「UMIDIGI F2」レビュー Xiaomi Redmi note 8 Proと比較


Android 10搭載のスマートフォン「UMIDIGI F2」をレビュー。実機を使った動画レビューを参考に「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」の違いを比較・検証していきます。

賛否両論の「UMIDIGI F2」 本当に買うべきなのか?

日本のAmazonで「UMIDIGI F2」が発売されたことで、Youtube上にも「UMIDIGI F2」の動画も数多く投稿されています。その中には「UMIDIGI F2」のカメラ性能を絶賛するものがある一方で、「UMIDIGI F2」を買わない方がいいという動画もあります。

その主な理由はなんでしょうか?

反対派の中にもさまざまな意見がありますが、「UMIDIGI F2」の価格が2万7千円(※1400円OFFクーポン付き)と、前モデル「UMIDIGI F2」よりも高めに設定されていることは共通しているようです。たしかに、2万7千円前後の価格なら、他にも選択肢はいろいろとあり、より安くコスパの高いスマホもありそうです。

しかし、反対派の中には、全くスマートフォンに詳しくない人が、いかにも正しいかのように間違った事実を述べているものも含まれています。そこで今回は公平な立場と正しい事実をもとに、「UMIDIGI F2」を本当に買うべきかどうかを検証したいと思います。

「UMIDIGI F2」の価格は高いのか? 「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」とほぼ同じ

UMIDIGI F2」は現在、日本のAmazonで27,669円(1400円OFFクーポン付き)で販売されています。

これだけ見ると価格が高いように思われますが、実はAliExpressでUS $219.99、Banggoodで22,424円で販売されています。しかも、大規模なセールが開催された際には割引きクーポンが配布されてさらに安くなることもあります。

発送に時間がかかるなどのデメリットはありますが、「UMIDIGI F2」を安く購入することは可能であり、一概に「UMIDIGI F2は高いからダメ」とはいえません。

なお、「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」は日本のAmazonで27,977円で「UMIDIGI F2」とほぼ同じ価格で購入することができます。

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「UMIDIGI F2」 と「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」を比較

UMIDIGI F2」 と「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」をスペックや機能、実機を使った動画レビューを参考にしてまとめてみました。なお、「UMIDIGI F2」の詳細なスペック情報は以下の記事にまとめてあります。

UMIDIGI F2 のスペック、対応バンド、価格、特徴、まとめ

ディスプレイの違い

UMIDIGI F2」  6.53インチ、解像度 2340×1080の液晶
※ FHD+ / 19.5:9 / 394ppi

Xiaomi Redmi Note 8 Pro6.53インチ、解像度1080 x 2340pxの液晶
※ 19.5:9 / フルHD+ / 画面占有率 91.4% / 16M Colors / Corning Gorilla Glass 5 / 395ppi

スペックを見ると、画面サイズと解像度、アスペクト比は全く同じなります。ピクセル密度もほぼ同じなので、違いといえば、「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」が堅牢な強化ガラス「Gorilla Glass 5」を採用しているくらいです。

しかし、実際に動画で確認してみると、「UMIDIGI F2」 の方が画面がより広く見えます。よく見ると、「UMIDIGI F2」にはノッチがなく、画面左上に小さなパンチホール(カメラ)があるだけです。「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」はフルスクリーンであるものの、一般的なノッチ付きスマートフォンと同じで、画面上部中央付近がノッチで隠れてしまいます。画面の見やすさに関しては「UMIDIGI F2」 の方が上だとみていいでしょう。

なお、動画レビューで見る限り、発色に関しては「UMIDIGI F2」は想像以上に良かったです。ピクセル密度「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」とほぼ同じ数値でしたが、色鮮やかさが一段上で、明暗差のバランスもきちんととれています。これだけきれいだと動画視聴もゲームもかなり快適に感じるはずです。

プロセッサの違い

UMIDIGI F2MediaTek Helio P70/MT6771V/WT オクタコア 2.1GHz
※ Cortex-A73×2/Cortex-A53×4/

Xiaomi Redmi Note 8 Pro」 Mediatek Helio G90T オクタコア 2x Cortex-A76 & 6x Cortex-A55 8コア, 2.05 GHz

GPUの違い

UMIDIGI F2」   ARM Mali-G72

Xiaomi Redmi Note 8 Pro」 Mali-G76MC4

メモリの違い

UMIDIGI F2」  6GB LPDDR4X

Xiaomi Redmi Note 8 Pro」 4GB or 6GB

ベンチマークの違い

UMIDIGI F2Antutu 総合で「195484」、CPUで「73938」、GPUで「38016」、MEMで「43438」、UXで「40092」

Xiaomi Redmi Note 8 ProAnTuTu 総合で「278571」、CPUで「94162」、GPUで「79089」、UXで「59422」、MEMで「45898」

UMIDIGI F2」はMediaTek Helio P70 オクタコア プロセッサと6GBメモリ、 ARM Mali-G72 GPUを搭載し、Antutuベンチマークスコアは総合で「195484」になっています。

