プログラミングで遊べるトイ玩具&ロボット まとめ


プログラミングで動かして遊べるトイ玩具が続々と登場している。最新モデルはBluetooth通信に対応し、スマホやタブレットなどのアプリから操作が可能に。子どもだけでなく、大人でも遊べる本格的な小型ロボットに仕上がっている。

誰でも簡単にプログラミング小型ロボット

最近の小型ロボットは主にブロック型の言語で簡単にプログラミングできるようになっている。難しいコード入力などは一切不要でグラフィカルなブロックを動かすだけで完成できる。もちろん、小学生程度の子どもでも簡単にでき、道具もスマホやタブレットがあれば十分だ。Bluetooth通信に対応したものであれば、完成したプログラムでそのままスマホやタブレットから直接操作することも。ブロック型言語に慣れてきたら、テキストベースの言語に切り替えて本格的なプログラムを組むことも可能だ。

大人でもはまる面白さが魅力

プログラミング用の小型ロボットの中には大人でも十分に楽しめる本格的なものもある。例えば、Bluetoothや赤外線に対応した「Ozobot Evo」。近接センサー搭載で周囲の物体の検知が可能になっているほか、ロボット本体からの音声出力(英語のみ)も可能になっている。また、ボール型ロボットの「Sphero SPRK+」では水中での動作も可能に。迷路を探索したり、多角形を描くプログラム作ったり、太陽系の惑星の動きをシュミレーションしたりと熟練プログラマーでも十分に楽しめるロボットになっている。

プログラミングが学べるトイ玩具&ロボット まとめ パートⅠ

ここでは最新のトイ玩具&ロボットを紹介する。すべてプログラミングで操作できる。

<水中でも動かせる>

「Sphero SPRK+」

Sphero SPRK+」はプログラムで動かせるボール型ロボット。直径約76.2mmのコンパクトボディに透明なポリカーボネート製シェル、基板、LED、モーターなどを搭載。専用のスマホアプリ「Sphero Edu」とブロック型言語(テキストベースも可)で移動させたり、LEDを発光させたりできる(※水中でも使用可)。バッテリー駆動時間は最大1時間。通信はBluetooth 4.0に対応。アプリの対応OSはAndroid 4.4以上、iOS 9.0以上対応。ボディには傷から守る頑丈なUVコーティングが施されている。

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<紙に描いた線で動かせる>

「Ozobot Bit」

Ozobot Bit」はプログラミングで動かせる小型ロボット。「ライントレース」機能で紙やタブレット上に書かれた線を辿って自動走行できる。また、色を組み合わせたカラーコードを読み取らせることで、「右に曲がる」「一時停止」など自在に制御することが可能。さらに、ブロックプログラミング環境「OzoBlockly」を用いることで、タブレットやPC上で作成したプログラムを読み込ませてより複雑な操作が行える。そのほか、「JavaScript プレビューモード」を搭載。テキスト型言語の参照可能で、Mac OS X、Windows、Linux、iOS、Androidに対応)に対応する。

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<Bluetooth&赤外線に対応した>

「Ozobot Evo」

Ozobot Evo」はプログラミングで動かせる小型ロボット。前モデル「Ozobot Bit」搭載されていたLED の数を1つから6つに変更。起動させたり、アプリを通してメッセージを送ったりすると、「Evo」独自の音声で教えてくれる。

また、新たに赤外線センサーを搭載。使えるプログラムの種類が増えたほか、「Evo 」に手を追わせたり、手から逃げさせたりといった遊びもできるように改善された。そのほか、通信はBluetoothに対応。アプリからのリモコン操作、他の Evo へのメッセージ送信、OzoBlocklyからのプログラム送信も可能になっている。

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<顔の表情でコントロールできる>

「Sphero Mini」

Sphero Mini」はブロックベースのプログラミングで操作できる円型ロボット。スマートフォンとBluetoothで接続し、アプリで操作したりスマートフォンを傾けたりしてSphero Miniをコントロールできる。機能面では顔の動きや表情でコントロールできる「フェイスドライブ」機能を搭載。顔を右に傾けると右へ走行、口を尖らせると加速、眉を動かすと後進、といった操作が可能になっている。

また、Sphero Miniをゲームコントローラーにして、シューティングゲームやレースゲームなどをプレイすることも可能。バッテリー駆動時間は約45分間。直径は約4cmで、重量は約113g。カラーはブルー、グリーン、オレンジ、ピンク、ホワイトの5種類をラインナップする。

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プログラミングが学べるトイ玩具&ロボット まとめ パートⅡ

ここではプログラミング学習用のロボットやキットなどを紹介する。

<自分オリジナルのロボットが作れるキット・Sony>

「KOOV」

Sony「KOOV」は自分でオリジナルのロボットが作れるプログラミング学習キット。7種類の透明ブロックと自分のプログラミングで、完成したものをロボットとして動かすことができる。

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<ラズパイとマインクラフトがセットになった電子工作キット>

「Piper-J」

Piper-J」はボードコンピュータのRaspberry Pi 3 Model Bと、人気ゲームのマインクラフト、そして各種の電子パーツ類をセットにした電子工作キット。Raspberry Piと電子パーツ類で作った現実の電子回路を、コンピューターでつくり上げる架空世界「マインクラフト」上で再現することができる。

