「Teclast M89 PRO」レビュー Chuwi Hi9 Pro と比較


AmazonでTECLAST の2019最新タブレット「Teclast M89 PRO」が販売されています。iPad mini風のフルメタルボディにデカコアプロセッサと3GBメモリ、32GBストレージを搭載する注目のタブレットです。早速、8.4型でスペックが高めの「Chuwi Hi9 Pro」と比較してみました。

「TECLAST M89 PRO」と「Chuwi Hi9 Pro」の価格差は約2〜3千円

Teclast M89 PRO」はAmazonで 17,800円 、GearBestで14823 円で販売されています。一方、「Chuwi Hi9 Pro」はAmazon・楽天市場・ヤフーショッピングで約2万円で販売されています。

日本のAmazonで購入する場合、「Chuwi Hi9 Pro」の方が約2〜3千円高くなりので、当然「Chuwi Hi9 Pro」の方が性能が高くなければなりませんが、実際はどうでしょうか?

動画レビューを参考にしながら、両機種のスペックや機能の違いを比較 検証していきましょう。

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「TECLAST M89 PRO」と「Chuwi Hi9 Pro」の違い

以下、動画レビューを参考にしながら、「Teclast M89 PRO」と「Chuwi Hi9 Pro」のスペック・機能の違いを比較・検証していきます。

ディスプレイの違い

※「TECLAST M89 PRO」は 7.9インチ、解像度1536 x 2048IPS液晶(ゴリラガラス / フルラミネーション / 326ppi)

※「Chuwi Hi9 Pro」は 8.4インチ、解像度2560 x 1600IPS液晶(2.5K / JDI / 狭額縁 /2.5Dガラス / OGSフルラミネーション)

スペック上では「Chuwi Hi9 Pro」の方が「TECLAST M89 PRO」よりも0.5インチ大きくなります。解像度も「Chuwi Hi9 Pro」の方が上回っていますね。JDI製の液晶パネルを採用している「Chuwi Hi9 Pro」の方が優れているように感じてしまいます。

しかし、実際に動画レビューを見ると、両者の液晶ディスプレイが見た目が全く異なっていることに気づきます。「TECLAST M89 PRO」はiPad miniに似た横幅が広めの液晶ディスプレイで、「Chuwi Hi9 Pro」の方は縦に長いタイプの液晶になっています。

ゲームをプレイするときには、横に持つので、「TECLAST M89 PRO」はほぼ真四角の形状になり、画面の上下が良く見えます。登場するキャラクターもより大きく見えますね。一方、「Chuwi Hi9 Pro」の方は横に持つことによって、画面の両端がよく見えるようになります。ただし、画面の上下は「TECLAST M89 PRO」よりも見えづらく、登場するキャラクターも小さく見えます。

画質に関してはどちらも高精細で発色も良く文句なしのレベルです。「Chuwi Hi9 Pro」の方が解像度が高いはずですが、実際に見比べてみると「TECLAST M89 PRO」との違いはあまりないようです。ベゼル幅はどちらも狭く、画面がより大きく見えます。画面の横幅が広めになっているため、電子書籍やWeb閲覧では「TECLAST M89 PRO」の方が見やすい感じがします。

プロセッサ・ベンチマークの違い

※「TECLAST M89 PRO」のプロセッサは MediaTek Helio X27 MT6797 Deca-core

※「Chuwi Hi9 Pro」のプロセッサは MediaTek Helio X20 Deca Core

※「TECLAST M89 PRO」のAnTuTuアプリによるベンチマークスコアは、総合で「94358」、CPUで「35898」、GPUで「26484」、UXで「26124」、MEMで「5852」。

※「Chuwi Hi9 Pro」のAnTuTu ver7 アプリによるベンチマークスコアは総合で「95409」、CPUで「40549」、GPUで「24435」、UXで「24495」、MEMで「5930」。

「TECLAST M89 PRO」のMediaTek Helio X27 プロセッサは、「Chuwi Hi9 Pro」のMediaTek Helio X20 プロセッサを強化したもので、性能的にはMediaTek Helio X27の方が上です。しかし、同じメモリ容量であるにもかかわらず、実際のベンチマークスコアは、「Chuwi Hi9 Pro」の方が若干上回っていました。GPU性能の違いが影響しているのかもしれませんが、大きな差ではないので、「TECLAST M89 PRO」と「Chuwi Hi9 Pro」はほぼ同じスピードで動作すると考えていいでしょう。

実際に動画レビューを見てみると、「TECLAST M89 PRO」と「Chuwi Hi9 Pro」はどちらもFPSなどの3Dシューティングゲームでも非常にスムーズに動作することが分かります。背景がめまぐるしく変化する3Dカーレースでも全く問題なくスムーズにプレイできるので、ほとんどのゲームは非常に快適にプレイできると考えていいでしょう。

