「ASUS ZenBook 14」GeForceノートPCが値下げ! 新旧 比較


GeForce MX250 を搭載した14型のノートPC「ASUS ZenBook 14 UX434FL」がセールで値下げされました。さっそく前モデル「ZenBook 14 UX430」を比較し、価格やスペック、ベンチマークスコア、ゲーム性能の違いを調べてみました。

このページ内の目次

「ASUS ZenBook 14 UX434FL」の特徴

まず最初に「ASUS ZenBook 14 UX434FL」の基本的な特徴を紹介します。

ディスプレイ化したタッチパッド「ScreenPad 2.0」が使える

ASUS ZenBook 14 UX434FL」は他のノートPCと違い、液晶ディスプレイとしても使えるタッチパッド「ScreenPad 2.0」が搭載されています。タッチパッドは通常「操作」に使うものですが、この「ScreenPad 2.0」は操作だけでなく、「ミニ液晶ディスプレイ」(5.65インチ、解像度は2160×1080ドット)としても使えるのです。

具体的には、よく使うアプリのアイコンを表示させてすばやくアクセスしたり、動画・音楽を再生したり、Microsoft Officeや映像編集アプリのツールチップ表示したりできます。そのほかにも、手書き入力したり、電卓などの簡易なアプリを利用したり、メインのディスプレイからドラッグ・アンド・ドロップでウィンドウを移動させたりすることができます。

もちろん、通常のタッチパッドとしても利用可能で、F6キーや3本指タップのジェスチャー操作で瞬時に「ScreenPadモード」に切り替えることができます。

GeForce MX250 & Whiskey Lake プロセッサでゲームも快適

ASUS ZenBook 14 UX434FL」は一般的なノートPCと違い、NVIDIA のGeForce MX250 GPU グラフィックスが搭載されています。

CPUに内蔵されたGPUグラフィックスでは、Steamの3Dゲームやフォトショップやイラストレーターなどの画像編集・デザイン系ソフトや3Dデザインソフトの処理などがスムーズに動作しませんが、「ASUS ZenBook 14 UX434FL」はGeForce MX250を搭載することで、それらの作業でも快適にこなせるようになっています。

なお、「ASUS ZenBook 14 UX434FL」のプロセッサはWhiskey Lake(第8世代)のインテル Core iプロセッサで、メモリは8GB以上を搭載。ストレージは高速なSSDを採用しているため、非常に高速に動作します。

見やすさ・美しさ・堅牢性を両立・薄型軽量でバッテリーも長持ち

ASUS ZenBook 14 UX434FL」は4辺ベゼルを可能な限りスリム化したディスプレイを採用し、通常のノートPCよりも迫力ある美しい映像が楽しめるようになっています。

また、ディスプレイのスリム化によって本体も小型軽量化し、厚さ16.9mm、重さ1.3kgを実現。スタイリッシュで洗練されたデザインのボディは米国軍事規格「MIL-STD 810G」に準拠するなど高い堅牢性も兼ね備えています。

そのほか、7.8時間以上駆動するバッテリーを搭載。Harman Kardon オーディオ顔認証(Windows Hello)、独自のエルゴリフトヒンジなどにも対応し、使いやすさにおいても秀でています。

公式ページ 「ASUS ZenBook 14 UX434FL」
https://www.asus.com/jp/Laptops/ASUS-ZenBook-14-UX434FL/

「ASUS ZenBook 14」の新・旧モデルの価格を比較

最新モデル「ASUS ZenBook 14 UX434FL」の価格と、前モデル「ZenBook 14 UX430 / 433」の価格を比較してまとめてみました。大まかな価格差は約3万円ほどになるようです。

最新「ASUS ZenBook 14 UX434FL」の価格

ASUS ZenBook 14 UX434FL」は、ASUS公式ストアで119,819円〜 (税別・UX434FL-A6002T)で販売されていましたが、ASUS ストアで「春のスペシャルセール」で約3万円ほど安くなり、89,800円で購入できます(※詳細はページ下のセール&キャンペーン情報で確認してください。割引クーポンコードもあります。)。

Amazonでは117,183円(UX434FL-A6002T)、楽天市場では135,454円〜 (税込・A6002TS)、ヤフーショッピングでは131,801円〜(UX434FL-A6002T)で販売されています。

