「Huawei Mate 20 lite」はレビュー通りの高コスパスマホか?


AmazonでAndroid 8.1を搭載した6.3型のスマートフォン「Huawei Mate 20 lite」が販売されている。3万円台で購入できるハイスペックなスマホとして注目の製品。前背面にデュアルカメラを搭載し、顔認証やDSDVにも対応している。

「Huawei Mate 20 lite」はどんなスマホなの?

3万円台で購入できる6.3型のハイスペックなスマートフォン。上位モデル「Huawei Mate 20」と違い、防水・防塵・おサイフケータイ・3D顔認証に対応しないものの、価格が半分以下という驚異的なコストパフォーマンスを実現している。

動作面ではHUAWEI Kirin710プロセッサと4GB RAMを搭載し、サクサクと動作。ディスプレイ解像度2,340×1,080ドットで、ノッチ(切り欠き)付きの19.5:9フルビュー液晶(6.3インチ)となっている。

また、背面2,000万画素+200万画素、前面2,400万画素+200万画素のAIデュアルカメラを搭載。長時間駆動する大容量3,750mAhや64GBストレージも備えている。そのほか、2枚の SIMカードを挿入して同時に4G LET通信の待ち受けができる「DSDV」(デュアルSIM・デュアルVoLTE)に対応。顔認証や指紋認証、「3D Qmoji」などの機能も利用できる。

DSDV&AIデュアルカメラ搭載の6.3型スマホ「Huawei Mate 20 lite」

Huawei Mate 20 lite」はAndroid 8.1を搭載した6.3型のスマートフォン。厚さ7.6mmの薄型ボディにHUAWEI Kirin710プロセッサと4GB RAMを搭載。6.3型のFHD+ フルビューディスプレイ、2400万画素 + 約200万画素のAI搭載ダブルレンズカメラ、ジャイロセンサー、3750 mAhの大容量バッテリーを備えるほか、DSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)、指紋認証、顔認証、急速充電(9V2A)、キャリアアグリゲーション、auVoLTE (対応予定)、GPS(Glonass/BeiDou)、3D Qmoji、スーパースローモーション撮影にも対応している。

公式ページ
https://consumer.huawei.com/jp/phones/mate20-lite/

公式レビュー動画 ディスプレイの見え方やボディの質感・特徴が分かる

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「Huawei Mate 20 lite」のスペック

  • ディスプレイ  6.3インチ、解像度2,340×1,080ドットの液晶
    ※19.5:9 / 409 ppi / フルHD+ / フルビュー
  • プロセッサ  Huawei HiSilicon Kirin 710 オクタコア (4 x 2.2 GHz A73 + 4 x 1.7 GHz A53)
  • GPU  ARM Mali G51
  • RAM  4GB
  • ストレージ容量  64GBで、micro SDカードで最大256GBまで増設可能
  • バッテリー容量  3,750mAh
  • カメラ  背面2,000万画素+200万画素、前面前面2,400万画素+200万画素
  • 通信  Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2 with BLE (aptX, aptX HD, HWA対応)、GPS(A-GPS/Glonass/ BeiDou)
  • インターフェース  USB 2.0 Type-C、3.5mmジャック
  • OS  Android 8.1+EMUI8.2
  • サイズ  約75.3×185.3×7.6mm
  • 重量は172 g
  • カラー サファイアブルー、ブラック
  • 付属品  マイク付イヤホン、ACアダプタ、USB ケーブル、クイックスタートガイド、液晶保護フィルム

「Huawei Mate 20 lite」の性能

Huawei Mate 20 lite」の性能についてまとめてみました。

ディスプレイ性能

ディスプレイは6.3インチ、解像度2,340×1,080ドットの液晶を搭載。インカメラをノッチ(切り欠き)部分に収めた19.5:9のフルビュー液晶で、ワイドで迫力ある映像が楽しめる。また、ピクセル密度409 ppiの高精細で発色に優れる美しい映像を実現している。なお、ディスプレイ上部のノッチは設定画面内で非表示に切り替えることが可能。充電完了までの時間や残り動作時間なども表示される。

