「Acer Chromebook CB5-311」Tegra K1搭載ノートPC

日本でもようやくChromebookが普及してきた。どうやらオンラインサービスが続々と登場する中で、ネットにつながっていれば十分だと考える層が増えているようだ。この春からChromebookを購入しようとする人も多いことだろう。

しかし、問題なのはどのメーカーのChromebookを選ぶべきか迷ってしまうことにある。一概にChromebookといっても、さまざまなものがあり、デザインやスペックも異なる。まとまった情報もそれほど多いわけではない中で、自分に合ったChromebookを選び出すのは至難の業だ。

そこで今回はChromebookを選ぶポイントを提示し、おすすめの「Acer Chromebook CB5-311」を紹介しよう。

Chromebookのまとめ記事はこちら

このページ内の目次

Chromebook選びのポイント

Chromebookを選ぶポイントは、ずばり「プロセッサ」と「ディスプレイ」にある。大抵のChromebookにはインテル製のセレロンプロセッサが搭載されている。

セレロンプロセッサでも動作は快適なのだが、負荷のかかる高解像度の映像出力を必要とするときにはやはりもたついてしまう。

この点をクリアできるのは「NVIDIA製Tegra K1プロセッサ」を搭載しているChromebookしかない。「NVIDIA製Tegra K1プロセッサ」なら、高解像度の映像でも滑らかに出力が可能だ。スペック表に「Tegra K1」という記載があるかをまずチェックした方がいいだろう。

次に「ディスプレイ」だが、やはり13インチ以上のものがいい。11インチは軽くて持ち歩きしやすいのだが、やはり文書作成などの作業がしずらい。レポートなど文書をよく作成したいという人は13インチ以上がおすすめである。

ちなみに外部ディスプレイに接続するためにHDMIポートは必須。これがあればHDMIケーブル一本で自宅のディスプレイに出力が可能になる。自宅ではより大きなディスプレイを使って作業すれば効率もよく、仕事もはかどることは間違いない。

モバイル用に使いたい人はバッテリー駆動時間もチェックすること。外でフルで使い人は最低10時間以上のバッテリー駆動時間が必要である。これが短ければ、ACアダプタが利用できる喫茶店などを利用するしかなくなってしまう。できれば作業できる場所は自由に選べる方がいい。そのためにもバッテリー駆動時間は必ずチェックしておこう。