「ASUS ZenFone 5Z」レビューでは語られない実力に迫る


AmazonでAndroid 8.0を搭載した6.2 型のASUS「ZenFone 5Z」(ZS620KL)が販売されている。ZenFone 5シリーズ最高のスペックをもつスマホとして注目の製品。負荷の高いゲームでも快適に動作する。

ASUS「ZenFone 5Z」の特徴

Snapdragon 845を搭載したハイスペックなスマホ。ZenFone 5と同様に3Dアバター作成機能「ZeniMoji(ゼニモジ)」などのAI機能もすべて利用できる。液晶は6.2 インチ(解像度1080 x 2246)のSuper IPS液晶を搭載。Snapdragon 845オクタコアCPUと6GB RAM、128GB ストレージを搭載し、ZenFone 5シリーズ最高スペックを誇る。

また、背面に1200万画素+800万画素のデュアルカメラを搭載し、AIによる自動シーン識別機能などが利用可能。4Kでの動画撮影にも対応している。そのほか、AI機能による3Dアバター作成機能「ZeniMoji(ゼニモジ)」が利用可能。セキュリティ面では指紋認証のほかに顔認証も利用できる。

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非公式レビュー動画 写真撮影やゲームプレイの様子あり

ASUS「ZenFone 5Z」スペック 詳細

AI機能&Snapdragon 845搭載のハイスペックスマホ  

ZenFone 5Z」はAndroid 8.0を搭載した6.2 型のスマートフォン。曲面ガラスを採用した美しいボディにパワフルなSnapdragon 845 オクタコアCPUを搭載。AI機能(3Dアバター作成、自動シーン識別、エフェクト自動設定、AI着信音)を備えるほか、顔認証、指紋認証、急速充電、節電機能、Wi-Fiデュアルバンド、NFC、4K動画撮影、DSDVに対応している。

ディスプレイはどうなってる?

ディスプレイは 6.2 インチ解像度1080 x 2246 ドットのSuper IPS液晶を搭載。映画館レベルのDCI-P3の色域をサポート。動画や写真、ゲームを繊細で鮮やかに映し出せる。また、「スマートスクリーン機能」も搭載。画面を見ている間に端末をスリープしない状態をキープできる。

プロセッサやメモリ、グラフィックはどうなってる?

プロセッサはQualcomm SDM845 Snapdragon 845 Octa-core 4×2.7 GHz& 4×1.7 GHz 、RAM(メモリ)は 6GB を搭載。グラフィック(GPU)はAdreno 630を採用し、動画やゲームを滑らかに再生する。

ベンチマークのスコアは?

AnTuTuアプリによるベンチマークスコア(※Android9.0)は総合で「297432」、CPUで「91765」、GPUで「128057」、UXで「65753」、MEMで「11857」。

バッテリー容量はどれくらい?

バッテリー容量は3300 mAh で、AIによるバッテリー節電が利用できる。また、ASUS BoostMasterテクノロジーによる高速充電が可能。I充電をONにすることで過充電を防ぎ、バッテリーの劣化を防ぐことができる。

ストレージ容量はどれくらい?

ストレージ容量は128GBで、micro SDカードで最大400GBまで増設できる。また、ASUS WebStorageサービスで5GB 、Googleドライブで100GB (1年間)分の無料ストレージが利用できる。

カメラはどうなってる?

カメラは背面1200万画素+800万画素、前面800万画素

AIシーン分析機能により、照明が控えめな場所や色を再現しにくい場所でもすばやく被写体を検知・分析。16のシーンタイプから最適な撮影モードを選択してすばやく撮影できる。また、「AI Photo Learning」により写真のエフェクトの好みを学習して自動で最適な設定を選択できる。

背面カメラにはf/1.8,の広角24mmレンズ( Sony IMX363 イメージセンサ採用)とf/2.0の超広角12mmレンズ(広角120度)を搭載。

PDAF、手ぶれ補正、デュアルLEDフラッシュ、タッチフォーカス、HDR、パノラマ、ジオタグなどの機能が利用できる。

前面カメラにはf/2.0の広角24mmレンズを搭載し、美しいセルフィー写真が撮影できる。

動画撮影は2160p@30fps(4K)、 1080p@30/60/120fps、720p@240fpsをサポートする。

通信・対応バンド・Wi-Fi・Bluetooth はどうなってる?

通信は4G、3G、2Gに対応(4G+4Gの同時待受「DSDV」に対応)。

対応バンド・ネットワーク(周波数)は 4G FDD-LTE: B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28 TD-LTE: B38/B39/B41 、3G W-CDMA: B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19、2G GSM/EDGE: 850/900/1,800/1,900MHz

SIMカードサイズはnano-SIM + nano-SIM

WiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS(A-GPS/GLONASS/BDS)、NFCもサポートする。

格安SIMは使えるの?

ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au の通信網に対応。楽天モバイル、LINEモバイル、BIGLOBE、DMMモバイル、OCNモバイル、IIJmio、イオンモバイルなどの格安SIMも利用できる。

インターフェースはどうなってる?

