「moto z3 Play」レビューから見えない魅力に迫る

AmazonでAndroid 8.1を搭載した6.01型のスマートフォンMotorola「moto z3 Play」が販売されている。「Moto Mods」で機能を拡張できるハイスペックなスマホとして注目の製品。SIMフリーでドコモやau、ソフトバンクなど日本国内の全キャリアに対応する。

「moto z3 Play」はどんなスマートフォンか?

「Moto Mods」で機能を拡張できる6型のハイスペックスマホ。拡張モジュール「Moto Mods」にはハッセルブラッド製の専用カメラユニット「Hasselblad True Zoom」、スマートフォン用プリンター「Polaroid インスタプリンター」、スマホに装着できる専用ゲームパッド「Moto ゲームパッド」などが用意され、自分の好みに合わせて機能を拡張できるようになっている。

動作面ではQualcomm Snapdragon 636 オクタコアプロセッサと4GB RAMを搭載し、ゲームなども快適に動作。ディスプレイは18:9の有機EL液晶で、ボディは厚さ6.75mmの薄型デザインで、解像度1080 x 2160ドットの高精細な映像が楽しめる。

また、デュアルピクセルPDAFや4K動画撮影が使える1200万画素+500万画素のデュアルカメラを搭載。1日充電なしで使える3000 mAhバッテリーや大容量64GBストレージも備えている。そのほか、ボディには厚さ6.75mmの薄型アルミデザインを採用。顔認証や指紋認証、DSDS(4G&3Gの同時待受)も利用できる。

18:9有機EL液晶&デュアルカメラ搭載の極薄スマホ「moto z3 Play」

Motorola「moto z3 Play」はAndroid 8.1を搭載した6.01型のスマートフォン。厚さ6.75mmの薄型アルミボディにQualcomm Snapdragon 636 オクタコアプロセッサと4GB RAMを搭載。18:9の有機EL液晶、1日充電なしで使える3000 mAhバッテリー、デュアルピクセルPDAFが使えるデュアルカメラを備えるほか、顔認証、指紋認証、DSDS(4G&3Gの同時待受)、テザリング、NFC、4K動画撮影、急速充電、USB Type-C接続、拡張モジュール「Moto Mods」にも対応している。

ディスプレイはどうなってる?

ディスプレイは6.01インチ、解像度1080 x 2160ドットのSuper AMOLED液晶を搭載。アスペクト比18:9の有機EL液晶で発色に優れる高精細で美しい映像が楽しめる。また、液晶表面は堅牢なGlass 3で保護され、傷や破損を防げるようになっている。

プロセッサやメモリ、グラフィックはどうなってる?

プロセッサはQualcomm SDM636 Snapdragon 636 Octa-core 1.8 GHz 、RAMは4GB or 6 GBを搭載(※日本版は4GBのみ)。グラフィック(GPU)はAdreno 509を採用し、動画やゲームを滑らかに再生する。

バッテリーやストレージ容量はどれくらい?

バッテリー容量は3000 mAh。1回の充電で1日分の給電が可能。同梱の18W TurboPower充電器を使用することで急速充電も行える。

ストレージ容量は32/64 GB or 128 GBで(※日本版は64GBのみ)、micro SDカードで最大512GBまで増設できる。

カメラはどうなってる?

カメラは背面1200万画素+500万画素、前面800万画素。

背面カメラには1.4µmの1/2.55センサーと f/1.7のレンズを搭載。独自のソフトウェアと高速オートフォーカス技術「デュアルピクセルPDAF」により、スピーディーで高精細な写真が撮影できる。また、背景ぼかし、デュアルトーンフラッシュ、顔認識、タッチフォーカス、HDR、パノラマ、ジオタグなどの機能も利用できる。

前面カメラには1.12µmの1/4センサーと f/2.0の広角84度24mm レンズを搭載。

動画撮影は4K ウルトラHD(30fps)、8倍デジタルズーム(2160p@30fps, 1080p@30/60fps)をサポートする。

通信・対応バンドはどうなってる?

通信は4G、3G、2Gに対応(日本国内 全キャリアをサポート/DSDS デュアルスタンバイ対応)。

対応バンド(周波数)は4G band B1 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12/ B17 / B18 / B19 / B26 / B28 / B38 / B40 / B41、3G band B1 / B2 / B4 / B5 / B8 / B19(B6含む) 、2G band 850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz

SIMカードはnano-SIM+nano-SIM

WiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS(A-GPS/GLONASS/BDS)もサポートする。

インターフェースはどうなってる?

インターフェースはUSB Type-C、microSDスロット。載センサーは指紋(サイドマウント)、加速度計、ジャイロ、近接、コンパス。

どんな機能があるの?

機能面では身体の動きを感知して機能を実行する「Motoアクション」が利用可能。カメラ起動、LEDライト点灯、ワンボタンナビ、片手操作切換、着信音停止、無音化、クイックスクリーンショットが利用できる。また、カメラを使用した顔認証機能も備えている。

ボディはどうなってる?

ボディには厚さ6.8mmの薄型デザインを採用。側面に配置された指紋認証センサーにより、すばやくロック解除できる。

サイズや重さ、色はどうなってる?

