「MediaPad M5 lite 8」は8.4型のM5以上のタブレットか?


楽天で ファーウェイ製でAndroid 9.0を搭載した8.0型のタブレット「MediaPad M5 lite 8」が販売されている。2万円台で購入できる8インチのタブレットとして注目の製品。10.1インチの「MediaPad M5 lite」よりも優れている点もある。

ファーウェイ「MediaPad M5 lite 8」は最もお買い得なモデルなのか?

「MediaPad M5 lite 8」はすでに販売されている10.1インチの「MediaPad M5 lite」の姉妹モデル。8インチというコンパクトなサイズになり、価格もその分安くなっている。

小型で携帯しやすいサイズのタブレットの方がいいと思っていた人にはベストな選択肢だと言えそうだ。

しかし、どうしても気になるのは、「MediaPad M5 lite 8」と10.1インチの「MediaPad M5 lite」の違いは、本当にサイズだけなのかという点だ。両者をよく調べてみると、いくつか違いがあることが分かり、単純に「サイズだけの違い」とは言えないようだ。

また、8インチのファーウェイ製タブレットを探していた人からすると、8.4インチの上位モデル「MediaPad M5」との違いも気になるところだ。

「MediaPad M5 8.4」は現在 最安で3万5千円ほどで販売されており、「MediaPad M5 lite 8」と約1万円ほどの差しかない。用途によっては1万円ほど追加して「MediaPad M5 8.4」を買った方がよいという場合も十分にあり得る。

そこで今回はファーウェイ「MediaPad M5 lite 8」と10.1インチの「MediaPad M5 lite」、8.4インチの上位モデル「MediaPad M5」との違いがはっきり分かるようにしてみた。

それらを比較することで、ファーウェイ「MediaPad M5 lite 8」を買うべきかどうかははっきりと分かるようになるはず。そして、低価格で販売されている8インチの中華タブレット「ALLDOCUBE M8」との違いもはっきりと分かるようになるはずだ。

公式製品紹介ページはこちら
https://consumer.huawei.com/jp/tablets/mediapad-m5-lite-2019/

ファーウェイタブレットのまとめ記事こちら

非公式動画 本体の外観や質感・ゲームプレイの様子もよく分かる

「MediaPad M5 lite 8」スペック詳細

Kirin710搭載の8型Androidタブレット

ファーウェイ「MediaPad M5 lite 8」はAndroid 9.0を搭載した8.0型のタブレット。厚さ8.2mmの薄型ボディに Kirin710 オクタコアCPUと3GB RAMを搭載。狭額縁ベゼルを採用したフルHDのIPS液晶、動画再生時で10.6時間駆動する5100 mAhバッテリー、32GBストレージを備えるほか、顔認証、Wi-Fiデュアルバンド、キッズモード、ブルーライトカットモード、AIショッピング機能にも対応している。

ディスプレイはどうなってる?

ディスプレイは8.0インチ、解像度1920×1200ドットのIPS液晶を搭載。狭額縁ベゼルを採用したワイドなIPS液晶で、ピクセル密度283ppiの高精細な映像を実現。目の疲れを軽減する「ブルーライトカットモード」も搭載されている。

なお、10.1インチの「HUAWEI MediaPad M5 lite」(BAH2-W19)のディスプレイは10.1インチ、解像度1920 x 1200のIPS液晶で、8.4インチの「HUAWEI MediaPad M5」のディスプレイは解像度2560 x 1600ドットの IPS液晶を採用していた。

プロセッサやメモリ、グラフィックはどうなってる?

