「ALLDOCUBE Kbook」レビュー CHUWI LapBook Plus と比較


3K液晶を搭載した13.5型のノートPC「ALLDOCUBE Kbook」をレビュー。4K液晶を搭載した15.6型のノートPC「CHUWI LapBook Plus」との違いを実機を使った動画レビューを参考に検証していきます。

「ALLDOCUBE Kbook」と「CHUWI LapBook Plus」の価格差は?

ALLDOCUBE Kbook」は日本のAmazonで49,990円で販売されています。また、GearBestでは 43979 円、Banggoodでは 46,088円で販売されています。

一方、「CHUWI LapBook Plus」は日本のAmazonで46,499円(※4000円OFFクーポンあり)で販売されています。

また、Banggoodでは48,283円で販売されていました。※GearBestは売り切れ中でした。

日本のAmazonを基準にすると約7500円ほどの差があり、「ALLDOCUBE Kbook」の方が高くなるようです。当然のことながら、「ALLDOCUBE Kbook」の方が性能が高くなければなりませんが、実際はどうなっているのでしょうか? スペックや機能の違いを実機を使った動画レビューを参考にしながら検証してみまよう。

公式製品紹介ページはこちら

「ALLDOCUBE Kbook」のスペック情報こちら

「ALLDOCUBE Kbook」と「CHUWI LapBook Plus」の違い

以下、動画レビュー・スペック・機能を参考にして「ALLDOCUBE Kbook」と「CHUWI LapBook Plus」の違いを検証していきます。

なお、「ALLDOCUBE Kbook」と「CHUWI LapBook Plus」のスペック・特徴・機能・価格については以下のページにまとめてあります。気になる方はチェックしてみてください。

「ALLDOCUBE Kbook」のスペック、特徴、機能、価格 まとめ

「CHUWI LapBook Plus」のスペック、特徴、機能、価格、まとめ

ディスプレイの違い

ALLDOCUBE Kbook」は 13.5インチ、解像度 3000 x 2000 (FHD) ドットのIPS液晶 (3K / 3:2 / フルビュースクリーン / 268PPI)

CHUWI LapBook Plus」は 15.6 インチ、解像度 3840 x 2160 ドットのIPS液晶 (4K / 3:2 / sRGB 100% / HDR technology / 340-nit)

スペック上では「CHUWI LapBook Plus」の方が2.1インチ大きく、解像度も高くなっています。明暗差のバランスをとってより美しく表示する「HDR」機能やsRGB カバー率 100% の色再現性、輝度340-nitを実現しており、非常に豪華な仕様であることがわかります。

一方、「ALLDOCUBE Kbook」の方は「CHUWI LapBook Plus」よりも解像度は劣るものの、解像度 3000 x 2000ドットの3K画質で、非常にワイドなフルビュースクリーンになっています。また、「CHUWI LapBook Plus」と同じ、アスペクト比 3:2を採用しています。

実際に実機を使った動画レビューで確認してみると、「ALLDOCUBE Kbook」の画面は正方形に近い形状であることが分かります。画質は非常に高精細で、細かい部分もはっきりくっきりと映し出しています。この高精細でクリアな映像はAppleのMacBookに似ていますね。ベゼル幅は極細とは言えないまでも、細めで映像が画面いっぱいに広がるようになっています。

「CHUWI LapBook Plus」の画面はやや横長になっているように見えます。画質はとんでもなくハイクオリティで、高解像度で撮影した写真の隅々まで忠実に再現できているようです。「ALLDOCUBE Kbook」よりも2.1インチ大きい分、映像の迫力が全然違っていますね。Execlなどで作業しているときも、画面全体に表が映し出せるため、非常に快適そうです。3K画質の「ALLDOCUBE Kbook」の液晶も相当きれいですが、4K画質の「CHUWI LapBook Plus」の液晶ディスプレイは、想像を超えた美しさを再現できているといえそうです。

なお、「ALLDOCUBE Kbook」の液晶ディスプレイは「10点マルチタッチ」対応であると記載しているサイトがありますが、実際に動画レビューを見てみると、タッチ操作をしているところは全く確認できませんでした。公式サイトでもタッチ対応であるとは記載されていないため、タッチ操作には対応していないというのが正しい情報です。

プロセッサの違い

ALLDOCUBE Kbook」は Intel Core m3-6Y30 Quad Core 0.9GHz-2.2GHz

CHUWI LapBook Plus」は Intel Atom X7-E3950 Quad Core 1.6GHz 最大 2.0GHz

GPUの違い

ALLDOCUBE Kbook」は Intel HD Graphics 515

CHUWI LapBook Plus」は Intel HD Graphics 505

RAM(メモリ)の違い

ALLDOCUBE Kbook」は 8GB LPDDR3

CHUWI LapBook Plus」は 8GB RAM LPDDR4

※「CHUWI LapBook Plus」はLPDDR3よりも高速なLPDDR4を採用しています。

ベンチマークの違い

(CPU)

ALLDOCUBE Kbook」はPassmarkによるベンチマークスコアは「3025」(CPU)。Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「2303」、マルチコアで「4546」。

