「CHUWI Aerobook」は史上最強の極薄モバイルノートPCか?


2019年 4月に発売された13.3型ノートPC「CHUWI Aerobook」のスペック、ベンチマーク、性能、魅力、価格を紹介! 「Chuwi LapBook Air」との比較・違いやお得なセール&クーポン情報も合わせて掲載します。

「CHUWI Aerobook」は常識破りの破格コスパなノートPCだ!

CHUWI Aerobook」の最も驚くべき点は「5万円台」という破格ともいえる価格だ。現在では5万円台のWindowsノートPCは数多くあるものの、「CHUWI Aerobook」のように13.3インチで、薄型軽量(厚さ1.52 cm・重さ1.26kg)の驚異的なモバイル性を持つノートPCは皆無といっていい。

また、5万円前後のノートPCにはApollo Lake世代のIntel Celeron N3450やGemini Lake世代のIntel Celeron N4100などの省電力なプロセッサを搭載するものが多く、「CHUWI Aerobook」のように Skylake 世代の Intel Core m3 – 6Y30プロセッサを搭載するものはほとんどない。

その他にも、画面占有率80%のフルビューIPS液晶や高速な256GB SSD、7〜8時間駆動するバッテリー、高速充電も可能なUSB Type-Cポート、打ちやすいバックライト付きキーボードを備えるなど、他のノートPCを大きく上回るメリットもある。

「CHUWI Aerobook」

CHUWI Aerobook」はWindows 10を搭載した13.3型のノートPC。重さ1.25kgの薄型軽量ボディに第 6 世代 ( Skylake ) の Intel Core m3 – 6Y30プロセッサと8GB RAMを搭載。5mmベゼルのフルビューIPS液晶、高速な256GB SSD、7〜8時間駆動するバッテリー、USB Type-Cポート、バックライト付きキーボードを備えるほか、SSDの拡張、5GHz帯の高速Wi-Fi通信、マルチ言語(日本語を含む)にも対応している。

「CHUWI Aerobook」 のスペック

  • ディスプレイ  13.3インチ解像度1920 x 1080ドットのIPS液晶
    ※画面比率80% / 5mmベゼル
  • プロセッサ   Intel Core m3 – 6Y30 Dual Core 0.9〜2.2GHz
  • GPU   Intel HD Graphics 515
  • RAM(メモリ) 8GB LPDDR3 LPDDR3
  • ストレージ   256GB SSD M.2
    ※eMMC 128G モデルもあり
  • SSD拡張    最大 1TBまで搭載可能
  • バッテリー   38Wh
  • 駆動時間  7〜8時間
  • 充電  急速充電に対応
  • AC アダプター(100-240V 12V 2A)付属
  • カメラ   前面200万画素Webカメラ
  • 通信   Wi-Fi 802.11a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0
  • インターフェース  Micro HDMI×1、USB 3.0×2、USB Type-C×1、ヘッドホン×1、M.2×1、3.5mmジャック
  • OS  Windows 10 Home
  • サイズ  30.85 x 20.90 x 1.52 cm
  • 重量  1.26kg
  • カラー  シルバー
  • 発売日  2019年 4月

「CHUWI Aerobook」 のベンチマーク

CHUWI Aerobook」 のベンチマークスコアを紹介します。

<CPU>  Intel Core m3 – 6Y30

Passmarkによるベンチマークスコアは「1796」(CPU)。

<GPU>  Intel HD Graphics 515

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「608」。

※PassMarkは主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値として利用される。

「CHUWI Aerobook」の性能

CHUWI Aerobook」の性能を、「Chuwi LapBook Air」、「Chuwi Lapbook SE」との違いをふまえてまとめてみました。

ディスプレイの性能

CHUWI Aerobook」は13.3インチ、解像度1920 x 1080ドットのIPS液晶を搭載。5mmベゼルのフルビューIPS液晶で、画面比率80%の高い没入感を実現。液晶表面は堅牢なガラスによって保護され、傷や破損から守るようになっている。