プロセッサはHUAWEI Kirin710 オクタコア (4 x 2.2 GHz + 4 x 1.7 GHz) 、RAMは3GBを搭載。12nmプロセスで製造された64ビット対応の8コアプロセッサで、最大2.2GHzの周波数で駆動。AnTuTuアプリによるベンチマークスコアは「66593」(CPU)。グラフィック(GPU)はARM Mali-G51 MP4を採用し、動画やゲームを滑らかに再生する。

なお、10.1インチの「HUAWEI MediaPad M5 lite」(BAH2-W19)のプロセッサはHiSilicon Kirin 659 オクタコアCPUで、AnTuTuアプリによるベンチマークスコアは「41977」(CPU)で、8.4インチの「HUAWEI MediaPad M5」のプロセッサはHUAWEI Kirin 960 オクタコアCPUで、AnTuTuアプリによるベンチマークスコアは「71890」(CPU)だった。

ベンチマークのスコアは?

AnTuTuアプリによるベンチマークスコアは総合で「125286」、CPUで「55323」、GPUで「27901」、UXで「34616」、MEMで「7446」。

Google Octane 2.0によるベンチマークスコアは「9269」。

バッテリー容量はどうなってる?

バッテリー容量は5100 mAh。連続駆動時間は動画再生時で10.6時間、音楽再生時で62時間となっている。

なお、10.1インチの「HUAWEI MediaPad M5 lite」(BAH2-W19)のバッテリー容量は7500 mAh で、8.4インチの「HUAWEI MediaPad M5」のバッテリー容量は5100 mAhだった。

ストレージ容量はどうなってる?

ストレージ容量は32GB。microSDXCカードで最大512GBまで拡張できる。

なお、10.1インチの「HUAWEI MediaPad M5 lite」(BAH2-W19)には32GBの他に64GBモデルを用意していた。8.4インチの「HUAWEI MediaPad M5」のストレージ容量は32GBと全く同じ仕様だった。

カメラはどうなってる?

カメラは背面1300万画素、前面800万画素。背面カメラではオートフォーカスが利用できる。

なお、10.1インチの「HUAWEI MediaPad M5 lite」(BAH2-W19)のカメラは背面800万画素、前面800万画素で、8.4インチの「HUAWEI MediaPad M5」のカメラは背面1300万画素、前面800万画素と全く同じ仕様だった。

通信・対応バンド・Wi-Fi・Bluetooth は?

通信はWi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2をサポート。LTEモデルのみ GPS (Glonass / BDS / A-GPS )に対応する。

LTEモデルの対応バンド4G FDD-LTE: Band 1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 TDD-LTE: Band 40 / 41、3G W-CDMA: Band 1 / 2 / 5 / 6 / 8 / 19、 2G GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz

SIMカードはNano SIMを採用する。

格安SIMは使えるの?

ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルの通信網に対応。楽天モバイル、LINEモバイル、BIGLOBE、DMMモバイル、OCNモバイル、IIJmio、イオンモバイルなどの格安SIMも利用できる。

インターフェースはどうなってる?

インターフェースは Micro USB、microSDカードスロット、3.5mmジャック 。搭載センサーは加速度、 顔認証。

ボディはどうなってる?

ボディには厚さ8.2mmの薄型デザインを採用。重さ約310gと軽いため、携帯性に優れている。また、美しく湾曲したエレガントなメタルユニボディで、片手でもらくらくと持って操作できる。

どんな機能があるの?

子供向けにアプリ利用制限や時間制限が行なえるキッズモードを搭載。AIショッピング機能により、気に入った アイテムにレンズをかざすだけでAIが認識し、Eコマースサイトでショッピングができる。

サウンドはどうなってる?

本体にデュアルスピーカーとデュアルパワーアンプを搭載。Harman Kardonチューニングのサウンドとファーウェイ Histen5.0オーディオテクノロジーも組み合わせて、映画館のような臨場感のあるサウンドが楽しめる。

サイズや重さ、色はどうなってる?

