「OUKITEL C21」と激安Androidスマホを徹底比較！

2020年8月に発売された「OUKITEL C21」と激安Androidスマホを徹底比較して紹介！価格やAntutuベンチマーク、スペック、カメラ性能の違いに加えて、メリット・デメリットも紹介します。

※2021年7月、「OUKITEL C21 Pro」が発売されました。

※2021年3月から「OUKITEL C23 Pro」も発売中です。

※2020年10月から「OUKITEL C22」、12月から「OUKITEL C19 PRO」も発売中です。

このページ内の目次

「OUKITEL C21」の特徴

「OUKITEL C21」の特徴をまとめてみました。

Helio P60 ＆ 4GBメモリで快適動作

「OUKITEL C21」は Mediatek Helio P60 MT6771 オクタコアプロセッサを搭載。12 nmプロセスで製造された64ビット対応の8コアプロセッサで、Antutu総合で約140,000点を記録しています。また、大容量4GBメモリを搭載。一般的な3Dゲームでも快適に動作します。

20MP AIフロントカメラ＆ 16MP トリプルカメラ

「OUKITEL C21」は前面にAI対応の2000万画素フロントカメラを搭載。明るいレンズやAIによるポートレート機能、HDR機能との組み合わせで美しい自撮り写真が撮影できます。また、前面に16MPトリプルカメラを搭載。1600万画素の高解像度撮影や超広角、マクロ撮影も利用できます。

パンチホール採用の高精細なフルスクリーンOGS液晶

「OUKITEL C21」は6.4インチのOGS液晶を搭載しています。解像度は2400×1080 pxのFHD+画質で、フルHD以上に高精細。輝度 450 カンデラの明るく色鮮やかな映像が映し出せるほか、パンチホール採用で画面がより広く見えるようになっています。そのほか、10点マルチタッチ対応でゲームなどでも快適に操作できます。

公式ページ
https://oukitel.com/pages/c21-giveaway#tab

価格を比較

「OUKITEL C21」と、「Xiaomi Redmi 9A」、「UMIDIGI A7 Pro」、「Blackview A80 Pro」の価格を比較してみました。

「OUKITEL C21」

「OUKITEL C21」は、Amazonで14,900円、楽天市場で18,045円 (税込)、ヤフーショッピングで17,290 円、AliExpressでUS $119.99 – 143.99、Banggoodで11,622円、Gearbestで14909 円、米国 Amazon.comで$149.99 （日本発送は+$10.06）　で販売されています。

「Xiaomi Redmi 9A」

「Xiaomi Redmi 9A」は、Banggoodで10,636円、GearBestで10593 円、AliExpressでUS $109.00 – 129.00 で販売されています。

「UMIDIGI A7 Pro」

「UMIDIGI A7 Pro」は、Amazonで15,969円（64GBモデル）、楽天市場で16,800円 (税込)、ヤフーショッピングで16,900円（税込）、AliExpressでUS $119.99 – 143.99、Banggoodで11,279円、GearBestで21537 円で販売されています。

「Blackview A80 Pro」

「Blackview A80 Pro」は、Amazonで11,552円（タイムセール中）、楽天市場で15,990円、ヤフーショッピングで14,940円（非課税）、AliExpressでUS $95.99 – 113.99 で販売されています。

Antutuベンチマークを比較

「OUKITEL C21」と、「Xiaomi Redmi 9A」、「UMIDIGI A7 Pro」、「Blackview A80 Pro」のAntutuベンチマークスコアを比較してみました。

「OUKITEL C21」

Antutu総合で約140,000

＜CPU＞ MediaTek Helio P60 MT6771
※「UMIDIGI Power3」と同じプロセッサ

「Xiaomi Redmi 9A」

Antutu総合で「86084」、CPUで「36144」、GPUで「12388」、MEMで「21838」、UXで「15714」。

＜CPU＞ MediaTek Helio G25

「UMIDIGI A7 Pro」

Antutu総合で「102567」、CPUで「36904」、GPUで「17458」、MEMで「25080」、UXで「23125」。

＜CPU＞　MediaTek Helio P23

「Blackview A80 Pro」

AnTuTu総合で「98066」、CPUで「43608」、GPUで「9750」、UXで「17488」、MEMで「27220」。

＜CPU＞ MediaTek Helio P25 MT6757V

スペックを比較

「OUKITEL C21」と、「Xiaomi Redmi 9A」、「UMIDIGI A7 Pro」、「Blackview A80 Pro」のスペックを比較してみました。