CHUWI LapBook Plus」はPassmarkによるベンチマークスコアは「1876」(CPU)。Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「278」、マルチコアで「860」。

GPU

※[DX11_1920x1080] Fire Strikeでテスト

ALLDOCUBE Kbook」は「608

CHUWI LapBook Plus」は「353

「ALLDOCUBE Kbook」は Intel Core m3-6Y30プロセッサを搭載し、CPUのベンチマークはPassmarkで「3025」(CPU)。Geekbench シングルコアで「2303」、マルチコアで「4546」になっています。Passmarkのベンチマークスコアを基準にすると、Pentium Gold 5405U (3097)、Core i3-5010U (3042) と同等の性能を発揮します。GPUのグラフィック性能は、 [DX11_1920x1080] Fire Strikeで「608」となっており、NVIDIA GeForce 710M (678) に近いスコアを出しています。

一方、「CHUWI LapBook Plus」は Intel Atom X7-E3950 プロセッサを搭載し、Passmarkで「1876」(CPU)。Geekbench シングルコアで「278」、マルチコアで「860」となっています。Passmarkのベンチマークスコアを基準にすると、Celeron N4100 (1753)、Core i3-330M (1733) と同等以上の性能を発揮します。GPUのグラフィック性能は、 [DX11_1920x1080] Fire Strikeで「353」となっており、Intel HD Graphics 4200 (349),Intel HD Graphics 500 (271) 以上の性能を発揮するようになっています。

両機種の CPU ・GPU ベンチマーク スコアを比較すると、やはり「ALLDOCUBE Kbook」の方が2倍近くの差をつけて性能がより高いことが分かります。「ALLDOCUBE Kbook」の Intel Core m3-6Y30プロセッサは第5世代のCore i3-5010U と同等の性能を発揮するため、動画の編集やエンコード、3Dゲームなどもこなせそうです。

「CHUWI LapBook Plus」は高速なSSDと8GBメモリを搭載しているため、OSやアプリの起動は高速に動作し、ブラウジングやOfficeアプリでの文書作成も快適に行なえますが、動画の編集やエンコード、3Dゲームなど負荷のかかる作業には適していないといえます。

ストレージの違い

ALLDOCUBE Kbook」は 512GB SSD M.2 (最大128GBまで拡張可能)

CHUWI LapBook Plus」は 256GB SSD M.2 (最大1TBまで拡張可能・M.2 SSD拡張スロットあり)

「ALLDOCUBE Kbook」は「CHUWI LapBook Plus」の2倍となる 512GB SSDを搭載しています。ただし、最大128GBの拡張に対応しており、最大1TBまで拡張可能な「CHUWI LapBook Plus」よりも拡張できる容量が少なくなっています。

バッテリーの違い

ALLDOCUBE Kbook」は 5000mAh (駆動時間 動画再生時で6時間) ※18.5Wh

CHUWI LapBook Plus」は 36.5Wh (駆動時間は 9時間)

「ALLDOCUBE Kbook」の 5000mAhをWhに変換すると、18.5Wh になります。つまり、「ALLDOCUBE Kbook」のバッテリー容量は「CHUWI LapBook Plus」のバッテリー容量の半分ほどです。バッテリー駆動時間は「CHUWI LapBook Plus」の方が長いようです。

カメラの違い

ALLDOCUBE Kbook」は 前面200万画素

CHUWI LapBook Plus」は 前面200万画素

どちらもContanaに対応しており、顔認証でロック解除できるようになっています。

ワイヤレス通信の違い

ALLDOCUBE Kbook」は Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0

CHUWI LapBook Plus」は Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0

どちらも高速で途切れにくいWi-Fiデュアルバンドに対応しています。

インターフェースの違い

ALLDOCUBE Kbook」は USB Type-C、USB 3.0 x2、3.5mmジャック

CHUWI LapBook Plus」は 1 x USB 3.0+1 x USB2.0、Micro HDMI、microSDカードスロット、M.2 SSD拡張スロット、3.5mmジャック

「ALLDOCUBE Kbook」は USB Type-Cを採用しているため、「CHUWI LapBook Plus」よりも高速な充電とデータ転送が可能です。また、USB Type-Cを利用して外部ディスプレイにも出力できます。一方、「CHUWI LapBook Plus」の方は、USB Type-Cに対応していないものの、M.2 SSD拡張スロットを搭載しており、SSDのストレージ容量を簡単に増やすことが可能になっています。

OSの違い

「ALLDOCUBE Kbook」は Windows 10

「CHUWI LapBook Plus」は Windows 10

サイズ・重量・デザイン・キーボードの違い

ALLDOCUBE Kbook」は 31.23 x 23.80 x 1.55 cm、重量は 1.5kg

CHUWI LapBook Plus」は 36.20 x 24.20 x 1.59 cmで、重量は 1.53kg

両機種とも重さは約1.5kgほどになり、大きな違いはないようです。「CHUWI LapBook Plus」は15.6 インチながらも重量 1.53kgに抑えられており、かなり軽いといえます。

実際に動画レビューを見てみると、どちらも非常に薄いボディで、まるでAppleのMacBookのようなデザインをしています。両機種ともにボディの素材はアルミ合金です。フルメタル仕様で高級感がありますね。

