3.11の教訓を生かせ! 震災に負けないモバイルガジェット

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3.11の後にはっきりと気づいたことが一つある。

それはどんなにすばらしいPCを持っていても、自分のすぐそばになければ何の意味もないということだ。

震災後には交通網は完全に麻痺し、自宅へ帰宅するのも困難になる。

頼りになるのは自分の手元にあるものだけ。

仕事に必要なものだけを持ち歩いているだけでは他人はもちろん、自分の命すら救うことはできない。

もしものときに備えて日頃から震災に強いモバイルガジェットを携帯しておきたい。


デスクトップをやめてWindowsタブレットへ

SurfacePro3

3.11以降、いわゆるデスクトップPCというものを使うのをやめた。

地震による被害は直接なかったが、やはりいざというときには役に立たない。

そこで代わりに導入したのが、Windowsタブレット。

マイクロソフトのSurface Proなら、自宅でも外出先でも使える。

自宅ではHDMIケーブル経由でディスプレイと接続して使用。

外出先ではカバー代わりにもなるキーボードと接続して使用している。

こうすると、自宅と外出先で全く同じデータを使うことができ、データの同期作業が要らない。

震災が起こったときにはさっと持ち出すことができて、データを失わずに済む。

震災後から3年ほど使っているが、故障などは一切ない。

マイクロソフト製だけあって堅牢性も優れている。

スマートウォッチはバッテリが長持ちするものを選ぶ

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3.11以降から身につけているのが、電子ディスプレイを搭載した「Pebble」だ。

バッテリ消費が少なく長持ちするところが気に入っている。

もちろん、長持ちをするといっても2~3日程度なので不便な面は残る。

充電も専用ケーブルが必要なのを考えると、そろそろAndroid Wear搭載のスマートウォッチに買い替えた方がいいかもしれない。

Android Wear搭載のスマートウォッチは現在、続々と最新モデルが発表されている。

注目したいのは、やはりSIMスロットを搭載したモデル。

単体でネット接続や通話までできるというのはいざというときに役立つはずだ。

防水機能やGPSセンサー搭載も必須条件。

特にGPS機能は地図で現在地をすばやく確認するうえで欠かせない機能だ。

震災後に役立つモバイルバッテリー

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3.11で痛感したのは、震災後には充電できなくなるリスクがあるということだ。

震災によって自宅が倒壊、あるいは避難所などで暮らさなければならなくなったときには、充電はあきらめざるをえなくなる。

そこで用意しておきたいのが、単体で充電もできるモバイルバッテリーだ。

Goal Zero TORCH 250 」なら、4,400mAhのモバイルバッテリーとして使えることはもちろん、使用後にはソーラーパネルによる太陽光発電や手回し充電ができるダイナモクランクで再充電することができる。

最大250ルーメンのLEDライトにもなるのも便利だ。

自分の場合、この他にも大容量のモバイルバッテリーを大量に保管。

もしものときでも最低三日以上はモバイルガジェットをフル稼働できるようにしている。

モバイルバッテリーは最近安いのでまとめ買いをして震災に備えておくのがベストだ。

特に「GREEN HOUSE PNY  8000mAh PPB80A」はコストパフォーマンスが高く、お買い得だ。

ラジオは家族のために用意しておく

報映テクノサービス レッドスパイス クランキングラジオ&ライト ブルー CB-G411BL

3.11の日、震災の情報が伝わらずに被害にあってしまった人も多かった。

もしもあのとき、ラジオの一つでも持っていれば、すばやい対応ができていたのではないだろうか。

ラジオは子供や高齢者でも簡単に使うことができる。

携帯サイズのものであれば、震災後にいっしょに持ち出すことも可能だ。

もちろん、電池が切れてしまっては意味がないので、手回し充電ができるものの方がいいだろう。

おすすめは、報映テクノサービス レッドスパイス クランキングラジオ&ライト ブルー CB-G411BL」。

手回し充電ができるだけでなく、ライト機能も搭載。

コンパクトなサイズで持ち歩きやすいのもいい。

家族の命を救うためにも一家に一台は備えておきたい。