第二世代「Black Shark Helo」レビュー以上の魅力に迫る


AmazonでAndroid 8.0を搭載した6.01型のスマートフォン「Black Shark Helo」が販売されている。ハイスペックなゲーミングスマホ「Xiaomi Blackshark」の第二世代モデルとして注目の製品。スペックや機能が大幅に強化されている。

「Black Shark Helo」の概要

10GB RAM&18:9有機EL液晶のゲーミングスマホ

Xiaomi Black Shark Helo」はAndroid 8.0を搭載した6.01型のスマートフォン。ゲーミングデザインのボディにQualcomm Snapdragon 845 オクタコアCPUと最大10GB RAMを搭載。

18:9フルスクリーンの有機EL液晶や長時間駆動する4000mAhバッテリー、最大256 GBストレージ、液体冷却システム、1200万画素+2000万画素のAIデュアルカメラ(背面)、前面2000万画素カメラ、ゲームプレイ時でもスムーズに通信するXアンテナ、イメージプロセッサー(独立した画像処理チップ)を搭載するほか、ゲームプレイ時でも最適なパフォーマンスを維持する「シャークモード」、Wi-Fiデュアルバンド指紋認証、照明効果(1680万色RGB)、専用 ゲームパッド(付属)にも対応している。

「Black Shark Helo」 スペック  一覧

  • ディスプレイは6.01インチ、解像度1080 x 2160 ドットのAMOLED液晶
    ※18:9 / 402 ppi / 100% DCI-P3 / HDR / 100% NTSC / sRGBモード
  • プロセッサは Qualcomm SDM845 Snapdragon 845 Octa-core 4×2.96 GHz& 4×1.7 GHz
  • GPUは Adreno 630
  • RAMは 6/8/10GB
  • ストレージ容量は128 GB or 256 GB
  • バッテリー容量は4000 mAh(Quick Charge 3.0)
  • カメラは 背面1200万画素+2000万画素、前面2000万画素
  • インターフェースはUSB Type-C
  • 通信はWiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • OSは Android 8.0+ MIUI 10
  • 6G + 128G / 8G + 128Gメインアクセサリー
    ・ブラックシャークバイプレーンハンドル – 左手x1
    ・シングルレールカバーx1
    ・タイプC〜3.5mmアダプターx1
    ・強化フィルムx1
  • 10G + 256G主なアクセサリー
    ・ブラックシャーク・バイプレーン・ハンドル – レフト・ハンドx1
    ・ブラック・シャーク・バイプレーン・ハンドル – 右手x1
    ・ダブル・スライド・プロテクション・シェルx1
    ・タイプC〜3.5mmアダプタx1
    ・強化フィルムx1

「Black Shark Helo」スペック 詳細

以下、「Xiaomi Black Shark Helo」の詳細なスペック情報を掲載していきます。

ディスプレイはどうなってる?

ディスプレイは6.01インチ、解像度1080 x 2160 ドットのAMOLED液晶を搭載。18:9フルスクリーンの有機EL液晶で、DCI-P3の色域とHDR機能で明暗差のバランスがとれた美しいい映像を実現。。独立した画像処理チップを搭載し、豊かで鮮やか映像でゲームを楽しめる。

プロセッサやメモリ、グラフィックはどうなってる?

プロセッサは Qualcomm SDM845 Snapdragon 845 Octa-core 4×2.96 GHz& 4×1.7 GHz 、RAM(メモリ)は 6/8/10GB を搭載。最大2.8 Ghzで駆動する4つのコアと省電力で駆動する4つのコアを搭載したプロセッサで、パワフルかつ省電力に動作する。

また、グラフィック(GPU)は従来よりも30&処理能力が向上した Adreno 630 を動きの激しい映像でもスムーズに再生する。そのほか、ヒートパイプを2基搭載し、放熱面積を増やすことでCPUのコアを冷却。高いパフォーマンスを6倍ほど長く持続できる。

ベンチマークのスコアは?

AnTuTuアプリによるベンチマークスコアは、総合で「296206」、CPUで「92230」、GPUで「127590」、UXで「62817」、MEMで「13569」。

<動画レビュー  ベンチマーク>

ベンチマーク測定の様子は以下の動画で確認できる。

ゲームは快適にプレイできるの?

ゲームを快適にプレイできる程度のベンチマークスコアはクリアしている。3Dゲームを含めてほとんどのゲームはスムーズに動作する。詳しいゲームプレイの様子は以下の動画レビューから分かるようになっている。

<動画レビュー  PUBG mobile ゲームプレイ >

バッテリー容量はどれくらい?

バッテリー容量は 4000 mAh。急速充電(Quick Charge 3.0)に対応し、非対応機種と比較して約4倍もの速度で充電できる。

ストレージ容量はどれくらい?

ストレージ容量は128 GB or 256 GB

カメラはどうなってる?