一方、「Chuwi LapBook Air」のディスプレイは14.1インチ、解像度1920 x 1080のIPS液晶で、フルラミネーション技術を用いたベゼルレス仕様だった。13.3型の「Chuwi Lapbook SE」はベゼル幅の狭い解像度1920 x 1080のフルスクリーンIPS液晶を搭載していた。

プロセッサ・メモリ・グラフィックの性能

CHUWI Aerobook」は第 6 世代(Skylake)の Intel Core m3 – 6Y30 Dual Core 0.9〜2.2GHz 、RAMは8GB LPDDR3を搭載。14 nmプロセスで製造された64ビット対応の2コアプロセッサで、最大2.2GHzの周波数で駆動。グラフィック(GPU)はIntel HD Graphics 515を採用。850MHzのクロックで動作する第9世代HDグラフィックスで、動画やゲームを滑らかに再生する。

一方、「Chuwi LapBook Air」はIntel Celeron N3450クアッドコアCPUと8GB RAMを搭載。GPUは第9世代の「インテル HDグラフィックス500」を採用。Passmarkによるベンチマークスコは「1843」(CPU)だった。

13.3型の「Chuwi Lapbook SE」はGemini Lake世代のIntel Celeron N4100 Quad Core 1.5GHz(RAMは4GB)を搭載し、Passmarkによるベンチマークスコは「2317」(CPU)だった。

バッテリーの性能

CHUWI Aerobook」は38Whバッテリー(高密度リチウムポリマー電池)を搭載。駆動時間は7〜8時間。急速充電に対応し、短時間で充電できる。専用AC アダプター(100-240V 12V 2A)も付属する。

一方、「Chuwi LapBook Air」は9100mAh(33.7Wh高密度リチウムポリマー電池) バッテリーを搭載し、連続して8時間駆動できた(急速充電にも対応)。

13.3型の「Chuwi Lapbook SE」のバッテリー容量は 5000mAhで駆動時間は8時間だった。

ストレージの性能

CHUWI Aerobook」は256GB SSD ストレージを搭載。eMMCよりも5倍速い読み取り/書き込み速度を実現し、遅延なくマルチタスクを実行できる。

一方、「Chuwi LapBook Air」は128GB eMMCで、SSDは採用されていなかった。13.3型の「Chuwi Lapbook SE」は32GB eMMC + 128GB SSDを搭載していた。

カメラの性能

CHUWI Aerobook」のカメラは前面200万画素。テレワーク、オンライン授業、チャット、Web会議でも鮮明な映像を映し出せる。

通信の性能

CHUWI Aerobook」はWi-Fi 802.11a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0をサポートする。有線LAN通信には対応していない。

インターフェースの性能

CHUWI Aerobook」のインターフェースはMicro HDMI×1、USB 3.0×2、USB Type-C×1、ヘッドホン×1、M.2×1、3.5mmジャック 。スピーカー、マイクも内蔵。搭載センサーは重力、ライト。USB Type-Cポートではオーディオファイルや動画ファイルの転送、高速PD充電に対応する。

一方、「Chuwi LapBook Air」のインターフェースはUSBx2、micro SDカードスロット、HDMI、3.5mm、イヤホンジャックで、USB Type-Cポートは搭載されていなかった。

13.3型の「Chuwi Lapbook SE」はUSB 3.0 x 2、SDカードスロット、HDMI、3.5mmジャックで、やはりUSB Type-Cポートは搭載されていなかった。

ボディ・筐体の性能

CHUWI Aerobook」のボディには光沢のあるメタル素材を採用。CNC加工を施した両面アルミニウム – マグネシウム合金金属で高級感のある仕上がりになっている。また、13.3インチのスクリーンを搭載しながらも12インチのボディサイズを実現。厚さ15mmのスリムなデザインでバッグにも簡単に入れることができる。

