「Nokia 3.1 Plus」レビュー以上のピュアAndroidスマホ

Android 8.1を搭載した6.0型のスマートフォン「Nokia 3.1 Plus」を紹介！18:9のフルスクリーン液晶を備えた6インチのピュアAndroidスマホとして注目の製品。高性いグラフィック性能を発揮する「PowerVR GE8320」も採用されている。

このページ内の目次

「Nokia 3.1 Plus」の概要

18:9フルスクリーン液晶を備えた6型ピュアAndroidスマホ

「Nokia 3.1 Plus」はAndroid 8.1を搭載した6.0型のスマートフォン。アルミボディーにMediatek MT6762 Helio P22 オクタコアCPUと最大3GB RAMを搭載。18:9のフルスクリーン液晶や1300万画素+500万画素のデュアルカメラ（背面）を備えるほか、指紋センサー、NFC、ジャイロセンサー、OTG、キャリアSIM（ドコモ、ソフトバンクの通信網）にも対応している。

「Nokia 3.1 Plus」スペック一覧

ディスプレイは6.0インチ、解像度720 x 1440 のIPS液晶
※18:9 / 268 ppi
プロセッサはMediatek MT6762 Helio P22 Octa-core 2.0 GHz
GPUはPowerVR GE8320
RAMは2/3 GB
ストレージ容量は32/64 GBで、micro SDカードで最大400 GBGBまで増設可能
バッテリー容量は 3500 mAh
カメラは背面1300万画素+500万画素、前面800万画素
インターフェースはmicroUSB 2.0(USB On-The-Go)、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
通信はWiFi 802.11 b/g/n（2.4GHz）、Bluetooth 4.1(A2DP, LE)、GPS(A-GPS/ GLONASS/ BDS/ GALILEO/QZSS)
OSはAndroid 8.1
対応バンド4G band B1 / B3 / B5 / B7 / B8 / B20 / B28 / B38 / B40 / B41、3G band WCDMA B1 / B2 / B5 / B8、2G: GSM 1800 / 1900 / 850 / 900 MHz（ドコモ、ソフトバンクの通信網に対応し、格安SIMも利用可能。auはバンドB1しか対応していないため不安定になる恐れあり。）
SIMカードはnano-SIM（デュアルSIM）

「Nokia 3.1 Plus」スペック詳細

以下、「Nokia 3.1 Plus」の詳細なスペック情報を掲載していきます。

ディスプレイはどうなってる？

ディスプレイは6.0インチ、解像度720 x 1440 のIPS 液晶を搭載。アスペクト比 18:9 の色鮮やかなIPS液晶で、鮮やかな色合いと高いコントラストを実現。6インチの大画面を活かして快適に写真や動画を鑑賞できる。

プロセッサやメモリ、グラフィックはどうなってる？

プロセッサはMediatek MT6762 Helio P22 Octa-core 2.0GHz 、RAMは2/3 GB を搭載。12nmプロセスで製造された64ビット対応のプロセッサで、最大2.0GHzで駆動することができる。性能的にはQualcomm Snapdragon 625と同等レベル。グラフィック(GPU)は高性能なPowerVR GE8320を採用し、3Dゲームでもスムーズに楽しめる。

バッテリーやストレージ容量はどれくらい？

バッテリー容量は 3500 mAh。連続待受時間は約48時間。省電力なクアッドコアプロセッサを採用することで、2日間の使用を可能にしている。ストレージ容量は32/64 GBで、micro SDカードで最大400 GBGBまで増設できる。

カメラはどうなってる？

カメラは背面1300万画素+500万画素、前面800万画素。13 MPセンサと深度感知イメージング（5 MPセンサ）を組み合わせることで、美しいボケ味と低照度でも迅速かつ正確な焦点が可能になっている。

背面カメラにはf/2.0のレンズとf/2.4のレンズ（深度センサ）を搭載。位相差AF、背景ぼかし、LEDフラッシュ、オートフォーカス、タッチフォーカス、HDR、パノラマ、ジオタグなどの機能が利用できる。前面カメラにはf/2.2の明るい広角レンズを搭載。ワイドなアングルで風景や集合写真も快適に撮影できる。動画撮影は1080p@30fps（背面）、720p@30fps（前面）をサポートする。