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<電子工作&プログラミングが手軽に学べる車型ロボット>

「Makeblock mBot 」

Makeblock mBot」はプログラミングによってさまざまな制御が可能な自動車型ロボットキット。安全・簡単な設計で、ロボットの組み立てから電子工作、プログラミングまでひと通り学習できる。

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<ホログラム投影機能&音声認識機能を搭載したトイロボット>

「Sphero Droid BB-8」

Sphero Droid BB-8」は映画に登場するBB-8を忠実に再現したトイロボット。自律型で自分の意思で動き回ることができ、ホログラム映像を投影する機能も備えている。

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<AR機能も使えるロボットトイ>

「Sphero BB-9E」

Sphero BB-9E」はスマートフォンで操作できるロボットトイ玩具。アプリに描いた線に沿ってドロイドが動くほか、声や動きで反応する機能も備えている。本体にはBluetoothを搭載し、専用アプリから操作可能。アプリはAndroidとiOSに対応する。また、「ドロイド・トレーナー」を使用し、アプリと連携することで「AR機能」が利用可能。同梱されている「ドロイド・トレーナー」を使用すると拡張現実でスター・ウォーズの銀河系や宇宙船内を探検できる。サイズは、73×90mm(直径×高さ)で、重量は約223g。

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プログラミングが学べるトイ玩具&ロボット まとめ パートⅢ

ここでは小さな子どもでも簡単にプログラミングが学べるロボットやシングルコンピュータを紹介する。

<レゴ&プログラミングで作れる>

「レゴブースト クリエイティブ・ボックス」

レゴブースト クリエイティブ・ボックス」はプログラミングと組み合わせて作れるブロック玩具。専用アプリには、「前に進む」「左右に曲がる」「振動でスタートする」「ダンスをする」「色を感知してスタートする」など60以上の動作があらかじめ組み込み済み。スマホやタブレット上に表示されたアイコンを指で動かすだけで簡単にプログラミングができる。

また、モーターやカラーセンサー、距離センサーを併せて組み立てることで、どんなレゴの作品も自由自在に操ることが可能。専用アプリ上にある組み立て説明書によって、5つのモデル「ロボットのバーニー」「子猫のフランキー」「ギター4000」「ブースト車」「ブロック組み立てマシン」に組み替えられる。

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<PC不要でプログラミングが学べる知育ロボット>

「alilo」

「alilo」はプログラミング的思考が身に付くように開発された知育ロボット。音符や矢印など楽しいイラストが描かれたパネルをならべることで、小さな子どもでも簡単に動きをプログラミングできる。

パネルプログラミング以外にも、アリロ本体のボタンを押してプログラミングしたり、スマホやタブレットのアプリで本格的なプログラミングしたりすることが可能。

おしゃべり、ダンス、怒りなど感情豊かなコミュニケーションを通して「条件分岐」や「順次処理」といったプログラミング的思考が身につけられる。電源はリチウムポリマーバッテリー(1,200mAh)で、連続動作時間は4時間。対応OSはAndroid 4.2.2以降、iOS 9以降。本体サイズは135×125×75mm、重さが316g。

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<手軽に本格プログラミングが楽しめる>

「micro:bit」

micro:bit」はイギリスの国営放送 BBCが2016年に11歳~12歳の子供たちに無償配布した、教育用のコンピューターボード。自分でプログラミングをして、文字や画像を表示させたり、音を鳴らしたり、明るさや動き、温度を感知したりできる。

本体には25個のLED、2個のボタンスイッチのほか、加速度センサーと磁力センサー、無線通信機能を搭載。使用するにはmicro USBケーブルでPCと接続し、プログラムをドラッグアンドドロップして書き込む。プログラミング言語はPythonとJavaScriptブロックに対応する。

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<iPad&Scratchでプログラミングできるロボット>

「Vortex」

Vortex」(ボーテックス)は子どものために開発された子ども向けロボット。専用アプリを「Vortex Bot」使うことで、iPadやScratchを利用したプログラミングができる。

具体的にはプログラミングで様々なゲームを楽しんだり、ロボット工学に関して学んだり、ゲームを創ったりすることが可能。スマートフォン(iOS & Android)とはBluetoothでペアリングし、タップ、コマンド入力で本体を操作できる。プログラミングする際には通常の場合、「iPad」が必要。

タップやドラッグ、ドロップなどの操作で簡単にプログラミングできる。なお、VortexはArduino 基板上でつくられているため、Arduinoソフトウェアを利用してプログラミングすることもできる。

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<組み立て式プログラミングロボット>

「ビットさん(MR-9109)」

ビットさん(MR-9109)」はPCを使わずにプログラミングができる組み立て式ロボット。動作をさせるためのビットの組み合わせを考えることで、論理的思考を身につけることができる。ロボットはフォークリフト、お絵かき、シュート、キャッチ、サッカーの5種類に組み替えることが可能。前進・後進や右左折のほか、シュートや物をつかむなどの動作が可能になっている。

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