カメラは背面1200万画素+2000万画素、前面2000万画素。AI機能により、206のシーンを自動識別し、最適な設定で撮影できる。

背面カメラには f/1.8レンズ+Sonyセンサー(1.25µmサイズ)とf/1.8レンズとSonyセンサー(1.0µmサイズ)を搭載。背景ぼかし、光学2倍ズーム、デュアルLEDフラッシュ、オートフォーカス、フラッシュ、タッチフォーカス、HDR、パノラマ、ジオタグなどの機能が利用できる。

前面カメラには f/2.2レンズとSonyセンサー( 1.0µm)を搭載。セルフタイマー機能動画撮影は2160p@30fps, 1080p@30fps, 720p@120fpsをサポートする。

通信・対応バンド・Wi-Fi・Bluetooth は?

通信は4G、3G、2Gに対応(ドコモ・ソフトバンクの通信網を利用した格安SIMが利用可能)。

対応バンド・ネットワーク(周波数)は4G FDD-LTE: B1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 20 、TDD-LTE: B34 / 38 / 39 / 40 / 41、3G WCDMA: B1 / B2 / B5 / B8、TD-SCDMA: B34 / 39 、2G CDMA: BC0(800)。

SIMスロットはデュアルSIM仕様で、SIMカードサイズはnano-SIM+nano-SIM

WiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0(A2DP/ aptX HD/ LE)、GPS(A-GPS/ GLONASS/ BDS/ )もサポートする。

格安SIMは使えるの?

ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、 au の通信網に対応。楽天モバイル、LINEモバイル、BIGLOBE、DMMモバイル、OCNモバイル、IIJmio、イオンモバイルなどの格安SIMも利用できる。

インターフェースはどうなってる?

インターフェースは USB Type-C。搭載センサーは指紋(リアマウント)、加速度計、ジャイロ、近接、コンパス。

ボディはどうなってる?

ボディには手にフィットしやすいラバー素材を採用。1680万色のRGB照明で背面の「S」ロゴと左右側面が光るようになっている。また、背面にはX状にWi-Fiアンテナを配置。ゲームプレイ時でも電波が遮られずにスムーズに通信できるようになっている。

どんな機能があるの?

本体側面の Shark キーをスライドさせることで「Shark」(シャーク) モードへと切り替えることが可能。バックグランドのタスクや通知を停止させることで、プロセッサのパフォーマンスを維持できるようになっている。また、最適なゲームプレイを可能にする「シャークコード」機能を搭載。CPU、タッチ、音、ディスプレイ、ネットワークおよびその他の設定を好みに合わせて設定できる。そのほか、AI機能で10秒の動画を記録する「シャークタイム」機能を搭載。ゲームのハイライトシーンを作成し、SNSなどで共有できる。

サウンドはどうなってる?

音響面では前面に2つのスピーカー(フロントダブルスーパーリニアスピーカー)を搭載。臨場感のあるサウンドでヘッドホンなしでもゲームが快適に楽しめるようになっている。

サイズや重さ、色はどうなってる?

サイズは 160 x 75.2 x 8.7 mm で、重量は190 g。カラーはブラックをラインナップする。

「Black Shark Helo」の特徴

ゲームに特化したハイスペックなスマホ。前モデルにはなかった有機EL液晶やLED照明効果、前面の2つのスピーカーによってより快適にゲームが楽しめるように改善されている。

動作面ではQualcomm Snapdragon 845 オクタコアCPUと最大10GB RAMを搭載。ディスプレイは18:9フルスクリーン有機EL液晶で、HDR機能にも対応している。

また、AI機能を搭載したデュアルカメラや前面2000万画素カメラを搭載。4000mAhバッテリーや最大256 GBストレージも利用できる。そのほか、ゲームプレイ時でも最適なパフォーマンスを維持する「シャークモード」や液体冷却システムを搭載。「シャークコード」や「シャークタイム」など前モデルにはなかった機能も追加されている。

「Black Shark Helo」の魅力

Xiaomi Black Shark Helo」にはどのような魅力があるのだろうか? スペックや機能、前モデル「Xiaomi Black Shark」、その他のゲーミングスマホ「Razer Phone 2」、「ASUS ROG Phone」を参考にしながら、その実力と魅力について明らかにしていきたい。

有機EL液晶で画面が見やすい

「Xiaomi Black Shark Helo」には前モデル「Xiaomi Black Shark」では採用されていなかった6.01インチの有機EL液晶が搭載されている。HDR機能も搭載されているため、明暗差のあるシーンでも非常にくっきりはっきりした映像でゲームが楽しめる。

「Razer Phone 2」(5.72インチ)はIGZO IPS液晶のため、「Xiaomi Black Shark Helo」よりも映像の見やすさで若干劣る。「Xiaomi Black Shark Helo」の方が0.28インチほど画面が大きく、快適にゲームをプレイできる。