プロセッサやメモリ、グラフィック性能

プロセッサはHuawei HiSilicon Kirin 710 オクタコア (4 x 2.2 GHz A73 + 4 x 1.7 GHz A53) 、RAMは4GB を搭載。12nmプロセスルールで製造された新開発のミッドレンジ向けチップセットで、前モデルの「HUAWEI Mate 10 lite」などに搭載されていた「Kirin 659」の後継モデルとなる。2.2GHzクアッドコア+1.7GHzクアッドコアのオクタコアCPUという構成になっており、「Huawei nova 3i」や「honor 8X」などにも同じプロセッサが搭載されている。グラフィック(GPU)は、ARM Mali G51を採用し、動画やゲームを滑らかに再生する。

バッテリーやストレージの性能

バッテリー容量は3,750mAh。9V 2Aのファーウェイ独自の急速充電を利用し、短時間で充電を完了できる(※付属のACアダプターを利用)。ストレージ容量は64GBで、micro SDカード(※microSDXCカード対応)で最大256GBまで増設できる。

カメラ性能

カメラは背面2,000万画素+200万画素(深度測定用)、前面2,400万画素+200万画素(深度測定用)。

背面カメラにはf/1.8、広角27mmレンズと深度測定用のレンズを搭載。AIが22のシーン(「青空」「フード」「パンダ」「猫」「犬」「花」「夜景」「花火」「植物」など)を自動認識・最適化して簡単に美しい写真を撮影できる。また、背景ぼかし、高速オートフォーカス「PDAF」、デュアルLEDフラッシュ、タッチフォーカス、HDR、パノラマ、ジオタグなどの機能も利用できる。

前面カメラにはf/2.0、広角26mmレンズと深度測定用のレンズを搭載。AIにより、8つの「シーン認識」(「青空」「花」「夜景」「部屋」「植物」など)や逆光補正の「HDR Pro」、立体感のある演出が可能な「3Dポートレートライティング」、顔の動きを反映する「3D Qmoji」などの機能が利用できる。

また、ポートレートライティング機能により、「ソフト照明」「バタフライ照明」「スプリット照明」「舞台照明、」「クラシック照明」の5種類から照明を選択し、適度な明るさで撮影できる(※メインカメラでも利用可)。動画撮影は1080p@30fpsをサポートする。

通信の性能

通信は4G、3G、2Gに対応。

対応ネットワーク(周波数)は 4G FDD LTE: B1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 28 TDD LTE: B38 / 40 / 41、3G WCDMA: B1 / 5 / 6 / 8 / 19、2G GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz。

SIMカードnano-SIM+nanoSIM

Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2 with BLE (aptX, aptX HD, HWA対応)、GPS(A-GPS/Glonass/ BeiDou)もサポートする。

また、DSDV(デュアルSIM・デュアルVoLTE)にも対応。microSDカードはSIMカード1枚と排他利用できる。そのほか、NTTドコモ、ソフトバンクのVoLTEをサポート。au VoLTEにはソフトウェア更新することで対応する予定となっている(※ソフトバンク網は、ソフトバンクとワイモバイルのSIMカードのみでVoLTEが利用可能。LINEモバイルのように「ソフトバンク網を利用したMVNO」各社のサービスではVoLTEが利用できないので注意)。

インターフェースの性能

インターフェースは USB 2.0 Type-C、3.5mmジャック。搭載センサーは加速度、近接、ジャイロ、コンパス、環境光、指紋。

ボディの性能

ボディには幅75.3mm、厚みは7.6mmに抑えたフラットでスリムなデザインを採用。前後面共にガラスを採用し、美しい外観に仕上がっている。また、背面には指紋センサーやカメラを左右対称に配置。指紋センサーの位置は手で操作しやすい位置に配置され、スムーズにロック解除できるようになっている。なお、フラッグシップモデルのHUAWEI Mate 20 ProやHUAWEI P20 Proのように防水・防塵には非対応。本体を雨に濡れないように注意する必要がある。