「OUKITEL C21」のスペック

ディスプレイ 6.4インチ、解像度2400×1080 pxのOGS液晶
※ 輝度 450 カンデラ / 10点マルチタッチ / FHD+
プロセッサ Mediatek Helio P60 MT6771 オクタコア
※12 nm / 64bit / 8コア / 最大2.0GHz
CPU 4 x Cortex-A73 2GHz + 4 x Cortex-A53 2GHz
GPU ARM Mali-G72 MP3 800MHz
RAM（メモリ） 4 GB
ストレージ 64 GB
外部ストレージ　microSDカードで最大256GBまで
バッテリー 4000 mAh
駆動時間　通常使用で約8時間、連続通話で30時間
背面カメラ　16MP+16MP+5MP
前面カメラ 20MP　※Ai対応
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 4.2、GPS( A-GPS, GLONAS )
インターフェース　USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
充電　PD充電に対応
センサー　加速度センサー、ジャイロセンサー、デジタルコンパス、環境光センサー、近接センサー、指紋
防水　IP68の防水防塵に対応
OS Android 10.0
サイズ 157.3 x 75.7 x 8.75mm
重量　170g
カラー Ocean Blue、Neon Purple、Midnight Black
SIMカード Nano SIM（デュアルSIM）
対応バンド ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル回線に対応
4G LET B1/3/7/8/19/20
3G（WCDMA）：850/900/2100 MHz
2G（GSM）：850/900/1800/1900 MHz

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「Xiaomi Redmi 9A」のスペック

ディスプレイ 6.53インチ、解像度720 x 1600 pxのIPS液晶
※20：9 / 269 ppi / 400 nit
プロセッサ MediaTek Helio G25 オクタコア
※12 nm / 64bit / 8コア / 最大2.3GHz
CPU Octa-core 2.0 GHz Cortex-A53
GPU PowerVR GE8320 (650 MHz)
RAM（メモリ） 2GB
ストレージ 32GB eMMC 5.1
バッテリー　5000 mAh
充電　10W
背面カメラ　13 MP
前面カメラ　5 MP
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (A-GPS)
インターフェース microUSB 2.0、microSDカード、3.5mmイヤホンジャック
センサー　加速度計、ジャイロ、近接
OS Android 10ベースのMIUI 12
サイズ 164.9 x 77 x 9 mm
重量 194 g
カラー　Granite Gray, Peacook Green, Sky Blue
SIMカード Nano SIM
対応バンド
4G: FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B20 TDD-LTE B38/B40/B41(2535-2655MHz)
3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8
2G: GSM B2/B3/B5/B8

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「UMIDIGI A7 Pro」のスペック

ディスプレイ　6.3 インチ、解像度2340 x 1080 pxのTFT液晶
※ 19.5：9 / FHD + / FHD + / ダークモード / 色温度調整 / LTPS
プロセッサ　MediaTek Helio P23
CPU 4xCortex-A53, 2.0GHz & 4xCortex-A53, 1.5GHz
GPU ARM Mali G71 MP2 700MHz
RAM（メモリ）　4GB, LPDDR4x
ストレージ　64GB / 128GB
外部ストレージ　microSDカードで最大256GBまで
バッテリー　4150mAh(Typ)
急速充電　10W
背面カメラ 16MP+16MP+5MP+5MP　AI対応
前面カメラ 16MP
16MP=F / 2.0口径、5素子レンズ AI美化自撮りカウントダウン顔認識
ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0、GPS(GLONASS/Galileo/BeiDou)
インターフェース　USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
※Wi-Fi Direct / Wi-Fi Display / OTGに対応
センサー　指紋センサー（背面）、近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ、電子コンパス
生体認証 顔認証、指紋認証（背面）
デザリング　対応
NFC ＆ Google Pay 非対応・利用できません
おサイフケータイ＆ワンセグ・フルセグ　非対応・利用できません
防水防塵　非対応
OS　Android 10　※カスタマイズされていなピュアAndroid
サイズ　158.7mm x 74.9mm x 8.5 mm
重量　212g
カラー オーシャンブルー、コスミックブラック

