スマートTV戦争? ソニー Android TV vs パナソニック Firefox TV


ソニーがAndroid TVを6月20日に発売すると発表した。BRAVIAブランドの新製品となり、4Kに対応したモデルと、4Kに対応していないモデルの2種類が発売される。

一方、パナソニックからはすでにFirefox OSを搭載した新4Kビエラ「CX800」(5月22日発売予定)が発表済み。ソニーのAndroid TVと真正面から競い合うことになる。スマートTVは他にも韓国LGがWebOS、サムスンがTizenを採用しており、新製品が続々と登場している。激しさを増してきたスマートTV市場から目が離せない。

Android TVを搭載した ソニー BRAVIA

ソニーが今回発売するAndroid TV採用機種は、大きく分けて2種類。一つは4K対応の液晶テレビで「X9400Cシリーズ」(75V型)、「X9300Cシリーズ」(65V型、55V型)、「X8500Cシリーズ」(65V型、55V型、49V型、43V型)の計7つ。もう一つは4Kに対応していない液晶テレビで「W870Cシリーズ」(50V型、43V型)の計2つとなる。

注目はやはり4Kに対応した液晶テレビだ。新たに独自開発した4K高画質プロセッサーX1を搭載し、4Kチューナーも内蔵。「スカパー! プレミアムサービス」「スカパー! プレミアムサービス光」の4K放送を受信でき、YouTubeの4K動画再生も可能。「ひかりTV 4K」「NETFLIX」「4Kアクトビラ」などの4Kネット配信にも対応する。

4Kで動画を観たいなら、「X9400Cシリーズ」(75V型)、「X9300Cシリーズ」(65V型、55V型)、「X8500Cシリーズ」(65V型、55V型、49V型、43V型)のいずれかにしぼるべきだろう。

一方、4Kに対応していない液晶TVにも魅力はある。動画の圧縮音源をハイレゾ相当の音質にする「DSEE HX」を搭載し、クリアで伸びのあるサウンドを実現。「磁性流体スピーカー」をサブウーファーにも採用し、迫力あるサウンドを楽しめる。

Firefox OSを搭載した パナソニック 新4Kビエラ「CX800」

パナソニックから発売される「CX800」は4K(3,840×2,160ドット)表示対応の液晶テレビ。大きく分けてスラントデザインモデルとフラットデザインモデルの2種類がある。

画面サイズは、それぞれ60V型、55V型、49V型の3種類。広色域4K解像度の高輝度液晶パネルと、パネルの能力を活かす独自の広色域・忠実色再現技術「ヘキサクロマドライブ」を搭載。通常3原色(RGB)の座標軸3つだけで行われる色補正処理を、CMYを加えた6つの座標軸で行うことで、原画に忠実な色再現を可能にする。

サウンドは、力強い音を実現する新技術「ダイナミックサウンドシステムPRO」とウーファーとフルレンジを2基ずつ搭載。前後左右には計4個のパッシブラジエーターを備え、クリアな重低音を再現する。アンプの最大出力は40W(10W×4)。チューナーは地上/BS/110度CSデジタル×3基を内蔵。外付けHDD接続にも対応し、テレビ番組を視聴中に裏番組を2つまで同時に録画することが可能。ネットワーク機能では「4Kアクトビラ」や「ひかりTV 4K」に対応。「お部屋ジャンプリンク」にも対応し、録画番組を別の部屋にあるDLNAクライアント機能を持つ機器へ転送できる。

また、CX800は「外からどこでもスマホ視聴」機能も持つ。無料の専用アプリ「Panasonic Media Access」を使用し、録画番組や現在放送中の番組を、外出先からストリーミング視聴することができる。2015年秋にサービス開始するVODサービス「NETFLIX」にも対応予定だ。

Web OSを搭載した「LG Smart TV」

LGエレクトロニクス・ジャパンは今年4月に「LG Smart TV」の新製品「LB5810」「LB57YM」「LB491B」の3シリーズ発売している。「LG Smart TV」シリーズのエントリークラスに位置付けられるモデルで、表示画素数は「28LB491B」のみ1,366×768ドット、それ以外が1,920×1,080ドット(フルHD)になっている。

Wi-Fi(無線LAN)接続したスマートフォンやタブレット端末などで再生している動画をテレビに映したりできる「Miracast」機能を搭載。テレビの映像をリアルタイムでモバイル機器へ転送する「2nd Display」機能も備えている。付属の「Tag On ステッカー」を使って、NFC(近距離無線通信)対応のモバイル機器に、放送中のテレビ画面をスマートフォンに表示させたり、スマートフォンを使用してテレビ操作を行ったりすることも可能。搭載するチューナー数はいずれも地上/BS/110度CSデジタルの各2基。USB接続の外付けHDDへの録画にも対応し、裏番組録画も可能。「LB5810」シリーズの3モデルのみWi-Fi機能を内蔵し、他モデルは別売のWi-Fiアダプターが必要となる。

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