セキュリティ・生体認証の性能

セキュリティは背面の指紋認証のほか、前面カメラを利用した顔認証にも対応。顔認証を操作しやすくするため、端末を持ち上げたときに画面が起動する「モーションコントロール」も利用できる。なお、「HUAWEI Mate 20 lite」搭載される顔認証は、上位モデル「HUAWEI Mate 20 Pro」などに搭載される3D顔認証には非対応。似た人物や物体などでもロックが解除されてしまう可能性があるため、よりセキュアに利用する場合は指紋認証を利用する必要がある。

機能

機能面では「3D Qmoji」機能を搭載。AIで顔を認識させ、キャラクターに同期させることで、表情豊かな絵文字が作成できる。
作成した絵文字はGIFフォーマットで保存し、SNSに投稿することも可能。「AI Vision」機能でカメラで移した対象物をAmazonで自動的に検索することもできる。

「Huawei Mate 20 lite」の魅力

Huawei Mate 20 lite」にはどのような魅力があるのだろうか? スペックや機能、「Huawei P20 lite」と比較しながら、その実力と魅力を明らかにしていきたい。

画面が大きくて高解像度

「Huawei Mate 20 lite」は6.3インチの大型液晶を搭載している。「Huawei P20 lite」のディスプレイが5.84インチなので、およそ0.46インチほど大きくなり、画面が見やすくなっている。また、解像度2,340×1,080ドットと、「Huawei P20 lite」の1080 x 2280ドットを上回っており、より高精細な映像で動画やゲームが楽しめる。ベゼル幅は狭く、アスペクト比も19.5:9とワイドな仕様で、これまでにない没入感が味わえる。

Kirin 710&4GB RAMでサクサク動作する

「Huawei Mate 20 lite」は HiSilicon Kirin 710オクタコアCPUと4GB RAMを搭載し、複数のアプリを起動させていてもサクサクと動作する。 HiSilicon Kirin 659オクタコアCPU搭載だった「Huawei P20 lite」よりも、シングルコア性能が75%、マルチコア性能が68%、GPU性能が30%向上しており、動作スピードとグラフィック性能が大幅にアップグレード。動きの激しい動画やゲームでも遅延なく滑らかでスムーズな映像が楽しめる。

バッテリー駆動時間が長くて充電も速い

「Huawei Mate 20 lite」は大容量3,750mAhバッテリーを搭載し、一日充電なしで利用できる。「Huawei P20 lite」のバッテリー容量は3000 mAhだったので、バッテリー駆動時間は「Huawei Mate 20 lite」の方が750mAhほど長い。動画再生時では「Huawei P20 lite」は9〜10時間ほど、「Huawei Mate 20 lite」は10〜11時間ほど駆動する。また、かりにバッテリーが切れてしまっても(※大型かつAI機能搭載のためバッテリー消費量は多い)、9V2Aの急速充電を利用して短時間で充電できる。朝の時間がないときでも余裕を持って充電できるのが魅力的だ。

前背面でAIデュアルカメラが使える

「Huawei Mate 20 lite」は背面に2,000万画素+200万画素カメラを搭載している。「Huawei P20 lite」の背面カメラが1600万画素 + 200万画素であったので、画素数は400万ほどアップしており、より高精細な写真が撮影できる。また、「Huawei Mate 20 lite」の前面には2,400万画素+200万画素のデュアルカメラが搭載されている。「Huawei P20 lite」の前面カメラが1600万画素のシングル仕様であったので、より背景をぼかした写真が撮影しやすくなっている。自撮り(セルフィー)撮影の際には「Huawei Mate 20 lite」の方が「Huawei P20 lite」よりも圧倒的に有利だ。