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「Blackview A80 Pro」のスペック

ディスプレイ　6.49 インチ、解像度1560 x 720の IPS液晶
※19:9 / HD+ / 画面比率 90.3% / 265 ppi
プロセッサ MediaTek Helio P25 MT6757V オクタコア　2.6GHz
※64bit / Arm Cortex-A53 / 16 nm
GPU　ARM Mali-T880 MP2 1GHz
RAM（メモリ）　4GB　DDR3
ストレージ　64GB eMMC5.1
外部ストレージ　microSDカードで最大256GBまで
バッテリー 容量　4680 mAh 5V 2A
バッテリー駆動時間　連続通話時間が19時間、連続スタンバイ時間は600時間、連続音楽再生時間は21時間、連続動画再生時間は8.4時間
充電　5V/2V 急速充電
背面カメラ　13MP + 2MP + 0.3MP + 0.3MP
※Sony IMX258 + GC032A
前面カメラ　8MP
※Sony IMX239 / フラッシュなし / AIビューティーモード
ワイヤレス通信　Wi-Fi 802.11 b/g/n ( 2.4G )、Bluetooth 4.0、GPS （GLONASS + BeiDou）
インターフェース　USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
センサー　近接,ライト,加速度,コンパス,指紋
OS 　Android 9.0
技適認証　対応
サイズ 162.75 x 77 x 8.8 mm
重量 180g
カラー コーラルレッド、グラデーションブルー、ジェイドグリーン、ミッドナイトブラック

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カメラ性能を比較

「OUKITEL C21」と、「Xiaomi Redmi 9A」、「UMIDIGI A7 Pro」、「Blackview A80 Pro」のカメラ性能を比較してみました。

「OUKITEL C21」

背面カメラ 　16MP+16MP+5MP
前面カメラ　 20MP　※Ai対応
超広角　対応
望遠　非対応　※ズーム機能あり
マクロ撮影　対応
機能　16MP Sony Ultra clear Camera、超広角、マクロ撮影、AI機能（フロントカメラ）、背景ぼかし、AI自動シーン認識

※低価格ながらも超広角撮影やマクロ撮影に対応しているのが大きな特徴です。Sonyセンサーを使っているため、写りも非常にシャープ。AIシーン認識に対応しているため、カメラの知識がなくても簡単にキレイな写真が撮影できるのも大きなメリットです。また、前面カメラが2000万画素であることも大きな魅力。高画質な自撮り写真を撮影したい人にもおすすめです。

「Xiaomi Redmi 9A」

背面カメラ 　13 MP
前面カメラ　 5MP
超広角　非対応
望遠　非対応　※ズーム機能あり
マクロ撮影　非対応
機能　リアカメラ位相検出オートフォーカス HDR AIポートレートモード顔認識 AI美化5.0 AIシーン検出シングルトーンフラッシュ万華鏡の効果ビデオ 1080p、30fps、60fps 720p、30fps 前面のカメラ 5MP自撮りカメラ 1.12μmの大きなピクセル f / 2.2絞り AI美化5.0 AIポートレートモード HDR 画面フラッシュ自撮りタイマー顔認識自撮り写真手のひらシャッター

「UMIDIGI A7 Pro」

背面カメラ 　16MP+16MP+5MP+5MP　AI対応
前面カメラ　16MP
超広角　対応　120°
望遠　非対応　※ズーム機能あり
マクロ撮影　対応　2cmまで
機能　超広角モード、安定した手持ち夜間撮影、AIシーン検出、マクロモード、ポートレートモード、パノラマモード、HDR、AIビューティファイ、超広角エッジ歪み補正、デュアルLEDフラッシュ、顔認識、リアルタイムフィルター

「Blackview A80 Pro」

背面カメラ 13MP + 2MP + 0.3MP + 0.3MP
前面カメラ　8MP
超広角　非対応
望遠　非対応　　※ズーム機能あり
マクロ撮影　非対応
機能　Sony IMX258（背面）、Sony IMX239（前面）、AIビューティーモード、AIポートレートモード、AIシーン認識、背景ぼかし、プロモード（ホワイトバランス、ISO、露出補正、オート）、モノクロ、パノラマ、オートフォーカス

※豊富な機能はないものの、Sony IMX258センサーを使っているため、非常にシャープな写真が撮影できます。ぼかした写真よりもキレのあるビシっとした写真が撮影できるのが大きなメリットです。