一方、「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」はMediatek Helio G90 オクタコア プロセッサと4GB or 6GBメモリ、Mali-G76MC4を搭載し、Antutuベンチマークスコアは総合で「278571」になっています。ベンチマークスコアだけを見ると、「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」の方が約8万点ほど上回っていることが分かります。

しかし、実際に動画レビューで確認してみると、動きの激しい3Dカーレースゲームでも実に滑らかに動作していました。また、PUBGのFPSゲームにおいても高速に動作し、遅延は全く見られません。複数の動画でチェックしても全く同じように動作していることから、「UMIDIGI F2」でも十分に3Dゲームをプレイできるようです。

ストレージの違い

UMIDIGI F2128GB UFS 2.1 flash storage microSDカードで最大256GBまで

Xiaomi Redmi Note 8 Pro64GB or 128GB   micro SDカードで最大256 GBまで

バッテリーの違い

UMIDIGI F2」  5150mAh 18Wの急速充電 ※ワイヤレス充電には非対応

Xiaomi Redmi Note 8 Pro4500mAh 18W急速充電(Quick Charge 4+)

カメラの違い

UMIDIGI F2背面 48MP+13MP+5MP+5MP、前面 32MP ※AI対応

Xiaomi Redmi Note 8 Pro背面 64MP + 8MP + 2MP + 2MP、前面 20MP  ※AI対応

スペック上ではどちらも背面に4つのカメラを備えた「クアッドカメラ」仕様になっており、どちらもAI機能に対応しています。背面の画素数は64MPカメラを備えた「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」 が上回っていますが、前面の画素数は32MPフロントカメラを備えた「UMIDIGI F2」の方が勝っています。

実際に動画レビューを見ると、「UMIDIGI F2」のカメラは圧倒的にきれいとは言えないものの、UMIDIGI Xのカメラよりも色のメリハリがきっちりとしており、高精細で鮮やかな写真が撮れることが分かります。また、夜景など暗い場所では暗めに写る点、動画撮影でややブレぎみで写る点は従来モデルと同様であるように見えました。

超広角撮影やマクロ撮影など多彩な撮影ができるものの、カメラに関してはやはり「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」 の方が総合的に勝っているようです。ただし、「UMIDIGI F2」が他社のスマートフォンよりも写りが良くないとは思いません。価格相応の写り方であり、特に批判するべきところはありません。

ワイヤレス通信の違い

UMIDIGI F2」 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2、NFC、GPS( GLONASS、BDS、GALILEO、QZSS )

Xiaomi Redmi Note 8 Pro」 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS( A-GPS, GLONASS, BDS)、NFC

インターフェースの違い

UMIDIGI F2」  USB Type-C、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック

Xiaomi Redmi Note 8 Pro」 USB Type-C 2.0、microSDカードスロット、3.5mmジャック

OSの違い

UMIDIGI F2」  Android 10 ※カスタマイズされていないピュアAndroid OS

Xiaomi Redmi Note 8 Pro」 Android 9.0 + MIUI 10

サイズ・重量・カラー・デザインの違い

UMIDIGI F2サイズ 162.6 x 77.7mm x 8.7mm、重量 215gg、カラー ファントムブルー ミッドナイトブラック

Xiaomi Redmi Note 8 Pro」 サイズ 161.3 x 76.4 x 8.8mm、重量 199g、カラー パールホワイト, ジェイドグリーン, エレクトリックグレー

スペック上では「UMIDIGI F2」の方がやや横幅が狭く、16g重くなります。カラーは「UMIDIGI F2」が2種類であるのに対し、「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」は3種類用意しています。

実際に動画レビューで確かめてみると、「UMIDIGI F2」の背面ボディは光の角度によって見え方が異なるデザインになっており、UMIDIGI F1よりもかなり高級感があります。また、「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」と違い、サイドに丸みがあまりないフラットな形状になっており、厚さ 8.7mmの薄型デザインがより目立つようになっていることが分かります。全体的には「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」よりもスッキリしたデザインで、スタイリッシュな印象を受けました。

「UMIDIGI F2」と「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」どちらを買うべきか?

UMIDIGI F2」と「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」どちらを買うべきか、これまでの比較をふまえてまとめてみました。

圧倒的に見やすい液晶ディスプレイを持つ「UMIDIGI F2」

今回の動画レビューで最も驚いたのは「UMIDIGI F2」の液晶ディスプレイでした。パンチホールカメラを採用しているために画面がノッチで隠れることなく、まさにフルスクリーンの迫力ある映像が楽しめるようになっています。また、想像以上に高速に動作することも驚きました。Antutu ベンチマークスコアは総合で「195484」でしたが、さすがに20万点近くあれば、3Dゲームも滑らかに高速に動作するようです。

そのほか、高速なLPDDR4X規格の6GBメモリやUFS 2.1規格の128GBストレージを搭載している点も魅力的。長寿命な大容量5150mAhバッテリを搭載している点や超広角・マクロ撮影に対応したクアッドカメラを備えている点を考慮すると、コスパはなかなかいいといえるでしょう。