インターフェースはUSB Type-C、3.5mmステレオジャック。搭載センサーはGPS(GLONASS、BeiDou、Galileoサポート)、加速度センサー、電子コンパス、光センサー、近接センサー、ジャイロスコープ、指紋センサー(リアマウント)、RGBセンサー、NFC。

ボディはどうなってる?

ボディには2.5D曲面ガラスを採用。エレガントな美しさと強靭な耐久性を兼ね備えている。

どんな機能があるの?

AI機能による3Dアバター作成機能「ZeniMoji(ゼニモジ)」が利用可能。ユーザーの声や表情を読み取って3D絵文字化し、自由に動かすことができる。また、動画撮影だけではなく、ライブストリーミングでも配信できる(後日FOTAアップデートで対応)。

そのほか、周囲の騒音レベルに応じて着信ボリュームを自動で調整してくれる「AI着信音」機能を搭載。騒がしい場所でもストレスなく着信を受けられる(※ノイズキャンセリングマイクも搭載)。

セキュリティはどうなってる?

背面に指紋センサーを搭載し、すばやくロック解除することが可能。また、インカメラを利用した顔認証にも対応し、手袋をして指紋認証できないときでもロック解除できる。

サウンドはどうなってる?

音響面ではデュアルスピーカーを搭載。サウンド規格のHi-Res、DTS Headphone:X™、SonicMaster 5.0に対応し、クオリティの高いサウンドが楽しめる。

サイズや重さ、色はどうなってる?

サイズは153 x 75.7 x 7.9 mmで、重量は155 g。カラーはスペースシルバー、シャイニーブラックをラインナップする。

ASUS「ZenFone 5Z」スペック 一覧

  • ディスプレイは6.2 インチ、解像度1080 x 2246 ドットのSuper IPS液晶
    ※フルHD+ / 100% DCI-P3 色域 / 画面占有率 90% / アスペクト比 18.7:9 / 402 ppi / 10点タッチ / Corning Gorilla Glass 3
  • プロセッサはQualcomm SDM845 Snapdragon 845 Octa-core 4×2.7 GHz& 4×1.7 GHz
  • GPUはAdreno 630
  • RAMは6GB
  • ストレージ容量は128GBで、micro SDカードで最大400GBまで増設可能
  • バッテリー容量は3300 mAh
  • カメラは背面1200万画素+800万画素、前面800万画素
  • インターフェースはUSB Type-C、3.5mmステレオジャック
  • 通信はWiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS、SIMフリー
  • OSはAndroid 8.0+ASUS ZenUI 5.0
  • 付属品はUSB ACアダプターセット、SIMイジェクトピン、クリアケース、ZenEar Pro、ZenEar Pro交換用イヤーピースユーザーマニュアル、製品保証書

ASUS「ZenFone 5Z」の価格は?

Amazonでの「ZenFone 5Z」の価格は現在 74,694円。AI機能とSnapdragon 845を搭載したハイスペックなスマホを探している人におすすめだ。

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ASUS「ZenFone 5Z」レビューを検証する

ASUS Zenfone5シリーズ最高のスペックをもつ「ZenFone 5Z」。当然、その使用感も最高のものになっているはずだが、実際のところは使ってみないと分からない部分も多い。そこでAmazon.co.jpのレビューをもとに、改めて「ZenFone 5Z」の実力を検証してみよう。

本当にサクサクと動作するのか?

「ZenFone 5Z」にはQualcomm の最高峰 Snapdragon 845 オクタコアCPUと6GB RAMが搭載されている。当然、どんなに負荷のかかるゲームでもサクサクと動作するはずだがどうだろうか?

調べてみると、確かにレビューではサクサクと動作するという報告がなされている。重いゲームでも全く問題ないようで、PUPGテストでもヌルヌルと滑らかに動作するとのこと。遠くの標的がカクカクすることもないので動作スピードは最高レベルにあると認識してもいいだろう。

カメラの性能は本当に高いのか?

「ZenFone 5Z」には背面1200万画素+800万画素のデュアルカメラと前面800万画素カメラを搭載。AIによる自動シーン識別機能やエフェクト機能を備えるほか、Sony IMX363 イメージセンサやf/2.0の超広角12mmレンズ(広角120度)も採用されている。当然写りもよいはずと思われるのだが、実際はどうなのだろうか?

調べてみると、「広角で撮影するとざらざらしたような粗い写真になる」のだそうだ。確かに、一眼レフで超広角レンズを使った際にも同じように画質が悪くなることがある。これはカメラの性能というより、広角側のレンズ性能によるものだろう。こればかりはAIによるフォローは全くきかないので、ライカやツァイス製のレンズを使ったスマホを選択するしか手立てがなさそうだ。「ZenFone 5Z」での広角撮影にはあまり期待しない方がよい。

本当に音がよいのか?