「ALLDOCUBE Kbook」の方はあまりにもMacBookとそっくりなため、少し離れた場所からでは見分けがつかない感じです。180度の回転にも対応しています。

キーボードはどちらも5列配列の映像キーボードを採用しており、キーストロークは浅め、キーピッチは狭い仕様です。15.6 インチの「CHUWI LapBook Plus」の方はキーピッチが狭くても横幅が長い分打ちやすそうです。13.5インチの「ALLDOCUBE Kbook」の方はやや窮屈そうです。タッチパッドはどちらも大型で操作しやすいようです。「CHUWI LapBook Plus」の方はかなり大きなタッチパッドでジェスチャー操作も快適に行なえそうです。

メモリ容量・カメラ・通信・OSは同じ

「ALLDOCUBE Kbook」と「CHUWI LapBook Plus」は共通するスペックもあり、メモリ容量(8GB)・カメラ(前面200万画素)
・通信( Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0)・OS( Windows 10 )は同じになります。

「ALLDOCUBE Kbook」と「CHUWI LapBook Plus」 どちらを買うべきか?

これまで調べてきたことを参考にして、「ALLDOCUBE Kbook」と「CHUWI LapBook Plus」 どちらを買うべきかを検証してみます。

4K画質で圧倒・バッテリーも長寿命な「CHUWI LapBook Plus」

「CHUWI LapBook Plus」のスペック、特徴、機能、価格、まとめ

CHUWI LapBook Plus」を動画レビューで検証した結果、4K画質というのは本当で、非常にクオリティの高い映像が見られることが分かりました。また、液晶ディスプレイだけでなく、8GBメモリと256GB SSDとの組み合わせでOffice文書作成やブラウジング、動画視聴も快適に行える動作スピードを持っています。バッテリー駆動時間が「ALLDOCUBE Kbook」よりも長いこと、本体の重さが1.5kgほどで軽いこと、SSD拡張スロットで容易にストレージを増やせることも魅力的です。

Amazonで「CHUWI LapBook Plus」をチェックする

ヤフーショッピングで「CHUWI LapBook Plus」をチェックする

Banggoodで「CHUWI LapBook Plus」をチェックする

3K画質でコンパクト・Core m3でパワーも十分な「ALLDOCUBE Kbook」

「ALLDOCUBE Kbook」のスペック、特徴、機能、価格 まとめ

ALLDOCUBE Kbook」の魅力はなんといっても13.5インチのコンパクトなボディに3K画質の液晶ディスプレイが使えることでしょう。4K画質の「CHUWI LapBook Plus」よりは解像度が劣るものの、画質のクオリティは相当高く、画像編集、動画視聴、ゲームなどでも満足のいくレベルであることは間違いありません。

また、 パワフルな Intel Core m3-6Y30プロセッサを搭載し、動画編集や動画エンコード、3Dゲームまでこなせるパフォーマンスをもっていることも魅力的です。第5世代 Core i3-5010Uプロセッサと同等の性能を発揮することを考えると、4万円台でこれだけの性能を持っていることはやはり驚異的だといえます。

(結論) 購入の決め手はコレ!

大きなディスプレイでハイクオリティな映像を見たい人は「CHUWI LapBook Plus」を選択した方がいいでしょう。主な用途はOffice文書作成やブラウジング、動画視聴などです。また、コンパクトなボディに高精細な液晶とパワフルなプロセッサが必要である人は「ALLDOCUBE Kbook」を選択した方がいいでしょう。動画編集や動画エンコード、3Dゲームまでこなせる性能を持っています。

「ALLDOCUBE Kbook」の販売・購入先

ALLDOCUBE Kbook」は、現在、

AliExpressでUS $449.99、

で販売されています。

AliExpressで「ALLDOCUBE Kbook」をチェックする

他のALLDOCUBEノートPCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報や性能、価格などが分かるようになっています。

★「ALLDOCUBE KBook Lite」(13.5インチ)

Banggoodで「ALLDOCUBE KBook Lite」をチェックする

AliExpressで「ALLDOCUBE KBook Lite」をチェックする

★「ALLDOCUBE Knote X Pro」(13.3インチ)

★「ALLDOCUBE KNote 5」(11.6インチ)

AliExpressで「ALLDOCUBE KNote 5」をチェックする

★「ALLDOCUBE Thinker」(13.5インチ)

AliExpressで「ALLDOCUBE Thinker」をチェックする

「ALLDOCUBE Kbook」のセール・クーポン情報は?

ALLDOCUBE Kbook」のセール・クーポン情報はまだありませんが、大規模なセール期間中にクーポンが配布され、さらに安くなることがあります。頻繁にサイトをチェックすることをおすすめします。

AliExpressでALLDOCUBEタブレットPCがセール中!

AliExpressでALLDOCUBEタブレットPCがセール販売されています。

AliExpressで「ALLDOCUBE」(セール)をチェックする

その他のおすすめノートPCは?

その他のおすすめノートPCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

中華ノートPCが激安入荷! 2019 全機種を比較