前モデル「ZenBook 14 UX430」の価格

一方、前モデル「ZenBook 14 UX430」は、楽天市場で109,800円 (税込)、ヤフーショッピングで89,800円 (税込)でした。

また、前モデル「ZenBook 14 UX433」は、Amazonで89,800円、楽天市場で87,800円〜 (税込)、ヤフーショッピングで74,800円〜 (税込)で販売されていました。

「ASUS ZenBook 14」の新・旧モデルのスペックを比較

ASUS ZenBook 14 UX434FL」と前モデル「ZenBook 14 UX430」のスペックを比較してまとめてみました。

ディスプレイの違い

ASUS ZenBook 14 UX434FL」 14インチ、解像度1,920×1,080ドットのワイドTFTカラー液晶
※グレア / フルHD / 画面占有率 90%、4mm超狭額縁ベゼル/ sRGB 100% / 178°の広角視野

ZenBook 14 UX430」 14.0インチ、解像度1,920×1,080ドットのワイドTFTカラー液晶

プロセッサの違い

ASUS ZenBook 14 UX434FL」 Intel Core i7-8565U or Intel Core i5-8265U

ZenBook 14 UX430」 Intel Core i5-8250U

GPUの違い

ASUS ZenBook 14 UX434FL」 NVIDIA GeForce MX250

ZenBook 14 UX430」 インテル UHD グラフィックス 620 (CPU内蔵)

RAM(メモリ)の違い

ASUS ZenBook 14 UX434FL」 8GB or 16GB

ZenBook 14 UX430」 8GB / LPDDR3-2133

ストレージの違い

ASUS ZenBook 14 UX434FL」 SSD 1TB or SSD 512GB

ZenBook 14 UX430」 SSD 256GB (SATA3接続)

バッテリー駆動時間の違い

ASUS ZenBook 14 UX434FL」 約7.8時間〜約8.2時間

ZenBook 14 UX430」 約9.4時間

Webカメラの違い

ASUS ZenBook 14 UX434FL」  92万画素赤外線(IR)カメラ内蔵

ZenBook 14 UX430」 92万画素Webカメラ

通信の違い

ASUS ZenBook 14 UX434FL」 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、有線LAN

ZenBook 14 UX430」 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2

インターフェースの違い

ASUS ZenBook 14 UX434FL」 HDMI ×1、USB3.1 (Type-C/Gen2) ×1、USB3.1 (Type-A/Gen2) ×1、USB2.0 ×1、microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック ×1

ZenBook 14 UX430」 microHDMI (タイプD)×1、USB3.1(Type-C/Gen1) ×1、USB3.0×1、USB2.0×1、カードリーダー、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1

OSの違い

ASUS ZenBook 14 UX434FL」  Windows 10 Home 64ビット

ZenBook 14 UX430」 Windows 10 Home 64ビット

サイズ・重量・カラーの違い

ASUS ZenBook 14 UX434FL」 サイズ 高さ:16.9mm x 幅:319mm x 奥行き:199mm 、重量 1.3kg、カラー  ロイヤルブルー

ZenBook 14 UX430」  サイズ  高さ: 15.9mm x 幅: 324mm x 奥行き: 225mm、重量: 約1.27Kg、カラー  ロイヤルブルー

「ASUS ZenBook 14」の新・旧モデルのプロセッサ性能を比較

ASUS ZenBook 14 UX434FL」と前モデル「ZenBook 14 UX430」のプロセッサ性能を比較してまとめてみました。結果としては、やはり「Core i5-8265U」の方が性能が高かったですが、「Core i5-8250U」との差はそれほど大きくはなかったです。プロセッサ性能においてはほとんど同じとみていいでしょう。

「ASUS ZenBook 14 UX434FL」 のベンチマーク

<CPU>  Intel Core i5-8265U

Passmarkによるベンチマークスコアは「6676」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「949」、マルチコアで「3009」。

「ZenBook 14 UX430」のベンチマーク

<CPU> Intel Core i5-8250U

Passmarkによるベンチマークスコアは「6373」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「732」、マルチコアで「2867」。

「ASUS ZenBook 14」の新・旧モデルのグラフィック性能を比較

ASUS ZenBook 14 UX434FL」と前モデル「ZenBook 14 UX430」のグラフィック性能を比較してまとめてみました。

結果を見てみると、およそ3倍の差があることが分かります。「GeForce MX250」はゲーミングPCに採用されることが多い「GeForce GTX1060」と比べると、およそ3分の1程度のグラフィック性能になりますが、それでもCPU内蔵のGPUと比べると、かなり高いグラフィック性能を発揮するようです。

