「VASTKING KingPad K10」と「Vankyo S30」6000 mAhバッテリー搭載でPD充電に対応しています。

・「Dragon Touch MAX10 PLUS」は高速で途切れづらいWi-Fi デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)とBluetooth 5.0に対応しています。また、GPSナビゲーションも利用できます。

一方、「Blackview Tab 8」はWi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0＆GPS(GLONASS BEIDOU)に対応しています。「VASTKING KingPad K10」と「Vankyo S30」はWi-Fiデュアルバンド＆Bluetooth 5.0＆GPSに対応しています。

・厚さ7.9mmで重さ約550gの薄型軽量ボディ

「Dragon Touch MAX10 PLUS」は厚さ7.9mmで重さ約550gの薄型軽量デザインになっています。

一方、「VASTKING KingPad K10」は厚さ 8 mmで重さ550 gになっています。「Blackview Tab 8」は厚さ 8.9mmで重さ600gになっています。「Vankyo S30」は厚さ 8 mmで重さ579gになっています。

・Android 10の新機能が使える

「Dragon Touch MAX10 PLUS」はAndroid 10の新機能が使えるようになっています。Android 10には、

スマートリプライ（AIによって短い返信候補が表示される機能）、アプリでの位置情報共有の設定、「フォーカスモード」（指定したアプリを指定時間の間は停止しておく機能）、「Live Caption」（音声を自動的に字幕に変換する機能）、「Sound Amplifier」（スマホのマイクで周囲の音を取り込み、イヤホンやヘッドホンから増幅した音を流す）

などの機能が追加されています。

一方、「Vankyo S30」はAndroid 9.0搭載で、Android 10の新機能は使えません。「VASTKING KingPad K10」と「Blackview Tab 8」はAndroid 10を搭載しています。

デメリット

・専用キーボードがまだ用意されていない

「Dragon Touch MAX10 PLUS」はまだ専用キーボードが用意されていません。後で発売されるかもしれません。なお、「Dragon Touch NotePad 102」には専用キーボードが用意されています。

一方、「VASTKING KingPad K10」と「Blackview Tab 8」は別売で専用キーボードが用意されています。「Vankyo S30」は専用キーボードが用意されていません。

・SIMフリーで4G LET通信に対応していない

「Dragon Touch MAX10 PLUS」はSIMスロットが搭載されていないため、4G LET通信は利用できません。

一方、「Blackview Tab 8」はSIMスロット搭載でSIMフリーの4G LET通信が利用できます。「VASTKING KingPad K10」と「Vankyo S30」は4G LET通信に対応していません。

「Dragon Touch MAX10 PLUS」での評価

「Dragon Touch MAX10 PLUS」での評価を紹介します。

スペック：★★★

通信：★★★

機能：★★★

デザイン：★★★

使いやすさ：★★★★

価格：★★★★

量子ドット(QLED)を採用した液晶ディスプレイを搭載している点が最大の魅力です。より美しい映像で動画を視聴した人には最適でしょう。動作スピードは「Vankyo S30」、「Blackview Tab 8」、「Teclast P20HD」などとほぼ同じなので電子書籍や音楽再生、ブラウジングも快適です。

また、カメラの性能が大幅に向上したことで、Web会議やオンライン授業でも鮮明な映像でやり取りできます。そのほか、OTG対応のType-C端子でゲームパッドや有線キーボード、マウスなどとも接続できます。価格が安ければかなりお買い得なタブレットであることは間違いありません。ただし、ゲーム向きではないので、そちらをメインに使おうと考えている人はUnisoc Tiger T618搭載の「VASTKING KingPad K10」をおすすめします。