「UMIDIGI F2」の記事をさらに読む

パワーとカメラで勝る「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」

一方、「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」は「UMIDIGI F2」よりもプロセッサの性能が高いのが魅力的です。Antutuベンチマークスコアで約7〜8万点上回っており、少しでも高速に動作することを重視する人におすすめです。また、「UMIDIGI F2」のカメラがとりわけて優れているわけでないのに対して、「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」の方は完成度が高く、こだわりのあるカメラになっています。1/1.7 サイズの大型イメージセンサーによる 超高解像度 (9248×6936 )な撮影ができる点、ウルトラナイトモード2.0で夜景撮影にも強い点、手ぶれ補正が動作撮影でも使える点など、「UMIDIGI F2」にはない魅力をもっています。

「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」の記事をさらに読む

<結論>

液晶ディスプレイが見やすいコスパのいいスマホを探している人は「UMIDIGI F2」を、プロセッサやカメラの性能を重視する人は「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」を選んだ方がいいでしょう。

UMIDIGI F2 の価格は?

UMIDIGI F2」は、

日本のAmazonで27,669円(1400円OFFクーポン付き)、

AliExpressでUS $219.99、

Banggoodで22,424円、

で販売されています。

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「UMIDIGI F2」のセール・クーポン情報は?

 

UMIDIGI F2」のセール・クーポン情報はまだありませんが、大規模なセール期間中にクーポンが配布され、さらに安くなることがあります。頻繁にサイトをチェックすることをおすすめします。

 

 

 

「UMIDIGI F2」への間違った指摘

現在、Youtube上で「UMIDIGI F2」の投稿が多数ありますが、その中には間違った事実を述べているものがあります。以下、全くスマートフォンに詳しくないユーチューバーの間違った指摘をそのまま引用し、どこが間違っているのかを具体的に説明します。

処理能力のバラつきが酷い(Helio P70)

MediaTek社のHelio P70プロセッサに対する批判で性能がバラつきがあるとの指摘ですが、同じプロセッサでも性能にバラつきが生じるのは当たり前のことです。なぜなら、使っているアプリ、ストレージ容量の残りなどユーザー個々の環境によってベンチマークスコアも変わってくるからです。この現象はQualcommのSnapdragonシリーズでも起こるもので、MediaTek社のHelio P70プロセッサだけに生じる問題ではありません。素人が勘違いしやすいところでもあります。

カメラの画質が毎回ズタズタ

UMIDIGIスマホのカメラ性能が他社と比べて低いという批判です。この手のレビュー記事は多数あり、写真画像も貼られていますが、たいていは「ユーザーの撮り方が下手」なのが原因です。スマホカメラだけでなく一眼レフやミラーレスを使っている人は当然のように知っていますが、光のバランスをマニュアル操作できて初めて「いい写真」が撮れるのです。また、そもそも2万円台のスマートフォンのカメラ性能は一眼レフなどと比べるとかなりレベルが低いです。過剰な期待をせず、日常生活の記録をそこそこきれいに写せれば良いと考えた方がいいでしょう。

無意味な画面内指紋認証

画面内指紋認証の性能が低いという指摘ですが、そもそもこの機能はハイスペックな上位機種に搭載されるのが一般的です。それを2万円台のスマホで使えるようにしたのがUMIDIGIの凄さなのです。おそらく、この指摘はハイスペックなスマホとの比較を通してなされたもの。2万円台のスマホと比較して指摘していることなのかをよく確認する必要があります。

1ヶ月以上の発送遅延

注文してもすぐに発送されず、一ヶ月以上遅れたという指摘です。おそらくAmazonでの注文だと思われますが、同様の現象はUMIDIGI以外の商品でも起こりえます。自分は電動ドライバーに一ヶ月以上、中華ゲーム機に二ヶ月以上待たされたことがあります。しかし、その際に商品そのものを批判したことはありません。商品と発送は切り離して考えるべきだからです。

GSM認証取得漏れ

「GSM認証」という言葉はあまりきいたことがないかもしれませんが、これがあるとGmailやGoogle MAP、Google PlayなどのGoogle純正アプリがちゃんと使えるという証明にもなります。動画の中ではUMIDIGIがGSM認証を取得していないことがあったという指摘ですが、そもそもカスタマイズされていないピュアなAndroid OSを使っていますから、GmailやGoogle MAP、Google Playなどは当たり前のように使えるのです。また、GSM認証が遅れたからといってユーザー側に不利益なことが起こることはありません。あくまでも手続き上の問題であって、それが仮に遅れても全く困ることはないのです。

インチキYoutuberはどこから情報を仕入れているか?

上記に関する指摘を読んでいくと、過去にアップされたUMIDIGIに関する批判記事と非常に酷似していることが分かります。それについては以下の記事でまとめてあるので、チェックしてみてください。

間違いだらけの UMIDIGIスマホをおすすめしない理由を比較解説