「ASUS ZenBook 14 UX434FL」のベンチマーク

<GPU> NVIDIA GeForce MX250

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「3184」。

「ZenBook 14 UX430」のベンチマーク

<GPU> インテル UHD グラフィックス 620 (CPU内蔵)

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「990」。

「ASUS ZenBook 14 UX434FL」で遊べるPCゲーム タイトル 一覧 リスト

GeForce MX250搭載の「ASUS ZenBook 14 UX434FL」でSteamなどのPCゲームが快適にプレイできるか調べてまとめてみました。

結論からいうと、ほとんどのゲームタイトルが快適にプレイできるようになっています。ただし、中には動作が重たくなり、スムーズに動作しないものもあります。「GeForce GTX1060」の方が快適に動作します。

ドラゴンクエストX・・・快適にプレイできる。ベンチマーク結果はフルHDの最高画質でも「すごく快適」とでる。

ファイナルファンタジーXIV・・・一応プレイできる。とりあえず動くが、画面がかなりカクつく。

フォートナイト・・・ふつうにプレイできる。「中」画質で平均60 FPSをクリアーするが、中画質だとかなり画面が荒くなる。

チームファイト タクティクス・・・快適にプレイできる。高画質で平均116.1 FPSだが、UHD Graphics 620でもプレイできるので意味ないかも。

リーグ・オブ・レジェンド・・・快適にプレイできる。画面のカクつきなどもなく、スムーズにプレイできる。

バイオハザード6 (BIO HAZARD 6)・・・快適にプレイできる。Aランクで動作するので超快適。

ファンタシースターオンライン2・・・快適にプレイできる。フレームレートは60fps前後で、スコアは3793点と標準レベル。

モンスターハンターフロンティア・・・快適にプレイできる。MHFのベンチマークは6949点と低いが問題なし。

CS:GO・・・快適にプレイできる。平均フレームレートは73fpsで非常にスムーズに動作する。

Rainbow Six Siege・・・快適にプレイできる。平均フレームレートは高設定で平均42.5fpsで、中設定で平均46fps。

PUBG (PlayerUnknown’s BattleGrounds)・・・一応プレイできる。一番画質が粗い「非常に低い」設定にすれば、平均36.8fpsで動作する。ウルトラ設定の場合は不可。中間設定は意外と動く。

黒い砂漠・・・一応動く。最低設定なら、平均47.5fps。中間設定なら、平均28.2fps。

メタルギアソリッドV・・・一応動く。設定を2段落としてテクスチャ品質を標準にすると、平均フレームレートが38.1fpsになる。

DOOM 2016・・・一応動く。平均フレームレートは中設定で平均43.2fps。

マインクラフト・・・快適にプレイできる。描画距離を16チャンクにすると平均314fps、最大の32チャンクでも平均231fps。

「ASUS ZenBook 14」の新・旧モデル どちらを買うべきか?

ASUS ZenBook 14 UX434FL」と前モデル「ZenBook 14 UX430」は全く異なるノートPCだと考えていいでしょう。

その理由は、前モデル「ZenBook 14 UX430」に液晶ディスプレイとしても使えるタッチパッド「ScreenPad 2.0」が搭載されていないからです。「ScreenPad 2.0」が使えないと、従来のノートPCとそれほど大きな違いがなくなってしまいます。

また、前モデル「ZenBook 14 UX430」はNVIDIA のGeForce MX250 GPU グラフィックスではなく、CPU内蔵インテル UHD グラフィックス 620 であるために、SteamなどのPCゲームを思い切り遊ぶことができません。

したがって予算に余裕がある限り、「ASUS ZenBook 14 UX434FL」を選ぶのが正解です。

ただし、「ScreenPad 2.0」が必要なく、ゲームもしないのであれば、前モデル「ZenBook 14 UX430」もおすすめです。見やすい液晶や長寿命なバッテリー、USB Type-Cなど、ノートPCに必要なスペックは十分に備えています。

「ASUS ZenBook 14 UX434FL」のセール・クーポン情報は?

ASUS ストアで「春のスペシャルセール」が開催され、「ASUS ZenBook 14 UX434FL」(A6002T)もセール対象になっています。このセールで通常価格119819円のところ、89,800円に値下げされます。

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「ZenBook 14 UX434FL」の関連モデル  一覧

「ZenBook 14 UX434FL」の関連モデルを 一覧リストでまとめてみました。

「ZenBook 14 UX430」

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「ZenBook 14 UX433」

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