「OUKITEL C21」のメリット・デメリット

「OUKITEL C21」のメリット・デメリットをまとめてみました。

メリット

・Helio P60プロセッサの性能が比較的高い

「OUKITEL C21」はMediatek Helio P60 MT6771 オクタコアプロセッサを搭載し、Antutuベンチマーク総合で約140,000点を記録しています。

一方、「Xiaomi Redmi 9A」はMediaTek Helio G25搭載でAntutu総合「86084」、「UMIDIGI A7 Pro」はMediaTek Helio P23搭載でAntutu総合「102567」、「Blackview A80 Pro」はMediaTek Helio P25 MT6757V搭載でAnTuTu総合「98066」を記録しています。

・4GBメモリ＆ 64GBストレージで快適に使える

「OUKITEL C21」は4GBメモリと 64GBストレージを搭載し、快適に動作するようになっています。

一方、「Xiaomi Redmi 9A」は 2GBメモリ＆ 32GBストレージを搭載、「UMIDIGI A7 Pro」は4GB, LPDDR4xメモリ＆ 64 / 128GBストレージを搭載、「Blackview A80 Pro」は4GB DDR3 ＆ 64GB ストレージを搭載しています。

・ 4000 mAhバッテリー搭載でPD充電に対応

「OUKITEL C21」は4000 mAhバッテリー搭載で8時間以上駆動できます。また、Type-C端子を利用したPD充電に対応し、短時間で充電を完了できます。

一方、「Xiaomi Redmi 9A」は5000 mAh バッテリー搭載で10W充電に対応、「UMIDIGI A7 Pro」は4150mAhバッテリー搭載で10WのPD充電に対応、「Blackview A80 Pro」は4680 mAhバッテリー搭載で10WのPD充電に対応しています。

・20MP AIフロントカメラで自撮り写真がキレイに撮れる

「OUKITEL C21」は前面にAI対応の2000万画素カメラを搭載しています。

一方、「Xiaomi Redmi 9A」は前面500万画素カメラを搭載、「UMIDIGI A7 Pro」は前面1600万画素カメラを搭載、「Blackview A80 Pro」は前面800万画素カメラを搭載しています。

・6.4インチのフルスクリーンOGS液晶が高精細で見やすい

「OUKITEL C21」は 6.4インチ、解像度2400×1080 pxのOGS液晶を搭載しています。

一方、「Xiaomi Redmi 9A」は 6.53インチ、解像度720 x 1600 pxのIPS液晶、「Blackview A80 Pro」は6.49 インチ、解像度1560 x 720の IPS液晶を搭載しており、「OUKITEL C21」よりも解像度が低くなります。「UMIDIGI A7 Pro」は6.3 インチ、解像度2340 x 1080 pxのTFT液晶を搭載しています。

・Android 10の新機能が使える

「OUKITEL C21」はAndroid 10 OSを搭載し、新たに追加された機能も使えるようになっています。

一方、「Blackview A80 Pro」はAndroid 9.0を搭載しています。「Xiaomi Redmi 9A」と「UMIDIGI A7 Pro」はAndroid 10 OSを搭載しています。

なお、Android 10 OSには、スマートリプライ（AIによって短い返信候補が表示される機能）、アプリでの位置情報共有の設定、「フォーカスモード」（指定したアプリを指定時間の間は停止しておく機能）、「Live Caption」（音声を自動的に字幕に変換する機能）、「Sound Amplifier」（スマホのマイクで周囲の音を取り込み、イヤホンやヘッドホンから増幅した音を流す）などの機能が新たに追加されています。

デメリット

・NFC ＆ Google Payに対応していない

「OUKITEL C21」はNFC に対応していないため、 Google Payでの電子マネー決済が利用できません。この点は「Xiaomi Redmi 9A」、「UMIDIGI A7 Pro」、「Blackview A80 Pro」も同じです。

・対応バンドが少ない

「OUKITEL C21」はドコモ、ソフトバンク・ワイモバイルの回線に対応し、格安SIMも利用できますが、au の回線には対応していません。一方、「UMIDIGI A7 Pro」は対応バンドが豊富でドコモ、ソフトバンク・ワイモバイルの回線が使えるほか、ドコモとソフトバンクのプラチナバンドにも対応しています。