バッテリー容量の違い

※「TECLAST M89 PRO」のバッテリー容量は4840mAh(動画再生時で6時間駆動)

※「Chuwi Hi9 Pro」のバッテリー容量は 5000mAh(動画再生時で6時間駆動)

スペック上では、160mAhほどの差がありますが、駆動時間は動画再生時で6時間とまったく同じになります。ほぼ同じバッテリーを搭載していると考えていいでしょう。どちらも1日充電なしで使用することができます。

通信性能の違い

※「TECLAST M89 PRO」は Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.1をサポート

※「Chuwi Hi9 Pro」は 4G LET、3G、2G、WiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.1、GPS(GLONASS)をサポート

「TECLAST M89 PRO」はSIMスロットを搭載していないため、単体で4G LET通信することはできません。「Chuwi Hi9 Pro」はSIMフリーで単体で4G LET通信が利用できます。格安SIMを使って通信費をおさえることも可能で、GPS機能も利用できるというメリットがあります。通信性能においてはSIMフリーの「Chuwi Hi9 Pro」の方がはるかに上です。

ボディの外観(デザイン)・サイズ・重量の違い

※「TECLAST M89 PRO」のサイズは 199 x 1360x 7.4 mm で、重量は 400g
※「Chuwi Hi9 Pro」のサイズは 217.4 x 128.9 x 7.9mm で、重量は 384g

スペック上では「TECLAST M89 PRO」の方が「Chuwi Hi9 Pro」よりも0.5mm薄くなり、重さは16gほど重くなります。表面的なスペックでは大きな差があまりないように思えます。

しかし、実際に動画レビューを見ると、両者の背面ボディは大きく異なっていることが分かります。「TECLAST M89 PRO」のボディは継ぎ目のないフルメタル仕様で、やはりiPad miniと非常によく似ています。

一方、「Chuwi Hi9 Pro」のボディはフルメタル仕様ではありません。背面の上下の部分にプラスチック素材を、中間部にはアルミ合金素材を使っており、プラスチックとアルミ合金の間にははっきりと継ぎ目が見えます。

あまり気にする必要はありませんが、ボディの外観(デザイン)に関しては「TECLAST M89 PRO」の方がはるかに上です。Androidタブレットの中でも上位に入るほど薄く、美しい外観のボディであることは間違いないでしょう。

OSの違い

※「TECLAST M89 PRO」は Android7.0
※「Chuwi Hi9 Pro」は Android 8.0

「TECLAST M89 PRO」はAndroid7.0のため、Android 8.0から採用された新機能は利用することができません(※アップデートがあれば話は別)。、Android 8.0の新機能には、アイコン長押しでショートカットメニュー表示、指紋センサーをなぞってさまざまな操作を行う指紋ジェスチャー、アプリ単体での通知のオン・オフ設定、画面分割「ピクチャー・イン・ピクチャー」などがあります。

メモリ・ストレージ容量・バッテリー駆動時間・インターフェースは同じ

「TECLAST M89 PRO」と「Chuwi Hi9 Pro」には共通するスペックもあり、メモリ(3GB)・ストレージ容量(32GB)・バッテリー駆動時間(動画再生時で6時間)・インターフェース(USB Type-C・3.5mmジャック)は同じになっています。

「Teclast M89 PRO」と「Chuwi Hi9 Pro」  どちらを買うべきか?

「Teclast M89 M89 PRO」スペック 詳細 M89との違い

「Teclast M89 PRO」と「Chuwi Hi9 Pro」を比較してみると、スペック以上にディスプレイが大きく違っていることが分かります。「Teclast M89 PRO」の場合は、iPad miniと似ているので、「iPad miniをAndroidで使ってみたい」という人に最適です。

この形状のディスプレイは横幅が広めのために電子書籍が非常に読みやすくなります。また、スタイラスペンで手書き入力する際にもほぼ真四角な画面なため、非常に描きやすくなるというメリットがあります。「Teclast M89 PRO」は画面が見やすく重さも400gと軽いので、「10.1インチサイズのタブレットでは重すぎる」と感じている人にもおすすめできます。

一方、「Chuwi Hi9 Pro」の方は通信性能において大きく「Teclast M89 PRO」を上回っています。「Teclast M89 PRO」は単体で4G LET通信が利用できないので、SIMフリーのタブレットを探している人には「Chuwi Hi9 Pro」の方をおすすめします。

動作スピードに関しては上述した通り、ほとんど同じで3Dゲームも快適にプレイできます。3GBメモリ、32GBストレージなど共通するスペックも多いので、「ディスプレイ」の違いと「通信性能」の違いに注目してどちらを買うべきかを決めた方が良さそうです。

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