サイズは30.85 x 20.90 x 1.52 cmで、重量は1.26kg。カラーはシルバーをラインナップする。

一方、「Chuwi LapBook Air」のサイズは32.92 cm x 22.05 cm x 2.05 cmで、重量は約1.74Kgだった。13.3型の「Chuwi Lapbook SE」のサイズは31.70 x 21.50 x 1.59 cmで、重量は1.438kgだった。

キーボードの性能

CHUWI Aerobook」のキーボードには19㎜キーピッチを確保し、快適にタイピングすることが可能。暗い場所でも入力できるようにバックライト(明るさを2段階に調節可能)も搭載されている。また、大型のタッチパッドを搭載。ジェスチャー操作にも対応している。

「CHUWI Aerobook」と「Chuwi LapBook Air」の違い

CHUWI Aerobook」は前モデルで14.1型の「Chuwi LapBook Air」とどのように違っているのだろうか? スペックや機能を比較しながら、その違いを明らかにしてみよう。

第6Core m3プロセッサで高速に

前モデルで14.1型の「Chuwi LapBook Air」はIntel Celeron N3450クアッドコアCPUを搭載し、Passmarkによるベンチマークスコは「1843」(CPU)。一方、「CHUWI Aerobook」は第 6 世代の Intel Core m3 – 6Y30プロセッサを搭載し、Passmarkによるベンチマークスコは「3051」(CPU)。

約1200ほどのスコアの差があることから、第 6 世代の Intel Core m3 – 6Y30プロセッサを搭載した「CHUWI Aerobook」の方が2倍近く高速に動作することが分かる。

ベゼルレスから5mmベゼルのフルビュー液晶へ

前モデルで14.1型の「Chuwi LapBook Air」のディスプレイは14.1インチ(解像度1920 x 1080)で、ベゼルレス仕様のIPS液晶だった。一方、「CHUWI Aerobook」は13.3インチ(解像度1920 x 1080ドット)で5mmベゼルのフルビューIPS液晶を搭載。ベゼルレス仕様ではなくなったが、画面比率80%の高い没入感を実現しており、動画視聴やゲームをする際にも広々とした迫力ある映像が楽しめる。

128GB eMMCから 256GB SSDへ

前モデルで14.1型の「Chuwi LapBook Air」は128GB eMMCだったが、「CHUWI Aerobook」からは256GB SSDに変更されている。これにより、5倍ほど速度が向上し、音楽ファイルや動画ファイルでも高速に転送できるようになっている。なお、SSDは交換可能で、最大1TBまでのSSDを搭載できるようになっている。

USBからType-Cへ

なお、前モデルで14.1型の「Chuwi LapBook Air」にはUSBx2が採用されていたが、「CHUWI Aerobook」からはUSB Type-Cに変更されている。これにより、電源の供給(充電)も外部ディスプレイへの映像出力も1本のケーブルで済むようになり、最大100Wまでの電源供給も可能に。従来のUSBよりも高速に充電できるように改善されている。

厚さ1.52 cm 重さ1.26kgに

前モデルで14.1型の「Chuwi LapBook Air」のサイズは32.92 cm x 22.05 cm x 2.05 cmで、重量は約1.74Kg。それに対し、13.3型の「CHUWI Aerobook」のサイズは30.85 x 20.90 x 1.52 cmで、重量は1.26kg。ディスプレイサイズが0.8インチほど小さいが、本体の厚さは「CHUWI Aerobook」の方が約5mm薄く、重さも約500gほど軽い。

通勤・通学で毎日持ち歩くなら、できるだけ本体は薄く軽い方が便利。「CHUWI Aerobook」はバッグにもすっぽりと収まる薄型デザインで軽いため、毎日持ち歩いてもそれほど苦にならない。