本体のみで冷却できる

「Xiaomi Black Shark Helo」には強力なヒートパイプと冷却システムが搭載されており、ゲームプレイ時でもプロセッサのコアを直接冷却することができる。

ASUS「ROG Phone」もまた強力な冷却システムを搭載しているが、それを利用するには外付けの「AeroActive Cooler」を装着する必要があり、持ち運びに不便というデメリットがある。外出先で気軽にゲームをプレイするなら、やはり外付け不要で利用するのが一番いい。スライドキーでバックグランドのタスクをオフにできる「シャークモード」が利用できるのも便利だ。

音と光でゲームが盛り上がる

ゲームを楽しむ上で欠かせないのが「サウンド」。やはりいい音でプレイした方が気分が盛り上がる。「Xiaomi Black Shark Helo」には前面に2基のスピーカーが搭載されているため、ゲームの臨場感もばっちり伝わってくる。「Razer Phone 2」はたしかにハイスペックだが、音響面では「Xiaomi Black Shark Helo」に劣る。また、「Xiaomi Black Shark Helo」にはRazer Phone 2のようにLEDによる照明効果も利用できる。音と光の組み合わせでゲーム中の気分が盛り上がることは間違いない。

AIデュアルカメラが利用できる

「Xiaomi Black Shark Helo」には背面1200万画素+2000万画素のAIデュアルカメラが搭載されている(※前面は2000万画素)。ゲーミングスマホとはいえ、写真撮影は頻繁に利用するもの。できるだけ簡単な操作できれいな写真が撮れた方が便利だ。

ASUS「ROG Phone」はハイスペックだが、カメラが背面1200万画素+800万画素、前面800万画素とやや劣る面がある。「Razer Phone 2」のカメラも背面1200万画素+1200万画素+、前面800万画素と「Xiaomi Black Shark Helo」より劣っている。

安いモデルを選択できる

「Xiaomi Black Shark Helo」はリフレッシュレートが60Hzと前モデル「Xiaomi Black Shark」から変わっていない面もある。「Razer Phone 2」は最大120H、ASUS「ROG Phone」は90Hzなので、この点は「Xiaomi Black Shark Helo」の方が劣っていると見ていい。非常に動きの激しいゲームを頻繁にプレイするという人はリフレッシュレートの高いモデルを選んだ方がいいかもしれない。

しかし、ASUS「ROG Phone」や「Razer Phone 2」は十万円以上することがほとんどでなかなか手が出しづらいという面もある。その点、6GB RAM搭載モデルを用意している「Xiaomi Black Shark Helo」は十万円以下で買えるというメリットがある。価格を重視するのであれば、「Xiaomi Black Shark Helo」が最もコスパの高いゲーミングスマホであるように思える。

「Xiaomi Black Shark Helo」の価格は?

Amazonでの「Xiaomi Black Shark Helo」の価格は現在 83,000円( 6GB/128GBモデル・ゲームパッド付属)。ゲームに特化したハイスペックなスマホを探している人におすすめだ。

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前モデル「Xiaomi Black Shark」との違いについて

Xiaomi Black Shark Helo」(第二世代モデル)は前モデル「Xiaomi Black Shark」とどのように違っているのだろうか?

スペックを比較してみると、最大RAM、最大ストレージで違いがあり、RAMは最大8GBから10GBへ、ストレージは最大128GBから256GBへ増強されている。そのほかのスペック(ディスプレイ、プロセッサ、バッテリー容量、カメラ性能、OS)は前モデル「Xiaomi Black Shark」から変わっていない。

しかし、よく調べてみると、「Xiaomi Black Shark Helo」はIPS液晶ではなく、有機ELに変更されており、カメラもAI機能を搭載するようになっている。また、Razer Phone 2のようにLED照明効果を取り入れ、前面ダブルスピーカーによって音響面も大幅にグレードアップされているなどの違いがある。

表面的なスペックとパフォーマンスを維持する「シャークモード」、液体冷却システムが搭載されている点では同じなので、あえて前モデル「Xiaomi Black Shark」を選択するという選択肢もあるが、「シャークコード」や「シャークタイム」など前モデルにはなかった機能も追加されていることを考慮すると、やはり第二世代の「Xiaomi Black Shark Helo」を選択した方がいいだろう。

「Xiaomi Black Shark」のスペック

  • ディスプレイは5.99 インチ、解像度1080 x 2160 のIPS液晶
    ※画面比率 18:9 / 403pp / DCI-P3対応 / 色域 97%
  • プロセッサはQualcomm SDM845 Snapdragon 845 Octa-core 4×2.8 GHz& 4×1.8 GHz)
  • GPUはAdreno 630
  • RAMは6/8GB
  • ストレージ容量は64/128 GB
  • バッテリー容量は4000mAh
  • カメラは背面1200万画素+2000万画素、前面2000万画素
  • OSはAndroid 8.0 Oreo + Joy UI

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