サイズは156.5 x 76.5 x 6.8 mm で、重量は156 g。カラーはディープインディゴ、オニキスブラックをラインナップする(※日本版はディープインディゴのみ)。

Motorola「moto z3 Play」のスペック

  • ディスプレイは6.01インチ、解像度1080 x 2160ドットのSuper AMOLED液晶
    ※Gorilla Glass 3 / 18:9 / 402 ppi
  • プロセッサはQualcomm SDM636 Snapdragon 636 Octa-core 1.8 GHz
  • GPUはAdreno 509
  • RAMは4GB or 6 GB
    (※日本版は4GBのみ)
  • ストレージ容量は32/64 GB or 128 GBで、micro SDカードで最大512GBまで増設可能
    (※日本版は64GBのみ)
  • バッテリー容量は3000 mAh
  • カメラは背面1200万画素+500万画素、前面800万画素
  • OSはAndroid 8.1
    ※Android 9.0にアップグレード予定
    ※(日本版は4GB/64GBのみラインナップ)
    ※18W ターボパワー充電器同梱
  • 付属品はUSB充電器、USBケーブル、ヘッドセット、USB Type-Cイヤホンジャック変換ケーブル、SIM取り出しピン、クイックスタートガイド、LG(法令/安全/規制)

「moto z3 Play」の魅力

moto z3 Play」にはどのような魅力があるのだろうか? スペックや機能、前モデルの「Moto Z2 Play」との比較を通して、その実力に魅力についてせまってみたい。

超極薄でハイスペック

「moto z3 Play」は6インチへ大型化し、Snapdragon 636 オクタコアプロセッサ搭載で動作スピードも向上している。液晶は18:9の有機EL液晶で、解像度も1080 x 2160ドットも非常に高い。「Moto Z2 Play」が5.5インチ(解像度1,080×1,920)の有機EL液晶であったこと、Snapdragon 626 オクタコアCPUを搭載していたことを考えると、やはり大幅に性能がアップして使いやすくなったといえるだろう。

しかし、それ以上に注目したいのがボディの「厚さ」と「軽さ」だ。「moto z3 Play」は厚さ6.8 mm で、重さは156 gと、非常に薄型で軽量だ。最近のハイスペックスマホは画面が大型化するとともに重量もアップし、6インチ前後で200g近いものが多くなっている。ふだん、頻繁に取り出して使うことが多いことを考慮すると、片手で軽々と持てるというのは非常に魅力的。たんにハイスペックさを追求するだけでなく、ほどよい「厚さ」と「軽さ」を兼ね備えている点が「moto z3 Play」の隠れた魅力でもある。

デュアルカメラ&Moto Modsハッセルブラッドで撮影が楽しい

「moto z3 Play」を手に入れたら、まっさきに試してみたいのがハッセルブラッド製のMoto Modsカメラユニット「Hasselblad True Zoom」を取り付けてみることだ。このユニットは、本体の上部にシャッターボタンがあり、取り付けることでスマホが高級デジカメに変身する。

従来の「moto z」シリーズよりも楽しいのが、「moto z3 Play」がデュアルカメラ搭載になり、背景ぼかしが簡単に利用できるようになったところだ。しかも高速オートフォーカス技術「デュアルピクセルPDAF」が利用でき、動く被写体にも楽々とピントを合わせられる。ハッセルブラッド製だけあって、写りは抜群によし。風景からスナップまで幅広く活用できる。

DSDS対応で全キャリアにも対応

「moto z3 Play」の魅力の一つに「通信に強い」ということが挙げられる。これは従来モデル同様に4G+3Gのデュアルスタンバイ(DSDS )に対応すること、そして新たにドコモやau、ソフトバンク、Y!mobileなど、日本の全キャリアに対応している点が大きく影響している。また、その他にもSIMフリー仕様で、デザリング、Bluetooth5.0、GLONASS対応のGPSにも対応。ジャイロセンサーが搭載されているためにGoogle Map上での進行方向や現在地確認もスムーズにチェックできるというメリットもある。

前モデル「Moto Z2 Play」との違いは?

moto z3 Play」は前モデルの「Moto Z2 Play」とどのように違っているのだろうか?スペックを比較してみると、ディスプレイサイズ、解像度、プロセッサ、GPU、カメラ性能、OSに違いがあることがわかる。

全体的に「moto z3 Play」の方がスペックが高く、特にディスプレイサイズが5.5インチから6.01インチへと拡大し、解像度も1,080×1,920ドットから1080 x 2160ドットへと引き上げられている点が大きな違いとなっている。

プロセッサはQualcomm Snapdragon 626 オクタコアCPUからSnapdragon 636へとアップグレードし、動作スピードも向上。カメラはシングル仕様からデュアルカメラ仕様へと改善されており、立体感のある写真をスピーディに撮影できるようになっている。そのほか、OSがAndroid 7.1.1からAndroid 8.1へと変更され、将来的にAndroid 9.0にアップグレードが予定されている。

拡張して遊べる「Moto Z」

「Moto Z」シリーズの魅力はなんといっても「Moto Mods」で機能を拡張できるできるところにある。ふだん何気なく使っているスマホが拡張モジュールを装着するだけでハッセルブラッドの高級デジカメやポラロイド製プリンターなどに変えられるのはやはり魅力的。価格が下がってきたところをねらって、なんとしてでも一台はゲットしておきたい。しかし、問題となるのは価格。最新モデルとなる「moto z3 Play」は楽天で6万円ほどする高級機でなかなか手が出しづらい。

そこで、「Moto Z」シリーズの旧モデルにねらいをつけ、激安モデルを探してみることに。海外通販サイトや日本のAmazon、楽天、ヤフーショッピングなどで探し回ったところ、激安モデルがいくつか存在することが発覚した。

Motorola「moto z3 Play」の価格

Amazonでの「moto z3 Play」の価格は現在 61,344円。「Moto Mods」で機能を拡張できるハイスペックなスマホを探している人におすすめだ。

 

 

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