3万円台で購入できる

「Huawei Mate 20 lite」の価格は現在 Amazonで 38,000円ほど。上位モデル「Huawei Mate 20」は最安でも8万円以上することから、コストパフォーマンスは非常に高いといえる。「Huawei Mate 20 lite」はたしかに「Huawei Mate 20」と違って、防水・防塵・おサイフケータイ・3D顔認証には対応しておらず、使い勝手では劣る面もある。しかし、全体的なスペックが比較的高く、今後2〜3年ほど使えることを考えると、やはりコスパが非常に高いと言わざるを得ない。価格を重視するなら、やはり「Huawei Mate 20 lite」を選択するべきだろう。

「Huawei P20 lite」と比較

Huawei Mate 20 lite」は「Huawei P20 lite」とどのように違っているのだろうか?スペックを比較してみると、全体的に「Huawei Mate 20 lite」の方が性能が高いことが分かる。特に、

  • 「Huawei P20 lite」のプロセッサが HiSilicon Kirin 659であるのに対し、「Huawei Mate 20 lite」が HiSilicon Kirin 710であること
  • 「Huawei P20 lite」のディスプレイが5.84インチであるのに対し、「Huawei Mate 20 lite」が6.3インチであること
  • 「Huawei P20 lite」のバッテリー容量が3000 mAhであるのに対し、「Huawei Mate 20 lite」が3,750mAhであること

という点で大きな違いがあり、動作スピード、画面の見やすさ、駆動時間において「Huawei Mate 20 lite」がより使いやすいスマホであることが分かる。

もちろん、カメラの性能にも大きな違いがあり、

  • 「Huawei P20 lite」の背面カメラが1600万画素 + 200万画素であるのに対し、「Huawei Mate 20 lite」が2,000万画素+200万画素であること
  • 「Huawei P20 lite」の前面カメラが1600万画素のシングル仕様であるのに対し、「Huawei Mate 20 lite」が2,400万画素+200万画素のデュアルカメラ仕様であること

という大きな違いがあり、「Huawei Mate 20 lite」の方がより高精細な写真が撮影可能であることが分かる。また、「Huawei Mate 20 lite」の前面カメラがデュアルカメラ仕様になったことで、背景をぼかした自撮り(セルフィー)写真を撮影できるというメリットもある。

ただし、「Huawei P20 lite」のスペックは2万円台にしては非常に高く、コストパフォーマンスに優れていることに変わりはない。どちらを購入すべきは、両者の価格の差(約1万3千円ほど)に見合う価値があるのかどうかを考慮して判断するのがいいだろう。動作スピード、画面の見やすさ、駆動時間、カメラ性能を重視するなら、「Huawei Mate 20 lite」を、コストパフォーマンスを重視するのなら「Huawei P20 lite」をあえて選択するのがよい。

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「Huawei P20 lite」のスペック

  • ディスプレイは 5.84インチ、解像度1080 x 2280の液晶
  • プロセッサは HUAWEI HiSilicon Kirin 659 オクタコア (2.36 GHz / 4 + 1.7 GHz / 4)
  • RAMは 4GB
  • ストレージは 32GB / 64GB(最大256 GBまで拡張可能)
  • バッテリーは 3000 mAh
  • カメラは 背面1600万画素 + 200万画素、前面1600万画素
  • 通信は Wi-Fi :802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2 with BLE (Support aptX)
  • インターフェースは USB Type-C、3.5mmジャック
  • OSはAndroid 8.0 + EMUI 8.0

「Huawei Mate 20 lite」の価格は?

Huawei Mate 20 lite」は、

Amazonで24,000円、

楽天市場で23,790円〜、

ヤフーショッピングで22,800円 〜(税込)、

で販売されています。

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「Huawei Mate 20 lite」のセール・クーポン情報は?

Huawei Mate 20 lite」のセール・クーポン情報はまだありませんが、大規模なセール期間中にクーポンが配布され、さらに安くなることがあります。頻繁にサイトをチェックすることをおすすめします。

 

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