ベンチャー企業 Omate から最新スマートウォッチ「TrueSmart+」が発表された。Android Wear ではなく、フルバージョンの Android 5.1 を搭載し、通話もできるという。
現在のAndroid Wear搭載のスマートウォッチは単体で通信することができない。そのため通信機能を持たせたスマートウォッチは各メーカーによる独自OSを搭載し、豊富なAndroidアプリが使用できない状況が続いている。
しかし、今回発表された「TrueSmart+」は単体での通信に対応し、豊富なAndroidアプリも利用できるという画期的なスマートウォッチ。今後のスマートウォッチのあり方を考える上でも貴重なAndroid端末になりそうだ。
公式製品紹介ページ
http://www.omate.com/smartwatch.omate.trueSmart+.html
Android 5.1搭載 単体での通信可能なスマートウォッチ「Omate TrueSmart+」
「Omate TrueSmart+」はMicro SIM カードを備えた3G の音声通話やデータ通信が可能なスマートウォッチ。OSをウェアラブル向け”Android Wear”ではなくスマートフォンやタブレット向けのAndroid 5.1を搭載している。
ディスプレイは1.54インチ、解像度320x320の曲面ディスプレイを搭載。プロセッサはMediaTek製MT6572M 1GHzデュアルコア、RAMは1GBを備える。ストレージは8GBで、バッテリーは600mAh。OSはAndroid 5.1搭載し、UIには独自の「OUI 3.0」を採用する。
通信はWi-Fi 802.11 b/g、BluetoothとGPS、3G/2G のモバイル通信に対応し、LETの通信には非対応。GPS や各種センサーも搭載 Bluetooth 通信によるスマートフォンやタブレットと同期できる。インターフェイスはMicroUSB、SIMカードスロット(シングル/MicroSIM)、モノラルスピーカーを搭載。アプリは同社の独自のアプリストア「Ostore」経由でダウンロードできる。ストアにはLINEやSkype、Instagram、Facebookなどのアプリも用意されている。サイズは44 x 44 x 14.2mm。
「Omate TrueSmart+」のスペック
- ディスプレイは1.54インチ、解像度320x320の曲面ディスプレイ
- プロセッサはMediaTek製MT6572M 1GHzデュアルコア
- RAMは1GB
- ストレージは8GB
- バッテリーは600mAh
- カメラは無し
- OSは Android 5.1 Lollipop OS に独自ユーザーインターフェース Omate UI 採用
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