「Teclast T20」レビュー&スペック詳細 ALLDOCUBE Xとの違い


AmazonでピュアなAndroid 7.0 OSを搭載した10.1型のSIMフリーのタブレット「Teclast T20」が販売されている。2.5Kのシャープ液晶を搭載したタブレットとして注目の製品。前面と背面の両方にサムスン製の1300万画素カメラが搭載されている。

「Teclast T20」の総合力は高い

「Teclast T20」の最大の魅力は2.5Kのシャープ液晶を搭載していることだろう。ディスプレイの美しさに関しては、同じ3万円台で10.1型の「ALLDOCUBE X」に匹敵するものがある。

また、MediaTek Helio X27 MT6797X デカコアCPUと4GB RAMを搭載し、パワフルに動作。前面と背面の両方にサムスン製の1300万画素カメラを搭載するほか、指紋認証にも対応する。その他にも、OSはカスタマイズされていないピュアなAndroid 7.1を搭載。Nano SIMカードスロット搭載で、単体での4G LET通信にも対応する。

今回はこのハイスペックなSIMフリータブレット「Teclast T20」を、サムスン製の有機EL液晶を備えた「ALLDOCUBE X」と比較し、その実力を検証する。

公式製品紹介ページはこちら

Teclastタブレットのまとめ記事こちら

非公式レビュー動画 ディスプレイの見え方やスピーカーの音質・操作・ゲームプレイの様子が分かる

「Teclast T20」 スペック 詳細

2.5Kシャープ液晶&13.0MPサムスンカメラ搭載SIMフリータブレット

Teclast T20」はピュアなAndroid 7.0 OSを搭載した10.1型のタブレット。スリムなメタルボディにMediaTek Helio X27 MT6797X デカコアCPUと4GB RAMを搭載。解像度2560 x 1600のシャープ製液晶、8100mAh バッテリー、64GBストレージ、1300万画素カメラ(背面と前面)、Nano SIMカードスロットを備えるほか、指紋認証、急速充電、4G LET通信、Wi-Fiデュアルバンド、USB Type-C接続にも対応している。

ディスプレイはどうなってる?

ディスプレイは10.1インチ解像度2560 x 1600ドットのIPS液晶を搭載。2.5K画質のシャープ製液晶で、色鮮やかでシャープな映像を実現。

周囲に合わせて明るさを調整する「オートライトセンサー」、ブルーライトを軽減する「アイケアモード」、読書しやすい「リーディングモード」も利用できる。また、液晶とタッチスクリーンが一体化したOGSパネルと 液晶パネルから表面のカバーガラスまでの複数層を一体化したフルラミネーション技術も採用されている。

プロセッサやメモリ、グラフィックはどうなってる?

プロセッサはMediaTek Helio X27 MT6797X Deca Core 最大 2.6GHz 、RAM(メモリ)は 4GB を搭載。20nmプロセスで製造された64ビット対応の10コアプロセッサで、最大2.6GHzの周波数で駆動。グラフィック(GPU)にはARM Mali-T880を採用し、前世代のMali-T760に対して1.8倍のパフォーマンスを発揮する。また、電力効率を40%削減することにも成功している。

ベンチマークのスコアは?

AnTuTuアプリによるベンチマークスコアは総合で「114091」、CPUで「47408」、GPUで「27859」、UXで「31538」、MEMで「7286」。

Geekbench 4によるベンチマークスコアは、パフォーマンススコアで「4286」。

3DMark によるベンチマークスコアは、オーバーロールスコアで「1069」、グラフィックスコアで「965」。

ゲームは快適にプレイできるの?

ゲームを快適にプレイできる程度のベンチマークスコアはクリアしている。3Dゲームを含めてほとんどのゲームはスムーズに動作する。詳しいゲームプレイの様子は以下の動画レビューから分かるようになっている。

バッテリー容量・駆動時間はどれくらい?

バッテリーは8100mAh。連続駆動時間8時間。USB Type-Cでの急速充電にも対応し、短時間で充電を完了できる。

ストレージ容量はどれくらい?

ストレージ容量は64GB。microSDカードで拡張できる。

カメラはどうなってる?