「CHUWI Aerobook」の魅力

CHUWI Aerobook」にはどのような魅力があるのだろうか? スペックや機能、前モデルで14.1型の「Chuwi LapBook Air」、13.3型の「Chuwi Lapbook SE」、「ASUS VivoBook S13」など他のノートPCと比較しながら、その実力と魅力を明らかにしてみよう。

歴代CHUWI ノートPCの中で最も高速

CHUWI Aerobook」には第 6 世代の Intel Core m3 – 6Y30プロセッサを搭載し、5万円ほどのノートPCにしては非常にパワフルに動作する。ベンチマークスコを比較すると、「CHUWI Aerobook」が「3051」(CPU)、14.1型の「Chuwi LapBook Air」が「1843」(CPU・Celeron N3450)、13.3型の「Chuwi Lapbook SE」が「2317」(CPU・Celeron N4100)と、「CHUWI Aerobook」が圧倒的に優位に立つ。

なお、7万円台で13.3型の「ASUS VivoBook S13」のベンチマークスコアは「5062」(CPU・Core i3-8130U)で「CHUWI Aerobook」よりも高速に動作する。

ストレージが大容量で高速

CHUWI Aerobook」にはeMMCよりも5倍高速の256GB SSDが搭載されている。前モデルで14.1型の「Chuwi LapBook Air」は128GB eMMCだったことから、ストレージ容量は2倍になり、転送速度も5倍高速に向上している。7万円台で13.3型の「ASUS VivoBook S13」は128GB SSDを採用しており、容量が「CHUWI Aerobook」の半分になる。また、「ASUS VivoBook S13」には256GB SSD搭載モデルも用意されているが、価格はその分高くなる。

USB Type-C採用で充電もラク

CHUWI Aerobook」はUSB Type-Cポートを搭載し、電源の供給(充電)も外部ディスプレイへの映像出力も1本のケーブルで済むようになっている。前モデルで14.1型の「Chuwi LapBook Air」にはUSBx2で、13.3型の「Chuwi Lapbook SE」もUSB 3.0 x 2だったことから、充電や映像出力の利便性は向上し、充電スピードも速くなっている。

ボディが薄くて軽い

CHUWI Aerobook」は厚さ1.52 cm、重量1.26kgの薄型軽量のボディを採用し、14.1型の「Chuwi LapBook Air」よりも約5mm薄く、約500gほど軽い。また、13.3型の「Chuwi Lapbook SE」(31.70 x 21.50 x 1.59 cm/重量は1.438kg)よりも、6mm薄く、170g軽い。厚さに関しては13.3型の「ASUS VivoBook S13」(高さ: 17.9mm 幅: 305.76mm 奥行き: 196.38mm・重量 約1.25kg)と比べても、2.7mm薄い。

コスパが極めて高い

動作スピードやストレージの性能、サイズ・重さなどを総合してみると、「CHUWI Aerobook」は5万円台のノートPCの中で最も性能が高くコスパの高いことが分かる。レノボ、エイサー、デル、HPなどの有名メーカーの5万円台ノートPCは、ほとんどが15.6型であり、13.3型で薄型軽量のモバイルノートPCは皆無といっていいい。

また、5万円台のノートPCには省電力なCeleron系のプロセッサが搭載されることがほとんどで、「CHUWI Aerobook」のように第 6 世代の Intel Core m3 – 6Y30プロセッサを搭載したものは極めて珍しい。7万円台の13.3型「ASUS VivoBook S13」よりは高速に動作しないが、256GB SSDやベゼル幅の狭いフルビューIPS液晶、7〜8時間動作するバッテリー、打ちやすいバックライト付きのキーボードを備えている点で「CHUWI Aerobook」は極めてコスパの高いモバイルノートPCであることが分かる。

「CHUWI Aerobook」の価格は?

CHUWI Aerobook」は、

Amazonで49,500円、

楽天市場で49,500円〜 (税込)、

ヤフーショッピングで55,450円 (税込)、

Banggoodで45,550円、

AliExpressでUS $459.99 – 474.99、

で販売されています。

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