「ZenFone 5Z」はデュアルスピーカー搭載でサウンド規格 Hi-Res、DTS Headphone:X™、SonicMaster 5.0にも対応している。当然音がよいと思われるのだが、実際はどうだろうか?

調べてみると「本体のスピーカー音質が悪く、音楽を聞けるレベルではない。」とのこと。やはりスマホ単体でハイレゾレベルの音質を楽しむには無理があるようだ。

ただし、レビューにはリスニングプロファイルを使用した場合のヘッドフォンでは「音質が良い」と記されており、ハイレゾ対応のイヤホンもついてくるとのこと。「ZenFone 5Z」では単体で音楽を楽しむのではなく、ヘッドフォンやイヤホンなどを利用した方がよさそうだ。

「ZeniMoji」(ゼニモジ)は本当に面白いのか?

「ZenFone 5Z」には3Dアバター作成機能がついており、自分の顔や声をつかったオリジナルのアバターが作れる。当然のことながら、画期的な面白さがあると思われるのだが、実際はどうだろうか?

調べてみると、確かに面白いが、少々カクツクことがあるとのこと。いまのところ、作れるアバターの種類が限られており、改善の余地は多そうだ。ただし、「ZeniMoji」はLINE ビデオ通話やYouTube ライブで使えるとのこと。iPhone Xのアニ文字では使えないため、「ZeniMoji」に満足する人も多いようだ。

本当にDSDV(4G+4Gの同時待受)できるのか?

「ZenFone 5Z」は実は4G+4Gの同時待受「DSDV」に対応している。そのため、4G LETで通信しながらVoLTEによる高音質通話が利用できる。実際に試してみた人のレビューによると国内3キャリアすべてで「DSDV」が可能だったとのこと。

つまり、ドコモやau、ソフトバンクの4G SIMが使用可能であり、当然のことながら格安SIMとの組み合わせも可能になっている。

本当にバッテリーは長持ちするのか?

「ZenFone 5Z」は3300 mAhバッテリーを搭載し、AI機能によってバッテリー寿命を延ばすことも可能だという。実際に調べてみると、就寝中に充電を80%で止め、起床時間に100%になるように調整してくれるとのこと。

この機能を使いたくない人は「予約充電」機能により、充電速度を調整する時間を指定することもできる。なお、「ZenFone 5Z」には「BoostMaster」による急速充電にも対応しており、32分で50%まで充電できる。

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「Zenfone 5」との違い・「ZenFone 5Q」との違い

ASUS「ZenFone 5Z」は前モデルの「Zenfone 5」(ZE620KL)・「ZenFone 5Q」とどのように違っているのだろうか? スペックや機能を比較しながら、その違いを明らかにしていきたい。

「Zenfone 5」(ZE620KL)との違いは?

「ZenFone 5Z」と「Zenfone 5」(ZE620KL)はともにAI機能を備えており、全く同様に使用できる。しかし、プロセッサ、ストレージ容量で違いがあり、「ZenFone 5Z」の方がスペックが高いことが分かる。動作スピードにこだわるなら「ZenFone 5Z」を選ぶべきだろう。

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「Zenfone 5」(ZE620KL)のスペック

  • ディスプレイは6.2 インチ、解像度1080 x 2246 のIPS液晶
    ※アスペクト比 19:9 / 402 ppi / Corning Gorilla Glass
  • プロセッサはQualcomm SDM636 Snapdragon 636 Octa-core 1.8 GHz
  • GPUはAdreno 509
  • RAMは4/6 GB
  • ストレージ容量は64GBで、micro SDカードで最大400GBまで増設可能
  • バッテリー容量は3300 mAh
  • カメラは背面1200万画素+800万画素、前面800万画素
  • OSはAndroid 8.0 + ASUS ZenUI 5.0

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関連記事:「ASUS Zenfone 5」レビュースペックを超える新次元スマホ

「ASUS ZenFone 5Q」との違いは?

「ASUS ZenFone 5Q」は「ZenFone 5Z」とは異なり、AI機能が搭載されていない。スペックも「ZenFone 5Z」よりも劣っている部分が多い。しかし、液晶解像度が高く、前面カメラの性能が高いなど「ZenFone 5Z」と同等もしくはそれ以上の性能をもつ部分もある。また、「ZenFone 5Z」よりも価格が安いのも魅力。AI機能が不要でカメラや価格を重視するなら、「ASUS ZenFone 5Q」を選んでもいいだろう。

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参考資料「ASUS ZenFone 5Q」 スペック  一覧

  • ディスプレイは6.0 インチ、解像度2,160×1,080 の IPS液晶
  • プロセッサはQualcomm Snapdragon 630 オクタコア 2.2GHz
  • GPUはAdreno 508
  • RAMは4GB LPDDR4
  • ストレージ容量は64GB
  • バッテリー容量は3300 mAh
  • カメラは背面1600万画素+800万画素、前面2000万画素+800万画素
  • OSはAndroid 7.1.1 + ZenUI 5.0

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