カメラはサムスン製で背面1300万画素、前面1300万画素。F2.0、広角82.8度のレンズを採用し、明るくワイドな映像を撮影することが可能。オートフォーカスも利用できる。

通信・対応バンド・Wi-Fi・Bluetooth は ?

通信は4G、3G、2Gに対応。

対応バンドは4G FDD-LTE:B1 / B3 TD-LTE:B38 / B39 / B40 / B41、3G WCDMA:B1 TD-SCDMA:B34 / B39、2G GSM:B3 / B8

SIMカードNano SIM。WiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0もサポートする。

格安SIMは使えるの?

ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルの通信網に対応。

楽天モバイル、LINEモバイル、BIGLOBE、DMMモバイル、OCNモバイル、IIJmio、イオンモバイルなどの格安SIMも利用できる。

(※ドコモ、ソフトバンク、UQの格安SIMが使えることを確認済み。ソフトバンクとUQは一つしか周波数が合致していないため、なるべくドコモの通信網を使った格安SIMをおすすめする。)

インターフェースはどうなってる?

インターフェースはUSB Type-C (OTG対応)、microSDカードスロット、3.5mmヘッドフォンジャック

ボディはどうなってる?

ボディにはメタル素材を採用。厚さ8.5mmと薄型で、手にもフィットしやすい。また、背面に指紋センサーを搭載。すばやくロック解除して、スムーズにアプリにアクセスできる。

サウンドはどうなってる?

音響面では第2世代のSWEETサウンドスピーカーを搭載。独立したアンプも搭載し、深みのある重厚なサウンドが楽しめる。

OSはどうなってる?

OSはAndroid 7.1を採用。カスタマイズされていないピュアなAndroid OSで、GoogleのPixelやNexusと同じように迅速に最新OS、セキュリティのアップデートが受けられる。

サイズや重さ、色はどうなってる?

サイズは24.90 x 13.50 x 0.85 cmで、重量は504g。カラーはシルバーをラインナップする。

「Teclast T20」 スペック  一覧

  • ディスプレイは10.1インチ解像度2560 x 1600ドットのIPS液晶
    ※2.5Kシャープ OGS / full lamination
  • プロセッサはMediaTek Helio X27 MT6797X Deca Core 最大 2.6GHz
  • GPUは ARM Mali-T880 MP4
  • RAMは4GB DDR3L
  • ストレージ容量は64GB eMMC
  • バッテリーは8100mAh
  • カメラは背面1300万画素、前面1300万画素
  • インターフェースはUSB Type-C (OTG対応)、microSDカードスロット、3.5mmヘッドフォンジャック
  • 通信は WiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0、GPS、SIMフリー
  • OSはAndroid 7.1(ピュアAndroid)

「Teclast T20」の価格は?

Amazonでの「Teclast T20」の価格は現在 29,900円。この価格が高いか安いかは35,900円で販売されている「ALLDOCUBE X」と比較することで明らかになる。どちらのコスパが高いのか、両者を徹底比較して検証してみよう。

Amazonで「Teclast T20」をチェックする

GearBestで「Teclast T20」をチェックする

「Teclast T20」と「ALLDOCUBE X」の違い

Teclast T20」は同じ3万円台で10.1型の「ALLDOCUBE X」とどのように違っているのだろうか? ディスプレイ、動作スピード、カメラ性能、通信の性能、OSバージョンの5項目に分けて比較し、両者の実力を検証してみよう。

ディスプレイの違い

「Teclast T20」は、2.5K画質(解像度2560 x 1600)のシャープ製液晶を搭載しており、画質が非常に美しい。それに対して、「ALLDOCUBE X」は、解像度2560 x 1600ドットのサムスン製Super AMOLED(有機EL)液晶を搭載しており、色鮮やかな映像だけでなく、深みのある色合いを出力できる。

どちらも映像の美しさに関しては非常に優れているが、「ALLDOCUBE X」が有機ELを採用している分、黒の締りがよく、一歩秀でているといえるだろう。ただし、「Teclast T20」には周囲に合わせて明るさを調整する「オートライトセンサー」、ブルーライトを軽減する「アイケアモード」、読書しやすい「リーディングモード」が利用できるようになっており、使い勝手に優れる面もある。