サイズは122.2(幅)×204.2(高さ)×8.2(奥行)mmで、重量は約310g。カラーはスペースグレーをラインナップする。

なお、10.1インチの「HUAWEI MediaPad M5 lite」(BAH2-W19)のサイズは約243.4×162.2×7.6mmで、重量は約480g。8.4インチの「HUAWEI MediaPad M5」のサイズは124.8(幅)×212.6(高さ)×7.3(奥行)mmで、重量は約320gだった。

ファーウェイ「MediaPad M5 lite 8」のスペック  一覧

  • ディスプレイは8.0インチ解像度1920×1200ドットのIPS液晶
    ※ 狭額縁 / WUXGA / 283ppi
  • プロセッサはHUAWEI Kirin710 オクタコア (4 x 2.2 GHz + 4 x 1.7 GHz)
  • GPUはARM Mali-G51 MP4
  • RAMは3GB
  • ストレージ容量は32GB
    ※microSDXC(最大512GB)
  • バッテリーは5100 mAh
  • カメラは背面1300万画素、前面800万画素
  • インターフェースは Micro USB、microSDカードスロット、3.5mmジャック
  • 通信はWi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
  • ※SIMフリー LETモデルもあり
  • OSはAndroid 9.0(Pie) + EMUI 9
  • 付属品はACアダプタ 、 USBケーブル 、 クイックスタートガイド 、 カード取出しツール

「MediaPad M5 lite 8」の価格は?

楽天での「MediaPad M5 lite 8」の価格は現在 Wi-Fi版で24,620円、LTE版で29,030円。Android9.0やKirin710プロセッサを搭載した8型のAndroidタブレットを探している人におすすめだ。

Amazonで「MediaPad M5 lite 8」(LETモデル)をチェックする

「MediaPad M5 lite 8」VS「MediaPad M5 lite 10.1」「MediaPad M5」

MediaPad M5 lite 8」はすでに販売済みで10.1インチの「MediaPad M5 lite」、8.4インチの「MediaPad M5」と比べてどのような違いがあるのだろうか? スペックや機能を比較しながら、その違いを明らかにしてみよう。

Kirin 659からKirin710 へ変更

「MediaPad M5 lite 10.1」にはKirin 659オクタコアCPUが搭載されていたが、「MediaPad M5 lite 8」からはKirin710に変更されている。Kirin 659のベンチマークスコアは「41977」(CPU)で、Kirin710のベンチマークスコアは「66593」(CPU)。

両者には約2万4千ほどの差があることから、Kirin710の方が高速に動作することが分かる。なお、8.4インチの「HUAWEI MediaPad M5」が搭載している Kirin 960 のベンチマークスコアは「71890」(CPU)で、「MediaPad M5 lite 8」のKirin710と比べて5千ほど高くなっている。

ディスプレイはフルHDのまま  ClariVuは非対応

「MediaPad M5 lite 8」と「MediaPad M5 lite 10.1」はともに解像度1920×1200ドットのIPS液晶を搭載しているが、「MediaPad M5 lite 8」の方は、どうやら独自の映像最適化技術 ClariVuが採用されていないらしい(公式サイト上で表記なし)。8.4インチの「HUAWEI MediaPad M5」は解像度2560 x 1600ドットの IPS液晶を搭載しており、独自の映像最適化技術 ClariVuにも対応している。

バッテリー容量は上位モデルと同じ

「MediaPad M5 lite 8」のバッテリー容量は5100 mAhで、連続駆動時間は動画再生時で10.6時間。8.4インチの「HUAWEI MediaPad M5」のバッテリー容量も同じく5100 mAhで、駆動時間もほぼ同じ(連続駆動時間は動画再生時で約11時間)になっている。ただし、「HUAWEI MediaPad M5」は約1.9時間でフル充電が可能な「急速充電」(USB type-C・9V/2A))に対応している。「MediaPad M5 lite 8」のインターフェースはmicro USBで、急速充電にも対応していない。

USB Type-Cからmicro USBへ変更

「MediaPad M5 lite 10.1」や「HUAWEI MediaPad M5」にはインターフェースにUSB Type-Cが採用されていたが、「MediaPad M5 lite 8」からはmicroUSBに変更されている。これに伴い、「MediaPad M5 lite 10.1」や「HUAWEI MediaPad M5」で利用できた急速充電(9V/2A)が利用できないようになった。