通信はどうなってる？

通信は4G、3G、2Gに対応。

対応バンド・ネットワーク（周波数）は4G band B1 / B3 / B5 / B7 / B8 / B20 / B28 / B38 / B40 / B41、3G band WCDMA B1 / B2 / B5 / B8、2G: GSM 1800 / 1900 / 850 / 900 MHz（ドコモ、ソフトバンクの通信網に対応し、格安SIMも利用可能。auはバンドB1しか対応していないため不安定になる恐れあり。）

SIMスロットはデュアルSIM仕様で、SIMカードはnano-SIM+nano-SIM。

WiFi 802.11 b/g/n（2.4GHz）、Bluetooth 4.1(A2DP, LE)、GPS(A-GPS/ GLONASS/ BDS/ GALILEO/QZSS)もサポートする。

インターフェースはどうなってる？

インターフェースはmicroUSB 2.0(USB On-The-Go)、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック。搭載センサーは指紋（リアマウント）、加速度計、ジャイロ、近接、コンパス。

ボディはどうなってる？

ボディには精密にフィットするアルミニウムカバーを用いた継ぎ目のないデザインを採用。2.5Dガラスとマットな仕上げも採用し、手にフィットしやすくなっている。

サイズや重さ、色はどうなってる？

サイズは156.9 x 76.4 x 8.2 mm で、重量は180 g。カラーはブルー、ホワイト、グレーをラインナップする。

「Nokia 3.1 Plus」の特徴

「Nokia 3.1 Plus」はカスタマイズされていないピュアなAndroidを搭載した6型のスマホだ。エントリーモデルながらも、18:9フルスクリーン液晶やデュアルカメラを備えるなどコストパフォーマンスは非常に高い。

動作面ではMediatek MT6762 Helio P22 オクタコアCPUと最大3GB RAMを搭載。ディスプレイ解像度は720 x 1440（IPS）で、アスペクト比18:9のワイドな液晶を備えている。また、背面に1300万画素+500万画素のデュアルカメラを搭載。約48時間駆動する3500 mAhバッテリーも備えている。そのほか、高性いグラフィック性能を発揮する「PowerVR GE8320」搭載で3Dゲームもプレイ可能。指紋認証やNFCも利用できる。

「Nokia 3.1 Plus」の魅力

「Nokia 3.1 Plus」にはどのような魅力があるのだろうか？　スペックや機能、他のNokia製スマホと比較しながら、その実力と魅力を探っていきたい。

６インチの大画面が利用できる

「Nokia 3.1 Plus」は6.0インチの大型液晶を搭載している。解像度は720 x 1440ドットとそれほど高くはないが、アスペクト比18:9 のフルスクリーン液晶でベゼル幅も狭い。動画鑑賞やゲームを利用する場合は迫力ある映像が楽しめることは間違いない。

また、「Nokia 3.1 Plus」はエントリーモデルでありながらも、5.86インチの上位モデル「Nokia 5.1 Plus」(Nokia X5)、カールツァイスAIカメラ搭載の「Nokia 7.1」（5.84インチ）も大きい液晶を搭載していることになる。価格は上位モデルよりも安くなるので、非常にお買い得である。

ピュアAndroid搭載で最新アップデートできる

「Nokia 3.1 Plus」は他のNokia製スマホと同じようにカスタマイズされていないピュアなAndroid OSを搭載している。発売時はAndroid 8.1だが、Googleからの最新アップデートが受けられるため、いずれはAndroid 9.0が利用できるようになる。現時点でAndroid 9.0まで使えるスマートフォンはそれほど多くはない。最新アップデートにより、省電力性やパフォーマンスを向上できるメリットはやはり大きい。