動作スピード・プロセッサの違い

「Teclast T20」は、MediaTek Helio X27 MT6797X デカコア(10コア)CPUと4GB RAMを搭載。それに対し、「ALLDOCUBE X」は、MediaTek MTK 8176 Hexa Core(6コア)と4GB RAMを搭載している。

10コアと6コアという違いから、「Teclast T20」の方が動作スピードが速いといえるが、実際の使用においてはそれほど大きな違いを感じることはないだろう。どちらも4GB RAMを搭載しているため、たいていのゲームはストレスを感じることなくプレイできる。動作スピードにこだわるなら、「ALLDOCUBE X」よりも「Teclast T20」を選択した方がよい。

カメラ性能の違い

「Teclast T20」はサムスン製の背面1300万画素、前面1300万画素カメラを搭載。それに対して「ALLDOCUBE X」は、背面800万画素、前面800万画素カメラを搭載しており、「Teclast T20」のカメラ性能より劣っている。「Teclast T20」はF2.0、広角82.8度のレンズやオートフォーカス機能も利用でき、セルフィー写真も前面1300万画素カメラで撮影できるというメリットがある。

カメラを頻繁に使う人は「ALLDOCUBE X」よりも「Teclast T20」を選択した方がよい。これほどカメラ性能が高いタブレットはめったにない。

通信の性能の違い

「Teclast T20」はSIMフリーで単体での4G LET通信に対応している。それに対して「ALLDOCUBE X」はWi-FiとBluetooth通信のみに対応し、4G LET通信が利用できない。そのため、外出先でネットを利用したいと考えている人はやはり「Teclast T20」を選択した方がよい。なお、「Teclast T20」はドコモの通信網を使った格安SIMも利用できる。一時期的にモバイル通信が必要になる人はプリペイド式の格安SIMを使うことをおすすめする。

OSバージョンの違い

「Teclast T20」はAndroid7.1を採用しており、それに対して「ALLDOCUBE X」はAndroid8.1を採用している。したがって、最新OSが利用できる「ALLDOCUBE X」の方が使い勝手や操作性において有利になることは間違いない。

しかし、「Teclast T20」はカスタマイズされていないピュアなAndroid OS(ストックアンドロイド)を採用しており、GoogleのPixelやNexusと同じ操作性で使えるというメリットもある。当然のことながら、ウイルスや怪しいアプリは皆無で、いちいちセキュリティアプリを入れてチェックする必要はない(※Amazon.co.jpのレビューではこの手のワンパターンな内容が多い)。最新OSやセキュリティのアップデートも頻繁に受けられるため、その分メリットは大きいといえるだろう。

どちらを購入すべきか?

「Teclast T20」はディスプレイの面で「ALLDOCUBE X」にやや劣るものの、カメラと通信の面においては「ALLDOCUBE X」を大きく上回る。動作スピードも「Teclast T20」がやや速く、OSはピュアAndroidで操作性や使い勝手にも優れる。ディスプレイの美しさよりも、カメラや通信、動作スピードを優先するなら、「Teclast T20」を選んだ方がいいだろう。

Amazonで「Teclast T20」をチェックする

GearBestで「Teclast T20」をチェックする

参考資料「ALLDOCUBE X」 スペック  一覧

  • ディスプレイは10.1インチ、解像度2560 x 1600ドットのSuper AMOLED液晶
  • プロセッサはMediaTek MTK 8176 Hexa Core 1.7GHz
  • GPUはPowerVR GX6250
  • RAMは4GB
  • ストレージ容量は64GB(最大128GBまで)
  • バッテリーは8000mAh
  • カメラは背面800万画素、前面800万画素
  • 通信はWiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0
  • インターフェースはUSB 2.0 Type-C、micorSDカードスロット、3.5mmステレオジャック
  • OSはAndroid 8.1

Amazonで「ALLDOCUBE X」をチェックする

GearBestで「ALLDOCUBE X」をチェックする