指紋認証から顔認証へ

「MediaPad M5 lite 10.1」や「HUAWEI MediaPad M5」では生体認証として指紋認証が利用できるようになっていたが、「MediaPad M5 lite 8」からは顔認証に変更されている。また、搭載センサーからは指紋の他に照度、電子コンパス、ホール、距離といったセンサーも省力されている。上位モデルの「HUAWEI MediaPad M5」にはジャイロセンサーが搭載されており、ポケモンGOなどのARを利用したゲームにも対応している。

「MediaPad M5 lite 8」の魅力

MediaPad M5 lite 8」にはどのような魅力があるのだろうか? スペックや機能、10.1インチの「MediaPad M5 lite」、8.4インチの「MediaPad M5」、同じ8.0インチの中華タブレット「ALLDOCUBE M8」を参考にしながら、その実力と魅力を明らかにしていきたい。

フルスクリーンの迫力ある映像が楽しめる

「MediaPad M5 lite 8」には狭いベゼルを採用したワイドなIPS液晶が搭載されており、低価格なタブレットよりも迫力ある映像が楽しめる。また、「ALLDOCUBE M8」は「MediaPad M5 lite 8」と同じ8.0インチ、解像度1920 x 1200ドットのIPS液晶を搭載しているが、ブルーカットモードが搭載されていない。「MediaPad M5 lite 8」にはブルーライトカットモードが搭載されており、目の負担を軽減できる。

Kirin710&3GB RAMで高速

「MediaPad M5 lite 8」は「MediaPad M5 lite 10.1」よりも高速なKirin710オクタコアCPUを搭載している。Kirin710のベンチマークスコアは「66593」(CPU)で、「ALLDOCUBE M8」のAnTuTuベンチマークスコア「46891」(CPU)よりも約2万ほど上回っていることが分かる。

8.4インチの「HUAWEI MediaPad M5」が搭載している Kirin 960 (ベンチマークスコア「71890」CPU)には及ばないが、たいていの3Dゲームが問題なくプレイできるレベル。ネットでの調べものやSNSなどのアプリ使用では全く問題ないだろう。

動画視聴でもバッテリー切れの心配なし

「MediaPad M5 lite 8」は8.4インチの「HUAWEI MediaPad M5」と同じように5100 mAhバッテリーを搭載し、動画再生時でも10.6時間駆動できる。「ALLDOCUBE M8」は5500mAhバッテリーを搭載し、通常使用時で8時間ほど駆動するが、動画再生時では5〜6時間ほどにとどまる。外出先や旅行などでは思うように充電できないこともよくある。「MediaPad M5 lite 8」のように長時間駆動するバッテリーが搭載されていれば、バッテリー切れの心配をすることもない。

顔認証が使える

「MediaPad M5 lite 8」は、「MediaPad M5 lite 10.1」や「MediaPad M5」では利用できない「顔認証」機能が利用できる。指紋認証は画面にタッチする必要があったが、顔認証は手を使わずにカメラに顔を写すだけでロック解除できる。「ALLDOCUBE M8」は顔認証にも指紋認証にも対応していないため、ロック解除に時間と手間がかかる。

デュアルスピーカー&アンプ搭載で音がいい

「MediaPad M5 lite 8」にはデュアルスピーカーとデュアルアンプが搭載されており、通常のタブレットよりも音質に優れている。「ALLDOCUBE M8」にも独立したアンプが搭載されているが、「MediaPad M5 lite 8」のようにHarman Kardonチューニングのサウンドやファーウェイ Histen5.0オーディオテクノロジーに相当する技術が採用されていない。「MediaPad M5 lite 8」は別途スピーカーを用意することなく単体で音楽が楽しめる。

Amazonで「MediaPad M5 lite 8」(LETモデル)をチェックする