エレガントなデザインをアピールできる

「Nokia 3.1 Plus」のボディは6インチながらも厚さ8.2 mmと非常に薄く、片手でもらくらくと持てるコンパクトサイズ。また、高級感のあるアルミニウムカバーや2.5Dガラスも採用されており、見た目の印象は抜群にいい。スマートフォンは頻繁に利用するものなのでやはり見た目も大事。「Nokia 3.1 Plus」のように洗練されたボディを持ち歩くことで、周囲の印象もアップするはず。

Helio P22 ＆ PowerVR でゲームも快適！

「Nokia 3.1 Plus」はMediatek製の MT6762 Helio P22 オクタコアCPUと最大3GB RAMを搭載。フラグシップモデルのように超ハイスペックではないが、通常の3Dゲームや音楽、Web閲覧などはスムーズにこなせる。また、グラフィック(GPU)にはAppleも採用していたことがあるPowerVR （GE8320）を採用。動きの激しい映像でもカクつくことなく、滑らかに再生できる。

SIMフリーで格安SIMを利用できる

「Nokia 3.1 Plus」はSIMフリー仕様で、ドコモやソフトバンクの通信網を使った格安SIMも利用できる。本体の価格はAmazonで3万円ほどするが、格安SIMを利用すれば月にかかる通信費も大幅に下げることができる。ドコモやソフトバンクのキャリアSIMで契約すると月に5千円以上は当然のようにかかる。一方、格安SIMを利用すれば音声付きでもわずか千円〜2千円程度。LET通信や通話の品質も向上しているので、早めに乗り換えることをおすすめする。

「Nokia 3.1」も発売！

Amazonでは5.2インチの「Nokia 3.1」も発売されている。こちらもカスタマイズされていないピュアなAndroid OS (8.0)を搭載している。ただし、プロセッサはMediatek MT6750 オクタコアCPUに、GPUはMali-T860MP2に変更。背面カメラはシングル仕様の1300万画素、バッテリー容量は 2990 mAhに変更されており、全体的に「Nokia 3.1 Plus」の方がスペックが高い。インターフェースや通信は大きな違いがないようだ。

「Nokia 3.1」のスペック

ディスプレイは5.2インチ、解像度720 x 1440 のIPS液晶
※18:9 / 310 ppi
プロセッサはMediatek MT6750 Octa-core 4×1.5 GHz & 4×1.0 GHz
GPUは Mali-T860MP2
RAMは2/3 GB
ストレージ容量は32/64 GBで、micro SDカードで最大400 GBGBまで増設可能
バッテリー容量は 2990 mAh
カメラは背面1300万画素、前面800万画素
通信はWi-Fi 802.11 a/b/g/n、Bluetooth 4.2
インターフェースはmicroUSB 2.0(USB On-The-Go)、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
OSはAndroid 8.0

「Nokia 5.1 Plus」(Nokia X5)も発売！

Amazonでは5.86インチの上位モデル「Nokia 5.1 Plus」(Nokia X5)も発売されている。こちらはAIデュアルカメラやノッチ付き19:9フルスクリーン液晶を搭載する本格派。Wi-Fiデュアルバンド、USB Type-C接続、指紋認証にも対応する。

「Nokia 5.1 Plus」(Nokia X5)のスペック

ディスプレイは5.86インチ、解像度720 x 1520 のIPS液晶
※19:9 / 287 ppi
プロセッサは Mediatek MT6771 Helio P60 Octa-core
GPUは Mali-G72 MP3
RAMは 3/4 GB
ストレージ容量は32/64 GB
バッテリー容量は 3060 mAh
カメラは背面1300万画素+500万画素、前面800万画素
通信はWi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac（2.4GHz/5GHz）、Bluetooth 4.2
インターフェースはUSB Type-C、3.5mmイヤホンジャック
OSはAndroid 8.1

「Nokia 7.1」も発売！

こちらはカールツァイスのAIデュアルカメラを搭載したハイスペックモデル。ディスプレイ解像度も1080 x 2280 と高く、ダイヤモンドカットの高級感のあるボディを採用している。また、動作面ではSnapdragon 636と最大4GB搭載でパワフルに動作。OSはAndroid 8.1から9.0へアップグレードされる予定になっている。

「Nokia 7.1」のスペック